みんなの議会

訓子府町議会 平成29年第2回定例会 2017年6月15日

高齢者向け住まいの充実の考え

2017年6月15日、訓子府町議会の一般質問で、河端芳惠議員が「高齢者向け住まいの充実の考え」について質問し、町長 菊池一春、福祉保健課長 谷方幸子、企画財政課長 伊田彰が答弁しました。

質問者
河端芳惠 議員
答弁者
町長 菊池一春、福祉保健課長 谷方幸子、企画財政課長 伊田彰

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 河端芳惠

9番、河端です。通告書に従いまして一般質問を行います。高齢者向け住まいの充実の考えについて、町長に伺います。町長は「すべての人にやさしいまちづくり」を目指して、この10年間さまざまな施策を進めてこられました。誰もが「住み慣れたこの町で安心して暮らしたい」と願っていますが、やむを得ずこの町を離れざるを得ない人もいます。年々単身高齢者世帯が増えて、平成29年3月の時点で65歳以上の単身高齢者世帯は365世帯あります。75歳以上の後期高齢者の単身高齢者は男性56名、女性201名おり、一人暮らしに不便と不安を感じている方も増えて、高齢者の集まりなどでは「ケアハウスに入りたい」という声が多く聞かれるようになりました。1、3年前にも同様な質問をしましたが、そのときは「ケアハウスの建設などの考えはありません」との答弁があったところですが、現在ケアハウスを含めて、今後の高齢者の住まいの充実についてどのように考えていますか。2、第6次総合計画の前期重点プロジェクトの中で「安心して住み続けられるまち」プロジェクトとして平成29年度、30年度に「高齢者向け住まいの充実に向けた検討」とありますが、具体的にどのように考えていますか。以上、伺います。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

ただいま「高齢者向け住まいの充実の考え」について、2点のお尋ねがありましたのでお答えします。1点目の「現在ケアハウスを含めて、今後の高齢者の住まいの充実についてどのように考えるか」とのお尋ねがございました。ケアハウスの増床につきましては、過去に検討した経緯がありますが、現在建設費に対する補助はないため町単費での建設はできないと判断し、その代替案として特別養護老人ホーム「くんねっぷ静寿園」の10床とショートステイ2床増床の改築をしております。本町には、この「ケアハウスほなみ」、「くんねっぷ静寿園」の他、「グループホームはるる」や障がい者の「グループホームもりの風」があります。しかし、今年度策定予定の第7次介護保険計画用のアンケート調査では、要介護認定者で在宅サービスを利用されている方への質問で、62.5%の方が「施設への入所・入居は検討していない」、28.1%の方が「施設への入所・入居を検討している」、9.4%の方が「既に施設への入所・入居申し込みをしている」と回答されています。まだ分析中の調査ではありますが、このことからも町としましては、高齢になっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを在宅により続けられるよう、各種サービスの充実を図ってまいりたいたいと考えております。在宅が可能になるよう住宅改修に係る制度の周知をする他、現在お住いの住宅に住むことができない方については、どのような可能性があるのかを検討し、その内容につきましては、第7次介護保険計画において示していきたいと考えております。2点目に「第6次総合計画の前期重点プロジェクトの中で『安心して住み続けられるまち』プロジェクトとして『高齢者向け住まいの充実に向けた検討』とありますが、具体的にどのように考えていますか」とのお尋ねがございました。前段のすべての町民が「安心して住み続けられるまち」は、政策課題の一つとして、政策目標、総合戦略、総合計画などに掲載しているところであります。本年度は、第1回定例町議会で議決いただいた「民間提案型住宅整備事業」を進めているところであり、多様な住宅需要に対する公的借家の提供に向け、すべての方が入居できる制度を検討しているところであります。後段の「高齢者向け住まいの充実に向けた検討」では、65歳以上の方の転出が一昨年18人、昨年は20人となり、町の 礎いしずえを築かれた先輩の方々がさまざまな事情により住み慣れた地域を後にする姿を見る中、「高齢者向け住まいの充実」も大きな課題の一つと考えているところであります。高齢者向け住まいの充実の具体的な施策等については、現在検討中にありますが高齢者の方が終末期を住み慣れた地域で送れるように高齢者の居住の安定確保に関する法律も考慮しながら、生活環境整備を進めてまいりますのでご理解を願います。以上、お尋ねのありました2点について、お答えいたしましたのでご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

質問 9番 河端芳惠

今、お答えがありましたが、私が感じているのと随分意識の差があったように思います。62.5%の方が施設への入所は検討していないということですが、この中にはやはりできるだけ介護支援を受けながら自宅で頑張りたい。ただ、ある程度の限界がきたらお世話になりたいという方も含めてなのかなと思いますが、私の周りでは、なかなか自炊に身体的機能が落ちて、家族もいないという方でケアハウスに入りたいという方が相当な数、いらっしゃいました。今このお示しいただいた調査結果、アンケート結果と随分、差があるようですが、今ケアハウスほなみ17床ありますが、その中で今、待機希望されている方はどのぐらいいらっしゃいますか。

答弁 福祉保健課長 谷方幸子(福祉保健課長は2021年3月まで)

アンケート結果についてでございますけれども、まず今、62.5%の方が入所・入居は検討していないという回答でしたけれども、これについては要介護認定を受けている方で在宅サービスを利用している方、自宅でもう既に介護のサービスを利用している方の回答でございます。ちょっと私もこの結果を見て、ちょっと驚いたところではあったんですけれども、このような回答になっております。また75歳以上の方全員と65歳以上75歳未満の方を対象に、65歳以上75歳の半分の方ですね、この方たちにも自立の方ですけれども、同様な質問をしております。これではですね、1,180人のうちの895名の方が回答しているんですけれども、そのうちの入所などを考えることはないという方が123名、将来に不安を感じたらという方が153名、トイレや入浴が自分でできなくなったらという方が305名とおります。そういったことからも将来の不安を感じてケアハウスに入りたい。入る時期が来るのではないだろうかということを想定されている方はいるんだと思うんですけれども、実際には、やはり住み慣れた家にずっといたい、自由にしていたいというのが本音のところなのかなと思って、このアンケート結果をみておりました。あと自炊、そういったことが難しいということが高齢になってくると出てきますので、今、配食サービスについてもちょっといろいろ検討しなければいけない時期になっているかなと思いますので、ちょっとお時間をいただいて、何とかちょっと打開策といいますか、そういったことを検討してまいりたいと今考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。またケアハウスに17床ありますけれども待機者、すいません、待機者なんですけれども、ちょっとどこかに数字があるんですけれども、ちょっと今、具体的に数字申し上げることできないですけれども、先月ぐらいに1床、2床空いたんだと思うんですけれども、でも実際に待機者の方にお声掛けしても、なかなか入る人が決まらないというような状況があったようです。ちょっと埋まるまでに時間がかかったということで、申し込みはされるんだけれども、今まだその時期ではないと考えていらっしゃる方が多いようで、なかなか申し込みをしていてもすぐに入られる方がいなかったという状況のようでございます。

質問 9番 河端芳惠

第6次総合計画に関するアンケートの中では福祉の行き届いた町にするために重要と感じる積極的に進めてほしいと思うことの中に30%の方が高齢者に対する在宅サービスの充実、約半数の方が高齢者が入所できる施設の充実ということにありましたが、やはりアンケートと実態に大分乖離か い りがあるというということを今、お話し伺ってわかりました。感じたところです。それで待機のこともありますし、いろいろななるべく自宅で介護の手を借りながらも自宅で暮らし、いよいよ自分の自立が難しいときということで申し込みはしていても、実際に声が掛かったら、まだ頑張るという方が多いのかなと今お話し聞いて伺いましたが、そういう状況を踏まえてケアハウスを増床の必要は感じていないということでしょうか。

答弁 福祉保健課長 谷方幸子(福祉保健課長は2021年3月まで)

ケアハウスの必要がないとは思わないんですけれども、実際にケアハウスを建てることになりますと、補助金というものありませんので、公営で立てる場合にはかなりの持ち出しといいますか、高額な経費がかかると予想されますので、ちょっと入居料は高くなるかもしれませんけれども、そういう事業所がいればサービス付き高齢者住宅などの誘致だとかも考えたいですし、また軽費で入れる、そういったグループホームじゃないですけれども、そういったところなども入ってくださる事業所があるかどうかということが大きな問題でもありますので、ちょっと問題としては難しいことでもあるんですけれども、あとは将来的には実践会地区に住んでいらっしゃって、町に遠いと言う方もいらっしゃいますので、そういった方が町の中に例えば公営住宅に入って介護サービスを受けながら住まわれるだとかということも考えなければいけない時期なのかなと思っておりますので、今年、第7期の介護保険計画を策定しますので、これからより密度の高い検討をしていきたいと思っておりますので、ご理解をお願いいたしたいと思います。

質問 9番 河端芳惠

やはり町独自で建設して運営するというのは難しいので、もしそういう建てるとしたら、社会福祉法人なり、そういうところに運営お願いしていかなきゃいけないと思いますので、なかなか相手もいるし難しいことだと思いますが、今、※PFI、プライベート・ファイナンス・イ二シアティブとか、※PPP、パブリック・プライベート・パートナーシップ、何かそういうような事業を利用して民間の力をお借りしながら、そういうことができるのか、その辺のお考えお聞かせください。

答弁 企画財政課長 伊田彰(企画財政課長は2019年6月まで)

ただいまPFIとかPPPの事業利用というようなご質問ございました。確かに制度的にはPPPでもPFIでもできると思いますけれども、あくまで民間が運営をするということでございますので、そういった意味では一定レベルの経済的なバランスというのですかね、ある程度儲かるものでないと民間側が受け手としてはちょっと難しくなってくるかなというところはあると思いますけれども、そういう意味では制度的な部分の研究も含めて検討をする必要はあるかなというふうには思ってございます。

質問 9番 河端芳惠

先ほどの工藤議員の質問の中にもありましたが、町民税非課税世帯、生保世帯、高齢者の貧困対策、低所得者対策というのも高齢者がこの町で住み続けるには大きな課題だと思います。その中で低い使用料で入れる、そういう高齢者向けのそういうものについて何か施策みたいなお考えはありますか。

答弁 福祉保健課長 谷方幸子(福祉保健課長は2021年3月まで)

非課税世帯、貧困世帯ですけれども、そういった対策ということになりますけれども、先ほど工藤議員の質問の中でもそういった質問あったんですけれども、例えば保険税とかであれば、かなりの軽減がそういった世帯にはかかるようになりますし、介護保険につきましても1割負担、そして保険料につきましては1段階から7段階まであって、標準の1段階ですと45%の保険料ということで、かなり低額になっているかと思います。ただ、その保険料もわずかな年金では難しいという方には、やはり生活保護も含めて、そういう相談にはのっていかなければいけないと思いますし、本当※PFI:民間の資金や経営手法などを活用して公共施設などを整備すること。※PPP:官と民がパートナーを組んで事業を行う。に大変な方には、そういう支援を町としてもしていきたいとは思っております。実際に先ほど配食サービスのことも申し上げましたし、社会福祉の方の高齢者向けの在宅サービス、こういったところも充実させながら、できるだけ住み慣れた町に住んでいただけるような検討をしていきたいと思っております。

質問 9番 河端芳惠

私も団塊の世代ですので、団塊の世代が75歳以上になる2025年問題を見据えた取り組みを今していかなければいけないのかな、それは高齢者がこの地域でどういうふうにしたら住み続けられるのかなという、身体の弱った場合ケアハウス、それと自宅でいろいろな補助や支援を受けながらいろいろな方策があると思いますが、その中で今、2025年問題に向けて今どのように進めようとしているのか伺います。

答弁 福祉保健課長 谷方幸子(福祉保健課長は2021年3月まで)

高齢者が弱ったらケアハウスというお話しでしたけれども、訓子府町のケアハウスにつきましては、介護保険の認定を受けていない方、自立の方が基本となっておりますので、それはご理解いただきたいと思います。そして先ほどちょっとお答えできませんでしたケアハウスの待機者ですけれども、現在36名、単身世帯で20名、夫婦世帯が8組となっておりますので16名、今すぐでも入りたいという方は2人のようです。単身の方お二人、将来的にということが18人ということで、何か聞き取り結果があるようでございます。2025年問題でございますけれども、これにつきましては、今から介護保険の方でも準備を進めている段階ですので、地域ケアシステムですね、これを万全なものに整えていって、そういった2025年に万全な体制で迎えたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

質問 9番 河端芳惠

私も前期高齢者なので、私の周りは高齢者ばかりでいろいろなお話しをする機会が多いと段々自分の生活に不安を感じて、まず一番最初にくるのが、食事の支度が大変になった。それでケアハウスに入れたらなという声がたくさんあったものですから、そういう質問をいたしましたが、実態はやはりちまたで聞く話と実際にかなり乖離があるという、今、思いを新たにしております。その中であれですね、きっとケアハウス空いたからという方もやはりもう少し自分で頑張るということだと思います。その中で保険的に申し込みをしている方もいるということで待機者が多いということなのかなと今思いました。私の場合では入りたいけど入れないという話を聞くものですから、総体的な数が足りない、増設が必要なのかなと感じたものですから、そのような問いかけをいたしました。その中でいろいろな施設入所に入る前に今協議体ができて地域で支えるということのサービスと実際に介護予防、生活支援サービスの提供体制の構築に向けての協議体ということですが、その中で協議体で生活コーディネーターや何かが支援をしながら、その中で、この方はもう一人暮らしに困難が少し本当に困難だったらケアハウスではないですけど、その辺のこともこれから出てくるのかなと思いますが、そういう介護者、介護度を上げないで自立した生活を営めるような、この生活支援コーディネーター、これは今年4月で整備ができて来年から配置の予定ということですが、これ具体的にどういうかたちで高齢者の見守りになりますか。その辺具体的な。

答弁 福祉保健課長 谷方幸子(福祉保健課長は2021年3月まで)

生活支援コーディネーターですけれども、昨日西山議員の質問だったかと思いますけど、平成30年度に配置するということでお話しさせていただきました。この生活支援コーディネーターの方にやっていただく仕事としましては、個別の生活に困難な方を見つけて、何か、あなたはケアハウスに入った方がいいですよとか、そういったことではなくて、あくまでも町内で、例えば協議体の中で話し合われた、例えば除雪について、除雪をどうするかという問題について、例えば業者と何て言うんですかコーディネートをする、話を調整する、そういった例えば買い物難民の方の対策をどうするのかといったら、商工会の方と結び合わせる、そういった本当の大きなところでの、個別の対応ではなくて、大きな町全体としての調整を図る仕事をしていただくことになります。ですので個別のその方に合ったサービスの提案だとかというのは、これまでどおり介護支援員、ケアマネージャー、この方にそれぞれの介護支援1以上の方になればプランを立てていただきまして、この方にはデイサービスが必要だとか、お一人暮らしはもう困難だということで判定されたら、どこかの施設、グループホームも含めて探していただくとか、そういった手順を踏むことになりますので、生活支援コーディネーターというのは、あくまでも全体のことをコーディネートする方だと思っていただければと思います。

質問 9番 河端芳惠

先ほどデイサービスの中に「もりの風」もデイサービスを受け入れていただけるというお話しがありましたが、これの対象者はやはり高齢とか介護、どういう方が対象になりますか。

答弁 福祉保健課長 谷方幸子(福祉保健課長は2021年3月まで)

「もりの風」の方のデイサービスのお話しというのは出ていなかったかなとは思うんですけれども、「もりの風」自体は介護保険の地域密着型で認定しておりますので、基本、デイサービスに行くことは可能なんですけれども、「もりの風」自体が今障がい者用の施設となっておりますので、障がい者の方と一緒に高齢者の方が交わって参加できるのであれば、それも可能だとは思いますけれども、今のところは高齢者の方で入りたいとかお勧めしたりということはしておりません。

質問 9番 河端芳惠

ケアハウスに関しては私が聞いて周りの状況とやはり大分乖離があったようなので、またいろいろお話を聞いて調べていきたいと思います。それで安心して住み続けられるプロジェクトの高齢者向け住まいの検討のこの具体的にどういうかたちで検討、この29年、30年度で検討されるということですが、具体的にどういう構成メンバーでどういうようなかたちでされるのでしょうか。

答弁 企画財政課長 伊田彰(企画財政課長は2019年6月まで)

ただいま高齢者向けの住まいの充実の検討ということで、3月の定例会の最後の日に総合計画の実施計画書をお配りした中に検討という文字を入れてお知らせをしてございます。当然、検討というところは検討するということで1回目の答弁というか町長からの答弁でも申し上げましたけれども、現在、高齢者の居住の安定確保に関する法律、これが制定されてございまして、この中ではさまざまな今言われたケアハウスも含めて、公営住宅の部分も含めて、いろいろな部分がございまして、そういった部分の検討というのは当面はですね、内部で政策的な部分を含めた部分の検討をしたいということで回答しているところでございます。

質問 9番 河端芳惠

何かちょっといろいろ乖離がありまして、今きちんと進んでいるということですので、これから団塊の世代が75歳になる2025年を見据えた事業展開をよろしくお願いしたいと思います。それで今までの経過を踏まえて、町長一言、安心して住み続けられる、この町で住み続けていくために、今、町長がお感じになっていることがあればお聞かせいただきます。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

先ほど、谷方課長の方からですね、第7期の高齢者、介護認定を受けている方、そうではない方も含めたアンケート結果をお話ししました。それは私もちょっと驚いた感はあります。実態と、実感と、と言った方がいいのかな、実感とかなりアンケート結果の乖離というのはやはり感じている。今、担当の方に指示しているのは、この数値が少なくても、この人たちの求めている行間を読み取ってほしいという言い方をしています。それはあらためて総体としての住宅政策をどうあるべきなのかと。それと施設の入所、それから在宅介護はどうあるべきなのかということの、やはり計画をこれから作る段階ですから、今までそれぞれの年代、3年ごとの調査の中でもいろいろな課題が浮き上がってきましたけれども、とりわけやはり在宅介護と施設介護、それから生活のありようを含めてですね、具体的な計画を樹立すべきではないのかということをお話ししていますので、これはもう早急のことだと思っています。高齢者のわれわれ団塊の世代、2025年の世代というのは、もう私なんかでいうと、あと8年ですから、そうすると、暮らしていける総体をどうするかという議論だと私は思います。例えば施設でケアハウスの意見が出ました。課長からも答弁していますように、私はケアホームということをいいました。ケアホームはいろいろなお葬式に出ていますけれども、夫婦が終末期のみならず、一定の年代になったときに離れ離れで生活しなければならないというむなしさを私は町長として随分感じてきましたので、何とか、古い言葉ですけれども、添い遂げれることができるシステムが必要なのではないのか。それはケアホームだということで、ちょっと模索したことがございますけれども、残念ながら補助率がほとんどないという、補助制度はないんだと。民間でやったとしても、それはユニット制、個室等も含めてですね、そういったことでなければ町がですね、そういったものを進めるということに対する財政的な壁が非常にありました。それで答弁にも書きましたように、個室化、あるいはショートステイも含めて膨らませていくということを一つやりました。それからもう一つは施設の介護のみならず、これから住宅をどうしていくのかと。いろいろな方法がありますけれども、今住んでいる人がもう住宅手放したい。そして町営団地、公営団地等に公営住宅に住むことができないかという要請もあります。それから所得の問題で今、農家でやっている方が将来もう町へ出たいと。こういった人たちのニーズにどう応えていくのかということも検討しなければならない。そこで私がいったのは、シルバーハウジングの問題です。1階は高齢者が住んで2階は若者が住んで、そして簡易な作業は若者にやってもらうと。こういう支え合いの住宅構想というのは必要なんですけれども、ケアハウス、シルバーハウジングというのは、ただそれだけのことでは実はございませんでして、全体として24時間の支援体制がきちんと集会施設も含めて、そこにヘルパーも含めて、24時間支援するものがなければシルバーハウジングというのはできないということであります。本当のこと言いますと。ですからこれはちょっと非常にまだハードルが高い。手掛けてきたのが、今やろうとしたのが民間の住宅です。所得制限ない、一人でもいい、で、これが民間の人に建ててもらって8戸の住宅を確保して、とにかく条件がより簡易になってやれることができないかということの政策が一つです。住宅のことからいうと。それから、住宅バンクをしてて、売りたい、渡したいという人のために登録をして、そして新たに入る人を募集していくという政策もやりました。これは昨年度から非常に実績が上がってきているという状況があります。さらにまた先ほど川村議員途中でやめちゃったからやめたんだけれども、質問ね、困窮者、生活困窮者が入れないのかと。日出の団地があるじゃないかと。補助金だとか起債の返還が終わっているのに入れないというのは何だということだと思うんですね、わかりやすくいうと、これはですね、先ほど山内課長が非常に丁寧な答弁させていただいて、非常に難しいハードルがあります。しかし、これは本当にできないのかということは、これはやはり国土交通省なり北海道に当たってみる可能性は私はあるというふうに、町長としては思っています。それから当たってみるのと、それから本来の公営住宅、低所得者の階層の方たちのために一般の住宅よりも低廉な住宅費を設定していることとの兼ね合い等含めていくと、あらためてそういう低所得者、困窮世帯といわれている人たちの住宅をこれは皆で必要なのかどうかという議論もやはり必要になってきているのではないかなというふうに思います。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

続きます。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

今、住宅の問題です。それから、足の確保の問題です。これはタクシーサービスも含めて、余湖議員の方からもまだまだ課題があると。市街地の人たちが市街地の中でもそれは利用できないんだと。こういう政策をどうするかということは今後の課題としてはやはり詰めなければならないということがありますけれども、いずれにしても一定の条件の中で地域の中で足を確保できて、買い物ができる、病院に通えるということが現実のものとして、かなり前へ進めてきたという経緯があります。そしてスーパーの問題、買い物できる問題も、これはいろいろな方の努力の中でシティが出てきた。もちろんそれに伴って商店街の振興のために、先ほど工藤議員から出ていた、今後、小規模企業のそういった振興も必要でしょうと。そして高齢の方が買い物サービスも付けれて受けられるような状況をどう進めていくのか等含めていくとですね、やはり高齢者のこれから住み慣れたところというのは行政の一つと。それから今年、山田議員から協議体についての質問をかなり広範囲いただきました。これはまだまだ産声を上げたばかりですけれども、行政だけではできないことが住民自身がどうやって自分たちの持っているボランティア意識や、やはり支え合いの仕組みを作っていくかということがこれからの課題になってくるだろうと。そこに組織的に関わっていくのが生活コーディネーターだと思いますし、ですからこの総合計画の「ちょっといいね!」がたくさんある10年間というのは、こういった積み重ねと、より細かな、そういう政策を打っていくことがこの10年間求められていることなんではないのかなと思います。河端議員の質問に答えているかどうか、ちょっとまだわかりませんけど、いずれにしても住宅問題、足の問題や健康の問題や総体として、ですから3年前の介護保険計画では認知症の制度を設けて、各実践会・町内会で説明会を実施してきました。このことによって、認知症の認識を町民全体のものにしていこうとかということも含めてですね、総体として高齢者の生活を前へいく仕組み、こういったことがより一層緻密なものが求められていくのではないかなというふうに思います。

質問 9番 河端芳惠

高齢化で今75歳以上の単身高齢者が252名いらっしゃる。その方たちがどんどん、お元気なままだといいですけど、少しづつ体力がなくなったりしたとき、そういうこの町で住み続けられる施策として、先ほどはケアハウスということでお話ししましたが、いろいろな施設だけではなくて、体制からこれからの、どこに最終的に「終ついの棲家す み か」をどこにするか。どこで一生を終えられるか。その辺きちんとこれから考えて、いろいろな施策をしていただきたいと思います。これで私の質問を終わります。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

まだちょっと言い足りないこともあるんですけれども、今年、去年と町内から出ていった人いますね18名、22名、この数字をどうみるかということだと一つはですね思うんです。われわれは生涯にわたってこのまちに住み続ける仕組みというのは絶対必要だと。しかし、孫のところに行く、息子のところに行く、娘のところに行くということも決して否定すべきことではないと思います。ですから厳格にいうと、ここにいても病院もないしうんぬんだとかということだけではなくて、そういう住みたくてもいれないということの状況をどう作っていくかということはですね、われわれに課せられた本当に大事な課題だというふうに思っていますので、ぜひまたお知恵をいただきたいと思います。以上です。

質問 9番 河端芳惠

これで私の一般質問を終わります。

出典:訓子府町議会 平成29年第2回定例会 2017年6月15日 議事録 PDF(54ページ) 間違いを知らせる