みんなの議会

訓子府町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月10日

除排雪の考え方

2017年3月10日、訓子府町議会の一般質問で、河端芳惠議員が「除排雪の考え方」について質問し、町長 菊池一春、建設課長 山内啓伸が答弁しました。

質問者
河端芳惠 議員
答弁者
町長 菊池一春、建設課長 山内啓伸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 河端芳惠

3番、河端です。除排雪の考え方について、町長にお伺いいたします。この件につきましては、平成27年12月にも同様の質問をしております。また昨日も堤議員、山田議員の方から高齢者支援のあり方として質問の中でも触れられておりましたが、あえて町の考え方をお伺いいたします。この冬は、12月に重いドカ雪が降り、先制パンチを受けたような不安な幕開けでしたが、その後は例年になく降雪が少なく「このまま春が来るといいですね」との会話が交わされております。近年、高齢化率の高まりとともに除雪に関する不安の声が多く聞かれるようになりました。特に高齢者世帯・障がい者世帯にとって除雪は大きな課題です。町でも除排雪サービスを実施していますが、サービスを依頼せず、何とか自力で頑張っている方々も多くおります。この冬もドカ雪の際、SOSの声があり、見に行くと除雪された後の重い雪が戸口に1m位あり、90歳を超える老夫婦では自力ではどうすることもできないとのことでした。今後ますます高齢化が進むことが想定されております。そこでお伺いいたします。1、除排雪の際、せめて高齢者・障がい者宅の除雪に配慮することはできませんか。2、子どもたちの安全確保のための交差点・通学路の除排雪をどのように考えておりますか。以上、伺います。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

ただいま「除排雪の考え方」について、2点のお尋ねをいただきましたのでお答えをさせていただきます。まず、1点目の「せめて高齢者・障がい者宅の除雪に配慮することができないか」についてのご質問でありますが、本町の除雪対応については、午前7時までに通行できるように市街地の主要道路・通学路およびスクールバス路線を先行して2車線確保し、その後、その他の路線の2車線確保に向けた除雪作業を実施することとしており、歩道については、通学時間までに通学路の歩道除雪を中心に作業を実施しております。限られた時間内で、車道を通行可能な状況にする使命があることから、議員ご指摘のような配慮はできませんが、高齢者・障がい者に限らず、付近の空き地等を活用するなどし、なるべく間口に雪を堆積させない努力を引き続き行ってまいりますので、ご理解を願います。次に、2点目の「子どもたちの安全確保のための交差点・通学路の除排雪の考え方」についてでありますが、除雪については、ただいま答弁したとおり、歩道は通学時間までに実施し、歩道がない市街地は2車線が確保できるまで道幅を広げることで降雪時の子どもたちの安全確保に努めています。雪が堆積された見通しの悪い通学路交差点などは、通学児童・生徒にとって非常に危険な状況にあることは認識しており、可能な限り早く排雪作業を実施したいと考えております。本年のようにドカ雪が少ない平穏な年は、排雪作業も順調に進みますが、降雪の多い年は、除雪後も実践会地区の道路の幅出し作業や吹き込みの強い地域の再除雪などに追われ、排雪作業に手が回らない場合もあります。いずれにしましても、その時々の気象状況を見ながら依託業者とも連携し、児童・生徒はもとより、住民の安全確保に努めてまいりますので、ご理解をいただきたいと存じます。以上、お尋ねのありました2点についてお答えいたしましたので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。

質問 3番 河端芳惠

今、答弁をいただいた中に、今後なるべく間口に雪を堆積させない努力を引き続き行ってまいりますということで、それで一応状況は確認できたのかなと思いますが、今回あえてこの質問を何回もしたのは、年々高齢化が進んで、昨年まではできたけど今年はできなくなった、そういう人たちが結構増えております。そういう状況を理解していただきたかったからと、それと降雪時は除雪の担当者は不眠不休で除雪、降雪の状況や道路の状況を把握しながら、そこで一定の見極めをつけて、除雪作業のゴーサインを出すなど、そのご苦労は大変なことと思います。私のところにも苦情が寄せられるぐらいですので、多くの苦情も寄せられると思います。先ほど答弁の中でありましたが大型車両で、しかも短時間で処理しなければならない難しいことが多いとは思いますが、やはりなんらかの配慮がほしいなと思います。先ほど答弁の中で、それについてなるべく堆積させない努力をしていくということなので、それを除雪業者の方、それといろいろな関係者の方、そういう方たちを含めて、そういう共通理解を進めて、来たるべき、この冬はもうこれからそういうことはないかもしれませんが、来たるべき冬までかなり時間がありますので、この点について、これは福祉的なことも関わってくると思いますし、いろいろなところとの検討と、それから詰めもあると思いますので、一層こういうことに関して共通理解をもって進めていただきたいと思いますが、それについて。

答弁 建設課長 山内啓伸(建設課長は2018年3月まで)

確かに昨日のご指摘もあったとおり、年々高齢化が進んで大変な状況になるというのは確かにそのとおりだと思います。多分10年後のことを考えたら、おそらく相当な問題にはなってくるだろうと。今でも問題になっていると思いますけれども、ただ、われわれで実施する除雪作業というのは、あくまでもやはり今、答弁の中で申し上げましたとおり7時までにはきれいにするという使命がありますし、除雪というのは、どうしても、ただ道路にある雪とか駐車場にある雪とか広場にある雪を端っこの方に寄せるという、あくまでも寄せる作業ということで、どうしても排雪作業とはまた異なるもので、同時にするということはちょっと不可能ということになりますので、答弁したとおりなんですけれども、本当になるべく空き地を見つけながら、そういった対応はわれわれ直営も業者も含めながらやっていきますので、そうした対応をやっていくと同時に、あとは間口除雪というのはまた別の対応として高齢者向けの、昨日の話でもありましたけれども、そういったことをこれからやはりいろいろ考えていかなければならない時期だということは認識していますのでご理解いただきたいと思います。

質問 3番 河端芳惠

私たちの町内でも、やはり除雪に困難のある家庭については隣近所で協力し合って、なんとかかんとかやっております。ただその際も、どかっと置かれたら、それ自体も大変ということもありまして、あえてお願いしました。町長が政策の目標として挙げております。町長はキャッチフレーズがお得意で、第6次総合計画の中でも「ちょっといいね!」がたくさんあるまち、そういう意味合いからもやはり重点プロジェクトであります「安心して住み続けられるまち」のためにも、こういうちょっとした思いやりをお願いいたします。それとやはり町でできる部分、それと民間、隣近所でできる部分、そういうこともいろいろな組織なり、いろいろなことをお願いして町内会で立ち上げるなり、いろいろなこともこれからせざるを得ないこともあると思いますが、そういうことに向けて町長のお考えをお聞きしたいと思います。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

昨日、山田議員の方からも出ましたように、できるだけ早い対応、喫緊のある意味では状況ではないかというのは、私どもも含めて共通の認識だという点では誰も否定するものではないというふうに思っています。過去のことをちょっと申し上げて申し訳ないんですけれども、例えば実践会地区も一時除雪で山になって行くので、なかなか出れないという問題をどうするかと。これは実践会の総会で何年かにわたって隣近所で、あるいは実践会でそういう協力ができないかということのお願いをした経緯があります。その後それがどうなっているかということの確認はしておりませんけれども、いずれにしてもやはり一つは隣りの力というのは絶対、実践会の場合等についてはとても大事だなというのが1点目でした。それからもう一つは、町内会でもやはり同じような話があって、個人の特定ですけれども、町内会長さんにお願いをして、お年寄りたちの住宅の除雪をきめ細かくしてもらうことはできないかという要請をした経緯が聞いております。これはしかし町内会としては無理だというご回答をしたようでございますけれども、とすると、行政も無理だと、町内会やあるいは実践会といったところも全てお願いするということになると難しいという問題もあります。かつて有志のボランティアが何人かの仲間と共にボランティアサークルを立ち上げて除排雪をやっていたということも記憶しています。これもだけど長続きはしませんでした。ということを考えていくと、今あらためて誰しもが必要だということをわかっていながら、これを日常的にどういうふうにして解決していくのかということは、行政の責任というよりも、行政がある一定のイニシアチブをとりながら、どうやって解決の糸口を見つめていくかというのが急がれるというのが、私の昨日の答弁だというふうにご理解いただければいいと思います。その点で言うと堤議員が言った、ある意味では比較的元気なわれわれの世代が何かをしようというきっかけを持てないでいる人たちの力を借りていくということもこれから大事になってくるだろうし、それから山田議員がおっしゃったように、地域で何か仕組みを考えていく時期ではないのかと。これは昨日、福祉保健課長の方からも申し上げましたように、やはり地域力を協議体としてどうやって商工会、あるいは農協等も実践会はもちろんですし、町内会もそうですけれども、町内のあらゆるそういう潜在的な力を顕在化させていくという取り組みと具体化が今求められているのではないかなと思いますので、私はこの点でいうと、もう少し時間をいただいて、来年のというよりも今年の4月から協議体はスタートするようですし、いろいろな具体的な今、検討、討議をされているようでございますので、さらにこれらがもっと厚みを持てるような状況をつくり上げていくということが課題ではないかと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 3番 河端芳惠

これから今、協議体をとおして、いろいろ町民との合意形成なり、いろいろ対策をとらなければいけないと町長も認識されていらっしゃるようですので、それに向けてよろしくお願いしたいと思います。また2点目にありました「子どもたちの交差点の安全確保のための通学路の除排雪の考え方」ですが、これも先ほどの答弁の中と重なる面がありますが、やはりこの冬で気になったのは小さな交差点ですね、道道沿いの、やはり訓子府機工だとか、あの辺の小さな交差点から出るとき、結構雪山で見えないとかありますので、あと学校前なんかも、やはり子どもたちが雪の陰から飛び出さないような、そういうような工夫も必要なのかなと思います。道道の一斉除雪は道と一緒にやっておりますけど、それを待つのではなくて、やはり子どもたちの安全確保で危険だと考えられたらすぐにでも対応するような方法ができないのかなと思いますがいかがでしょうか。

答弁 建設課長 山内啓伸(建設課長は2018年3月まで)

道道の排雪につきましては、大体年に一度ぐらいのペースできれいにしています。これについては町道と道道の交差点ということもありますので、われわれも全員徹夜作業になりますけども、毎年出て連携しながら対応してきれいにしていくように努力はしています。確かに年に一度ということがあるので、その直近においてはかなり見ずらい部分も散見されましたけれども、なかなか道の敷地ということもありますので、なかなかうちの方で手を出すということになりませんけれども、ご指摘受けましたけれども、あまりにもちょっとひどいようなところがあったら、そこら辺については対応するようなかたちで検討はしていきたいというふうに思いますので、ご理解願いたいと思います。

質問 3番 河端芳惠

今年は本当に雪が少なくてあまり大きな事故もなく済んできましたが、これで一昨年のような大雪があった場合、本当に交差点付近から子どもが飛び出してくるのではないかとか、学校付近のスクールゾーンだとかいろいろなところで危険かなと思うことも考えられましたので、その点あくまでも子どもたちの安全確保のために町が率先して危険を把握して対応していただきたいと思います。お願いですがそれについて。

答弁 建設課長 山内啓伸(建設課長は2018年3月まで)

不十分かもしれませんけども努力いたします。

質問 3番 河端芳惠

除排雪に関しては今、お願いとそれから町長からもさまざまな前向きな問題意識をもって、前向きに考えていくというお答えがありましたので、この冬はみんなが安心して暮らせるような、そういうような状況ができるようにお願いしたいと思います。

出典:訓子府町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月10日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる