みんなの議会

訓子府町議会 平成28年第3回定例会 2016年9月15日

防災・減災への取り組み

2016年9月15日、訓子府町議会の一般質問で、河端芳惠議員が「防災・減災への取り組み」について質問し、町長 菊池一春、建設課長 山内啓伸、総務課長 森谷清和が答弁しました。

質問者
河端芳惠 議員
答弁者
町長 菊池一春、建設課長 山内啓伸、総務課長 森谷清和

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 河端芳惠

通告書に従いまして、一般質問を行います。はじめに、防災・減災への取り組みについて町長に伺います。この件につきましては、一昨年、平成26年にも同様の内容でお伺いいたしております。またその後の状況に変化もありましたので、またあらためてお伺いいたします。地球温暖化のせいか、今までにない異常気象による豪雨災害が起きています。比較的災害の少ない訓子府町ですが、このたびの大雨による被害は町内全域にわたり大きな被害が出ました。収穫間近のジャガイモや玉ネギなど農産物の流失や道路の陥没・路肩崩壊などを見て自然の破壊力に恐怖を感じました。洪水ハザードマップが作成されていますが、これからはこれらの見直しが必要になるのではないかと思います。今回の雨ではマップにはない箇所の訓子府高校前の西訓川、酒谷川と西訓川が合流する東幸町の穂波団地の辺りは溢水いっすい・氾濫の危険があり周辺の住民が不安を感じて何度も川の様子を見にきていました。もう少しあの雨が続いていたら洪水になっていたかもしれません。1点目として、大雨の際、溢水・氾濫のおそれのある箇所は毎回ほとんど同じです。根本的な対策の考えはありませんか。2点目、災害も地震や季節によって想定される風水害・暴風雪など状況が違いますが町の備えは進んでいますか。3点目、避難勧告・避難指示・避難所の開設運営などのマニュアルができていますが、伝達方法・災害弱者対策などソフト面の整備は進んでいますか。4点目、台風7号の風で町のシンボルであった楡の大木が倒れました。幸い道路側に倒れず、また、夜間で通行人・通行車両もなく大事に至りませんでした。街路樹や公園の樹木の管理は十分になされていますか。以上、伺います。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

ただいま「防災・減災への取り組み」について、4点のお尋ねがございましたので、お答えをいたします。まず、1点目の「大雨の際、溢水・氾濫の恐れのある箇所は毎回ほとんど同じだが、根本的な対策の考えはないか」についてでありますが、近年は局地的な雨が多く、災害によって被災を受ける場所は多岐にわたっているのが現実であります。しかしながら、全町的な大雨になりますと、例えば紅葉川や酒谷川、山林川など毎回のように被害を受ける河川等もあることは、議員がご指摘のとおりであります。根本的な対策としては、被害頻度を勘案し、山林川については大規模改修を計画しているところであり、山田議員の質問でも触れましたが酒谷川についても、根本的な対策ではありませんが、昨年度、改修工事を実施し、今回の被害を最小限に食い止めることができたと認識しております。予算の関係などもあり、根本的な対応については難しいと考えますが、順次、町単独事業での小規模河川の整備を進めるとともに、地域の協力のもと、日頃から適正な維持管理に努め、被害の軽減に努めていく考えですのでご理解を願います。2点目に「想定される風水害、暴風雪などの災害が異なるが町の備えは進んでいるのか」というお尋ねがございました。お尋ねのとおり災害は、降雨、地震、冬季における雪害など、さまざまなものがございます。降雨災害への対応としましては、道路や河川の維持および補修、橋 梁きょうりょう点検補修、土のうなどの水防用資材の準備など。冬季の雪害への対応としましては、除雪用機械の点検整備、スノーポールの設置、路面状況などのパトロール、町道路線の除雪などによる交通確保、消防と連携した透析患者などの通院経路の確保、毛布、発電機、暖房器具など冬季避難所用備蓄品の整備など。地震への対応としましては、建築物、構造物、ライフライン施設などの耐震性確保、交通途絶時の代替道路の整備、食料や飲料水、災害用トイレなど避難所用備蓄品の整備など、さまざまな災害を想定し取り組んでおりますのでご理解を願いします。3点目に「避難情報の伝達方法・災害弱者対策などソフト面の整備」についてのお尋ねがございました。避難情報の伝達方法としましては、サイレン広報車、テレビ、ラジオ、防災メールなどのインターネットを通じての情報伝達、また、町内会・実践会、消防機関などの協力を得て個別に周知するほか、職員によるパトロールの際に危険を察知した場合には、注意喚起も含めて個別に情報伝達を行うこととしております。災害弱者、いわゆる高齢者、障がい者などの避難行動要支援者への対応としましては、要支援者の把握と名簿を作成し、これらの情報に基づき、町内会・実践会、民生委員児童委員、消防団、社会福祉協議会などの避難支援等関係者と協力し合いながら避難支援を行うこととしております。4点目の「楡の大木が倒れたが、街路樹や公園の樹木の管理は十分なされているのか」についてのお尋ねですが、訓小ロータリーのハルニレについては、台風7号による強風で8月17日午後8時ごろ、木の中間部から裂けるように、北側に折れました。幸いにもけが人など被害はなく、胸をなでおろしたところであります。街路樹の管理については、毎年計画的に剪定作業を行っており、昨年度は末広線の針葉樹の剪定や中学校周辺の枝落としなどを実施しております。公園樹木等については、定期的に樹木医の指導を受けており、過去には中央公園噴水周辺および小学校裏のヤチダモの伐採や枝払いを実施しています。今後も樹木医の指導をいただきながら、街路樹や学校樹木、公園樹木の適正な管理に努めていく考えであります。以上、ご質問のあった4点についてお答えをさせていただきましたので、ご理解賜りたいと存じます。

再質問 3番 河端芳惠

今お答えをいただきましたが、何点か再質問させていただきます。8月17日から22日にかけての台風被害については、今までに行政報告や西森議員、工藤議員などの一般質問の中にもありましたので、内容が重複しない方向で行いたいと思いますのでよろしくお願いいたします。今回、西訓川が訓子府高校の橋のところで、ほとんど橋に水がついて、もう少し時間が、あの雨が続いたら脇の方から住宅街の方に流れ込むような、そういう勢いでした。それであそこの状況を見てみましたら、橋から上は籠ですか、高校生の転落防止のために籠というか網が張ってありまして、今回そこにゴミも詰まって、より一層水かさが上がったのかなということもあります。また酒谷川は昨年一部川をさらっていただいて、そのお陰で今回T字路の辺りも越水しないで済んだという近所の方のお話もありましたが、訓高のところから酒谷川が合流するあの辺りは一切手がつけられていなくて、今回の大雨でも一部高校の近くで畑の方に水が上がっているところもありました。それを含めて西訓川、それと酒谷川、同時に進めていかなければいけないと思うのですが、今まで酒谷川の改修をして、それが今回どの程度役に立ったのか。それとどの部分がブロックが落ちたり、えぐられたりしていますが、その辺、今までやった効果と、それと問題点などありましたらお願いいたします。

答弁 建設課長 山内啓伸(建設課長は2018年3月まで)

酒谷川につきましては、今、議員がおっしゃられたとおり川の底ざらいですとか、それで流れをよくするですとか、あと毎年1本ずつ河川改修、小規模な河川改修をやっていて、たまたま去年、東幸町の部分で積ブロックの布設替えなんかをやりましたので、そこら辺の効果は確かにあったと思います。もし去年の工事がなかったら今年どうなっていたのかなという、ただ具体的に今年あふれていたかどうかというのはまた別にしまして、そういったことが効果があったのかなというふうに思っています。ただ、いずれにしても底ざらいにしても、こう毎回毎回、毎月毎月やるとかということにはなりませんので、そこら辺はこれまで以上にやはり定期的な西訓川も含めてケアをしていかなければならないのかなというふうに思っています。さらに加えまして、昨日、山田議員の質問の中で答えさせていただきましたけれども、今回の災害の改修に合わせて、ある程度越水の対応ができるような工法を含めて今後実施していきたいというふうに考えています。

再質問 3番 河端芳惠

今まではもう酒谷川、あそこのT字路が一番心配で、私たちも雨が降るたびにあそこ、それと訓高のところも実は私たちの近くでは、あそこの2か所が雨が降ったら大丈夫かって近所の方がまず見に行くところです。それで今回あの雨の量で訓高の橋の辺りがえぐられて、もうちょっとで住宅街に入ってくるという、そこまでいっていましたし、一部畑の方に越水しておりましたので、それの対策をきちんとしていただきたいなと思います。それで今回酒谷川関係で、追加補正も出ていますが、ちょっとその内容にまだ目を通して詳しいことを把握していないんですが、それに加えてぜひ西訓川の訓高の辺りから、それから酒谷川、あそこも何とかしていただきたいな。雨が引いた後見ましたら川底に草がありますし、まだこれから雨が、どんな台風が来るかもしれませんので、合わせて改修なり、手立てを打ってほしいと思います。町長いかがですか。

答弁 建設課長 山内啓伸(建設課長は2018年3月まで)

酒谷川につきましては、今回、後でご議論いただくと思いますけれども、追加補正と補正の関係で2か所、昨日説明したとおり西訓川との合流点、あと穂波の畑の部分をやります。それによってある程度流れがスムーズになるということで、その上流部分についてもある程度緩和されるのかなというふうには考えています。それとあとは先ほどから言っていますとおり定期的に土砂上げするですとか、そういったような対応も含めて越水防止といいますか、そういったことに努めていく考えであります。言い換えればあれほどの雨が降った中でもあふれなかったということですので、少しはちょっとほっとしている部分もあるんです。でもそれはそれとして今後これから大雨とかが起こるということもありますので、そういった定期的な維持管理には努めていきたいと思っています。

再質問 3番 河端芳惠

西訓川の高校から上手なんですけど、ネットが掛かっていますけど、ああいうこと、あそこにネットにゴミが掛かったりして水の流れが悪くなっているようなところも見受けられますが、ああいう場所については、町として手を打てるんですか。道立の学校の中なんですが、その辺はいいような方法でなんとかならないのかお伺いします。

答弁 建設課長 山内啓伸(建設課長は2018年3月まで)

今まではあまりネットの部分のことはあまり気にしたことがなかったというか、あれしなかったんで、今後高校ともちょっと話をしてみたいと思います。よろしくお願いします。

再質問 3番 河端芳惠

今回の災害で北栄、駒里地域、福野地域の道路の崩壊や道路の陥没、そういう場所を見て、こんなところがなぜと素人目には感じました。洪水ハザードマップを見ましたら、ある程度浸水の想定はされていましたが、洪水防止上の対策はどのようにされておりましたか。また今回例えば駒里で道路の崩壊がかなり進んでいましたが、あのとき例えば見回りして、夜間でしたら、見回りした人がはまるとか、そういう危険やなにかも考えられたと思うんです。それで安全確認の方法を、担当者がしきりに回っていますが、それは一人で回っているのか複数で回っているのか、その辺の職員の安全も確保しながら道路の状況を見る、その辺のことはどのようになされておりましたか。

答弁 総務課長 森谷清和(総務課長は2019年3月まで)

警報等が発令されましたら、まず役場職員によります初動パトロール隊というのを組みまして町内の道路、河川等を巡回しております。パトロール隊につきましては4班編成で、複数で、1班当たり3、4名の班編成で回ることとしております。また今ご質問がございましたけども、そういった道路の陥没ですとか、あるいは土砂の流入などで通行に障害があるというような場所につきましてはバリケード等も持参しておりますので、バリケード等で通行を禁止にするだとか、そういった対応をしております。

再質問 3番 河端芳惠

今回幸いに人的被害はなくてよかったんですが、十勝の方で見回りに行った車両が川に転落して亡くなったりとかいろいろなことがありますので、その辺はやはり十分気を付けながらやっていただきたいと思います。今回訓子府川流域で言いましたら立木が川にかなり茂っていて、それも氾濫の要因になったというお話もあります。その中でなかなか流域の河川の整理というのですか、難しいかなとは思いますが、例えば昔あったように冬期間休農土木事業といったらおかしいのかな、例えば地域の方にああいう河川、愛護組合だとか、そういう方たちにお願いして川に生えている木を伐採して流域面積を増やすとか、そういうような考えはありませんか。河川維持報奨金なども、そういうことでお願いして河川の管理にご協力いただくということもあるのではないかと思いますが、その辺どうお考えでしょうか。

答弁 建設課長 山内啓伸(建設課長は2018年3月まで)

今回については、やはり被害が大きかったところというのは訓子府川流域がやはりひどかったんですね、それについては、全て訓子府川にささり込む水が訓子府川が増水したことによって流れ込めずに逆流するとかって、そういったような被害で畑ですとか道路ですとかというのがかなり被害を受けたということです。それでやはり流木については特に大きな河川が非常に多い、確かに訓子府川についてはかなりの流木がありました。これについては、北海道が管理ですので、北海道に対して町長含めて地域の方も代表して北海道にお願いに行った経過もあります。これについては北海道の方でも一部今年度立木処理ですとか、流木処理はもちろんなんですけども、立木処理とかも実施するというような約束をいただいたというところであります。あと小河川につきましては必要に応じてそういった愛護組合なんかも使って実施はしていますけれども、そこまで今やる、小河川ですよ、町の管理の河川については、まだそこまでの立木の処理までは必要ないのかなというふうには認識しています。

再質問 3番 河端芳惠

訓子府には残念ながらアメダスが表示されておりませんが、置戸町境野がこの近辺で一番近いアメダスのいろいろな情報をとれるところで、それを見ましたら8月20日の1日で114.5mm、それだけ雨が降ったんですね。7月ひと月で111.5mmですが、7月ひと月分の雨が8月20日の1日で降ったということで、8月の月間雨量が414mm、年間雨量が600mm、700mmというこの地方で、ひと月で414mm、それだけ今回の雨の降り方は異常だったと考えられますが、これから、以前猛吹雪があって3日間の吹雪、あのとき100年に一度の大雪ということが言われましたが、その後、毎年のように100年に一度規模の大雪がきます。今回も、昨年はありませんでしたが、平成26年度も同様な雨がありました。この先どのような天候不順でどのような災害が起きるかどうか、ちょっと予測もつかないところがあると思いますが、災害に備えた備品について、備えについて伺います。今、防災倉庫が建設中で、これから備品なども備えられると思いますが、平成23年に東日本大震災があって、本町の防災計画について、その時に私は伺いました。その際、緊急物資などの備蓄ガイドラインを定めて計画的に整備を進めているとのことで私も安心しておりました。そのとき1㎥の大型土のうも400枚購入したとありました。あのとき土のうを400枚購入したということが今回素早い対応、大型土のうを積んで復旧なり対応ができたということで、これは本当によかったなと今、胸をなで下ろしております。また備蓄ガイドラインでは27年までに計画的に進めていたようですが、これからのことについて、どのようなかたちで進めていきますか。またこれから今まで想定されないような事例が出てくると思います。今回の水害もそうだと思いますが、例えばボートだとか投光器だとか、これまで考えられないような災害に備える備品なりも考えていかなければいけないとは思うんですが、その辺どのようなかたちで進んでおりますか。

答弁 総務課長 森谷清和(総務課長は2019年3月まで)

今、備蓄品の関係でご質問がございましたけれども、23年の大震災を踏まえて備蓄ガイドラインにつきましては27年度までということで計画的に整備してきたところです。本年度も27年度まで整備した部分で既に例えば訓練等でアルファ米等も使用しますので、それらの補充ですとか、そういったことで28年度は整備することとしています。またこのあと27年度で一応一区切りついたかたちになっていますので、今後また3年になるか5年になるかあれですけれども、そういった計画的に備蓄については管理、整備の方は補充等を進めていきたいというふうに思っております。それからただいまお話にありました想定外の気象が発生するというような中でボート、それから投光器というお話もございました。防災担当の方では、ただいま申し上げましたボートですか、そういったことも一部話題に上っておりますので、今後そういったことも含めまして、本当に必要な資材なり装備なりを検討してまいりたいと思います。それから投光器につきましては備蓄ガイドラインの中で整備するということで整備しておりますので、ご理解いただければと思います。

再質問 3番 河端芳惠

備えあれば憂いなしで、今回大型土のうが400あって素早い対応ができたというのは本当によかったと思い、担当者が先見の明があって、それに備えていたということに感謝いたします。今後も想定される事態に備えてきちんと備えをしていただくようにお願いいたします。次に、避難勧告、今回は避難勧告は出ませんでしたが、避難勧告、避難指示、避難所開設などはマニュアルがありまして、それにのっとって行われると思うんですが、今回、避難所も地震のとき、それと水害のとき、それぞれ避難場所がちょっと変わったりすると思いますが、例えば駅ですね、旧駅舎、以前に私は質問の中であそこも避難所にならないのか、例えば今回みたいに水が出た場合は、あそこがいい避難所になると思いますし、あそこを避難所に組み入れることはできないのかと伺いました。そのときは検討するというようなお話でしたが、それは今どのようになっておりますか。

答弁 総務課長 森谷清和(総務課長は2019年3月まで)

ただいまご質問がございました避難所の指定の関係でございますけれども、駅、農業交流センターにつきましては、現在指定避難所の方に組み入れさせていただいております。それから災害によりまして水害ですとか、それから地震による避難所については、それぞれ災害種別の避難所というようなことで、まだ公にはしてございませんけども、そういったかたちで災害種別の避難所につきましても設定させていただいております。

再質問 3番 河端芳惠

今回特に自分の身近に一人暮らしの高齢者世帯などがありましたので勝手な判断で、あそこ、西訓川、高校前の川がたとえあふれたとしてもせいぜい床下ぐらいだからへたに出ないで家で2階に避難したりした方がいいかもしれないから、あまり外に出ないで様子を見てくださいという、これはちょっと自分の判断で近所を回ったりしたんですけど、やはり町内会なりが、そのとき町内会の役員さんもいて、手分けして高齢者宅を回ったりしたんですけど、町の職員が一人暮らしの人、または高齢者宅をというのは全町的な災害の場合はもうとても手が回らないと思います。それで災害弱者といわれている方には、やはり隣近所で支え合っていかなければ、それを町の方にお願いするというのはとてもできないのではないかなと思いますので、たまたま前回そういうことで何人かで近所を回ってはおりますが、やはりそのような、町ができることと、それから自分たちの、よく町長が自助、共助、公助と言いますが、それはここまでは町内の方でやってください、近所でやってくださいとか、やはりその辺もきちんと整備されていかなければいけないのかなと思います。今、東幸町でこれから防災の訓練もありますから、町内的にはそういう方向でいろんなことを進めていけると思いますが、やはり全町的な災害になるとその辺の整備もきちんとする必要があるかなと思いますがどうでしょうか。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

非常に建設的な具体的な提案をいただいております。私自身は今回の三つ重なってきた台風は日本周辺での台風が起きてくるという点ではちょっと異常だと言いながらも、かなりひどい状況が北海道にはもたらされたと。これは本音を言いますとうちの町はラッキーだったと思っています。これがもし十勝川や札内川やいろんなことが出ているような南富良野町や清水町、新得町のような状況が起きたときには、末恐ろしいと言った方が本音ではないかと思います。一つ一つ本当は丁寧に答えていかなければならないんですけれども、まず訓子府川の流木や、あるいは立木ですね、それから川底の土がたまっていることについては、これは管理が土木現業所といいましょうか北海道ですから、前にも申し上げましたように、地域の駒里とそれから弥生と福野の代表と一緒に北海道に出かけてきましたし、そして強く要請をしました。立木の間引き、底ざらい、底内堆積土砂の除去、樋門の新設、それから31号線の西原川、中央橋の上、それから底内排水等の要請を強く札幌でも行ってきたところでございますので、これはある意味で人災だと私は申し上げておりますけれども、これ訓子府川だけではなくて、ポンケトナイ川とかですね、川南の方も道河川については同じような現象があると。開盛地区の人やなんかも含めて大変なご苦労をされているということも含めて切実に写真も提示しながらお話をさせていただきましたので、そのときに弥生の実践会から昔はそういう立木を切るのも地域が一緒になってやったんだと。今回のこういう状況からしてみたら、やはりやっていかなければならないと思うという発言もいただきました。私は先ほど酒谷川と西訓川の行政でなし得ることの限界といいましょうか、あれ以上もれないとかですね、大幅改修ができないという地形的な問題があって、昨日山田議員の質問にも答弁させていただき、可能な限り努力させていただくと。しかし、泥さらいも日常的にできるかと言ったら私は限界があるという気がします。行政のやれることで。昨日も夜間町長室で清住の方たちが来られて豊坂川と清住川の合流地点部分の越水の話をしていきました。これは行政でなし得ることというのはこういうことだということも含めて、地域の河川愛護組合や皆さん方が、あるいは東幸町、西幸町地区であれば、川の泥さらいも含めて、地域の住民の方にやはり協力いただける体制というのはつくっていかなければならないのではないかと見ておりまして思います。ですからこれらについては前回の三つの台風のときにも町内会・実践会長にも連絡をして災害弱者やあるいは地域の見回り体制についても協力願いたいという話を町民課長の方から連絡をさせていただきましたけれども、これはある意味では、たまたま今回というよりも、これからあり得ることですから、全ての町内会長、それから実践会長に行政との連携もさることながら地域防災、自主的な防災的なことをどうやってやはり活動の中に発展させていくかということを連携しながらやっていかなければならないだろうというふうに思っています。これは日常的な作業と、それから隣近所の声かけや状況を含めてやっていかなければならないのではないだろうかということが一つ考えるところであります。さらにまた、不幸にして8月17日、開発と自衛隊と警察と市町村長が常呂川を中心にした防災をどうするかという会議を開く予定でありました。残念ながら今回の災害でそれが延期になっておりますけれども、あらためて今河川事務所も含めて常呂川の危険水域の見直しを今始めています。ですからハザードマップが既にもう去年の鬼怒川、駒井川、茨城の氾濫からこれではもう対応できないということ、しかも築堤、堤防が非常に危険があると。それから訓子府で言いますと穂波から下流の部分では、まだまだ危険な状況があるということもあって、見直しとマップの作り直しと各連携が必要だということを確認し合って、これからさらに詰めていかなければならない段階にきていますので、さらに私たちはこれらの関係機関と役割分担と日常的な連携をどうするかということも含めてやっていかなければならないと思います。それから避難所です。避難勧告です。置戸町と北見市が避難勧告を出しましたけどうちの町は出しませんでした。これはもう私自身があそこの常呂川の小学校のところに危険水域という表示というかスケールがあるんですね。うちの町は危険水域の公式の場所というのはないんですよ。これはだから置戸町と北見市の両方を参考にしながらということで、基本的にはあそこの小学校のところの危険水域って河岸の段丘の中間のところに越水したときに、越水して上がったときに避難勧告を出さなければいけないということで、本部というよりも、役場に詰めていた課長たちとそういう確認をさせていただいているんですけど、これはあらためて、今開発はてんやわんやしておりますので、うちの町にも危険水域についての測るところ、きちんと指示できるようなところを設定すべきだという要請をしていきたいと。それから今回もですから訓子府町がなぜ避難勧告を出さないのかどうかということもありましたけれども、私どもはここまでなら大丈夫だという判断の中でやっています。上流と下流とのまた違いがありますので、こういったこともやはり整備していかなければならないと思いました。そしてもし常呂川の堤防が越水、あるいは堤防が決壊という状況が起きたら、おそらく市街地区総なめでいくでしょう。そうしたときに、今までの避難場所では通じないのではないかという不安感を私自身も持っています。公民館に来てもらったって、2階しか駄目だとか、小学校でも2階でないと駄目だとか、スポーツセンターも今、地震のあれですから避難所から外しましたけれども、そうすると全員高台に逃げるのかという話も含めて、避難勧告は出した、避難指示をする、そうするとどこに避難して逃げるのかということも含めたことをあらためてもう一回平常時だからこそですね、あらためて見直しをしていかなければ、根本的な見直しを含めて私ども行政で体制を強化していかなければならないというふうに思っています。今までも最大限の努力を職員を中心にしながらやってまいりましたけども、これらも含めて総体的な総合的な今回のような状況にどう備えていくのかということを急ぎながら状況をまとめていかなければならないと思っていますので、一つ一つ注意されると、いろいろなことがまだまだ不十分なところがありますけれども、できるだけ確かなものに向けて努力してまいりますので、ご理解賜りたいと思います。

再質問 3番 河端芳惠

今回他の町から比べたらまだ大事に至らなかったという部分もあります。今だからこそ、これから起き得る事態に備えて今いろいろな取り組みをあらためて再構築するいい時期だったのかなと思います。風で倒れた楡のお話をさせていただきます。樹齢250年ということで、あの日アメダスでいいますと22.3mの南風、また東風があったということで、幸いなことに夜だったし、道路側に倒れなかったということで大事には至らなかったのは本当に不幸中の幸いだったと思います。今、見ましたら、街路樹なにかも電線、電話線にかなり引っ掛かっているところもありますし、そういうのは風が吹くと電話線、電線が切れたりするようなこともあると思いますので、その辺の管理、町の管理とNTTの管理とかいろいろ分かれているのかもしれませんが、やはりその辺の適切な管理をお互いに話しながら進めていく。そして事故のないように気を付けていくということをどのように進められるのか。ちょっと現状とそれから対策を伺います。

答弁 建設課長 山内啓伸(建設課長は2018年3月まで)

街路樹については建設課の担当ということなんですけど、これについては平成22年以降も保養センター線ですとか末広線、あけぼの団地内なんかを定期的に実施しています。さらにあと中央公園などを含めた、あと小学校の敷地内ですとか、そういったものも含めまして平成10年から12年まで大がかりに樹木医に診断していただいた経過もあります。そのあと12年までにかけて木を伐採していく、あるいは治療していくというようなことをやっています。さらにそれ以降も、21年以降も教育委員会とも協力しながら連携して定期的に樹木医に診ていただいて必要な箇所については伐採するなり、治療するなりする対応をしています。これからも協力してやっていきたいというふうに考えております。

再質問 3番 河端芳惠

街路樹、学校の碑など、子どもたちがよく通る場所ですので、子どもたちへ風が吹いたときはそっちには行かないとか、そういうような安全教育も子どもたちにお願いしたいなと思います。これは答えはいりません。思ったよりちょっと時間をくってしまいましたので、防災・減災への取り組みは今までお答えいただいたことを町民の方がより安心して暮らせるように進めていっていただきたいと思います。

出典:訓子府町議会 平成28年第3回定例会 2016年9月15日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる