訓子府町議会 平成28年第3回定例会 2016年9月13日
芸術作品移設後のレク公園のあり方とまちづくりの未来図
2016年9月13日、訓子府町議会の一般質問で、西山由美子議員が「芸術作品移設後のレク公園のあり方とまちづくりの未来図」について質問し、町長 菊池一春、建設課長 山内啓伸、教育長 林秀貴が答弁しました。
- 質問者
- 西山由美子 議員
- 答弁者
- 町長 菊池一春、建設課長 山内啓伸、教育長 林秀貴
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 10番 西山由美子
これで一つ目の質問を終わりたいと思います。二つ目の質問です。芸術作品移設後のレク公園のあり方とまちづくりの未来図は。ことわざ大辞典で「芸術」をひもときますと「芸術は長く、人生は短し」という、古代ギリシャのお医者さんであるヒポクラテスの言葉から転じた格言が目に留まりました。「人間の命は短いが、すぐれた芸術作品は作者が死んだ後も長く残るものであるから芸道に精進すべき」と意味が書いてありましたが、本町出身の故水本修二氏の彫刻作品「関係空間」移設のことは、町民の間でも話題になっているようです。7月の臨時議会でも賛否両論あり採決も拮抗きっこうし可決されました。8月に移設場所がレクリエーション公園内と決まったわけですが、今後の活動方針に沿った取り組みが実践される中で町民の憩いの場としてのレク公園のあり方とこれをきっかけとしたまちづくりの未来図をどのように描いているのか、町長と教育長の考えを伺います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
ただいま「芸術作品移設後のレク公園のあり方とまちづくりの未来図」について、お尋ねをいただきましたのでお答えいたします。レクリエーション公園につきましては、小さいお子さん連れの親子や遠足の子どもたちが、遊具や親水施設などで楽しい時間を過ごすなど、子どもたちの健全な育成の場として、そして、全町的なイベントや町内会など地域単位の憩いの場として、多くの皆さんに親しまれております。把握できる事前に申し込みのあった団体利用だけでも、毎年3千人前後の利用があり、この春、雑誌で親水施設のある公園として紹介されたこともあって、天気のよい週末などは、町内外のかなり多くの親子やグループで賑わっているところです。今年の秋には、水本修二氏の作品が展示されることとなりますが、設置予定場所から見ましても、今までの入園者の利用形態について、制約を受けるものではないと考えております。今後は、町民・児童・生徒へのワークショップなど、大学等と連携した文化芸術に関するさまざまな取り組みが行われることとなりますが、この新たな取り組みが相乗効果として、一般の公園利用者の文化芸術に対する関心を高めることとなることを期待しているところです。そして、中長期的には「パブリックアートによるまちづくり」の拠点となるよう、適正な維持管理に努め、町民の理解を得る取り組みを進めてまいりたいと考えておりますのでご理解を願います。
質問 10番 西山由美子
議員の間でもいろんな意見が交わされて議論した前回の予算提案でしたが、決まった以上ですね、予算は町民の利益になるために使われなければいけないと私たち議員、議会はみんな思っていますので、この作品移設によって町民にとってよかったねと思えるようないろんな活動を計画に沿ってやっていただきたい。その具体的なことは今後、明日の余湖議員や河端議員の方から質問されると思いますので、私はその移設場所と決まったレク公園、そこに集中して若干質問をしていきたいと思います。従来はですね、今、町長の回答にありましたように町内外とても利用が多くて、本来は一番最初にいろんなパンフレットにありますようにきれいな芝桜がメーンだったんですが、今、途中から芝桜はなかなか言うことを聞いてくれなくて、きれいに咲いてくれなくなりましたが、それまで公園の整備は何としてでも芝桜をというふうに職員の方も頑張ってこられましたが、まだ移設が決まったばかりですから、公園整備について、今すぐ答えが出るとは私も思っていませんけれども、その芝桜をメーンとした公園の整備とそれプラス今度この「関係空間」という、まだ町民も私たちも見たことのない、その作品が移設された後の公園整備、どうでしょうか、どういうふうに変わるのか。芝桜との関係も含めまして簡単に今の考え方でよろしいです。
答弁 建設課長 山内啓伸(建設課長は2018年3月まで)
レク公園の整備の考え方なんですけれども、レク公園につきましては、公園の使命という意味でいきますと、芸術作品がある、ないに関わらず、あくまでも前段町長の答弁にありましたとおり子どもたちの健全な育成ですとか、町民の憩いの場という、この主題は全く変わっていないと思います。それで芝桜につきましては、従来から説明していますとおりどうにか我々も今芝桜を再生させようと努力しているところで、新たな苗を買って植え始めたというのが平成25年からなんですね。それで3年間やってみてどうにか結構根付きも大分よくなってきたということがあって、実は今年度いつもの倍、毎年の倍の1万6千株をちょっと予算を付けていただきまして、今まで春先だけの移植だったのを春とこの10月、この2回に分けて今後3年間そういうかたちで、予算付けばの話ですけれども、やっていってなるべく芝桜を再生させていきたいというふうな願いを持ってやっています。これについては芸術作品の存在に関わらずこういった取り組みについては進めていきたいというふうに考えていますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 10番 西山由美子
わかりました。今までのやったことが無駄にならないように芝桜もきれいに咲いて、そして作品も皆さんに喜んでもらえるような展示になるように期待していきたいと思います。まだ自分の頭の中でも想像、皆さんに見せていただいた図面を見て想像でしかないんですけれども、おそらくああいう大きな、しかも誰も見たことのないような作品、抽象的な作品があの公園にぽんと置かれた場合、いろんな反応があると思います。残念だったのは、今回のいろんな議論の中で世界的に有名だった人があんなもの、こんなものになってしまったって。でもそれもやはり実際見て判断していく中で、もしかしたら子どもたちや若い人たちにとっては何か刺激になるのかもしれないし、これはもう私たちの年代ではわからないことなんですけれども、これ教育長にお伺いしたいんですが、これからですね、今までも町民向けのイベントというのが公園の中で行われてきましたけれども、この作品を移設することによって、今、教育長の頭の中で考えていることでいいんですが、どのようなイベントがふさわしいとか、何かイメージされることがありましたらお願いいたします。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
水本氏の作品の移設に伴って今後のレク公園との関連性というか、今後のそういうようなことを活用したまちづくりをどうかというご質問だと思いますけれども、ご存じのようにレク公園に移設いたしまして、あの作品自体が一番専門家のご意見の助言からも空間が広がりを見せているという部分も含めましたら、あの場所がふさわしいというご助言もいただきまして、私どもとしましてもレク公園に設置ということを決めたわけですけど、水本氏の作品だけではなくてですね、従前からお話しているように武蔵野美術大学との産官学プロジェクトの中での学生作品等の彫刻も含めた中で、例えばその作品とか関連性とか展示とかも含めた、例えば彫刻の広場的なものも今後検討しながらですね、先ほど町長からお答えしたように町内外から多くの方が訪れております。それは公園だけではなく、社会体育施設とかグラウンドとかさまざまなこともありますので、そういう総合的な場所ということを含めましたら、公園の機能とそういう芸術の機能を合わせた相乗効果を狙いながらですね、今後発展的な、例えばさまざまな取り組みについてですね、今後検討してまいりたいと思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 10番 西山由美子
私は芸術に疎くて大したことは言えないんですが、先日同じようにイメージしたときに、あの作品と芝桜と丘とイメージしたときに、あの前で音楽はどうかなって。それこそオニオン楽団とかスクールバンドとか野外のコンサートをしたら、ちょっといいんじゃないかな、なんてふと思ったりもしましたが、さまざまな文化団体に限らずですね、反対意見も含めた中でいろんな意見を取り入れて、そして町内だけではなくて、北海道にああいうものをこういうかたちで移設するというのは、ちょっとまれな、いい悪いは別としてですよ、まれなことだと思いますので、これが今後、町民のために本当に利益になるためにも職員の腕にかかっていると思いますので、これから具体的な計画を立てていく中でいろんな人の意見を聞いてよいものをぜひ計画して実行していただきたい。そんな気がいたしますけど、最後に町長お願いいたします。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
札幌のモエレ沼公園で野口さんの巨大彫刻が1点あります。おそらく来週あたりにそこでマラソン大会が開かれるということも聞いておりますので、私は文化芸術のみならず、あのレクリエーション公園を一つの財産にして、さらにいろんなかたちで芸術文化、スポーツも含めた広がりをどうやってつくっていくかというのが、まさに私たち職員もそうですけれども、住民の方も参画していただきながらつくり上げて広げて発展させていくということがこれから求められているんだなと思っていますのでご理解をいただきたいと思います。
質問 10番 西山由美子
今後の訓子府町の福祉の充実と芸術文化の発展を心から願いまして、私の質問を終わりたいと思います。