訓子府町議会 平成27年第4回定例会 2015年12月9日
TPPが及ぼす林業への影響について
2015年12月9日、訓子府町議会の一般質問で、川村進議員が「TPPが及ぼす林業への影響について」質問し、副町長 佐藤明美、町長 菊池一春、管理課長 森谷勇が答弁しました。
- 質問者
- 川村進 議員
- 答弁者
- 副町長 佐藤明美、町長 菊池一春、管理課長 森谷勇
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 川村進
それでは、次の質問に移ります。TPPが及ぼす林業への影響について、お尋ねします。今、TPP(環太平洋連携協定)というのは、農業と水産業にだけ力を入れてやられています。しかし、ここに林業というのが入っています。林業のことにつきましては、訓子府町の町有林、財産が今後どのような影響を受けると思われるか。そして、町有林の整備について、2点お伺います。一つは、本年度の町有林の伐採、売却、そして収支はどのようになっていますか。二つ目、今後の植林の予定はどうなっていますか。3点でした申し訳ありません。それで、三つ目が人にやさしく、動物にも昆虫にもやさしい森づくり、これについて。もう一つあった、四つ目が、学校林に対しての考え方について、これは町長と教育長とお二人にお伺いします。お願いします。
答弁 副町長 佐藤明美(副町長は2019年3月まで)
先ほど川村議員の手数料と使用料の関係の部分でお話をさせていただきましたけれども、ちょっと一部追加させていただきたい。話の中身を追加させていただきたい。訂正といいますか、追加になりますけれども、先ほど言いましたように、公民館等の使用料、一部屋貸したらいくらとかというやつ、あれは先ほど言ったとおり18年度に変わっているので19年度は変わっていないんですけれども、川村議員もちょうど前回の議員やっているときに、おられたときの記憶だろうと思いますけども、使用料と手数料は違いますので、手数料、例えば戸籍の窓口で住民票をとったとか、そういうやつの手数料がですね、21年4月から値上がりになっております。それは管内的にこの辺と均衡をとって、財政健全化の中で上げているという部分がありますので、川村議員の記憶については間違っていない部分もございますので、こちらからちょっとその部分はお詫びしたいと思います。申し訳ありませんでした。
質問 7番 川村進
確かに記憶は良いつもりでいるから、本当にびっくりしちゃった。私がうそをついていると思われちゃうとまずいから。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
ただいま「TPPが及ぼす林業への影響について」4点のお尋ねをいただきましたのでお答えをさせていただきます。まず、1点目の「本年度の町有林の伐採による収入とその収支」についてお尋ねであります。本年度の林産物売払い額は、現時点において入札を行っていませんので、予算の額で説明したいと思いますので、ご了承いただきたいと思います。まず、売払収入ですが、皆伐分の4,187万3千円、間伐分が1,279万2千円の合計5,466万5千円の予算となっております。なお、収支状況につきましては、若干の黒字となっておりますし、その要因としましては、原木の価格が高値取引されている状況にあると認識しているところであります。しかしながら、東日本大震災以降、人件費の高騰から黒字幅が少なくなっている状況にあります。次に、2点目の「今後の植林の予定」についてのお尋ねでありますが、樹種としましてはカラマツを基本として、昨年度に皆伐しました場所を本年度は地ごしらえ作業を行い、来年度に植林を行ってくる状況でありますので、来年度に植林する場所は、平成26年度に皆伐した場所となっております。また、今後の植林計画につきましては、毎年3月に開催しております町有林野経営審議会に諮り、事業計画の承認をいただき、実施しているところであります。次に、3点目の「広葉樹の植林の考え方」についてのお尋ねでありますが、2点目でも説明をしましたとおり、カラマツを中心とする針葉樹を基本に植林をしてきたところでありますが、伐期が早く、管理経費も安く、また補助のことなど経済的な観点から、議員の言う景観や心の面での情緒を育むといいましょうか考える必要があるかも知れません。今後において、経営審議会委員や専門家の意見を聞きながら、樹種も含めて、広葉樹の植林を検討してまいりたいと思います。次に、4点目の「学校林の考え方について」のお尋ねでありますが、学校林は、自然体験活動を目的として設置されていると思いますが、学校林として位置付けをしなくても、町有林の有効活用の一つとして、利用をしていただきたいと思いますし、学校側が希望するのであれば町有林を積極的に開放していきたいと考えております。以上、4点についてお答えをしましたので、ご理解賜りたいと思います。
質問 7番 川村進
町有林、平成20年のときかな、私がお尋ねしたことがあります。訓子府町の町有林というのは、北海道のモデル林として指定されていた一時期があって、ものすごい整備がきちんとしていまして、今年農林商工課長に聞いてみたら管内でも訓子府町の町有林の原木は他町村より高く売れているというような回答をもらっているんですが、私は今後の植林については、何ぼ高くても、木を切った、運んだ、売った、ゼロ。しかしそれよりマイナスになる可能性もあるというようなカラマツの植林はやめて、人にやさしい、動物にやさしい、昆虫にもやさしい森づくり、押しても駄目なら引いてみろ、押す方はカラマツを植えて切って、50年たったらぐるぐる回していくという、今度は一切切らないで白神山地みたいに200年、300年の広葉樹の森をつくるという、それを本町は進めるべき。モデル林に代わって今度は北限を目指す、ブナ林の北限を目指して植林は広葉樹でやっていただきたい。広葉樹は何か聞いたら国からも道からも、そういう私が一番嫌う補助がつかない、そういう可能性があると。だから広葉樹を植えるのは、どうも町としては大変かもしれないというような話が聞こえてきましたけども、切ってだめなら植えたままでずっと何百年も置いておく。これが一番いい方法だと思います。赤字にもならない。ただ林道の整備とかね、ある程度のものは整備をしなきゃいけない。火災、山火事といわれるものは恐ろしいですからね。でも植えて、育てて、切ってマイナスになるような森はつくる必要はないと思います。ですから、広葉樹の植林、これに力を入れて研究して何とかやってほしいのですが、町長これからの森づくりについて、やはりカラマツですか、どうですか。
答弁 副町長 佐藤明美(副町長は2019年3月まで)
今、川村議員の一般質問の当初の中でも非常に良い考えだと私たちは思っております。確かに戦前からというか、特に戦後からですけれども、需要側の高木ということでカラマツ、伐期も早い、そして植え方も楽、補助もあるという、管理についても楽だという観点から植えれ植えれということで植えてきたのがカラマツで、今ちょうど、それがもう伐期が過ぎておりますけれども、ちょうど50年くらいの伐期で、戦後70年と言われておりますけれども、いまだにその部分が、その後植えてきたのが残っているという部分がありますし、確かに木、山、景観といいますか、心の情緒といいますか、そういうところの部分でいけば広葉樹という部分、シラカバじゃなくてですね、広葉樹という部分は確かに考えていかなきゃいけない部分だとは思っています。それが経営審議会、山の経営審議会とかの確かに経営状況の部分はございますので、それ等をはかりに掛けながらですけれども、100%カラマツとかというのではなくて、その一部を検討する余地は十分あるかなと思っておりますし、確かに見る景観からすれば自然林には当然かないませんけれども、造林、人工林でやりますと何ぼ広葉樹でも絶対自然林のようにはなりませんけれども、相応の何百年という時間がかかるかもしれませんけれども、そのことを将来の夢といいますかね、壮大な構想に向かってというのが必要な部分もあると思いますので、今のうちからできるのであれば少しでもやっていければなと思って検討は経営審議会とか有識者といいますか、道の林務署というんですかね、そういうところとも相談しながら、ちょっと検討はしてみたいと思いますので、今すぐやるということは言い切れませんけれども、そういうことの考え方は大切だと思っておりますので、十分心の中にとめておきたいと思っております。
質問 7番 川村進
わかりました。とにかく私の考えは切っても駄目ならということであれば、押しても駄目なら引いてみろという一番いい言葉、切っても駄目なら切らないでだまっておけばいいわけです。山なんていうのは自然に育ってくれます。それでは、最後の学校林の問題について。私たちは全然知らなかったが、何か高速道路に居武士小学校の学校林に指定されていたところがあったと。100人のうち知っている人は誰もいなかった。そういうところに学校林があったそうなんですが、そして何かそこが高速道路にひっかかって、そこから何かお金がうまれてきた。そしてそれが町に入らないで、どこか居武士小学校の後援会かどこかの口座に入ったというようなことを教えてくれた人がいるんですが、これについて、どういうふうになっているんですか。教育長ちょっと教えてください。
答弁 管理課長 森谷勇(管理課長は2020年3月まで)
それでは、今の居武士小学校の学校林についてお尋ねがありましたので、回答させていただきます。居武士小学校の学校林につきましては、昭和37年に当時、居武士の神社がありました神社用地、所有は訓子府神社でありましたけれども、この土地を児童等の環境教育や体験活動を行うための校有林として活用するために、当時の居武士小学校の後援会が払い下げの要望を出し、訓子府神社から払い下げを受けております。当時の所有権は訓子府神社にありまして、それが当時、約8,500㎡、8町5反ぐらいですけども、3万円で居武士後援会が購入をしております。8反5畝ですね、すいません。その後、居武士小学校の後援会につきましては、所有権の登記ができませんことから、昭和39年に訓子府町と覚書を交わしまして所有権は訓子府町に移転することとし、管理については、継続して居武士小学校の後援会が管理するということで覚書を締結をしております。その後、この校有林につきましては、河川工事、その後、道道の拡幅工事、先ほど、川村議員がおっしゃっていました高速道路の工事等におきまして、用地買収がなされ、現在では、約450㎡程度、150坪ぐらいの土地しか今、余ってはいない状況です。この程度の面積でありますので、場所的なこともありまして学校林、当初の目的の学校林としての機能はちょっと今は果たされていない状況でありますけれども、こういった状況であります。また、高速道路の関係での補償費、当時、土地代と立木といいまして、生えていた木の補償がなされまして、それにつきましては、居武士小学校の後援会の収入として歳入されております。今までの名義は訓子府町でありますけれども、今までの管理状況については、居武士小学校の後援会が自主的管理をしていたということでありますので、その売却代金については、居武士小学校の後援会で収入しているという、そういう状況であります。以上です。
質問 7番 川村進
わからないことがいっぱいあるもんでね、訓子府町に学校林というか、校有林なんてあるとは思っていませんでした。誰も教えてくれないし、また調べようがなかったんです。ただ、驚くのは高速道路にひっかかったということでね、訓子府町は運がいいから、もらったところもひっかかって1,600万円ぐらいの金が入っていますしね、わかりました。もう時間もありません。とにかく最初に言った福祉灯油の件を何とかお願いして、私の質問は終わります。ありがとうございました。