訓子府町議会 平成27年第4回定例会 2015年12月8日
除排雪の考え方と今後の見通し
2015年12月8日、訓子府町議会の一般質問で、河端芳惠議員が「除排雪の考え方と今後の見通し」について質問し、町長 菊池一春、建設課長 山内啓伸が答弁しました。
- 質問者
- 河端芳惠 議員
- 答弁者
- 町長 菊池一春、建設課長 山内啓伸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 河端芳惠
次の質問にいきます。除排雪の考え方と今後の見通しについて町長に伺います。近年、雪の降り方が変わって、11月でも30cmを超す降雪があります。雪の質も変わってきて重たいベタ雪が多くなってきており、特に高齢者、障がい者などにとっては除排雪が大きな問題となっています。同じ町内でも、市街地と高台地区では降雪の状況が異なるなど担当者のご苦労は並大抵のものではないと思いますが、これからの長く厳しい降雪期を迎えて除排雪の考え方と見通しを伺います。1、除雪は町直轄と業者に依頼している部分がありますが、地域によって除雪の状況に差があるのではとの声もあります。業者との連携はどのようにしていますか。2、農家の人のトラクターなどでの除雪を依頼する考えはありませんか。3、除排雪費は、年々増加傾向にありますが、これからの除排雪をどのように考えていますか。以上、伺います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
ただいま「除排雪の考え方と今後の見通し」について3点のお尋ねをいただきましたのでお答えをいたします。まず、1点目の「除雪は町直轄と業者委託があり、地域によって除雪状況に差があるとの指摘があるが、業者との連携はどのようにしているか」についてであります。委託している2業者とは、毎年11月中旬に除雪路線の確認、危険箇所の情報提供など、綿密な打ち合わせを行い、降雪シーズンに臨んでおります。除雪作業につきましては、委託業者も含め丁寧な対応を心掛けておりますが、路面状況や線形の違いなどもありまして、差が見られることは認識しているところでございます。除雪後の現場を確認しながら、委託業者と協議をし、改善できる箇所については、対応していく考えですのでご理解をお願いいたします。次に、2点目の「農家のトラクター等による除雪を依頼する考えはあるか」についてのお尋ねでございます。万一の事故が起こった場合の保険対応など課題が多く、町で実施すべき除雪を農業者に依頼する考えはございません。現状の体制で住民の皆さまに満足いただけるよう努力していく考えですのでご理解を願います。3点目の「除排雪費は、年々増加傾向にあるが、これからの除排雪をどのように考えているか」についてのお尋ねでございます。まず、年間の除雪費の推移を申し上げますと、平成22年度が2,927万円、23年度が3,862万円、24年度が3,978万円、25年度が3,725万円、26年度が昨年度ですけれども4,762万円となっております。大雪に見舞われました昨年度は、除排雪費が突出しておりますが、通常の降雪年については、3千万円台で推移しております。本年度は、11月の段階で大雪警報が発令され、町内全域の除雪を既に2回実施するなど通常の状況とは思われず、昨年に続く大雪が懸念されるところです。既に堆積している雪も多くみられており、排雪作業については、例年12月下旬、1月下旬、2月上旬を想定しておりますが、状況に応じ、作業の前倒しや排雪回数の調整なども行いながら安全確保に努めていく考えであります。現時点では予測できませんが、今後の降雪次第では予算内での対応が難しくなることも想定されますので、その場合は補正対応により、住民の皆さまの生活に支障のないように万全の態勢で対応していく考えですのでよろしくお願いいたします。以上、ご質問のあった3点についてお答えをさせていただきましたので、ご理解を賜りたいと思います。
質問 3番 河端芳惠
除雪は町での直轄と、それから業者に依頼している部分があるみたいですが、地域によってちょっと差があるのではないか、また、その年度によって差があるのではないかとか、そういう話もありまして、具体的にどのような方法で業者の方と連絡を取り合っているのか、再度細かい部分になりますがお願いいたします。
答弁 建設課長 山内啓伸(建設課長は2018年3月まで)
答弁でも申し上げましたとおり除雪シーズンの前には業者と連絡しまして、危険箇所ですとか、マンホールが浮いている部分ですとか結構ありますので、そういったところなんかも含めて情報を共有するような努力をしています。そして、あとどうしても除雪のむらというか、そういうのが出てくるというのは、実は委託業者にお願いしている部分というのは、ほぼタイヤショベルでやる除雪が多くて、主に街中の細い路線について実施しているということがあります。それでタイヤショベルというのは小回りが利くんですけども、思いきり削れないというか、そういった状況がありまして、あとグレーダーというのは、かなり削れると。ただ、ある程度長い路線でなかったら対応できないということで、例えば議員のお住まいのそばでしたら相内線ですとか、南12線とか、そこら辺はグレーダーでやりますし、あと代表的なところで言いますと道道の北見から置戸に抜ける道道の南北、北1条線、南1条線というのは、比較的長い道路になりますから、そこら辺もグレーダーで一気に削っていくということもあります。ただ一方、それ以外の細いところについてはタイヤショベルで小回り利きながらやるというところで、どうしてもそこら辺との差というのもちょっと見られるのかなと、そこら辺もあるのかなということもありますけども、そこら辺は機械の性能の違いということでご理解いただきたいと思います。ただ、いずれにいたしましても、あまりにもむらがひどいとか、そういったところにつきましては、落ち着きましてから、また対応し直すですとか、そういったケアは進めていきたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 3番 河端芳惠
これ降雪時になるときっと建設課の方に除雪の苦情がいくんじゃないかと思います。担当者の方が常に見回っている姿、よく拝見していますので、その辺よく状況を把握されているということは重々承知しております。ただ、やはり基本的に今10cmですか、除雪出動する目安というんですか、やはりその辺と、それからすごい豪雪の場合で何日も吹雪が続く場合、そのとき、そのときで対応は異なると思いますが、具体的に町としては、どういうときに除雪が入るのか。それと道道の部分と町道の部分だとかありますが、北海道との連携ですか、その辺はどのようになっていますか。今、高規格道路も新しく開通していますし、それに伴い白糠線なり、いろんな道道との関わりも大きくなってきているかと思いますが、その辺は北海道の道道の除排雪と町道の除排雪、どのような関わりというか連携がありますか。
答弁 建設課長 山内啓伸(建設課長は2018年3月まで)
2点お尋ねいただきましたけれども、苦情なんかはいただいていますけど、情報をいただいていると思って理解しています。それでまず、除雪の基準なんですけれども、基本的には積雪10cmをめどとするんですけども、それ以外にも吹きだまりなどで人とか車両の通行が困難と判断される場合ですとか、あるいはわだちができて路面状況が悪いとき、あとは別に個人という意味じゃなくて町内会とか実践会単位で部分的に除雪の依頼があった場合などは対応することにしていますが、ただ、異常気象なんかで作業がとてもできないというようなときには、緊急車両の通行とか、そういったものの人命に関わるもの以外については安全が確認されるまでは待機しているというような状況で進めております。それと、あと北海道との連携なんですけども、基本的に訓子府町については積雪10cm、除雪全車出動の場合は先行部隊は3時なんですけれども、大体4時から始めることにしています。そしてまず町内を実施して、それから実践会をやるということになっているんですけども、その前に北海道については主要道道については、こちらで言ったら大和谷工業さんになるのかな、大和谷工業さんの方で先に入ってくるようなかたちになっております。そしてあと交差点は、私も初めて見てたんですけれども、やった後に町道の方に雪が残っていきますけど、それについては後から道道の委託業者の方がショベルで取っていくというようなやり方をしています。ただ、状況によりましては、うちの方が後から入る、うちが入ったときにまだ残っている場合にはうちでやるとか、そういった連携については実際にとれているのかなというふうに考えています。以上です。
質問 3番 河端芳惠
一般人として一番これから懸念されるのは豪雪で今、湿った雪が多いですし、玄関先に湿った雪がどんと置かれる状況、それを特に今、高齢者、一人暮らしの方、除排雪サービスを受けられないで頑張っている方もかなりおりますし、そういう面で個別の対応といったら難しいのかもしれませんが、特に湿ったどか雪の場合、高齢者だとか、そういう世帯に配慮できるようなことはできますか。
答弁 建設課長 山内啓伸(建設課長は2018年3月まで)
除雪につきましては、ご存じのとおり朝7時までにあけるという使命があります。ですから、どこかの家庭だけ配慮するとか、そういうことはできないんですけども、私も今回ずっと一緒に乗っていますけども、なるべく間口にはうまく置かないような状況では走ってはいます。走る努力はしていますけれども、なかなかそうはいかないので、それについては、やはりこれは前の議会でも答弁していると思いますけども、やはり間口除雪と一般の除雪というのは、やはり別に考えるべきものなのかなと。努力はしますけども、そういうふうに認識しています。
質問 3番 河端芳惠
降雪がありますとよく農家の方が身内だとか、親戚、知人のお宅に除雪に伺っているんだろうと思います。そういう姿を見ましたら、ああちょっとお願いしたいなというようなことが多々あります。町が個別に依頼というのはちょっと難しいのかもしれませんが、例えば、そういう組織ですか、先ほど保険だとか事故だとか、そういう対応で難しいというお話がありましたが、例えば、そういう農家の方の機械を利用して何か利用組合的な互助会的なものを立ち上げるとか、そういうのは町の方としては、どの辺まで可能なのか、そういう考えはどうなのか伺います。
答弁 建設課長 山内啓伸(建設課長は2018年3月まで)
まず一答目で質問があったのは、おそらく町のやるべき除雪路線という意味合いで聞いたんで、これについては町として責任を持ってやりますので、これについては、やはりある程度委託する業者ですとか、そういった組織でなかったらちょっと難しいのかなというふうに。それと今言われたニュアンスでいきますと、ひょっとしたら高齢者の間口除雪までいかない方のものについてということだと思うんですけども、ここら辺については、なかなか町として、それを窓口になってお願いするような仕組みというのはちょっと難しいのかなと思います。高齢者については福祉保健課が窓口になって障がい者ですとか高齢者については業者、今年は富山産業だと思いますけども、業者に委託して実践会も含めてそういったようなことを排雪なりしてますけども、一般の住宅については、いろんなところで農家のトラクターが活躍されてますけども、おそらく個人的にやっていると思うので、それをちょっと今のところ町で斡旋するような考えはちょっと持ってはいないです。
質問 3番 河端芳惠
私の身の周りを見ても高齢者、または病弱な方、そういう世帯ばっかりなので、できるだけ手伝ったりはしますが、それもかなり限度があるので、よく地域で、町内会なり何かで、除雪体制を立ち上げてほしいとか、いろんな要望がありますが、やはり先ほど町の方にお願いしても難しいように、かなり難しい問題があって、なかなか要望はあるんですが先に進みません。それで今、一番問題になるのは、先般、火災がありましたが、そういう要援護者ですか、そういう方や何かが排雪サービスをお願いしていないとか、そういう方などはやはり対策として何か考えられないか、ちょっとお伺いいたします。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
ちょっと整理をさせていただきます。まず課長の方からも答弁させていただきましたけども、町の除雪にあたっては幹線を中心にしながら10cm以上の積雪があったときに出ますよと。それから吹きだまり等々があったときにはもちろん出ますと。それから去年12月17日に通行止めにしたんですね道道を。そのとき改めて人工透析の方が7、8名確か町内におりまして、その人の命の問題を含めて単純に主要道道を止めるということにはならないということで、これは北海道と私どもでその後かなり綿密な打ち合わせをして少なからず町も含めて、そして命に関わることに対する情報提供や除雪の協力関係をきちんとしていこうということで北海道のオホーツク総合振興局と打ち合わせをしたところでございますので、ある意味では、道道とうちのすみ分けについては、従来は排雪を一緒になってやったりしてたんですけども、これらについてはきちんとやっていきたいと。それから、例えば今がーっとやっていった後の家の前の除雪を町でやっていただけないかということでしたけれども、これについては、一つは高齢者の一人暮らし、二人暮らしについては主要の除雪が終わった段階で山田産業と富山産業を1年交代でその家の前の雪を押していく、あるいはうんぬんをやってお願いをしているという状況です。これいくらかお金は何千円かかかりますけども、それをお願いしていると。それから市街地区については、高齢者勤労センターにお願いをして、これらについての登録をしていただいて、雪の降ったときにお願いをするという状況をつくっております。それから、前に一般質問で上原議員の質問ではなかったかと思いますけれども、実践会地区のそういった状況をどうするんだというご意見もありまして、それ以後、実践会長会議で私の方から地域的なやはり協力をお願いしたいと。隣近所でそういう人がいるのであれば、ぜひお願いをしたいということを実践会としてよろしく頼むということを言ってきた経緯もございますので、ぜひこれらについても日常的に隣近所で何とか解決できる方策をお願いをしたいというところが実態でございます。それから先般の実践会長会議でも3点ほどのご意見が、除排雪についてご意見がありました。訓子府の除雪は大変きれいだと。もう北見や置戸へ行ってももう本当に比べものにならないぐらい除排雪がよくされているというお褒めの一方で、一つは歩道の除雪ですね、特に市街地区については歩道に除雪を一般の人が投げているのではないかと。これをなんとかしてほしいということですけども、現実的にはやはり歩道しか捨てる場所がないということもあって非常に難しい問題を抱えているということで、私どもの排雪が先ほど言いましたように12月なり1月、2月に一斉に排雪を行っていくということが、果たして今の気候変動の中で間に合うのかどうかということの課題はありますけども、いずれにしてもできる限りの努力をしながら除雪、排雪体制をきめ細かくしていきたいというのが考え方であります。さらにまた制度化はしておりませんけれども、地域担当職員には大雪が降ったときには、やはりスコップを持ってでも、あるいは状況確認も含めて地域を回るようにということで話していますので、かなり報告書を見ますと少しずつそれは広まってきているのではないのかなというふうに認識しているところでございます。
質問 3番 河端芳惠
この雪の状況は、こればかりはなってみなきゃわからない。ただ、年々除排雪費も膨らんでおりますし、その中で住民ニーズと費用との関係もありますし、やはり町の方でお願いする部分と、それから住民が共同で考えていかなきゃならない部分と多々あると思いますが、やはり日常生活に支障のない、またこれからでしたら子どもたちの通学などに支障のない、そういう除雪をお願いしたいと思いますし、また今、近年、爆弾低気圧的な状況でかなり天気予報なんかで予報もわかりますので、避難所を設置するとか、いろんなことで対応もできるでしょうが、その辺、十分、降雪の状態を見ながら各部局で連携を取り合いながらやっていただきたいと思います。またやはり一番問題になるのが高齢者、一人暮らしの人たちなので、なるべく、先ほどお答えの中にもありましたが、そういう方が安心して暮らせるような体制もお願いしたいと思います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
私どものこの間の実践会長会議でも言いましたけども、かなり担当職員はもう朝の明け方の前から各町内を回りながら状況を把握してできる範囲内の努力をしているつもりでございますので、これからもさらに努力してまいりたいと思います。それから何て言うんでしょう、この間も実践会長会議で言いましたけども、情報を例えば枝線の情報なんかについては朝の4時以降については職員が常駐していますので、これらについても連絡をしても構わないということで連絡を取り合おうと。実践会なんかでの吹きだまり状況やいろんなことというのがあるので、そういう密な情報を取り合いましょうということと、もう一つ、防災メールがまだまだちょっと実際にはまだ浸透していないと。持っている人は持っているんですけども、そういったことなんかもさらに普及をしながら、相互交信もして除雪や災害情報等の把握に地域の方々も的確につかんでいただくことも、我々ももちろんそうですけれども進めていきたいと考えているところでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 3番 河端芳惠
今まで平成4年ですか、100年に一度の大豪雪というのがありまして、それ以降、毎年のように100年に一度の豪雪、猛吹雪があります。それで今おっしゃったように猛吹雪などのときは防災メールなどで道路状況なり、それをお知らせするとか、いろんな方法があります。それでこれから、この冬、豪雪がなく無事に過ぎてくれることを望んで、今、除雪体制について、さまざまなお答えをいただきましたので、この冬ができるだけ豪雪がないことを祈って一般質問を終わります。