訓子府町議会 平成27年第1回定例会 2015年3月9日
訓子府町高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画
2015年3月9日、訓子府町議会の一般質問で、工藤弘喜議員が「訓子府町高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画」について質問し、町長 菊池一春、福祉保健課長 渡辺克人が答弁しました。
- 質問者
- 工藤弘喜 議員
- 答弁者
- 町長 菊池一春、福祉保健課長 渡辺克人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 工藤弘喜
では続きまして、次の質問に入っていきます。次の質問ですが、「訓子府町高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画」についてであります。この度、平成27年度から平成29年度までの3年間を期間として「住みなれた地域で高齢者が生きがいをもち、安心して暮らせるまち」を基本理念とした「訓子府町高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画」策定が進められ、原案が発表されました。この計画に関わって、次の事項について町長の考えを伺います。まず、一つ目です。「第6期介護保険事業計画」実施に向けて、本町の課題をどのようにとらえているのか伺いたい。二つ目、低所得者世帯に対する利用者負担の町独自軽減策が必要になってきていると考えるが、町長のこの点についての見解を伺いたい。三つ目です。今後、さらに認知症高齢者の増加が予測され、これまで以上に早期発見、早期予防の重要性が指摘されていますが、本町の第6期計画では、どのように取り組んでいくのか伺いたい。以上であります。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
ただいま「訓子府町高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画」について、3点のお尋ねがありましたのでお答えをさせていただきます。まず、1点目の「第6期計画に向けての課題について」のお尋ねですが、超高齢社会に対応するため、平成12年に創設されました介護保険制度は、今年4月で15年が経過することとなりますが、平成18年の地域包括支援センターの立ち上げや、平成24年の地域包括ケアの推進を目指した制度改正にみられるとおり、介護予防重視型への転換を柱として、推移してきております。平成27年には、いわゆる団塊の世代が高齢期を迎えるために、国内の65歳以上の高齢者人口は3,380万人となり、高齢化率も27%と、国民の4人に1人以上が高齢者となります。このため、今回の制度改正では、従来の介護予防、在宅介護をさらに高める地域包括ケアの推進に加えて、介護保険財源の確保や介護保険制度の継続的な運用にも重点を置いた制度改正が行われております。具体的に申し上げますと、一つ目として、介護度が軽い「要支援1」と「要支援2」の予防給付サービスの内、訪問介護と通所介護については、市町村が実施する介護予防・日常生活支援総合事業に移行すること、二つ目に、医療と介護の連携を推進すること、三つ目に認知症高齢者に対する総合的な支援、さらに、高齢者の生活支援等の充実の四つの事業を地域支援事業に追加し、その実施については、市町村が主体的に取り組むこととされております。なお、これらの事業の開始時期につきましては、本定例会に提案させていただいております「介護保険条例の一部を改正する条例」の中で規定しておりますが、医療と介護の連携事業が1年遅れることを除き、平成29年4月1日から実施することとしております。特に、介護予防・日常生活支援総合事業については、市町村が住民の自主的活動などの地域資源を十分に生かして、今後の超高齢社会に適応した地域づくりを、地域住民と協働して行うことが求められており、高齢者の健康状態・ニーズを把握し、加齢に伴い支援が必要になっても、安全・安心に暮らしていくためにはどのようなサービスが必要なのか、さらに、どのような社会資源が活用可能なのかを分析しなければなりません。また、この事業は、地域住民、行政、民間事業者、そして、ボランティア等の地域のコミュニティーにより支えられていくことが求められており、推進するための基盤整備については、町と社会福祉協議会等が、さらに連携し協力しながら具体的なサービスメニューを立ち上げることが課題となっております。2点目の「低所得者への利用者負担の独自軽減策について」のお尋ねですが、現在、介護保険サービスを利用した場合の利用者負担は、原則として介護サービスにかかった費用の1割となっており、ショートステイを含む施設利用の場合につきましては、1割負担のほかに、居住費と食費の負担も必要になりますが、生活保護の受給者や世帯全員が住民税非課税の方は、負担を軽減するために上限額が定められており、上限額を超えた場合は、申請により超えた額が「特定入所者介護サービス費」として支給されております。また、同じ月における1割の利用者負担が、一定の上限額を超えた場合には、超えた分が払い戻される「高額介護サービス費」や、1年間で同一世帯における介護保険と医療保険の利用者負担が一定の上限額を超えた分が払い戻される「高額医療・高額介護合算制度」につきましても、生活保護の受給者や、世帯全員が住民税非課税の方は、上限額をさらに低く設定し、負担の軽減が図られております。第6期計画策定に向けて、昨年3月に実施しました高齢者実態調査の結果によりますと、施設入所者の自己負担の負担感については「特に負担は感じない」が20%、「負担は感じるがやむを得ない」が67%、「負担が大きい」が13%となっており、また、居宅介護サービスの利用では「特に負担は感じない」が29%、「負担は感じるがやむを得ない」が47%、「負担が大きい」が24%となっており、利用者の大半は「これくらいはやむを得ない」との回答でしたが、別の見方をすれば、施設入所者で80%、居宅介護サービス利用者で71%の方が、負担を感じていることにもなりますので、今後の制度改正の内容に応じて、必要な施策の検討を図ってまいりたいと考えております。3点目の「認知症の早期発見・予防の取り組みについて」のお尋ねですが、高齢化の進行とともに、認知症高齢者が増加しており、認知症の方の見守りや生活支援とともに、その家族への支援も大きな課題となっております。こうした状況の中、国は今年1月27日に「認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)」を策定しております。今回策定された新プランは、平成29年度までを計画期間とする現行の「認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)」に代わるもので、団塊の世代が75歳以上となる平成37年までを計画期間としています。新プランは「認知症施策の普及・啓発」をはじめとする、7本の柱から構成されており、認知症の方のニーズに即した支援体制を構築することを目指し、必要なニーズ調査の実施なども盛り込まれております。なお、新プランの策定に合わせて公表された推計によれば、平成24年に462万人、高齢者の約7人に1人であった認知症高齢者は、団塊の世代が75歳以上となる平成37年には700万人、約5人に1人に増加すると見込まれております。本町の状況としましては、介護認定率では15%程度となっており、全国平均を約3%程度下回っておりますが、家庭内でも日常生活に支障をきたすと言われる「日常生活自立度判定基準Ⅱ」以上の認知症高齢者数は、全国とほぼ同じ水準にあります。このような状況の中で、第6期計画に向けた取り組みとしまして、三つの推進項目を掲げており、一つ目に「認知症予防方法の普及・啓発」としまして、認知症サポーター養成講座、認知症予防教室・講座の実施、早期の受診奨励等の推進、二つ目に「支援体制の整備」として、介護家族を支えあう会の開催、見守りSOSネットワークの充実、三つ目に「協働体制の構築」として、地域包括支援センターによる関係機関との協働体制の構築、認知症初期集中支援チーム・認知症地域支援推進員配置の体制整備を盛り込んでおります。また、認知症高齢者を単に支えられる側と考えるのではなく、認知症の方が社会参加できるような場づくりなど、認知症の人が認知症とともに、よりよく生きていくことができるような、環境整備も進めていきたいと考えております。以上、お尋ねのありました3点についてお答えをいたしましたので、ご理解賜りますようお願いを申し上げます。
再質問 7番 工藤弘喜
それでは、介護問題について、何点か再質問ということで考えを伺いたいと思います。まずはじめに、この問題につきましては、私これから質問、一問目も含めてさらに進めていくんですが、この後、西山議員のほうも関連する質問になろうかと思いますので、できるだけ重複を避けるようなかたちで、しぼって何点かだけちょっとお聞きしていきたいと思っております。まずはじめに、一つだけ、昨年12月に静寿園の増床という、いわゆる10床増床して、それからショートステイなり、デイサービスに向けての充実に対して整備を行っていますが、これは本当に評価のできる、長年多くの人たちが町民が望んできた要望でもあったことが、こういったかたちで、決して十分ではないのかもしれませんけれども、できたことに対してはやっぱり非常に評価をしていくべきだなというふうに思っております。この財政的にも厳しい中であっても、やはりそういうかたちで着々と介護保険あるいは福祉計画等々の福祉の問題等々について進めていることについては評価をしているところです。そういうことも受けながら今回の質問は、先に訓子府町高齢者保健福祉計画並びに介護保険事業計画の平成27年度から29年度における原案が出されておりまして、これをちょっと読まさせていただきながら、これに沿ったちょっと質問になっていくかなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。まずはじめに、この今の状況、この計画の実施に向けて、本町の課題等について、第一答でもお答えもいただきましたけれども、もう1点別のかたちでちょっと考えていたというか、周りの人たちのいろんなお話だとか、あるいは状況何かを自分なりに見ながら、この計画の中に、この計画というのは、やはり厚労省がこういうかたちで計画を立てなさいという、ある意味のマニュアル的な部分に沿った計画になるんだろうから、多分なっていくんだろうから、致し方ないところもあるのかなというふうには思いますけれども、これに含まれない部分で、やっぱりあるんでないかなというふうに思っています。それは何かと言うと先ほどの答弁にもありましたけれども、この介護保険計画、介護保険そのものがやはり制度の改変といいますか、大きく変わってきています。いわゆる要支援1・2の介護保険からの除外という部分、それから施設入所のいわゆる要介護3以上じゃないと施設に入れないと。そういう問題も一方でありながら、さらに町民の方々の生活の、いわゆる状況が非常に厳しくなっているというところにもう一度目を向けるべきではないかなと。そういう中で自分たちの老後、あるいはこれからのありようについて、本当にこの介護保険制度が自分たちが本当に必要とするときに機能してくれるんだろうかどうかという、その制度そのものに対する信頼というか安心感というのがどうなんだろうというところで不安を持っている方がやっぱり多くなってきているんでないかなというふうに思っています。これはさまざまなところで聞くんですが、特に65歳、今は多少元気なんですが、65歳から前期高齢者と言われるその75歳以前の方に対しては、階層というか、その段階の人たちは特に何かこう感じておられるような気がします。やはりこれはちゃんと次の認知症の問題含めてこの計画の中に、これ29年までの計画ですから、それ以後の問題というのは当然出てくる話でありますけれども、やはりこれはある意味の準備期間というわけじゃないんですが、そういったことも加味しながらのそういう思い、願い、あるいは不安にどう応えるかというところを本当はもっと必要なのかなという思いもしたところです。その中でやっぱり出てくるのが、やはり心配している大きな部分というのは、やっぱり老老介護、あるいは老障介護、自分たちがこれから5年、10年する中で老老介護というのはもう目に見えている。あるいは現実に今もあります。それから老障介護、自分は老いてるし、もう一つは障がいを持ってる、あるいは病気を持ってる人たちと一緒に介護も兼ねながら生活する世帯、それから、いわゆる単身世帯、いわゆる低年金でそれしかない単身の世帯、この三つというのがどうこの介護保険の中で、解消されていくのか、安心が生まれるのかというところに目を向けたものというのがやっぱり必要になってくるのかなというふうに思ったのが今後に向けた大きな課題かなというふうに私自身は思ったところです。だからそういう部分も含めて、町長としてどのように、今、私が言った話に対して思われているのか、考えがあるのか、ちょっとお聞きしたいなと思いますが。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
私どもの町が高齢化率が34.5%でございます。この第6期の計画中でいきますと、27、28、29の3年間で36%を超えていくのではないか。日本全体でも25%を超えるということで、高齢化の波は、私ども町村のみでだけではなくて、都会においても深刻な問題出てくるんではないのかと思っています。その中で安心してこの町に住み続けられるための施策っていったい何が必要なのかというのは、介護保険の実態調査や、さまざまな施策をさらに前に進めていく意味からも、今、工藤議員が言われた老老介護の問題やあるいは単身世帯等、老病介護含めてですけども、そういったことが必要になってくるのではないのかなということであります。ですから、今回10床の個室と2床のショートステイを皆さんのご理解をいただいて建設したということは、これは一時的なことであって、これをもって全部が解決するだなんてことには全然ならないというのが皆さんが共通の認識でありますので、在宅介護も含めた支援体制をこれからどういう形でやっていくかというのは、ものすごい課題になってくるんじゃないかなと思います。当面、私自身はここでも幾分申し上げておりますけれども、住宅の確保の問題や、あるいは認知症サポーターをもっと具体的により地域に密着をしたかたちで、これJAきたみらいなんかの協力も得ながらやっていく体制が必要なんではないかなというふうに感じているところでございます。その点では、行政がなし得ることと、地域の人々の力を借りながら地域ぐるみで網の目のような、やはり福祉の具体化がこれからもっと必要になってくるんではないかと考えているところでございます。
再質問 7番 工藤弘喜
まさに、これから先を考えますと、やはり今、町長の答弁にありましたように、そういう部分というのは、非常に求められてくるというふうには私自身も思っています。特に行政サイドで思いますのは、やはりこの地域包括支援センター、この強化というのが、いわゆる強化なり役割をどう強めていくかと。あるいはそこに期待をするかという部分というのは、非常に大きくなってくるのかなというふうに思っています。これは先ほど言ったように制度の改変も含めて、市町村が町村がその介護の、いわゆる予防も含めて責任を負わされるというか、負っていかなきゃいけない。そういう仕組みになってきていますので、認知症の問題等々含めて、その強化をやはり相当本腰を入れてやるということとあわせて、行政だけでは賄いきれない部分をどうやって町民と一体となって支え合いながらやるかということは、やはり行政のもっと言えば地域包括支援センターも含めて、行政と町民がどう向き合うというか対話をするか、分かち合うかという、そういう部分の意識の問題も含めて大きく変わっていかないと、なかなかこれは解決のされる問題、お互いに良かったなということにはならない状況になっていくんでないかなというふうに思っています。本当に国がこれだけなんだかんだ言いながらも福祉の問題についてはどんどん後退をしていく状況というのも明らかであります。それは認めるわけではないんですが、現実にそういう中で地方の果たす役割というのは求められるわけでありますから、それを全体の、町民全体の認識としてならないとやはり行政だけが責められたり、職員だけがあまり評価されなかったり、そこから溝ができるようなことだけは絶対避けていきたいというふうに思いますので、やっぱりそういうふうなことにならない方向というのが、今後に向けて必要になってくるのかなというふうに思っているところです。次に進みたいんですが、負担軽減の問題です。特に私が思っているのは、今回介護保険料が月500円、上がることになりました。これは増床の問題等々ありまして、いろんな、それは安いというか、負担がなければ、負担が少なければ少ないほうがいいんでありますけれども、現実の問題でこれはかかるものはやっぱり致し方ない部分、今の状況の中では仕方ないかなというふうに思っておりますが、少なくともその低所得者というか、やっぱり所得がなくて困っている世帯に対する対応というのは、やっぱり目配りをする必要があるんでないかというふうに思います。その中でやはりもう一つは保険料というよりも、利用料、サービス利用料について、何とかこれできないものかというふうにもずっと思っていたわけでありますが、これについては、先ほどから答弁の中にもありましたけれども、高額になった場合の対応としましては、1割の負担が高額になった時には利用者負担の軽減というのがあります。それはわかります。一般世帯でいけば3万7,200円を超えた分については見ますよと。あるいは住民税非課税世帯でいえば2万4,600円ですか、その世帯としては。これを超えた分についてはいいですよということになるのは分かっております。それから年金が80万円以下ということになってくると個人的には1万5千円を超えた分についてはいいですよと。そういう制度そのものはわかるんですが、ただ、今おかれている特に何人かから話を聞くのは、いわゆる老老介護というか、同じ75歳も80近くなって60、70超え80近い人たちがやっぱり低年金でやっている人たちにすると自分たちの生活状況というのが、昨年の電力料金の値上げがあり、消費税の増税があったり、あるいは円安による物価高によって食品だとか生活必需品のやっぱり値上がりがあると。その中で家計支出というのが本当にこう大変になってきているんだと。その中で私たちが2万4,600円、どこまで負担できるのか、個人的に1万5千円がどこまで負担できることになるのかということに対しては、やはり先を見たときに非常に不安だという声はやっぱりあるんですよ。これは従来になかった声です。そういう意味で、そういう人たちの不安に応えるためにも、できるんであればぜひ全額といわないまでも、今1割負担ですから、この半分、いわゆる2分の1なり4分の1、軽減しますよと。そういうかたちで何とかこう応援できないものかと。そうすることによって、介護保険に対する信頼と同時に自分たちの生活の質も上げれることにならないのかなというふうな思いがありますんで、その点について、そういう周りの生活状況何かを勘案しながら検討できないものか、これは当然町長が今これからどうなるかわからない身でありますから、いろいろ問題はあろうかと思いますけれども、そういう方向もやっぱり実態としてはあるということを、どのようにとらえているのかお聞きしたいと思います。
答弁 福祉保健課長 渡辺克人(福祉保健課長は2016年3月まで)
ただいま、議員のほうから、いろいろ老老介護等、事業計画上にはない大変な部分があるということでございます。確かにそのとおりだと思います。今後、社会情勢大変厳しくなってきています。年金の問題もそうですし、いろいろな部分、特に低所得者の部分については、大変な状況だというのは重々承知しているところでございます。そういった意味で、いろいろ介護保険の制度上でもいろいろな、先ほど言ったように制度があるんですけども、さらにの分につきましてはですね、また国等の状況も見ますし、今後検討していかなきゃいけない状況ではございますけど、基本的には介護保険の制度の中で言いますと、あくまでも介護保険に加入されている方の中で整理するというのが基本になっておりますので、そういった中でどこまでできるのか、それも含めてちょっと検討させていただきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。
再質問 7番 工藤弘喜
ぜひそういう方向で、非常に法的な部分も含めて検討、手当てをするということはいろいろありまして、難しい部分もあるかとは思いますけれども、例えばこのサービス、独自軽減の問題でいきますと、全道的に見たら44市町村がやっぱり独自軽減を既にやっていると利用料も含めて。利用料の問題ではやっています。特にこの管内的に見ても、小清水もそうですし、斜里町もそうですし、佐呂間も湧別もそれなりにやっぱり大変な財政の中で抱えながらもサービス利用料負担の助成というものも現実にやっていますんで、そういったこともぜひ他町村のこともちょっと参考にされながら、大いに進めて、より質の高い、これから生活のために努力をしていただきたいなというふうに思っているところです。次に、時間もありませんので、最後に認知症の関係ですが、これ1点だけちょっと聞きたいんですが、認知症初期集中支援チームというのは今回の計画の中でも出ていまして、これが29年の4月からですか、何とかこうやっていかなければいけないということかなと思うんですが、それに向けての体制整備ということがありますが、こういう問題は、認知症という、デリケートな問題ですから、こういうものができただけではやっぱりなかなか十分機能はしないというか、本当の本物になかなか近づかないだろうなというふうに思っているところです。それをこれは当然国のほうもこれに向けてオレンジプランの中でこれは国のほうでも認知症初期集中支援チームというものをつくりながら進めなさいという話になっていますので、それに沿った方向で出てきていることだと思うんですが、これをさらに、機能的にするためには、何とかこの本町でも、今よく言われている認知症カフェとか、あるいは介護カフェ、あるいは介護、何て言うんですか、福祉サロンというんですか、そういった人たちが集いながら、いわゆるその専門家も入りながら、あるいはどちらかといえば、住民、町民サイドの中でお互い支え合いながら勉強し合いながら相互理解をしながら進めなければ、今回の認知症対策はできませんよということは国もやっぱり言ってるんですよ。これに対する支援、助成なんかも当然、道段階でも今いろんな議論してますから、なかなか道がうんとは言わないんですが、国のほう何かも非常に進めている中身でありますんで、この点も、この29年度までのプラン、計画の中で何とか本町としても可能な限りできないのかなと、今現在、試験的にやっている段階でも、24年度の社会福祉協議会の北海道全体の社協の調査でいくと96の市町村で約1千カ所でこういうものが今できつつあるということになっています。だからこういったことも、当然ちょっといろいろ調べていただきながら、本町なりのそういう相互理解をしながら、認知症に対する向かい合い方をつくっていく方策も、ぜひ検討していただきたいなと思うんですがいかがでしょうか。これだけをちょっと答えていただいて終わりたいと思います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
最終の答弁ということでさせていただきたいと思います。前回のところで渡辺課長のほうから申し上げましたように、独自軽減策については、先進的に斜網地区でやっていることは状況聞いておりますので、改めて具体的な検討をこれからしていきたいというふうに考えております。それが1点目です。2点目になりますけども、認知症の関係でいいますと、地域サロン的な福祉サロン的なことをもっとやる必要はないかと。いろんな先進地視察等も我々の職員も住民の方々もやってきておりますし、これらについては、今後具体化していかなきゃならないんではないかなというふうに思っています。この間、二つの特徴的な催し物が私はあったというふうに思えて、私も参加して勉強させてもらいましたけども、一つは社会教育課が中心になって福祉保健課とやった未来づくり大会で、東幸町の佐藤さんと東町の栁澤さんが自分たちの地域的な実践をこういうかたちでやってるということを発表していました。これで実践会地区の方も来ていて、実践会もできることはあるんじゃないかっていうことで、こういったやっぱり輪の広がり方というのは、すごく大事なんじゃないかなというふうに思っています。これは今、保健師たちが中心になってヘルパーの養成講座を各実践会・町内会すべてでこの3年間でやろうということの計画を練っていますから、こういう点でも具現化していきたい。もう1点では、住民の方々が中心になって「妻の病」と言ったでしょうかね、映画会が行われました。認知症の妻、ある意味では、一般的には、アルツハイマーなんてことが知られていますけど、そうではない病状が深刻になっていく状況になって支えていく夫、あるいは地域の方々の共通理解というのは、いかにあるべきかという示唆をいただいたという感じを持ってます。私は、いろんな意味で、まだまだ訓子府町は福祉サロン的な動きは住民中心のそういったものの動きというのは非常に乏しい町でもあるということは事実でありますから、こういったことを行政だけがそれを行っていくというよりは、やはり住民の力に依拠しながら、それをどうやって一緒になって発展させていくかということはとても大事だと思っていますので、今後はそういったことを含めて、次期町政を担う方にお伝えしていきたいと考えておりますので、ご理解賜りたいと思います。
再質問 7番 工藤弘喜
これで私の一般質問を終わります。