みんなの議会

訓子府町議会 平成26年第4回定例会 2014年12月10日

町民の健康寿命を延ばす方策

2014年12月10日、訓子府町議会の一般質問で、河端芳惠議員が「町民の健康寿命を延ばす方策」について質問し、町長 菊池一春、福祉保健課長 渡辺克人が答弁しました。

質問者
河端芳惠 議員
答弁者
町長 菊池一春、福祉保健課長 渡辺克人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 河端芳恵

8番、河端です。通告書に従いまして、町長に伺います。町民の健康寿命を延ばす方策について、町長に伺います。高齢化が進み女性の平均寿命は86.61歳と、過去最高で世界一となりました。反面、急速な少子・高齢化に国の施策が追いつかず、素直に高齢化社会を喜べない現実があります。増大する国民健康保険会計、介護保険会計の繰り入れなどの課題があり、健康寿命を延ばすための疾病予防、介護予防などの方策が求められています。1、町民の健康管理と疾病の予防策をどのように進めますか。2、胃がんを引き起こすピロリ菌の検査を実施するなどの考えはありませんか。3、水痘の予防接種は平成26年度限りのようですが、次年度以降はどのように考えていますか。4、若い人の風しんの抗体検査などの考えはありませんか。以上、伺います。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

ただいま「町民の健康寿命を延ばす方策」について、4点のお尋ねをいただきましたのでお答えします。まず、1点目の「町民の健康管理と疾病の予防策の進め方」についてのお尋ねでございます。我が国の健康寿命と平均寿命の差につきましては、男性で約9年、女性で約13年と言われております。すなわち、この年数が介護などの人の手助けが必要となる期間となり、できうる限りこの期間を減らすことが重要であると考えられております。健康寿命を延ばす方法としては「働くこと」を通して、一つ目に適度な運動、二つ目に規則正しい食事、三つ目に心の健康、四つ目に五感を使った感動、これらを自然な状態で満たすことが最善と言われておりますが、すべての人がその環境を手に入れることは不可能と言わざるを得ません。町の高齢者の健康維持につながる公的サービスにつきましては、教育委員会での社会教育事業や、社会福祉協議会による事業など多方面に及びますが、特に保健行政サービスの取り組みにつきましては、特定健診やがん検診、健康・栄養相談事業による生活習慣病予防や、感染性の発生とまん延を防ぐための各種ワクチン接種などを実施するほか、介護予防事業にも積極的に取り組んでおり、高齢者ができうる限り自立した生活を送ることができるよう、各種の事業を進めております。今後の町民の健康管理と疾病の予防策の進め方につきましては、国や北海道の施策はもちろんのこと、近隣市町村の先進的な取り組みも参考にしながら、本町の住民ニーズに合致した保健行政サービスの構築を目指したいと考えているところであり、その実行につきましては、現在、策定作業を行っております第2期訓子府町健康増進計画の推進方法に基づいて、効果的に進めてまいりたいと考えております。次に、2点目の「胃がんを引き起こすピロリ菌検査の実施の考え」についてのお尋ねでございますが、ピロリ菌感染者が必ずしも胃がんになるわけではありませんが、ピロリ菌感染による慢性胃炎が長く続くと胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの消化器疾患が発症する可能性が高まり、一部の人が胃がんになるとも言われております。ピロリ菌は、食べ物や飲み水から感染する経口感染が中心となっており、日本の場合は衛生環境が十分整っていなかった時代に生まれた方の感染率が高く、50歳以上の約80%の方はピロリ菌を保有していると言われておりますが、現在は生活環境が改善され、幼少期の家族内での感染程度と考えられ、生活習慣も衛生的に変化してきたため、ピロリ菌保菌者は減少傾向にあり、現在は国民の約半数程度の感染に減少しているところとされております。ピロリ菌の及ぼす影響としましては、ピロリ菌の存在だけなら症状が出ることはないと考えられており、ピロリ菌が原因で何らかの病気が発症した時のみに症状が出ると言われており、これは保菌者の約3割程度と考えられ、残りの7割の方は「健康保菌者」「無症候キャリア」と呼ばれ、ピロリ菌に感染した状態でも何の症状も現れません。ピロリ菌検査の管内市町村の実施状況としましては、一般の方を対象としての実施はないと聞いておりますが、現在道において道内の市町村の実態調査を始めたところであります。ピロリ菌検査の町での実施につきましては、検査体制などの環境整備や、検査結果による対処方法等の関係もありますことから、少なくとも国や道の市町村に対する支援などが必要と考えておりますので、今後、近隣市町村の動向も見ながら検討してまいりたいと考えております。次に、3点目の「水痘の予防接種は平成26年度限りのようですが、次年度以降はどのように考えていますか」のお尋ねでございますが、水痘ワクチンの予防接種につきましては、予防接種法の改正によりまして、本年10月1日から今までの任意接種から定期予防接種に移行されており、1歳児と2歳児を対象に接種を行っておりますが、平成26年度限りの経過措置としまして、3歳児と4歳児も対象者として行っております。接種対象者の1歳児と2歳児に対しましては、来年度以降も公費で接種が受けられることとなっておりますのでご理解願います。次に、4点目の「若い人の風しんの免疫検査などの考え」についてのお尋ねでございますが、風しんの免疫を保有していない女性が妊娠中に、この疾病に感染しますと、胎児が、白内障や先天性心疾患、難聴を主な症状とする「先天性風しん症候群」になる可能性があることから、その発生を防止するための対策として、北海道では今年度、妊娠を希望する出産経験のない女性や、風しん抗体ができない女性の配偶者、並びに同居者等を対象に、風しん抗体検査費用の助成を行っております。なお、町としましては、今後の風しんの流行状況や北海道の助成状況等を注視しながら、対応等について検討してまいりたいと考えているところでございます。以上、お尋ねのありました4点についてお答えをさせていただきましたので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

質問 8番 河端芳恵

先ほど、細かくご答弁をいただきました。その中で、健康寿命と平均寿命の差、男性で9年、女性で13年ということですが、今これをいかに平均寿命に近づけるかということが、医療も介護の負担を減らすということでも、大きな役割を果たしていると思いますが、その中で介護予防について伺います。今、介護予防のことで、介護予防サポーターを養成しておりますし、また、65歳以上の介護認定を受けていない人を対象に16回にわたって介護予防の講座を開いたりしておりますが、これの効果と、とても好評だったと思うんですが、これを継続、どのように、また今後、この事業を進めていくか伺います。

答弁 福祉保健課長 渡辺克人(福祉保健課長は2016年3月まで)

ただいま、介護予防事業について、やっている状況を今後どうするかということでございますけども、ますます高齢者の方増えてきますし、増加する傾向にある中で、やはり何といっても、いつまでも健康で元気でいられるということが、やはり本人のためにも大変いいことでございますし、当初質問でございます医療費うんぬん等にもとてもいいことでございますので、今後ともそういうことはどんどん進めていきたいと思っておりますけども、今の介護予防事業、年間16回ということではっちゃき塾をやっていまして、それが終わった後、そのままになりますと、また閉じこもりになってしまいますので、はっちゃき塾卒業生の集いということで、また経年的にやっていく、月1回の会合をして、やっていただいておりますけども、今までもですね、今うららのほうでやっていましたけども、人が増えたということで、日出でもやっているということでございますので、その部分についてはまださらに進めていきたいということでございますし、今それとあわせまして各町内会でもふれあい交流会というのを進めていただきまして、その中でいろいろ介護予防事業も取り込んでやっていただいています。その中に町の保健師も入って一緒に進めていきたいと思っていますので、そういうことも車の両輪でないですけど、そういうこと含めてですね、多種多岐にわたって進めていきたいというふうに考えております。以上です。

質問 8番 河端芳惠

私も先般、介護予防サポーター養成講座に参加させていただきまして、とても参考になりました。サポーターになるという以前に、自分が介護予防の考え、学習ができたということが大きいかなと思いますので、こういう事業は、養成講座も含めまして、ぜひ継続していただきたいと思います。そして今、はっちゃき塾ありましたけれど、あれは送迎をされていましたね。福祉保健課の職員の方と社協の方だと思いますが、送迎をされておりました。そういうことも参加できる大きな要因ではないかなと思いますし、また、当初の運動能力から、また回数を重ねた中でどのように変化したとか、気づきだとか、いろいろな指導がありますので、ぜひ、この講座ですか、こういうものは継続的に続けていただきたいと思います。がんについてなんですが、やはり、がん予防、今、死亡原因の中で一番多いのが、がん、あと心疾患、肺炎ということで、がん検診に対して、かなりいろいろなお知らせもきておりますし、節目でがん検診を呼びかけているということでありますが、がん検診について、例えば、大腸がんでしたら、節目の40歳、45歳、50歳、55歳、60歳と、毎年節目検診というのをしていると思うんですが、こういうものの受診率は、どのようになっておりますか。それからもう1点、本年度から働く世代の女性支援のためのがん検診推進事業ということで、子宮頸がんの検診と乳がん検診、これも年齢、節目で受診クーポンを配ったり呼びかけているようですが、受診率というのは、まだ年度末になってないからわからない部分もありますけど、その効果というんですか、それはどのようになっておりますか。

答弁 福祉保健課長 渡辺克人(福祉保健課長は2016年3月まで)

今の節目の受診率がどのくらいかということでごいますけども、検診ですね、節目の部分というか、全体のデータしか今持っていないんですけども、胃がん検診で言いますと17.9%、肺がん検診で言いますと20.4%、大腸がんで言いますと20.4%、子宮がん検診で言いますと9.5%、乳がんで言いますと9.2%という状況でございます。以上でございます。

質問 8番 河端芳恵

今まで、いろいろな呼びかけをしたりして、検診を受けてくださいということで呼びかけしておりますが、この今、上げられた数字は、上がってきているんでしょうか。それとも横ばいとか、いかがですか。

答弁 福祉保健課長 渡辺克人(福祉保健課長は2016年3月まで)

今、胃がん検診等の状況がどういうふうな受診率になっているかという、状況はどうかということですけども、年によってばらつきがありますので、はっきりわかりませんけども、大体は横ばいです。例えば、胃がん検診で言いますと平成23年度が19.4%、24年度でいいますと18.4%、25年度、先ほど言いましたけど17.9%、ちょっと下がっておりますけども、逆に肺がん検診で言いますと、23年度は19.4%が25年度で言いますと20.4%ということで若干上がって、大体横ばいか前後しているという状況でございます。

質問 8番 河端芳恵

これ一度受けると継続的に受けられるケースが多いと思いますので、きっかけになれば案外継続して受けることができるのかもしれませんので、やはりいろんな呼びかけ、周知方法などをもう少しわかりやすくしてお知らせして、検診率を上げていただければなと思いますが、何かそのような、今の周知方法、あとやはりなぜがん検診が必要なのかとか、そういう周知方法何かについて、今、何か工夫なり考えていらっしゃいますか。

答弁 福祉保健課長 渡辺克人(福祉保健課長は2016年3月まで)

今、がん検診の周知方法は何か考えていますかということでございますけども、現状ではいろいろ広報うんぬんということで、一般的にはさせていただいておりますけども、誕生検診等については直接ダイレクトで該当者に送らせていただいているところでございます。また、今年、皆様のお手元にもいったかと思いますけども「わが家の健康カレンダー」ということで、検診全般のですね、1冊保存版ということで4月に出させてもらい、これにすべて載っていて、わかりやすく、ちょっと字が小さいんですけど、いってる部分もありますので、そういう保存版で見ていただくことと、さらに、健康推進委員さんを各地区から出していただいていますけども、その方からのご協力もいただいてですね、チラシを配っていただいたり、声掛けをしていただいたりということでしておりますし、町の保健師からも直接窓口に来たときに話をさせていただいたり、また対象者は受けていただきたい方には電話で勧奨したり、いろんな方法でできるだけ受診につながるように作業をさせていただいていますので、ご理解を願いたいと思います。

質問 8番 河端芳惠

せっかくいい制度がありますので、ぜひ周知をして、多くの方が受けられるように、よろしくお願いしたいと思います。今、訓子府の高齢化率が今34%ですね。これから、2025年、団塊世代が後期高齢者になる、その時の予想として、訓子府の高齢化率41%となっております。また今65歳以上の要介護認定を受けている方が16%、そのうちの10%が認知症、これからますます介護予防、疾病予防に対する施策が必要だと思いますので、今いろいろな施策について具体的にお伺いしましたが、これからも一層、健康寿命を長くできるような施策、また、きめ細かな指導と勧誘ですか、そういうことをよろしくお願いしたいと思います。また、介護予防、生きがいづくりということで言いますと、社会教育、社会体育、一緒に共同でいろいろな進め方もあると思いますが、後で社会教育のほうでお伺いしますが、そちらとの連携とか、そういうことについて、福祉保健課のほうでどのように考えておりますか。

答弁 福祉保健課長 渡辺克人(福祉保健課長は2016年3月まで)

ただいま、社会教育課との連携をどのように考えているかということでございますけども、やっぱり健康の部分については、やっぱり福祉保健課だけではなく、いろいろなところの協力を得ながらですね、全般的に進めていかなければいけないという認識でございまして、社会教育課との連携も昨年度か、以前からもやっておりますけども、例えば健康まつり、今年の冬にやっておりますけども、連携してやっておりますし、今年の若がえり学級の中でもですね、介護予防教室を取り入れて、保健師も参加させていただいてですね、いろいろなところでですね、今後連携していこうということできてますし、これからもさらに広げていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 8番 河端芳恵

先ほど風しんのことでお答えいただきましたのに、ちょっと抜かしてしまいました。この風しんの抗体検査についてですが、これは患者の約7割は男性で、それも20代から40代の方が80%ということですし、妊婦さんが妊娠初期にかかると先ほどおっしゃったような「先天性風しん症候群」で、さまざまな異常が出る場合もありますので、今、抗体検査は、いろんな医療機関あると思いますが、約8千円くらいでできるとも聞いております。それで、19歳以上、妊娠を希望している女性、また、その配偶者ですか、結婚されたときに一応こういうことも検査受けたらいいですよとかそういうようなお知らせというか、そういうことは今までありましたか。

答弁 福祉保健課長 渡辺克人(福祉保健課長は2016年3月まで)

今、抗体検査の周知方法どうでしょうか、どうなってますかという部分でございますけども、町長の答弁のほうにもありましたけども、道のほうで実施しているということでございますので、道のほうからもそうですし、うちの町のほうからも広報誌のほうで抗体検査実施について促してございますので、そういった中で受けていただいているものというふうに理解しております。以上でございます。

質問 8番 河端芳恵

やはり、この町で元気に一生を終えたいと思っている方がほとんどだと思います。そのため子どもが産まれる前から一生を終えるまで、やはりいろんな見守りなり、施策が必要だと思いますので、今までいろいろなお話伺いましたが、これからもそういう方向でお願いしたいと思います。あと、やはりいろいろな施策があるんですが、なかなか周知、対象になる人にそれがきちんと伝わらないというか、そういうこともありますので、やはりいろいろなことを適切に周知・お知らせできるようなことも考えてほしいなと思います。これについて。

答弁 福祉保健課長 渡辺克人(福祉保健課長は2016年3月まで)

ただいま、周知方法を工夫してということでございますけども、そのとおりだと思いますので、今後ともできるだけ皆さんがわかりやすくて、わかるようにする周知の方法を考えていきたいと思っていますし、今回のがん検診の個人通知については、カラー版でわかりやすくということで周知させていただいて、結構受診の方も結構来ているという状況でございますので、さらに工夫して周知できるように努めてまいりたいと思ってますので、よろしくお願いいたします。

質問 8番 河端芳恵

次の質問に行きます。

出典:訓子府町議会 平成26年第4回定例会 2014年12月10日 議事録 PDF(28ページ) 間違いを知らせる