訓子府町議会 平成25年第2回定例会 2013年6月19日
レクリエーション公園の芝桜の現状と今後に向けた考え方
2013年6月19日、訓子府町議会の一般質問で、河端芳惠議員が「レクリエーション公園の芝桜の現状と今後に向けた考え方」について質問し、町長 菊池一春、建設課長 佐藤正好が答弁しました。
- 質問者
- 河端芳惠 議員
- 答弁者
- 町長 菊池一春、建設課長 佐藤正好
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 河端芳惠
8番、河端です。通告書に従いまして大きく3点、町長に伺います。はじめに、レクリエーション公園の芝桜の現状と今後に向けた考えについてです。この件につきましては、過去にも何回も伺っていますので、またかと思われるかもしれませんが、あえて伺います。先日、芝桜まつりが行われ、町内外から多くの人たちが集い、賑わいをみせていましたが、残念ながら芝桜は雑草に主役の座を奪われていました。後日、公園に行きましたら、観光パンフレットを見て訪れて来たと思われる町外のグループの方が来ており、期待に沿えない状態で申し訳ないと思いました。今では、この公園は、桜の新名所となっており、町民はもとより、町外からも多くの人が訪れています。芝桜については、過去にも質問しておりますが、残念ながら回復の兆しが見受けられず、それどころか年々悪化しています。レクリエーション公園の芝桜の現状及び公園全体像をどのように考えているのか伺います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
ただいま、レクリエーション公園の芝桜の現状と今後に向けた考え方について、お尋ねをいただきましたのでお答えをさせていただきます。はじめに現状についてでありますが、本年は5月の天候不順により例年に比べ開花が遅い上に苗そのものが衰退していることもあり、多くの利用者から落胆の声が上がっており、開園以来、最悪の状況にあると認識しております。芝桜につきましては、これまで、町民の皆様にご協力をいただき、増やした苗の移植を中心に取り組んでおりましたが、残念ながら思うような成果は得られませんでした。次に、公園の全体像についてでありますが、これまで公私を問わず、多くの皆さんから全面的な植え替えや他の花木への変更についてのご意見をいただいておりますが、昨年から今年度にかけ2つの新たな取り組みを行っておりますので、その内容をお聞きいただき、引き続き芝桜の丘の再生に向けた取り組みにご理解をいただきたいと思います。まず、1つ目の取り組みでありますが、雑草対策として、昨年度から芝桜の丘を7ブロックに分け、土壌酸性度の調整を行っております。これは土壌診断の結果を基に土壌を中性に近づけるよう石灰の量を調整し散布する、いわゆる土壌改良でありますが、この結果、酸性土を好むスギナについては、除草剤の効果が顕著に表れるようになりましたし、スッカンコについては、壊滅に近いブロックも見られますので、今後は、それぞれのブロックの結果を基に芝桜の丘全域の雑草対策に継続的に取り組みたいと考えております。2つ目は、本年度からの新たな取り組みでありますが、芝桜対策として、補植用苗を購入し補植を行っております。これは、先進町の担当者との情報交換の中で、一般的に芝桜は寿命が20年といわれており、植生後17年を経過した芝桜については、苗そのものに勢いがないことが判明しましたので、補植用の若い苗4,300株を岩見沢から取り寄せ補植することにしたものであります。この結果についても手応えを感じているところであり、次年度以降も継続して取り組んでまいりたいと考えておりますが、補植した苗の状況によっては、苗ポットづくりを数年後に再開したいと思っております。いずれにしましても、全面を整備するには、相当の年数が必要となりますので、この2つの取り組み結果を見極めた上で、補植業務の委託を含め、検討してまいりたいと考えております。回復の兆候が見えないという、大変厳しいご質問ではありますが、一年でも早く、町民の皆様に楽しんでいただける芝桜の丘に再生するため、研究を重ねながら取り組んでいるところでありますので、ご理解を賜りたいと存じます。
質問 8番 河端芳惠
今のお答えでしたら、芝桜の丘の再生を目指すということですね。7つのブロックに分けてということですが、そのブロック全部、芝桜を再生するということですか。あるブロックについては、他の例えば土壌にあったツツジなどを植えるとか、その辺はいかがでしょうか。
答弁 建設課長 佐藤正好(建設課長は2015年3月まで)
ただいま、7ブロックに分けてということでございましたが、基本的に7ブロックに分けた理由というのは、場所、場所によって、酸性度合が違うのです。それぞれ石灰の量を調整しながらブロックごとに一定水準のペーハーになるようにやっているということであります。場所によっては、非常に効果が高いところもございますので、ペーハーがどれぐらいだったら一番良い効果が出るのかということを継続的に石灰の散布量を調整しがら、今、お話にありましたように最終的には、例えば、1ブロックを他のものに替えるとかというのではなくて、再生を目指したい。芝桜全体をそのまま維持していきたいということでございます。
質問 8番 河端芳惠
以前、お伺いした時、あそこを再生するには、2億円近いお金がかかるというお話でしたが、それについては、あそこを再生するとしたら、費用的にはどのぐらいか、あと年数的には、どのぐらいの年数を考えていますか。
答弁 建設課長 佐藤正好(建設課長は2015年3月まで)
従前、2億円という具体的な数字を申し上げた経過もあろうかと思いますが、基本的に2億円というのは、全部を剥はいでしまって、新たに造成した時ということでなかろうかと思っております。これから、どれぐらいの期間、再生にかかるかということについては、最低でも長い目で見てほしい。あまり年数は言いたくないのですが、担当者としては、10年ぐらいのスパンは見てほしいという思いではおります。ただ、経費的なことにつきましては、これから1年間に苗を補植できる面積というのが限られているものですから、株数的にも限られているものですから、先ほど町長が回答しましたように、将来的には、まず、今、補植用の若い苗を増やして、そこから苗ポットで量を増やしていく。一定程度の苗が確保できた時点で、業者委託も含めて検討していきたい。現時点で、具体的にいくらかかるというところまでは想定していませんけれども、少なくても全面張り替えというような、2億円というようなものに比べると格段に安くなるのではなかろうかと思っております。
質問 8番 河端芳惠
私もこの質問書を書いてからも何回かあそこを見てきました。以前、私たちもポット苗づくりも平成20年から5年間ですか、協力しましたし、草取りもしました。ただ、素人目ですから分かりませんが、この部分、私たちが草取りで汗を流した場所だねというふうに分からないぐらい、どこもかしこも同じように雑草があるように思いました。それでやはりボランティアでポット苗をということをはじめた時も自分たちの力で少しでも再生できたらということだったのですが、それも含めて、今、あの状況を見ると自分たちがやったことが、無駄というか、実りのないものだったのかと今、感じているところですが、そういう点から申しまして、今後、町民に理解を求めてとか、その辺はどういうふうにお考えですか。
答弁 建設課長 佐藤正好(建設課長は2015年3月まで)
これまで多くの町民の皆さんに苗ポットづくりのボランティアで参加いただいたことにつきましては、心からお礼を申し上げたいと思っております。今後のボランティアを募っての取り組みについてのお尋ねなのですが、町長が回答しましたとおり若い勢いのある苗が、ある程度増えた時点で、また苗ポットをやって、何でもかんでも買うとなりますとすごい経費が増しますので、それを少しでもお金をかけないようにするためには、やはり従前やってきた苗ポットづくりというのもまた必要になろうかと思います。その苗の出来具合を見ながら一定の時期が来た時点で、また町民の方に呼びかけもしてみたいと思っておりますが、現時点でいついつやるとかということは、今申し上げられませんので、ご理解を賜りたいと思います。
質問 8番 河端芳惠
以前も雑草がひどくて一部ほかのツツジやレンギョウなどに植え替えした部分もありますが、今そういうことについては、ピンポイント的に、この部分は絶対、芝桜の正面だから、この部分は絶対残したい。後はほかのものに植え替える部分をつくるとか、1.5haありますよね。それを7つのブロックに分けてそれぞれ調査しているということですが、これは全体を昔からあります観光パンフレットにあるような、そういうふうな、このようなかたちに再生しようと考えていらっしゃるのか、そこをもう一度確認いたします。
答弁 建設課長 佐藤正好(建設課長は2015年3月まで)
開園当初につきましては、芝桜の面積的には、1.5haございました。今日こんにちにいたるまでの間でレンギョウに0.2haほど変更させていただいたということで、現在、芝桜については、1.3haでございます。実際に石灰を散布しながらペーハー管理はしている最中ですが、本当に除草剤の効きが今までとまったく違うような効き方をしているという現状もございますし、本当に町長から回答しましたとおりスッカンコなんかでも酸性度を調整したことによって、弱酸性にしたことによって、もうなくなっているところも正直言ってございます。そういったこともありますので、基本的には、そのパンフレットにある芝桜に再生したいという思いで、担当者も研究を重ねながら対応しておりますので、もうしばらく時間をいただければ、年数をいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
質問 8番 河端芳惠
雑草というのは、一筋縄ではいきません。スッカンコは意外と簡単かもしれません。スギナ、あれは本当に2、3cmの根っこでもどんどんはびこりますし、酸性度を下げれば少し少なくなるのかもしれません。あそこ全体を本当に再生しようとしているのか、もう一度、それとそれには大まかな費用として、どのぐらい見込まれているのか。その目途もお願いします。やはり、いろいろな方からは、あそこ今、レンゲツツジが満開でとてもきれいに咲いています。ですから、ああいうものも一部増やしていけば、桜、芝桜、レンゲツツジと四季折々いろいろな花も楽しめるのではないか。そういうお話もありますし、実際にツツジの苗ももし呼びかけがあればという話も聞いています。そういうことも含めまして、全体を芝桜にするのか。それとも一部ツツジやレンギョウなどに植え替えて面積を減らすのか。そこをもう一度確認したいと思います。
答弁 建設課長 佐藤正好(建設課長は2015年3月まで)
私も変わってまだ8カ月ぐらいなのですが、これまでの間でもいろいろなご意見、正直言っていただいておりますので、ちょっと心揺らいだ時期もあったのですが、担当者が一生懸命、今、これで再生するぞと言って頑張っている最中なものですから、先ほど言いましたが、選択肢としては、提案のあったこともあろうかと思いますが、あと数年、様子を見ていただければと思いますので、お時間をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
質問 8番 河端芳惠
ちょっとしつこいと自分でも思いますが、やはりいろいろな方、例えば、庭をされるとか、そういう造園などに関心や造詣ぞうけいの深い方からは、無理だろうという声を伺っています。そして、あそこにあうようなツツジなどの低木類にすると下草を刈払機で刈るとか、後の作業も結構楽になりますし、そういうことも含めて、今、町民の方に全面、昔の姿に戻したいという思いは分かりますが、それには費用的にこのぐらいかかるし、10年を目途ということですが、その辺も町民の方にきちんとお示しする時期じゃないかと思いますので、再度、概算、大まかな数字でよろしいので、目途をお願いいたします。
答弁 建設課長 佐藤正好(建設課長は2015年3月まで)
先ほども申し上げましたように費用的な部分については、まだ一切試算も何もしていません。ただ、今年、実際に補植したところの苗を見ていますと今年、芝桜まつりの時には、開花が遅いということで、非常にさみしいような感じでしたが、その後の状況を見ていますと非常に良い花が咲いておりました。そうした苗を少しずつ増やしていくということとあわせて、来年も継続して若い苗を植えていきたいということも考えておりますので、ご理解をいただければと思います。他の花木に変更することは非常に簡単なことなので、経過を見ながら、いざという時には、そういう切り替えも必要かと思いますが、当面は全面再生ということで、努力していきたいというふうに思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 8番 河端芳惠
いずれにしてもあそこは、シンボリックな場所でありますし、町民も関心を持っています。それには、再生してほしいという思いとお金の費用のこともかなり皆さん、それだけお金をかけて再生する価値があるのかとその辺についても疑問を持たれている方も多いということも念頭に置いて、一部面積を少なくするなり、そういうことも担当の方だけでいろいろなことを進めるのは、すごい難しいと思うのですが、造園のプロとか、いろいろな方の声を聞くとか、そういう諮問機関的な、あそこをどういうふうにするかみたいな声を聞く場みたいなのは、考えてはいませんか。
答弁 建設課長 佐藤正好(建設課長は2015年3月まで)
これまでも先ほど先進地である町の担当者との情報交換の中で、芝桜の寿命が20年だというようなお話もありましたが、それ以前にも担当者と例えば造園業者さんといろいろな情報交換なんかをさせていただいておりますので、引き続き、いろいろご相談もしながら進めていくということにはなりますが、現時点では、ちょっと芝桜にこだわっているということで、ご理解いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
質問 8番 河端芳惠
分かりました。10年の長いスパンで私も協力できることはしていきたいと思います。やはり今まで、こういう話が何回もあったのは、町民の方から「どうなんだろう」という声が本当に多く寄せられていました。たまたま私が最初に質問した関係もあるせいかもしれませんが、いろいろな声が寄せられていました。それで今回は、最終的にどういう方向を考えているのかということで確認というか、そういうつもりで質問させていただきました。町長、今のやり取りの中で、町長はどのようにお考えか、町長の考えをお聞かせください。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
私はあそこの管理人も兼ねておりますので、桜の時の来園される方の数の多いこと。同時に同じように芝桜まつり、桜のほうが多いです。あの間の4月下旬、5月上旬の出入りは我が家にいても車の音がうるさいぐらい出ていくことですし、私もちょこちょこすぐ隣ですから行きますので、口の悪い人には、町長何やっているんだと。それからパンフレットに偽りありということも含めて批判されます。それから、商店街協同組合が実施している芝桜まつりも私が街並み推進室にいた時代に、議長をはじめ、商店街の経営者の皆さん方で何とか地域の皆さんに理解をいただこうということで、あのお祭りをスタートさせていただいたということもございますから、その批判と同時にピンクが薄れている状態のあれは、議員と同じように心を痛めておりますし、そして、大勢の方のボランティアを毎年50人、60人の方が苗ポットの移植やいろいろなことをやっているのを私も休まず参加させていただいておりますので、その思いを考えると議員の質問の意味するところは、理解している1人でございます。佐藤課長からも苦しい答弁をさせていただきましたが、スギナとの戦いであります。ちょっと図が小さくて見えないのですが、これが展望台になります。それを7つに分けて、ペーハーを図っています。大体中性でいきますと7.0、一番低いところで5.82、酸性度合でしょうか、そして高いところで7.19ということですから、極めて酸性度の強いというか、状況になっている。すなわち窒素分が足りなかったり、いろいろなことがあって、しかも斜面の向きからいっても、かなり厳しい状況の中でこの公園というのは、形成されてきたということが事実です。私が生活環境課長の時だったかどうかちょっとあれですが、深見町長に言われて、ここを3分の1取っちゃえと。新しいのをもうやめれということを言われました。その時にここにエゾムラサキツツジが植えてある。これは協成川の付近に防波堤というか、安全を兼ねてムラサキツツジを植えた経緯があるのです。そこが日陰で枯れかかってきているものですから、ここにエゾムラサキツツジの群落を形成していったのです。協成川のあれを全部抜いて、ここにやっていた。それから小田課長の時代にレンギョウがいいんじゃないかということで、あそこを植えた。この3分の1の部分をほかのものを植えてみようかということで、実験的にやってみた。レンギョウは確かに黄色い花が安定的に咲いている。だけどもエゾムラサキツツジはやっぱりあの土地は肥料不足もあって、なかなか難しい問題があるので、この7つのブロックを今、全体で当初でいきますと約66万株植えている訳です。ボランティアでいろいろやっていただいた苗ポットの約7千株植えたり、それから、平成25年度の新しい苗としては、1回の作業としては、限界だというふうに言われているんですが、4,300株を入れてみた。なんかこうどこかの若い人の頭のようにパッチのごとく植えてあったと思うのですが、あれが今年やったところです。あれが広がっていくとこんもりとしたものが出来上がっていくのではないかという職員の努力、それから、建設課の工大出身の職員がペーハー検査をしながら実験的にやってみて、かなりの成果が出てきている。そういう点では、この間、芝桜サミットを滝上でやっているのですが、長屋町長にお聞きしますと本州だけれどもスギナを食べる虫が発見された。それを今、東京農大で培養してもらって、寒冷地で大丈夫かどうかということも実験的にやりたいんだと。その虫をくださいという話もしながら、これもちょっと時間がかかるのですが出ている。それから、スギナがある意味での薬草として、結構、血糖値を下げるとか、いろいろな話もあるようでして、いろいろな意見を聞きながら、私自身は一発剥はがすかという話も職員にしたのですが、時間がほしいと。懸命に今やっている。その成果が表れつつあるということを何人かの建設課の職員、課長たちからも言われておりますので、お金をかけないで、そして、一定程度の成果があるという見通しが、ここ数年の間に出てくれば、思い切って苗を移植する。あるいは町民の方から株の一株というよりは、何株かなんかを寄付していただいて、そこで植えてもらうとか、別のエゾムラサキツツジ、レンゲツツジなんかを持ってくるにしても町民の提供をお願いするとか、そんなことをにらみながら、ここ10年というのは、佐藤課長も退職しているでしょうし、私もいませんが、とにかく、ここ2、3年の間、そういう批判を受けながら、誰のせいでもない、町長の責任として受けながら何とか元の姿に立ち返らせたい。そういう見極めをこの2、3年の間にさせていただきたい。商店街の芝桜まつりでも堤商工会長が時期を逸してまだ早くて、今年は寒くて時期を逸して芝桜の開花がこういうまばらになっているという気をつかってご挨拶をいただきましたが、私は、その後の挨拶で、決して時期ではなくて、これは今、私どもが懸命に努力しているが状況として、これを認めざるを得ない。これはお許しいただきたいということを皆の前で謝ったのですが、いずれにしてもその点で言うと河端議員の言われるとおり、誰よりもボランティアで頑張っていただいている議員でございますし、その辺では、今後もまた協力をお願いすることもあるでしょうが、この1、2年をとにかく見定めさせていただきたいというのが本当のところでございますので、ご理解賜りますよう長くなりましたが、よろしくお願いいたします。
質問 8番 河端芳惠
何回もしつこく聞いて、今、最終的に今、町の方向性をお伺いしましたので、それに期待して、私も10年頑張って元気にいたいと思います。