訓子府町議会 平成24年第2回定例会 2012年6月19日
国民健康保険の現状と広域化
2012年6月19日、訓子府町議会の一般質問で、工藤弘喜議員が「国民健康保険の現状と広域化」について質問し、町長 菊池一春、福祉保健課長 八鍬光邦、町民課長 佐藤純一、農林商工課長 佐藤正好が答弁しました。
- 質問者
- 工藤弘喜 議員
- 答弁者
- 町長 菊池一春、福祉保健課長 八鍬光邦、町民課長 佐藤純一、農林商工課長 佐藤正好
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 工藤弘喜
次の質問に入っていきたいのですが、国民健康保険の現状と広域化についてということです。国保をめぐる状況は、全道的、全国的にみても厳しいものがありますが、本町にとっても例外ではありません。一方で「負担と給付の関係の明確化」、「保険原理の徹底」を理念とした国保「広域化」の動きが、特に一昨年の国保法改定以降強まってきています。2012年度通常国会でもこの4月、国保「広域化」を進めることにつながる国保法の改定が可決・成立したところにあります。これらの動きも踏まえながら、次の項目について、町長の見解を伺います。1つ目、本町の平成21年度、22年度、23年度、これについては、推計になるかとは思いますが、国保税の滞納状況はどうなっているか。また、平成22年度、23年度、本町被保険者の所得階層別割合はどのようになっているのか伺います。2つ目、国保の現状と課題をどのようにとらえているのか伺います。3つ目、現在、進められている国保「広域化」で、国保が直面している問題は解決すると考えるか見解を伺います。4つ目、今後「広域化」の議論がどのように進められようとしているのか伺います。以上であります。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
ただいま「国民健康保険の現状と広域化」について、4点のお尋ねをいただきましたのでお答えをさせていただきます。まず、1点目の「本町の平成21年度、22年度、23年度の国保税の滞納状況はどうなっているか」との問いでございます。また「平成22年度、23年度の被保険者の所得階層別割合はどのようなっているか」とのお尋ねですが、まず、各年度の滞納状況につきましては、平成21年度は、121件、3,533万7,482円、平成22年度、117件、3,444万8,239円、平成23年度、129件、3,649万2,705円となっているところでございます。次に、被保険者の所得階層別割合でありますが、まず、全く所得がない方につきましては、平成22年度は203世帯で全体の約19.4%、被保険者数では279人で11.1%となっており、平成23年度は285世帯で26.7%、被保険者数は384人で14.9%となっています。また、年度によって所得階層のとらえ方にずれがあることから、単純な比較にはなりませんが、平成22年度では所得があっても100万円以下の方は228世帯、21.7%、被保険者数で374人、14.9%で、22年度では所得がないか、あっても100万円以下の世帯が431世帯と4割以上を占めている状況でございます。23年度では、所得が103万円以下の方は239世帯、22.4%、被保険者数で439人、17.1%となっており、所得がないか、あっても103万円以下の世帯は524世帯と全体1,068世帯の約半数を占めているところでございます。また一方で、22年度で所得が700万円を超える世帯は178世帯、17%、被保険者数は752人、29.9%、23年度では所得が698万円を超える世帯は209世帯、19.6%、被保険者数は878人で全体に占める割合は34.1%となっており、所得の高い層と低い層の両極化している状況になってございます。次に、2点目の「国保の状況と課題をどのようにとらえているのか」とのお尋ねでございますが、国民健康保険制度の現状といたしまして、市町村国保は、被用者保険と比べて、年齢構成が高く、医療費水準も高くなっております。また、被保険者の所得水準が低く、所得に占める保険料負担が重くなることから、それにより保険料収納率が低くなってしまうという構造的な問題を抱えております。このため、市町村の一般会計から、多額の法定外繰入を行うなど、市町村財政にとっても大きな負担となっているとこでございます。また、市町村合併後も、財政運営が不安定になるリスクの高い小規模保険者が、依然として多数存在しているほか、医療費や所得、保険料の市町村格差が大きく、市町村によって保険料が異なることに対する、不公平感もあるという状況になっております。こうした市町村国保の構造的な問題に対応するため、低所得者に対する保険料軽減の拡充や、所得水準の低い保険者に対する支援の拡充等の財政基盤強化を行うとともに、財政運営を都道府県単位に広域化することにより、財政基盤の安定化を図ることが必要となっているところでございます。3点目の「現在進められている国保広域化で、国保が直面している問題は解決すると考えるか」とのお尋ねでございますが、今年4月に可決・成立した、国保法の一部改正につきましては、国保制度の安定的な運営を確保するため、平成25年度までの暫定的な措置として取り組んでいる保険者支援制度及び、都道府県単位の共同事業の恒久化を行い、共同事業で行っている都道府県単位で共同負担する1件30万円超の医療費については、平成27年度から対象を全医療費に拡大し、各市町村の単年度における負担変動の緩和を図ることとしております。また、都道府県の調整機能の強化と市町村国保財政の共同事業の拡大による円滑な推進等のため、今年度から都道府県調整交付金を給付費等の7%から9%に引き上げると同時に、定率国庫負担金を給付費等の34%から32%に引き下げる内容となっております。今回の法改正は、国民健康保険の財政基盤強化と高齢者医療制度の見直しをにらんで、国保の財政運営の都道府県単位化を目指しているものと認識しておりますが、増え続ける医療費に対し、国庫負担の増額がなければ、国保が直面している問題の解決は難しいものと考えているところでございます。4点目の「今後、広域化の議論がどのように進められようとしているのか」とのお尋ねでございますが、広域化の議論につきましては、社会保障と税の一体改革として「国と地方の協議」の場で行われておりますが、保険者単位を市町村から、都道府県に移すことについては、以前から全国知事会が反対しております。今後においては、財政基盤強化の具体的な内容の検討と税制抜本改革との議論の中で、この広域化の議論が進んでいくものと考えておりますが、いずれにしましても、国保制度の現状は、大変厳しく、その構造的な問題の解決に向け、一層の国費投入など、国はどのように財政責任を果たしていくのか、その姿勢を正していかなければなりません。国民皆保険制度の最後のである国保制度を持続可能な制度とするためにも、国の積極的な支援が欠かせませんので、今後、国や道の動きを見ながら、北海道町村会等と連携を図って対応してまいりたいと思います。以上、お尋ねのありました4点につきましてお答えいたしましたので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。
再質問 3番 工藤弘喜
この点について、何点か再質問いたします。まず、はじめに、実はこの問題については、平成22年12月の議会でもこの広域化問題について、私が、当時、広域化支援方針というのが、国から出て、それに基づいて広域化を進めていこうとする方針が出た時に12月の議会でも若干質問をしてきた経過がありますが、今回取り上げた意味といいますか、意味というのは、現在、民主党政権になってからも税と社会保障の一体改革の中でこの度の広域化については、さらに推し進めていこうという、そういう狙いというのは、はっきり示されている訳であります。だから、その辺から考えてみても、やはり一番の当事者であります各保険者である市町村とそして被保険者、そこに住む人たちが、やはり一番大きな影響を受ける訳でありますので、この流れがどんどん強まっていく中で、どのような考え方でこれについて、あたっていこうとするのかを確認をさせていただくという意味で、取り上げたところであります。そういうことからいきますと、まず、はじめに、現在の状況についての確認というか、今どうなっているのかだけを先に広域化とは別に現状で質問させていただきたいのですが、先ほど、滞納状況を詳しく説明いただきました。本当にその数字を見ると本当にこれがいろいろなかたちで被保険者の方々の思いが、滞納されている方の思いも含めて、これに表れていると思いますし、これを運営している保険者である本町としての国保運営の大変さも同時に感じました。そこら辺を踏まえながら質問したいのですが、この滞納者の方々の中で、いわゆる資格証、短期証の発行状況というのは、どうなっているのか。この点をまず1つお伺いをいたします。特に、平成22年、23年度、現時点での状況なのですが、これについて、もしお分かりであればお伺いしたいということと滞納者の方々の所得状況等についても分かれば、なところでよろしいので、お聞きしたいということです。それともう1点、ついでですから、滞納者、これだけの滞納の数があるのですが、今、資料が揃わなければ後でもよろしいので、これは別に今すぐということでもないのですが、今分かればそういう数字を出していただきたい。それともう1つ、これだけは聞きたいのですが、平成21年、22年、23年とこういう膨大な数の滞納者の件数と金額が出ていましたが、これらにどのようなかたちで対応されているのか。これについての基本的な考え方と方向、これからの方向も含めてお聞きしたいと思います。以上、3点、お願いいたします。
答弁 福祉保健課長 八鍬光邦(福祉保健課長は2014年3月まで)
短期証、資格証の関係の数のお尋ねをいただきました。ただいま6月時点でございますが、6月の段階では数字をおさえておりませんが、4月1日からという数でお知らせをしたいと思います。昨年の23年4月時点では、資格証明書の方はおりませんが、短期証、3カ月の方が2件、5名の方ということになりますがいらっしゃいます。それからもう1種類の6カ月の方が8件で14名の方が短期証の交付をさせていただいております。それから24年4月からということで、今年の4月でいきますと資格証明書の方が1件、1名いらっしゃいます。そらから短期証の3カ月の方が3件で5名の方、それから6カ月の短期証の方が12件で26名の方ということでなってございます。
答弁 町民課長 佐藤純一(町民課長は2014年3月まで)
続きまして、税の関係を町民課から答えさせていただきたいと思います。滞納者の所得状況というお尋ねがあったかと思いますが、滞納者、結構、所得段階に応じてばらついては正直います。ただ、所得が100万円以下の方が平成23年度の所得分でいけば、所得が100万円以下の件数ですが、滞納者数の割合ですが、58.65%ということで、約6割の方が所得が100万円以下である。これは平成22年度におきましても同じ傾向で約55%が滞納者のうちの55%は所得が100万円以下ということで、低所得の方に滞納が多いというような印象は受けております。それから、高額な三千数百万円というような滞納に対する対応というか、今後の方向性ということですが、今申し上げましたように職員がこまめに臨戸徴収といいますか、こまめに滞納者と接触を持ちながら、徴収に努めているところでがありますが、現実問題、今申し上げましたように、低所得の方というのは、かなり割合的に多いということで、あまり強硬な手段をとるのもいかがかという部分、少し思いがありまして、というのは、これは私個人の感想ということにもなってしまうのかもしれませんが、所得のわりに保険税がちょっと高いのだろうと。これだけちょっと負担感があるのかなという、そういうふうな思いもちょっとございまして、担当者としての本当にそこまで言って良いのかというのは、あるのかもしれないですが、正直申し上げますと私はそういうふうな印象を受けているところで、本当に正直言って、高額な所得の人でも滞納の場合もありますから、一概には言えないのかもしれないのですが、そういった方向で、できるだけお願いはしていますが、あまり強硬、ほかの税とはちょっと違うのかなというような思いはしてございます。以上です。
再質問 3番 工藤弘喜
今、お答えいただいたことからいえば、本当に本町のそういう担当者の方々も含めて、正直、数字からみて、いわゆる人間的な、そういう思いをもって対応されていて、苦労もされているのだというふうなことは分かります。それともう1点、そういうことからいきまして、本町が国保に対しての一般会計からの補てんをしていますよね。こういうこともやはりそういうことをどうみるかということに対する滞納の問題だけではありませんが、やはり大事な視点になっているのだと思います。そういう観点というのは、本町の場合、例えば、資格証がない。22年度はなかった。23年度で1件あったということでありますが、こういった問題から含めて、ほかの町村からみても非常にそういう部分でいけば努力されているというのが率直な思いであります。そういうことが今回のちょっとはしょった質問になってしまうのですが、今回この広域化という問題が出ていますが、その国保の広域化の中で、そういうさまざまな被保険者、あるいは保険者である町が本当に救えることになるのか。そういう中身になっているのかというのが今一度立ち止まって考えなければいけないことではないかというように思うのが、私の今の考えであります。ということは、何かというと本町のように、健康保険税を上げないという、負担を減らすということも含めて、一般会計からの持ち出しをしながら、努力しているところが、やはり国保の広域化というのは、そういう一般会計からの持ち出しはだめなのだと。受給と給付の公平化ということをうまく言うのだが、結局、払える人の分、負担できる人たちの分しか給付しないというのが、この国保の広域化に進む大きな狙いがあるというふうにとらえているところであります。これは、さまざまな厚生労働省の役人の人たちの話やあるいは他の団体の方からのお話を聞きますとやはり狙いはそこにあるということは、明らかなのです。そういうことからいきますと本町のように本当に一人ひとりの町民のために、こういうふうに努力されていることが広域化によって、本当に国保の今のさまざまな問題が解決するかということになれば私としては否だと。違うというふうにならざるを得ない訳でありますが、この問題につきましては、先ほどの答弁の中でもありましたが、広域化を期待する部分というのは、各町村の中にも一定程度ありますし、そういう声というのは分かります。財政をやはり大変だから何とか持ち出しができないからということでいうのでしょうが、果たして広域化することのメリットが、北海道に一本化することででてくるのかどうか、その認識が本当にそうお持ちなのかどうか、まず、現時点でどう考えておられるのか、その点について、お尋ねをしたのでありますが、いかがでしょうか。
答弁 農林商工課長 佐藤正好(農林商工課長は2012年9月まで)
申し訳ありません。議長のお許しをいただきましたので、答弁の修正をさせていただきたいのですが、先ほど、住環境リフォーム促進事業補助金の財源対策について、社会資本整備資金交付金を北見市でも使っているというようなお話をさせていただいたのですが、北見市については、単独事業だということで、私の発言については、取り消しをさせていただきたいと思います。なお、引き続き、国、道の補助金等になるものがないかどうか、引き続き、研究させていただくということで、ご理解を賜りたいと存じます。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
広域化をすることが、いろいろなマイナス要件がある。町としては、どう考えるかということのご質問でございました。あまり時間がありませんので、詳しくは述べませんが、いずれにしても国民皆保険がスタートして、ちょうど今年で半世紀、50年になります。日本の医療保険制度については、5種類ございまして、国保、共済組合、協会健保、健保組合、さらには、後期高齢者医療制度というのがございまして、それぞれの協会、健保の負担率が変わっているということが、まず、1つは問題として、課題としていわれています。健保は8.3%、協会健保は10.0%、共済組合は7.7%等々で、それを組合員数といいましょうか、会員数でかけていくという状況で、保険者のばらつき等々の問題点も指摘されていますし、さらには、高齢者医療で、後期高齢者医療の公費が約50%、支援金、すなわち今言った5つの健康保険等々の負担がさらに求められているということですから、この点で言いますと単なる国民健康保険だけの問題ではなくて、まさに国民皆保険のありようが問われているということでございます。その点で言いますと工藤議員がご指摘のとおり広域化をやることによって、私どもの市町村が保険者になっている時については、一般会計からの繰り入れというのは、当然というかたちで、ある意味では、全国的にその傾向は明らかでありますから、しかし、広域化をすることによって、それは解除しなければならないというのは、私自身も承知しておりますので、これが果たして本当に解決になるのかどうかというのは、一定の疑問を持っています。ただ、根本的には、国の負担率を上げない限り、北海道が例えば市町村から北海道になったとしても私は根本的な解決になっていかないだろうということで、国民皆保険のこの高齢化の高い状況の中で、どういう制度を国民的な議論の中で明らかにしていくことは、今、求められているのではないかなというふうに考えております。さらに、知事会がどうして反対しているのか。これは、2点ほどありまして、基本的には、高齢者医療制度の後期高齢者医療制度の民主党は抜本的に見直す。やめると言っているのですが、一部、手直しだけでいいのではないのかということのこだわり。それから、財政的に都道府県にもっていったとしてもそれは解決にならないと私は今説明したとおりの状況でございますので、私自身は、すべての国民が安心して医療にかかることができる制度をどのように構築していくかということを私は最大限の私どもが求めていく考えが大切なのではないかと思っているところでございます。
再質問 3番 工藤弘喜
町長から答弁ありましたように、まず、一番の広域化、北海道に一本化することによって、国保が潤沢によくなって、いわゆる国保会計もよくなって、そして、給付も万全の体制がとれるということには、決してならないというふうには、私は思っております。広域化することによるメリットというのは、あるとすればただ1つ、今盛んにどこにでもあるようなシステムの改修が1つで終わるのではないのか。システム改修の費用が減額するぐらいが、広域化のメリットかなというふうに私は思っています。専門家ではないので、なかなか分かりませんが、今のそれぞれの抱えている給付状況等々がそれによって変わるなんてことには決してならない訳ですし、今、町長が言われたように一番国保財政を圧迫しているのは、やはり国庫負担が少ない。減ったというところで、各市町村が四苦八苦をし、そこで保険料を上げざるを得なくなり、それでもって滞納が増えるというサイクルが、悪循環が常に生まれるかたちで現在のこういう結果が出ているのだというふうにとらえておくべきではないかなと思います。それが広域化をしたから、それで改善されるというものでは決してないということ。そしてさらには、広域化することによって、同じ町に住んでいながら、国保については、顔の見える関係がなくなってしまうのではないかということであります。やはりそういう問題も含めて、これはやはり慎重に声を上げていかざるを得ないのではないかというふうに思っているところです。それで時間の関係もありますから、国保の問題を考える時には、最後に町長の見解をお伺いしたいところでありますが、言ってみれば、この問題については、本町のみならず、市町村が財政状況が厳しい中にあっても一般会計からの繰り入れをしながら国民皆保険の土台となっている国保を維持し守ってきています。その必要はさらに強まってくるのではないかと思いますが、それはやはり長年のこういういろいろな運動も含めてこういうものをまだ保っているということと同時に、やはり一番大きいのは、各市町村がそういう住民の先ほどの滞納者のたくさんの滞納額の状況なんかも生活実態とあわせて目の当たりにしてきているというところをやはり大事に見る必要があるのだろうと思います。これは何であえて言うかというとよく町長が言われるようにやはり地方自治というのは、どういうことなのだ。地方自治のあり方が、やはり国保の問題に即、考えてみなければならないものとしてあるのではないかというふうに思います。いわゆる福祉の増進という、大きな大前提をこの地方自治の中でやっていかなければいけないし、憲法25条の中でもやはり具現化していかなければいけない。その大きな1つの表れが国保の問題でもありますし、それを単にどっちが有利か、どっちが得なのかという論理では、やはり進めてはいけない大切な課題がこの国保の問題というふうに私は思う訳であります。その点についての今後の進め方等々も含めての基本的なスタンスについて、町長のお考えを最後にお聞きしたいというのともう1つは、やはりこういう問題が町民の中でもいろいろな議論が出てくる問題です。それを乗り越えるのがやはり何と言いますか本物の住民自治というのか、地方自治、住民の側からそれをどう考えるかというところのそれをやはりどうつくっていくのかというところも非常に大切な部分になるのかなというふうに思いますので、その点の観点もこれからこの国保の問題を考える時には、必要ではないかというふうな私の考えであります。この点について、最後になりますが、町長の見解をお伺いして終わりたいと思います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
一般的に考えますと人口の少ないところは、基本的には、高齢化率が非常に高い、ですから医療費の給付等々についても非常に困窮している状況というのは、言うまでもなく、そういう状況でありますから、短絡的とはいいませんが、考えると北海道は保険者になって、都道府県の広域化をしていくというのは、原則的には、そう間違っていないと私は思います。できれば国が保険者になっていただきたいというのが基本的なスタンスです。しかし、広域化をすることによって、先ほど言ったような、まだまだ問題というのは、課題も十分ありますので、これはあらためて町村会としては、広域化の推進をあげていますが、中身の問題としては、例えば、一般会計から繰り入れがない。繰り入れがないことによって、広域で保険者になった場合についての資格証や短期証明書をばんばん発行するというような状況については、いかがなものかということになりますから、これは具体的に、さらに煮詰めていかなければならないし、私どもは注視していかなければならないというふうに考えています。それから、以前にもお約束しましたとおり私は民主党政権が平成25年度をもって、高齢者医療の後期高齢者医療制度を廃止、あるいは見直すという約束を掲げました。すなわち、この医療制度は平成25年度をもって改革されるということを前提として私は一般会計からの繰り入れは、当面、平成25年度までは繰り入れをしていくという説明を最終的には、議会のご了承を得て、現在に至っているという状況であります。あの時の議論でいくと3つに分かれました。当然かかるのだから上げるべきだという人とこの経済状況の中で国保料を上げるということは、とんでもないという部分をそれから様子を見るべきだという、これは地域懇談会の中で、かなり議論をして、そういう中で、私は25年度までは一般会計からの繰り入れを行うという答弁を実際の執行をさせていただいている状況でございますから、今24年度です。もう1年ありますが、あらためて地域的な議論の中で、いかにあるべきかということも含めた提案をまちづくり推進会議やあるいは地域懇談会で提案をさせていただきながら、再び議論をしながら町民として、どのような形が望ましいのかという意見も反映させていただきながら、また、あらためて議会のご意見を伺い、提案をさせていただきたいと考えているところでございますので、ご理解いただきたいと思います。
再質問 3番 工藤弘喜
もう少しは質問したいこともあったのですが、時間の関係もありますので、これをもって、私の一般質問を終わります。