みんなの議会

訓子府町議会 平成22年第3回定例会 2010年9月15日

町有地の売り払い価格について

2010年9月15日、訓子府町議会の一般質問で、川村進議員が「町有地の売り払い価格について」質問し、町長 菊池一春、建設課長 林秀貴が答弁しました。

質問者
川村進 議員
答弁者
町長 菊池一春、建設課長 林秀貴

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 川村進

4番、川村です。それでは、通告書にできるだけ従って、一般質問を始めさせていただきます。まず、最初に、今回、町有地の売払いが出ております。2カ所の町有地売払いが提示されていますが、処分可能な町有地の遊休地の現状とまたそれら造成した末広地区、日出地区との土地の売買価格についてお聞きいたします。2つ目、この2カ所の売払い提示をされている土地は、商業区域に近い。しかし、今の訓子府町の人口減少、それから景気等を考えるとこれが適正な価格かどうか非常に疑問です。これについての説明をお願いします。3つ目、これらの2カ所の土地に買い手がない場合、引き合いがない場合は、どのように利用されるか。この3つ、まず、お聞きいたします。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

ただいま、町有地の売り払い価格について、3点のお尋ねがありましたので、お答えします。まず、1点目の「2カ所の町有地売り払いが提示されたが、処分が可能な遊休地の現状と造成した末広地区・日出地区との価格差について」とのお尋ねでございます。今回の2カ所の町有地売却につきましては、旧母子健康センター及び旧商工会館の建物を取り壊したことから、跡地利用を関係課で内部協議した結果、2カ所とも将来に渡り利用が見込めないことにより、厳しい財政状況の中で収入確保の観点からも町有地の有効活用を図るため、旧母子健康センター跡地及び旧商工会跡地を売却することとしたものでございます。最初に、今回の旧母子健康センター跡地及び旧商工会館跡地の売却地以外の遊休地の現状といたしましては、市街地区では東幸町の穂波団地跡地・栄町の旧テニスコート跡地・東町のメゾン銀河隣接地などがあり、現在、冬期間の堆雪スペースとして利用しておりますが、今後は町営住宅建設や旧銀河線敷地跡地利用など、それぞれの町有地の立地条件などに合わせた利用計画を検討することとしており、市街地区では今回の売却予定地以外は、現時点では、処分可能な町有地はないものと考えています。そして、今回の町有地売却の内容ですが、旧母子センター跡地は3筆あり、大町90・91・92番地の総面積は952.08㎡で、今回は3筆一括売却することとし、売却価格は1,161万5,376円、坪当たり約4万200円となっております。また、旧商工会跡地の仲町41番地の面積は317.39㎡で売却価格は434万8,243円、坪当り約4万5,200円となっております。議員お尋ねの宅地分譲した末広地区の「あけぼの団地」と日出地区の「あさひの団地」については、低廉な価格で宅地を分譲することを目的とする国の補助などを活用して造成したものでございまして、あけぼの団地は坪当たり約1万300円から1万2,900円で、あさひの団地は坪当たり約1万円の低価格で売却したものであり、この事業は定住人口が増えたことにより大きな効果があったものと評価しております。今回の旧母子健康センター跡地及び旧商工会館跡地の売却は先ほども申し上げたとおり将来的に活用の見込みがない町の遊休地について財産処分を行うものであり、定住促進団地の宅地分譲とは意味合いが違うことをご理解賜りますようお願いします。次に、2点目の「人口減少や景気等を考えて適正価格ですか」とのお尋ねでございます。近年の長引く景気低迷により、個人住宅の建築が減り、民間の宅地分譲の動向や町内でも見られる空き家売却広告が増えている現状を見ますと宅地などの購入が厳しい状況であることは認識しているところです。町有地の売却価格の決定にあたりましては、売却地の近傍地に売買実績がないことから、平成21年度の固定資産税の宅地鑑定評価を基準として、その基準価格に現時点での北海道地価調査価格の下落率を乗じて売却価格を算定したものでございます。なお、旧母子センター跡地は3筆に分筆されていますが、売却にあたり分割して売却した場合、売れ残りも懸念されることから今回は3筆一括売却することとし、固定資産税の宅地鑑定評価の基準地と比較して、面積が大きいので、下落率を考慮した算定売却価格にさらに面積過大による係数を乗じて売却価格を算定しております。これらの売却算定価格を財産審議委員会に諮り、承認されたことから、町有地の有効活用を図るため売却することとしたものでございます。次に、3点目の「買い手がない時、どのように対応しますか」とのお尋ねですが、今回の町有地の売却にあたり、その内容を町広報紙・新聞折り込みチラシなどで周知し、約1カ月の期間で購入希望者を募りましたが、残念なことに今回は購入希望者がおりませんでした。このため、旧母子健康センター跡地につきましては、一括しての購入希望者がいなかったことから、次回以降の売却に当たっては、2筆及び3筆で分割して売却することも考えております。今後はこの結果を踏まえて、希望者がいなかった要因などの分析を行い、近々公表される本年度の北海道地価調査価格を参考にし、売却価格の見直しも視野に入れながら慎重に検討させていただきたいと思っておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

質問 4番 川村進

今回の質問でこの1番、2番の価格は、僕は2度目には安く、3度目はまだ安くするなど、いろいろな方法もあるのでしょうが、跡地利用を考えないで、今ある建物を壊して更地にするやり方を僕はお聞きしたいと思います。民間では、跡地の再利用を先に考えてやるもので、今まで私たちはそのように学んできました。そして、町有地、町有林というものは、なぜ持つかということなのです。これは、町民に何かがあった時に、その町有財産を処分し、町民のためにお金を使うために町有財産及び町有林その他を持つものなのです。売払いが第一の目的にはならないはずなのです。跡地利用が先でなければならない。今回、この土地の値段は、4、5人の方からお話があり、僕もお話したのですが、訓子府町は何もない。観光施設もない。何もない。ないないづくしです。その中で、今北海道の中で、帯広市及び訓子府町の地区は日照率が一番高い。そうすると空地になっているところがエコなどの環境にやさしいことで、太陽光発電パネルを利用し、国からの補助金が入るので、鉄道跡地と一緒に考え、計画をしてはどうかと思います。太陽光発電をやっている個人の方も冬場は少しも成績が上がらないが、夏場の今年みたいな日照があればものすごく効果があり、すごい金が入ってくる。川村頑張って町長を動かしてと言われましたが、いや動かないよあの人は。絶対人の話を聞かない人と言ったのですが、本町の特徴をいかす時に農産物だけではないのです。日照率を考えた時に当然、太陽光パネルでの発電、鉄道跡地の穂波地域まで続くところで太陽光発電をする。図書館横の商工会館跡地は、社会教育課長とも一度、公的ではないがお話したことがあります。太陽光発電によって、図書館の暖房を電気暖房にしたいという計画をして、屋根の上にパネルを乗せたいが、強度が足りないから乗せられないという話で計画はやめましたと話をしたことがあります。そうするとあそこにパネルと鉄塔を建て、そこから電気をひいて図書館に電気がひける訳なのです。そして、小さな投資で大きな効果、何十年も続く効果があります。このことについては、教育委員会管理課長の屋根の上にもついているので、どのような状況かと聞いたら、あれで結構、1年間にお金は入ってきますと言っていました。言ってみれば訓子府町の日照率を考えた時に、これは跡地利用の最たるものだと思っています。でもそのような話は出てこない。跡地利用はしません。価格を下げて売る。僕はどうも腑に落ちないのです。それで今回、価格は問題にしていません。跡地利用に何か力を出してもらえないかを町長に考えていただきたいのですが、どうでしょうか。

答弁 建設課長 林秀貴(建設課長は2011年6月まで)

今、町有地の売却にあたりまして、跡地利用の関係とその跡地をエコや太陽光発電を含め、活用ができないかというご質問ですが、まず、1点目の先ほど町長が答弁したように旧母子健康センターは、去年の景気浮揚対策で壊した訳でございますが、その跡地利用を隣接するJA等に利用の意向確認を行いまして、JAでも合併したことにより、不要な財産は持たないという意向もございましたので、隣接するJAでは購入する希望がないこともございまして、そのあと庁内の全部の課に諮りまして、今後の利用について検討を行いました。その結果、どの部署でも旧母子健康センター跡地の利用が将来的に見込めないことから今回の売却にまず至ったものでございます。次に、旧商工会館につきましては、ご存じのとおり商工会が旧駅舎に事務所を移しましたものですから、今年の春に商工会から旧商工会館を取り壊したいという申し出がありまして、土地自体は町が持っていたものですから、その使用貸借の中でお貸しし使用料をいただいた経過がございます。それで実際上、お返ししていただくためには、現状回復でございますので、商工会館を取り壊し、そのあと、取り壊す前に特に、川村議員からもお話のあった隣接するのが図書館ですので、図書館の例えば蔵書スペースや研修室等に使えないかを検討した結果、そこはなかなか隣接するところではなかなか難しいという結論が出たので、これも先ほど申し上げた旧母子健康センターも同じように将来的な見込みがないことで、今回の売却に至った経過がありました。町としましても、何も考えず売却に至った経過ではなく、ある程度の協議、検討をした結果、売却に至ったことをご理解いただきたいと思います。次の2点目の太陽光発電の関係でございますが、先日の上原議員からも自然エネルギーの活用ということで、今現在、地球規模での環境破壊が問題視される中で、大変貴重なご意見と思いますが、ただ、やはり行政がその辺の総体的なことを考える中では、もちろん今後のことを考え、そのような新エネルギーとして活用していくことは検討していかなければなりませんが、現時点では、投資額やその効果その辺を考慮しながらの慎重な検討が必要と思いますので、ただ、現時点ではそこまでの太陽パネルを置いて、その電気を売却していくことは今のところ考えがないということでご理解いただきたいと思います。

質問 4番 川村進

跡地利用を考えないで、空地を作ること自体に僕は無理があると思います。売ることであれは価格はどんどん下がります。その隣近所の土地も下がるので、そんなに安く売られたら困るという苦情も出ているなどいろいろ聞こえてきました。今、訓子府町の現状で、道内に何か誇れるものと言ったら、たまねぎの反別で、日本一の収量を上げていることがあります。しかし、たまねぎの反別収量も日照率があるからやれるのであって、訓子府町の日照率を考えない事業は、まずない訳で、僕は、建設課長からの説明では、跡地利用に真剣に取り組んでないのではないかと疑問をいだきます。今の本町が日本全国で九州地区と日照率は違いますが、九州地区はいつでも大雨でやられてしまいます。ここは大雨でやられる心配もなく、日照率が日本でも何番目かに入るぐらいです。事業自体を考える時に、本町の特徴をまず考えてもらって話を進めてもらわないとならない訳です。あなた方が何を計画するか、何かをする時に、本町の一番の良い点を考え、事業を進めてもらわなければならない訳です。言い方は悪いかもしれないが、それを考えないのであれば、僕に言わせれば、職員の資格はないと思います。今の本町を考えた時に、たまねぎの何々、今度の新エネルギー何々というのも、たまねぎの表皮を利用し、それからいろいろ発展していく。これには事業主体である国の補助金ありきで向かっている。今回は工藤議員からも指摘されたように2億3千何百万円の金があるのであれば、雇用が生まれ、本町の気候的な特徴をとらえ両方一緒にうまくいくのではないということを考え、事業を考えてもらいたい。僕がやるとしたら一番大切なことは、訓子府町の今を考え、それにのっとってやっていただきたい。これは町長がやらなくていいと思えば、おやりになる必要もないですが、2億3千万円を23年度に向け、一時積立していますが、2億3千万円を心待ちにしているのは商工会です。元気の出る商工会と言っています。安心と安全のまちをつくると言っています。この3年間同じことを言っています。〇〇〇〇からも町長が言われていることは、〇〇〇〇きたのではないかと言う。僕は〇〇〇〇というより、メッキがはがれ、金属疲労を起こす。そして、何かでとんと叩けば崩れ落ちるというような言い方を本当はしたいが、それでは失礼になるので、やはり町長が言われている一番大切なのは、商工業界に元気を与える、安心と安全のまちをつくる、それによって今本町の一番売りは日照率やたまねぎであれば、それに向かってください。建設課長には頑張ってもらわないとならない。期待しているのです。これについては、23年度にやれるかやれないかわからないが、向かってほしいのですが、町長の考えをひとつお聞きします。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

議員のご指摘のとおり本町は日照率が全国一高い。そして、降雨量も全国一少ない。ある意味では、町の宝、人的な宝、あるいは自然の宝、いろいろなそのようなものを訓子府町はもっている。そのような特質的な宝をどのようにして、まちづくりにいかしていくのかということは、言われているとおりの考え方でございます。その点で例えば太陽光発電が今、全国的には北見工業大学が非常に先進的な事例としてやっておりますし、北見市も民間、あるいは個人住宅に対するパネルとして、ソーラーシステムを斡旋する。そして、その余った余剰電力を売電していくことについての施策を全国的に今、道内でも各市町村ができてきておりますので、私は、今その補助施策もエネルギー補助についても、今、実施しようと踏み込もうとしているたまねぎの表皮等の新エネルギーを合わせ、太陽パネル等の活用についても検討していただきたいことを昨年から申し上げているところです。できれば、公共事業の中で、それらを行うかについては、1つの検討としては考えていかなければならない。木材の利用ももちろんそうですが、太陽パネルを公共施設に投入していくかどうかは、検討の1つとしてはありますが、少なくても現時点で考えられるのは、そのような自然環境の特殊性を力にした補助事業等々をできるだけ前向きに検討し、実施していきたいというのが考え方でありますので、期待に応えられるかわかりませんが、1つの参考意見としてとどめておきたいと思いますので、ご理解賜りたいと思います。

質問 4番 川村進

それでは、今の太陽光発電による、跡地利用については、とにかく期待して待っています。質問を変えます。

出典:訓子府町議会 平成22年第3回定例会 2010年9月15日 議事録 PDF(24ページ) 間違いを知らせる