みんなの議会

大樹町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月4日

町有地の利活用と産業用地等の確保について

2025年12月4日、大樹町議会の一般質問で、播間章浩議員が「町有地の利活用と産業用地等の確保について」質問し、町長 黒川、総務課長 吉田が答弁しました。

質問者
播間章浩 議員
答弁者
町長 黒川、総務課長 吉田

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 播間章浩

先に通告しておりました町有地の活用と産業用地の確保について、町長にお伺いいたします。大樹町において、令和7年10月末現在での人口が5,200人を切り5,196人となり、着々と人口減少が進んでおります。今後の人口減少対策のさらなる強化と地域産業振興の観点から、町有地の利活用と宇宙関連産業や新規企業の進出に対応する工業団地・産業用地の確保と整備が必要であると感じております。町有地の現状として、町として今後の取組や方針について、以下の点をお伺いいたします。1、町内に存在する未利用の町有地の面積と現状及び今後の利活用の計画について。2、町有地を活用した移住者支援・企業誘致について。3、工業団地・産業用地の確保と整備について。以上、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 黒川

播間議員ご質問の「町有地の利活用と産業用地等の確保について」お答えいたします。1点目の「町内に存在する未利用の町有地の面積と現状及び今後の利活用計画」につきましては、以前は公共施設・公営住宅敷地などであった土地で、建物解体等により未利用となっている土地がいくつかあります。市街地では、青少年会館跡地6,000平方メートル、旧日方団地跡地8,200平方メートル、新通団地跡地3,000平方メートル、川南会館跡地3,300平方メートルなどがあります。市街地以外では、各地域の旧小中学校のグラウンド跡地など未利用地となっている現状です。このうち旧日方団地跡地は、令和8年度以降に宅地分譲をすることで準備を進めております。2点目の「町有地を活用した移住者支援・企業誘致」につきましては、旧教員住宅や町営住宅を大樹町ワーキングステイ住宅として3棟整備して移住促進を図っているほか、企業誘致等を促進するため、大樹町経済センターにサテライトオフィスを設置しております。今年度の利用状況は、ワーキングステイ住宅に13件、330日、サテライトオフィスは6社と契約しております。また、町有地に限定しているものではありませんが、IターンやUターンによる就職を促進するため、東京23区から北海道に移住し、移住支援金対象法人に就職した方を支援する移住支援事業を北海道と連携して実施しているほか、町内に工場等を新設又は増設する企業に対して、大樹町企業立地振興条例に基づき助成しております。3点目の「工業団地・産業用地の確保と整備」につきましては、現在は、準工業地域内に平成3年に分譲を開始した川南工業団地があり、利用可能な土地が3区画あります。当町では、「北海道スペースポート」として、人工衛星軌道投入用ロケット射場(LC1)の整備を進めており、来年9月の完成以降は、ロケット打ち上げ事業が本格化し、それに合わせて宇宙関連事業による人の往来や経済活動が今まで以上に盛んになることが期待されております。第6期大樹町総合計画においても、これらの状況を鑑みて、企業誘致と雇用促進のため、用地の確保やインフラの整備を施策として掲げているほか、令和6年3月に改定した都市計画マスタープランでも、市街地周辺の一部を新産業推進PR拠点として位置づける考えを示しています。また、帯広・広尾自動車道の大樹インターチェンジまでの延伸が間近に迫っており、物流や人の移動にも変化が起こることが予想されます。これに、宇宙産業の拠点となっている美成、浜大樹、下芽武地区などを含めて、様々な状況を考慮しながら、必要な時期に産業用地の確保などの取組を進めてまいります。

質問 播間章浩

それぞれ、答弁いただきました内容について、いくつか確認を含めて再質問させていただきます。まず1点目、町有地の未利用地について、未利用地が割と多くあるというところで、青少年会館跡地、旧日方団地跡地、新通団地跡地、川南会館跡地、それぞれあると思うのですが、このうち、ご答弁にありました利用計画が定まっているところが日方団地、こちらは令和8年度以降に宅地分譲されるというところです。ほかの未利用地についての計画で、現状の計画や考えをお聞かせいただけますでしょうか。

答弁 町長 黒川

現時点で、具体的な使い道、あるいは公共施設を建設するといった計画というのはございません。未利用地でありますが、有効に活用したいというのはあるのですが、これは企業進出でありますとか、あるいはホテルの進出といったことが期待される場合に活用というのもあり得るかなというふうには思っております。具体的に、どこどこの業者が進出したいというようなお話は、まだいただいておりませんけれども、そのようなことが期待されるかなというところもありまして、そのニーズに応じて対応していきたいと考えているところでございます。

質問 播間章浩

今後の大樹町の動きの中で検討されるというところでありますけれども、今答弁にありました未利用地以外に、私のほうでも何点か町有地を回らせていただいて、ここはどうなるのだろうと気になるところがあったのですが、鏡町の母と子の家の横というか、裏というか、結構大きな土地になっているかなと思います。あの辺りも工業用地だったり、企業が入ってくる用地としては十分確保できる面積もあるのではないかなと思っております。それと、今後、双葉町の団地も解体されるというところで、あそこも大きな土地になっていくと思うのですが、この2点について、何か現時点での考えはありますでしょうか。

答弁 町長 黒川

母と子の家につきましては、大変老朽が進んでいるという認識は持っておりますし、下水が通っていないというところもありまして、実はあそこの水道は、上水も下水もインフラがあまり整っていない状況で、上水は行ってはいるのですが、あまりいい状況ではないというのは承知しておりまして、いずれ建替えというようなことがあるかなとは思っています。その場合は、場所の選定から考え直していって、地域ともよく話し合って取り組んでいきたいなと思っていますが、いつやるというのは、まだ決めておりません。ただ、老朽が進んで、いずれ更新が必要だという認識は持っています。そのときに、今言われましたように、その周辺はことぶき大学の花木学部で菜園を行っているのですが、それも、もし、別な場所に移動して、あの場所を何か企業誘致に使うというようなことも、あるいはコンビニエンスストアなんかが来るといいなと思っているのですが、そういったことがあれば、またその辺も含めて考えたいと思いますが、現時点では、しばらくは使っていただこうかなと思っているところでございます。双葉町につきましては、解体して更地になった後は分譲する方向ではいるのですが、それまでに、双葉町になるか松山町になるか、公営住宅を解体するのも、そう急いでやる必要もないかなと。次に建てるところはやらなければなりませんけれども、まだ建てる計画がないところは、その間少し有効利用ができないかという協議もしていきながら、進めていきたいと思っております。将来的には、更地になったとすれば分譲地にしようと思っていますが、更地に至るまでの間の有効な使い道がないかというのは、今後協議していきたいと思っているところでございます。

質問 播間章浩

分かりました。先ほどおっしゃられた母と子の家につきましては、国道沿いでもありますし、なかなか町有地で国道沿いというのもありそうでないのかなというところがありますので、施設の再利用を含めて、土地の利用を含めて、再度ご検討いただければと思っております。それで、ご答弁ありました旧日方団地が、令和8年以降に分譲されるということなのですが、こちらは現時点で何区画ぐらい分譲されるか、計画があれば教えていただけますでしょうか。

答弁 総務課長 吉田

区画数的には、16から20区画という形で考えてございます。令和8年度以降に、そういった部分で地域と協議しながら進めていきたいと考えているところです。

質問 播間章浩

分かりました。町有地が分譲されて、まだ売れ残っている土地もいくつかあるかなと思っております。その中で16から20の区画分譲となれば、面積というか区画数としては結構大きくなるのかなと思っております。そこで、2点目に関連していくのですが、未利用の土地、町有地の分譲も含めてどんどん活用されていったほうがいいかなと思っております。土地として置いておいても何も生まないというか、やはり分譲されて、また違う方が利用することによって、当然固定資産収入だとか、個人住民税収入だとか、税収入が得られると思っております。人口減少対策というところに関連しますと、10月末時点で5,196人、昨日の最新の統計では11月末現在で5,184人というところで、月平均10人ほど減少していっているのが現状かなというところで、年間にすると100人弱若しくは100人超えで減少している実態になっているかなと思っております。5,000人を切るのも間近になってきているのではないかなというところで非常に危機感を持っているところではあるのですが、そういった危機感を感じながら、人口減対策というのも、未利用の土地を生かしながらしていってはどうかと感じているところであります。北海道内の自治体で未利用地の活用事例とか、全国的な事例をちょっと探してみたのですが、要は、移住者対策支援というところになっていくのですが、未利用地、要は使っていない土地、分譲された土地でも当然よろしいかなと思うのですが、売れ残った土地という言い方もあれなのですが、今後新しく分譲される土地の一部でも、もう思い切った政策で、移住される方には無償で貸しますだとか、一定期間住んでもらえれば、10年住んでもらえれば土地もあげますといった制度を活用されている、北海道の自治体でも数件調べている中で出てきましたので、そういった思い切った政策も必要になってくるのかなというところを感じているのですが、この辺りのこういった考えについては、町長はどのようにお考えでしょうか。

答弁 町長 黒川

かつて、例えば「土地代100万円です。でも、来てくれたら100万円差し上げます」というのを近い町でもやっておられて、実質無料と。「土地代はただですよ」というような政策をされた町も承知しておりますし、「長く住んでいただければ無償になります」というのもあって、そういったことも一つの方法かなと思っております。移住・定住ということで、移住者だけをあまり優遇して、町内に住んでいる方が住宅を持ちたいのに随分差があるねというのもどうかというところも少しあって、バランスも必要かなとは思っているのですが、そういう点では「大樹でかなえるマイホーム」支援というのが、今は少し価格を下げましたけれども、スタートした当初は最大250万円ほどの補助をして、結構大きめの補助をしたところでございまして、あの頃、ちょうど住宅建築も進んでいる状況でしたので、年間30軒ぐらいの建築がありまして、随分、宅地分譲地も売れましたし、また住宅も建ったというような実績です。その後、物価高騰等で、最近は少ない数字になっておりますけれども、そういった効果があったと思っております。移住に力を入れたいという気持ちもありますので、移住してきてくれて、今も「大樹でかなえるマイホーム」は、移住者には少しプレミアムをつけているところでありますけれども、あまり大きな差があるのは、もともと大樹におられる方々とのギャップもありますので、その辺のバランスを考えながら、ただ、来てくれるのだったらプレミアム部分というのは、もう少し充実してもいいのかなという部分もありますので、今後ちょっとそういった部分も含めて考えていきたいと思います。

質問 播間章浩

マイホーム支援補助金というのも大樹町で行っておりまして、多く利用されていると思っております。ただ一方で、町長もおっしゃるとおり、物価高騰の影響もありまして、今、住宅を建てるのが非常に高くなって、なかなか家が建たなくなってきているのかなという印象があります。なおかつ、プレミアムがついているとおっしゃっていますけれども、移住者で家を建てたという事例が、最近非常にそれこそ少なくなっているのではないかなと思っております。今の住宅建設単価の高騰によって、大樹町だけではなく、全国どこでもそうなのですが、住宅にかかる金額が大きいので土地代を抑えたいという気持ちが増えてきているのかなというところで、郊外に移っていかれているのが多くなってきているのかなと印象を受けております。そういった意味でも、ちょうど来年、令和8年から20区画ぐらい分譲されるというところも計画されているということなので、逆にチャンスの時期なのではないかなと思っております。全部が全部ではなくて、例えば2区画だけやってみましょうかとか、そういった対応をやってみるというのも必要かなと思っておりますけれどもどうでしょう。もともと分譲されて残っている土地もある中で、さらに20区画分譲となりますので、その辺りは少し思い切った政策も改めて必要でないかなと思うのですが、改めて町長いかがでしょうか。

答弁 町長 黒川

今、南通に6区画販売しておりまして、1区画売れて、あと5区画が残っているという状況であります。分譲地に関しては、かつて緑苑の鉄道跡地を分譲したときは随分時間がかかっていたのですが、その後三角のところを追加したときには二、三年で売れてしまったというようなこともあって、結構波があるなと思っております。柏木町の6区画も、5区画が売れましたけれども、あれもあまり時間がかからないで、こちらの予想よりはずっと早く売れたのですが、今の新通に至っては、住宅建築も少しブレーキがかかったのかなと思うのですが、止まっている状況であります。そのように波があるので、町としては、分譲地がないという状況はまずいなと思っていまして、「定住してほしくないのか、人に来てほしくないのか」と言われることもありますので、そんなことはなくて、土地は用意していますよというところを最低限持っていることが必要かなと思います。追加でどんどん分譲地を出すのは、情勢を見ながらということになると思うのですが、まず一定程度は分譲地を抱えているということは必要かなと思っております。言われたように、移住者にインパクトのあるプレミアムを出したらいいのではないかというのは、先ほど言いましたように、バランス等も考えながらも、確かに、だったら建ててみようかなということもあろうかと思いますので、そういった部分のプレミアムを考えてみたいなと思います。どちらかといいますと、移住してこられて住宅を建てた方もおられますけれども、大体ここに仕事がある方でありまして、そのほかでは、中古住宅の空き家を買われてリフォームして住まわれている方が結構おられて、どちらかというと、そういった方も多いかなと思っておりまして、今空き家を買われる場合も、移住の方にはプレミアをつけていますけれども、その辺はもうちょっとインパクトをつけるとかといったことも協議してまいりたいと思います。

質問 播間章浩

分かりました。そういったところで、移住者支援はバランスも必要だというところではあるのですけれども、やはり人口がどんどん減ってきておりますので、本当に少しインパクトのある政策も必要かなと思っておりますので、引き続きご検討いただければと思っております。宅地分譲とはちょっと話が外れるのですが、割と移住されている方、先ほど母と子の家の裏のところで菜園もやられているというところなのですが、畑いじりをしたいとか、そういった町民農園的なものがないかといった問合せをいただくこともあるのですが、未利用地の中で畑、若しくは畑ではなくても雑種地とか、まるっきり使っていないところにちょっと土を入れて、町民農園的な活用も一つかなと思っておりますけれども、この辺りはいかがでしょうか。実際にやられている市町村も何件か見ておりますけれども、これも一つの移住者対策としても利活用できるのではないかなと思っておりますけれども、この辺りはいかがでしょうか。

答弁 町長 黒川

かつて、クラインガルテンという栗沢町でやっておられたかなと思います。参考にして考えたこともありまして、町民共同農園的なものをやってはどうかというような検討もしたことがあるのですが、当町においては、そういったことをやりたいという方もおられるのですが、土地が結構あるというところでは、個々に土地を探して作っておられる方も多いかなと思っております。全体でやるとなると、上手にやっておられるところは、週末泊まれる施設があって、札幌から通って、週末農園をやって、一泊して帰るとか、あるいはセンターハウスみたいなのがあって、そこで農園を指導する方がいて、その方と交流しながら、勉強もしながら、ほかにやっている方々と交流しながらやっておられるということもありましたけれども、あそこの場合は、どちらかというと、町民の方だけでなく、近郊の町からも通われる週末農園というような位置づけもあったかなと思います。うちの場合は、週末農園は難しいかなと思っていますけれども、地域の住民の方々が畑をやりたいという部分でニーズが多ければ、土地を提供するということは考えられるかなと思いますが、見ていますと、何となく近くの空き地を借りてやられている方も多いかなと思っていまして、ニーズの要望があれば考えてみたいと思います。

質問 播間章浩

実際に大樹町に住まれて、土地を探して家庭菜園的な畑を作られている方も多く知っておりまして、逆に貸している方も「町でそういったことをやったらいいのではないか」といった声も聞いたこともありましたので、農園は、体を動かしながら自分で健康なものを作って、先ほど町長おっしゃられたように、週末だけという方もいらっしゃいますし、そういった人の動きもあってもいいかなと思っておりましたので、考えをお聞かせいただきました。それで、町有地の活用や利活用の部分で、移住者支援の関係は今お伝えしたところではあるのですが、あと、企業誘致の部分で、今現状でいけば川南工業団地を分譲されているというところで、ご答弁の中で平成3年から分譲されていたというところで、割とそんな前からやって、もう30年以上分譲していたのだなというところをちょっと存じ上げていなかったのですが、この辺りの企業誘致の部分でちょっとPR不足なのではないかなと感じているところもあります。個人的にネットで検索しますと、大樹町分譲地とか検索しても、こちらの川南工業団地のことは出てこないのです。ピンポイントで大樹町立地用地とか企業用地とか個別にやると出てくるのですが、要は、大樹にこの土地があるということを土地探している皆さんはあまり知らないのです。逆に、こういう土地もありますということで町のホームページを案内することもあったりするのですが、要は、ちょっとPR不足っていうのと、あと、分かりづらい。恐らく課が違うから載せているページが違うのではないのかなと。分譲地は分譲地で総務課の管轄で、こちらの川南団地のほうは企画課の管轄かなと思うのですが、そういう町で扱っている土地は一つにまとめたほうが分かりやすいかなと思っておりますが、この辺りの整理についてはいかがでしょうか。

答弁 町長 黒川

言われるように、縦割りのところがありまして、確かに検索が一発でいかないというようなことがあります。いろいろな切り口があって、移住・定住のページから入っていくと、町有地の宅地の分譲地には行けるのですが、企業誘致の工業用地には行かない、つながっていないということがあります。その辺は、一遍に載っていれば、どちらも見られたらいいのではないかというのは、本当にそうだなと思いますので、ホームページの在り方については工夫したいと思います。

質問 播間章浩

ぜひ、分かりやすく、探している方がたどりやすい環境づくりというのもお願いできればと思っております。最後になりますが、工業団地、産業用地の確保と整備についてというところで、答弁にもありましたとおり、LC1の整備を進めておりまして、来年9月には完成されるというところであります。そういう大きな動きが出ますと、企業の動き、進出というのも出てくるのかなというところと、あと、インターチェンジの延伸が間近に迫っているというところもあり、本当に物流の動きも変わってくるのかなというところを感じております。工業用地の整備については、時期を見ながらというところで答弁いただいておりますけれども、もうそろそろその時期なのではないかなと感じております。といいますのも、計画を立てて整備する分譲、工業団地になるのか産業用地になるのか分からないですが、やはり四、五年かかるのではないかなと思っておりまして、今から動き出して5年後となりますと、もしかしたら本当にロケットが何機も飛んでいる状況になっているかもしれませんし、探しているときに探している土地にたどり着かない。先ほどの分譲地もそうですが、先に用意しておいて、後から来てもらうという考えも一つかなと思っておりますけれども、この辺りで、改めて町長のお考えはいかがでしょうか。

答弁 町長 黒川

以前にもちょっと答弁しているかとは思うのですが、なかなか雑種地とか宅地とかで大きな面積が空いていると、そこを指定して工業団地にしようというのは、用途区域もちろんありますけれども、ある程度できるのかなと思いますが、大樹町の場合は、そういった用地に見合うところは農地がほとんどでありまして、農地に展開しようとすると、具体的な話がないとなかなか転用の話に持っていけないということもありまして、ロケットが上がることによって産業が集積するというのは期待しているところでありますが、どういったものがどういうふうに来るかというのは、シミュレーションができていない状況でありまして、かつて、関連企業にアンケートをしたところでは、部品供給、あるいは通信関係、衛星を作るところ等々に聞きますと、こちらで製造するメリットがないと。今のところで作って、当面は運ぶのだと。よほどの量になってくれば考えることもあるでしょうけれども、今の段階での調査では、こちらに移転しての製造に踏み切りたいと考えているというところは、現時点ではあまりなかったということでありまして、もう少し時間がかかるのかなというふうに読んでおります。また、十勝総合振興局のほうでは、管内の各町村で、仮にそういう工業進出があった場合に、大樹町に限らず、受け入れられる土地というのはありますかという調査をしまして、その結果というのも公表されておりまして、大樹町でやってもらえるにこしたことはないのですが、当面間に合わない場合は、ほかの町での進出ということもあってもいいのかなと思っておりまして、大樹町も今三つありますし、面積あるいは条件によっては、すぐ用意できるかもしれません。先ほどの空き地があるというところも含めて、民地も含めて対応できる可能性はあるのですが、どのくらいの面積が必要で、何をやりたいのかということがまだ見えていないところでは、なかなかあらかじめ用意しておくというのは、制度的にもちょっと難しいところもありまして、もう少し推移を見ながらということになろうかなと思っております。

質問 播間章浩

分かりました。状況と時期を見ながらというところではありますけれども、先ほどお伝えしたように、計画から整備まで数年がかりでかかっていくかなと思っておりますので、もう用地選定、仮の用地選定で、この辺りがいいのではないかというところは、そろそろ動き出してもいいのではないかなと感じております。一度、電力会社の方ともお話をしたことがあるのですが、どのような工業団地かにもよると思うのですが、電力の供給というのも一つ問題になるかなと思っておりまして、位置が変わることによって変電所も変わる可能性もあるというところで、その動きをすると、やはり数年単位、数十億単位のお金がかかるというところですので、徐々にではありますけれども、一歩一歩計画を進めていくべきではないかなと考えておりますので、引き続きご検討のほうをお願いできればと思っております。やはり宇宙産業は、大樹町の今後の希望の産業だと感じております。今後、大樹町が魅力的になるために、本当に期待の産業だと思っておりますので、チャンスを逃さないような施策と、そういった土地の用意、企業が進出しやすい環境づくりというのを一歩一歩進めていただきたいなと思っております。そういった期待を込めまして、一般質問を終わらせていただきます。

出典:大樹町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月4日 議事録 PDF(94ページ) 間違いを知らせる