訓子府町議会 平成22年第1回定例会 2010年3月11日
安心して暮らしていける福祉のまちづくりについて
2010年3月11日、訓子府町議会の一般質問で、川村進議員が「安心して暮らしていける福祉のまちづくりについて」質問し、町長 菊池一春が答弁しました。
- 質問者
- 川村進 議員
- 答弁者
- 町長 菊池一春
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 川村進
4番、川村です。それでは、通告書に従いまして、一般質問をはじめさせていただきます。今回、安心して暮らしていける福祉のまちづくりについて、まず、お伺いします。1つ目、介護報酬見直しにより、本町の介護従事者の処遇改善状況について、お伺いします。平成12年度からスタートした介護保険制度では、これまで3回にわたり介護報酬の見直しがされております。しかし、過去2回は、マイナスで介護報酬を下げられております。ところが今回、平成21年の改定では、3%のアップが示されております。このことによって、本町の介護現場での慢性的な人手不足。これは慢性的な人手不足は全国的なことです。それから介護従事者の処遇改善をされているかどうか。これについて、町内の介護施設数及び従事者数はいくつですか。2つ目、介護報酬見直しにより、本町の介護従事者の処遇改善、勤務条件などは、どう変わったか町長にお伺いします。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
ただいま、安心して暮らしていける福祉のまちづくりについて、2点のお尋ねをいただきましたのでお答えをさせていただきます。まず、1 点目の「町内の介護施設数及び従事者数は」とのお尋ねでございますが、本町の介護施設は、特別養護老人ホーム「くんねっぷ静寿園」、認知症対応型グループホーム「はるる」の2施設となっています。従事者数につきましては、特別養護老人ホーム「くんねっぷ静寿園」がデイサービス職員も含め、正職員24名、非正職員25名の49名でございます。グループホーム「はるる」は正職員5名、非正職員 11名の16名となってございます。2点目の「介護報酬見直しにより、従事者の勤務条件は改善されているのか」とのお尋ねでございますが、平成21年の介護保険制度の改正に伴い、介護従事者の処遇改善と人材確保を目的に3%のプラス改定が行われました。この改定により、各施設では介護従事者の処遇改善のため特殊業務手当てから夜勤手当の変更や年度末手当の支給による賃金の増額や非正規職員から正職員への転換などによる処遇改善が行われていると聞いております。以上、お答え申し上げましたので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
質問 4番 川村進
私の数字と少し違うところがありますが、この「はるる」については、今回の質問から除いて、特別養護老人ホームだけについてお尋ねしたいと思います。ここは、19年度に私がはじめて議員になった時、いろいろな問題が指摘され、私たち町議会議員が7名でお伺いしたことがあります。その時に、朝3時から賄いの方たちが年中入っております。その改善をお伺いしましたところ何とか朝5時にして、極力、職員の負担を取り除きたいとの話からはじまりまして、給与面もお聞きしました。厚生年金の加入その他は、厚生年金だけは加入していたが、特殊勤務手当、今、町長が言われた勤務手当などは今回、改善されたということで、大変喜ばしいと思いますが、非常にきつい作業で安い賃金でとの話で、今回の3%がどの程度、職員に良い結果をもたらしているのか。これは、常々、お近くに住む方やそのご子息がお勤めになっている方など、いろいろと話をします。しかし、本人とは全然お話できないのです。ここは大変厳しい人がいて、私の言うことが聞けなかったら、いつでも辞めてもらいますというような人がおり、大変と言っていましたが、今回、この方は、お辞めになりました。どのように改善されたのかと言ったら、私はわからないし、内容は一切しゃべりません。ものすごい厳しいものがあるというお話で、今回、このお話聞きましたら、改善されていますから、私たちが首突っ込むところではないかもしれません。しかし、19年の時から私は思うのですが、開設当時から町長がお話をしていますが、町から人的な配置も町からやった経緯がある。町職員の退職者が入っています。施設長として入っているのですが、この方が何をやっているかが問題なのです。この後2つ目に質問させていただきますが関連しますので、この方は、ものすごい高給で入っていっているのです。今、世の中で言われている天下り、そこまでは私は言いません。報酬が少ないです。独立行政法人、公益法人などは、渡りなどと言われ、ものすごい給与、退職金をいただいています。しかし、その人たちは何もしない。仕事をしないで金をもらっている。本町の町職員のOBが入っていくここは、約350万円近くで入っていっている。僕の調べたところです。この人が入っていかなければ、350万円を普通の非正規労働者の給与に底上げができるのです。僕は思いますが、何のために町職員OBが入っているのか。僕は必要ないと思うのです。今後のこともありますから、町長どうですか。この安い長時間労働をしている人たちの給料の底上げをするためには、町職員OBが入っていくことは、僕は必要ないと思うのですが、いかがですか。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
日本の介護保険制度は、2000年からできておりまして、扶助から選択へ介護保険体制が出来上がってまいりました。しかし、そのヘルパーや専門職の成り手がいないことで、その市場を東南アジアの諸国から求めることも国の施策としてやっているようでございますが、議員ご指摘のとおり1つは、まだまだ福祉職員の待遇が低いというのは、静寿園などのそのような施設だけではなくて、全国的に一層改善していかなければならないというのが、私の基本的な考え方であります。今、議員のご指摘の役場職員の退職者が、高い給料をいただいていて、仕事をしているか、していないかを含めてのご指摘でございました。以前にもお話したと思いますが、基本的にはこの任用について、横滑りは私が町長になってからはさせておりません。以前はどうだったかわかりませんが、基本的には関連する団体等の職員については、公募を原則としていただきたいと申しておりますので、もし、今の施設長さんが入っておられるのは、法人としての静寿園が独自の判断でこの方を知見もしくは任用したものと考えておりますし、その給料が高いからほかに回すべきかどうかは、経営や運営に関わることでございますので、私がここで言うことは、差し控えたいと思いますので、ご理解賜りたいと思います。
質問 4番 川村進
それで結構です。今後は町が関与して職員退職者が入っていくことがなくなると理解していいですね。町長、どうですか。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
状況によって、私からこの方を使ってほしい。退職者を次の就職先にということはいたしません。基本的にはしません。しかし、状況によって、優れた職員をその事業所で必要ということについては、たまたま町職員を採用することがあったとしても、私自身が町職員の退職先として、そのような形で斡旋もしくはお願いをすることは、原則としてはあり得ないということでご理解いただきたいと思います。
質問 4番 川村進
わかりました。これは、町民の何人かの方から天下り、いや天下りと言えるほどのことはないが、そのような目で見られることはまずいので、町長に申し入れ、お伺いしましょうと約束をしておりますので、悪意があってやっていることではありませんので、あらかじめ了解いただきたいと思います。それでは、この中の条件で、これを1つには改善していただきたいというのは、私、12月から1月にかけて、デイサービスセンターなどの関係する病院に30日間入院しました。そして、やっている作業はこれは大変な作業です。車椅子を置いて、その方を抱きかかえて、若い女性が乗せる。一つ間違えば、車椅子が自動で動く、ブレーキをしっかりかけて確認して、急がなければいけない。いろいろな作業でものすごい労働です。はっきり言って。3Kと言いまして、きつい、きたない。そして、危険です。危険というのは、認知症にかかった人は、物を持って後ろから殴りかかる、前から押し付けるなどいろいろなことがありまして、この特別養護老人ホームの従業員は、正規が25名、24名と言っていますが、給与にものすごい格差があるのであれば、町長、何とかこれは、現場で働く者が事務職員よりも安い。すごい格差があることを言われていますので、何とかして、これは本当にひどい。僕は1日もできないし、この仕事は、はっきり言いまして、どれだけの細心の注意をはらっていても、転がり落ちる。怪我をしたら、その職員が責任を負わなければならないなど、ものすごい重労働です。ここにいる人たちの給与の底上げと労働条件の緩和は、町長は違うと言いますが、監督官庁は、訓子府町だと思っております。この特別養護老人ホームは、何とかこの方たちの待遇の改善と給与改善。町長が言われる安心して暮らしていける福祉のまちをつくるというのは、施設があればいいというものではないと思います。どのような状態で運営されているのか、事細かに、僕は監督官庁の長は町長だと思っていますので、ぜひ、やっていただかなければいけないと思うのですが、町長どうでしょうか。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
まず、1つは、特別養護老人ホームの監督官庁は、都道府県であります。これは、北海道とご理解いただいて、具体的に言いますと網走支庁であることをご理解をいただきたいと思います。それから、グループホームの有限会社ライジングが経営している「はるる」。これは、訓子府町が監督官庁になっておりますので、1つはご理解をいただきたいと思います。冒頭申し上げましたように、介護保健制度については、65歳以上の方の10%負担とそれぞれ国と北海道、市町村がそれぞれの負担をしながら、介護度に応じて介護料金が決まっております。しかも介護報酬につきましては、一定の国の基準の中で、運用されていることでありますから、議員がご心配されているように、1つは、制度的な抜本的な見直しをより一層改善の方向に、私どもは国に要請していかなければならないことが1つです。それから、監督官庁が北海道と言いながらも、非常に議員から建設的なご意見もいただいておりますので、そのような実態はないとは思いますが、介護職員の待遇やあるいは給与等の改善について、議員からご指摘やあるいは提案があったことを施設の関係者の方にお伝えしていきたいと思いますので、ご理解を賜りたいと思います。
質問 4番 川村進
わかりました。期待しております。