訓子府町議会 平成21年第2回定例会 2009年6月24日
安心と信頼の子育て支援事業
2009年6月24日、訓子府町議会の一般質問で、西山由美子議員が「安心と信頼の子育て支援事業」について質問し、町長 菊池一春が答弁しました。
- 質問者
- 西山由美子 議員
- 答弁者
- 町長 菊池一春
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 西山由美子
安心と信頼の子育て支援事業について、町長にお伺いします。町長は、この3年間、町政執行方針の中で「子育て支援センター」の設置を大きく目標として掲げています。それだけ町長の「子育て支援」に対する思いや願いが強いものと察しますが、設置を急ぐよりも時間をかけて本町らしさが組み込まれ、中身のより充実した事業となることを期待しています。今までの事業計画の経過と具体的な方向性を伺います。1番目、「子育て支援センター」の進行状況と本町の重点目標を伺います。2番目、子育て世帯への生活支援として「乳児期の紙オムツ用ゴミ袋支給助成」をする考えはないかお伺いします。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
安心と信頼の子育て支援事業に関しまして、大きく2点のお尋ねをいただきましたのでお答えさせていただきます。まず、1点目の「子育て支援センターの進行状況と重点目標」についてのお尋ねでございます。子育て支援センターにつきましては、庁舎内の関係各課による「子育て支援センター検討委員会」で検討を重ね、また、今年度に入っても管内の小清水町や清里町の先進地視察も行ってきたところです。議員ご指摘のとおり厚生労働省が示す「地域子育て支援拠点事業」をさらに拡充し、検討委員会では、町の子育て支援センターの「めざす姿」として、5つの機能からなる「子育て支援機能」、「子育て相談・情報提供機能」、「子育て発達支援機能」、「子育て学習機能」、「一時預かり機能」を柱として計画を進めております。さらに検討を加えて、子育て支援センターの先進地である大阪府の熊 取 町くまとりちょうの関係者や和歌山大学山本やまもと健慈け ん じ先生をお招きし、研修会などを実施し、今後具体化することで進めているところでございます。また、子育て支援センターの場所につきましても、先の教育長答弁でも申し上げました現在の「あさひ保育園」の施設を手直しし、活用することで施設整備の検討も平成22年度スタートに向けて準備を進めているところでございます。次に2点目の「乳児期の紙オムツ用ゴミ袋支給助成をする考えはないか」とのお尋ねですが、ゴミの有料化により経済的な負担もあり、こうした助成は子育て支援策の一環として有効であるとは考えますが、高齢者の紙オムツ使用者への支援等との関係もあり、道内的にも管内的にもこうした支援を行っている市町村は数が少なく、今後の検討課題とさせていただきたいと考えております。以上、お尋ねのありました2点につきまして、お答えいたしましたので、ご理解を賜りますようお願いいたします。
質問 8番 西山由美子
北海道では、20年3月までに子育て支援センターが177ヵ所できています。ほとんどがやはり保育園の跡地利用ということで、中身は大体子育ての相談事業、体験教室、子育ての講演、遊びの広場、サークルの支援を行ったり、また、障がい児の受け入れをしていますが、先ほど、私が町長にお伺いしたかった最も本町として、ここに力を入れたい。要するに他の町にはない特色や特色づけというのですか。そのようなものが何なのかということです。今、私が聞き逃したのかもしれませんが、検討した中でやはり本町としては、どういうことをしたいのかをもう一度お尋ねしたいと思います。あの施設を改良して、どのように改修するのか分からないのですが、その事業内容によっては、あさひ保育園も結構広いし、保育園として十分活用していますので、とにかく無駄な使い方になって欲しくないと思います。子育て支援センターというのは、いろいろな形があるようです。全国的には、例えば町民の広場として、子どもだけではなく高齢者も含め、いろいろな人が行き来する広場としての使い方や先ほど町長が言われたようなセンターとして、子育てに関する事業を行うやり方があり、本町としては、どのようなものを考え、目指しているのか、もう一度伺います。それから紙オムツですが、今、管内では美幌町と大空町が支給しています。そして、どんどん広がってはいるようですが、釧路町では、介護や障がい者の紙オムツを必要とする人たちに支給しています。子どもだけではなく大人の方の支援と乳児期の支援を両方行っています。紙オムツ、布オムツというのは一時期どちらが良いのかということをいろいろ論争もありましたが、今は、紙オムツを施設で約99%が使われているぐらい普及されており、私たちが車に乗るのと携帯を持つのと同じぐらいなくてはならない存在になっていますので、ゴミ問題も含めてできれば支援としてはどうかと思います。少ない支援なのです。私は少し試算してみました。例えば、美幌町では出生した人に120枚です。月ごとに減らしていく方法なのです。例えば、今1週間に1回の燃えるゴミの収集日があり、65円の真ん中の大きさのゴミ袋を支給したとしまして月に4回です。ですから年に48枚です。他のところは大体多くても120枚。あと100枚だったり、60枚とかいろいろあります。例えば、65円のゴミ袋を60枚を出生した方に支給したとして、3,900円です。それが例えば、40人の乳児がいたとして、年間15万6,000円です。1回の支給ですから、月数によって減らしていくという方法が多いです。高齢者になるともう少しかかってきますが、美幌の方に聞きましたら、皆さんとっても喜んで、ありがとうと言っていただいていますと。お金を支給するよりも、むしろとても子育て世帯には、ありがたい1つの方法かと思ってお尋ねしました。少し長くなりましたが、先ほどのお答えをいただきたいと思います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
子育て支援については、保育園、幼稚園との関連性が当然出てきますので、この4月1日付で菅野事務長を子育て支援センターの準備室長に、松本副園長を次長にして、具体的に保育園や幼稚園のありようと子育て支援センターの関連を考えながら、子育て支援センターの開設に向け、準備を進めるよう指示し、検討しているところでございます。その点でいうと西山議員のご指摘のとおり子育て支援センターの多くは、保育園に行かない家庭保育を実施している子どものたちの遊び方や子育て相談を主流としながら、様々な状況をさらに加えながらやっているということです。私自身は、子どもの全ての情報と様々な活動を把握できるセンター的な役割を1つは、考えさせていただきたい。それからもう1つは、子どもたちの発達支援の問題も当然考えていかなければならない。今、北見のほうに、私どもは助成しながら、発達の課題をいくぶんの遅れのある子どもたちが、そこに行っていますが、軽度の者、今、健常と言われている子どもと発達にいくぶんの障がいのある子どもの区分が判断つかないという状況ももちろんあります。保健師の活動それから保育の活動とさらには、発達支援的な活動も総合的にある意味では支援できるようなことを具体的には北見の中では、当然行っており、同じようなことをする訳にはいきませんので、子どもたちの支援をしてまいりたいということです。もう準備を進め検討してから2年を過ぎてございます。例えば、単独というよりもあさひ保育園のような施設で一緒にできないかということも検討させていただきましたが、どうもやはりそれは無理があるということもありました。それから現在、保健師が中心となり実施しております様々な事業を総合福祉センターで実施しております。従来型の近隣の子育て支援の考え方であれば保健師たちで行っている教室で十分であり、決して後退してはいないという点で考えますとさらに子育ての総合的な支援をできるような仕組みをうちの町ではしていきたい。それから、和歌山大学の山本教授を招いて講演会をしたいということですが、ここは保育園を中心としながら、全町的な子育て支援の組織づくりを住民中心にやっているところでございますので、そのところも学びながら、私どもの特徴的な子育て支援センターを具体化したいということでございます。それから、その点でいうとまだ5つの領域として、支援機能と相談、情報提供、発達支援それから学習機能、一時預り的なこともそこで行うということを私どもは5つの領域を1つの訓子府の特徴としていきたいということをさらにどのようにふくらませていけるかということを、今、検討に入るところでございます。それから、2点目の紙オムツでございます。美幌町の施策である、エンジェルサポート1 2 0ひゃくにじゅうという120いちにいまるといった方が良いのですか。そのような資料もいただいておりますが、ただ、少しずつは増えてきているのですけれども、本当に私どもが福祉行政やそのようなところで、紙オムツを奨励するような施策が良いかどうかということは、私は、まだ確信を持っておりません。その点で言うと勉強不足というよりは、逆に言うと「紙オムツが本当に良いのですか」という問いかけを逆にしてみたいというのが本音の部分であります。ここの点については、少し消極的であります。その点では、さらに最初の答弁でも申し上げましたように、近隣や状況をみながら、時代であるといいながら、子どもの発達や健康にとって本当に紙オムツが良いということが、私自身、まだ確信を持てないという状況もありますので、少し二の足を踏むというのか、検討させていただきたいというのが本当のところでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 8番 西山由美子
分かりました。子育て支援センターに関しては、1点目の教育長の保育園問題と同じく、できれば町民の方たちの声をぜひ拾って欲しいことと、一緒に検討する委員の中に、町民の方たちを混ぜていただけたらと思います。やはり、私たちの世代と今、子育て真っ最中のお母さん方とでは、また考え方や要望も違ってくると思うので、その辺のことをよろしくお願いいたします。紙オムツに関しては、私も訓子府町の保健師に情報を入れてもらったのですが、保健師の1名は、ずっと布おむつを使っている方もいらっしゃいますし、仕事をしている以外の時は布を使っているという方も1名いましたし、考え方もいろいろありますので、よく分かりました。しかし、検討はしていただきたいと思います。