訓子府町議会 平成20年第2回定例会 2008年6月25日
町民と共に進める協働のまちづくりについて
2008年6月25日、訓子府町議会の一般質問で、上原豊茂議員が「町民と共に進める協働のまちづくりについて」質問し、町長 菊池一春、教育長 山田日出夫が答弁しました。
- 質問者
- 上原豊茂 議員
- 答弁者
- 町長 菊池一春、教育長 山田日出夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 上原豊茂
3番、上原です。私の通告書に従いまして、一般質問を進めてまいりたいと思います。1点目は、町民と共に進める協働のまちづくりについてであります。第1回定例会において、「町民こそが主役」の行政推進について質問をさせていただきました。広報・公聴活動の充実と行政、住民、議会の連携によるまちづくりの重要性を示されました。しかし、「町民こそが主役」、「町民福祉の増進を図る」を理念とした町長のまちづくりの具体的な方向が町民に理解されていると思われないような状況が町民の声として上がっております。そういう意味において、今一度、町長の思い画くまちづくりを示す必要があると考えております。まちづくりの主役は、行政の目指すところや財政状況を正しく認識しているべきであると思っております。これらに係わる施策も示されていると受け止めておりますけれども、町民からはその実動が見えないという声が上がっております。旧態依然として、行政の特徴と思われる保身の言動が、職員から見受けられるのが気になるところです。これらの点を改善していかなければ、町民との協働のまちづくりは難しいと考えております。また、まちの財政状況や国・道の地方自治体への圧力を見るとき、庁舎内の改善対策に沢山の時間を費やす余裕はないと感じているところであります。以上のような認識の中で、次の点について町長の所見を伺いたい。1点目は、町長が持っているまちづくり構想とその進捗状況であります。2点目は、情報の共有化についての考えとその取り組みついてであります。3点目として、町民と行政担当者の連携手法と課題について。4点目が、まちづくり委員会の今後の展開と自治基本条例についてであります。以上の4点について、お伺いいたします。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
ただいま、町民と共に進める協働のまちづくりについて、4点のお尋ねをいただきましたので、お答えいたします。まず、1点目の「私のもっているまちづくり構想と進捗状況」についてでございますが、昨年の町長選挙の際に、私は7つの約束と9つの緊急提言をマニフェストとして町民の皆さまに示し、できるところからすぐ実行することを訴え当選をさせていただきました。この1年余り、町議会議員の皆さまをはじめ、多くの皆さまのご理解とご協力をいただきながら、可能なものから着実に実行させていただいているところであり、十分かどうかの評価は別にいたしましても、順調に進んでいると思っておるところでございます。次に、2点目で「情報の共有化とその取り組み」について、ご質問をいただきました。現在、本町では財政健全化戦略プランの策定作業を進めているところでございますけれども、このプランの策定にあたっては、一人でも多くの皆さんの意見を聴きながら、進めなければならないものと考えております。財政状況が厳しく、限られた財源の中で、真に町民の皆さんが必要としている事業を選択し展開していくにあたっては、地域や町民の皆さんの理解と協力が不可欠でありますし、そのためには、町職員はもとより町民や議員の皆さまと町の現状についての情報を共有することが必要であると認識しております。そうした思いもあり、「まちづくり委員会」を立ち上げさせていただきましたし、従前、行っております「まちづくり懇談会」や地域に入っての説明会などを、また、庁舎内については、課長・係長会議などを積極的に実施しているところでございます。次に、3点目に「町民と行政担当者の連携手法と課題」について、ご質問をいただきました。これまで、色々な機会を通じ、町民の皆さんに制度説明や現状を理解いただくための情報を提供してまいりましたが、その中で広報や折込みチラシなどでは、容易に理解できないとの意見が多くの方から出されておりました。先ごろも地域の要請に応じて、担当者がまちづくり委員会の説明に伺ったところでございますが、じっくり、膝を交えての意見交換の末、一定のご理解をいただいた経過もあり、こうした取り組みの積み重ねが今後、重要になってくるものと感じております。また、この7月から地域担当職員制度をスタートさせていただきますが、こうした職員の顔が見える、職員からは地域住民の顔が見える関係を大事にしながら、発展させていくことも、今後の協働のまちづくりを進めていくうえで、重要なものになるものと考えております。最後に4点目として、「まちづくり委員会の今後の展開と自治基本条例」について、ご質問をいただきました。まちづくり委員会につきましては、去る6月6日に1回目の会議を開催し、住民参加によるまちづくりの必要性についての講演を聴いた後、役員の選出などを行ったところであります。先日、正副委員長さんと今後の委員会の進め方について協議を行い、副委員長の増員による体制強化を図ること。まずは、委員会そのもののあり方についての意見交換を行うことや町の現状を理解できるような情報提供を行うことを確認したところであります。町としましては、この委員会がまちづくりに対する課題等を見い出しながら、一人でも多くの意見交換を経て、町に何らかの提言をいただく自主運営組織となることを期待しているところでありますが、まずは、委員会における議論を静観しながら、一方では財政健全化戦略プランの意見もいただくことを考えているところでございます。なお、自治基本条例につきましては、この委員会で具体的な検討をお願いすることを予定しておりましたけれども、3月に行った町民アンケートの回答状況などを踏まえ、まずはまちづくりに参加いただき、行政に関心を持っていただくことが先決であるとの判断に立たせていただきました。自治基本条例につきましては、行政が一方的に押し付けて作るべきものではありませんので、今後のまちづくり委員会や町民懇談会の取り組みを通じ、町民の皆さんの気運の高まりを待って進めてまいりたいと考えており、当初の予定より、若干先延ばしをさせていただきたいと考えているところでございます。いずれにしましても、議員ご指摘のとおり財政状況を考えますと、スピード感を持った取り組みが求められておりますので、地域における議員の皆さまのお力添えもいただきながら、「町民こそが主役」のまちづくりを進めて参りたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。
質問 3番 上原豊茂
ただいま、町長から私の質問に対する回答をいただきました。ここで、再質問をさせていただきますけれども、町長のまちづくり構想、順調に進んでいるということであります。それは、町長のなかで計画的に一つひとつをクリアしてるというふうに理解すべきであろうというふうには思いますけれども、町民の側から見ると必ずしもそういう評価はないということになろうかと思います。なかなか町長が思いをもつ、そのまちづくり。町民にとっては、基本的な部分で理解できないことが、多々あろうかと思います。その辺をどうクリアするのかということが、これからのまちづくり推進のなかで、大きな意義をもつのではないかというふうに、私は感じています。町長が常日頃からおっしゃっております地方自治法の本旨に添うまちづくり。いわゆる住民の意思に基づいて決定し、住民の参加によって、執行するという自治体づくりであります。住民の自治原則でありますけれども、もう一点は、団体自治の原則。地方自治体は、方針の決定や執行を国に対して、自主的であるということでありますけれども、この辺のことについて、なかなか今までの行政と住民の関係からするとしっくりこないという状況にあるのではないかと思う訳であります。当然、今までですと町長が1つの提案をする。即そこに向かって真っ直ぐに進むと一定の時間の中で結果が出るということであります。しかし、今町長が提案しているまちづくりというのは、基本的な町民の感覚といいますか、その辺の改革から、入るという部分でいきますとなかなか今までと違って時間がかかるという部分で、先ほども申し上げましたように、進んでいるのかどうかと。むしろ後退しているのではないかみたいな発言まで町民の中からは飛び出してしまうという実体であると思うわけであります。これらは、町長自身が順調に進んでいるというんであれば、それはそれで良いのかのもしれませんけど、町長の感覚と住民の目に映るその実体、その乖離か い りした部分をどういうふうに調整するのか。その辺についての町長の考え方、施策があればお聞かせいただきたいと思います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
通告の中でも、町民からしてみると実動が見えない。さらには、己の保身と思われるような言動が職員から見受けられるということも含めて、住民と行政の距離をいかに縮めるかと私自身は、いけいけどんどんで多大なる成果を納めてるというふうには思ってもいません。少なくても、私が住民の皆様にお示ししたこのマニフェスト、そしてこの11項目のこの後援会だよりで、政策の約束をさせていただきました。改めて昨日から、上原議員の質問に対して、私の仕事がどの程度着手されてるのかという点で言いますと完成度は、別でございますけれども、スタートしてこの一年間、ほぼ全ての提案に対していろんな遅い早いはございますけれども滞りなく、困難はありますけれども一つひとつ現実に向かって実施してるというのが状況でございます。しかし、それが、町民に理解されていないんではないかと。これは、1年間あるいは、今回の一般質問でも多くの議員さんから出ていますように、お任せ型の住民自治ではならないということ、それは今14市町の再編を見た道のやり方を見ていても、非常に混乱を招いてることを見れば明らかであります。すなわち、行政が強いリーダーシップの下に、トップダウンでどんどん進めていくということが本当に良いのかという問題であります。住民自治や民主主義は住民自身の問題でございます。その点でいいますと時間がかかってもきっちり説明をする。予算を2億円をばっさり削るということは、算数では簡単であります。しかし、後からまた出てきますけれども、今、町民に一定の苦痛を味わっていただかなければならないときに、より多くの皆さんが納得して、この2億円を「俺たちも頑張るぞ」という状況をどうつくっていくかということに抜きにして私はあり得ない。とすれば、今までの時代とリーダーの町長のやり方等はその点で言うと変わっているかもしれません。しかし、私はここのところは、スピードアップを図りながらも、一方では丁寧な行政の進め方っていうのは、求められてるんではないのかと。それは、行政だけではなくて、議会活動に対しても同じことが求められているんではないのか。すなわち、議会の自治立法権の政策提案も含めて、議員の議会として住民の説明会。これは、栗山の条例なんか見たら明らでありますけども、住民も議会も行政もそれぞれの立場で、まだまだ私自身の行政のことでいいますと不十分でございますけども、そういう努力が始まったというのが、私自身にとっての新しい町政の姿勢だというふうに考えているとこでございます。その点でいうと町民の皆さんとの感覚のずれとか、なかなかそこは通じてないんではないのかということは、確かに認めざるを得ないというか当然だと思います。1年の町政運営の中では当然であります。しかし、昨日説明させていただいた担当職員にいたしましても、職員自らが出向いていく。あるいは、後期高齢者医療制度にしても、まちづくり委員会にしても、こちらから出向いて、そして、町民の皆さんに可能な限り、分からないことを説明し、理解をいただくということは、私は自治の基本だというふうに、考えておりますので、その点で申しますと、私は、広報ももちろん大事ですけども、公聴活動を極めて大事にとらえてるつもりでございます。町長室の開放もさることながら、ふる懇もそうでありますし、この姿勢はさらに、勢いを増して私はこうした、ギャップ・違いを住民の皆さまと共に理解をし合いながら、行政が、まちづくりが、まさに住民が主役といいますか、主体者だという考え方を一層強めていって、欲しいと願うものでございます。
質問 3番 上原豊茂
町長の信念というものがよく見えたんでないかというふうに思っておりますけども、ここに参加している説明員の人たちも含めて、今目指すものが何なのかということを改めて確認をさせていただきたいというふうに思いますし、先ほど町長がおっしゃった、町民とのギャップをしっかり埋めてくということでありますから、多少の時間がかかるということを前提にして、その辺は、手を抜くことなく努力をしていただいたということをお願いしておきたいと思います。次の件でございますけれども、情報の共有化の問題であります。この件については、当然、それぞれの情報を共有化するための施策というのも動いているというふうに認識しておりますけれども、気になる部分が何点かございます。まず、住民が行政を信頼するにたる情報提供とは、どういうふうに認識されているのかいう部分であります。今までも、議会等でのやりとりの中でございますけども、住民の混乱を招くという言葉をもって、情報のコントロールをする。まあ私がそう思っているのかもしれませんけども、そういう場面があると私は、より正しい情報を住民にきちんと伝えるということこそが、将来に向けての混乱を起こさない最善の情報共有の方法だろうと考えております。これらについて、例えば、行政側は町民のために、十分な門戸を開いているという認識があると思うんです。しかし、町民の側からすれば、行政に対して、情報提供を要求するということに慣れていない。そういう訓練が、されていない状況でないかと思う訳であります。例えば、行政側がこういうふうにやっていますというだけでは、今これから、先ほどもありましたいろんな変化に対する対応に町民が戸惑うだけだ。じゃあやっぱり、行政側が切り込んで町民に対して、しっかりと正しい情報提供をしていく。大変だと思いますけれども、こういう考えを持つべきでないかというふうに考える訳であります。そういうことも踏まえて、町長の町民への情報提供の基準といいますか、そういうことについて、どういう基準を持っているのか。どういう考えを持っているのか。その辺についてお伺いをしたいと思います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
住民が信頼たる情報の提供は、どうあるべきなのかという、私自身の考え方を求められたというふうに理解してございます。1つは、プライバシーの問題。それから、法的に制限のある問題を除いては、基本的には行政の持っている情報は、全て公開すべきだというのは、情報公開に対する私の基本的な理念でございます。それは、河端議員との議論にも、昨年の暮れの議会にもなりましたけれども、福祉灯油をめぐる問題でも行政としても何とかしたい。しかし、個人のプライバシーや税情報についての限界は、これは一定のバリアがありまして、これは関係する北海道やあるいは、省庁にこういったもののバリアを取り除いて、町民の福祉の向上に福祉に一様するということを優先的にとらえられるような、まちづくりを進めていくということが大切なんだということを考えているところでございます。何よりも広報活動には、いろいろな形でこんなにやっているのに、もっと嫌な言い方をしますと広報に載せていますからと言う。チラシに書いていますから、理屈を言いますと文盲の人はどうするのか。読めない人はどうするのか、いろんな問題があります。私どもは、可能な限り地域に出向き、この地域担当職員の1つの願いの中には、そういう職員が言葉で伝えていくということも、将来的な行政効果としては、私は期待しても良いのではないのか。とにもなおさず紙やチラシ等だけでは限界がある。状況によっては、町長の若い人向けと言ったら語弊ありますけども、私自身のホームページを作っても構わないと考えておりますけども、これも昨日の答弁で申し上げましたとおり限界があると思いますけれども、いずれにいたしましても、可能な限り努力をしながら、冒頭申し上げました原理原則の情報公開の考え方に基づいて、町民の皆さんに正しい情報を提供していくのが行政の責任ではないかと考えているところでございます。
質問 3番 上原豊茂
この情報提供については、重要な町民と行政の信頼関係を結ぶ大切な件だというふうに認識しておりますので、たゆまぬ努力をしていただきたいと思います。次の町民と行政担当者の連携手法と課題についてであります。昨今、先ほども出ておりましたけども、自治体の財政力が急速に落ち込む。そういうことによって、地域社会の可能性を開くような行政の働きがより困難となっている。また、そのことによって、財政ひっ迫の中で、どう財政を生みだすのかと財政再建をするのかという点から、役場の仕事が住民に押し付けられていく。これは、町民から見た感情だと思いますけれども、そういう感覚を持っているのではないか。そういう意味では、どんどん行政のあり方ですとか、議員・職員に対する不満が高まって、住民要求との乖離か い りが大きくなっていくというふうに感じているところであります。先ほども申し上げましたけれども、町長の町政推進の理念、その施策に対して、2年目という状況になっておりますけれども、たまたまいろんな町民との会話をするという場面の中で先般といいますか、昨日全員協議会で説明がありましたけれども、先ほど町長が説明された中で言っておられた地域担当職員制度の実施の関係であります。これらについて、なかなか進んでこないという点から、町長の指導力が問われたり、職員の能力を問うという声がけっこう私の耳に飛び込んでまいっておりました。それには、時間がかかるというふうに、その場では説明をしながらおりましたけれども、町民の目線というのをしっかりと受け止めてということが、ある意味新しいと言いますか、これからのまちづくりの中では、先ほども申し上げましたように、重要だというふうに思います。我々も含めて、一般的には、行政に直接担当してるものとして、町民はなかなか理解しづらいだろうとか理解できないだろう。そういうとらえ方をすることがありますけれども、町民は町民の立場で、我々の動きをしっかりと見ているというのも、事実であろうかと思います。そういう意味では、今回動き出した地域担当職員制度というものに、非常に大きな期待を寄せられていくんではないかというふうに思っております。私は、町政の推進起点というのは、職員だっていうふうに思っております。職員がいろんな発案をし実動していかないと、いっこうに進まないだろうというふうに思う訳であります。そういう意味では、この新しい取り組みの中で、町民とどう関われるかということが問われてくるだろうというふうに思っております。ここで、私は、極めて職員に対しては大変なプレッシャーがかかるのではないかと思いますけれども、昨日の説明会で「どんどん受けて立ちますんで」という課長の一言がありましたけれども、心強く思う反面、非常に不安を感じたところであります。基本的に、昨日工藤議員からの発言の中にもありましたけれども、まず町民と仲良くなれるというところ。自分の持ち味をしっかりと町民に理解してもらうというところが大切だろうと思う訳であります。そういう意味で、この制度に入って、まず、自治会からの要請でいろんな行事等々に参加するということでありますけれども、ある意味では、その担当職員に、その自治会から声がかかるまでの間、どういう取り組みをするのか、その辺が非常に関心のあるところであります。また、この担当職員のある意味決裁権といいますか、どういうふうに我々は認識したらいいのか。もう一つは、財政面からすると出役による手当の問題であります。これについて、どのような形で、昨日の段階では代替というようなことでありましたけれども、そういう形をとっていくことで、今の欠員が多い職員体制の中で、大丈夫なのかということも含めて、これらについての考えをお聞かせいただきたいと思います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
昨日の全員協議会では、上原議員からこの質問が出るということで、出来るだけしゃべらないように、課長から説明をするということで、ある種徹していたつもりでございますけれども、私は、昨日も申し上げましたように、この制度というのは、全国的に非常に今広がってきている状況であります。管内でも、清里、斜里、最近では美幌等がこの制度については、踏み切っているようでございます。しかし、なかなかうまくいかない。これは、何かって言いますと町長が職員に対して、トップダウン方式で配置し、そして、職名でやらしてるといったのが良いのでしょうか。実際には、職員のものになっていないということが大変危惧しておりましたから、ある意味では、役場が正しく仕事が理解されるためにも、職員自身がどういうふうに向き合うべきなのかと、この仕事について、どう向き合うべきなのかということを、1年間議論をしていただきました。その上でいろんな違いもございましたけれども、まずは住民の皆さまに育てていただくという姿勢で、肩の力を抜いて出て行っていただきたいということが一つであります。それは、より多くのかたに職員の名前を知ってもらう。もう一方では、役場の仕事を正しく理解してもらうということも大事なことだというお話をさせていただいております。ですからこれは、まずはスタートしましょうと。まず一点目には、早々に地域担当のそれぞれの課長を中心にして、グループのそれぞれの地域の駒里実践会であれば実践会の担当の職員3人なりが揃って、実践会長のところに出向いて下さい。そして、できれば一年にいっぺん位は、独り暮らしの高齢者のところに顔を出して声を掛けるということからでも始めて下さい。という話をしているところであります。あまり大きな枠をはめないということから、スタートするのが正しいんではないのかと。今、議員が心配しているとおり、決裁権はどうなるのかと。そこに行ってる職員に決裁権などありません。これは、分からない問題については、担当のそこのグループの課長なり、あるいは、直接仕事を担当している課長に伝え、できるだけ早くその検討結果なり、対応を実践会の皆さんや町内会の皆さん、個人に対してもお答えしていくという。あるいは、実行していくということではないでしょうか。最終的な決裁権というは、私自身ですから、課長で決裁できるものもありますけれども、私が判断していかなければならないことも多々あるというふうに思います。それから、出役の手当であります。これは非常に難しい。仕事として、出るから当然時間外手当等の支払うのは当然であります。しかし、今、可能な限り振替休日を取るような措置で仕事を進めてもらっておりますけれども、これは難しい問題があります。呼ばれました。酒席であります。お酒の席、時間外いただけますかっていう話しであります。こういう問題もありますから、それは、職員が個々がある意味では判断をしてください。分からないことについては、担当課長にご相談くださいということでございます。いずれにしても、基本的には、冠婚葬祭は原則やらなくても良いということは言っておりますけれども、しかし、状況によっては、ぜひ葬式を手伝って欲しい。いろんなことが出てくるでしょうと。そのときには、空いていれば可能な限り手伝うようにして下さい。その時、香典までどうしますかと。こういう議論も含めて、職員の中では話し合いをして、7月1日からスタートするということになっておりますので、いろんなことがあると思いますけれども、育てていただきたいということでございます。確かに、ご指摘のとおり職員は120人いた時代からすると非常に大変でありますし、自ら地域に出向くということは大変なことだと、私自身も職員にある意味では一方では感謝しております。昨日も申し上げましたけども、「役場の奴ら」という表現はあってはならない言葉だと私は思っております。しかし、役場が遠いだとか、役場が自分たちのことばかりという、ある意味では、私は批判が当たっているかどうか分かりませんけれども、そういう一生懸命頑張っている職員が地域に出向いて、そういったこと理解し合う少なくとも奴らなんて言われるような職員と住民の関係を払拭していきたいという願いもございますので、そこのところはご理解を賜りたいと思います。
質問 3番 上原豊茂
これを機に、ぜひ代替等ですとか代償手当の問題等々あるかと思いますけれども、今まちに出れば財政の問題を口にすると町職員の給与の問題が出てくる。私は、職員は、職員として努力し、今日に至っている。評価過大ではないかという言い方をしますけれども、しかし、町民側から見ると一律にそういうことを受け入れれる状況にない。ぜひこの町民との接点を持つ機会を持って、町民が「お前たちがこれだけ頑張っているんだったら、給与の削減はなくていいよ」と、そういう声をいただけるような、そんな活動していただければというふうに感じております。その結果が、皆で笑えるような形になることを節に願うというところでございます。次の4点目、まちづくり委員会の今後の展開と自治基本条例の関係であります。公募によるまちづくり委員の参加を求めていたところでありますけれども、なかなか思うような結果が出なかったということもあったようであります。ここで、その公募によるまちづくり委員がどういう状態にあるのかということをお聞かせいただきたいのと、この委員会等々前回の定例会において、同僚の議員から、その男女の構成比の問題が指摘されております。その時に、謙そんの思いを込めて、その女性の恨み辛みみたいな表現をされておりましたけれども、決してそういう問題ではなくして、それは、あの話の経過からするとそれは、個々への評価がそういう形になったのであって、本人の思い謙そんをここできちんと整理しておきたいということも含めて、この問題にふれました。私は、男女の比うんぬんという問題もあります。当然女性が半分以上いる訳ですから、どんどん進出してくるべきだというふうに思っておりますけれども、しかしながら、いろんな委員会等々についての構成メンバーっていうのは、適材・適所であるべきだと思います。そういう意味において、あまりこの比率にこだわらない方法がこれからの委員会構成の中で大切でないかというふうに考えております。これは男女問わず、先ほど前段で申し上げましたように、なかなか町民がこういう公の場に出る。公の会議に参加するという訓練がされていないという点でいきますとそういうところに参加できる準備。これは、社会教育の分野かと思いますけれども、ぜひそういうことが可能になっていくような準備が庁舎全体として、取り組む必要があるではないかというふうに考えております。これらについて、そういう対応を考えていくべきだと思いますけれども、その対応についての考え方を聞かせていただきたいと。それと、まちづくり委員会の中で、いろんな団体からの代表で委員になっている方がいらっしゃいますけれども、非常にその個人・団体っていう仕分けの難しさ、非常にこの団体から出てるんだっていう意識が先に立って、個人の思いが乗せられないとか、それでいいのかという疑問やいろんなものを耳にすることがあります。そういうことに対して、どういう整理しているのか。また、まちづくり委員会が立ち上がった時点で、まちづくり委員会イコール合併論議というとらえ方が非常におおございました。これらについては、私自信は先ほどからずっと言っておりますように、まちづくり委員会は、基本的にこれからの町の行く末をどうするんだということだ。要するに、合併でなくてこの町をどうするというところだと認識していたわけですけれども、非常にその合併論議が当然のごとく入ってくるという認識が多いという点で、その辺についての基本的な部分の整理をしていただきたいというふうに思います。時間がないのでその間の走りますけれども、その他に、このまちづくり委員会。先ほど前段で町長は自治基本条例の関係で、非常にそのアンケートの結果を持って先送りしたいというような発言がありました。町長のまちづくりの基本的な考え方の中で、町の将来は町民の判断によるものだというふうに常々言っております。そういうことからして、自治基本条例を制定するということは、極めてその町長の思うまちづくりの基本的な、部分に障りが出てくるんでないかと思っているところであります。そういう意味で再度、まちづくり委員会と自治基本条例のその取り組みについて、考えを聞かせていただきたいと思います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
議長からも早口すぎるということで、ご指導を朝いただきましたので、今日はゆっくりお話をさせていただきますけれども、時間がちょっとないので気になるところであります。ご存知のとおり、まちづくり基本条例を目指して、私どもは地域の中で説明などを行ったり、アンケートをさせていただきました。結果として、その基本条例の制定については、数的にはそんなに多くはなかったということもあって、この条例の趣旨であります。より多くの皆さんから意見を聞こうと町長に意見を。ある意味では、意見を提案するという形のまちづくりの組織にスタンスとしては、変えたということを先ほどお話をさせていただきました。そのために、地域の代表委員と団体代表と町議会議員、行政委員会、講師のアドバイザーを含めて、50名近い方の構成メンバーで、スタートさせていただきました。これは特徴的なことで、私が担当課の企画財政課にお願いしたのは、地域代表委員、自治組織を重要だということを位置付けて、いただきたいということでございます。しかもそれは、町内会長ということではなくて、町内会・実践会の中で議論をし、この人はという人を町内会長でも実践会長でも構いませんけれどもしていただきたいと。さらに団体代表委員についても、同様の考え方でお願いをしたところでございますので、男女構成比については、それぞれの団体や地域の方に委ねたということでございますから、その点で言うと7名ほどの女性の代表が出ておりますけれども、いずれにしても、男女比率からいうと非常に少ない。これは、今後また、まちづくりの中で女性の参画等については、積極的に進めていきたいと考えているところでございますので、ご理解をいただきたい。2点目でございます。合併の論議、すなわち、この会をこの委員会をもって、合併を決めるのかということでございます。それは、この委員会をもって合併を決めるという考えは持ってございません。昨日もお話させていただきましたけれども、まちづくり相対についての意見をいただくと、当然その中には、道州制の問題や市町村合併の議論も含まれるというふうに思いますし、さらには、財政再建に対するご意見もいただきたいと考えております。その点でさらに、それでは町民の総意で、町の将来を決めるという方法はどうあるべきなのかということも含めてですけれども、最終的には議会に提案し、議会で決めていただくということにもちろんなりますけれども、その前提として可能な限り、まちづくり委員会はもちろんですけども、町内会・実践会に出向いて状況を説明し、最終的には町民のアンケート、あるいは住民投票等も可能であれば実現しながら、この合併新法の期限内に一定の結論を出していきたいというふうに考えているところでございます。参考のために、置戸の井上町政が、3期目をこの間スタートいたしました。そして、同じように、まちづくり基本条例の提案を議会にしているようでございます。こう見たら、私も新聞程度しか分かりませんけれども、いずれにしても、10名以内の委員を指名をして決めていくと。これはそれぞれのまちでやり方がございますから、どっちが良いかとかどうかってことはわかりませんけれども、私自身は地域の代表、団体の代表、しかもそれが、こっちから一方的に名指しで指名するのではなくて、住民の発議から出てきた委員をもって、町の将来や町の様々な課題について検討して意見をいただきたいという考え方には変わりはありませんし、むしろ、住民の自主的な組織の中で、行政にある意味では、物を言っていただくというものであれば理想的だと考えているところでございます。
質問 3番 上原豊茂
町長からの回答がありまたけれども、例えば、実践会等では、なかなかその受けた実践会長自身が、どういう立場でどういう意味合いを持ってこの委員を選ぶのか、認識が多少ずれてるのかなという場面も実質あります。そういう意味では、先ほども言いましたように、その情報といいますか、きちんと町民に正しい説明をして、正しい理解をしてもらうという努力が必要でないかと思います。また、このまちづくり委員会は、より広く町民の声を聞くということであります。公募によるまちづくり委員のおそらく申し出がなかったんでないかというふうに理解しておりますけれども、ぜひこの間口を閉めないで、この委員会にこれから名乗りを上げるという方がいれば、受け入れていくという方向があってもいいんではないかというふうに考えるところですけれども、この辺についての考えを聞いて、町長への質問を終わりたいと思います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
名乗りを上げた方については、もちろんこの会議は公開制でございますから、誰でも参加できるというふうにとっておりますし、名乗りを上げた方については、これは無報酬でございますので、喜んで私は、受け入れていきたいというふうに考えているところです。もう1点、住民がなかなか理解できないということで言いますとこの会議のまちづくり委員会の時も申し上げましたけれども、北栄実践会での深夜に及ぶ議論の一例を紹介させていただきました。これは、非常に先ほど上原議員が質問しているような行政に対する不信感やこの忙しい時期に、どうしてこれだけの責任をどうしてなのかっていうことも含めて、大変なやっぱり関心を持っていただいて、企画財政課長と職員が出向いて、深夜までお話をさせていただいた。その点でいいますと私どもの目指しているまちづくりのさまざまなこういう提案が、町民に理解していただくということについては、時間がかかるかもしれませんけれど、丁寧にこれからも進めていきたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。
質問 3番 上原豊茂
少ない時間になりましたけれども、次の質問に入りたいと思います。教育現場への期待と新学習指導要領への対応についてであります。少子化と学歴偏重社会の中で、我が子に向ける父母の視線は、過熱するばかりであります。このような状況の下で、一般的な親社会において、自己中心的視点での教育への要望が現れていると感じております。また、今回新学習指導要領移行措置が示され、教育に係わる基本的制度を始めとして、教育の大転換期を向かえております。子どもの育ちの過程が政治や大社会の気まぐれで大きく揺れ動くことが、本当に良いのかと疑問を持つところであります。これらの、政治的・社会的な変化が町の政策に、与える影響も大きいのではないでしょうか。この問題に町の教育行政がどう向い合い、どのような対応を考えているのか、教育長の考えを伺いたい。1点目は、子どもへの期待が教育現場への要求・要望として上がっていないか。あるとすれば、その内容と対応を示して欲しい。2点目は、新学習指導要領により現場での混乱など、その課題と対策をどのように考えているのか。3点目、町として教育行政展望をどのように考えているのか。この3点について伺いたいと思います。
答弁 教育長 山田日出夫(教育長は2012年9月まで)
時間がございませんので、早口になることをお許しいただきたいと思います。ただいま、「教育現場への期待と新学習要領への対応」について、3点にわたりお尋ねがありましたのでお答えさせていただきます。1点目の「子どもへの期待が教育現場への要求・要望としてあがってないか。あるとすればその内容と対策」についてでありますが、一般的には保護者の要求としましては、お子さんの「学力向上」「児童生徒の規範意識の向上」「学校・教職員の資質の向上」などがあると考えております。本町の最近の事例では、保護者からの要望としましては、今年3月に新1年生の入学に際して、クラス編成についての要請がございました。その内容は新入生42名中5名が特別支援学級に在籍となることから、普通学級が37名の多人数になることとなり、先生と子どもたちのコミュニケーションや信頼関係を築くためにも、ぜひとも2クラスにしてほしいとの要望があったものでございます。この対応としましては、始めに学級編成、これは40人学級でございますけれども、それの制度、さらに他の学年での1クラスの児童の数の状況や2クラスにするためには、道教委との協議が必要なこと教員は、町単費で雇用することなどから、現状では2クラスは難しいとお答えしたところでございます。しかし、現実的には、普通学級37名と特別支援学級5名で交流授業になりますと42名の多くの児童になることなどを踏まえまして、担任に加え、町単独の臨時講師を配置するとともに、交流授業では、特別支援の教員も含めて指導に協力しあって、指導にあたっているところでありますので、ご理解を賜りたいと願います。2点目「新学習指導要領により現場で混乱など、その課題と対策をどのように考えているか」のお尋ねについてでございます。新学習指導要領につきましては、本年3月に告示され小学校は平成23年度から中学校は平成24年度から実施されるものであります。しかし、本格実施まで3、4年の年数がかかることから、移行措置期間を設け、平成21年度には、先行して実施できるものは、実施可能と定められているところでございます。このため、学校や教職員においては、業務量の増に伴って、やや戸惑いもありますが、国・道などの動向も踏まえながら、円滑に移行できるよう学校とも十分連携し、教職員の理解もいただきながら、必要な対応に向かっていかなければならないと考えておりますのでご理解願いいたします。3点目の「町としての教育行政展望をどのように考えているか」についてのお尋ねについてでございますが、少子高齢化や社会情勢の変化の中で、教育においては、教育基本法の改正や新学習指導要領の改訂など教育改革の流れは大きな変革の時を迎えていると認識しております。このような中、本町においても、教育基本法や各種制度の趣旨を踏まえ、これまで以上に、確かな学力や豊かな心などの育成に努め、保護者や町民の信頼と期待に応えるため、学校教育、家庭教育、社会教育が、それぞれの役割と機能を果たすよう、相互の連携や協力を図りながら教育行政の運営に努力してまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。
再質問 3番 上原豊茂
言い訳ですけど、何点かの再質問をさせていただきます。様々な学校への要望・要求等が出てくるというのが、社会的現象でありますから、そういう意味では、まあ今の流れかなというふうに認識しているところであります。しかしながら、最近様々な著書も出ておりますけども、モンスターペアレントという問題。クレーマーの関係ですけども、非常にこのことによって、学校現場は混乱し、先生が疲れてしまう。子どもとの関係が非常にうまく行かないという状況があるというふうに示されております。非常にこの問題も、根本的な原因というのが情報をしっかり取れないっていうことだとされています。個人情報保護法によって、その生徒の様々な情報が激減していると子どもを理解できない。その子どもの育ち、家庭の環境ですとか、それらをもって、子どもを見ていく教員側からすると、非常に理解できないことが多い。多少のすれ違いが、その苦情となって激怒する。先生に対するひぼう・中傷が繰り返されるという悪循環が招かれている訳であります。これらについては、起きてからではなくて、前段できちんと対処するということが大切かと思いますんで、その辺についてしっかりと対応していただきたい。学習指導要領の関係でありますけれども、以前、所得格差が教育格差を生んでいるという指摘がございました。この学習指導要領が新しく出されたことによって、自治体の財政力が教育の地域格差を生むんでないかというふうに言われております。例えば、それぞれ中央の担当が変わった。文部科学省と財務省等々の絡みがあろうかと思いますけども、行政改革推進法が極めて、この学習指導要領を進めるにあたって、弊害になってるという指摘がございます。これらについて、まちとしての、非常に、先ほど教育長がおっしゃっていた財政負担等々も出てこようかと思います。それらについては、しっかりとした議論のなかで一定の方向を定めていただきたいというふうに思っております。時間がないので、お答えをいただくということにならないのかと思いますけども、この辺で私の質問については終りたいと思います。答えていただければ最高です。
答弁 教育長 山田日出夫(教育長は2012年9月まで)
あの質問の趣旨が、うまく把握できてないかもしれませんけども、大きく2点の質問があったと思います。情報の共有化ということが出されました。確かに教育行政、一般の行政を進めるにあたって、行政がもっている情報、それと、保護者、子どもさんが求める情報。これの格差がないように、学校だよりだとか、あと町民のボランティアを結集させる学校地域支援制度を導入する予定であります。こういった中で進めてまいりたいと思います。それと、2番目の所得格差が教育格差・地域格差につながるんでないかと、これが進学習指導要領に反映しているんではないかという趣旨だったかと思います。私どもは今回の見直しにつきましては、子どもの置かれている状況から現行の新学習指導要領の反省をふまえて、学力の向上、心の豊かな子どもを育む等々の新しい要領に繋がったと認識しておりますので、その趣旨に向かって町民の理解と協力を得ながら、また、学校現場の協力、努力を得ながら、進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
再質問 3番 上原豊茂
時間経過して、申し訳ありません。以上で終わります。