訓子府町議会 平成19年第4回定例会 2007年12月19日
高齢者と障がい者の雇用対策をどのように考えているのか
2007年12月19日、訓子府町議会の一般質問で、川村進議員が「高齢者と障がい者の雇用対策をどのように考えているのか」について質問し、町長 菊池一春、農林商工課長 山内啓伸が答弁しました。
- 質問者
- 川村進 議員
- 答弁者
- 町長 菊池一春、農林商工課長 山内啓伸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 川村進
これは高齢者と身体障がい者の雇用対策は、町長はその後どのように考えが変わられて、また今もどういうふうに考えておられるかについてお伺いします。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
「高齢者と障がい者の雇用対策をどのように考えているのか」とのお尋ねでございます。高齢者や障がいのある方の雇用情勢は、道内の景気の低迷だとか、公共事業の減少などもありまして、非常に厳しいものがございます。本町における高齢者の雇用の場としては、高齢者勤労センターがございますけれども、高齢者の蓄積された経験と技術・能力を生かして、自らの生きがいのより一層の充実と社会参加を希望する方々の就業機会の増大を図るという目的を持って、現在約40名の方が会員として登録をされて、実際には様々な仕事を就いている状況でございます。さらにまた、障がい者の雇用の場としては、NPO法人福祉サポートきらきら本舗の「喫茶たんぽぽ」及び「わたぼうし分室」で、授産事業を通じての社会生活適応技能訓練などに10数名の障がいのある方が参加されているところでございます。今後においても、これらの活動を助長するための支援を続けていきますとともに、障害者雇用促進法などを通じて、大きな職場等に障がい者の雇用等の積極的な促進を図るように、努めてまいりたいと思いますので、ご理解をお願いいたします。
質問 9番 川村進
今のは6月とそうそう変わらない内容なのですが、このとき季節労働者の雇用について25万1,000円ほどの予算が付きました。それ私、確認をさせていただきました。本年12月10日から実施されまして、日当が7,300円、そして、6名の方が5日間という予定でこの仕事にかかっておりました。これはひょっとしたら5日にならないかもしれない、4日ちょっとに作業の進行状況で変わるかもしれませんという担当者の説明がありました。それで私はこのときに、「これは確認してやってくれたんだ。良かったな」ということなのです。ところが、このとき牛のオーナー制度というものを取り入れ、そして、身体障がい者を受け入れて、作業所もしくは生産工場をつくる、何かをつくって道職員の派遣を受ける、指導員として派遣を受けてぜひやってほしいと。そして、「福祉の町」の宣言をお願いしたいということを言いました。ところが、町長はすべからく「やるつもりはありません。やるつもりがありません」と言って、はっきり言って否定されました。でも、先般の道新の報道によりますと、この牛のオーナー制度、半ば詐欺商法のようなことを書いていましたけれども、2年ほどで100億円からの資金が集まったというような報道がありました。ところが、これは配当金を出してないとか、いろいろな問題、詐欺商法まがいの。ところが、本来ですと市町村が第三セクターなりなんなり、公社なりをつくってやったときには、そのような問題は起きないと思います。そのときに私は思ったけれども、100億円なんていう資金が簡単に出資してもらえるのかと驚いたところです。それで「やはり本町においては、菊池町長になったとものすごく期待して、町長の一挙手一投足には全町民の期待が」ということもお話しました。私は、そのときいろいろな関係各位に相談をして、何とかいろいろ雇用についてはやりたいと町長言っていましたもので期待していたのですが、基本条例をつくるほうが急ぐということでしょうか、本来基本条例をおつくりになるっていうことは、財政状況を町民に知らせたい知ってもらいたいというお話ですけれども、町長が5月に新聞等に記者会見を行いました。そのとき町長のお話は、確か「これほど財政がひっ迫しているとは思ってもいませんでした」と「だから、今回私は、身体障がい者、車椅子による移動をできる車、それに100いくらの予算を私はこれだけを付けさせていただきました」というお話だったと思います。そのとき私は思ったのですが、「当然行政、支庁というものに一番必要なのは人口を増やすことであろうと、それから財源の確保であろう」ということを言いました。それで「人口を増やすということは、消費につながりますよ」ということも言ったはずなのです。しかし、町長からは何ら詳しい回答を得ていません。しかし、私は未だにどうしても、人口を増やすということ、財源の確保ということは頭から離れないのです。それで今回お願いしたいのは、調査費200万円ないし300万円を付けていただいて、町職員の退職者、農協職員の退職者、または民間からの何らかの形のその方たちに、訓子府町が今財源がないときに何をやれるかということ。それは工場をつくるか、何か施設を持ってくるか、工場を誘致するのは難しいとかと言いますけど、工場誘致できなければ工場を建ててもらわなければならないと思います。それで、何とか基本条例をつくるのと一緒に足並みを揃えて調査費を付けていただいて、そして、生産工場、町長は夜間町長室開放のときにいろいろ言われたときに、町民の方が何かをつくっていただいて行政がそれを応援する形をとりたいというお話ですが、私は逆だと思います。何とか行政で予算化、調査費を付けていただいて、そこに何かやれるものを探していただく、それで昨日町長は道の職員を講師に招いて何かをやりたい、勉強会をやりたいと言いましたけども、民間の力、民間の方、これはスピードがあります。スピードを持ってどんどん進んでくれますから何とか調査費を付けて、一つ訓子府町に何か生産工場でもつくれる仕組み。昨日の話では、「牛がダメなら羊でいくかい」という話を同僚議員から先輩議員が言いました。とにかく働く場所、それから財源を生み出す、それを考えていただきたいので、何とか調査費200万円ないしは300万円の調査費を付けてやっていただきたいのですが、いかがですか。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
ここは議論の場ではありませんので、ご質問に適切にお答えするということですけども、川村議員の私の答弁に対する理解はいささか誤解をしているところがかなりありますので、あらためて私自身はオーナー制度についても、むしろ積極的に住民の方の動きをぜひ期待したいと。行政が先をするというよりは、むしろその住民の方々の様々な動きに対して、行政が適切でしかも可能な限りの対応なり支援を考えていきたいと。しかし、形のないものを行政がつくるというのは、慎重な対応をさせていただきたいということをお話し申し上げたところでございますので、例えば今回の補正でも出ておりますし、酪農家の牛のTMRセンターの補正をさせていただいてございます。これも今飼料高騰の中で、酪農家たちが今自分たちが自らの餌づくりを含めて、そういうものをつくっていこうということで動き出した大変すごい、全道的にも何ヵ所か出てきておりますけども動きでございます。これは農業団体や生産者、それから行政的にも相談を受けながらやったことでございますけれども、何とか行政で支援できるものは支援していきたいということで、私たちは努力しているつもりでございますし、同様にそういったオーナー制度がいいかどうかは別といたしましても、そういう形あるものを意識ある人たちが計画し、そして、実践しその中での私たちに対する問いかけをいただきたい。非常に厳しい中で、やりましょうやりましょうという掛け声だけはではできないという状況であることも、行政の立場として現状の立場としてはご理解をいただきたいと。それから、例えば私ども答弁のほうで、季節労働者の雇用の問題でお話をさせていただきました。とりわけ町有林のつた切りについては、やりたいという話を私は答弁の中でさせていただきましたけども、中身的には農林商工課長には今年のつた切りがどうなっているかというお話はさせていただけることはできると思いますけども、農林商工課が中心なって、役場が委託発注しているものをより季節労働者の方に働く機会として、わずかでもそういう機会をつくることができないかということで調整し、次年度に向けて内部調整をした経緯がございます。いろんな問題が今ありますけれども、しかし、私どもの姿勢としては即座に雇用、企業誘致等については非常に難しい情勢でありますけども、まずはできるところからということでの答弁をさせていただいたということで、これにつきましては、今後も努力していきたいと思いますのでご理解を賜りたいと思います。なお、つた切りについては農林商工課の課長のほうから答弁させますので、よろしくお願いします。
答弁 農林商工課長 山内啓伸(農林商工課長は2009年3月まで)
つた切りの関係につきましては、今年度実施しましたけども、4日間、結果的4日間ということで総額約21万円と。場所につきましては、北見市にある町有林ということで、これについては来年度も一応継続して実施するということで、提案させていただこうというふうに考えております。
質問 9番 川村進
わかったつもりですが、どうも納得いかないのは、財源の確保と雇用の確保の両面を助けるものは、私は何かの生産工場を町がつくらなければならないということを言っているわけです。それで、200万円ないしは300万円の調査費を付けてやれることはないのだろうかという質問をしたつもりです。町長が、それをやるつもりがないのであればやるつもりはないと、必要ないと思えば必要がないという答えで、私は町長のおっしゃっていることは耳が悪くなりましたがちょっとあれですけども、そう誤解はしていないつもりです。そして、私の終始一貫して言うことは、財源の確保と雇用の確保。これをなくしては、町長が言われる「自律の町」ということ、「協働の町」というものはできあがらないであろうと。そして、この5月の町長が発信しました「訓子府町の財政がこれほどひっ迫しているとは思わなかった」というときに、当然考えていただかなければいけないのは、どこに財源を確保するかということです。それで、町長は自らの給料を23万円下げました。私は反対しました。そんなバカなことをやらなくて、よそから財源を持ってきてほしいというお話をして、私1人が反対しました。これが良かったかどうかは、私は未だに反対して良かったと思っています。けれども、とにかく何とかしてやっていただきたいのは、雇用をつくり出すという作業、そして、その雇用から生まれるものは人口増で、消費が増えるということと、そして、頑張る自治体、いろいろのお金が来るというそういうものに飛びつく、いろいろなものがあるかもしれません。しかし、基本的にはそれにつながるものであっても、あるのが正しいやり方なのでしょうけれども、基本的な考え方はどうしても私は雇用の場をつくっていただくと。財源を確保するのは、菊池町長にやっていただかなければ、町民は納得しないと、期待しているというものですから、何とか200万円ないし300万円の調査費を付けて、来年4月に間に合うようにやってほしいと。やらないならやらないでいいです。必要がないと思ったら必要がないでいいです。お答えいただきたいと思います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
調査費のちょっと意味がよくわからない。こういう事業をやることに対する調査費というのか、それとも住民が自由に、例えばよくやっているように町民税の1%をいろいろな事業の計画なんかにも使えるような予算措置をしてくれということなのか、そこのところがちょっとよくわからないのですけども、いずれにいたしましても、今予算策定の段階で、そういう住民が経済活動を自ら提案し、そして、自ら実施しようとしているものに対する補助、そういったものの設置をするかどうかも含めて検討すべきという指示はしていますので、全体的な中で検討をさせていただきたいと。その金額が200万円というのは、ちょっとそこまでは責任持てませんけども、いずれにいたしましても、そういう財政も含めて内部検討を今しているという状況でございますので、ご理解をいただきたいと思います。それから雇用のことにつきましては、これは本当に言われるとおりでございます。しかし、今企業誘致等について大変厳しい。これはむしろまだ海外出ていくという状況でございますから、今ある小売商業やそういった町の商店街小売商業関係者も含めた活性化を商業者自らが今努力しているというところでございますけれども、私どものほうとしては、何とか来年実態や状況も含めた把握ができるような調査を、大学の学生や研究者を招いてでも、状況やそして提案をしていただこうということで、今予算措置の提案をしようとしている、内部検討をしているところでございますので、広い意味では今の訓子府の小売商業やあるいは雇用そのものを拡大していくような、何とか施策を厳しい中でも努力をしてきたということで、今、来年度に向けて詰めているところでございます。それから財源の確保につきましては、これはまだまだいろいろあるでしょうけども、今日の新聞を見ておわかりのように、政府は地方財政に対する支援策を少しほのめかしているようでございます。5,000人規模の自治体であれば6,000万円のうんぬんです。しかし、これも中身は見えません。一時的なものなのか、我々が要望している交付税に対する平成15年度並みの予算確保をぜひということよりは、むしろ単年度的なものなのかもしれません。さらには、再生各種事業に対する交付税の交付金なんかの予算措置なのか、この辺はわかりませんけども、いずれにいたしましても、ふるさと納税等のいろんな施策が平成20年度は出てくるようでございますので、それらも積極的に活用しながら、歳入の広げるという努力を今後も続けてまいりたいと思いますので、ご理解を賜りたいと思います。
質問 9番 川村進
言われることはわかりました。しかし、私の言っているのが伝わっていなかったので残念なのですが、私は依存財源のお話をしていません。自主財源のお話です。あくまでも、私はちょっと言葉が足りなかったのですが、財源という今後私が言う財源というのは、中身はあくまでも自主財源、訓子府町が自らつくり出すという財源の話ですので、今後とも町長よろしくご理解お願いします。それでは最後に、もう時間ですから、15分余して終わりますけども、どうか一番最初にお話した入札の件は、事務的によろしくお願いしたいと思います。終わります。