みんなの議会

訓子府町議会 平成19年第1回定例会 2007年3月8日

障がい者同居家庭及び高齢者介護家庭へのサポート対策

2007年3月8日、訓子府町議会の一般質問で、上原豊茂議員が「障がい者同居家庭及び高齢者介護家庭へのサポート対策」について質問し、町長 深見定雄、福祉保健課長 佐藤純一が答弁しました。

質問者
上原豊茂 議員
答弁者
町長 深見定雄、福祉保健課長 佐藤純一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 上原豊茂

それでは、次の質問に入りたいと思います。障がい者同居家庭及び高齢者介護家庭へのサポート対策についてであります。社会福祉についての国の負担軽減を目指す政策を打ち出したところでありますけれども、障がい者は地域で自立を目指し、高齢者介護は家庭で面倒を見なさいということで進められているというふうに思っているところであります。このような状況の中で、障がいを持つ人、介護を受ける人に対しては様々な議論がされております。しかし、この状況を支える家族に対して、多くの課題があるにも関わらず、その課題対策についての議論は必ずしも多くはないというふうに認識しているところであります。今回の制度改正等によって、経済的負担が増加されたということも皆さんご承知でありますけれども、そればかりでなくして精神的負担というのが我々には計り知れないものと感じるところであります。個人によっては、そういう状況に置かれて、ストレスが限界に近いという感じを受ける場合もあります。これらの点を考えてみますと、この対策が早急に必要でないかというふうに感じているところであります。そういう観点から、これらの対策に付いての現状の把握がどうなっているのか、また行政としての対応がどうなされているのか、この制度改正等による地域での生活を可能とする施策について、どのように対応しようとしているのか、その辺についてのお考えを聞かせていただきたいと思います。

答弁 町長 深見定雄(町長は2007年3月まで)

障がい者同居家庭及び高齢者介護家庭へのサポート対策について、お尋ねがありましたのでお答えいたします。議員ご指摘のとおり、この数年の介護保険法の改正や障害者自立支援法制定などをはじめとする制度の変化によって、支援を必要とする高齢者や障害者、さらにはサービスの変化によって、その家庭に対しても経済的、精神的な負担感が増してきているものと思います。また、家庭で介護を担っている方々には、大変なご苦労があるものと考えているところでございます。これらの制度改正は、介護保険制度にあっては、要介護状態の軽減、また効果的な介護予防システムへの転換や一人暮らし高齢者、認知症高齢者の増加に対応するための新たなサービス体系の確立を目指すものであり、障害者施策にあたっては、障害者がその人に適したサービスを利用しながら、地域社会で自立した生活を営めるよう将来にわたって支援をしていこうとするものであります。しかしながら、利用者負担の見直しやサービスの変化などにより経済的な負担感が増しているものと思いますし、家族の精神的な負担も増えているものと思います。1点目の「現状の把握と実態について」とのお尋ねですが、個別の実態の把握は行っておりませんが、民生委員の皆様の協力や日常の保健師の活動、それから福祉窓口での随時の相談を受けながら対応させていただいております。また、本町の「高齢者保健福祉計画」、それから「障害者計画」の策定にあたり、障害のある方や介護を受けられている高齢者などのアンケート調査を行っており、その結果を見ますと「介護を行う上で困っていることはない」と回答した人が26%おりましたが、「介護疲れ、ストレスがたまる」とお答えたした人も19%おりまして、こうした人たちへの支援は欠くことができないものと考えております。次に、「行政としての対応状況について」とのお尋ねですが、このような状況に対応するため、介護を必要とする高齢者や障害のある方を対象とした、各種福祉施策の充実に努めてきたところでありますが、十分でない点は今後も皆様のご意見を伺いながら、さらなる充実を図っていく必要があると考えているところでございます。次に、「地域での生活を可能とする施策について」とのお尋ねですが、高齢者にあっては、住み慣れた地域で生活の継続を可能にしていく必要がありますし、障害のある方につきましても、地域社会で自立した生活を営めるようにしていくことが大事であり、これらの制度の理念でもあります。こうしたことから、現在進められております福祉施策の一層の充実と、昨年10月に設置いたしました地域包括支援センターにおきましても、地域全体で高齢者やその家族を支える地域ケアを総合的に調整・推進することとしており、今後協力員となっていただいている民生委員の皆様や、関係機関、団体との連携を密にして、その体制づくりに努めていきたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

質問 9番 上原豊茂

まず、1点目の現状把握の実態の関係においては、民生委員ですとか、窓口対応、また介護士や保健師等の訪問によって対応しているのだということであります。しかし、たまたまいろんな立場の人たちとお会いして、その人たちの声を聞くと、その状況は個々に違うわけでありますけれども、自分の置かれている状態をストレートに話すことができませんということを聞きます。これはそれぞれが自分の身内を看ている、介護している。また、保護者としての対応をしているという中では、自分の責任だという認識が強いからだというふうに思うわけでありますけれども、しかし、そういう状況の中でも、私の時間が全く皆無だと。その介護している人、また障害を持つ人の対応に対して、その状況に応じて自分の時間をそこに全部当てはめていくのだと、私の気の許す時間がないのだという訴えを何人か耳にしました。そういう状況の中で、大切なのはすべてそれを取り除くということができるわけもないというふうに思いますけれども、少なくてもその人たちの心のケアと言いますか、同じようにがんばっている人、そして、またそういう状況にあるのだということを受け止めてくれる状況、相手、そういう場面を作り出すことが今求められているというふうに私は認識しております。国は、先ほど町長の答弁にもありましたように、様々な福祉制度の改正。まさに国の財政を立て直すための歳出削減ということが目的でありますから、できるだけそれぞれの家庭の中で処理してほしいというのが本音だというふうに思います。それが、かつて目指していたこの制度を改正される前に、それぞれが自立できる場所をきちっと行政の中で確保していくのだという方向から大きく方向転換されたわけですから、少なくてもそれらの人たちが感じている様々な問題に対して対応できる必要性があるのかないのかと状況把握をするということがまず第1だと思うのです。昨今、個人情報保護法なるものですべてがくくられて、そういう状況をこちらから問うと、またその連携を図るということがしづらくなった。むしろ、そういうことをされていないというふうに思うわけですけれども、このことについてはぜひそういうくくりを少し解消して、この町に住んでいる、様々な問題を抱えている、ストレスを感じている人たち、そういう人たちの横の連絡を取れるような体制づくりが必要でないかと。そのために、この状況把握が何らかの形でできないのか、その辺について考えがあればお聞かせいただきたい。

答弁 福祉保健課長 佐藤純一(福祉保健課長は2011年6月まで)

ただいまのご質問でございますけれども、確かにそういうふうに家庭で介護されている方、自分の時間を持てないとか、そういう実態があるのだろうということは、十分に認識をしておりますし、またはそれらに対する対応というものの行政として支援をしていくということが必要なのかなというふうには感じてはおります。ただ、今議員おっしゃられたように、その個人情報保護法の関係等々もございまして、なかなかそれらの情報を外部に出すことは難しいということもございますし、その情報を収集するというのも、こちらから出かけて行ってというのもなかなか難しい場面も見受けられるところでありまして、町長のお答えの中でも申し上げましたけれども、計画策定にあたってのアンケート調査とか、そういうことでの実態を把握しまして、それを計画に反映をさせていくというような形でとらさせていただいておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 9番 上原豊茂

確かに、アンケートなるものですべてを片付けるという一つの手法はわかりますけれども、しかし、こういう問題、心の問題というのは、自らもすべてを自分の心を開いて相手と向かわないと、当然相手も心を開かないというふうに思うわけであります。そういう意味では、民生委員という立場はまさにそういう職責なのかなという感じはしておりますけれども、これまた非常に難しい人間関係があろうかと思います。多忙の中で、こういう公職されているわけでありますから、なかなか自分の思いと現実とは結びつかないということもあるかと思います。しかし、実際にそういう悩みを持った人たちがいるわけでありますし、ましてや介護の関係、老人高齢者介護の関係で言いますと、老老介護というのが相当多くなっているというふうに思います。そういう人たちと会うと「もう疲れたよ」という言葉を聞きます。この「疲れたよ」という言葉が、さらに進んでいくと何が起こるかわからないということを心配するわけであります。そういう意味からしますと、これは今個人情報保護法なるものでくくっている部分を先ほど申し上げましたように、何らかの形でそこから脱却して、この対策に向かわないと悲劇が起きるのではないかというふうに思います。また、同じ状況に置かれている人たちが、短時間でも集まることによって、いろんな会話をすることによってそれぞれの思いの情報交換。また、そこからいろんな知恵が生まれてきて、行政への提案というところにもつながってくるのではないかと思うわけであります。そういう意味では、本当の町づくりに向けて、それぞれの立場の声を拾い上げると、吸い上げるというところからすると、どういう状況にあるのか、そして、その人たちがどういう連携に取れるのかということに対する踏み出しをする必要があると思いますけども、これはやはり難しいという判断で終わるのでしょうか。

答弁 福祉保健課長 佐藤純一(福祉保健課長は2011年6月まで)

そういう実態に対して法の縛りとか、そういう部分で我々としてと言うか、行政として難しいというそういう状況はあっても、それだけで終わらすというような意味合いでは考えてございません。もちろん、いろいろな法の縛りがありますから、できること、できないことがございますけれども、例えば今言われております個人情報保護法にしても、法を逸脱しない形での何らかの方法とれる場面もありますし、例えば民生委員の中では、それぞれ地域内の情報を持っているということもございますので、そういう情報なども活用しながら、その施策を進めていくということも十分に可能ですし、現実にそういうこともやっております。それから、また同じ状況の人が集まれるような場所、議員が言われているようなことがあれば実際本当に効果的でしょうし、本音で悩みを語り合えるとか、そういう場面をつくり出していくことは、本当に必要なのかなというふうにも考えます。実際、その訓子府町の中にも、そういう例えば障がいのある方たちが集まって、いろいろ活動されているようなグループもいくつかございまして、非常に有効に機能をしているなというふうに私どもは感じておりますので、そういう輪が広がっていくような支援も今後必要なのかなというふうには思いますので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 9番 上原豊茂

今、前向きにとらえれば、そういう踏み出しをするというふうに私はとられたいと思いますけれども、このことは先ほどから申し上げていますように、ややもするとあとに置かれてしまうということがあります。でも、実際その状況に置かれている対象者にとっては、緊急を要する状況だというふうに思いますので、これはぜひ早急に取り組むどういう形で進んでいただきたいというふうに思います。当然、これは今まで申し上げましたことと関連しますけども、行政としての対応状況でありますけれども、今までの回答の中では、いろんな形で努力はしているということでありますけれども、この行政としての対応については、様々な縛りをどう乗り越えていくのかということにかかっているというふうに私は思います。当然、ボランティアの人も含めて、民生委員の方々の情報も含めてどこまでそれを活用していけるのかと。その活用に向けての一つの方向を見出すのが行政の立場でないかというふうに思いますけれども、それに対する取り組みついてはどうお考えでしょうか。

答弁 福祉保健課長 佐藤純一(福祉保健課長は2011年6月まで)

ただいまのご質問につきましては、例えば民生委員とか、そういう持っている情報をどこまで活用できるかということでございますけど、今の時点で具体的にどういう情報をどういうふうな形で活用していくかというのはちょっと申し上げるのは非常に難しいところがあるのかなというふうにも思います。それと前段言われました対象者は緊急を要する、早急な取り組みが必要であるということでございますけれども、確かにそういう大変な状況にある方々がいらっしゃるというのも現実でしょうから、対応をしていく必要があるというのは先ほど申し上げたとおりでありますけれども、そこら辺につきましても、今後勉強をさせていただきたいということでご理解をいただきたいというふうに思います。

質問 9番 上原豊茂

前段の部分で勉強をさせていただくという回答がありました。これは私が言っているのは、勉強するような余裕がないのだということを先ほどからずっと言っているわけでありまして、これはもうある意味では政治的な判断をしながら取り組むべき課題だというふうに思っておりますので、時間をかけないということを念頭に置いた対応をしていただきたいというふうに思います。また、こういう様々な状況が出てくると、当然そこに事務的な処理ですとか、窓口としての対応ですとか、いろんな仕事がさらに増えていくということになろうかと思います。そういう意味では、これらの私が今申し上げましたようなことが、実際に取り組むという形で考えますと、今のスタッフで十分対応できるのかどうか、その辺についての考えをお聞かせいただきたい。

答弁 福祉保健課長 佐藤純一(福祉保健課長は2011年6月まで)

その対応について、今のスタッフで対応できるのかどうかというお尋ねでございますけれども、確かに制度改正とか、ここ近年、何年かの間に様々な変化がございまして、非常に大変な状況もあるわけでございますけれども、例えば昨年設置しました地域包括支援センターとか、そこら辺が中心になりまして、相談業務なり、そういうような対応を現在図っているところであります。ただ、今後、さらにそういう制度、状況の変化というのが出てきたときに、またそれで現状のままで対応できるのかという部分については、現時点でちょっとお答えはし兼ねるかなというふうに思いますので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 9番 上原豊茂

非常に財政状況等々も含めて、難しい問題があろうかと思いますけれども、こういう課題については、例えば人的対応が必要だという状況であれば、それなりの対応を考えていくべきだというふうに思いますし、また先ほどから申し上げていますように、ボランティアの体制づくり等も含めた対応がこれから求められるではないかと。これらについて、様々な状況を情報として出さなければ、ボランティアの対応は難しいだろうというふうに思うわけであります。そういう意味では、最初の個人情報うんぬんということがネックになってくるかと思いますけれども、それらも含めてぜひ充実した対策を取っていただきたいというふうに思います。この行政としての対応状況は、非常に難しいという状況でありますけれども、前向きに対応していただけるというふうに今までの回答は感触からして受け止めているところでありますけども、それが違うとすればその辺の判断をいただきたいというふうに思います。国が金を出したくないと、住み慣れた地域で生活させるのだという方向でありますけれども、実際には療養病床削減23万床を提案しておりますし、医療費の削減目標が8兆円で、老人医療抑制の中でそのうちの半分を目指しているというふうに示されております。なかなか今までの状況で入院をしていた方々を受け入れる状況整備ができていないというのが現状ではないでしょうか。今日の道新にも療養病床削減の記事がありました。老健転換わずか8.5%、北海道においては8%という数字が示されております。そういう状況の中で、当然このことをしてわかるのはそれぞれの家庭に負荷するという形になろうかと思います。そういう状況の中で、一体どういう施策をとっていけばいいのか、その辺について考えをお聞かせいただきたいと思いますし、今申し上げましたのは、老人介護、高齢者介護の関係でありますけども、障害者の自立地域社会への移行の関係では、道は施設入所者の14%を削減するという数値を示しておりますし、当然そのことは先ほど申し上げましたように、高齢者介護と同じように地域で受け入れ態勢をどうとらるのかということが求められているというふうに思います。これらについての考え方があればお聞かせをいただきたいと思います。

答弁 福祉保健課長 佐藤純一(福祉保健課長は2011年6月まで)

ただいまのお尋ねでございますけども、これらの施策を前向きに対応していけるのかということでございますけども、これは行政としてやっていく必要があるだろうなということでご理解をまずいただきたいと思います。それから医療関係のお話もございましたし、それから障がい者の施設入所の削減の問題等々もございましたけれども、必要な医療や介護を受けることができないような状況になっては困るというのは、これはもう皆さん共通の認識だと思いますので、今この少なくとも医療の部分、例えば入院の状況整備とかというお話に対して、今お答えできる材料は持ち合わせてございませんけれども、例えば障がい者の施設から道では14%削減を目指しているとかいうことでございますけれども、現実にそういうふうに施設から地域に戻らなければならないような状況が発生したときには、訓子府町単独でそこら辺のところへやっていくというのは、非常に難しい部分もあるのかなというふうに思いますので、これはこの地域北見市を中心とした広域的な取り組みをしていかなければならないだろうというふうには考えております。ただ、障害者自立支援法が施行された段階で、国のほうの施設入所者の削減目標7%というのが出されましたけれども、最近になりまして国のほうもちょっと方向が変わってきたというか、あまりにもその法の施行があまりにも厳しいという批判を受けて、最近ではその5年間の猶予期間を設けているとはいえ、その5年経ったから施設から出なさいと、そういうような厳しい対応は取らないというふうにも国の言い方も変わってきておりますので、そこら辺のところは今後の推移を見守っていく必要があるだろうというふうに思います。

質問 9番 上原豊茂

国の方向が変わってくるということでありますけども、あくまでも経過措置でないかと。根本的な部分を変えようとしているわけではないというふうに認識をしておかなければならないというふうに私は受け止めております。そういう意味では、先ほども申し上げましたように、療養病床の削減等々について、当然病院自体が運営できないという状況の中ではどんどん減っていくわけです。最終的には、行き場を失うという状況が出てくるのではないかと。障がい者については、施設入所者経度の人たちについてはどんどん退所させるという考えでいきますと、これも実際にうちの町のそういう状況に置かれている方の言葉でありますけれども、「まだ私は何とかなる。でも、私に何かがあったときにどうなるんだろう」という不安を抱えているわけです。そういう意味では、そういう状況に置かれている人たちの切羽詰まった状況をしっかり受け止めて、地域自治体としてどういう対応ができるのかということをしっかりと打ち出していく必要があると思うのです。先ほどから言っていますように、個人情報保護法なるものですべてを縛ることによって、その人たちの悩みを解決してやることができないということ自体はどうなのだろうと。それを乗り越えていくことが地方自治体としての使命でないかというふうに感じるわけですけれども、その辺についての対応についてはいかがお考えでしょうか。

答弁 福祉保健課長 佐藤純一(福祉保健課長は2011年6月まで)

これから福祉施策について、どういうふうに対応をしていくかということしっかり考えなければならないということで、全くおっしゃるとおりであります。ただ、今おっしゃられたその個人情報保護法があるがゆえに、そういう対応を確か縛りはかかっています。縛りはかかっていますけども、そのことによってお年寄りとか、障害のある方に対する行政としての施策ができないと、そういう認識を持ってございません。確かに、難しいところもございます。先ほども申し上げましたように、法律を逸脱しない形のやりかた方というのは、考えようによってはいろいろあるでしょうし、今までも進めておりますし、今後もそこら辺のところはお年寄りやそれから障害のある方、それからその介護をされている家族、そういう方たちが地域の中で暮らしていけるような対応をとっていくというのが行政の役目だというふうに認識をしております。

質問 9番 上原豊茂

今、法的縛りの中でできないということはないのだと。私が申し上げましたように、それをクリアしていくのが自治体としての使命だというふうにお答えいただきましたので、極めて安堵したところでありますけれども、しかしながら、これからの福祉制度というのが介護保険と障害者施策の一本化ですとか、「地域のコミュニティが最大の社会保障制度です」というような示しもあります。これらについて、例えばこのあと介護保険と障害者施策との一本化がどう進められようとするのか、そういう形が起こっていくというふうにとらえ、このあとの対策を考えなければならないのか、その辺についてお考えをいただきたいと思うのと、「地域のコミュニティが最大の社会保障制度です」というふうに示されておりますけれども、それについて自治体としてどのように進めようと考えているのかお聞かせをいただきたい。

答弁 福祉保健課長 佐藤純一(福祉保健課長は2011年6月まで)

ただいま言われましたその「地域のコミュニティが最大の社会保障制度」だと最近言われていますし、私もそのとおりだなというふうに思います。最近使われる言葉によく「協働のまちづくり」というような言い方がよくされますので、そこら辺のところは本当に財政状況が厳しいこういう地方自治体の今の環境の中では、本当にそういうこと積極的に進めていかなければ、本当に自治体としても成り立っていかないのかなというそういう心配もございますので、訓子府町における例えば町内会ですとか、自治体、実践会ですとか、そういうようなところとの連携も非常にこれから必要になってくるかなというふうに思います。それと、介護保険と障害者施策の一本化に対する考えということでございますけれども、話としてはそういうふうな将来的にはそうなるだろうなということは言われております。ただ、これは具体的にどういうふうになっていくのかというのが、まだ全く国のほうでも示しておりませんし、そこらのところは見えないということで、その対策を今どういうふうに考えていくのだというふうにちょっと言われましても、ちょっとお答えすることは難しいのかなというふうに思いますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 9番 上原豊茂

様々な変化がこれから起きるというふうに、総じてとらえておきたいと思いますけれども、ぜひいずれにしても、現実悩んでいる人がいらっしゃるわけですから、それに対する対応を行政として取るということで考えていただきたいと思いますけれども、最後に確認という意味で、先ほどから申し上げましたその様々な状況の中に置かれている、問題を抱えている人たちの連携を取れるような情報の把握、また体制づくりというものに踏み込むというふうにとらえてよろしいのでしょうか、その辺のお答えをいただいて私の質問を終わりたいと思います。

答弁 福祉保健課長 佐藤純一(福祉保健課長は2011年6月まで)

そういう連携をとっていくということが、非常に重要なことだというふうに思いますので、今ここで私が「明日からやります」ということをちょっとお答えするのは難しい部分もございますけれども、前向きに検討をさせていただきたいというふうに思います。

質問 9番 上原豊茂

以上で終わるわけですけども、前向きということが本当の意味の前向きという形になることを希望します。以上です。

出典:訓子府町議会 平成19年第1回定例会 2007年3月8日 議事録 PDF(7ページ) 間違いを知らせる