訓子府町議会 平成17年第4回定例会 2005年12月20日
行財政改革について
2005年12月20日、訓子府町議会の一般質問で、田中與士信議員が「行財政改革について」質問し、町長 深見定雄、総務課長 山田日出夫、企画財政課長 佐藤正好、助役 宮川伊三男が答弁しました。
- 質問者
- 田中與士信 議員
- 答弁者
- 町長 深見定雄、総務課長 山田日出夫、企画財政課長 佐藤正好、助役 宮川伊三男
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 田中與士信
まず、最初に行財政改革についてということで通告しておりますので、10点ほどお伺いをしたいと思います。ここにも書いてありますように、ここ何年間かの間に町行政を取り巻く環境が激変しているという、そういう状況の中でいかにして地方行政を守っていくのかということは、今住民の大きな課題になっているのではないかというように考えるのですけれども、そういう観点から何ができるか何が必要なのかということを中心にして議論をしたいなというふうに思います。まず、1点目は行財政の改革は財政移譲からだけでなくて、住民の暮らし・要求などから真に必要な行政サービスは何か。使用料、住民負担のお願いでも住民への行政サービスが住民生活に果たしている役割の価値評価、これらを適切に見極めていく、そういう検討が必要でないかと。合わせて、行政効果の点検をできるだけ年度ごと、もしくは四半期ごとに行うというぐらい神経を使う必要があるのではないかと。これらの施策の遂行には、住民の目線が欠かせないのでないかと。このように考えるのですけれども、まず所見を伺いたいと思います。2点目に、行財政改革に取り組む姿勢についてということで、現在町でも財政運営は困難だということで、財政運営に関わる改革あるいは行政改革。これらについて挑戦をしているわけですけれども、これらの取り組みの目的と言いますか、目指すところは何なのかという点で聞きたいのですけれども、限りなく自立に向けた未来への挑戦というように位置づけて取り組んでいるのかというのが1点。あるいは、このあとに来るであろうと予測されます合併も含めた、市町村再編までの期間というように限定的にとらえるという取り組みの位置づけなのか。これについて明確な所見をお願いをしたいと思います。それから、ここに示しております3、行政運営の最大の困難の原因は、バブル期の公債費が負担として大きくのしかかっている。この公債費の削減に向けての財政対策というのが、可能な限り必要なのでないかというように考えるわけですけれども、比較的訓子府では少ないのですけれども、縁故債とか、あるいは一時借り入れ、基金金利、これらが限りなく、そのゼロに近い金利の状況の中でなかなか下がらないというようなことを考えますと、限りなくゼロ金利に近いものに対応する金利になるように望むということの点でどう考えているのかと。合わせて、現在の借り入れ等の金利の引き下げの交渉。これらができないのかなというように考えるのですけれども、ここら辺について伺いたいと。それから、ここに示しております4点目。公共事業の見直しは、公共財の整備、町の要するに資産の造成ですよね。それと住民とともに実施できる事業に、目標を集約して行く方向で理解を求めていく必要はないかという点で、どのように考えておられるのか伺いたい。それから、ここに示しております5点目。町村合併の議論が盛んになる状況の中で、長野県を中心にして自治体の合併について、なるべく合併しないで自立していきたいという自治体がたくさん生まれました。そういう中で、「小さくても輝く自治体」という自治体フォーラムというのがつくられておりますけれども、これらへの参加あるいは参加している自治体との交流や連携、情報交換など行えないかどうかと。これらの姿勢を持ってないかどうかという点で伺いたい。それから、近隣町との共同、連携を考えてはどうかという点で言いますと、北見市を中心にした合併が今回の議案のかなりの部分にも、それによる影響。新しい新市がつくられるにあたって、いろんな条例が改正されるというような作業が今回取り組まれておりますけれども、従来の北見を中心にした常呂ブロックでの連携の範囲だけでなくて、連携の範囲を広げるという点で津別だとか、この周辺では津別あるいは陸別、それから置戸。これらの連携をより強くすると。それらについてどのように考えておられるか伺いたい。6点目なのですけれども、町緊縮財政の中でも、必要な措置として首長をはじめとする理事者などの幹部が将来のまちづくりに備えて、人材の養成・育成、これらに大きな役割を果たすことが決定的に重要でないかとこのように考えるのですけれども、実際にそれらを考えますと、時間もお金もかかるというようなこともありますので、なかなか今の財政上の中では必要でもなかなかそこまで事務、手が回らないというような状況なのだろうと思うのですけれども、しかしながら、町の将来考えると非常に大事なことでないのかなというように考えます。なかなか、ここにもありますように成果もすぐ見えにくい。そういうことがありますけれども、どうしても大事なことだという点で、ぜひ配慮すべきだと、心を砕くべきだと思うのですけれども、これについての所見を伺いたい。7つ目に、人事管理について伺いたいのですけれども、ここに示していますように、人事配置、人事の異動、定数管理などなのですけれども、現在まで中途退職者を含めて退職者の不補充が、一部の例を除いて続いています。このような状況の中で、業務スタイルの改善が追いつかないと言いますか、なかなか定数が少ない状況の中で運営できるような状況になかなかならないと。今の行政の仕組みがそういう点で問題を抱えているのかなというふうに思うのですけれども、こういう状況の中で、縦割りや特定の部署の特定の職員が特定の仕事を専門職化して、専門職とは言いませんけれども、専門職化して抱え込むというような現状になっていないのかという点で現状認識について伺いたいと。それから、この春にもかなりの人事異動が行われたのですけれども、それらの成果・効果について検証していれば所見を伺いたいと思います。それから8点目になりますけれども、現在公務員の待遇などについて、厚遇と言いますか、非常に恵まれているというようなことで、ここにも示しておりますように、職員給与の引き下げ論議や厚遇などの批判があるのですけれども、実際に関わってみますと実態と批判とはどうも違うのでないのかなと、異なっているのでなかというのが私の見たところであります。これらの所見について伺いたい。それから、特に訓子府のように大きな産業もない。農業を除けばですね。小さなところに行けば行くほど、その公務員、自治体だとか農協が地域経済を支えていると言いますか、そういう実態があるわけですけれども、地域経済への影響を考えますと、なかなか一般的に言われております職員給与の引き下げなども限界があるのではないかと。そのように考えますと、職員の生計の維持がまず困難にならないこと、あるいは勤労意欲の減退につながらないこと、これらを含めた対処が必要でないのかなというように考えるのですけれども、これらについて合わせて所見を伺いたい。9つ目に、住民参加に係わってお伺いをしたいと思いますけれども、ここにも示していますように、町民参加の懇談会、町民に対する公聴、広報活動。これは、今後のまちづくりに欠かすことのできない自治体の課題である。あるいは、自治体を発展させるための命題であると、このように私は思うのですけれども、今までのいろいろな懇談会あるいは住民説明会。これらの状況を見ますと、今までと異なった視点から工夫がいるのでないのかなと、一工夫いるのでないのかなというように考えます。ここにもカッコして書いてありますように、年齢別、職業別、性別、階層別とある程度限定して町民の意見が活発に出るように、あるいは住民が主役だという感覚で望めるような、そういう形で行政に参加してくるということが大事でないのかなと思うのですけれども、それらについての所見を伺いたいと思います。それから、最後10点目になりますけれども、空き公共施設という、あるいは人の移動、交流の多い場所での住民の生きがい活動。これらを助長する施策、これらが必要なのでないのかなというように考えます。公共施設の中でも、空いているところとほとんどないわけですけれども、先だって施設車両課がこのあと庁舎に来るというようなこともありますので、特に緊急に目的のないところについては、それらの活動の場にするということで考える必要があるのでないかと。ここにもありますように、住民に負担をお願いするということだけを優先させるということだけでなくて空いた公共施設を利用してもらう、あるいは、それらを使って活動できる、それらの支援を工夫していってもいいのではないのかなと、このように考えます。そういうことなど考えますと、例えばよくあるのはパークゴルフ場、プール、それからゲートボール場、温泉。ここら辺はずいぶん人が集まります。この周辺の環境整備などと合わせて住民が参加してくる人たちと直接関わると、そういう形での協力ができないかどうかと。それらについて伺いたい。
答弁 町長 深見定雄(町長は2007年3月まで)
ただいま、行財政改革について、大きく10点にわたり、お尋ねをいただきました。まず、1点目の「行財政改革の推進方法」については、使用料を例にお尋ねをいただきました。今回の使用料の見直しのほか、今進めております事務事業全般の見直しにつきましては、財政事情だけを念頭に進めているのではなく、受益者負担のあり方や税でまかなうべき事業であるかなど、基本に立ち返り検討しているものであります。当然ながら、その施策の決定にあたっては、住民の目線に立った検討がなされるべきと思っておりますし、そうした観点から使用料に係る町民懇談会や利用者を対象として説明会を開催してきたところでありますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、2点目に「行財政改革に取り組む姿勢」について、お尋ねをいただきました。合併問題に財政問題が大きく係わっている実態にはありますが、合併問題と行財政改革については、基本的に別の問題であると考えております。町の現状については、議員もご承知のとおり、当面、自立せざるを得ませんし、今後の動向によっては、結果として、合併の検討もせざるを得ない場合も想定されますが、いずれにしても、行財政改革は進めなければならないものと考えております。次に、3点目の「公債費等の金利引下げ」についてでありますが、まず、縁故債につきましては、理論上は金融機関の了解が得られれば可能と言えますが、困難であると考えております。また、一時借り入れにつきましては、ほとんどが基金の繰替運用を行っている実態にありますし、その基金の預け入れにつきましても、ペイオフの関係上、決済性預金にしておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、4点目の「公共事業の見直し」についてでありますが、本町における公共施設の整備につきましては、施設の更新・集約化がメインになるものと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。次に、5点目で「小さくても輝く自治体フォーラム」への参加について、お尋ねをいただきました。これにつきましては、本町の現状を考えますと、直ちに参加する、あるいは参加自治体と交流することにはならないものと考えております。次に、6点目で「職員の人材育成」についてのお尋ねをいただきました。議員もご指摘のとおり、厳しい行財政下のまちづくりにおいては、特に職員の資質の向上をはじめ、意欲の醸成、組織力の結集、発想の転換などが強く求められています。これら人材育成の基礎となる研修制度は、本年度から実施要領を改正し基礎及び専門の実務研修を中心に実施しています。また、次年度からは職員提案から生まれた「職員自らが目標を定め企画し実施する自主研修」を新たにメニューに加えるなど、引き続き人材の育成に努めてまいります。次に、7点目の「人事管理」についてお答えいたします。業務処理体制の改善が追いついていないとのご指摘をいただきました。自治体によっては、係制を廃止し担当制を導入した事例もありますが、責任の所在が曖昧になった、結局担当事務が固定した、職員間の業務量に格差が生じたなどのデメリットも出ていると聞いております。業務の責任が明確なうえ、状況に応じて課内で協力ができる現行の課係制を継続したいと考えております。また、特定の部署、職員が専門化しているのではないかとのご心配をいただきました。一部に在職期間が他に比べて長めの部署の職員はおりますが、専門教育や能力を有効に活用すること、また、限られた人員の中で専門的職員により処理効率を維持することは、行政サービスの維持・向上の観点からも必要なことと考えております。次に、「人事異動の成果」についてお尋ねがありましたが、本年4月1日付の人事異動は、2課 1 室を他と統合した機構改革を含め比較的大規模のものでした。課長補佐、係長の昇格や係間異動などにより、「職員の適正な評価」「勤労意欲の増進」「統合による効率化」「諸経費の縮減」などが進んだものと認識しております。次に、8点目で「職員の基本給引き下げ」について、お尋ねをいただきました。まず、職員給与についての所見でございますが、職員給与の変動だけを見ますと近年の引き下げ傾向は職員にとって楽観できるものではないと思いますが、一方で視点を民間や地域に広げますと長引く経済不況の下、職員の給与レベルは比較的安定していると思います。しかし、来年度からの給与構造改革は、制度的には従来にない激変を伴う面もありますので、職員の理解を得ながら人事院勧告に準じて職員給与の見直しを実施してまいりたいと思います。次に、9点目で「町民懇談会や広報広聴活動の持ち方」について、ご意見をいただきましたが、現在行っている総合計画の策定に係る「訓子府町のまちづくりを考える会」なども、議員からご発言のあった視点で実施しているものであり、いかに多くの参加を得るかという課題もありますが、発言しやすいという利点もあるように感じております。次に、10点目の「空き公共施設等を活用した生きがい活動等の施策」について、お答えいたします。行財政改革は、限られた財源を最大限効果的に使うことが目的であって、歳出カットや負担を求めることは、その手法の一つでありますので、ご理解をいただきたいと思いますが、議員からご提言のあったことにつきましては、まちづくりを進めていくうえで大切なことであると考えております。しかしながら、これを実現するためには、地域の先導的な役割を担っている方々や各種団体等のご協力が不可欠でありますので、そうした環境づくりや意識を醸成していくための取り組みを検討してまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
質問 1番 田中與士信
ずっと答弁の経過見ますと、だいたい基本的には月並みと言いますか、基本に沿って常識的と言いますか、そういう答弁だったと思います。この10の中で、何点か特に絞って時間もありませんので伺いたいなと思うのですけれども、職員のまず研修なのですけれども、現在の状況見ていますと、これどこも共通して言えるのは、いわゆる旅費をその節約をすると言いますか、そういうことが基本にありまして、できるだけ研修機会に係わる費用ですね。削減をするというような状況になっていて、それが全体的な共通認識になっているなと私は思っているのですけれども、ただ、中にはいろいろな見方がありまして、例えばそういう状況の中でも、これは先ほどの答弁にもありましたように、人材の養成や育成はどうしても大事なことで必要だと。そういう点では、これ共通して一致できることだと思うのです。そういう中で、どうやって必要な研修などを整えるかと、そういう条件整備をするかと言いますと、そのどこかを削らなければならないというのが今の実態なのかなというように考えます。私、ちょっと町長に申し上げたいのは、今の時代はなかなか町長は当然当初中央に陳情して、補助金や交付税、もしくはその中央の行政に係わって負担を減らしたり、あるいは事業を実施する、そういうことで成果をあげるということが非常に難しくなっていると。そういう状況の中で、もしかすると今までそういう部分が非常に択一していたと言いますか、得意だったのだろうと思われるのですけれども、しかし、今そういう時代でなくなったと。そういう状況の中で、できればその今後の大事な職員の養成のために、それらの費用の一部を職員に回してもらえないかと。このように考えるのです。これは町長の動静の情報を見ている方のかなりが、ずいぶん出張多いなというように論評されますので、たぶん町民の中には、そういう形でお金を使ってくれるのであれば、その職員の養成もある程度できるのではないかというように、たぶん考えておられるのではないかと思うのですけれども、確かに町長の得意の分野と言いますか、制限してしまうことになるかもしれませんけれども、そういう点でぜひ心を砕いてもらえないかと思うのですけれども、それらについて町長の考え方をお伺いしたいと思います。それから、その先ほど実務の研修や自主研修の話が出ました。研修と合わせて必要なのは、その研修したことが必要なことに基づいて研修されて、しかも全体もしくはそこのセクションの共通認識として醸成させると、そういうことが必要なのだと思います。そういうことを考えますと、内部全体でのその研修についてのその成果や問題点、それらが検討されてみんなのものになると、そういうことが必要だろうと。そういうふうになるための措置をぜひ取っていただきたいと思うのですけれども、それらについて伺いたいなと思います。それから、人事異動に絡んでお伺いしたいのですけれども、人事権は町長の専決事項ですから誰をどこに配置して、どういう成果が上がるかというのはある程度の見通しを立ててやっておられるのだと思いますし、それなりの当然成果が上がってしかるべきだと私は思いますけれども、そういう中にあっても、今年の人事異動では特にちょうど人の層の移り変わりの時期と言いますか、そういう点でずいぶん大量に課長補佐がつくられたと。次に備えての後継人事と言いますか、そういう性格を持っていますけれども、ただ、これは取りようによっては、今のその財政事情の中で問題があるのではないかという見方もできるわけです。要するにその労務管理です。例えば、過去にその中間管理職と言いますか、係長職ぐらいで仕事が非常に忙しい、能力もあるということで、ずいぶん超勤や無理して仕事をしてもらうというようなことで、その超勤の制限のために管理職にするというようなことがよくありましたけれども、そういうことではもちろんその課長補佐にするのはないのですけれども、そういうことで総合的に考えますと、この緊縮財政や公務員の給与が問題になっているときに、そのすべての課にそういう状況が町民から見たらどうなのかという点が、もしかしたら問題があるのでないかと思うのですけれども、それらについてどうなのか、違和感がないのか、それを伺いたいなと思います。それから、9つ目に伺いました町民参加に関わってなのですけれども、町民参加のあり方で今までもこの中で見ていますと、なかなかその特定の年齢やあるいは階層の方が来ていても全体的な数からいえば少ないとか、それからなかなか発言しにくいというようなことがあったのでないかなと。特に、今後のまちづくりにとって非常に重要だと思われる青年層あるいは婦人層、これらの人が町の行政に参加すると、係わるそういう一員として積極的に参加すると。そういう感覚になってもらえるようなことが必要なのでないかと。そういうことを考えますと、そういう点でちょっと寂しいなというふうな感じするのですけれども、ここにもありますように年齢別、職業別、性別、階層別と。これらを踏まえて、将来町の核になるであろう人が今後のまちづくりに積極的な役割を果たすと。そういう場所として、ある程度整備をしていくということで取り組んでほしいなと思うのですけれども、特定の分野についてどのように見ておられるのか伺いたい。それから、先ほど10点目にちょっと伺いました人の集まるような場所での町民といろいろな人との交流という点で、よくこれだけ人が集まって、これが商売もしくはそれに類するような形でその利益を生むという形でのそのかかわりのない町と言いますか、ある面ではその商売気がない町と言いますか、そうよく訓子府は言われるのですけれども、そういう点ではこれたくさん人の集まるところでは、少し料金安くしてもたくさん来てもらって、例えばいろいろなものを買ってもらうことも可能なことがもしかしたらできるのではないかなと。そういう点で、町民と他の人がかかわるという形でやろうとすればできるのではないかと。なかなか初めからうまくいかないかもしれませんけれども、どこでもそうですけど長い間かかって苦労してだいたいうまくいっているところはそういう歴史が必ず持っていますし、昔からの格言で「ローマは1日にしてならず」と言いますけれども、そのようなことで地道な積み上げが大事でありますし、続けることが特にまた大事だと。そういう点で言いますと、そのこういう条件の揃っている周辺、整備するといっても町有地ありませんから、それも含めて例えば利用できる、あるいは活動を助長することを考えなければならないということもありますので、そういうことも含めて町民全体で知恵を絞って何か良い方法取れないのかなと思うのですけれども、そういう努力をしてみる気にならないかどうか。それらについて所見を伺いたい。
答弁 町長 深見定雄(町長は2007年3月まで)
最初の段階で、私の出張が最近多いのではないかというご質問をいただいたわけですけれども、私ももう今訓子府町に来まして15年目を迎えているというようなこともございますが、今本町だけの問題ではなくて、網走管内の町村会として道や国に要請しなければならないこと、あるいはそれはどうしてかと言いますと、町村会の今副会長もやっておりますのでそういうことになるわけですけれども、さらに私が町長就任以来、我が町は基幹産業農業ということで農業分野のほうにひたすら走ってきたという経過もありますが、今道の農政常任委員会の副委員長もさせていただいております。それから、あとは道のほうでは治水砂防の副会長もやらせていただいておりまして、そんな関係から本町だけの問題ではなくて、管内あるいは特に農業治水砂防関係については、道の立場でも要請活動等にいかなければならないというような状況も発生しておりますので、そんな関係からかなり町を空けている機会も多かったというのが事実でございます。しかし、これはどちらにいたしましても、また本町に関わる問題でもございますので、ぜひその辺は一つご理解をいただければと思います。あとの問題につきましては、助役等の方から答弁をさせていただきますのでよろしくお願いいたします。
答弁 総務課長 山田日出夫(総務課長は2007年9月まで)
2点目と3点目に関してお答えをしたいと思います。2点目につきましては、研修の成果を職員の間に共通認識として広める手立てについてお尋ねがあったかと思います。議員もご指摘のように従前の研修につきましては、一定の職責、年齢等に達した者を個人的に目的の研修に派遣しております。復命を受けて個人的に職員の資質が向上したということで推移してまいりましたけども、やはりせっかく一定のコストをかけて一定の時間を割いて、その間仲間のサポートも受けながら出席している研修でございますので、その研修の成果をその当該職員一人だけでなくて、なんとか職場に帰ってから広くその成果を波及させるということは大変すばらしいご提言だと思います。いろんな面からいっても、なんとか今ご指摘ありました、ご提言ありました手法について研究をさせていただきたいと思います。3点目の人事異動の関係でありました特に厳しい行財政の下で、4月1日に行った74人にわたる比較的大規模な人事異動でしたけども、その中で6人の課長補佐が誕生いたしました。町長の答弁でも行いましたけども、やはり適正な職員の評価ということに基づく異動だったと私は認識しておりますけども、確かに6人一度に、しかも大方の課に配置されるという点で、非常にいろいろな意味で気になると言いますか、目立ったことはあったかと思います。ただ、一方で3人の課長相当職を廃止しておりますし、8人の職員が退職して不補充しておりまして、課長で言えば人件費3,000万円ですし、8人の職員で言えば8,000数百万円の人件費を単純計算では浮かしたことになります。総体的に一部の昇格の部分をとらえるのではなくて、全体的な中で人事や人件費の管理が行われるべきものかなと認識しております。また、補佐については先ほど議員もおっしゃいましたように、大量に課長職が退職していったあとの後継の育成という点もありますし、課を大きく統合した中で課が一つ一つ大きくなったわけです。その中で、やはり課の全体の組織力をうまく効率良く発揮させるために、課長補佐が必要であろうという認識もございますので、何とぞご理解をお願いしたいと思います。
答弁 企画財政課長 佐藤正好(企画財政課長は2009年3月まで)
4点目の町民参加と言いますか、懇談会のあり方についての再質問いただきました。実は今、総合計画の策定に伴いまして、「訓子府のまちづくりを考える会」というのを実施しているところです。町長の方から回答ございましたけれども、田中議員からはご提言のありました青年、福祉、女性あるいは産業と教育、そういった各分野に分けての開催を今実施しているところです。そうした意味では、田中議員と同じ視点でこの考える会を企画したところなのですけれども、実際にやってみますと、やはり意見が非常に出やすいという部分もございますので、今後の町民懇談会の開催にあたって、今回の考える会のことも含めて参考にさせていただき進めたいと考えております。それと5点目の町民の集う場所での人の交流ができるような環境を整備してはということでございますけれども、財政問題もございますので非常に厳しい部分もあるかと思います。これにつきましては、今後研究をさせていただきたいと思います。以上でございます。
質問 1番 田中與士信
次の質問に移る前に、最後に今の総括してちょっと1点だけ伺いたいのですけれども、トータルで見まして今後のまちづくりという点で、職員がいかにしてまちづくりの担い手のその重要な一翼を担えるかという点が私の質問するねらいなのですけれども、そういう中でできれば職員一人一人が町の中でのいろいろな課題、解決のためのその組織者になると言いますか、そういう役割を果たしていると。そういう力量が本当は求められているのだと、これからのまちづくりでですね。だから、そういうことを考えますと、従来の与えられた仕事をするだけではなくて、町の組織者、組織のオルガナイザー、そういうものたれということをぜひ認識して、まちづくりに取り組んでもらいたいものだと。そういう自覚が生むような職員の管理と言いますか、ぜひやっていただきたいと。それが1点。それから、人事異動などに含めてちょっと再度聞きたいのは、先ほどちょっと長めの職員もいるというその答弁もありましたけれども、その一部を除けばだいたいは一定のサイクルでたぶん人事異動が行われていると思うのです。ただ、ちょっと最近気になるのは、これもしかしたらその特定の職員が、その特定の部署で仕事しているために、ほかの人がなかなか係われないと。そのために、例えばそのつくらなければならない資料などの間違いが多いと。何人かが、何層になって本来点検しなければならないものをしていないのではないかというようなのがちょっと中に見えるのですけれども、そういう点から言いますと、ある程度年数が経てば必ず自分の持っている仕事は部下になっている職員、もしくはその周りの職員もその知識を得ることができるような、そういうものでなければならないのでないかと。とにかく縦割りで、しかも個別の特定の職員だけがこの仕事をやるというのは、そういう点で仕事の処理の状況からいえば能力は確かにあるのでしょうけれども、問題があるのではないかと思うのですけれども、そういうことについては気にならないのかどうか。この2点だけ聞きます。
答弁 助役 宮川伊三男
まず1点目で、町の職員がまちづくりをしていくうえで、いろいろと組織者たるべきでなかろうかというご意見がございました。確かに、私も議員おっしゃられるとおりだと思いますし、この点についてはこの12月の議会にあたって、臨時課長会議を行った際にも各課長にこれに類似した内容のお話をさせていただきました。今後、協働のまちづくりを進めていくうえでは、ご指摘のとおりだと思いますので、今後の職員との協議などを含めて、ここら辺について十分認識のうえに立って進めてまいりたいというふうに思いますので、今後ともご指導等をいただければと、そのように思ってございます。それから2点目で、職員の人事異動に絡んでのご意見がございました。職員の中には、長期にわたって同じポジションで仕事をしている職員も数少ないわけですけれどもございます。これは、いろいろと住民サービスという基本的な部分を考えて人事異動をしているわけでございますけれども、議員がご指摘のありました事務処理上でのトラブル等々、今後ないようにしなければならないということ、これは絶対必要なことでございますから、そこら辺については十分注意をしながら少ない職員で最大限の住民サービスができるように、今後も人事異動等含めて進めてまいりますのでご理解を賜りたいと存じます。