みんなの議会

白老町議会 令和7年定例会6月会議 2025年6月19日

白老町行財政改革推進計画(後期実施計画)

2025年6月19日、白老町議会の一般質問で、水口光盛議員が「白老町行財政改革推進計画(後期実施計画)」について質問し、町長 大塩英男、企画財政課長 増田宏仁、副町長 大黒克已が答弁しました。

質問者
水口光盛 議員
答弁者
町長 大塩英男、企画財政課長 増田宏仁、副町長 大黒克已

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 水口光盛

3、白老町行財政改革推進計画(後期実施計画)について。(1)、第6次白老町総合計画におけるまちの将来像や主要な政策目標と、白老町行財政改革推進計画における改革の方向性や目標は、どのように整合性が図られているか伺います。(2)、令和5年度まちづくり町民意識調査報告書は、第6次白老町総合計画に掲げる各施策に対する町民の重要度・満足度等を調査することで、総合計画の適正な進行管理を図ることを目的としておりますが、各施策の町民の重要度・満足度等の目標値を達成するために、白老町行財政改革推進計画(後期実施計画)の財政収支の見通しでは財源をどのように確保しているか伺います。(3)、後期実施計画の令和7年度から令和10年度の財政収支見通しでは、収支の差額が一般財源で毎年2、3億円程度と推計されているが、この状況を踏まえると、町民や企業・町外の納税者に課税している固定資産税の超過税率分の税収が不要となり、早期に固定資産税を標準税率に戻すことができる財政状況と考えられるが、見解を伺います。

答弁 町長 大塩英男

「白老町行財政改革推進計画(後期実施計画)」についてのご質問であります。1項目めの「第6次白老町総合計画と白老町行財政改革推進計画の整合性」についてであります。総合計画と行財政改革推進計画の関係につきましては、行財政改革推進計画は、人口減少下においても持続可能な行財政運営を確立し、総合計画の基本施策「行財政」に掲げる施策を実現するための推進計画として、計画の中で位置づけられております。2項目めの「財政収支の見通しでは財源をどのように確保しているか」についてであります。今回お示しした財政収支見通しにつきましては、近年の決算数値や傾向を踏まえて推移させた結果を示したものであり、推計の中で、各施策に要する経費及び財源は確保されているものと捉えております。しかしながら、毎年度、剰余金が減少していく見込みであることから、行財政改革推進計画に着実に取り組むことにより、一層の財源確保に努める考えであります。3項目めの「固定資産税を標準税率に戻すこと」についてであります。収支の差額である剰余金は、次年度への繰越金や基金積立金の原資になるものであり、財政運営に不可欠な財源であります。さらに町として目指すべきは、健全な財政運営の下、社会情勢や町民ニーズの変化に向き合いながら、将来にわたり持続できるまちの実現であることから、固定資産税の超過税率分は、まちの未来に向けた必要不可欠な財源であると捉えております。

質問 1番 水口光盛

町長の答弁、大体理解しました。こういう答弁なのだろうなというのを予想しながら一般質問しているのですが、その中で関連があるので、1、2、3、多分ちょっと行ったり来たりして申し訳ないのですが、まず私が議員になって、議員が議決するものって私は総合計画だと思っています。例えば白老町自治基本条例の中でも総合計画というのは最高位の計画、これは議員として総合計画を実施するためにいろんな施策が、いろんな各種先ほど言った計画が、指針があると思っています。その中で、私は昔職員もやっていましたから、この白老町行財政改革推進計画というのを見ると、昔は、昔といっても平成21年とか、15年かそのぐらい戻る話ですが、白老町の財政が悪いとき、白老町には新財政改革プログラムなんていうのがあって、財政の立て直しのために総合計画よりも上位の計画なのだなぐらいの感じで職員をやっていました。そのために地方公共団体の財政の健全化に関する法律、昔で言う健全化法ですか、財政再生団体にならないために、とにかく財政だ、行政改革だで縛られて、総合計画なんてという位置づけでやっていた記憶があります。今回全員協議会で説明を受けました。なかなか理解ができたかどうかというと、まだ理解はできていないのですが、この計画というのは当時行財政改革プログラムというのがありましたが、その中の計画の同じものという認識でよろしいかどうか伺います。

答弁 企画財政課長 増田宏仁

今回の行財政改革推進計画の意味合いといいますか、そういったところのご質問かなと思います。議員からお話があったように、もともとは平成10年代前半ぐらいから少しずつ白老町の財政というのは怪しい影が忍び寄ってきていて、当時から財政改革プログラム、新財政改革プログラム、それから健全化プランと続いていったように、20年近く健全化の取組をずっと続けてきたのかなと思っております。今回の行財政改革推進計画については、今までの財政を立て直すために何か厳しく規制をかけて、制限をして、財政を立て直すための計画というような位置づけではありません。これは行財政改革推進計画の当初の計画を策定したときにもご説明をさせていただいていましたが、やはりイメージ的にずっと健全化を続けていたということもありますから、なかなかそこのイメージが抜け切らずに、続きといいますか、健全化プランの続きというような捉え方をされていた部分はあるのかなと思っておりますけれども、我々が策定している意味合いとしましては特にそういう意味合いではなくて、しっかりとした財政収支を、今回収支のやり方を変えて剰余金がどれぐらい出るとか、そういうものをお見せした中で、今後行財政運営をどうしていくかということを考えていくための計画だと位置づけております。

質問 1番 水口光盛

少し安心しました。私は昔の苦い経験がありますから、これを見たらこのとおり何が何でもやっていくのだと、これがあるから、予算がないからできないとか、そんな話にならないということが分かったので、あえて質問いたします。先ほどから私が言っています総合計画というのは、まちづくり町民意識調査、これで進行管理といいますか、やっているということは皆さん承知だと思います。総合計画に向けて行政は取り組んでいっていると言っても過言ではないと思います。その中で、2点目になるのですが、財政状況でこの収支を見れば、どう見てもまちづくりに投資する、まちづくりを行うお金というのが、これは全員協議会でも話をしましたが、あまりにも少ないのではないかなというのが私の思いです。例えば町民意識調査の中で舗装率を上げます、住環境を増やします、公園を増やします、これは補助事業や起債事業のほかに一般財源というものを使いながら町民の満足度を上げていかなければいけないと私は思っています。それのお金をある程度ここに盛り込むという必要が私はこの計画にあるかと思うのですが、先ほどの企画財政課長の話では、これはある程度目標で年々変わっていくよということなのですが、でも将来白老町が総合計画に向かってどれぐらいの財源があるというのは、決算ベースだとは言いつつも、やっぱりきちんとこれぐらいこういうことに投資しますとか、こういうお金を出します、そして歳入もこれぐらい見ていたら歳出は大体同じぐらい、貯金といいますか、収支の中で2億円も、決算で3億円も残すように税収を集めるというのが、私は民間企業から見たら、集めたらそれを投資して、まちが活性化する、人口減にならないと考えると思うのです、一般企業とか一般。ただ、行政だからと言われてしまえばそうなのですが、この辺の財源の見通し、十分総合計画で、住民がまちづくり意識調査で満足度になる財政だと考えているかどうか伺います。

答弁 企画財政課長 増田宏仁

まちづくり意識調査の関係のお話をちょっとさせていただきますと、議員もご承知のように、なかなか各項目での満足度が上がっているというような状況では確かにないかなと思ってございます。昔の意識調査ですと設問ももっと詳しくて、設問ももっと多くて、自由意見の中には長くて回答するのが物すごく苦痛だというようなご意見もいただいたりしたような状況でしたので、ちょっと質問の内容とかもなるべく簡素化をしてというようなことをやった結果、なかなか町がやっていることが伝わりにくくなって、意識調査の結果も若干下がっている部分もあるのかなとは考えているところですけれども、実際にではそこの満足度をどのように上げていくかというところですけれども、やはり議員がおっしゃるように、総合計画、これはまちの目指すべき姿ですから、そこに掲げられている政策をいかに実現していくか、ここが鍵になってくるのかなと思っております。そこの財源のお話でしたけれども、推計の中では通常の予算と、今回の推計って実は決算統計の取りまとめ方をベースにやっているので、通常の予算ですと事業費とか経常費とかというような区分けなのですけれども、今回は性質別に分けられておりますので、事業費の中でも普通建設事業ですとか、あとは補助金ですとか、様々に分かれてしまって、若干この推計を見るだけでは正直分かりにくい部分はあるのかなと思っております。ただ、実際の実態としてお答えをさせていただくと、健全化プランが始まった平成25年当時ですと一般財源の投資額というのは1億円をちょっと超えるぐらいの投資額だったかなと記憶しております。それが令和7年の状況でお話をさせていただきますと一般財源も2億円を少し超えるぐらいの投資をしておりますし、あと平成25年当時は公共施設の整備基金から繰入れをして事業をやるなんていうことはほぼほぼできていなかったのですけれども、近年2億円近くの公共施設の基金から毎年繰入れをして公共事業も実施しておりますので、少なからず投資はされているのかなと思います。あと、課題となってくる部分は、投資額は確かに以前よりは増えているのかなと思いますけれども、調査をした結果、なかなか満足度が上がっていかないというところがありますので、投資をしている方向性というか、部分というか、それが町民の皆さんのニーズに合っているかどうか、そういったことをしっかりと考えて今後投資をしていく必要はあるのかなと考えております。

答弁 副町長 大黒克已

すみません。ちょっと補足させていただきますと、先ほど水口議員のほうからご質問がありまして、過去の健全化計画と今回の行財政改革推進計画との違いというご質問の中で、これまでの計画とは違う、今回はあくまでも方向性というようなところで説明をさせていただきましたけれども、この推進計画の収支見通しについては、あくまでもこれまでの財政運営を見通した上で今後このような形になるだろうという想定の収支見通しでありますので、健全化計画みたいな削減計画ではございませんので、必ずしもこのとおりやるというような計画ではないと。となれば、収入についても今後様々な行政側の努力も含めて、もちろん増収になれば、その分につきましてはさらにそれに合わせて支出も増やして、それを投資に回していくということも十分今後は考えていかなければならないと思っておりますので、その辺はご理解いただきたいと思います。

質問 1番 水口光盛

副町長からご答弁いただきまして少し安心しました。私は何が言いたいかといいますと、先ほどから言っている総合計画に向かってまちづくりをやっていくと、町民のニーズを捉えて町民が満足するようにやるのが役場の本来あるべきことですし、議会としてはそれにきちんとなっているかどうかチェックをする、そして課題があれば課題解決していくということが我々行政も議員も課せられた責務だと私は思っています。その中で、今の財政の見通しはこういうことなのだよと、こんな感じで白老町の財政はやっていくのだよという指標といいますか、計画だということを伺いましたので、昔の、過去の私のつらいつらい財政のときに、何かやろうと思っても金がない、余計なことはするなみたいな上司がいっぱいいましたから、それで役場職員を辞めたというのもありますけれども、金がなければやりたいこともできない、それであれば職員でいる意味がないといって私は平成21年、ちょうど課の制度が、平成10年にたしか課になって、部が平成21年か、いきなり部長制になるとかいって、もういいや、辞めようと思って辞めた一人ですけれども、そういう中で私も行政にいましたので、この計画がそういう意味を持ち、そして総合計画をやっていくということは、総合計画にのっとってまちづくりをやっていくというのは必要だと私は思っております。その中で、最後です。いつも私が言っている固定資産税の超過税率です。今回この収支を見ると年間3億円から2億円って書いています。大体これが超過税率の、一般質問で過去にもしていますから分かっています。1億円ちょっとが償却資産の分だというのは過去に聞いていますから、そんな数字は今は聞きません。こう見ると、単純に見ると超過税率は要らないのではないのって話になると思うのです。職員の中でもそういう方、実は聞いたら、いや、そうだよねと言う人もいました。このお金があるなら総合計画上でもっと住民サービスが、満足できるような施策を一般財源としてやったらどうなのという意見もありました。最後に、町長にお伺いします。固定資産税の超過税率、町長は答弁の中で必要不可欠な財源だと言っておられます。ここは私と町長が1ミリも、1%も全然歩み寄れないところだと思うのですが、先ほど私が言いました。町民の生活が苦しい中で、町内会費を払いたくてもこのお金が払えない、そして9月からは水道料が上がると、では来年町内会をやめるわという話になっても困ると思うのです。ですから、今国はいろいろまた給付金をやるとかなんとかって言っていますが、白老町でもしできるとしたら、この超過税率、固定資産税の超過税率を標準税率に戻す、そして住民、町民以外もいます。企業もいます。減税をする、そういうまちづくりに転換する時期だと私は思うのですが、町長の考えを聞いて私の一般質問を終わりたいと思います。

答弁 町長 大塩英男

水口議員から行財政改革推進計画についてご質問をいただきました。まず、固定資産税の超過税率の前に、この満足度の部分です。議員からご指摘のあったとおり、白老町の財政については本当に財政健全化、財政改革プログラムからか、財政健全化プランというようなことで非常に財政に大変な思いをしてきました。まだまだ潤沢ではございませんけれども、財政状況が少し上向いてきた中で、これまでは緊縮だったのですけれども、今度は違う、町民サービスの質に向けて、向上に向けて、満足度に向けて、向上に向けて予算というか、しっかりと考えていかなければならない、これは総合計画に基づいてというようなことで私も認識しているところでございます。固定資産税の超過税率のお話でございます。ちょっと例を挙げさせていただきますと、令和7年度、本年度の当初予算は一般会計で約121億円です。これは過去10年間で最も大きい規模、そしてさらに臨時事業費が約30億円ということで、これも実は一番大きい規模ということで、全国各地で物価高騰も含めて非常に厳しい予算編成となりまして、本町もその例外ではありませんでした。ただ、本町の今回財政調整基金、当初予算で取り崩したのは水道会計への繰出金8,000万円、これが財政調整基金から崩させてもらって予算を組まさせていただきました。この財政調整基金、いわゆる貯金を崩さない、水道事業会計には繰り出ししたのですけれども、ここを取り崩さなかったというのはやっぱり自主財源があったからだと思っております。私はよく言うのですけれども、支出と基金、貯金するバランス、ブレーキとアクセルのバランスが非常に取れたかなと思っております。ですから、そういったことも含めて、今後の持続あるまちづくりにするためにもやはり貯金というのも必要になってきますし、先ほども答弁でもお話をしたように、やはり固定資産税のこの超過税率分というのは非常に重要な財源だと思っておりますので、ご理解をいただければと思います。

出典:白老町議会 令和7年定例会6月会議 2025年6月19日 議事録 PDF(50ページ) 間違いを知らせる