みんなの議会

訓子府町議会 平成17年第4回定例会 2005年12月20日

今後の財政計画と予算編成の考え方について

2005年12月20日、訓子府町議会の一般質問で、佐藤静基議員が「今後の財政計画と予算編成の考え方について」質問し、町長 深見定雄、企画財政課長 佐藤正好、福祉保健課長 佐藤純一、教育長 小野茂、施設車両課長 小田藤夫が答弁しました。

質問者
佐藤静基 議員
答弁者
町長 深見定雄、企画財政課長 佐藤正好、福祉保健課長 佐藤純一、教育長 小野茂、施設車両課長 小田藤夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 佐藤静基

光陰矢のごとし、1年が過ぎるは誠に早いものでございます。大きく揺れ動いた平成17年も時はやがて過ぎようとしております。この1年、私たちの町もかつて経験したことのない厳しい財政運営の中での行財政改革の推進。そこに山積する多くの困難な課題に負われつづけた大変ご苦労を願った1年であったと思います。今後も自立する町として、さらに厳しい行革に伴う財政運営が求められると想像されますが、町民と行政が一体となって取り組まなければならない、いわゆる協働のまちづくりを推進するための考え方に立って、今年の総括と町政に対する町民の意向も踏まえて、質問させていただきます。町が平成14年度から推進している行政改革は、平成17年度からは新たに町民と行政が役割分担による各事業の見直しに取り組み、具体的な補助金の削減や廃止が行われ、いわゆる緊縮型の予算が実行されました。町が自立を継続するためには、当然町民の負担は避けられない状況であることは理解されていると思いますが、行政側の進め方でありますので、結果として理解されたもの、あるいは理解できるが納得のいかない内容が中にはあるものと考えますので、今年の総括と次年度の予算編成に当たり、次の件についての考え方をお伺いしたいと思います。1として、今年予算外経費となったアスベスト被害と燃料の高騰による実質の増額、どの程度となる見通しなのか。また、それに対する国などの補助金の見通しは現状ではどのようになっているのか。この件で、今年度の行革による削減目標、いわゆる年度当初に示されました1億3,700万円の件であります。それと、次の年度以降の予算に影響が出ることのない範囲のものなのか、お伺いいたします。2点目として、大幅な「老人福祉」予算の削減の中で実施されました「敬老祭」であります。これをどのように評価されているのか。出席者の中からは、様々ございまして「今年も楽しい敬老祭であったよ」という声も伺っております。反面「交流のないのは淋しい」との声も多かったようであります。今後の取り組みについて伺いたいと思います。3点目に、「温水プール」の運営と維持管理費についてであります。この件につきましては、年度当初から経費削減と運営の見直しを求めてまいりました。特に今年度は燃料の高騰などがあり、例年より経費の負担が多いと予想されています。開催期間の短縮や各種大会の日程の調整、使用料金の見直しなど、総合的に検討するという答弁でありましたけれども、どのようになったのかお伺いしたいと思います。次に、4点目として公園の維持管理費についてであります。このことも再三質問しておりますけれども、今年度から各公園を一元的な管理に機構を改め、経費の節約に努力されておりますけれども、現状の財政状況では依然として重い負担となっていると考えております。現在までの管理のあり方を根本的に見直して、一定の予算の範囲内で管理を行う。また、現在検討中のことと思いますけれども、大幅な予算を節約した町民参加型のいわゆる協働による手作りの公園としての積極的な取り組みを進めるべきと考えておりますが、この件についてのお考えを伺いたいと思います。5点目といたしまして、財政推計についてでありますが、先に質問に立ちました田中議員の質問の中で概略方向づけは示されましたけれども、重ねてその件について伺いますが、この10月「まちづくり懇談会」で町民に示された推計では、平成17年度を含む、今後5年間は自立可能という内容でありますけれども、その後の平成22年度以降については、予算編成が困難になるという内容であり、町民は町の将来に展望が見えないと悲観的であります。町財政の再建に不安を感じているわけです。いわゆる町の基金が底をつくことがその要因であります。対策として、今から将来必要とする基金の目標額を定めて積立金を予算に組み入れ、自立が継続が可能な財政推計を立て直す必要があると考えております。これには、さらに厳しさ増すであろう町民の財政負担の我慢の中から捻出される貴重な「自主財源確保」であります。この考え方についてのご所見をいただきたいと思います。以上です。

答弁 町長 深見定雄(町長は2007年3月まで)

ただいま、今後の財政計画と予算編成の考え方について、5点のお尋ねをいただきました。まず、1点目の「アスベスト対策と燃料高騰の影響額」についてでありますが、アスベストの関連予算につきましては、9月の町議会で補正させていただいた予算額の範囲内で進められておりますが、その財源である国の補助金につきましては、1月招集予定の通常国会に提案される補正予算の内容を見なければ、わからない現状でありますのでご理解をいただきたいと存じます。また、燃料高騰の影響額につきましては、本定例会に補正予算として提案させていただいておりますとおり、すべて一般財源での対応となりますので、非常に厳しいといえます。なお、施設によっては、節減対策を進め、最小限の影響に押さえている状況にありますが、行政サービスを維持していくためには、やむを得ないものと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。次に、2点目の「敬老祭の評価」についてでありますが、議員ご指摘のとおり「懇親の場がないのは淋しい」という声も確かに寄せられておりますが、一方では女性の方を中心に「催しの内容が楽しかった。ゆっくり演芸が楽しめた」との声も多く寄せられているところでございます。実施方法の変更につきましては、厳しい財政状況を受けた経費削減の意味もありますが、招待者の増加により会場が手狭になり、飲食を伴う実施が困難になったことによるものでもありますので、平成18年度においても同様に実施をさせていただき、様子を見たいと考えております。今後、さらに内容に工夫を凝らし、皆さんに楽しんでいただける敬老祭にしたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、3点目の「温水プールの運営と維持管理」につきましては、経費削減の一環として、平成17年度予算において、ウォータースライダーの運行時間を比較的利用の少ない時間帯で短縮するなどをしながら、年間3万2,511人、1日平均156人のご利用をいただいているところでございます。なお、ご指摘の開設期間の短縮や各種大会の調整などにつきましては、利用者の強い要望や年度当初ですでにプール開設期間の PR やシーズン券の発行、さらには管内及び道北大会の日程がすでに決定されていて、動かしようのなかったことなどもあり、やむを得ず例年どおりの期間で開設せざるを得なかったことをご理解賜りたいと存じます。なお、今後の運営につきましては、学校授業などへの指導者派遣や幼児・低学年を対象とした事業を継続し、特に競技としての水泳だけでなく、成人や高齢者などを中心とした健康増進による疾病予防等にも着目しながら、水泳人口の底辺拡大に積極的に目を向けた事業の展開に、より一層努めてまいりたいと考えております。また、効率的な運営に向けましては、安全の確保を大前提に、利用者、関係機関、団体などのご理解を得ながら、期間の短縮なども視野に入れ、効率的でより多くの町民に親しまれ、利用されるプールづくりに努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、4点目の「公園の維持管理費」についてでありますが、公園の維持管理費につきましては、近年、特に経費節減を求められているところであり、来年度も本年度同様、工夫を凝らして可能な限り経費節減に努めながら維持管理を行っていくこととしております。また、町民参加型の手作り公園の取り組みにつきましては、町民のボランティア的な活動で「どの公園で、どのような取り組みができるのか、何が可能なのか」等を来年度に向け、検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、5点目の「基金の予算積み立てと自主財源の確保」についてでありますが、議員ご指摘のとおり、財政推計上は長期的な財政運営はできないという結果になっております。この財政推計は一定の条件下におけるものでありますが、国や道などの政策が大きく様変わりしようとしている現状にありますので、動向を注視していくことが必要と考えております。なお、ご意見のあった基金の予算積み立てについては、基金の繰り入れにより予算を組み立てざるを得ない現状を考えますと、現在行っている指定寄付金の予算積み立てや決算剰余金の積み立てにとどまらざるを得ないものと考えております。また、自主財源の確保につきましては、その4割が町税でありますが、基幹産業が農業でありますので、年によっては変動がありますし、給与所得においては、国家公務員の給与に地域給が導入されることに伴い、地方にも大きく影響するほか、給与所得そのものが低下傾向にあることから、自主財源の確保は非常に厳しい状況にあるといえます。今後、税源移譲がなされる予定にもなっておりますが、交付税との調整がどのようになされるのかも含め不確定な状況にありますので、ご理解を賜りたいと存じます。

質問 11番 佐藤静基

1点目の燃料費の値上がりの対策についてであります。これは行政がどうのこうのというのではなくて、この町にとってもアスベストと燃料については予想外のあれであります。燃料については、当初の予算から約400万円ぐらいの増額を組んでいる。今回の補正を見ましても、臨時議会と今回で400数十万円。それを合わせますと、約900万円ぐらいの燃料に対する予算増であります。予算の時点と上がり分を合わせますという意味であります。それとアスベストについては、7,800万円という予算の範囲内でなんとかしたいと。それからその件については、今国でもいろいろ対応を考えているので、それ待ちしかないことだろうと思います。いずれにしても、それがだめであれば私の感としてはおおよそ今の国の状況から「借金するのなら貸してあげますよ」ぐらいなことしかないのであって、救済的なお金は私は本当にスズメの涙ぐらいしかないものと思っております。そこで、これだけの合わせて今年約9,000万円近くの増額にこの関係でなるわけですけれども、これは予想外と言いながら何とかやりくりをして、厳しい中でも行革の目標を達成したいと、おそらく内部では努力をしていると思いますけれども、その件についての影響と、もう一つ、これは例えば自営業で考えますと今年大きな出費をしたから来年度はその分が丸々影響があるようでは今の財政の中ではさらに5年のものが4年になっていくという、ずるずるとなるという関係で、その辺を相当私は来年度の予算に一つ食い込まないようなことをこれからの編成にあたって厳しいでしょうけれども考えてほしいと。この件についてはいかがですか。

答弁 企画財政課長 佐藤正好(企画財政課長は2009年3月まで)

ただいま、燃料費対策あるいはアスベストの関係のことでお尋ねまずいただきました。今、国のほうの補正予算につきましては、1月ということでその内容については、まだわからないところですけれども、いずれにしましても予算のときに提案させていただきました起債。若干ですけれども、交付税の措置がされるものということで、その起債については大丈夫でなかろうかという状況になっていますので、今の予算を組んでおります一般財源の持ち出しの中では十分対応できる状態になってございます。それと行革の目標達成とのそれに対する影響はというようなお尋ねでございますけれども、これ町の仕事でございますので、民間と違いまして予算がなくてもやらなければならないものやらなければいけないんだということで、まずご理解をいただきたいと思います。仮に、ここでこの多くかかっている税分が、当然新年度予算にも影響してきます。当然、基金を繰り入れしながら予算編成していくところでございますので、来年度予算については今般伝えられております地方交付税の厳しい状況も考えましても、かなり今年度以上に厳しくなるものが予想されます。今後の予算調整につきましては、今現在積み上げをしている段階で、現時点ではっきりしたことを明確にお答えすることはできませんけれども、極力削減に向けて経費圧縮に向けての努力してまいりたいと思いますけれども、先ほど言いましたように、削れるものと削られないものがあるという部分もございますので、その点ご理解をいただきたいと思います。

質問 11番 佐藤静基

この燃料費の件についてでありますけれども、大変予測のつかない中で、今回460万円ほど総額で補正になっておりますけれども、これはその460万円の中身としては、ある程度あと3ヵ月残った期間を見越してのものなのか。その辺をちょっと伺いたいと思います。

答弁 企画財政課長 佐藤正好(企画財政課長は2009年3月まで)

ただいま、燃料費補正に関しまして、今後、年度末までの経費を見越してものかというお尋ねでございました。予算調整の中では、それぞれの課で今後の支出見込みも立てながら予算の経常させていただいてところであります。ただ、例えばでございますけれども、車の関係の燃料費でいえば今回大雪が降ってございます。そういった影響が出れば、また3月の時点で補正させていただくという場合もありましょうし、施設に関しましても現状間に合うであろうという予想のもとで補正させていただいておりますけれども、大きな施設につきましては、燃料タンクが非常に大きい状況になっています。ですから、足りなくなった場合には3月末でも入れなければいけないと。そうすると一時的に大量な金額が出るというようなこともありますので、必ずしもこの予算額で間に合うということではございません。場合によっては、補正もまたお願いするということになろうかと思います。

質問 11番 佐藤静基

次に、2点目の敬老祭の件について、もう少しお聞きしたいと思います。今年度の削減額であります高齢者の対する老人福祉予算の削減であります。3点ほどあげますと、活動補助金で20%カット、敬老祭で40%のカット、敬老祝い金全面廃止、これをまとめますと前年度比74%の削減であります。以前にも同じ内容で質問しましたけれども、この総額662万円ほどの削減。このような予算の配分の中で、実施された敬老祭の内容は状況としてはよく理解できます。数字をあげますと平成16年度の招待者が865名、うち出席者が419名、48%、平成17年においては887名中、出席者333名で37%、実質100名の減でした。先ほど町長の答弁の中で、何とか予算の関係でこういう形で平成18年度も進めたいと、だけども、さらに内容的には検討していくというところで期待をした質問になりますけれども、たまたま訓子府新報を見ますと平成15年度の小さな写真でしたけれども、スポーツセンターでテーブルを囲んでの写真ありました。平成16年度も同じような写真がありました。非常にアルコールも入ったせいか和やかなのが感じ取れました。今年の写真を見ますと笑顔が一つもありませんでした。これは先ほども言いましたけれども、答弁にありましたけれども、女性からはアルコール飲まない人がかなり多いので、「あまり酔っ払いがいなくて良かったよ」というふうに僕は思っているから好評だったのだなというふうに感じておりますし、ボランティアで演芸されているものにも集中できたというのも一つのいい方法でしょう。それでも私はせっかく招待された方が、帰りには担当課長さんもおりましたけれども、「なんだ、おいやられたな」と「来年なくなるのではないのか」と、そういうような意味のことを言って帰られ、高齢者はその町の発展に尽くされた功労者であります。敬老祭というのは、楽しんで喜んでいただくことが福祉のあれだと思うのです。そこで、前回先輩の議員さんがお祝い金を削減するときに、そんな小さな楽しみまで取るのかということで、少し留まった経過がありました。あのときの予算の削減は、祝い金は外すけれどもそのお金は福祉に使いますよという内容であったのです。今回のようにすべての面でカットして、ほかの予算から見れば74%も減らして、ある年寄りに言わせれば「福祉福祉と言うけど、これでは福祉の切り捨てではないか」と、残念ながら私は返す言葉がありませんでした。できれば祝い金の1割でも敬老祭かどうかわかりませんけれども、せめてそういうものにめくるようにして私はしないと、「もう必要なくなった俺たちはこんなものか」と、非常にやっぱり耳の痛い話でありました。なんとか削減だけではなく、約30%の高齢者、そのうち年々増えると言いますけれども、今申し上げましたように、会場が狭いと言いながら集まる人が少なくなっているのです。担当の方に、私事で相談しましたら会場をつくるのにあまり人手もなくてと言いますけども、それではこれとは直接比較になりませんけれども、町をあげてお祝いをするときに、アスベストは1日で教室移動したではないですか、職員全員出て。私はもう少し極端に削るのではなくて、そういうことも一つ行政サービスの中で、やっぱりちょっと温かいものを、あまり切り捨て的なことをやっぱりやらないほうがいいのではないかと。これから予算編成の中に、ぜひ一つ再検討されることを考えますけれどもいかがでしょうか。

答弁 福祉保健課長 佐藤純一(福祉保健課長は2011年6月まで)

ただいま敬老祭に関してのお尋ねでございましたけれども、平成17年度は平成16年度からの方の飲食を廃止したという形で進めをさせていただきました。その中でいろいろなご意見をいただきまして、例えば老人クラブ連合会の中からいただいたご意見をちょっとご紹介させていただきたいと思いますけれども、基本的にはやはり敬老祭は廃止しないでほしいと。これはやっぱり多くの方から出ていたようです。ただ、その中でも「高額な経費をかけなくても良い」、例えばやり方としては「公民館とスポーツセンターを使って式典とその集いを振り分ける」だとか、そういうご提言もございましたし、「その経費は縮小しても良い」という意見も結構ございましたし、あと「年齢の引き上げを検討してはどうか」とか、いろいろご提言をいただきましたけれども、平成17年度はその飲食は廃止するという形が初めてやったということで、平成18年度につきましても様々なご意見をございますけれども、平成18年度につきましても、多少を平成17年度と全く同じというわけではなくて、多少手を加えて工夫をしなければならないというふうには考えておりますので、基本的には平成17年度と同じ形でもう一度開催をさせていただきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 11番 佐藤静基

検討するという基本的な答弁からあまりその内容に沿ったものには感じられないのですが、ぜひ前回お話しましたように予算がない、手がないのであれば地域でも、昔は婦人部が会館で踊って喜ばせたのです。朝から料理を作って。それぐらいやっぱり地域のお祭りとしては粗末にできないのです。それが今回で54回でしたか。町で大々的やってくれているということで、私は地域の支援も得られると思うのです。そのこともぜひ一つ検討の中に、関係者に相談する一つの考え方として一つ方法としてあげていただきたいと。次に、3点目についてであります。先ほども申し上げましたように、4年後には町の予算編成が困難になるという推計される現状。そういう中で、今申し上げましたように、福祉予算まで大幅な削減や廃止を行い財政再建に取り組んでいる状況で、温水プールに係わる経費が今回の燃料費の補正で104万円追加、何年に一度の整備費も含めますと総額3,700万円ぐらいに達します。これは過去3年間、単純に温水プールに係る経費ですけれども15%の増額になります。今後、実施されるであろう公共施設使用料では既存している有料化の施設は除くとして、プールと温泉については見直しの検討も示されておりません。財政が苦しいから維持管理費の一部負担をお願いするということで、町民懇談会の説明で総額でその公共、スポセンだとか、公民館を中心として約300万円程度の収入があると。これは一つには利用者と利用しないもの公平感が大事であって、収入ができれば維持管理費、これらを中心とする維持管理費が5,300万円ぐらいかかっていますから、その一部にしたいという内容でありますけれども、そういう状況の中で毎年3,000万円以上の経費負担で運営している温水プール、これを町民が理解できないのはおかしいでしょうか。収入として約350万円ぐらいと思っていますけれども、今年の所管調査でも運営の見直しが求められております。せめて行革の効果が出て、財政の見通しが立つまでの期間だけでもよろしいです。前回の答弁でありましたけれども、なんとか先ほどあげましたもろもろのものを調整して、当時の答弁では例えば開催期間を半日にするとか、できれば後半の1月をなんとか行事調整して募ることも検討する。されど一方では、審議会の中ではできれば期間を伸ばしてほしいという声もあるのですという内容でした。私は決して、期間を縮めたり維持費を削れば、当然利用には負担になると思います。支障をきたすと思いますけれども、今の状況を考えますとかたくなにこれだけを手をつけないというのは、町民は理解できないのかなというふうに思っております。これは今回の住民アンケートの中でもいろいろ立場もありますし考え方もありますから、私もざっと見たところとんでもないアンケートの内容もありました。「役場がいらない」とありましたから、どういう意味かちょっとわかりません。そういう極端なものもありましたけれども、こういう状況の中で、私は目標額として手法はお任せいたします。経費として、30%カットぐらいの目標を立てて財政を守ってほしい。いかがでしょうか。

答弁 教育長 小野茂(教育長は2007年9月まで)

今後のプールの運営・施設の維持管理費につきまして、厳しいご意見いただきましたが、ただいま町長からの答弁がありましたように、特に来年度以降につきましては、保健医療部門との連携をより図りながら健康増進による疾病予防等に一層目を向けるなど、より多くの成人・婦人またお年寄りの皆さんが身近に水に親しみながら楽しく健康づくりができる企画等積極的に取り組みまして、水泳人口の底辺拡大と合わせまして医療費の軽減などにも大きな役割を果たす施設として、また一方ではご指摘いただいていますように、施設の維持管理につきましては今までの利用形態を踏まえながら、水泳スポーツ少年団、また水中運動サークルをはじめとする利用者の皆さん、また関係機関、団体等の理解をいただきながら安全確保を大前提といたしまして、より効率的な維持管理による経費節減のため、できるだけ利用に支障が生じない範囲内で開館期間、または開館時間の短縮等も視野に入れるなど、疾病予防による医療費の軽減効果などと合わせまして維持管理経費節減の両面から総合的に検討していくことも必要であるというふうに考えておりますので、議員の皆さんのご理解をいただければと思っているところでございます。

質問 11番 佐藤静基

辛い状況は良くわかります。せっかく大きな予算をかけてつくった施設ですから、これをやはりなんとか中身を充実して、その効果を上げたいというのはこれはもう当然であります。前回も申し上げましたけど、今の町の存続をかけている状況の中で、そのことをよく踏まえてほしい。確かに、再三このことについてはお願いをし続けていますし、かつては私もそういうことに携わった人間ですから、その状況良く理解したうえでお話しているのですが、運営の方法はいろいろあろうかと思います。利用者の地区別の内容を十分検討されて、やっぱり特殊なスポーツ少年団活動も重要と考えます。ある町では、今回の経費の燃料の高騰でバスの定期便を7便も削減したという町民の足に影響するほど大胆なことをやります。ある町では温水プールを半日にしたと、それぐらいやっぱり厳しいのです。私も決して、運営についてどうこうではありませんけれども、今教育長の答弁にありましたけれども、利用の内容についてやっぱり利用者のご負担願うというのは不便さを負担してもらう。経費の1割にも満たない収入ですから、損得からいえば後半の2月ぐらい定期券の補助をしても1月350万円ぐらいかかる運営費の中で、私は採算があうと思うのです。やり方です。一つの案として。どうしても必要であれば、高い運営費のかかるのを閉鎖して特殊な活動に一部助成してでもやり方としてはあるのではないかなと。それを取れるかどうかは別として、やはり諦めないでやってほしい。検討するということですので、これ以上はよろしいです。

答弁 町長 深見定雄(町長は2007年3月まで)

今プールのことについて質疑・答弁をさせていただいておりましたが、私からも少しお話をさせていただきたいと思います。確かに、せっかくあれだけの立派なプールがこの程度の規模の町にできたということは大変嬉しいことでありますし、これはまた議会の皆様方のご理解もいただいた中でできたものというふうに思いますけれども、ただ、こうした施設というのはつくって終わりではないのです。できたからもうそれでいいではなくて、いかにその目的に照らして利用拡大に努力をするかと、積極的な努力対策ということが必要であります。そういった利用拡大に向けた努力を通して町民の健康づくり、あるいは優秀な選手の育成等々も含めて、最大限やはり努力をするということが大事であります。プールの利用というのは、そういった意味でもこれから今まで足りなかった部分もあるかもしれません。大いに一つ教育委員会が中心となって、この辺の対応していかなければならないと考えておりますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。

質問 11番 佐藤静基

プールの件につきましては、私なりに何度もこのことについて触れておりますし、かつてはこういう活動にも携わった経緯がございます。状況としては、十分理解しながらいろいろと注文をしたわけでございます。ただいま町長のお話の中にもありましたように、この町のプールの位置づけ、これを一つ改めてご検討いただきたいと思います。よろしくお願いします。次に、4点目の私たちの町の公園についてであります。私はこの町の公園は立派に手入れをして、観光目的で人寄せ的ものでなく、町民の憩いの場である程度がいいと考えております。その意味では先ほど言いましたけど、いろいろ機構改革や運営の仕方をして総額で560万円ぐらいの経費が節減できるというお話でした。そう言いながらも、今年の予算の中では委託料2,300万円、維持管理費として総額で3,000万円以上かかっております。今申し上げましたような状況から、今の町の懐具合から考えますとちょっとお金がかけすぎでないかなと、そういう考えをいたします。前回もこのことで、一般質問の中で町長が答弁されましたけれども、町民の参加の中でなんとか一つ、それには民間委託だとか、今度は制度を利用した面も含まれていると思いますけれども、いわゆる交流の場として、例えばレクリエーション公園あたりは、場合によっては道路から見ても草1本もないぐらいにきれいにしなければならないふうでもいいのではないか、あそこまできれいにしなくてもいいのではないかと。例えば、芝桜まつりの午前中は町民がカマ持って集まって草むしりや草取りをして、昼から宴会の席を設けると。そこには若干の経費を使ってでも、この予算の運用の仕方として町民の参加するような方向をぜひ一つ具体的に検討していただきたいというふうに考えますけれども、その取り組みについてはいかがでしょうか。

答弁 施設車両課長 小田藤夫

ただいまの再質問なのですけれども、町民参加の検討ということでございますけれども、町長からも答弁をしたようにどのような取り組みができるのかと。その中でまた色々なこともございまして、草取り一つにしてもかなりの面積とか、芝桜を大事に育てるものを痛めて担当課としては困るなとか、そういうものをいろいろ考えておりますけれども、来年に向けてこれらを含めて何らかの形で良い方法、できれば全くボランティアで楽しんでいただけるような、そういうものを検討中でございますのでご理解をいただきたいと思います。

質問 11番 佐藤静基

5点目の財政推計についてであります。ただいまの答弁でかなり不確定な要素、これは十分承知しておりますけれども、交付税をはじめとして支出の面も今年のように予測を立たないことが将来も予測できると思います。そういう中で、この間の10月の懇談会の中で、単純な町民の受け止め方として、「5年までは財政が行けるがそのあとどうなるの」という非常に痛いところと言いますか、私たちもちょっとその辺については言葉が出なかったのですが、そういうことがありました。確かに事務方として、町としてはその推計は難しいと考えますけれども、少なくとも今10年の総合計画を立てている中で、私は財政は5年で尽きるというようなそういう整合性のない推計の出し方というのは、町民は本当に「町の将来に展望が持てない。今我慢しても、この我慢したあとにまたもうだめになるの」。そうではなくて、厳しいことは十分承知して自立の道を町民が選んだわけですから、私は去年の5月の推計で自立したら一戸平均25万円ぐらいの負担になるだろうと。私はそれぐらいの負担を覚悟で、自立したと私は町民からそう思っています。あのとき集まった方は口々に「甘いのではないの。こんなのでやっていけるの」、その裏にもっと厳しい内容を覚悟しているのではないかなと。覚悟というのは、何もそれを固持していじめるわけではありませんけれども、行政側としてはなるべく小さな予算で大きな事業というのは、これはすばらしい基本的なことでありますけれども、実際問題先行きないのであれば、私はそのときにある場所で助役さんは「基金はどうするの」と言ったら「ここには書けませんけれども、行革で出た金額を充てる」と言いますけれども、どうも町民からしてみれば、そういうことは表現されていませんから何らかの事情で基金には載せられないと言いますか、不確定要素が強いのですけれども、そういった意味ではきちっと年間1億円ずつ最低2億円だけは確保するのだという、そういう数字をやっぱり出していいのではないでしょうか。隣の町では単独経営計画とか、そういうことを目指しているのだと私は思いますけれども、これは町民がそこまで表現しないとその危機感というのは理解できないと思うのですが、これいかがでしょうか。

答弁 企画財政課長 佐藤正好(企画財政課長は2009年3月まで)

ただいま財政推計と10年間これから進めようとしています総合計画の関係でも若干お尋ねをいただきました。この総合計画につきましては、長期な町の基本構想ですから、例えば将来財政的にどうにもならないとして、選択としては合併ということもあるわけですけれども、その際にもこれからのまちづくりの基本になる部分ですから、必ずしもその財政的な裏づけがあるに一番越したことはないのですけれども、必ずしもそうではないということで、まず一つご理解をいただきたいと思います。それと基金の予算積立の関係で、1億円でも計画的な積立をすべきであるというようなお尋ねでございました。今回の補正予算の補正予算の資料でも付けさせていただいておりますけれども、現実には今の平成17年度の予算でも2億4,600万円の基金を繰り入れなければだめなんだと。そして、そういう状況の中で1億円を積み立てるにはどうしたらいいかというと、当然余分な収入がなければ積み立てることできないわけです。積立料か、この繰入を減らすのが先なのです。順番からいうと。ここで極端に言えば、繰入金を増やして積立金を計上するという、そういう予算の組み方もできますけども、それでは実際の意味がないということにもなりますので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 11番 佐藤静基

わかりました。形としてはそうですけれども、普通町民の方は考えるのはそうではないと。最終的に今答弁ありましたけれども、総合的な見方の中で積立金と言いますか、財源を確保するという方向だけはきちっと目標の中に入れるべきだと。これを町民に行政はいい加減なこと言えませんから、非常に歯切れが悪いと思いますけれども、どこかの時点できちっとやっぱり将来とも安全だという道筋を私は立てる必要あると思うのです。諦めていますよ、町民は。「5年経ったらだめになるのか」と。これ以上あれですけれども、その点をお含みのうえ、次年度以降の予算編成に厳しく一つあたっていただきたいと、お願いしたいと思います。

出典:訓子府町議会 平成17年第4回定例会 2005年12月20日 議事録 PDF(30ページ) 間違いを知らせる