みんなの議会

置戸町議会 令和元年第8回定例会 2019年12月16日

おおよそ5年から10年間の財政計画の見通しについて

2019年12月16日、置戸町議会の一般質問で、佐藤勇治議員が「おおよそ5年から10年間の財政計画の見通しについて」質問し、町長 井上が答弁しました。

質問者
佐藤勇治 議員
答弁者
町長 井上

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 佐藤勇治

それでは先に通告しております本町の中長期、おおよそ5年から10年間の財政計画の見通しについて町長に伺います。令和2年度から始まる笑顔と夢を未来につなぐまち置戸をキャッチフレーズに第6次の総合計画が審議され、町長に答申されるとともに、今町議会においても提案されたところであります。ここ数年を顧みますと、投資的には大きな事業が続きました。まず、おおよそ事業の完了に10年間を要し、総額30数億円に及ぶ簡易水道の再編事業、平成28年度には3億5,000万円の改修費を要したファミリースポーツセンター。同じく5億4,000万円を投じた勝山温泉ゆぅゆのリニューアル。また平成30年度には2億4,000万円を要した境野公民館改築事業など、規模の大き47な事業が目白押しに実施され、当然その財源の多くは後年度負担による起債の借入れによるものであります。これらの事業も完了し、既に起債の償還が始まっています。令和元年度当初予算ベースで見ますと、一般会計、簡易水道特別会計、下水道事業特別会計の3会計を合わせますと、借金と言われる起債残高の総額が82億1,300万円、その償還額が令和元年度単年度には6億9,300万円、これは元金です、利息は入ってません。そしてこれらを含め財源不足を補うため、基金から一般会計への繰り入れとして財政調整基金、減債基金合わせて5億8,300万円の取り崩しを見込み予算計上しております。両基金の残高は30年度末で前年度比2億1,000万円減の24億4,000万円となっております。30年度の決算剰余金のうち、1億2,000万円は減債基金に積み増ししていますので、基金残高の現在高はこれより上回っていると思われます。これら本町の財政状況を踏まえ、今後我が町の台所はどうなっていくのか。将来どう推移し、今後のまちづくりに財源は担保されているのか。明年度から始まる第6次の総合計画のまちづくりを展望する今、本町の財政状況についてしっかりと認識し、町民全体が実情を共有する必要があると考えます。よって以下の点について具体的に町長に伺います。1点目は町の借金と言うべき起債の残高は今後どのように推移し、見込まれるのか。2点目は起債残高の償還額のピークは何時頃か。3点目は取り崩し繰り入れによる基金の残高はどう推移し見込まれるのか。最後に4点目は財政規律や健全財政を維持するための歳出抑制と歳入を確保するための方策や考えをどうお持ちか。以上、この4点について町長に伺います。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

中長期財政運営計画の見通しということでありますが、議員からもお話がありましたように、第6次の置戸町総合計画は12月3日に策定審議会から答申をいただきまして、今町議会定例会に上程し、今後議会のみなさんにご審議いただきますのでよろしくお願いを申し上げたいと思います。さて、町の財政運営についてありますが、歳入の5割から6割、これを地方交付税に依存しております。その交付税にはご承知のように過疎対策事業債、通称過疎債と、こう言ってるわけでありますが、この過疎対策事業債の償還額、これの70%がこれには算入されているということであります。それら町債を財源といたしまして各種の建設事業あるいは事業の整備事業等について実施をしておりまして、財政運営の安定を図っているわけであります。過疎債についてでありますが、3年据え置きの9年償還ということになっておりまして、その利率も0.001%。まぁ地方自治体にとっては有利な制度だというふうに、有利な借金と言いましょうか、通称言ってるのはそこにあるわけであります。また簡易水道の再編整備事業では簡易水道債というのを借りております。これは40年の長期の償還ということになりますけれども、交付税については50%算入されてるという内容のものであります。この過疎債と簡易水道債を抱き合わせすることによって財源の確保をいたしまして、まぁ後年度負担の、まぁ言ってみれば平準化を図っているということであります。第6次の総合計画では現計画から引き継ぐ事業を含めた計画ということになっておりまして、特別48養護老人ホームの改築あるいは役場庁舎の耐震化、オケクラフトエリアでの森林工芸館周辺の整備、これらについての実施年度あるいは財源対策が確定していない中での起債、あるいは基金の推計値であることを念頭に置いといていただきたいというふうに思います。また令和2年度のこの投資的経費でありますが、本年度の8億円に対して7億円程度ということになろうかと思います。令和2年度でありますが、また令和の4年度ではこの投資的経費は6億円くらいになるだろうというふうに推計をしております。そこでご質問の1点目の起債残高の推移でありますが、簡易水道再編整備を終えまして、一般会計、特別会計合わせて本年度84億7,000万円。そのうち簡易水道が23億6,000万円、下水道が7億8,000万円と、全体の約4割を占めまして、新規の大型発行がなければ本年度が起債残高のピークということになります。次に2点目の起債償還額のピークでありますが、本年度は利息を含めて7億3,900万円でありますが、簡易水道等の償還により、ピークは令和5年に8億3,000万円ということになっておりまして、それ以降徐々に減少していくだろうというふうに思います。投資的経費であるハード事業、特別養護老人ホームだとか、それから役場庁舎の耐震化だとか、今申し上げた森林工芸館の周辺の整備など、これらがまあ投資的経費であるハード事業ということになりましょうか。これらの起債の他に補助金などの財源対策、これらを含めて慎重に判断していかなければなりませんので、起債借入額あるいは実施時期によりまして、残高及び償還のピークは変化していくだろうというふうに思います。それから3点目の財政調整基金でありますが、いわゆる貯金ということであります。財政調整基金それから減債基金の推移でありますが、平成30年度末残高は24億4,000万円、その他の目的基金というのがあるんですが、この目的基金、それから運用基金というのがあります。それから特別会計の基金というものがありまして、これらを合わせますと全体で37億1,000万円ということになっております。本年度の当初予算において両基金、財調基金、それから減債基金の両基金からの繰入額については5億8,000円を計上しておりますが、交付税の伸びあるいは経費の節減また歳出減ということによりまして、現段階では差し引き2億円台に圧縮できるというふうに見込んでおります。5億8,000万円を見込んでいたんですが、いろいろやりくりしまして2億円台ぐらいに圧縮できるんじゃないかっていうふうに思います。しかし、次年度以降については政府の財政健全化計画あるいは人口減少社会において地方交付税の維持というのは楽観視するわけにはいかないというふうに思います。決算剰余金を除いてシミュレーションすれば算術計算上では令和12年度に今持っている基金はなくなってしまうということになります。これ単純な計算です。しかし、しかしながらっていうことになるんですが、今年度も平成30年度決算分として翌年度繰越金3,000万円を除いた1億2,000万円をこの減債基金に積み増しすることとしておりますので、例年一定程度の基金の積み立てを行っていることから、基金の現在残高は24億円を毎年2億円の繰入額によって12年間で底をつくということはありません。4点目の健全財政の維持ということでありますが、歳出抑制はあらゆる事務事業で努力しなければなりません。高齢化社会の中で医療や福祉経費の扶助費あるいは公共施設の老朽化による維持費、ま49た修繕費等について、おそらく増加の一途をたどっていくだろうというふうに思っております。各種補助金を含めて聖域なき見直しを図らなければならないというふうにも考えております。一方、歳入においても税収や交付税の減少が予想されることから各種使用料及び利用者負担の増額をお願いし、安定策を図らなければ基金取り崩しが増えていく、増大していくだろうというふうにも思っております。基金が底をつき、予算編成ができないという事態はやはり避けなければならないことでありますから、今申し上げた点について一方ではやっていかなければならないだろっていうふうに思っております。さて、私が町長に就任して以来、簡易水道再編整備事業を始め社会資本整備あるいはソフト事業の推進によって第4次、第5次の総合計画期間中の20年になりますが、町民生活の幸せということを中心に町政運営を進めてまいりました。町財政の運営では平成30年度に財政調整基金と減債基金合わせまして3倍の24億円まで積み上げてきました。それは将来に備えてきたわけでありますが、だからといってどうこうというわけではありません。両基金は合わせて10億円を超えたのは10年前でありますから、まぁつい最近と言えばつい最近、やっとその2桁の億になったということであります。本町の財政運営で地方交付税や過疎債の動向は大変重要であります。また、時限立法であります過疎地域自立促進特別措置法というのがあります。通称過疎法と言ってるんですが、これが来年の3月期限を迎えます。新過疎法として存続されるだろうというふうには思っておりますけれども、今後もそれらの動向を注視しながら国に対して地方財政の現状を訴えながら要請活動を関係の団体っていうよりもほとんどの団体になるわけでありますが、一緒になってスクラムを組んで声をあげていきたいと、そのように思っているところであります。第6次総合計画の実施あるいはその先の置戸町の将来に向けて引き続き安定した財政運営に努めてまいりたいと、このように考えております。

質問 4番 佐藤勇治

詳しく説明ありがとうございました。まぁ一番心配したところは水道の償還がどんどん入ってくるということと、平成28年あるいは30年に行った事業の償還が今まさに始まってるわけですが、そんな中でですね、あの基金が毎年いわゆる歳入の不足分を補って、いつ枯渇するのかなっていう、そういう思いで今回質問をさせていただきました。2億円ずつ繰り入れれば10年間で終わりだろうという町長のお話でしたが、そうはさせませんという話もありました。それはいろいろやりくりしてですね、そういう枯渇、底をつくようなことはさせないというお話でありましたが、そんなことですね、まあ将来を見込むということはなかなか難しいことだし、ただ過去に借金したこと、いわゆる起債についてはですね。先に向かって返すお金がですね、毎年いくらかかってというのはもう決まってますんで、それはシミュレーションできるわけですが、ただ、その中でどうやって財源をやりくりして今後ですね、言ってました特養の改修だとか、役場の改築あるいはオケクラフト森林工芸館周辺の整備だとか、そういったことがどういう形で今後6次の施策に載せていくかっていうのが、これはあくまでもその財政計画に基づいた中での、いわゆる財政の裏付けがなければですね、そういった構想も進まないと思いますんで、まぁこれは今後のまたあのいろんな課題として、そして議論をしていかなければならないと思っております。そこですね、若干町長も20年間の自分の行政を振り返ってっていうことでお話がありました。私50もですね、20年間までは掘り下げることはできなかったんですけど、まぁ一応ですね、今回こういう財政の関係の質問させていただくためには、一定程度ですね、過去のいわゆる起債の残高だとか基金の残高がどのように推移していったかということを若干調べてみました。過去の10年間を調べてですね、今後のことをですね、再質問ってことでもう一度お聞きいたします。過去の10年間の起債残高と基金残高を調べてみますとですね、平成20年に69億9,000万円であった起債残高が、まぁ年々減少し、平成24年には10億円減少し、59億8,000万円まで、今までの過去を振り返って最少額でありました。その後年々膨らみ、平成28年には81億9,000万円と80億円の大台を超え、平成30年度の決算では10年間では最大の84億6,800万円まで膨らみました。これは会計ベースで申し上げますと、一般会計で53億3,000万円、簡易水道特別会計で23億5,000万円、下水道会計で7億8,000万円、こういう内訳になっています。特に28年度で大きく膨らんだ要因としては、先程も申し上げたとおり、簡易水道再編事業の整備が進んだほか、28年度のファミリースポーツセンター、同じく勝山温泉のリニューアル、30年度の境野公民館改築事業など、簡易水道事業を除く、この3事業だけでもですね、合わせて10億円の起債が積み上がったものと考えられます。そこで、一方基金の残高の動きを見ますとですね、平成20年度にはですね、7億5,000万円しかなかったということでいいと思います。いわゆる7億2,000万円の貯金という基金がありましたが、平成27年度には最大28億円まで積み上がりました。これは減債基金と財政調整基金、2つの基金、目的基金は除いております。そんなことで27年度には28億円まで基金が積み上がりました。しかし、28年度には1億400万円の減、29年度には5,000万円の減、30年度には2億900万円の減、31年度は今現在ですね、令和元年ですが、年度途中なので最終的にはまだ不確定で分かりませんが、まぁ先程町長も申し述べたとおり、当初予算ベースでは5億8,300万円の取り崩しの予算計上となっております。これは最終的に3月の決算を迎えないと、どういうやりくりになるか分かりません。そこでですね、これらの財政状況や毎年度の起債償還額を考えますと、第6次総計の新たなまちづくりの財源が確保されるのか、あるいは投資的な事業の展開が可能か、歳入を補う基金の残高はどうかなど、懸念材料が想定されます。これらを総合的に考えますと、今後厳しい財政運営が想定されますが、財政の硬直化の懸念、そして健全財政の確立という観点から、これらの課題についてどうお考えになるのか、先程の答弁と重なる部分もあるかもしれませんが、これらのことについてですね、町長の考えを再度お示しをしていただきたいと思います。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

あの、いつも申し上げておりますけれども、総対的なことで申し上げるならば健全財政だというふうに言っていいと思います。しかし、ご承知のように人口3,000人の町で、まぁまぁこんな予算規模だと思います。全国に1,700ほどありますけれども、多くは大体この財政運営としてはまぁまぁこんなとこじゃないでしょうか。しかし、国から地方を見た時には、地方は豊かだっていう、お金が持っているという見方です。しかし、今置戸の状況をお話しましたけれども、健全財政だとは言ってもこの程度の金しかないわけで51すよ。その中でまちづくりをやっていくということでありますから、まさにここには知恵を出さなければならないという必須条件があるわけでありますけれども、いつも家庭も同じだと思うんですけれども、いつもやはり貯金っていうのがどれぐらいあるのかっていうこと。そして毎年の収入はどれぐらい見込んでいけるのかっていうことの、そしてどうしてもこの支出っていうか、出ていくお金がどれくらいなのかっていうことを、いつも照らし合わせて財政運営をしていかなければならないっていうのは、家庭の中における会計と同じようなところが率直にいってあると思います。しかし、一方ではこの町の台所っていうのは、時にはこういうような、その小さい規模の財政運営ですけれども、時にはやはり大きな投資をしなければならないという案件も少なからず出てくるだろうと思います。少子化対策ということもそうですし、高齢社会におけるこの高齢者対策って言いましょうか、将来にわたってまぁ高齢になっていく町かもしれないけれども、そこに住んでいて安心して暮らせるような、そうした政策を打ち出すためにはこれだけの財源の支出はやむを得ないんだっていうものも、これも頭に置いておく必要があるだろっていうふうに思います。それと自然災害ということが頻繁に起きているわけでありまして、自然災害に比較的強いこの地域だっていうふうに言われておりますけれども、絶対ないというふうには誰も保証するものではないと思います。そうしたことも含めて考えていかなければならない。そういうことも認識しながら財政運営をしていかなければならないということだと思います。何かあった時に、大きな災害が起きた時に何とか国の方でやってくれるんじゃないかなっていうふうには、安易に思っていてはダメだというふうに思います。それだけに一定程度の財源はやはりいくら人口が減ってるとはいっても、一定程度の財源をきちんと確保しなければならないだろうと。それが町の財政運営の基本になる部分だろうっていうふうに思います。まぁ、毎年予算を組んで、最終的には剰余金の金額はどれぐらいなるのか、当初借金が5億円なり6億円なりと、その基金から繰り入れてるものが結果としては2億円ぐらい繰り入れればその年は済むというようなことになっててるわけですが、それは当初にいい加減な予算を組み立ててるってことじゃなくて、やはりその全体のことを考えながら予算を立てるわけでありまして、そこには一定程度の安定した財政運営ということも念頭に置きながら予算を立ててるもんですから、結果としては最終的にはそれほど基金から繰り入れしないで済むということもありますし、借金を、起債をこれだけ起こす予定だったのが起こさないで済むというような結果ということがあると思います。それがこのうちに限りませんけれども、多くの小規模自治体における財政運営の基本になってる部分だろうと、そのように思います。

質問 4番 佐藤勇治

これから先、6次の総計ですから、まぁ10年間比較的なんていうんですか。楽観的な言葉ではなかったかと思いますが、ただですね、やはりあの財源の確保っていうのは本当に一番大事なことで、まぁ財源がなければ仕事できませんので、このことが行政を預かる町長としてはいつもですね、頭の中にあると思うんですよね。まぁ最終的にはその財政運営をどう考えるかっていうことなんですが、先程の回答とも重なるかもしれませんが、やはりこの厳しい財政運営を考えた時、思い切った歳出の抑制と確実な歳入の確保ですね、これを図らなければならないと思います。同時に6次総計の新たなまちづくりのスタートにあたってはですね、やはり人口規模にあった、あ52るいは身の丈にあったまちづくりを進める必要があると考えます。このためには徹底的なやはり事務事業の見直し、それから無駄な歳出の抑制、組織や類似団体の統廃合、補助金交付金の精査、あるいは再検討などを検証する項目がいくつもあると思います。合わせて歳入の確保のためということで、行政サービスと受益者の負担のあり方、これは社会保障の関係ではよく言われてますけども、給付と負担のあり方って国の方ではよく言ってるんですが、我が町においてもですね、いわゆる町の行政サービスと受益者、いわゆる住民ですね、住民あるいは利用者の負担のあり方をですね、やはり検討し、検証する必要がないでしょうか。このためにですね、まぁ今の第5次の計画がちょうど10年間終了いたしました。過去の10年間のですね、町政全般を検証するいいタイミング、節目の時に来てるのではないかと私は思っています。そこでですね、しっかりと第三者による、やはり行政改革推進委員会を立ち上げですね、しっかりと検証・議論するべきではないかと私は思います。その中でですね、行政・財政に精通した知見のある、あるいは見識のある委員さんを任命してですね、まぁ一定程度時間をかけて議論して、過去の10年間の検証と、それから今後10年間の進むべき道、そして町民は町民の義務としてですね、どういう負担をしていかなければならないのか。そういったことを念頭においてですね、ぜひですね、まぁ過去にも立ち上げたことがありますけれども、町の行政改革推進委員会を設置してですね、もう一度ですね、今後の10年間に向かうための検証ということで、このことについて提案したいと思いますが、まぁ町長の考えがありましたら再度お伺いたいと思います。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

先程もちょっと申し上げましたけれども、財政調整基金、それから減債基金合わせて24億円の基金があるんだと。毎年2億円ずつ使ってたら12年程しかもたないんだと。そして底をつくというふうに申し上げましたけれども、そんなことはありませんということも申し上げました。私はあのちょっとね、こういうことというのは独り歩きする懸念があるので心配するんですよ。まぁ今日傍聴にたくさん来ていただいてますけれども、24億円の貯金があるんだとよと。だけど2億円ずつ毎年それを使ってったら12年しかもたないんだわと、いかにもその置戸の町が12年しかもたないように独り歩きするということが一番心配します。なぜなら、そのことによって町民自体が小さくなってしまうからです。そんなことはありません。それがあるとすれば、もうとっくに潰れてますからそれはあり得ません。それはその時の町長もちろんそうでありますけれども、こうやって8人の議員さんいらっしゃるわけですから、その中で議論をし、そして財政運営をどうやっていくのかっていうのは十分なし得る場だというふうに私は思っております。ですから、新しい組織を作って財政のこの10年間をどうこうだっていうふうには今のところ思っておりません。一番心配するのは予算規模が小さくなることによって町民が小さくなってしまう。そのことを一番私の立場からすると心配するところであります。決して事実を伝えないということじゃないけれども、事実は事実としてきちんと伝える責任がありますけれども、そのことによって町民のこの気持ちが小さくなっていく、またいろんな提案も小さくなってしまうということについては少し懸念するところでありますので、まぁそういうふうにならないように、より健全財政で、より財政規模がもう少し強いものだと言われるような財政運営って言いましょうか、そういうことに心がけてい53きたいと、このように思ってます。

質問 4番 佐藤勇治

3番目の行財政改革の委員会の立ち上げは否定的な言葉でありました。あの私の資料の中にですね、第5次の置戸町行政改革大綱っていうのが平成23年8月に策定された資料があります。これはあの5年間の平成27年度までの行政改革の大綱を示したものであります。その後これ第5次だから第6次はどうなってるかちょっとわかりませんが、まぁ少なくとも今町長は大丈夫だということで、それはそのとおり大丈夫なように行財政を運営していただきたいと思いますが、やはりあの一つ一つですね、やっぱりこのここにあるようにですね、推進計画の中でやはり実施計画というか、事務事業をですね、やはり見直していくことが大事なことだと思います。今回ですね、あの30年度の決算委員会が付託されて、最終的に決算委員長が口頭で報告いたしましたが、その中でですね、若干まあ補足っていうか、重なりもありますけど、私の方でですね、特に決算委員長も申し述べたとおりですね、いわゆるあの個別の案件なるかもしれませんが、パークゴルフ場が拓殖にあり勝山にあり境野にあると。この3つのパークゴルフ場の1年間のですね、運営経費が1,800万円ほどかかっているわけなんですが、それに利用する利用料はですね、毎年減ってって今年度はおよそ200万円程度だと、そういうことが決算の資料で分かりました。これはやはりですね、今この利用者の伸びてるのはですね、無料と言われるシニアの方がですね、総じて横ばいか伸びております。特に町外者の方がですね、今は町内の人よりも半分以上多いということで、これらについてもですね。しっかりとやっぱり検証することが必要ではないかと思います。先程も歳入についてもしっかり見ていきたいというお話がありましたが、このことも一つ目を付ける必要はないのかということが1点あります。それからもう1点でございますけど、これもあの決算委員長からの後段最後に申し述べておりましたけど、スクールバスのですね、乗車人員と定数の関係でございますけど、まぁ子どもの数がどんどん減っていって、学校も中学校1校、それから小学校1校ということで小学校は4つが1つになりました。当然スクールバスで対応しております。ただですね、この乗車人員、乗車率を見ていきますとですね、まぁあるところでは43.5%、48.3%、極端に少ないところはですね、29人乗りのバスで8名しか乗っていない。乗車率が27.6%、これは朝です。朝は小学生も中学生乗ってきますんで、しかしこれが27.5%、そしてもう一つの路線はですね、これも29人乗りのバスが中学生2名、小学生5名の計7名しか乗ってないと。それの乗車率は24.1%。冬場でですね、まぁ7名乗車するということで、合わせますと48.3%ということなんですが、これにしてもですね、夏場はですね、非常に乗車率が低い、そういったことがあります。そして一番乗って、乗車率が高いのは71.1%ということで、それぞれバラバラな状況もあるわけですね。これはですね、やはり10年一律のごとくですね、子どもの数が減ってきてるのに、このラインをですね、いつまでもこうやってやっていくのかっていうことが議論になると思うんですね。もっとなんて言いますかね、智恵といろんなことを考えた時にですね、バスを小さくするとか、あるいは一定程度もうタクシー会社に委託するとか、方法はまだあると思うんですよね。そういったことをですね、しっかりと考えてですね、あのまぁこれからの新しい6次のまちづくりですか、そういったことに進んでいってもらいたいと思います。54これはもう一部分の話で個別の案件ですから、これはどうのこうのという異論もあるかと思いますけど、やはり全体を見通した時にですね、まだまだ無駄なものがないのかどうなのか。あるいは町民にですね、もう少し努力をしてもらうというか、汗をかいてもらうというのか、負担をしてもらうというのか、そういったことも大事な町づくりの一つの方向だと思いますんで、最後になりますけれども、町長何かご意見がありましたら伺いたいと思います。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

今、議員の方からお話がありましたように、特に後段の部分については町民の理解と協力を求める必要があるんじゃないかって、まったくおっしゃるとおりでありまして、私の考え方と議員の考え方は同じであります。スクールバスのお話がありましたけれども、バスの関係、スクールバスの関係ばっかりじゃなくて、まぁ利用する数が減ってるから、それに応じたものに変えていく必要があるんじゃないかと。一面ではそういうふうに捉えて結構だと思います。しかし、それには利用してる方々の、また保護者の方々の理解もきちんと得なきゃならないというふうに思います。そうした努力もしなければならないというふうに思います。それから小さいものに、小さい車に更新をするという時には、まぁもちろん現在がこれだけの大きさだから、更新する時も同じ大きさなんだっていうふうには全く思ってません。利用者が少なくなれば、それに応じたスクールバスの更新ということになっていくということは当然のことだというふうに思います。ただ、そのほかに利用していることがないのかということも含めて考えていく必要があるだろうと。スクールバスなんだからっていう議論をすれば、あの私の言ってることが本当にいいのかっていうことにもなりますけれども、現実のことを申し上げるならばそういうことだろうというふうに思っております。いずれにいたしましても、先程来申し上げておりますように、いろんなものの見直し、議員からもお話がありましたけれども、そうしたことも含めて見直しするところはきちんと見直しをして軽量化を図っていく。そのことも必要だろうというふうにあの思います。それから負担も理解していただくということも併せて考えていく必要があるだろうというふうに思います。全く考え方についてはあの異論のないところであります。

出典:置戸町議会 令和元年第8回定例会 2019年12月16日 議事録 PDF(47ページ) 間違いを知らせる