みんなの議会

訓子府町議会 平成17年第3回定例会 2005年9月14日

公共施設のアスベストに係る対応と対策について

2005年9月14日、訓子府町議会の一般質問で、上原豊茂議員が「公共施設のアスベストに係る対応と対策について」質問し、町長 深見定雄、教育長 小野茂、建設課長 竹村治実が答弁しました。

質問者
上原豊茂 議員
答弁者
町長 深見定雄、教育長 小野茂、建設課長 竹村治実

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 上原豊茂

それでは、次の公共施設のアスベストに係る対応と対策について、お伺いをしたいと思います。この件につきましては、先日の行政報告の中で報告もありましたし、議員各位の質問・回答ということもございましたので、重複する分については削除してお答えをいただきたいと思います。小学校の臨時休校など、アスベストによる心配が当町においても現実のものとなっております。在校生に対しては、最善の対応を望むところです。現在までの情報開示も含めた対応に、いろんな考えの方がおりますから当然でありますけれども、疑問の声等もあがっているのが現実であります。今後の対策につきましては、十分な調査結果の分析と関係機関との連携及びこれらを含めた情報開示の徹底を図り、町民の理解と協力に配慮すべきと思います。これらの点について、次のことを伺いたいと思います。町民への情報開示と公共施設利用に係る対応について。2点目は小学校卒業生への健康不安に対する対策について、アスベスト除去を含めた対応対策に係る経費予測とその費用の捻出方法について。4点目は国の基準による建築施工と思いますけれども、これら対策に要する国等の費用負担の見通しについて。また5点目として、完全に施設が利用復帰できる見通しはいつなのか。この辺についてお伺いをしたいと思います。

答弁 町長 深見定雄(町長は2007年3月まで)

ただいま「公共施設のアスベストに係る対応と対策について」お尋ねをいただきました。まず、1点目の「町民への情報開示と公共施設利用に係る対応について」のお尋ねでありますが、町民への情報の開示につきましては、アスベスト問題に係わらず町民への情報提供は、開示しなければならないものは的確に対応していかなければならないものと考えております。しかし、今回のアスベストに係る対応につきましては、情報不足の中での情報提供は不安と混乱を招く恐れもあることから、調査結果が出てから周知しようとしたものでありますので、ご理解いただきたいと思います。次に「公共施設利用に係る対応」でありますが、児童生徒の学習並びに部活動等に支障が生じないように、町民の皆さんのご理解、ご協力もいただきながら社会教育施設の使用も含め対応に努めてまいります。次に、2点目の「小学校卒業生への健康不安対策について」のお尋ねでありますが、これにつきましては、保健所や関係機関等の指導、助言を受けるとともに、他の市町村の動向等も見極めながら適切に対応してまいりますので、ご理解いただきたいと存じます。次に、3点目の「アスベスト除去を含めた対応、対策にかかる経費予測とその捻出について」のお尋ねでありますが、学校施設の改修は、9月26日頃に予定されています定量分析結果に基づいて、除去工事を基本とした対応で進めておりますが、改修費につきましては、申し上げられる段階ではありませんのでご理解を賜りたいと存じます。なお、アスベスト定量分析、粉塵濃度測定の委託料等は、この定例町議会に専決処分として報告させていただいておりますが、訓子府小学校及び居武士小学校の代替教室等に係る経費及び給食センターの炊飯機器の購入費等は、この定例町議会に補正予算として追加提案させていただきます。なお、補正額は約700万円であります。また、除去工事に係る財源につきましては、国庫補助金、それから地方債の対象となるものでありますが、年度途中ということもあり厳しい状況にあります。今後、あらゆる面から財源確保に積極的に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。次に、4点目の「国の基準による建築施工と思うが、これらの対策に要する国等の費用の負担の見通しについて」のお尋ねでありますが、現時点ではアスベスト対策に係る新たな財政措置等はありません。ただいま申し上げましたように、特別交付税も含めて国・道等に積極的に要請をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。次に、5点目の「完全施設利用復帰の見通しについて」のお尋ねでありますが、現時点では工期も未定の状況であることから、学校等施設の利用開始の目途は立っておりませんが、1日でも早く安心・安全な学校づくり、環境づくりに全力で対応してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りたいと思います。

質問 9番 上原豊茂

情報開示の関係でありますけれども、ただいま説明にありましたように、調査結果が出ていないという中で、逆に不安が募っても困るということでありますけれども、今後、いろんな形で町民の不安を払しょくするための情報提供を町民向けに行っていただきたい。これとあわせて、当然②で言っております健康不安についてでありますけれども、いろいろと長期にわたるその発症は期間がかかるのだと、時間があるというふうに言われておりますけれども、ある医療関係者のお話によりますと、それはここに大きな差がありまして、非常に短期間で障害症状が出るという場合もあるのだというふうに聞かされております。それらをして考えますと、ぜひこういう状況にあったと、アスベスト使用によるアスベスト浮遊があったのだと。ここで学習した皆さんに、例えば何ら問題がなければいいわけですけれども、そういう健康不安。それらにまつわるいろんな症状等も明示しながら、それら健康不安についての対策はこう取るということを行政として、当然提示するべきだと考えますけれども、これらについての基本的な考え方の確認をしたいと思いますし、実際にこのアスベストが自然界に、例えばその施設等でアスベストを使っているという以外に、自然界でアスベストの浮遊というのが現実にあるのかどうなのか。安全基準というのは、どこでどう決められたものなのか。その辺についてのお話をいただければというふうに思います。

答弁 教育長 小野茂(教育長は2007年9月まで)

ただいま3点にわたりまして、ご質問をいただきました。1点目の情報開示の関係でございますが、これにつきましては、先日の保護者の説明会時におきましても、いろいろご指摘等をいただいたところでございます。今後、学校とも十分連携を図りながら、保護者の不安と解消に向け、的確に対応してまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。それから2点目の健康不安の関係でございますが、これにつきましては、昨日、松浦議員からもございましたように、今後、保健所を含む、国・道等の関係機関、指導機関等の指導・助言を仰ぎながら、これも的確に対応してまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。

答弁 建設課長 竹村治実(建設課長は2009年3月まで)

ただいまご質問の中で、自然界における粉塵濃度等のご質問がございました。これにつきましては、平成7年度でございますけれども、環境庁が発表した調査ということで、住宅や商工業、農地帯で1リットル当たり平均で1.67本。これは平均というか、0から1.67本という形だと思うのですけども、という発表をしております。場所によっては、これよりも低いところもあると思いますけれども、環境省で発表しているのはこういう数値でございます。もう1つ、基準の関係でございますけども、これも大気汚染防止法による基準でございますけども、事業場の敷地境界線における大気中濃度。これは工場等を指しているのでございますけども、それの敷地境界線における大気中濃度1リットル当たり、10本というのが基準でございます。以上でございます。

質問 9番 上原豊茂

確認をさせていただきますけれども、最後に答えていただきましたリットル当たり10本という基準。それは安全基準というのとは違うのですか。それとも、それが安全基準ということなのですか。

答弁 建設課長 竹村治実(建設課長は2009年3月まで)

これはあくまでも、事業所を対象とした基準ということで、設けているものでございます。これはどこのあれを見ても安全というふうには言ってないのですけども、今のところはこれが基準になっていますので、目安というふうには考えるしかないと思います。

質問 9番 上原豊茂

目安という回答でありましたけれども、それぞれいろんな工場等で問題になり、補償等の話題が出ておりますけれども、実際にそれら問題になっていたところは、どの程度の濃度だったかおわかりでしょうか。

答弁 建設課長 竹村治実(建設課長は2009年3月まで)

この基準は、あくまでもアスベストを製造しているとか、使っているところの工場を主にした基準でございます。それの敷地境界線上で10本以内というふうな基準でございます。問題になっている本数とかというのは、それちょっと押さえていませんのでご理解願います。

質問 9番 上原豊茂

今私とやりとりしたように、非常に数値一つにしても何が基本なのか、どこにベースがあるのかというのは、なかなか理解しにくいという状況であります。これらをしても、なかなかその一般の町民が危険性をどうとらえるのか、子供たちに対する不安等も含めて、相当丁寧に情報提供をしながら説明をしていかないと、とんでもない不安を巻き起こしてしまうのではないかと思いますので、それらに対する対策をきちと取っていただきたいというふうに思います。また、学校の関係で、子供たちが非常に窮屈な思いをしているかと思いますけれども、私は当然子供たちの明日を考えれば、この庁舎の中でも、当然こんなことを言うと議員皆さんに怒られるかもしれませんけれども、委員会室等も含めまして、ぜひ開放できるところは開放しながら、子供たちの学習環境整備に努力していただきたいと思いますし、もう1つは、公共施設についての一般の町民の利用等も含めて、もう少し町民に対するそれらの情報提示をしながら理解をいただく、そういう努力が必要かというふうに思います。それとアスベストを使われているテーブル等々いろんな備品があろうかと思います。それらについては、訓子府の公共施設の中では心配ないのかどうか、その辺についてお答えいただければと思います。

答弁 建設課長 竹村治実(建設課長は2009年3月まで)

現在、報道等または世間で騒がれているのは吹付け材。アスベストを使用している吹付け材による被害でございます。これにつきましては、飛散性というふうにとらえております。アスベストを含んでいる建設材等でございますけども、これについては、非飛散性というふうになっております。非飛散性というのは、日常的にはアスベストは浮遊しない。ただ、例えば建物でいきますと取り壊しのとき。それについては、十分注意して取り扱わなければならないというふうな形になっております。以上でございます。

答弁 教育長 小野茂(教育長は2007年9月まで)

ただいまのご質問で、前段の件につきまして若干触れさせていただきたいと思いますが、上原議員ご指摘のとおり、当面の間、環境の変化に伴いまして、子供たちには何かと不便な思いをさせているところでございますけども、町内小中学校、先生方がきめ細かな対応と先生方の子供たちに対する安全確保に向けた積極的な姿勢をいただいているところでございまして、私どもといたしましては、例えばご指摘のように、訓小の場合でしたら子供たちが元気に中学校での生活が過ごせるように、町のスポーツセンター、また公民館等の優先な的な利用。さらには必要に応じまして、リースによるプレハブハウスの設置等による対応等も含めまして、できるだけ不便をかけないような、そんな対応に努めていきたいというふうに考えているところでございます。また、中学生にとりましては、この時期進路指導、また進路学習等、大変な時期でございますけども、これらにつきましても、学校でも十分協議しながらできるだけ学習並びに諸活動等に支障が生じないような対応に努めていきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 9番 上原豊茂

時間がなくなりましたので、私の質問これで終わらせていただきます。あとでまたゆっくりとお聞かせいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

出典:訓子府町議会 平成17年第3回定例会 2005年9月14日 議事録 PDF(11ページ) 間違いを知らせる