中頓別町議会 平成17年第3回定例会 2005年9月28日
2番目の町の公共施設のアスベスト改修工事等について
2005年9月28日、中頓別町議会の一般質問で、星川三喜男議員が「2番目の町の公共施設のアスベスト改修工事等について」質問し、町長 野邑智雄、産業建設課長 尾本導弘、助役 矢部守世が答弁しました。
- 質問者
- 星川三喜男 議員
- 答弁者
- 町長 野邑智雄、産業建設課長 尾本導弘、助役 矢部守世
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 星川三喜男
それでは、2番目の町の公共施設のアスベスト改修工事等について質問させてもらいたいと思います。町の公共施設のアスベスト調査で町民センター大ホールステージで1.2%、小頓別小中学校校舎で3.9%の含有量が検出されたので、次の点をお伺いいたします。まず、一つといたしまして、今後の両施設の改修の日程と経費はどのくらいになりますか。また、かかった経費は国で補てんしないかどうかをお伺いいたしたいと思います。2点目、今後町民、または元町民からの健康被害などの問い合わせが来たときの対応策、要するに検査病院の紹介等がとられているかどうかをお伺いいたしたいと思います。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
2点目の町の公共施設のアスベスト改修工事等について、1点目については産業建設課の尾本課長から、2点目につきましては助役から答弁をいたします。
答弁 産業建設課長 尾本導弘(産業建設課長は2006年3月まで)
1点目のご質問にお答えいたします。小頓別小中学校の校舎につきましては、アスベストを全面除去する方向で計画いたしまして、その工事費につきましては約3,000万円、工事期間は約7週間程度と見込まれております。しかし、施工業者の確保や関係機関への諸手続等の関係から、事業着手は11月になるものと思われますが、早期に発注、完了できるよう努めたいと考えております。町民センターにつきましても全面除去方法で計画しておりまして、工事費は約460万円でございます。なお、工事は同時発注といたしますが、小頓別小中学校校舎を優先的に実施したいと考えております。。次、経費の関係でございますが、現在のところ経費に対する国の補てんに関しては措置される見通しは立っておりません。以上でございます。
答弁 助役 矢部守世
2点目につきまして私の方からお答え申し上げます。健康被害等の問い合わせがあった場合は、町内、町外を問わず総務課住民グループが窓口となり、必要に応じて検査病院の紹介などに努めたいと考えております。なお、遠方からの問い合わせに関しては、北海道が各保健所にアスベスト被害や健康不安に関して健康相談を開設しておりますし、医療機関の紹介をしておりますので、こうした情報の提供などに努めたいというふうに考えております。
再質問 1番 星川三喜男
それでは、再質問させてもらいたいと思います。本当に本町の財政が苦しい中、地域住民といたしましてありがたいことだなと思いますし、私たち山村留学を取り入れている学校ですので、今後とも地域ともども全力を尽くして、この3,000万に沿える努力をしていきたいと思います。その中で、経費に対する国の補てんに関して見通しすらつかないという国の責任感のなさに私は憤りを強く感じております。その中で、工事期間中の安全性や作業が適正に行われているかについて、どのような機関が監督するのでしょうか、これをまず1点伺います。それと、先ほどからも申されておりますが、質問の事項から少しそれますが、答弁ができるのであればしてもらいたいと思いますので、よろしくお願いいたします。私アスベストのことで何日もいろいろと勉強させてもらったのですが、頭の中がパニック状態になって、アスベスト対策についてはいろんなことが、本当に住民にとっても大変な問題だなと思っております。その中で、確かに町の公共施設は調査済みであると伺いましたが、本当に漏れていないのか、隣の町のように病院のボイラー室等々から検査した結果採取されたという形跡もあります。今後とも絶え間なく調査、検査をしていってもらいたいと思います。ここで、質問にちょっと沿わないかもしれないですけれども、質問させてもらいたいと思います。一般住宅でも、インターネット等でアスベストのことについて調べたところ、いろんなことが浮かび出てきました。一般住宅でセメント板、屋根用の化粧スレート、それとか屋根材、それから外装材、内装材など多量に建材として使われていますし、家電製品、ヘアドライヤーとか、昔ありましたあんか、それとか自動車、自転車等のブレーキランニングや接着剤、ペイント剤などと本当に多様に使用されております。また、持ち家などの解体や処分の方法が今後大変な問題になるのでなかろうかなと思っております。例えばこれらを取り壊す際に、対策として行政として指導をどのように考えておられますか。また、解体された建材が家庭ごみとして排出されるおそれがありますが、どのように対処されますか。環境省あたりから各自治体に通知、要請は来ていませんか、お伺いしたいと思います。
答弁 産業建設課長 尾本導弘(産業建設課長は2006年3月まで)
監督機関等の関係ですけれども、宗谷支庁への届け出、それと稚内労働基準監督署へ作業の工程等の一覧を提出してからでなければ工事にかかれない状況にあります。特に稚内労働基準監督署の作業工程等の許可の期間が2週間程度必要とされておりますので、その中で十分安全に作業できるような工程をもって除去作業をしていきたいと、このように考えております。また、2点目の調査の関係でございますけれども、公共の建物については一通り調べておりますけれども、今のところはそのような該当が見当たりません。そのほかに、一般の関係でございますけれども、一般の建物につきましては500平米以上の建物で50平米以上の吹きつけが指標とされておりますけれども、現段階で調査したことにつきましては該当の建物につきましては調査の段階でないということでございます。次に、一般住宅等の解体につきましては、ことし8月から解体する業者につきましては危険物安全主任講習の受講済み者が作業にかかわることが義務づけられております。これにつきましては、町内の建設協会を通じて早急に主任講習を受けていただくようお願いしているところでございます。解体するに当たりまして、主任者の講習、町としてもその書類等について確認をとりながら今後監督していきたいと、このように考えております。(何事か呼ぶ者あり)
答弁 産業建設課長 尾本導弘(産業建設課長は2006年3月まで)
申しわけございません。先ほど申し上げました危険物等の主任技術者は、環境省からの通達によるものでございます。
再々質問 1番 星川三喜男
それでは、再々質問に入らせてもらいます。今いろいろと問題点を私が申し上げました一般家庭等々ですけれども、そこで町民に対して、どのようなことをチェックしたらいいのか、どういう見方をすればいいのか、要するにどこにどのように相談に行けばよいのかといったことをわかりやすく説明したパンフレット等を作成する考えはないか、最後お伺いしたいと思います。
答弁 助役 矢部守世
お答え申し上げますけれども、アスベスト関連に係る健康被害の問題でありますけれども、特にアスベスト関連の施設を利用していた人たち、特に今回は小頓別小中学校あるいは町民センター等々が挙げられたわけですけれども、そういったところで日常的に生活されていた方については、まず第1次的に地元の病院で検査をしていただくということでお勧めをしております。それ以外の方たちについては、一般的に言われておりますのはアスベスト関連の業種にかかわっていた産業的な部分での問題が今新聞紙上で大きく取り上げられているところであります。そういった業種については、中頓別町内においては今のところないと、過去にもないというふうな判断をしておりますので、改めて周知はしておりませんけれども、今後健康被害がもし仮に町民の方、あるいは元町民の方たちも含めて自覚症状も含めて心配であるということが問い合わせがあれば、私どもの方で道で指定している医療機関についても承知しておりますので、そういった医療機関をあっせん、紹介しながら努めていきたいというふうに思っています。町民に対するPRの関係でありますけれども、それについても内部的にどういった形で周知すればいいのかということについて検討させていただきたい。ただ、言えることは、余りにも危険性をあおるような周知の仕方というのは避けていかなければならないだろうというふうに思っています。そういったことでは、正確にお知らせをしなければならないだろうというふうに思っております。そういったことで、内部的な検討も含めて町民に幅広くお知らせする手段を検討させていただきたいというふうに思います。
再々質問 1番 星川三喜男
今の助役さんの答弁の中で余りあおることのないようにと申しましたけれども、私はアスベストのことについていろいろな機関等々から情報を得ながら勉強しました。先ほど来から言っていますように家庭的にも問題な点が多々でなかろうかなと思います。そこで、最後に申し上げますが、アスベストの問題は30年以上前から、少なくとも国の機関が1986年度に、多分大阪府だと思うのですけれども、大阪府で中皮腫の被害を確認して以来19年間も対策を怠ってきたことに、先ほども言いましたけれども、大きな責任があると私は思います。私は、小中学校にアスベストが使用されている地域出身の議員として、この問題を簡単に片づけるわけにはいかないと思っています。今後多発すると考えられる健康被害、それらを予防するための対策は企業、国の責任において実施されるべきと私は考えておりますが、具体的には多分各自治体にそれらの業務を任されるのでなかろうかなと思っております。そこで、私は議員各位の賛同が得られれば将来にわたり国、企業が責任を持ってアスベスト対策に万全を期すよう、近く意見書を提出したいなと考えております。その決意を申し上げまして、私の質問を終わらせてもらいたいと思います。どうもありがとうございます。