訓子府町議会 平成17年第1回定例会 2005年3月14日
自立のまちづくりと財政計画について
2005年3月14日、訓子府町議会の一般質問で、佐藤静基議員が「自立のまちづくりと財政計画について」質問し、町長 深見定雄、企画財政課長 佐藤正好、助役 宮川伊三男、社会教育課長 橋爪実、教育長 小野茂が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤静基 議員
- 答弁者
- 町長 深見定雄、企画財政課長 佐藤正好、助役 宮川伊三男、社会教育課長 橋爪実、教育長 小野茂
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 佐藤静基
私は自立のためのまちづくりについて、考え方をお伺いしたいと思います。昨年12月、合併と自立の両方の条件と計画の二つの協議案が町民に説明され、その選択は、町民にアンケート調査行い、町長はその結果を尊重するとして実行されました。結果、ご承知のように多くの町民は自立の道を求めました。この町民の思いはたとえそれが厳しい道のりであっても、先人が組んだ歴史とともに築き上げた「わがふるさと訓子府」をこれからも自分たちの町として守りたいという強い愛郷心に燃える熱い思いであることを示したものと考えます。町長はこの思いを真摯に受けとめ、苦渋の選択ではあったと思いますが、自立の町として再スタートを決断されました。そして、わずかに限られた短い時間の中で、職員とともに厳しい財源の中で大変な苦労され、平成17年度の予算を立てられたことと思います。その間、私たち町民は不安とある種の期待で、それはまるで子供の頃に先生からもらう通知表を待つような思いでありました。やがて17年度の予算が示されました。その内容を一見して、私たちは愕然となりました。財源の不足が生じたので、新年度も基金2億700万円を取り崩して対応したものでありました。さらにこのまま行けば、平成19年度で基金は底をつくという内容であったからであります。未来に向かって自立の厳しい道を進むという財政再建への意気込みは、特徴的な予算も変化があまり見当たりません。最近、町の中で耳にすることは、「訓子府は大丈夫なの。3年したらお金がなくなるというけど、その後はどうなるの。」不満と失望の声であります。町民は厳しいことには十分覚悟の上で、自立の道を求めました。厳しさは我慢できるけど、その我慢の先に私たち町民が目指す、安心していける、暮らしていける、町の明るい姿が見えてこない。なんとも寂しく、切ない、無念の思いがあるからではないでしょうか。自立していく町には、まず、健全な財政運営を目指すべきであり、その基本は節約予算を立て、自主財源の確保が第一であると思います。すなわち収入に見合う範囲の支出予算を立てるべきであります。これからは現在の財政調整基金は、予算での財源不足にはあてるのではなく、不測の事態に備える町民の安心基金として考えるべきと思います。町長は経費の削減にはできるだけ、町民生活に直接的な影響が出ないよう配慮すると言っておりましたが、その配慮も不十分であると思います。以上のような思いから、少し長くなりましたけれども、以下の件について何点をお伺いを伺いたいと思います。始めに、自立でのまちづくりについての財政計画について伺います。1として、自立のまちづくりには、その前提として財政の安定が基本と考えますが、現状では近い将来、町の財政に破綻が生じる極めて危険な状況にありますが、今後の財政立て直しがどのように行うのかお伺いをいたします。2点目に、自立の継続が可能な新たな財政計画。いわゆる財政推計を作成して、厳しくとも将来のまちづくりに町民の理解と協力のもとに行政と一体となって取り組むために、町民との懇談会を行う必要があると考えますが、その考え方を伺いたいと思います。
答弁 町長 深見定雄(町長は2007年3月まで)
ただいま自立のまちづくりと財政計画について、2件のお尋ねをいただきました。まず、1点目の今後の財政の立て直しをどのように行うかについてでありますが、歳入の半分を占める地方交付税が増加する可能性が低いこと、本町の基金の残高等を考えますと、議員がご推察のとおり厳しい財政状況にあると言えます。一般論としてのお答えになりますが、現在健全な財政運営は歳入に見合った事務事業の実施が基本でありますので、受益者負担の適正化を含めた各種使用料等の引き上げなどによる増収策を講ずることとあわせて、事務事業の見直しなど徹底した行政改革による歳出の削減以外、財政を立て直す方法はないと言えます。次に、2点目の町民と行政が一体となったまちづくりに取り組むため、新たな財政計画を立て上で、町民懇談会を開催すべきではとのお尋ねでありますが、本来ですと根拠のある中長期的な財政計画を立てて、目標設定した上で町民の皆さん理解を得ながらまちづくりを進めていくことが理想でありますが、残念ながら国から中期的な地方財政計画等が示されない現状から、その目標が定められないため、確実性のある財政計画は容易にお示しできないというのが実情であります。しかしながら今後進めていく行政改革、それから相互計画等の策定にあたっては、町民の目線でその妥当性を判断していくことも必要であると考えますので、従前実施してる「青空町長室」や「町内会長・実践会長会議」に加え、住民の理解と協力を得るための新たな取り組みを検討してまいりたいと考えております。なお、こうして取り組みを通じ、町民の皆さんが考えてるまちづくりについての提言なども受けていくことも可能であると考えますし、財政負担の軽減が期待できる地域住民との共同のまちづくりも進めやすくなるものと思いますので、ご理解を賜りたいと存じます。
質問 5番 佐藤静基
先ほどの高橋議員のアンケートの件で、93%の高い回収率に合併を決めたと。非常に、その思いが私も重く伝わってきたわけでありますけれども、自立のまちづくりという方向が決定したわけであります。今答弁にありましたように、財政の立て直しについては、相当厳しい内容となり、町民へのサービスも低下し、負担も大きいと予想されますけれども、先に平成13年から16年度まで3年間実施した行革年度別事項別実施計画では、目標を大幅に超える成果があったとありました。今町長の答弁で、交付税の入る数字がわからないのでなかなか推計は難しいということでしたけれども、当然これは自立の道を歩むということは、そのことも計算された中で推計を立てるべきであり、そうでないと僕は自立は不可能だと思います。それで、先に3年間実施した行革の年度別事項別計画を今後もさらに具体的にレベルを高く上げた、というのは厳しいという意味であります。自立の継続が可能な目標を持った、その種の計画も立てる必要があると考えます。当然、町民も先ほど申し上げましたように、非常に不安であります。いずれ状況が変わって、先ほどの質問にもありましたけれども、新たな枠組みの取り組みがあるにせよ、やはり一方では自立の道をきちっと推計を出すべきだと思います。これが先行きどうなるかわからないから、3年先には財政が破綻するかもしれないと。こういう状況の中で、私は予算を厳しく絞っても、町民は非常にがんばる意欲が出てこないのではないでしょうか。そういうような意味から、今後、町の新たに再スタートしたわけですから、今後、町民との声をよく聞き、先ほどの質問にもありましたように、合併の経過も十分町民にまた結果報告という形で報告をしながら、町民と対話の場所というのは、どうしても私は今後においても今最初の時点で必要でないかと。数日前に、清住地区と駒里地区の青空町長室の内容がでました。冒頭にあるのは、「町の財政が大丈夫なのか、自立はできるんでしょうか。」という非常に関心の高い内容でありました。これは今町長が青空町長室などで、なんとかそれを埋めたいというふうに私は聞きましたけれども、それはそれでいいのですが、どうしても行き届かない地域もございます。ここで青空町長室についても、町が積極的な呼びかけと言いますか、できれば数カ所のチームを組んででも、私は向かい合って話をすべきというふうに考えますが、この2点についていかがでしょうか。
答弁 企画財政課長 佐藤正好(企画財政課長は2009年3月まで)
ただいま二つのお尋ねをいただきました。一つ目について、私の方からお答えをしたいと思います。まず、自立を可能にした財政推計を示すべきでないかというお尋ねでございます。従前、合併の資料としてお渡ししてます資料等ご覧になってお気づきかと思いますけれども、例えば平成15年度から16年にかけて、予測つかないほどの金額。もう2億を超える交付税が減っているという状況になります。これは来年はどうなんだということになりますと、まさに来年もどうなるかわからないと。国の財政、地方財政計画の中では、総額としてはおおむね確保したよという情報はありますけれども、実際は合併の需要額が増えているですとか、人口を調整する段階補正の見直しがあるだとか、そういったもろもろの状況がございます。そうしたことを考えますと、本町の正直な財政計画って本当に試算できるのかといったら、自信を持ったものというものは正直言ってできません。これは北海道も他の市町村も全く同じ状況で、私どもは道に対しまして、なんらかの資料提供を求めた経緯もございますけれども、道もまさに同じような状況で、道としても財政推計ができないんだというような同じ悩みのことのご回答をいただいたところであります。財政推計につきましては、将来もう一定の目標もない中で、町民理解を得るという部分で難しさというのは議員おっしゃるとおりだと思いますけれども、今できることは、例えば3年とかっていう短期な部分だけでなくて、今やれることを最大限取り組んでいくと。それで、仮に地方交付税がこれからどうなるかという部分につきましては、全く先が見えない状況ですから、もしかしたら、予想よりも少ない減額で済むかもしれませんから、そういったことを考えますと、今できることを最大限取り組んでいくと。それにあたっては、当然町民の皆さん方のご意見等なりもお聞きしながら、進めていかなければならないのではないかと考えております。1点目は以上でございます。
答弁 助役 宮川伊三男
ただいま企画財政課長の方から財政運営計画について、若干お話を申し上げました。課長が申し上げましたように、非常に難しく、また厳しい状況にございますけれども、先ほど佐藤議員のお話の中にありました行政改革の事項別推進計画の今後につきましては、引き続きその行革に向けて努力をしていきたいと思っておりますし、今回の17年度の予算編成にあたりましては、昨年の5月に「自立の道を探る財政推計計画」を町民の皆さんにお示しをいたしましたけれども、それに基づいた予算の編成でもあったことをご理解いただきたいと存じます。それから2点目で、今後、町民皆さんとの対話に向けて、青空町長室の充実など図るべきでないかというご意見をいただきました。そのとおりだと思います。今後、こういう機会、あるいは先ほど町長が申し上げましたように、地域団体の代表であります町内会長さん、あるいは実践会長さん。そういう方々との対話も、今以上に進めなくてはならないと思っておりますし、さらには今後まちづくりに向けて、町民の皆さんのご意見を少しでも多く取り入れることのできるような何か組織づくりというものも考えていきたいと、そのように思ってございますのでご理解を賜りたいと思います。
質問 5番 佐藤静基
どうしてもその交付税の数字が決まらないと推計が出せないというか、わからないというのは、事務方の意向としては良くわかりますけれども、それでは町民からしてみれば、先行きわからない中で自立の道を進むことになるんですか。それともう一つ、年度の予算を見ましても、だいたい2億円前後の基金を崩しながらきていると思いますが、予算ですから議会としても、これからもこの予算に対して相当減額できると思います。そのつもりでいると思います。これはだいたい私は目標としては、2億円だと思いますが、その点をひとつまずお願いします。それと今助役の答弁の中で、先ほどもありましたけれども、やはり前回の町民が情報不足と言っている中で、これから起こるべきであろう町を考えるときに、やはりどんな形であれいろんなやっぱり内容がないにしても、今の時点でもいい、将来についてこう努力するというやっぱり積極的な情報の流し方は、もう当然今からやらないと、その時期になってやるんでは確かに正確なものないと思います。けれども、考え方をそう示さないと、町民は我慢はするけれども先行きないという、こういう自立のあり方というのは、私耐えられないと思うんですね。いかがですか。
答弁 企画財政課長 佐藤正好(企画財政課長は2009年3月まで)
ただいま交付税がわからないから町民に財政の推計が示せないというんでは、本来の自立を目標にした町民の理解を得ることをできないのでないかというお尋ねだったんですけれども、まさにそのとおりでございます。ただ、交付税につきましては、毎年、今までもそうなんですけれども、新年度の交付税が確定した時点で、中期的、3年ないし5年ぐらいのスパンのものの推計。一定の条件をはめたものは、議会等にもお示しているところでございますし、そういう意味では、一定の条件を示した中での公表と言うんですか、そういったものは当然やっていくことになりますし、実際それ以上のものというのは難しいというのが現状ですから、当然それを進めてまいりたいと思っております。
答弁 助役 宮川伊三男
まず、交付税の見通しの立たない中で、財政調整基金を取り崩していくことが町民に不安を与えるというご意見はごもっともかと思います。今年の予算で、佐藤議員も前段予算編成にあたっての話がございましたから、ご理解を賜ってると思いますけれども、今年の当初予算で、一般会計では昨年よりも4億5,000万円ほど予算全体の絞り込みをいたしました。そのことによって、財政調整基金の一般分もなんとか2億円そこそこに抑えたというような状況にございます。ただ、これは今年そうしたから今後それでいいというわけではなくて、来年に向けてはさらに厳しい予算編成に取り組まなければならないだろうと。来年の財政調整基金の繰り入れについては、なんとかこうさらに絞っていかないと、現在の全体で一般会計分の目的基金も含めて14億円ほどございますけれども、これが予算編成どれだけ耐えられるかという点から申し上げますと、やはり来年18年度に向けては、さらに厳しい予算編成をしなければならないと。そういう点から申し上げましても、17年度入りましたら、先ほどもちょっと申し上げましたけれども、町民の皆さんとの対話を深めて、町民の皆さんのご意見もお聞きしながら、そして、ご理解いただきながら、その18年度の予算編成に向かっていかなければならないという考え方でございますので、ご理解を賜りたいと存じます。
質問 5番 佐藤静基
時間がないのでちょっと早口になりますが、今まで何年も非常に苦しい財政をやりくりした中で、今年の予算を4億円のところ2億円も減らされたと。赤字をですね。それをさらに削減すべきだと思いますし、このままでいったら3年で行き詰まりなるわけですから、そんな自立なんかありませんから、これどうでしょう。思いとして、どれぐらい減らせるか、ちょっとしこりを残しませんから、目標ちょっと言ってくれませんか。
答弁 助役 宮川伊三男
これはあくまでも目標ということになりますけれども、なんとか一般分の、目的基金は別にして、一般分の財政調整基金については、1億円近くまでなんとかできればなという気持ちでおります。ただ、先ほどから財政課長が申し上げましたように、交付税の動きやその年その年で非常に見通しがつかないという状況にございますから、そこら辺もお組みおきをいただければ幸いかと存じます。
質問 5番 佐藤静基
最後に改めてお伺いますが、自立の道を求めた訓子府の町民は、いかなる厳しい財政運営が続いても、それを覚悟の上で求めた道であります。繰り返しますけど、町民が求めた道であります。町長は受けとめて、決断されたんです。町が破綻し、自分たちの町の自治権を失い、町民には予想を超える大幅な負担増となる赤字再建団体の町となることだけはなんとしても避けなければなりません。自立の町として、将来訓子府を請け負った町長、町民の自立のまちづくりの思いに答えて、町民と痛みをともにして、財政再建に挑まれるのか、または、3年後には町の将来を断念せざるを得ないのか、心のうちを聞かせてください。
答弁 町長 深見定雄(町長は2007年3月まで)
先ほど私の方からお話を申し上げましたように、本町も今国の財政問題等を考えたときに、今までのような形での自立というのは大変厳しいということから合併を推進しなければならないということで、置戸町との合併を今選択してきたわけでございますけれども、ただ、住民アンケートの結果、合併に反対の意見が多かったことから町民の意思を尊重して自立の道を選択したわけですけれども、ただ、このままいけるのかと言いますと、今佐藤議員がおっしゃるように、私も自立でこのままいくということは大変厳しい時代だというふうに思っております。ただ、幸いにしてと言いますか、今私どもの町ではハードの部分はかなり順調にこれまで進んでまいりました。議員皆様方のご理解もいただきながら順調に進めてまいりましたので、これから取り組まなければならないハードなものというものは、その辺に見えないわけですけれども、そうかと言ってそれが全部借金なしでやってきたのかというとそうでもございませんので、その返済もあるわけですから大変厳しい時代に入る。わかりやすく言えば、これから当面我慢の時代に入らざるを得ないというふうに判断をいたしておりますが、現状ではまず自立でいかなければなりませんので、次に示される国あるいは道の方から示される、そのもっと今のような枠ではないもっと大きな枠での新法による合併ということもあるわけでございますので、まずは、それまでは本当に歯を食いしばりながらしっかり本町の運営に努めていかなければならないと思っておりますので、ご理解を賜りたいと思います。間違っても、赤字再建団体にだけはならないように、議員の皆様方にもご理解いただく中で、がんばってまいりたいと思いますのでご理解を賜りたいと思います。
質問 5番 佐藤静基
次に、一般公共施設の利用の適正化について伺います。時代の流れ、社会情勢の変化、町民の生活スタイルも変わりまして、各施設の利用目的、利用者の考え方も多様であります。今日まで町の公共施設の運営方法が当然であったものが、これらの財政の流れを考えるとき、今までの運営を継続していくことが、適当と考えておられるのか、お考えを伺いたいと思います。1として、各施設、公民館、スポーツセンター、農業交流センターの利用者の数、状況、使用料などの再検討見直しの必要があると思いますが、どのように考えておるのか、2点目として、温水プールの運営についてであります。当寒冷地においての運営は、燃料費、高熱水費等の経費が財政の大きな負担となっていると考えます。運営期間の短縮や使用料の見直しなど行い、経費の節減のために利用者に理解と協力を求めて、経費の削減努めるべきと考えますが、そのお考えを伺いたいと思います。
答弁 町長 深見定雄(町長は2007年3月まで)
お答えをいたします。ただいま一般公共施設利用の適正化について、2点のお尋ねをいただきました。まず、1点目の公民館、スポーツセンター、農業交流センター等の使用料見直しについてでありますが、先ほどの質問でお答えしましたとおり、財政健全化と受益者負担の適正化の観点から、公共施設全般について総体的な見直しを行う考えでおります。次に、2点目の温水プールの運営についてでありますが、温水プールにつきましては、平成7年5月3日にオープンし、その年は10月31日まで、平成8年度は4月14日から12月15日まで、平成9年度からは16年度までは4月1日から11月30日まで開館し、多くの方にご利用いただいているところでございます。ご質問のあった温水プール使用料の見直しにつきましては、先ほどお答えさせていただいた公共施設使用料全般にわたる見直しの中で検討してまいりたいと考えております。また、開館時間の短縮につきましても、ご質問いただきましたが、平成17年度開設にあたりましては、ウォータースライダーの運航時間帯の見直しを行い、対前年度予算に比較しまして約70万円の経費削減に努め予算計上させていただいているところでございます。今後におきましても、利用状況、各種大会の開催調整、維持管理経費などにつきまして、十分検討の上関係機関団体等のご意見もいただき、総合的に判断しながら検討していきたいと考えておりますのでご理解を賜りたいと存じます。
質問 5番 佐藤静基
前段の町民スポーツセンターの利用につきましては、見直すということで内容に期待をしております。温泉プールについてでありますが、ただいまの答弁の中で、最初は4月から10月31日まであったということでありました。ご承知のとおり寒冷地の開設期間が長いと多額の経費が必要となってまいります。過去3年間の経費でも、総額3,000万円以下という年は一度もありません。17年度予算ですが、3,174万8,000円となっております。ちなみに、平成15年の数字がいただきましたのでお話しますと、15年度の決算額では、総経費が3,379万4,000円となっており、開設期間の4月から11月までの8カ月だけでも、2,845万円であります。1カ月平均しますと、355万6,000円。1日あたり開設が、ひと月26日でありますから、1日あたり約13万6,000円となっております。一方、利用者の内容を見ますと、これも平成15年度ですが、年間3万4,849人。うち町外から53%であります。1日平均の利用数166人の利用者。また、収入、使用料でありますが、年間合計375万6,000円であります。実質、財源からの持ち出しは3,000万円であります。現状の財政でこの経費を考えますと、せめて経費のかさむ最初の4月、後半の10月、11月の3カ月の開設は、当分見合わせてほしいと思います。見合わせるべきと私は考えます。これは利用者の方々へサービスの低下ということになりますけれども、不便さというのも一つの負担のお願いだと私は考えます。いかがでしょうか。すみません。この最も経費の多い期間の4月、10月、11月の単純経費ありますけれども、この月を無視、もしくは休んでくれますと1,116万6,000円の経費の削減が可能になります。さらに、町外から利用されておる50%以上の利用者の使用料金のあり方も含めて、現在の使用料は適当なのでしょうか。経費のことから考えますと、いろいろ考えがありまして、「せっかく造った施設を利用しない、しづらいというのはどうか。」という声がよく聞かれます。それは確かにそうなんですが、今の状況考えますと、1割に満たないような収入の中で、私はぜひひとつ今申し上げました町長もお考えのように聞こえたんですが、見直しが必要あると思うんですがいかがでしょうか。
答弁 社会教育課長 橋爪実(社会教育課長は2005年3月まで)
ただいま温水プールの運営につきまして、ご質問をいただきました。温水プールの運営にあたりましては、温水プールの運営委員会という組織がございます。そういった中でも、今まで支持、ご意見をいただきながら運営をしてきておりますが、その中でご意見いただいておりますのは、佐藤議員がおっしゃったこととはちょっと逆に、むしろ3月20日ぐらいからでも、むしろ開設してほしいんだというような逆に要望もございます。しかしながら、その3月の下旬といいますと、やはりどうしても寒い時期ですので、特に燃料費がかさむといったようなことから、これはなかなか対応が難しいのでご理解くださいというようなお話をさせていただいてきております。それで今現在は4月1日から11月30日までの8カ月間開設しているわけでございますけども、具体的に4月とか、10月、11月、この3ヶ月について停止してはどうかというようなご発言ございましたけども、内部でもいろいろこういったことについては話がなされておりまして、例えばの例で申し上げますと、1カ月例えば短縮をすると。その1ヶ月の短縮の仕方を例えば11月をひと月分早めたらどうかという意見もございますし、あるいは4月の中から11月の中まで開設して、1ヶ月縮めると。こういった方法もあるかと思います。さらには、今午前10時から開館しておりますけども、これを例えば、午後1時から開館するとしたらどうだろうと。そのことによって経費がどの程度縮減できるか、逆に利用者がどの程度減ってしまうのか、こういったこともやはり総合的に勘案しながら進めていかなければいけないのかなというようなことで考えておりますので、私ども4月1日から11月の末日まで、これは必ずしも固定的に考えておりませんので、今佐藤議員がおっしゃったことも含めまして、今後、さらにそのことによって、今11月には大会が入っておりますので、11月をやめたとしたらその大会をどうするのかといったようなことも考えなければいけないので、あと経費の問題、それから入館者の問題、等々について総合的に判断をしてまいりたいなというふうに考えてございます。それから、使用料についても再度お尋ねをいただきました。これにつきまして、先ほど公共施設の全般的な見直しにつきましては、進めているということでございますのでご理解をいただきたいと存じます。
質問 5番 佐藤静基
私が言ってるのは、開設はひとつの手段ですし、利用料金にも手段であります。心配しているのは、お金のかかることです。そのことを十分わきまえた中で、こういう情勢ですから私は相当思い切った大きなものを減らさないと聖域なく万編にという非常に言葉きれいですけど、私はそれぐらいではとてもとても乗り切れないということでお願いしたわけでして、今答弁がありましたように、削減の方法はいろいろ工夫してやるということよろしくお願いをいたします。次に、歴史館の運営についてであります。昨年の4月に建築53年が経過した旧庁舎を改修し、建物そのもの資料として保存し、活用し、新たに訓子府資料館としてオープンいたしました。多くの町民から寄せられた歴史的にも貴重な資料が整理され、来館者も以前の資料館と比較にならない、町内外からの見学者も大勢であったと伺っております。約1年が経過しようとしておりますが、2年目に入るにあたりまして、1年の総合的な反省をもとに、今後の来館状況などを想定して、さらに効率のいい運営と活用のため、開館日などを工夫して隣接する図書館と併用した利用と管理は考えられないでしょうか。この考え方について伺いたいと思います。
答弁 教育長 小野茂(教育長は2007年9月まで)
ただいま佐藤議員から歴史館の運営ついて、お尋ねのありましたことにつきましてお答えをさせていただきます。訓子府歴史館は、昨年4月3日にオープンして以来、毎週火曜日、木曜日、土曜日の午前10時から午後4時まで開館し、昨年12月末現在で約2,900人、1日平均約21人が入館されております。また、運営にあたりましては、「完全学校週5日制」等に伴う社会教育施設としての役割、あるいは小中学校における「総合的な学習の時間」等にも対応できる施設として、一般の利用もとより、幼稚園・保育園、学校教育での利活用、さらには「歴史館まつり」、「歴史館講座」、「企画展」など開催といった事業にも取り組んでいるところでございます。将来的な運営形態等につきましては、「歴史館ボランティア」あるいは「歴史館友の会」などといった組織の結成に努めながら、その方々が展示資料の説明と管理部門も兼ねるといったことも一つの方法かと考えているところでございます。いずれにいたしましても、今後も気軽に利用いただけるコミュニティー施設的な性格も兼ね備えながら、より多くの方にご利用いただけるような取り組みを基本に、効率の良い運営に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。
質問 5番 佐藤静基
ただいま答弁の中で、数字的なことが示されましたので触れませんけれども、入館総数9ヶ月になりますけれども、2,867人、1日平均21人。この数字は開館9ヶ月としての、この訓子府100年の歴史館としてどういうふうにとらえるのかはわかりませんが、他町の歴史館、目的が必ずしも一致するものではありませんけれども、2年目からの来館数は激減すると言われております。そこでご提案でありますけれども、隣接する同じ機構内である、教育委員会という意味でありますけれども、図書館と併用した運営管理の考え方はどうでしょうか。例えば、開館期間、今アルバイトの方で年間65、6万円、今年の予算があると思うのですが、その経費の節減も含めましてですが、利用者の希望による開館、それと開館日の短縮、それと答弁にもありましたように、気軽に利用できる体制を作るという意味から両施設の図書館と歴史館のことでありますが、両施設の特徴を生かして図書の一部、例えば専門書的なものは歴史館へと移動するとか、あるいは歴史館に来られた方には、図書と両面の活用を考えられないだろうか。歴史館で当初の目的が子供たちに入って、そこで他の歴史館と違った教育の場とするというふうに伺ったものですから、そういう使い方をして、歴史館の資料のものだけでは、果たしてこれからこの3,000人近い数字が経費をかけてやる必要があるのか、せっかく隣接しているわけですからその辺の工夫もぜひ私がやるべきだと、いかがでしょうか。
答弁 教育長 小野茂(教育長は2007年9月まで)
ただいま佐藤議員からご提言いただきましたことにつきましては、今後の利用者の推移等によっては、近い将来検討しなければならない時期にくることも否定はできないものと考えますが、現状開館して1年でございます。厳しい財政状況の中で、関係者また議員の皆さまのご理解をいただきながら、多額の事業費を投入していただき、先人の訓子府町開拓の足跡を後世に残すというようなことを目的に改修整備いただいたこの訓子府歴史館を先ほど申し上げましたような、例えば生涯現役としてご活躍いただいているお年寄りの方、また、その分野に関心、興味等お持ちの方にご協力いただくなどのことも視野に入れながら、ぜひ前向きに多くの町民の皆さんの身近な学習の場として、また、コミュニティー交流の場として利活用を目指し、利用者の利便性を図りながら展示内容もまた充実、また子供たちからお年寄りまで喜んでご利用いただける企画等にも目を向けながら利用者の増に努め、施設の投資効果、投資効率を高めていくことが、今私どもに与えられた責務であるというふうに考えているところでございまして、ぜひご理解を賜りたいと思います。以上です。
質問 5番 佐藤静基
よろしくお願いいたします。最後に公園などの維持管理費についてであります。レクリエーション公園および各公園施設管理費が平成17年度予算総額3,051万5,000円で、前年度比113万2,000円の減額となっておりますが、現在までの利用数やその必要性を考えますと、事業効果として私は問題があると考えます。委託料、管理費、これも開設期間など見直しをかけ、さらに大幅な経費の削減が必要と考えておりますが、どのように思いますか。
答弁 町長 深見定雄(町長は2007年3月まで)
次に、公園等の維持管理費についてのご質問いただきました。平成17年度の公園費予算につきましてはご質問のとおり、総額で3,051万5,000円で、前年度比113万2,000円の減額となっておりますが、公園費で管理する対象施設としましては、レクリエーション公園、中央公園、銀河公園など条例で定められている公園施設のほかに、平成17年度から複数の課で管理しておりました児童公園や遊具施設につきましても一元的な管理を実施する考えでおります。ご提案の趣旨と同じ考え方に立ち、ここ数年は利用期間の短縮や経費の徹底した見直しを進めてきましたが、一方では、各公園とも施設の老朽化が目立つようになってきており、維持補修にかかる費用は年々増えていくことが予想されます。しかしながら、今後も経費の削減を推進し、町民が公園の管理運営に参加する方策などの検討進め、町民の憩いの場としての各公園の利用者を増やし、最小の経費で最大の効果を発揮できるよう努めてまいりますので、ご理解を賜りますお願いいたします。
質問 5番 佐藤静基
この件につきましては、以前にも質問をいたしまして、その後も、渡邉易右エ門議員からも指摘された経緯がありますけれども、私たち町民は厳しい財政での予算編成にあたっては、先ほども申し上げましたが、町民生活に与える影響に配慮した中で、事業の総点検を行い、最小の経緯で最大の効果を上げる。そういう行政運営を目指したいという基本編成に期待をしております。町民の生活に比較的影響の少ない事業費の削減も、町民生活を守るための配慮につながるのではないでしょうか。聖域なき総点検を行い、事業費の大幅な削減、廃止まで行っている中での現状の財源から、毎年3,000万円の公園費は、経費のかけすぎたと思います。先ほども答弁にありましたように、町民の目線では理解しがたい予算ではないでしょうか。管理委託料、今年もそれだけで2,300万円。せめてこの50%ぐらいは節約して、今後の厳しい財政運営のために残すべきです。いかがでしょうか。
答弁 町長 深見定雄(町長は2007年3月まで)
大変財政的に厳しい中で、今前段からお話がございましたように、例えば温水プールであるとか、歴史館であるとか、レクリエーション公園の維持管理というようなこと。これらの施設につきましては、当初から利益が出るようなそういう施設ではなくて、町民が少しでもこの町に住んでいることに誇りを持っていただける、喜んでいただけるようなそういうまちづくりの一環として、多くの皆さんに利用していただきたい。さらには、また町民だけではなくて、町外の方々にも来ていただいて、少しでもこの訓子府の良さを知っていただき、さらにはまた買い物等もしていく中で、町がうるおうような、そういう町づくりという観点から、この温水プール、あるいはレクリエーション公園の維持管理等も徹底してやってきたつもりでございますが、確かに今ご指摘ございますように、非常に利用者も少ないというような問題もございまして、経費をこのままかけていくということは、今日の自治体運営という観点から見れば、非常に厄介ものになっているように見えるわけですが、その辺については、これから十分精査をして対応してまいらなければならないと思いますが、前段こうした施設を建設した背景としては、やはり多くの町民のみならず町外からの利用者も含めて、町の活性化に向けた施設整備ということもあったわけでございまして、そうしたことも一応ひとつご理解をいただきたいと思いますが、いずれにしても、今日の自治体に迫られている財政運営というものを考えた時には、この辺ついては厳しくメスをいれなければならない部分もございますので、今後、こうした施設の運営等について、今佐藤議員からいただいたご意見も参考にさせていただきながら十分検討してまいりたいと思いますので、ご理解を賜りたいと思います。
質問 5番 佐藤静基
これは私の考え方と言いますか、一つの提案でありますけれども、最近町民の方が公園と言いますか、地域を美しくする、以前に私申し上げますけど、訓子府の町は遠くは緑豊かな森林、その内側には牧歌的な風景、農村独特のすばらしい風景。それに囲まれて町があります。これはそれを見ただけで、町自体が公園だと私は考えております。最近、特に町中で目にすることは、女性の方が盛んに、熱心にやっておられるガーデニングであります。これは人によっては、非常に台をつくったり、歩道ぎりぎりまではみ出して楽しみにやっておられます。これを何とか、町の人づくりと言いますか、交流の一環につなげないものかなと。例えば、わずかな金額でもいいから町内会単位と言いますか、個人単位でも結構ですが、そういうものの競励会とか、そういう競うような、楽しく競う、そういう意味の町全体の美化に若干予算を使っても、私は何か身近に美しいまちづくりとしての住民の気持ちはそこに何か救われるんでないかと思うのですが、その辺についてはどうでしょうか。
答弁 町長 深見定雄(町長は2007年3月まで)
まさにおっしゃることはよくわかります。かつて、訓子府町も「花いっぱい運動」したことがございますが、ただ、その場合沿線の町民の皆さんに、そのこと良くご理解いただいて維持管理をしていかないと、この花いっぱい運動も、ただ、そこに植木鉢を置いただけで終ってしまう。「この活動は町がやったんだから、町がその花壇に水をやりなさい。」と言うような話になってしまいますと、これはなかなか本来の目的に照らして、それが何か不発に終わってしまうと言いますか、そういう形なってしまう。本当に沿線の住民の皆様方に町がやった「花いっぱい運動」であったにしろ、そこに水をかけてくれるぐらいのやはりご理解ご協力がない限り、町だけでそのまちづくりだとか、「花いっぱい運動」とか、そうしたことはなかなか厳しい問題があります。従って、今佐藤議員のおっしゃることもよくわかりますが、こうした運動をもう一回再現するとすれば、その辺の住民の皆様方のご理解をいただいた中で、ひとつ取り進めていかなければならないと思いますので、検討させていただきたいと思います。
質問 5番 佐藤静基
以上で質問終わります。