小清水町議会 令和2年第8回定例会 2020年12月15日
本町の畑かん事業の安全対策と寿命化について
2020年12月15日、小清水町議会の一般質問で、鬼塚茂議員が「本町の畑かん事業の安全対策と寿命化について」質問し、町長 久保弘志が答弁しました。
- 質問者
- 鬼塚茂 議員
- 答弁者
- 町長 久保弘志
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 2番 鬼塚茂
それでは、もう1件、続きまして本町の畑かん事業の安全対策と寿命化についてであります。国営畑地帯土地改良事業は、昭和53年度に着工以来、実に29年間の長い年月をかけ、平成18年度に完成いたしました。農産物の生産性の向上や営農作物の効率化など、地域農業の発展に大きな役割を果たしてきています。畑かん事業では、畑地に用水を安定的に供給するために緑ダムを新設し、頭首工、用水路、排水路、道路などが一体的に整備されました。ただ、現在まで最初の着工から、約42年も経過していることと、地震等による水漏れなどが心配されます。安全対策がどのように行われているのか、また配管の種類によっても異なると思いますが、配管の更新基準年数が40年、60年とも言われておりますが、年数が経過していることでの寿命化の対応策についてもお伺いしたいと存じます。
答弁 町長 久保弘志
お答えいたします。初めに、安全対策ですが、畑かん施設等においては、平成18年度の供用開始以降、数度の地震に見舞われてはおりますが、漏水等管路に異常が発生した実績はございません。仮に、漏水等が発生した場合の安全対策では、流水量異常が感知された場合、ファームポンドに設置されております遮断弁が作動して末端への給水が止められる仕組みになっております。そのため、ファームポンド以降の管路につきましては、地震等により漏水が発生した場合であっても、管路周辺が水没するというようなことはございませんので、御安心をいただきたいと存じます。次に、寿命化の対応策でございますが、本町を含める1市4町で構成される国営畑地かんがい事業斜網地域維持管理協議会が、国土交通省北海道開発局より維持管理業務を受託しております管路につきましては、ほとんどが法定耐用年数40年とされるダクタイル鋳鉄管が敷設されており、最も古い管路は昭和58年に敷設され、本年で37年を経過しております。ただし、法定耐用年数ごとに全管路の更新を実施することは費用面でも現実的ではなく、実使用年数では60年から80年の使用に耐え得るとされております。安全対策にもつながりますが、所有者であります北海道開発局では老朽化の度合いを点検するため、おおむね10年から15年に一度機能診断を実施しております。その結果を基に、開発局と協議の上、補助事業等の活用を検討しながら、適宜必要な箇所の更新を実施していきたいと考えておりますので御理解いただきたいと存じます。なお、直近の診断結果では、町内の全ての管路は、5段階中の上位1、2であるS5からS4のおおむね健全な状態である旨の報告を受けております。以上でございます。
質問 2番 鬼塚茂
ただいまの町長からの御答弁ですと、やっぱり安全面それから管の状況がすばらしくいいということでありますが、時代の移り変わりで農家の経営者も若返り、畑かんの事業もだんだん記憶が薄れてくると思います。バルブをひねるといつでもどこでも給水ができ、便利な施設ですが、1年1年寿命が短くなっていくのも事実でございます。管の破損等で大きな災害を起こさないよう、今後も引き続き万全な安全対策、管理をお願いいたしまして、私の質問を終了させていただきます。