小清水町議会 令和元年第3回定例会 2019年6月18日
防災計画並びに自主防災組織について
2019年6月18日、小清水町議会の一般質問で、佐藤智議員が「防災計画並びに自主防災組織について」質問し、町長 久保弘志が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤智 議員
- 答弁者
- 町長 久保弘志
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 7番 佐藤智
はい、7番。さきに通告してございます防災計画並びに自主防災組織について質問させていただきます。去る6月3日に、網走第四中学校で地震による津波を想定した避難訓練が行われ、オホーツク管内でも、地震に対する備えが行われております。昨今の異常気象が激しさを増す中、大雨特別警報の基準見直しが検討され、平成29年には、避難勧告等に関するガイドラインの改定があり、高齢者等が避難を開始する段階であることを伝達する方法や要配慮者の避難の方法並びに福祉避難所が洪水、浸水予想範囲内に指定されていることなど、ハザードマップを含め、町民が安全・安心に暮らすことができるまちづくりの観点から、防災計画の見直しが必要かと思われます。また、平成28年3月改定の防災計画の中で、自主防災組織等の協力を得ながらとありますが、現在での自主防災組織の現状をお知らせいただきたく、町長の御所見をお伺いいたします。
答弁 町長 久保弘志
お答えいたします。防災に関する質問でございますが、近年、全国各地で地震や台風など、多くの自然災害が発生し、大きな被害を及ぼしておりまして、昨年には、胆振東部地震の発生により、本町でも全戸停電の被害があったところでございます。これを教訓に喫緊の課題である防災対策について検討を進めておりまして、一つには、先ほども若干申し上げましたけれども、情報伝達手段でありますが、これについては以前にも申し上げておりますが、小清水町情報メールの活用の拡大を図るほか、多様な伝達手段の導入を検討しておりまして、本年2月に地域コミュニティラジオFMあばしりが開設されましたことから、今回、補正予算に計上させていただき、町内での電波の受信状況を調査する予定でありまして、この結果により、今後の情報伝達の手段としての活用を検討していきたいと考えております。また、本年度には、防災ハザードマップを作成することとして、当初予算にも計上しておりますが、この中では、洪水や津波の浸水予想区域などのほかに、防災に関する備えですとか、避難所や避難の方法などの情報を載せることとしております。御質問のありました、福祉避難所につきましては、本町では愛寿苑のみとなっておりますが、この指定には、施設としての条件がありますことから、他の施設の指定は難しいものでございます。これらの防災に関する事項を規定し、防災及び災害対応の基本となるのが、小清水町地域防災計画でありまして、御指摘のとおり、平成28年3月に見直しを行っておりますが、それ以降に避難情報の改定など新たな項目もありますので、今後も必要に応じて内容の見直しを行ってまいりたいと考えてございます。また、この地域防災計画の中では、自主防災組織の育成もうたっているところでございますが、今のところ自治会における自主防災組織は平成30年8月に結成された1件でありまして、組織率は高くありませんが、現在、各自治会へ働きかけや御助言などの取り組みを進めているところでございます。災害の発生時には住民みずからの自助、地域における共助、そして日ごろの災害への備えが非常に大切でありますので、自主防災組織にはこうした地域の防災対応力の向上に重要な役割を担うとともに、活動を通じた地域コミュニティの活性化を期待しているものでございます。以上でございます。
質問 7番 佐藤智
はい、7番。何回も情報メールの件につきましては理解いたしましたところなんですが、先般の学校だよりの中で、学校連絡網サービス「フェアキャスト」が利用できないかというような考えもありまして、今後の見直しを含めて、町長の御所見を伺うとともに、本町の土砂災害地域が2カ所あるわけでございますが、この災害警戒地域の近くに避難所が指定されていることなども含めて、大幅な見直しを求められるほうがいいんではないかと思っておりますので、その件につきましての御所見をお伺いしたいと思います。
答弁 町長 久保弘志
1点目のフェアキャストの関係でございますが、昨年の胆振東部地震の際にも活用はさせていただいております。これは、子供たちの保護者の方々に対する情報の提供ということでございますが、これについては、かなり有効な手段であるというふうに考えてございまして、そこに情報を送ることによって、地域にも拡散をいただくというようなことで、昨年は取り組みをしておりますので、今後も有効なツールとしてなお一層、有効に活用していきたいというふうに考えてございます。2点目の土砂災害区域の関係でございますけれども、これらについても、逐一見直しをしていかなければいけないというふうに考えてございますし、その基準の考え方も年々やっぱり厳しくなってきている、雨についても100年確率が1000年確率になったりというようなことで、そこはやはりそれぞれ実態と合わなくなってきている部分があります。それについては、やはり防災計画の見直しの中で、さまざまな形で検討してまいりたいというふうに考えてございますので、御理解をいただきたいと存じます。
質問 7番 佐藤智
はい、7番。先般の新聞報道で、海抜3メートルの網走第四中学校では避難訓練が行われております。新聞報道によりますと、能取岬沖20キロを震源としたマグニチュード7.5の地震で、5メートルの大津波警報が発令され、21分後には津波が到達するとの想定で行われておりました。過去を見ますと、昭和31年網走沖マグニチュード5.8の地震、昭和32年には網走沖でマグニチュード6.3の地震により、網走市で津波が観測されております。網走市斜里町では、道路沿いに海抜何メートルという表記がありますが、小清水町ではありません。また、町内見回しますと、国土地理院の地図では、原生花園国道付近の湿地帯で標高1.3メートル、これは国道からすぐ眺められるところに表記がございます。また、道道467号栄浜小清水線のユースホステル近辺の道路では標高2メートル、また、止別川河口付近では標高4メートルとなっております。観光客の増加する中、住民及び観光客の避難や誘導を想定した訓練や海抜何メートルかを表記した看板を国道、道道に設置するなど、今後の対策についてお伺いしたいと思います。
答弁 町長 久保弘志
はい、お答えいたします。本年度、ハザードマップを作成することとしておりますので、その中で、そのような、言われたような標高の表示だとか、そういう部分については十分検討してまいりたいというふうに考えてございます。これは、一気に整備をしていくというのはなかなか困難ではあると思いますけれども、ある程度、年次計画的なものを立てながら、そこはしっかり取り組んでいきたいというふうに考えてございます。津波についても、当時、平成19年ぐらいですかね、津波警報が発令されたときに、1回マップもつくっておりますが、そのときには津波は来ないと、10メートルは来ても来ないよというようなことの実はハザードマップをつくった経過もございますが、やはり、そこは基準的なものも変わってきておりまして、議員がおっしゃられたように、原生花園の国道付近については、浸水がするだとかいう状況も変わってきているのかなというふうに感じてございます。それについては、ハザードマップをつくっていく中で、そういうようなことも含めて、いろいろ検討していきたいというふうに考えてございますので、その際には、議員さん、議会の皆さんにもお話、協議をさせていただきながら進めていきたいというふうに考えていますので、よろしくお願いをしたいと思います。
質問 7番 佐藤智
大変、自然災害が異常さを増す中で、今後、速やかなる対応をお願いいたしまして、質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。