みんなの議会

清里町議会 令和元年第4回定例会 2019年9月17日

清里町における関係人口の創出・拡大について

2019年9月17日、清里町議会の一般質問で、堀川哲男議員が「清里町における関係人口の創出・拡大について」質問し、町長 櫛引政明が答弁しました。

質問者
堀川哲男 議員
答弁者
町長 櫛引政明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 堀川哲男

今回、私は清里町における関係人口を増やし、そしてまちづくりに生かしていく手法について質問させていただきます。人口がどんどん減っています。総合戦略で目標として掲げた4千 200 人を大きく割り込み、現在4千 30 人。4千人を切ってしまうのもカウントダウン状況です。そのような中、今注目すべきは関係人口だと考えます。まだ余り聞き慣れない言葉ですが、総務省によると関係人口とは、移住した定住人口でもなく、観光に来た交流人口でもない。地域や地域の人々と多様に関わる人々のことを指します。つまり地域に関わってくれる何らかの形でその地域を応援してくれるような人達。清里町を応援してくれる清里町と関わりのある、様々な人達のことです。例えば、町外に住む清里町出身の方々。清里町に仕事や観光で来て、清里町を気にいってくれた人。グランフォンド、斜里岳ロードレースに参加する人。夏に合宿に来る東大陸上部。そしてふるさと納税で応援してくれる人。フォトコンテストに応募してきた人。清里町に興味を持ち、応援してくれる人達全てが、関係人口だと言えます。清里町を応援してくれる人たちを清里応援団、あるいは言い方を変えると清里サポーターとしましょう。その人たちに、例えばふるさと住民票なるものを発行して、清里町の準町民になってもらいます。そうすれば4千人の町でも、準町民を合わせれば3万人にでもなり得るのです。このような清里町応援団会議の創設を提案します。町として関係人口の創出と拡大についてどのような考えを持っているかをまずお尋ねしたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

只今、堀川議員からいただきました、清里町における関係人口の創出・拡大についての御質問にお答えをさせていただきます。御案内のように清里町の人口につきましては、昭和 35 年の1万1千 12 人をピークに減少傾向にあります。この令和元年8月末の住民基本台帳では先ほどお話がありました4千 30 人となったところでございます。町では人口減少・少子高齢化対策として、移住・定住対策、雇用の創出、体験型観光の推進、子ども子育て支援、教育環境並びに生活環境の充実、商工振興の強化、農業経営の安定化方策など、各分野ごとに目標の達成に向けて様々な対応・対策を進めてきているところでもございます。ご案内の関係人口でございますが、議員の方からありましたように、定義としてはご案内のとおりに移住した定住人口でもなくて、また観光に来た交流人口でもない。地域や地域の人々との多様に関わる人と、そういうふうに定義づけられているというふうに聞いております。国におきましても地方創生の新たな総合戦略の柱として、短期滞在やボランティアなど、様々な形で継続して関わっていただける方々。いわゆる関係人口の拡大。これが掲げられているところでもございます。また総務省ではその他、地域外の方々が、関係人口となるきっかけの提供に取り組む、地方公共団体を支援する、モデル事業。関係人口創出・拡大事業を実施しているところでもあります。本町における関係人口の取り組みとしては清里町ふるさと応援事業、ふるさと納税等の取り組みがありますが、関係人口は地域のファンとしての一面もありまして、何度も清里町を訪れてくれる観光客や、清里焼酎などの特産品を定期的に購入してくれる方。また清里町の良さをSNSなどで発信をしてくれる人達。さらには清里の物づくりや、事づくりに関わっていただいた方。例えば焼酎瓶。そのリニューアルに関わっていただいたクリエーターの皆さん。こういう方々も含まれるものと思っているところでございまして、要は清里を愛して応援してくれる方々の集まりといいますか、そういうイメージを持っております。こうした方々は交流人口とともに増やしていくということが地域の活性化や元気に繋がっていくものと考えております。そのために、これらの関係人口、交流人口。まちづくりや地域づくりの課題解決にも関わってもらえるような、そうしたネットワークへと広げていく。こういうことがこれから必要になってくるものと認識をしているところでございます。御質問にありましたふるさと住民票制度。町民になってもらうということになろうかなと思います。それと、またもう1つは、北海道も実施を始めました北海道応援団会議。いわゆる清里町応援団会。そうした創立等も含めながら、清里町に何らかの強い思いを寄せてくれる、そのファンをつくる。そうしたことが必ずや必要になってくるものと認識をいたしております。今後十分にですね、これらの内容について検討を加えながら、これらの導入に向けた対応策について、進めてまいりたいというふうに考えているところでありますので、御理解を賜りたいというふうに思います。以上、申し上げまして、1回目の答弁とさせていただきます。

質問 4番 堀川哲男

ただいま答弁いただきました。まさに、清里町を応援してくれる人を増やしていく取り組み。それが関係人口を増やしていく取り組みということに繋がると思います。それでは関係人口の増加に繋がる取り組みについて、個別に再質問させていただきたいと思います。まずは、ふるさと納税について。ふるさと納税は生まれ故郷はもちろん、お世話になった地域、応援したい地域へ寄付を行うことにより、それぞれの地域との関係が生まれ、そして寄付をいただいた市町村は自慢の特産品をお礼にお返しします。この制度が始まって、平成 20 年から始まって 10 年近くたちますけども、次第に返礼品競争がエスカレートし、本来の趣旨とは違う方向になってきました。なので、総務省は、返礼品はあくまでも地元のもので、そして御礼の品物の金額も、寄付額の3割以内という風に制度が厳格化されているのも、現在のところです。しかし、それでもやはりお礼の品は充実させ、特産品として町をPRして行かなければならないと考えます。清里町でのふるさと納税においては、積極的に取り組む以前の平成 27 年度は 119 万円。平成 20 年からの累計でも 300 数十万円とあまり多くはありませんでした。そこで、ふるさと納税のサイトと提携した平成 28 年度からは、一気に寄付額が伸びまして、平成 28 年度 771 万円。平成 29 年度 842 万円。ちなみにですけども、寄付金の使い道を寄付してくれた方は指定ができるんですけども、寄付金の使い道の希望としては、次代を担う子供たちを育むふるさとづくり。子供たちにできるだけ使って欲しい。そのような希望が全体の7割を占めています。昨年度ですが、昨年度の清里町のふるさと納税寄付額は 777万円でした。前年から比べて 13%の減少。オホーツク管内では、残念なことに下から3番目というような寄付額でした。実例を申し上げますと、管内トップの紋別市は 21 億5千万円。これはもう別格ですけども、隣町、小清水町は2億9千万円。大空町1億7千万円。ほとんどの地域が2千万円を超える、5千万円台もかなりの数です。他の市町村が順調に寄付額を伸ばしている中で、清里町は残念ながら低調な横ばいを続けています。より良い関係人口をつくっていく上で、ふるさと納税にもっと町は力を入れていくべきだと考えますけども、町としてのふるさと納税に関する考え方。これをお伺いしたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

関係人口とふるさと納税の関係でございます。ご案内のように、ふるさと納税制度、平成 20 年からスタートいたしました。元々自分を育んでくれたふるさとに、幾分かの自分の意思で寄付行為ができないかというところから始まった制度でございました。ただ現在としてはですね、実際問題としてはそれ以外のふるさと以外の自分が生まれ育ったと関係なく寄付をして、返礼品を目的に近い、そういう運用の仕方がずっとされてきたということですから、沢山の寄付金を集めているところは、人気商品をずらっと並べてですね、自分の町で作ったもの、また採れたものと一斉関係なしにやって、大量に寄付金を集めたという事例も出てきているわけでありまして、そんなところから今回、総務省ではそれでは本来の元々のふるさと納税の趣旨が違うということで、元の姿に少しでも戻そうということの中で、返礼金については地場のものでなくてはなりません。それから返礼品の金額については、寄付金総額の3割ですか、超えることは駄目ですと。それを超えるとペナルティーとして、納税の形での減税はできないという、そういう仕組みになってきているようでありますが、ただこの間、委員会での答申がありまして、それが果たして規制がどうなのかということで、今少しすったもんだしているような状況かなというふうに思っております。清里町においては、もともとこの寄付金を目的に町の財政運営を行うという考え方が更々なかったわけでありまして、ただ、やはりそこで使われる地場のものであれば、それを買い上げて返礼品として使うことによって、買い上げた先の企業の皆さんは少しでも潤っていただくことができるんではないかというような中から、地場産に限定した今まで取り組みをいたしました。そうした結果、1番人気はじゃがいもと玉ねぎのセットであります。2番人気は、玉ちゃんまん。3番人気はじゃがいも焼酎とこういうふうになっております。それぞれ関係人口や交流人口との関係で、町の場合は斜里岳の登山だとか、マウンテンバイクだとかいろんなそういうアクティビティ、要は体験型のですね、商品を用意してやったところなんですが、現状としては、そちらの申し込みというのは、ほとんどないという状況で、やはり品物を目当てに寄付をされる方の方がはるかに多い実情になっているということでございます。また、このふるさと納税の関係、初めは、さとふるで開設をしたんですが、それだけではやはりあれだなということで、ふるさとチョイスという、もう1つの仲介窓口があるもんですから、そちらと、今2つになってから 700 万、800 万という数字になってきた。それまで 100 万台の御寄付であったかなということでありますので、窓口をもう少し広げることによって、まだ手法はあるのかなというふうに思っているところでもありますし、また返礼品の関係においてもですね、どうしても清里の場合、海がないものですから、海のものを用意ができないと。人気商品のトップは海のもの。そしてほぼトップ、同格なんですが、あと畑のと言うよりもというよりもお肉ですね。そういう関係が、非常に返礼品のトップにあるということでもありますが、残念なことに両方とも清里では地場物としての用意をすることは、極めて難しい環境にあるというようなことで、今ある中で少しでも魅力的な物を揃えながらやっていきたいなと。それと先ほど申し上げましたように、仲介サイトをもう少し増やすことによって、さらにPR効果が出てくるのかなと。そんな思いでいるわけでございます。新たな返礼品として、今、緑でコーヒーをやられている。その部分今回入れましたので、その部分今回入れましたので、もう少し見ていきたいなというような思いもいたしているところであります。いずれにしろ批評をいただくことについては、非常にありがたいことでありますから、その法の規制の範疇、また返礼品の見直しの中においてもですね、少しでも寄付額が増えるように我々としても色んな面で努力をしていきたいというふうに考えておりますので、ご理解を賜りたいというふうに思います。以上であります。

質問 4番 堀川哲男

今、町長の方から返礼品の一番人気は海産物。2番目はお肉というふうなお話がありましたけども、実際そのとおりでありまして、海を持っている自治体は非常に強くて、カニですとか、いくらですとか、そういうもので目を引くような返礼品を用意して、それで寄付額を伸ばしている現実もありますけども、海のない町でも随分頑張っているところはあります。それで言えば西興部ですと地元でつくられているギターを返礼品にして、寄付額を 2.4 倍に増やしているという事例もありますし、津別町なんかも海のない町ですけども、津別町も4千8百万円。津別町は寄付をいただいています。工夫次第で、海のない町でも、肉のない町でもどんどん活躍の場はあるんだろうなというふうに思います。本来の趣旨で言いますと、清里町を選んでくれて応援してくれる人を増やして、そして清里町を選んでくれて寄付を頂くというのが1番の趣旨で、それが1番ありがたいわけですけども、やはり目につくような特産品を、まずは目につくところにPRする。そこから清里町への応援の入り口をつくっていくという手法も必要でしょうし、特産品を新たに作っていくっていう、そういう醸成と言いますか、特産品を作っていくっていうことにも繋がっていくと思うので、その辺はやはり力を入れていただきたいなというふうに思っています。自分でも清里町のふるさと納税が増えない訳ということを、分析させてもらったんですけども、まずはお礼の品がやはり少ないなっていうふうに、それは感じます。先ほども言われましたように、人気の品物が農産物。じゃがいも・タマネギなんかは全体の6割を超える人が返礼品として希望しているわけですけども、残念なことにじゃがいも・タマネギの掲載が、受付終了になっていたりですとか、受付期間外になっていたりだとか、その辺のやっぱりちょっと残念なところがあって、そこに目が行かないのかなというふうな感じもありますので、人気の農産物を品切れさせないで掲載するために、生産者ですとかJAと検討を重ねて欠品しないような形で進めていっていただきたいなとそのように思います。その他にもユニークな返礼品を考えられるわけですけども、例えば木工品。木工同好会の方々がつくる木工品もありだと思いますし、陶芸品もすばらしい陶芸品も町内でつくられております。または手紬ニット。あれなんかも、もの凄い貴重なものとして重宝されているところですし、ましてや日本一とも言ってもいい小麦粉ですとか、そば粉。澱粉、きな粉。これもどんどんPRしていって欲しいですし、アクティビティでダウンヒルサイクリングですとか、渓流釣り体験だとか。とにかく、まだまだたくさんの返礼品が生まれてくるように思います。目に引くようなお礼を増やし、さらにPRしていかなければとこのように思います。そしてもう1つ、現在のままではせっかく寄付したのに、寄付してくれた方と町との繋がっている間。これがなかなか生まれない。生まれて行かないのが現状かと思います。清里町を応援するのであれば、清里町への町への応援メッセージを書き込む欄を設けていただきたいですし、町からも寄付してくれた方々にメッセージを伝える方法、これも必要だと思います。さらに使い道も、先ほど子供たちのためにというような寄付が1番多いということでしたけども、使い道も特色を生かして、清里町の特色を出した使い道。例えば神の子池の環境を守るですとか。百名山の斜里岳の環境守る。あるいは特産品のじゃがいも焼酎を応援するですとか。清里町独自の目にひく、神の子池なんかは本当に清里町という名前よりも神の子池が有名なぐらいですから、その神の子池の特徴を生かした使い道を提案するですとか。ぜひそういうような使い道の特色も出していっていただければいかがかなとそのように思います。そしてふるさと納税をしてくれた人には、ふるさと住民票を発行し、さらに絆を深めてもらい、また次の年も応援していただく。そのような仕組みづくりが必要かと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

ふるさと納税の関係でありますが、納税をしてもらうための色々な商品の集め方。または開発の仕方と、いろいろ御提案をいただいたところでもあります。今現在で、清里町では 29 品目を一応登録をして発売をし、それに寄付をお願いしているというようなことでありますが、その中に、まだ先程御提案をいただいた部分として木彫だとか陶芸だとか、そういう部分はまだ入っていませんので、これらが果たして作られている方々のニーズと合うかどうかと色々ありますので、検討を加えていければいいかなというふうに思っております。それとまたその寄付を受けた以降の寄付の活用の仕方。これらについてもですね、今現在は、子ども子育て施策への寄付というのが非常に多いわけでありまして、多分その傾向は清里の場合はそんなに変わらないんではないかなと今後においても、思っておりますので、それらをしたことによってどういう効果がその寄付したというか、この町であってという部分を、PRを含めてですね、やはり事後のフォローについても、しっかりやっていきたいというふうに思っております。今までも全体としてはですね、季節のあいさつを寄付していただいた方には町のPRを兼ねて、あいさつを情報を出したり送付したり、そして少しでも清里に繋がりを持ってもらうというような対策をしてきたところでありますから、そういうようなことの継続と、さらに今申し上げたような中での強化と、そしてこれが果たして、これからの対応になってまいりますから、どういう形がいいのかどうかというのもありますけども、場合によってはふるさと住民制度をうまく組み合わせていくだとか、こちらの方から関係性を切らないように、色んな対応をしていければなというような思いをいたしております。それから寄付される場合においても、どちらかというと品物との絡みでいきますとそういう形になりますが、ある一種のクラウドファンディング的な考え方もとっていけるのかなと。場合によっては、今回、特に神の子池周辺の整備。補助事業等を当然導入したいと思っていますが、補助残等については、そのまま行けば当然町単費になりますから、その補助残を少しでもそういう関係の方々の御寄付をいただけているのであれば、そういうところにしっかりと明確な形でその利用目的を出しながら寄付を集めるというのも一つの手法だという。必ずしもクラウドファンディングという、きちっとした制度にはまらなくてもですね、今言ったような形の中での御寄付を今まで子ども子育て、プラスそういう環境。清里の神の子池の環境を守るためにという、そういうようなPRができるのかなというふうに思っておりますので、そういう部分を含めた中で全体調整ができればというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。

質問 4番 堀川哲男

今町長が申されました、クラウドファンディングなんかも非常に良い手法だと思いますし、今後、ふるさと納税が2倍3倍と順調に増えまして、さらに清里町を応援にしてくれる関係人口が増えることを期待していきたいと思います。次に、体験型観光について質問させていただきます。今年度の執行方針で町長はこれ述べられました。体験型・滞在型のグリーンツーリズムを民間企業や観光協会と連携しながら魅力あるツアーや体験メニューを商品として本格運用してまいります。しかし、残念なことに今年のグリーンツーリズムは停滞しています。昨年まで数回のモニターツアーを実施して、まんなかひとりじめプロジェクト。畑でランチ。そして畑ガイドさんも準備でき、さあ今年はという時にすっかり凍結したかのごとく7月、8月、ほとんど何の動きもありません。PRの不足なのか、あるいは予算の谷間なのか。あるいは人事異動が観光シーズン直前の7月だったからなのか。様々な原因が考えられると思いますが、グリーンツーリズムが停滞している、この点についてどのような考えをお持ちなのかお伺いしたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

清里町の交流人口・観光人口、それから関係人口。少しでも増やしていきたいというような中で、体験型の観光。いわゆるグリーンツーリズム事業ですね、昨年から模索をしてきたところであります。特に大手の旅行会社、JTBを通じながらですね、商品化を今年から進めております。昨年まではモニターツアーの形で、これも、まんなかひとりじめプロジェクトという形の中で実施をさせていただいたわけで、多くの農業関係の皆さんの協力の中で、推し進めてきたという事実がありますが、今年からいよいよ商品化をし、具体的にJTBさんに募集をしてもらいながら、こちらでその受け入れ体制をつくってくという形で進めてきたところでありまして、これも一昨年までのモニターツアーで組んでおりました、きよさと・まんなかひとりじめプロジェクトのその中に位置づけをしながら進めているところであります。ただ、今年の状況はですね、余り芳しくないと。これも要因的にはですね。今年の予算編成が選挙の年であったということで肉付け予算が当初からできなかったと骨格予算でスタートをしましたので、これらに係る予算を、6月の定例で予算化をさせていただいたものですから、当初のPRの方がですね、手薄になってしまったなというようなことでこういう状況になってきているなというふうに思っておりますが、これからまだ秋口向けての対応がありますので秋口に。それから今までの中ではグリーンツーリズムの中でありますけども、場合によっては、ホワイトツーリズム。スノーモービルだとかかんじき履いて歩く。そういうような、また歩くスキーだとかいろいろありますし、清里にはおかげさまで、緑のスキー場があります。その中をうまく活用した。スキーの部分と温泉を繋いでいくだとか、いろんなメニューが考えられるかと思いますので、これについても、今後の対応検討策として捉えていきたいなというふうに思っているところでもあります。いずれにしろ、これから今年1年だけの話でありませんので、今年含めて来年、再来年と、それらの対応がより広がりを見せていけるそんな対応になるように我々としても色んな部分で研究をしていきたいと思いますし、またその中で交流人口や関係人口の皆さん方とのPRを含めながら進めていき、且つ、いろんな旅行関係業界のこともありますので、そういう中にも対応していけるように前向きに検討を加えていきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。以上であります。

質問 4番 堀川哲男

予算が骨格予算だったのでとお話しされましたけれども、このような事業はやはり継続が原則ですので4年に1度停滞がやってくるんではお話しになりませんので、やはりそれらを踏まえて早いうちからの準備で早いうちからの予算編成、予算の使い道、その辺をしっかりと肝に銘じて継続的に事業を進めてもらえるように、そこら辺は宜しくお願いしたいと思います。大きな話題と期待で緑地区に試験導入されましたトヨタのアイロードも、あまり芳しくありませんし、ウィラー主催のレストランバスも清里分に関してはキャンセルになってしまいました。やはりこれは我々のPRの仕方、そしてこちらの言うなれば熱量が少し足りないのかなと、そのような感覚を持っています。体験型の観光は、清里町の本当の豊かさや生活を知ってもらい、人と接することで清里町の人情、温かさ、これらに触れてもらう絶好の機会になります。それこそいい関係人口を築くツールだと考えます。是非、体験型観光この辺に力を入れていただいて関係人口増加、力を入れていただきたいと思います。体験型観光とも関連がありますけども、モンベルとの提携についてお伺いしたいと思います。昨年6月の一般質問で、アウトドアメーカーのモンベルとの連携協定について提案させていただきましたが、町長からあんまり積極的な返答はいただけませんでした。モンベルは小清水町との連携協定の後、網走市、大空町、北見市とも連携し、東オホーツクの体験型観光を後押ししています。今年6月には、網走湖から藻琴山山頂を目指すシーツ―サミットが開催されました。清里町はグランフォンドなど歴史あるサイクルスポーツも盛んですし、百名山の斜里岳もあります。東オホーツクの体験型観光を考える時、清里町は非常に魅力的な町だと思います。また、モンベルは会員制をとっており、会員数は昨年で 86 万人います。会員には年4回の情報誌が届けられます。清里町との連携が上手くいけば、90 万人近くが読む情報誌に清里町の名前が紹介されることにもなります。清里町の知名度アップのため、ショップを誘致するということではなく、より充実した体験型観光を推進していくためにも、モンベルとの連携を考えるべきだと思います。町長の考えを再度お伺いします。いかがでしょうか。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

まず前段に、体験型観光の今年の状況を先ほど申し上げましたように停滞しているというよりもスタート時点のですね。予算繰りの関係で少し遅れてスタートしたということであります。たまたま今年度は選挙の年で、予算が骨格予算であり、肉づけ予算が6月以降ということでのスタートのズレということになりますが、これは、たまたま今年新規事業としてのスタートだったものですから、そういう形になりますが、4年後に向けては、今度は継続事業という形でとらえて必要なものは当初予算で計上していくというやり方になっていけば、スムーズな繋がりが出てくるんだろうというふうに思っておりますので、そういうような配置の仕方についても十分に検討させていただきたい。そういう中で、事業は途切れることのないように円滑な推進ができるようにしていき、且つ、関係人口、交流人口、また観光事業の人口の増加に向けた対応策として取り組んでまいりたいというふうに考えております。それからモンベルとのですね、アウトドアメーカーであります。御案内のように昨々年、小清水町の今の浜小清水の所に道の駅。そこにモンベルショップが新しくできました。そんな関係で小清水町においてはフレンドタウン。それの協定を結びながらそして関係の網走、大空町、北見市さんにおいてはですね。フレンドエリアというそういう区域の中の一員として登録をしながらそれぞれ事業等を展開しているというふうにお聞きをいたしております。これらの関係について、今、議員の方から御指摘をいただきましたように会員数が 84 万人全国でいるというのも承知をしているところでありますし、また会報みたいなものも流れてきているというふうに聞いております。私自身も会に入っておりますので、そういう面ではある程度理解をしているところであります。ですから少しでも色んな機関と連携を持つ、繋がりを持つという意味においてはですね、決して否定をするものでも何でもないというふうに思っておりまして、モンベルともですね、そういう事業連携の中でしっかりやって行ければいいかなというふうに思っております。ただ、現状論として先ほどお話がありましたように網走湖から藻琴山までの、昨年はそういう事業が目に見える形で実施されてきておりますから、これからモンベルさんの方も徐々に地域に浸透しながらですね、新しいメニュー等を開発していくそういう時期になってくるだろうというふうに思っております。私どもの町、先ほどもありました東オホーツクの観光の広域観光の拠点として、清里町自体は観光地ではありませんけれど、また違った意味でグリーンツーリズムだとか、いろんな体験型を提供できる環境にあることも事実ですし、色んな国立公園や世界自然遺産の登録地からも非常にこう1時間の範疇で、行き来のできる交通の要所としての利点性もあるだろうというふうに思っておりますので、そんなものも含めながらモンベルの色んな事業とのタイアップについて、これから十分に検討させていただきたいというふうに思っております。暫く時間を欲しいなというふうに思っているところであります。これらのモンベルさん以外も、色んなアウトドアメーカーっていうのはありますから、もし機会があれば決してそこだけに絞る事ではなくて色んな部分との提携ができていければ尚いいかなというふうにも思っておりますんで、それらを含めながらまた色んな部分での繋がりを考えていきたいというふうに思っておりますんで、ご理解をいただいたというふうに思います。モンベルさんだけもうちょっと時間下さい。よろしくお願いいたします。

質問 4番 堀川哲男

自分、モンベルのまわしものでも何でもないんですけど、やはり国内で言えばやっぱりモンベルなんですよね。やはり先ほど言いました会員数もしかり、体験型観光のメニューもしかり、色んなものを沢山持っていますし環境に対する考え方もしっかりしているということで応援いただいているアウトドアメーカーですので、ぜひ町長はモンベルの会長とも面識があるんですから是非モンベルとの連携を積極的に進めていただきたいなと、そんなふうに思います。続きまして、また連携の話ですけども山梨県の清里町との連携。これについてちょっとお伺いしたいと思います。清里と言えばやはり山梨県の清里が観光地、避暑地として全国的に有名です。この清里と、我が町清里、何とか連携してPRに繋げていけないかなと、このような思いを持っています。この意見は様々な方面から何度も提案されている意見なんだと思います。以前、町長からは、昔打診したことはあったけれどもつれない返事だった。市町村合併で北杜市に合併されて自治体としての清里は無くなってしまったので…。このような話を聞きましたけども、町はなくても観光振興会という観光協会はありますし、観光協会同士の連携もできると思います。観光業界同士の連携ができればこんなキャッチコピーはどうでしょうか。山梨の清里と北海道の清里、今年の夏はどっちの清里に行く?こんなようなキャンペーンをお互いの清里観光協会同士で連携しながらキャンペーンを張れれば、凄い面白いなと思います。さらに北杜市、先ほど清里地区が合併された北杜市ですけども北杜市はウィスキー、ビール、ワイン、日本酒、焼酎、この5種類全部のお酒をつくる会社が、それぞれの会社ですけども集中している数少ない自治体です。お酒繋がりで、うちの町の清里焼酎ありますからお酒繋がりの連携というのも可能性としてはありじゃないかなというふうに思います。山梨の清里に興味を持った人や実際に行った人に北海道にもこんな清里があるんだというふうに知ってもらう。そのためにも山梨の清里町との連携、いま一度探ってみてはいかがでしょうか。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

関係人口や交流人口としての山梨県の清里町との連携の強化という部分でお答えをしたいと思いますが、現在清里町はご案内のように交流をしている町。これは鶴ヶ島市、それから佐野市。鶴ヶ島についてはですね、ひまわり会という女性の団体の方が清里に視察研修に来られた。それを機に色んな繋がりを持ったということであります。そしてもう1つは佐野市ですが、佐野市については佐野市側から清里において苺の苗のリレー栽培ができないだろうかという問いかけをいただきましてそれを機に、交流が始まったというような状況であります。国内的にはこの2ヶ所が今、交流を続けているということであります。また国際的には姉妹都市結んでいるモトエカ町と、この3ヶ所が公式な面といったらあれですけども、正式に交流をさせていただいているということであります。今、議員の方からありました山梨の清里でありますが、以前にお話しのとおり、私の方が問いかけをしたことがあります。ちょっとつれない返事でそのまま終わってしまったなというような。私一回、行ってるものですから現地。その時に清里とその時も町村名は清里町ではなくて高根町という町の清里という地区。たまたま、そこに清里という駅があるものですからそこにも行きました。もともと発祥はそこに移住された外国の方、清泉寮って書いてセイセンいうのですね。うちも清泉があるものですから同じ字だということで清泉寮まで出かけて行って、そして向こうの担当者とお会いしてその話をさせていただいたんですが、何となく向こう有名なものですから、つれなかったなということで、その後もなかなか交流ができなかったというような実態にあります。その後、時間の経過とともに合併問題が起きまして、向こうは今、北杜市の高根町字、高根町といっても行政の形としてはないわけで、地名としての高根町。地名としての清里という形になっておりますんで先ほど色々御提案をいただいた面白いやり方もあるかなというふうには思っておりますが、具体的に交流を始めるということになれば、より綿密な流れの中でやっていかなきゃならんなというふうに思っておりますので、向こうの思いも尊重しなければならない、こちらの思いも聞いてももらわなければならん。これらについてもどういう手法がいいのか。町村会だとかそういう部分を通じながらですね。もう少し調整をさせていただければなというふうに思っております。また新たな部分での、どこでひょんなことが起きるかわかんないのが交流なもんですから、新たな角度という観点よりも、色んな候補地の1つとして検討を加えさせていただければと思います。実は清里はですね、その以前には新潟県に清里村というのがあってそこで交流をした経過があります。今は上越市に合併になってしまって、字清里ということで同じような条件になりますし、当時の清里村とはずっと交流をしてきたという経過がありますから、それらをどう対応していくかという部分もまた新たな角度で考えなければならないかなというふうにも思っております。それと元のですね、林野庁の職員が清里に来ていたこともあります。その職員が林野庁に戻ってまた派遣された先が福島県の古殿町というその関係があって、古殿の方からですね。何回か清里にも来ていただきましたし、清里からも行ったという経過があります。ただ具体的な交流までには結びつかなかったというものもありますけども、一応そういうことで何回かの行き来がありましたから、それらをまた頼って色んな形での交流の手法があるのかなと、そんなことも思っておりますので、そこら辺との交流の方法、さらには今回清里町は日本で最も美しい村連合に加入させてもらいました。63 の市と町と村とそして地域があります。せっかく加盟をしたわけですからその中からも交流の相手を、何とか探していきたいなというようなことで、いろいろ担当者会議の中でも、模索をしているというような状況にもあります。具体的な一定の方向性が出てくると、また議会とも十分に相談をさせていただく中で、交流相手先として選定をしていきたいなとそんなことを思っているところでありますので、先ほどの高根町清里も1つの候補地として検討を加えさせていただければというふうに考えておりますので、よろしく御理解をいただきたいというふうに思います。

質問 4番 堀川哲男

ぜひ美しい村連合の市町村との連携も今後十分必要だと思いますし、山梨の清里ともぜひ諦めないで道を探っていただければと、そのように思います。最後になりますが、清里町応援団会議についてということで質問させていただきます。この春、就任された鈴木北海道知事、町長からもお話ありましたけども、鈴木北海道知事は北海道応援団会議を創設し、北海道を愛する道内外の企業、団体個人から応援していただき、北海道を活性化していきたいとしています。ぜひ、この考え方を清里町にも取り入れていただきたい。このように思います。先ほど来言っていますが、ふるさと住民票というのも1つの方法でしょうし、準町民として清里町を応援していただく。そして清里町を応援する思いを持つ人たちのネットワークをつくり、さらに拡大していく関係人口を増やして、それを清里町応援団会議として形にしていく。冒頭でも述べましたが、4千人の町でも、3万人の準町民を加えれば、まちづくりも変わっていくと思います。清里町応援団会議。言いかえれば清里町サポータークラブ、清里町の株主さん、色んな言い方があると思いますけどもそのような考え方、必要だと思いますが、町長の考え方をお伺いしたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

只今の関係人口と清里応援団会議といいますか、また組織がないわけですからあれですが、現在、北海道においてですね。新しく知事になられた鈴木知事が北海道応援団会議の創設ということで動き始めております。私どもも先だってその応援団会議の内容について御説明をいただいたところであります。基本的に会議そのものを設置するというよりも、緩やかなネットワークとしての応援団会議という形で運営されると。いうふうに聞いておりますし、またその中に具体的に色んな項目が出てきますのでそれぞれの町村との連携の中で進めていきますというふうに言われておりますので、必ず色んな部分において連携をしていくと、そういう場面が出てくるんだろうというふうに思っておりまので、またこれどういう形でそれが今動き出していくのかなというふうに注意をして見ているところであります。今月の末に確かですね東京において、その応援団会議のセミナーが東京で要は、関係人口を集めるということで開催されるようであります。そこに具体的な応援団会議としての内容をそこで説明をするというふうに言われておりますので、そこでどういうような説明になってくるのか。じっくりとみたいなというふうに思っているところであります。いずれにしても関係人口、交流人口少しでも多く増やしていくということになれば、その会議の名称は別にしても、やはり応援団をいかに集めるかということになろうかと思います。当然、清里町にはふるさと会がありますが、そこがまずは第一義的な応援だと私は捉えておりますので、そういう中から人と人との繋がりというのは、まだまだ大きくあると思います。清里町との繋がりは直接的にはふるさと会の会員ですが、その会員の方、1人1人が何十人、何百人というそういう交流を持っているはずだと思っておりますので、そこら辺を改めて掘り起こすような形で、何とか横のネットワークを広げていかれないかなという思いをいたしているところであります。毎年ふるさと会の総会が 11 月に東京で行われます。この中ででも今回のこの応援団会議じゃありませんけれども、応援団としての支えをいただけるような、そういうお話もしっかりしていきたいというふうに考えているところでもありますので、それらの部分も含めながら、先ほど御提案をいただいた部分をあわせて検討させていただければというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。以上であります。

質問 4番 堀川哲男

北海道応援団会議も動き出したばかりですし、これにも十分注目していただいて連携できるところは連携する。真似するところは真似する。ぜひそのような形で、清里町にもこのような考え方を取り入れて進めていっていただきたいなと思います。また、ふるさと会の話もされましたけども清里町出身のふるさと会というのは一番心強い清里町の応援団になり得る人達だと思いますのでその人達との連携、そして拡大ネットワーク作り、そこら辺も十分に力を入れていっていただきたいと思います。2年ほど前からですけども、この注目されてきた関係人口というワードですけども国も今力を入れ始めています。関係人口創出拡大事業、このようなものも行われ町長も言われましたモデル事業も行われています。今日の道新にそのモデル事業の関係で上士幌町の話題が載っていましたけどもぜひこのようなモデル事業に手を挙げるというのも1つの方法だと思いますし、関係人口を増やしていく取り組みにぜひぜひ力を入れて行っていただきたいなとそのように思います。重ねて関係人口、これは目に見えるものとして清里町応援団会議。ぜひ前向きの検討をお願いしたいと思います。この件は、すぐに町民の生活が豊かになるわけでもありませんし、しかし将来の清里町を寂れた町にしない未来の子供たちのためにも取り組んでいかなければならない大きな課題だと思います。関係人口増やすこと、清里町の応援団を増やすこと、この取り組みをぜひ積極的に取り組んでいただくことをお願いしまして私の一般質問を終わらせていただきたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

清里町を様々な今までの取り組みを生かした中で、さらに応援団を増やしていくと。そして関係人口や交流人口を増やしていく。そして町の活性化に繋げていけるように、これからも色んな機会を通じながら、そうした取り組みに積極的に進めていきたいというふうに考えているところであります。色んな手法があるかと思いますが、1つに拘ることなく色んな様々な手法を通じながらですね。少しでも拡大をしていくように努力をしてまいる所存でありますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。以上であります。

出典:清里町議会 令和元年第4回定例会 2019年9月17日 議事録 PDF(36ページ) 間違いを知らせる