清里町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月13日
清里町における観光事業の将来について
2017年3月13日、清里町議会の一般質問で、河口高議員が「清里町における観光事業の将来について」質問し、町長 櫛引政明が答弁しました。
- 質問者
- 河口高 議員
- 答弁者
- 町長 櫛引政明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 河口高
おはようございます。一般質問を一番にさせていただきます。提案してあります、清里の将来の観光について。まず今月初めにでき上がった観光振興計画についてお尋ねいたします。この計画策定委員会の皆さんには大変忙しい中、仕事の合間幾度と検討され、メンバー28名には敬意を表させていただきます。大変忙しい中本当にありがとうございます。まず観光協会が先頭として清里町の観光はいろいろな事業に取り組まれ、昨年情報交流施設きよ~るの誕生により、清里の観光事業として本格的に観光に足を踏み入れたというふうに私は理解しております。観光については過去いろいろな資料で、4次計画、5次計画、そしてまち・ひと・しごと創生総合戦略の中にもしっかりと書かれています。しっかりとした観光振興計画が今まで無かったということで、着実に各団体がどうしっかりと取り組むかということで観光振興計画が策定されたんだろうと思います。また各産業団体、地域住民が方向性と目標を共有することが確実に進むことの地域活性化に資することと理解しております。この計画の思いとまず優先的に何から手がけるのか、今年の1年間がまず大事なスタートだと考えております。その中でこの観光振興計画の町長の評価ということをまずお聞かせいただいて、また、観光事業により既に生業とし、民間の方々が頑張っていらっしゃいます。その中で、道の駅として大変高くで評価されているパパスさっつるさん、そしてまた情報交流施設きよ~るについては、夏オープン、秋、冬、そして春を迎えて1年を過ごす訳です。民間との違いはやっぱり公的な後ろ支えの中で、両施設とも町の経済活動をどのようにしているのかということで経済効果はどう評価しているのかと。この2点について、まず質問させていただきます。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
ただ今御質問をいただきました、河口委員からの清里町における観光事業の将来。そして1点目が観光振興計画における今年度の重点施策。さらに2点目として観光振興計画における道の駅パパス、また情報交流施設のきよ~る、これらに対する経済効果の関係でございます。1点目の観光振興計画における考え方ということでありますが、近年観光を取り巻く環境、従来の物見遊山的な観光から体験型のツーリズム型へと、そしてまた団体旅行的観光、それから個人の観光へと大きく様変わりをしてきております。この観光事業というのは、1次産業から3次産業までの広範な業態で形成される事業でございますので地方の活性化、また経済にとっても極めて重要な施策になってくるというふうに理解をしているところでございます。こうした中で本町では、斜里岳とそのすそ野に広がる広大な自然景観。また農産物等を活用した6次化事業の推進、さらにはウォーキング、またサイクリングなどの体験型の活動、そして温泉施設、またきよ~るなどの情報発信施設、販売を行う施設等の建設や運営によりまして観光の施策を逐次進めてきたところであります。しかし、こうした個々の施策や取り組みをまち全体の観光振興に結びつけると、そしてそういう情報を町民皆さんで共有をしていく方向性や体系を明らかにするということが必要となってまいりましたので、ただいま御質問をいただきましたように、本町の観光のあるべき姿、方向性、そして戦略性。そうしたものを踏まえながら、今般地域の活性化をまちづくりの視点から観光振興計画を策定したというところでございます。基本的にこの計画に対する内容でありますけれども、清里町の観光が目指す姿。これが一番大事になってくるんだろうというふうに思っておりますし、今回のこの振興計画の中でも、そこら辺をしっかりと打ち出していただいていたところでございます。いわゆる清里町を知ってもらって来てもらう。ここに力点が置かなければならないということでありまして、そういう意味において、これを最も重要な施策の始まりということの中で位置づけながら、これから対処をしていきたいというふうに考えているところでございます。次に2点目の観光振興計画に係る道の駅パパスランドさっつる、そしてまた情報交流施設きよ~るにおける経済効果の関係でありますが、御案内のようにパパスランドさっつるにつきましては、道の駅また観光情報の発信、地元食材を提供したレストランの経営や温泉、そしてさらには生産者直売の農産物の販売。また地場産品の販売等も行っておりますし、あの施設を運営することによって地元の従業員の雇用ということで、そういう面も含めて経済効果が十分に発揮されつつあるというところもあるのかなというふうに思っております。また昨年7月にオープンをいたしました情報交流施設きよ~るにつきましても、観光協会に管理運営をお願いいたしているわけでありまして、当然観光協会の主たる業務であります観光案内、これらを含めながら移住定住の対策、さらには体験型・滞在型観光への案内をやってきているわけでありますし、その中でもやはり売店等を置きまして6次化産品を含めた特売を行っております。特にあそこは場所的にも焼酎工場との一体的な関係がございます。そういう意味においても、メインは焼酎を中心とした販売活動展開をいただいているということでありますし、誰でも立ち寄りやすい、清里町の一番ポイントと言いますか、景観が良いポイントにもありますので、そこを活用したカフェなどについても運営をいただいているところであります。さらには、清里町では多分初めてなんだろうと思いますが、ホールを使って、子どもさんが遊べるキッズコーナーを設けてございますので、ママ友さんが数多く集まっていただいて、いろいろ情報交換をされているというようなことで観光人のみならず、地域のそうした子どもさんやママ友さんの交流の場としても多いに活用をいただいているんだろうというふうに思っております。これも一昨年の7月にオープンしたばかりでありますから、これから本領発揮ということで経済効果が徐々に上がっていくものというふうに思っております。またこれらの施設のほかにも清里町には温泉施設もありますし、キャンプ場もありますし、パークゴルフ場施設も数多くあるわけでありまして、全体としてそういう施設を絡めた経済効果ということで、捉えていかなければならないんだろうなというふうに思っておりますし、また特産品の開発においても6次化で一生懸命そういう方向で活躍をいただいている方もございますし、その他農協さん、また青年の方々が取り組んでいただいている小麦を活用した新たなグルメづくりというようなものもあるわけであります。こうしたものも、やはり食の提供、地場産品をいかに提供していくかという面においての観光づくりの魅力の1つになってくるんだろうというふうに考えているところであります。しかしながら本町の観光、まだまだ素通り型の観光が大半を占めているわけであります。これを少しでも滞在型・体験型にしながら、やはり今までとは違う物見遊山ではなく清里らしい観光のあり方を追及していかなければならないというふうに考えております。いずれにしても観光を通じながら地域経済の活性化やまちづくりにつながっていくと。そういうような1つの取り組みを一体的な中で進めていく。これが清里町の観光ではないかというふうに捉えているところでございます。観光計画策定をいただいたわけでありますので、この計画を基本としながら鋭意取り組みを進めてまいりたいと考えておりますのでご理解を賜りたいと思います。以上申し上げ1回目の答弁とさせていただきます。
質問 3番 河口高
今の観光振興計画、そして2つの施設についての答弁、ありがとうございます。まず観光計画の件なんですが、私もこの観光計画、振興計画どういう経過を辿っているのかなと思いまして、いろんな資料を調べさせていただきますと、観光計画は計画として平成6年3月にグランドデザインとして現状と整備基本方針という立派な冊子が作られています。この中で、観光振興計画はどのようにという面では詳しく書かれております。これが今の現在の観光の中に、どの程度現実に活きているのかということを照らし合わせた時にまさしく整備型って言いますか、そういう面で一部建物だとかでは進んできているんだろうと思っております。また、18年の6月に環境法ですか、観光景観行政団体となり、景観計画がまた18年の6月にも立派なものができ上がっております。そして4次・5次総合計画。観光への計画は過去たくさん謳われている。観光振興計画が仕上げの部分になるかとは思うんですけれども、5次計画の冒頭に目標実現に向けた主体的な活動が躍動する環境整備を進めます。最初にそういう書かれ方がされています。目標に主体的な活動が躍動するっていう、躍動、これはどういうふうに理解しようかとなった時に、観光振興計画以前にきよ~るが開店したわけです。観光事業として、この町が足を踏み入れてしっかりとこの事業として踏み入れたんだなと。この躍動するっていうところから、やっぱり産声をあげたと私は理解しております。観光計画は非常に綺麗にまとまった資料です。素晴らしいですね。そのへんに、私自身は若干物足りなさを感じるわけですけども、グランドデザインの中で滞在型の観光ということは、しっかりと謳われております。これがどういう形で今の観光事業につながっていくのかと。やはりその後、平成6年の後に民間の生業とされている方が何件か出来ている。そして、緑清荘が新しく増客室で間違いなくこの部分が増えていく。滞在型は間違いなく増えている。この振興計画の中で、いろんなデータが書かれています。このデータの中身が本当にどうやって集められているのかなといった時に、やはり一番多く集まっているのはホテルきよさとさんですね。お客さんと密着度の高いところが、一番アンケートがたくさん集まっている現状になっていました。154の中で、それが全てになるかと言うとそう思いませんけども、通過型滞在というこの数字、通過型で清里は他の地域、道内の平均よりも確かに多く、この町に来てもらっているという数字の中では、非常にここの町が注目されているっていうふうに理解しているんです。ただしこの滞在型スローライフの観光は重要なことなんですけども、問題はこの観光振興計画の中に書かれているのは、目標の部分が多い。目標は大事なことです。でも一番冒頭の大きな目的がやっぱりぼやけているんですね。過去何年かいろんな資料については、目標は書かれております。ただし何のための目的かが非常にぼやけている。目標を何に向かってっていうことは書かれていますけども、何のためにやるんだということの目的がまっ先に出るべきだと。昨年の予算の中で、私も振興計画の策定については質問させていただいていますけども、260万というコンサルを入れて何を得るんだろうかということについては、今回のでき上がった部分でどういうふうなメリットがたくさん出ているのかなっていうのは、私の思っている部分で、この中でどう稼ぐのか。稼ぐ観光がなくては、何もならないんですね。稼ぐ観光をしっかりと形にしていかないと、むしろ地域は疲弊していくんです。町民のためにいろんな形で循環する経済と言いますか、資金がどんどん垂れ流しになっていく。これではだめだよ、やはり稼ぐ観光をどうやって作っていくかってことが最大の目的なんだろうと思います。この目的をはっきりさせることが一番肝心なんですけども、それを行政各団体がどうやって町民全体が理解するかということ。特にこの町の人口はやっぱりどこも減少に向いていっているわけです。しかも近い将来目標の4千200人と言いながら、もう4千200人を切るという現状の中で、やはり4千。あるいはもう少し下がっていく。ぎりぎり下げ止まりはどこかと言った時に、この町がコンパクトな町でしっかりと、住民が、町長の言っている住んで良かったという町をどうつくりあげていくかってことが大事なんですが、農業1本の中でやはり新しい目線、観光というのは避けて通れない大事な部分です。それには町民みんなが共通した目的、目標を持たないと。不明確であれば、むしろ町民が不満に思うんですね。この辺の町民への見える化について、どういう手段を持っているか、その辺のことを答弁いただきたいと思います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
ただいまのご質問でありますが、清里町の観光については先ほど申し上げました個々の取り組みはずっと続けてきたということでありますが、やはり体系づけ方向性を明らかにしていく。そういう時期にきているというようなことから、計画策定をさせていただいたわけでありまして、その計画に従ってこれから出していくという状況にあるわけであります。質問にありましたように、やはり観光を通じて何をやっていくんだと。その目的はまちづくりであり、経済効果をいかに高めていくかというのが中心になってくる。そのためにやはり物を売ることも大事ですが、清里に来てもらい、体験をしてもらい、滞在をしてもらう。それによって経済効果をいかに膨らましていくかと。今まであった素通り型観光からやはり滞在型体験型に切り替えていく。そういうものをきっちりと町民の共有する課題として取り上げていくという方向性が必要になってきているということでありまして、今回の計画の中にも第一に掲げられているのは、そうした取り組みの前段として、施設云々というよりもいかに清里を知ってもらい、来てもらうか。このための施策が最も重要であるということであります。つまりは、情報をいかに多くの人に届けられるかということが第一になっているということでございますので、そうした流れの中で、まずそこを中心に重点施策として取り組んでいきたいというふうに考えているところであります。また今申し上げましたように、これらの対応というのは、一産業だけにとどまりません。この観光というのは、まちづくりの活性化の1つの手法でもございます。そういうような意味において、やはり清里に住んでいる人方が楽しみながら、自分たちの生活をいかに向上させていくか。そのデータ情報を多くの人に知っていただいて、自分たちが誇りに思わない町によその人たちが魅力を感じるわけがないわけでありますから、そういうような意味において、今までもまちづくり推進協議会等が中心になって取り組んでいただいておりますいろんな取り組み。町を活性化する、明るくするための取り組み。こうしたものと連動させながら、この全体の考え方を共有していくということが必要になってくるというふうに思っております。そういう意味において、今回の観光計画についても当然これから広報だとか、またそれ以外のいろんな媒体を使いながら、多くの方々に内容を説明し、ただ一観光という1つの部門だけでの取り組みではないんだということを町民の方に多く知っていただくという対応を併せて進めていきたいというふうに思っているところであります。そうした中で町民の方に見える化を進めていくと言いますか、そういうような形で問題を共有しながら、本当にこの町に住んでいて良かったというような形になるようにそういう方向性をみんなで確認し合えるように進めていきたいというふうに考えている次第であります。以上申し上げ答弁とさせていただきます。
質問 3番 河口高
答弁いただいた中で、やはり大事な町民と共通の価値観を持とう、観光についてどうやって観光で稼ぐかだとか、この町に来ていただいた接客という大事な部分をこの観光振興計画の中で謳われている。それを町民皆が共有しないと何もならないんですね。観光振興計画の策定にあたった結果、2月1日から2月21日までにパブリックコメントをお願いしますと広報に書かれてありました。この資料は役場支所2カ所、そしてきよ~るに置いてありますということで紹介がありました。で、結果はどうだったんだろうか。町民からの反応は無かったということで理解しています。無理です。振興計画という中身が解らない中で、役場に、あるいはきよ~るにあっても、町民が関心を持って答えてくれるだろうか。この辺のパブリックコメントのとり方については、この振興計画以前にもいろんな形であって、町民が噂ではいろいろ話すけど、実際に正面向かって意見を言うことがないというのが現実です。それで町民が関心無いのかというと、そうじゃなくて非常に関心はあるんですけれども、表現できない。それをどうやってやるかってことが非常に大事なんだと思います。もう一度町長に確認します。今までと同じ手法では町民には伝わらないんです。伝える方法をしっかりと、今までと違う方法を考えないとだめなんで、さらに検討する。振興計画の「今年はこの部分をやり、どこが、誰がやります」というしっかりとした町民への広報が、私は必要かなと思っております。ぜひいろんなセミナーだとか何かついでの時に、その度に発信するのも1つなんだろうと思います。解りやすく。活字ではだめなんです。ここの部分をこうしたいと、今年のやりたいことをしっかりと町民に伝える手段。これについてもう一度確認させていただきます。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
ただいまの御質問でありますが、町民の皆さんにいかに伝えて、こうした課題を共有していくことができるかということの1つの手段として、全体計画を立てた時にはパブリックコメント、いわゆる町民の意見聴取手法を取り入れてきているわけでございまして、今ありましたようにどちらかというと官公庁側の立場からの場所で設定をしながら、意見聴取を行っていくわけですが、今までも多くの計画を立てパブリックコメントをしてきました。御指摘のとおり、多くの意見がそこに集まってきたかというと決してそうではないと私も捉えております。だからといってまったく関心がないのかと言ったら、そういうことでもないだろうというふうに思っていますが、余りにも計画が膨大なもんですから、どこのところにどういう意見を求めて、出していったら良いのかというのも町民側からも捉え方が中々難しいのかなというふうに思っております。今御提案のありましたように、それらの計画の個々の具体的な場面での意見をとっていくというのも1つの手法ではあるなというふうに思っておりますので、これら全体計画として方向性枠組みというのが必要ですから、そういう方向性と枠組みに対する意見というのは十分に聴取をしていかなければならないと思っておりますが、さらにその中の細分化された具体的な手法についての、その年度の対応というのも当然出てくるわけでありますので、そうしたものをパブリックコメント方式を使うのが良いのか、懇談会方式を使うのが良いのか、いろんな手法があるかと思いますが、そこら辺について、今後具体的な対応の仕方について検討させていただければというふうに考えております。これは観光計画の策定に止まることでなくて、全体的なパブリックコメントのあり方、町民からの意見をどういうふうに聞いていくかという手法の1つとして考えさせていただければというふうに思う次第であります。以上であります。
質問 3番 河口高
この観光振興計画については、当初原課の方にパブリックコメントはなかなか難しい。そういうことですぐアクションしていただいて、その振興計画を一部のところに配っていただいたと聞いておりますが、実際に本当に大事な方々や関係する方に、ちゃんと見てもらいましたって聞いた時に全く見てないんですね。この策定委員会、一般の方で協力隊も合わせて15名ですか。本当に仕事の合間でこれをつくり上げた人たちの思いをみるとそういう面では残念でした。やっぱりこの人方が作った内容が一人でも多くの目について欲しい。何とかこれを見て欲しいっていう熱意が伝わってなかったんだろうなと思います。将来の清里町に観光事業というのは、もう一歩も引くことのできない部分。道の知事自ら稼げる観光という活字を真っ先に出している。北海道の中で観光スポットをたくさん有するこの町が積極的な関わりを必要としてくるだろうと思いますんで、意見が無いのはどうやって取ってくるかという熱意をぜひ原課の方で持っていただきたいと思っております。先ほどからこの体験型が非常に大事なことはもう十分理解しているんですけども、これも20年前にグランドデザインの中でも書かれております。体験型が大事と言いながら、観光スポットはたくさんあります。上の方からいくと神の子池、男鹿の滝ですね。さくらの滝っていつからさくらの滝になったか御存じでしょうか。最近なんですね。私も思い出すと、みんなに公募して最後さくらの滝にしたっていうのは平成8年か9年その位ですね、グランドデザインには、さくらの滝っていうのは一言も出てきてないですね。大事なのは、通過型観光から滞在型体験型にと語られている。そう言いながら神の子と男鹿、さくらの滝。全部スポットは通過型なんですね。いろんなことで脚光は浴びているんですけども、アンケートの中で入込数っていうのがあります。その中でパークゴルフ場あるいは江南のキャンプ場ですか。キャンプ場非常に少ない。少ないっていうことはどうやったら上げられるかってやると、数字がいっぺんに上がっていくんです。今、神の子あるいは他のところを上げようとすると中々それは大変なことなんですけども、ここの滞在型の観光資源をどう磨くか、清里にたくさんの観光資源があります。今は、これからの資源の磨く時なんです。この資源をどうやって磨いて、この資源を使ってもらうか。経済効果は例えば一番大きいのは、交通費、燃料、ガソリン、タクシー。消費の受け皿になるのは非常に難しい部分もあり、問題はやっぱり宿泊費と飲食、お土産。観光振興計画でお土産の開発ということも高く謳われています。非常に大事な部分になってくると思います。ここの滞在型と体験型。ゆっくり過ごしてもらうのは、20年前から謳われていますグランドデザインの中でも江南地区を軸とした観光、農村を体験する農村風景の中、斜里岳のふもとの中、斜里岳を基軸とした観光体験っていう部分。その中にはパークゴルフ場、そしてその下にあるキャンプ場で、冒険の森。すばらしいものがあるんですね。冒険の森って皆さん行ってみたことあるでしょう。整備されて立派な遊歩道が出来ています。そうやってグランドデザインの中でも町営牧場が出されています。この町営牧場をどう観光資源に生かしていくか。冒険の森、パークゴルフ場それとキャンプ場。一体化とできる環境がものすごく育っております。虹の森もグランドデザインの中ではかなりなっている。ですからひとつひとつの観光資源をどう磨いて自分たちの経済効果にどう結びつけるかということが非常に大事かなと私は思っておりますので、ここのキャンプ場、江南地区の体験は非常に大事な部分だと考えていますけども、町長の考えはどうあるかをお聞かせください。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
ただいまの御質問でございます。清里町には物見遊山的な観光名所ではありませんけれども、いろんなメニューで体験型を取組める。そういう素材のある地域だというふうに私は思っております。従前から斜里岳というのは清里のメインのところでありますし、登山をされる方は大体滞在体験型、登山という体験をされるためにそれなりの時間を要しますから滞在をしていただけるという、もっとも経済的な効果の面でいけば物すごく重要なポイントになっているんだろうなというふうに思っております。その他、裏摩周や神の子池、男鹿の滝、緑ダム、そしてさくらの滝と緑を中心に数多くの自然景観を取り入れた観光地があるわけでありますけども、これらも今のところ直接的にその場所で経済効果を発揮しているかということになりますと、裏摩周に売店があるのみでありまして、それ以外のところについては、ただ人が入っていって見てああ良かったなということで素通りをしてしまう状況にあります。これはこれで1つの観光の方向性として重要なことなんだろうなと思っていますが、ただその人方がどっか清里の町の方に寄っていただいて、きよ~るでもパパスでもそこに引き込んでいくという1つのルートをしっかりとつくっていかなければならないだろうなというふうに思っております。多くの方々がパンフレットを見ながら、または道路マップを見ながらそういうルートを探っていただいているというふうにも思っておりますので、ここらに対する情報の発信がしっかりやっていかなければという思いでいるところでございます。それと先ほども言いましたように、斜里岳とそのすそ野に広がっております野鳥虹の森もそうですし、斜里岳の山小屋のところにも森林浴のまた別なコースがございます。それも山まで頂上まで登らなくてもある一定のそのコースを登っていくと下の方が見渡せるというようなことにもコースができておりますので、そういうコースをいかに売り込んでいくか、登山しないまでも体験型として売り込んでいくかということも必要ですし、野鳥虹の森も整備がされております。これらの中の散策ということも今の観光体験型という中では非常に重要な要素になってくるというふうに思っていますし、また江南の牧場を中心とするキャンプ場だとかパークゴルフ場。そして牧場そのものが今は観光的な要素が十分にあるだろうというふうに思っているところでありますから、こうしたそれぞれの施設をいかに体系づけをしながら体験型をプログラムできるかどうかということが重要になってくるというふうに思っているところであります。少しでも滞在をしてもらって経済効果が及んでいけるような、それこそ多くの人が来てもらってもごみだけ置いてかれると、これでは大変マイナスになりますので、少しでも経済的な効果に及んでいくような形が出てくれば、そこに経済的な部分と雇用もついて回るわけでありますから、人を呼び込んでいく対応にもつながっていくというふうに考えておりますので、その辺において改めてどういうようなつながりを持っていくことができるか、ツーリズム型のプログラムを皆さんとともに考えていきたいというふうに思うところであります。以上であります。
質問 3番 河口高
今答弁いただいたように、江南地区については、いろんな形で清里町の良いところをみんな凝縮されていると私は理解しておりますので、ぜひこの辺を効果的にいろいろな施設をきちんと見直しと言いますか、磨きをかけて連携を持たないと何にもならないんですね。この辺が家族で楽しめるということについて、いろんな工夫アイデアを出していっていただきたいし、いろんなことでお手伝いできることは、町民皆でできるんだろうと思いますんで、そういう枠組み、まず夢を語るところからスタートしていくと、その中から何かが生まれてくるんだろうと私は思っております。ここの価値を認めたときに初めて投資がなくては次に発展はないと思っております。あくまでも投資が先に出てこないと、なかなか経済効果なんて言っても、形だけで終わることになりますんで、その辺は腹くくった投資ということも非常に大事かと思っていますので、ぜひ検討していただきたいと思います。あと2点目のパパスときよ~るの件なんですが、パパスは非常に観光の入込みが多くて良かったなと思っております。一部についてはあの規模の大きさというのが非常に危惧されたときもありましたけども、あの大きさがやはり集客ということでは大きなウエイトになっていると思っております。そしてさらにこれからも増えていく、道の駅のランキングって言いますか、その中では非常に高い評価を得ている場所でもあります。で、これからも通過型にはなるんでしょうけども、あそこでいろんな方がどんどん増えました。私どもは指定管理という形でお願いして客がいっぱい入りました。有限会社パパスさんと同時にその来られる集客の工夫も、他の業者が物販だとかあるいは何かで、お客さんにどうコンタクト取れるかという工夫も必要かなと思うんですね。今の人数がさらに増えたときに、今のままでオッケーじゃなくて、稼げる工夫っていうのをぜひ検討してはどうなのかなと。その中で少しでも町内の経済循環という形で町内がそこで何か指定管理のやつでしたら安くする、そんなことにはならないわけですから、そこの集めたお客さんをどうやってその中で稼いでいくかという工夫を是非とっていっていただき、自由に考えてもらえることも必要かなと思っていますんで、是非町民へのアイデアをつくっていただき、みんなで話し合う機会をつくっていただきたいと思っています。あと問題はきよ~るさん。私も非常に心配していた場所なんですけども一部お客さんの中で、良いところが出来てと言われました。どうしてって言ったら、小さい子どもがそこに行きたい。時間があるときよ~るに行きたい。なるほどなということです。しかし、小さい子どもが遊べる場所、きよ~る。町民がそこに通う非常に大事な部分です。残念だなと思うのは、本来これが町の中コミットの中で小さなお子さんだとかが出入りしてくれれば、私はそっちがベストなんだろうと。両方あってしかるべきなんですが、小さい子どもが親と一緒に遊ぶ場所が、町のなかにあったら非常に良いなっていうのが第1印象でした。その辺は将来考える中でコミットの使い方、人がいない静かな空間が町の真ん中にあるということの利用の工夫を、是非これも皆でアイデアを出し合うべきなんだろうと思ってますんで、是非その辺も検討していただきたいです。きよ~るについてはNPO法人さんが、この清里の観光を構築の中で力を発揮させていただいたことは十分認識しております。大変な努力をいただいていることなんだろうと敬服させていただきます。しかし、さらなる新しい枠組み、観光という枠組み。新しい事業へのチャレンジはやっぱり必要になってくるんだと思います。それからNPOじゃなくて、近い将来DMOという考え方をしっかりと持っていかないと、ここは経費のかかる施設で終わるんだろうと思います。確かに、情報交流ということできていますけども、ここできちんと稼げる工夫を町民みんなで知恵を出さないといけないだろうと思います。その中には新しい発想があるべきなんだろうと思いますんで、その辺の考え方と今までのNPO観光協会だけで良いのかということについて、もう一度町長の考え方をお聞きしたいと思います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
3点ほど御質問があったかというふうに思います。まず1点目の関係でございます。パパスランドの運営に対してということでありますが、おかげさんで順調な入込をみているわけでございます。特に施設、温泉付きというのが、非常にインパクトがあるのかなということで、おかげさんで温泉の方も順調な入込をいたしておりますし、また人間の心理として立ち寄るとジュースの1本でも何かちょっとした細かいものでも、何かしら買って行っていただけるというものがございまして、特にあそこには特産品の展示販売、それから農産物の直売場等も用意してございますから、そういう中で思った以上の販売力があるなというふうに思っているところであります。そういう中でもレストラン関係もいろいろ工夫を凝らしてもらって、地場産の食材を使ったものを提供してもらう。特に小麦粉を活用したうどん関係についても非常に好評をいただいているところでありまして、地域の方々も大いに利用していただいておりますし、またよそから来られる方々、大型でどっと乗り付けるということはありませんけども、それでもシーズンになるとバスの何台かも寄ってくれるようになりましたし、また個人のレンタカーで訪れるお客さんも徐々に増えてきているということもありますので、ここらへんも札弦から緑、また川湯、中標津方面に抜けてくところにそれなりのポイント的な観光地を有しているというのも大きな材料になっているんだろうというふうに思っておりますので、そこら辺の先ほど申し上げましたようにパパスを活用しながら、どういう観光地があるんだという部分をしっかりと情報発信をしていく、そんなような部分を強化していければなというふうに思っている次第でもございます。ただ御指摘がありまして、このままのスタイルをいつまでもというわけにはいかないと思います。常にニーズは変わってまいりますから、それを的確に捉えながら対応していかなければ、やはり1つのやり方だけでは時代遅れになるということもありますので、そこら辺指定管理という方法をとっているわけでありますから、当然管理者は自己の経営のために努力をされるかというふうに思っておりますが、我々としても知り得る情報については共有をしながら、連携をとりながら、少しでも前向きな姿で多くの方々に利用していただき、また経済効果が発揮できるようなそんな施設として、そして地域からも愛される施設として活用ができるように努力をしていきたいというふうに思っております。それから2点目のきよ~るの関係であります。先ほど申し上げました、そしてまた議員からも御発言をいただいたように、あそこは子どもさんのキッズコーナーがすごく盛況でございます。いつ行っても、誰かかれかが来て子どもさんを遊ばせていると。そしてまた子どもさんをそこで遊ばせながらレストランでコーヒーをママ友同士で飲んでというのが、すごく多く見受けられておりますので、地域の子どもさんやまた親御さん方も、安心してそこへ来て語ったり楽しんだりということをしていただいているのかなというふうに思っているところであります。また観光協会の管理運営をお願いしているわけであります。いろいろアイデアを絞りながら取り組んでいただいております。ただ半年ちょっとでありますので、徐々に浸透してきているなというふうに実感をしております。これからそこら辺の磨きをかけることによって、多くのお客さんに立ち寄っていただけるんではないかなというふうに思っております。いよいよこれから雪溶けが始まってまいりますと観光シーズンが入りますんで、ちょっと奥まっておるもんですから、どうしても素通りで行かれるというのがありますので、そこら辺は目を引くことを少し考えなきゃならんなというような思いもいたしているわけであります。そしてまた観光協会さんにおいては、いろんな事業に今も取り組んでいただいておりますが、やはり観光の清里町の観光振興の母体になるその組織であります。先ほどちょっと出ておりましたDMOの話もありますけれども、それに置き換わる組織をやはり考えていかなきゃならん。そういう時期にもう来つつあるんだろうなというふうに思っております。そんな意味において、ただ観光の情報の発信だけでなく、新たな人材育成だとか新しいツーリズムの研究開発も含めてやっていっていただけるような組織として我々もしっかりと対応していければなと思う次第でもございます。またその中で出てまいりました子どもさんが遊べる施設として町内の中にそういうものがあっても良いんではないかというような御提案でございますが、そういう中ではコミットがあるわけでありますが、コミットも今ホールが広くありまして、5時前後になると学生さんが結構学習会を自ら開いているとか、そういう活用の仕方をされているから、またそれはそれで良い方向なのかなというふうに思っております。せっかくあれだけの広いホールですので、いかにあのホールをうまく活用するか、商店街の売上げにつながるような活用の仕方というのをみんなで商工会を中心に考えていくべきだろうなというふうに思っております。ですから、あの場所をずっと1つのお店がということではお店も大変ですので、日替わりじゃないですけど一週間交代で店のアピールをあそこでやっていくだとか、いろんな取り組みをやっていかれたら良いかなと。それに対して、行政としてもできる限りの中では、商工振興という中で対応をしながら進めていくことによって、やはり購買力の向上になりますし、消費がよそに逃げていかないという対応のひとつにもなってくるんだろうなと。今のそれぞれのお店だけでなく、またちょっと変わったそのセールのイベントを、それぞれ日替わりでまたは週替わりでやったりというようなことができるような場所として大いに活用していただければなという思いをいたしているところでもございます。3年前になりますけどコミットのところと、それから旧フェリスの場所を使ってにぎわい祭りみたいなものを街の中でやっていただいたことがありました。あの時大勢の人が出ました。ですから、やはりそういうところをうまく活用しながらイベントと組み合わせ、そして多くの人に購買力の関係含めて来ていただくと。その時もコミットの中には子どもが寄れるようにということで大きなふわふわの人形だとかいろんなものを置いて子どもさんを惹きつける、子どもさんが来るということは親御さんも一緒についてくるということに相なるわけですから、そういうような場所としても大いに効果的に活用が出来るんでないかというふうにも考えておりますので、また関係の商工会の皆さんとも十分にそういう協議をしながら少しでも前向きなプラス思考で物事を考えながら進めていければというふうに思っておりますので、ご理解を賜りたいというふうに思います。以上、3点申し上げまして、答弁とさせていただきます。
質問 3番 河口高
町の中で観光とのアクセスをとるかということでは、非常に町長の答弁の中に、やはり大きな意味合いがあるかなと思っています。まさしく観光振興の件は、また別の中でしっかりと討議したいと思いますけども、観光という観点からきよ~る。そしてコミット。この動線をどうつくっていくか、そして観光は、やはりそこの町との文化との触れ合いの中では、郊外の交流センターで十分なのかというとそうじゃない、やはりそこの町と触れ合う場所ということでは、やはり商店街の場所をどう演出していくかってことは非常に大事な部分だと思います。今JRの駅の中にギャラリーが一部の努力できれいに整理されております。同じようにこの町の作品だとかがこの町の文化として触れ合える場所ということでは、コミットというのは非常に観光資源の一つとしてどう捉えていくかということは非常に大事だと思いますので、町長の答弁をさらに膨らましていただいて、ぜひ観光と商業という部分のルートをつくっていただきたいと思っておりますので、最後に観光振興計画がさらに具体的に進んでいく気持ちだけ、質問させていただきます。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
清里町の観光また観光振興計画。これを通じてどういうふうにまちづくりに繋げられるかということでございます。御質問のやり取りの中でありましたように、観光そのものというのは、目に見える観光資源だけが観光ではないというふうに思っております。地域で暮らす人々のライフスタイルに魅力があるかどうか、それが一つの大きな観光資源になるんだろう。ですから一部の方々だけがその観光に携わるのではなくて、町全体としておもてなしの気持ちだとかそういう部分で観光に携わっていく、まちづくりに携わっていく。それこそがトータル的に観光につながっていくんだろうというふうに思っております。まちの歴史であり文化であり、また自然であり、産業であり、生活である。それがトータル的に絡み合って魅力ある町として、それが活きてきたときに初めて、相手に魅力ある地域として映り込んでいくんだろうというふうに思っているところでありまして、私としても従来の物見遊山的な、何でも良いから人に来てもらって、ワッと金さえ落としてくれれば良いっていうことでなくて、清里町を愛してもらえる人に来てもらうと。これがやはり清里のとるべき観光の道だというふうに思っております。ですからそういうような方向に向けて、町全体が可能性を求めながら進めていければ良いなというふうに思っておりますし、今回の観光振興計画まさにその方向性でまとめていただいているところでございます。多くの人に清里を知ってもらえる、来てもらう。そして本当に清里町を愛する人方に来てもらう、魅力ある町をつくり上げていくというのが、その中の最も重要なことでありまして、来てもらうための情報発信についてもしっかりと適時、四季折々にやっていく。それが最も施策の方向性として重要なことだというふうに捉えているわけでございます。今回、多くの方々に携わっていただきながら、この観光振興計画策定をいただいたわけでございます。我々としても清里町のまちづくり活性化のために、今後しっかりと受け止めて実行に移していきたいと考えておりますので、今後ともよろしく賜りたいというふうに思います。以上申し上げまして答弁に代えさせていただきます。
質問 3番 河口高
最後に1点だけちょっと気がついたことだけ述べさせていただきたい。この冊子の正面。つまらないことで言わせていただくと、気に入らないっていうのがあります。なぜか。これ写真を絵のようにぼかしたんですね。絵画モードにした。斜里岳を描いている人はたくさんいます。小手先はしない方が良い。やっぱり魂を入れていただく。僕はそういうふうに思います。これ観光資源の一部と同じものですよ。これを絵画のモードにしたっていう。つまらないことですけど、本物の魂を入れていただきたいっていうのが私の率直な気持ちです。以上で終わらせていただきます。