清里町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月14日
観光振興施策について
2016年3月14日、清里町議会の一般質問で、勝又武司議員が「観光振興施策について」質問し、町長 櫛引政明が答弁しました。
- 質問者
- 勝又武司 議員
- 答弁者
- 町長 櫛引政明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 勝又武司
通告に従いまして、平成28年度町政執行方針に示されました観光振興関係の施策について質問いたします。国は人口減少に歯止めをかけるとともに都市圏への人口の過度な一極集中を是正し、それぞれの地域において住みよい環境を確保し、将来ともに持続可能なまちづくりを進めることを目的として、地方創生を掲げ人口ビジョンと総合戦略の作成を定めました。わが町においても早急に総合戦略策定委員会が設置され、敏速な対応のもと、まち・ひと・しごと総合戦略が昨年10月に作成されました。地方創生が近々の課題として求められている今日、観光に対する注目と期待は少なからぬものがあります。総合戦略の基本目標である雇用の創出地方へ新しい人の流れをつくることとし、具体策として豊かな地域資源を活かした観光メニュー、体験滞在、交流型観光、移住定住事業の取り組みが示され、第5次総合計画後期5年計画にも反映されたところでございます。観光と地域振興は密接な関係にあることが伺え、交流人口を有効に活用していくことが雇用の創出を含め、町の活性化につながるヒントになり得ることと思います。町長が執行方針の中で観光による地域づくりに力点を置かれているわけですが、具体的な戦略が見えないように思います。そこで次の4点につきまして町長の考え方をお伺いいたします。まず1点目、新しい人の流れとさらなる交流人口の拡大に向けた具体的な施策についてお伺いします。2点目清里情報交流施設として7月オープンに向けて整備が進められています旧レストハウスの位置づけについてお伺いします。3点目として登録申請中の日本で最も美しい村連合加盟に向けた考え方についてお伺いします。そして4点目、今年度策定予定の清里町観光計画にかかわる町長の考え戦略等をお伺いします。以上4点につきまして簡潔明瞭な答弁のほどよろしくお願いします。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
ただいま御質問をいただきました、観光振興施策についてお答えを申し上げたいと存じます。ご質問事項の1点目の新しい人の流れと交流人口の拡大に向けた具体的な施策についてでございますが、御案内のように本町では人口減少そして少子高齢化を背景としながら国の法律に基づいて昨年10月の末に総合戦略推進委員会におきまして、4つの基本目標から成ります清里町のまち・ひと・しごと総合戦略策定を見たところでございます。総合戦略の基本目標の1つに新しい人の流れをつくるということがございまして、移住定住はもちろんのこと、交流人口の拡大を図るための施策、そして目標であります移住定住の、そして観光のまちづくりを進めていく中で極めて重要な施策ということでの位置づけでございます。今回のまち・ひと・しごとの総合戦略全体施策の部分で、15ページに及ぶその中の5ページを占めるという重要な位置付けにもなっているところでございます。なお、これら施設に係る具体的なメニューの関係でありますが、基本的には体験型観光という形の中で先日明治大学の生徒さん、先生も含めてでありますが、モニターツアーが行われたところでありまして、グリーンツーリズムの本格的な展開、そしてまた観光メニューの開発と推進、そして産業まつりや斜里岳マラソンなどの各種イベントの開催。そしてさらには町内のホテルや宿泊施設を初めとする空き家バンクやお試し住宅の活用によるところの滞在型観光の推進、そして何よりも今回の大きな目玉の1つでもあります日本で最も美しい村連合への加盟による参加団体、地域サポート企業との連携と地域間交流などさまざまな施策をついた中での交流人口の増加を図ってまいりたいというふうに考えております。また町政執行方針の中でも申し上げておりますように、1市10町で構成をいたしております阿寒摩周国立公園の広域観光協議会。そしてさらには知床観光圏の協議会、そうした協議会がありますので、こういう協議会とも連携をしながら、広域観光をどのように今後進めていくのか。そしてまた外国人旅行客インバウンドですね。これらの対応についても具体的に検討する段階に来ているんではないかとそのように思う次第でございます。次に2点目の清里情報交流施設旧レストハウスの改築にかかわる位置づけでございます。これにつきましても、本年の7月オープンということで準備を進めているところでありまして、本町の魅力をこの中で伝えていきたい。そして清里焼酎などの特産品の販売や清里の食材を活かした食事の提供そういうものもできる施設として、さらにはグリーンツーリズムを始めとする体験や滞在型のさまざまな事業や観光施策についてもこの施設を拠点としながら推進していくという予定でいるところでございます。加えて町民の皆さんが気軽に訪れていただける施設として、テラス等ができますので、そうしたテラスを活用したイベント、季節の野菜などの即売だとか趣味を活かした交流。そして発表ができる場としても大いにこの空間を利用していただきたいというふうに考えておりますし、さらにはインバウンド観光の対応とそして登山ガイドとまたツアーガイドの育成、派遣の場としても受け付けや取り扱いができるようなそんな窓口を確保していくということで考えているところでございます。本施設については観光交流を軸とした情報交流施設としてその役割と機能が発揮できるように管理運営体制につきましてもNPO法人の清里観光協会との十分な連携のもとで開設に向けた準備を現在進めているところでございます。この施設を利用してさまざまな活動が交流人口の増加につながっていく。そしてまちづくりや地域振興が推進されるというような施設になることを大いに期待をしている次第でもございます。次に3点目の日本で最も美しい村連合への加盟に向けた考え方でございます。本件につきましてもこの連合は、昭和57年にフランスで始まった運動に端を発しておりまして、一度失ったら二度と取り戻せない農山村の景観や環境文化を守り、将来にわたって美しい地域を守り続けることで観光的付加価値を高め、そして地域資源の確保と地域経済の発展を図ることを目的に、平成17年に美瑛町をはじめ全国の7つの町村でスタートをした連合でございます。今では全国で60の自治体と地域そしてサポート会員として、86の企業が加入されているところであります。この連合の目的としては、自からの地域に誇りを持ち、将来にわたって美しい地域づくりを行うこととされておりまして、その目的の大きな1つは住民によるまちづくり活動を展開することで地域の活性化を図り、地域の自立を推進することとなってございます。そしてもう1つには生活の営みによりつくられてきた景観や環境を守り、これらを利活用することで観光的付加価値を高め、地域資源の活用と地域経済の発展に寄与することとされております。この連合の大きな目的はただいま申し上げました2つの目的に基づくものでございます。清里町には、斜里岳のすそ野に広がる広大なすばらしい田園景観そして花と緑と交流のまちづくりに代表されるようなフラワーロードや市街地地域、そして商店街のガーデニングさらに一村一品運動の以前から取り組んでおりました、特産としてのじゃがいも焼酎。そして自治会を中心とするまちづくり運動推進協議会による生活運動やごみの減量化、資源化の取り組み。さらには花いっぱい運動を通じた住民参加と協働共創のまちづくり活動に加えて、北海道で2番目の景観行政団体への指定とそれを機に制定されました清里町の観光条例、さらには観光計画など既にこの連合に加盟するに必要な要件というものについては十分に私は整っているものとそのように判断をいたしているところでございます。つきましては御案内のように、この2月に町民の努力と協働により生まれてきたこの特色ある農村景観市街地域の景観を町内外にアピールすべき日本で最も美しい村連合への加盟申請手続きを行ったところでもございます。この連合に加盟するということは他の町では真似のできない地域の魅力を最大限に発揮し、町をブランド化し差別化することでございます。全国に、そして世界に清里町の名前を発信し、本町の景観や観光に対する認知度を一層高めて加盟している町村との連携や相互交流そして交流人口の増加を図っていきたい。そのように考えている次第でございます。次に4点目の清里町観光計画の策定に係る考え方でございます。清里町は旧来型の観光の名所ではありません。そうしたことで観光振興としての産業としての積極的なアプローチがされないで、今日を迎えている状況にありまして、現在まで町においては、体系づけた観光計画は策定した経過がございません。しかし、近年観光を取り巻く情勢大きく変化をしてきております。地方経済の活性化にとりましても重要な取り組みとして、評価認識がされてきております。また観光の形態も、従来型の温泉地や風光明媚なものだけではなくなって、多様性が謳われてきております。また観光客においても従来の物見遊山というよりも体験滞在型というふうに大きく変わってきたと理解をするところでございまして、本町におきましても移住定住はもとより、観光による交流人口への拡大の取り組みが、今後のまちづくりを進める上で極めて重要な施策となってくるものと認識をいたしている次第でございます。これらのことを鑑みながらより具体的でより効果的な実践計画としての観光振興計画。そうしたものを多くの皆さんの御意見をいただく中で策定をしてまいりたいというふうに考えている次第でございます。以上4点について考え方を申し上げ、答弁に代えさせていただきます。
質問 6番 勝又武司
ただいま4点につきまして、町長より答弁をいただいたわけですが、それぞれに1つずつ再質問させていただきたいと思います。なお昨年の12月の定例議会において堀川議員の方から一般質問で取り上げられましたので、細かなところにつきましては、質問は控えたいと思います。一口に新しい人の流れと交流人口の拡大といっても、そうそう並大抵のことではないんじゃないかなと私は思うところでございます。このたびの総合戦略において近隣そして全道、全国どこの自治体を見渡しても観光による地域づくりや移住定住の取り組みが見てとれます。新年度予算編成を終え、同じような取り組みが各自治体において動き出すとすれば、恐らく人口の争奪戦が繰り広げられることになるのではないかと危惧するところです。そこら辺につきまして、よく本にはどこを切っても金太郎あめみたいな施策がっていう感じのことも書かれておりますけど、そこらへんにつきまして町長はどのように考えるか、お聞きしたいと思います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
ただいまの交流人口等の拡大に向けた具体的な部分でありますが、議員御指摘のように、今回のまち・ひと・しごと創生戦略。これは国のまち・ひと・しごと創生法に基づいて策定をしたわけでありまして、この策定の段階では4つの項目が既に法律の中で、これを謳いなさいということが決められております。その1つが安定した雇用の創出やその2つ目が新しい人の流れ、要は一極集中を何とか是正しよう。それから子育て支援、そして生涯にわたって住み続けたいまちづくり。この4つについて方向性を策定しなさいということでありますから、おおよそこの全国1千700の自治体の考え方というのを、それに従ってやるということになれば、ほぼ似たような対応が出てくるんではなかろうかというふうに思っております。そして私もあちらこちらの総合戦略を見させていただきましたが、ほとんどがやはり新しい人の流れをつくる移住定住交流であります。ですからこれをそのまま真に受けてやっても、やはり1つのパイをみんなで奪い合う地域間競争にどうやって勝ち残るかというのは、その中での戦略になってくるだろうと。私の町としてはその中にさらにインパクトを強めるために、今回従来から申し上げていた日本で最も美しい連合に、これそんなに簡単に入れませんけども、そこに入って何とか地域間競争に勝ち残らなければならんという思いでの展開をしたわけでありまして、他の地域と掲げるのは同じでも具体的施策の中でやはり差別化をする、ブランド化をするということが最も重要になってくるだろうというふうな思いで、この部分については取り組んでいきたいというふうに考えている次第でございます。
質問 6番 勝又武司
ただ今町長から確かにこの総合戦略の中で4つの事項を決められて、このことに対して私もちょっと首をかしげるような部分があって、今までこういうような形で人口問題が始まったわけであるまいし、そのことについて国がこうしなさいということで、ひとつの宿題を与えまして、短期間でそれを克服するような計画を立てるということ自体が実に無理難題を押しつけた部分かなと。そこへもってきて今度、先ほど述べましたように人の分捕り合戦が始まるんじゃないかと、一体どういうことなのかなって感じるわけですけど。やれと言ったからやってみましたとかそういうことじゃなく、将来的にうちの町はどういうふうにしていくんだということを念頭に置いた形で、今回町長が打ち出した観光っていうものに対して、観光と地域づくりを結びつけるようなそういう形の施策でなくてはいけないんじゃないかなとそのようにこう思う次第でございます。そう言いながらも町長もおっしゃいましたように、その1つの争奪戦が始まることだけは事実として否めない部分なのかなと。そういう形の中では互いに先ほど観光協会の関係の連携の話もありましたけど、それぞれがそれぞれの立場で協議をしながらと言いながらも、競争だということだけはひとつの事実かなとそのようにも感じる次第でございます。もう1点お伺いします。このことは他の自治体の真似ごとをしてもうまくはいかないと思います。町の地域資源をフルに活用した、本町でしか味わえない個性のある体験や感動の与えられるいわばオンリーワンって言うか、そういう取り組みが必要でないかと思います。町長も先ほどから述べられていましたけど、やはりきちっとやっぱりうちの個性を出した、そういうような取り組みでなくてはいけないかなとそのように感じる次第ですけどそこらへんについて町長の見解をもう一度お伺いしたいと思います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
清里町におけるオンリーワン的な要素としてどういうふうに発展させていくかということであります。清里町は御案内のように、平成4年の年に農村景観100選、その中でも特に優れた20選という指定をいただいたまちでもあります。そして自然景観、斜里岳のすそ野に広がる田園景観が認められたわけでありまし、また斜里岳そのものも日本の百名山の1つでもありますし、また山として道立公園を単体で持っているというのはうちともう一カ所しかないという、そういう極めて貴重な斜里岳という資源を有しておりまして、またそういう背景の中で、先ほど申し上げました住民の皆さん方でフラワーロードをつくってみたり、また商店街の活性化に合わせてガーデニングに取り組んでみたりということでも資源を有しているというふうに思っておりますし、また特産品としての焼酎もはるか一村一品運動の前から手掛けてきたと、こういう先進的な地域でもあるというふうに思っております。ですから、よその町では清里の町はできない。これだけの活動をして、また自治会活動も本当にすばらしいものがあります。当時は行政区ということで町の方で行政区長さんを初めとして町の行事を進めて消化してもらうという仕組みだったわけですが、本来でいう住民自治活動としての地方自治が清里はいち早く取り組まれて、自治会活動が自主的に行われるようになります。その結果としてまちづくり推進協議会が起きてまちづくり住民大会が毎年のように行われてきたと。その中でも生活運動、いろんな取り組みを進めてきます。これはよその町には真似のできる代物とはちょっと違います。ですから、そういうものをしっかりと我々も認識をしながら、そしてよそに出しても絶対誇れる自慢できるそういうものとしてしっかりと位置づけをしながら、これを地域の資源として全国的に売り出していくと。その売り出すひとつの手法として、ツールとしての美しい村連合への加入でもあるということでの理解をいただければいうふうに思っております。清里には今申し上げた以外に本当にすばらしい地域資源がたくさんございます。おかげさんで観光地として物見遊山的なそういう地域でなかったからこそ、今も大切に残されている資源であるかもしれません。ですから、さらに上手にここのところの魅力を引き出しながら活用していくと。そういうことが今後とも必要になってくるというふうに理解をするところであります。以上であります。
質問 6番 勝又武司
たしかに資源は豊富にあるんじゃないかなと思っています。そのような中で、町長も今回いわば施策について1つの重要な位置づけをされているわけです。ぜひとも一過性に終わらない息の長い効果のある施策としていただきたいなとそのように思っています。恐らくそんなの1年2年で簡単に確立できるようなことではないと思いますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。次に移ります。情報交流施設の位置づけについて再質問します。観光振興の拠点施設として整備を進められている旧レストハウス、7月には完成予定となっていますが、その運営の方法についてお伺いします。先の常任委員会において管理及び活用案についての説明がありました。管理運営については、観光協会に業務委託されるわけですが、施設の活用案につきましては、多彩な内容であり優先して取り組んでいくこと、また段階を踏んで取り組んでいくものと整理されることと思います。ところで職員の配置なんですが、委員会の報告の中では4人、そして5人体制、地域おこし協力隊にも協力をいただいてというようなことでしたが、果たしてそれの体制で消化がきちっとできるようなことなのか。そこについて町長の考え方をお伺いしたいと思います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
ただいまの清里情報交流施設の運営、管理の関係でございますが、その施設を活用して、どういうことをやっていきたいかという部分については、先ほど申し上げましたが、それを具体的に進めていくということで、観光協会ともそれぞれの内容を詰めている最中でございます。今の内容といたしましては観光協会そのものが、あそこの事務所に移っていただくということで、観光案内その他通常観光に関わること全部、この施設窓口を設けてやっていくと。要はワンストップサービスの方式をとっていきたいということでありまして、現在も幸いにも清里では地域おこし協力隊の皆さんお2人に来ていただいておりますので、この方々についてはそのままそっくり基本的部分をしっかりと立ち上げるために、お2人そのままお願いをしていきたいということで、新年度においてもその体制を維持していく考え方であります。ただ、そこら辺の部分は実際的な事業を起こしたり、行事を企画立案したり、そういうふうな部分にかかる部分も持っておりますから、具体的にあそこの施設での売店だとかレストランだとかそういう部分の対応をどうするかということでありますが、今レストランっていいますか、そちらの関係については、新しい人の採用を進める段取りをしてございます。基本的に収益施設になりますから、その部分については、そこらを加味しながら、それに見合うような体系での人の配置という部分での採用の検討を加えていただいているということでありますし、あわせて売店の部門も収益施設でありますから、合わせながらある程度収支を見込んだ中での採用体系を考えているということでございます。今の段階では先ほど申し上げましたように、観光協会の事務局的な要素が十分ありますんで、そこら辺の部分を含め、そして地域おこし協力隊の皆さんのお力を借り、さらに収益部門にはそれに見合う職員の配置というものを考えながら管理運営を進めていこうと。ただし、今後これらが本格的に機能し始めたときにガイド関係をどうするだとか、ツアーを組んだときのガイドをどうするかとか、山岳ガイドをどうするだとか、いろんな部分が出てくるんだろうというふうに思っておりますし、さらに着地型のツアーのシステムも導入していかなきゃならんだろうと思っています。そういう企画立案をどうするかという部分も含めて、今後大きな課題をまだまだ詰めていかなければ、そういう内容になっているかというふうに思っておりますけれども、当面、スタートをかける部分についての対応としては、先ほど申したような対応の中で進めてまいりたいということで観光協会とも鋭意詰めている最中だということでご理解をいただきたいというふうに思います。
質問 6番 勝又武司
当面はというようなことでスタートしていろんなものが必要になって来る部分なのかなと思っていますけど、恐らく今回示されました活用案、これ最初からフルに、これらのことをすべてやるっていうことにはなかなかなってこないのかなと思っています。ただされど順々にやっていくと言って、今年中にどんなことまで進めていくんですかってなったときに恐らく当初のスタートは4人とかで済むのかもしれませんけど、それを敏速に対応できるような形での実動部隊というか、そういうものも設置していかなくちゃいけない部分なのかなと思っています。それで現在観光協会に地域おこし協力隊員が2人いるわけで、私が見る限りも優秀な方で頑張っていただいているわけなんですけど、この大半の経費っていうのは国の方からも出るというようなことで、これらすべての仕事を消化する部分については、そういうところもきちっと協力を願って、また地域支援員ですか。そういう制度もありますし、普段何というか観光シーズン以外っていう部分があるかどうかわかりませんけど、そのときには札弦・緑地区とか、まちづくりの関係でそういう支援もしてもいただけるのかなと。そういう部分でそれらの増員とかをちょっと総合戦略の中では31年もまた2人ということしか数字は出ていませんでしたけど、そこら辺どう考えていますか、伺いたいと思います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
交流活動施設の運営の関係でありますが、基本的に先ほど申したような形で進めていきたいというふうに思っておりますし、今の段階では地域おこし協力隊のお二人の力を借りながら進めていきますし、売店だとかそういう収益施設については、その中で必要な人間を採用しながら経費に合うように進めていきたいというようなことでございます。今の段階では地域おこし協力隊の皆さんは、直接ここの部分では2人で間に合うかなというふうには思っているんですけども、これがいろんなメニューをそろえて始めた段階で足りないとなれば、これは4月1日でなきゃ云々というのは制度的にありません。いつでも募集採用ができますので、そういう形をとっていきたいというふうに思っております。それから後段の方でありますが、札弦地域だとかの支援員の関係ですが、神威・札弦のネットワークがございまして、パパスランドのバックアップ団体みたいな形でいろいろ活動をしていただいています。その中で地域おこしのそういうものが必要だということになれば、そこに対する具体的な支援員としての配置も考えていかなきゃならん。これは札弦だけでなくて、緑も山村振興法が新しく切りかわりまして、その中で山村地域活性化の整備計画というのが出てきております。地域がその計画をつくるにあたって全額支援しますよという制度が新しく平成27年から出ました。この制度の運用した中で、新しい地域づくり町づくりを緑地域や札弦地域でいかがでしょうかということで投げかけている最中でございますんで、それらが具体的に乗り出すよということになれば、当然何らかの形でそれを支援する事務的な人の配置も必要になってくるというふうに私は理解しておりますので、地域の方にもそういうふうになるんであれば、そういうことを町の方も対応していきますということでお話をさせていただいておりますので、そういう意味においても清里地域だけでなく、札弦地域や緑地域にもそういう配置ができるようなことで考えていきたいというふうに思っておりますので御理解を賜りたいというふうに思います。
質問 6番 勝又武司
地域おこし協力隊の方、名古屋と東京周辺ですか。2人みられているわけですけど、若干接触する機会がありまして、言葉悪いんですけど、1つのよそ者っていうか、町外からのよその人からの視点っていうのは大分違うんだなということを感じます。その中でこれまた1つの地域に新しい1つの風を送り込むというか、そういう形で僕はそういう部分でこの雇用の創出とかそういうものも含めて、外からやっぱりそういう形で協力を仰いでいくと、ましてや制度を使いながらそれは進めていっていただきたいなとそのように思います。それからもう1点、交流施設の活用について観光を推進するための体制づくり。これは急務でないかなと思います。それで町民それから各団体、事業者観光協会、行政それぞれの役割を認識し、自らの意思でいろんな取り組みに関わっていただくことが重要ではないかなとそのように感じる次第です。まず真っ先に取り組まなくてはいけないのは、町長がこの推し進めようとしている観光に対する町民の1つの意識というか、そういうところじゃないかなと思うんですけど、これは早急取り組むべきかと思いますけど、町長の考え方をお伺い願いたいと思います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
観光に対する町民の皆さんの意識づけということになってこようかと思いますけども、まずその前に観光協会を中心としながら観光関係の団体機関それから商工会だとか農協だとかこういう中で、やはり考え方を1つにまとめていく必要があるだろう。そのきっかけづくりの1つにもなるのかなと思っているのは、やはり観光振興計画の策定をしながら中身を詰めていくという形にしていかなければならないというふうに思っております。ですから、観光というのは中をよくよく見てみますとほぼ総合産業と言ってもいいぐらいの末端の広がりがあるものだというふうに思っております。今申し上げましたように、1次産業、2次産業、3次産業の複合的な産業基盤としての観光振興ということで考えていかなければ、どっか1カ所も欠けて観光振興が成り立っていかないというふうに思っているところでもあります。そうした上においては町民の皆さんにどうしても協力をお願いしなければならん。よそから来た人に町民の立場で自分の町をPRし、そして魅力を感じていただけるいわゆるおもてなしを、いかに町民の皆さんがやっていただけるか。せっかく来たのに知らんような顔して、みんなが通り過ぎているんでは、これではなかなかおもてなしが通用しないということになりますし、単に観光にかかわる事業者だけの責任ではないと。やはりうちの町をそういうふうな形で、少しでも振興発展をさせ雇用を出し、活性化をさせるということになれば、やはりみんなで取り組んでいく大きな課題だというふうに理解をいたしておりますので、前段申し上げましたように観光振興計画は、これから具体的な作業として委員会など展開をしながら進めていきたいというふうに考えておりますんで、その中で町民の皆さんにお願いする事項等を含めて整理をしていきたいというふうに考えておりますので御理解を賜りたいというふうに思います。
質問 6番 勝又武司
関わっていくことで、町民の意識っていうのは図っていけるんじゃないかなと思っています。そういう部分であとから質問しますけど、その計画の中にも当然そういうような部分で構成として入っていただく部分もありますけど、先ほど河口議員の質問の中で言いましたけど、扉を開いて動き出さないという話がありましたけど、まだやっぱり動いてみないと、きちっと見えてこないものがあるのかなと、そのように思っております。それでは時間もありませんので、次に移ります。次に美しい村連合についての再質問をいたします。2月に加盟申請作業終えて、8月には審査員による現地調査に入る旨の報告がありました。連合の加盟には厳しい審査と加盟後の資格を維持することの大変さも理解するところです。環境文化を守り、美しい地域を守り続けることで観光付加価値地域資源の保護と経済の発展を図ることを目的とし、平成17年美しい村連合が発足されました。10年を経過して全国で60、道内においては8自治体と認定の厳しさを感じているところです。議員の中にそれは町の勲章と例えた人がいましたけど、先人から今日まで引き継ぎ守ってきた景観や何気ない取り組みが評価され、将来にわたって守りつなげていけるチャンスと私も捉えるところです。そこで町長に伺います。連合加盟がこれからのまちづくりや観光振興に先ほども述べていただきましたけど、どのように活かしていけるのか、また当然経済効果、そういうものがどういうふうに期待されるのか。お聞きしたいと思います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
ただいま御質問であります、日本で最も美しい村連合に入ることによっての経済的な効果、また観光的な効果という関係でございますが、御案内のように、この連合に加入するのは厳しい条件があります。現地調査も行われた中で最終全体委員会の中で加入承認するかという判定が下されるということでありまして、2月の段階でわが町は申請を上げてございます。予定であれば、8月に現地調査に見えられるということであります。その時には多くの町民の皆さんと接したいというのが本音だそうでありまして観光施設を見に来るんではない、施設はでき上がっているのは解っているし、町民の方々がどう意識づけをされているか。まちづくりにどう町民の皆さん方の意識が向いているかということが、最も重要な判定の基準になるということでありますので、そういうようなことを踏まえながら、これからの中で対応していきたいというふうに思ってございます。それで具体的な部分としては、この加盟することによってどうなんだということでありますが、先ほども申し上げましたこの厳しい条件の中で入っていくわけでありますから、それに見合う町としての対応をしていかなければならないというふうに思っておりますし、幸いに多くの町村がこの組織に入っておりますから、そことの交流を大きな目的にしていきたいというふうに思っております。それでこの加盟するにあたっては、人口が1万を超えたところは加盟できないことになっていますから、ほぼ似たような町村が数多くいるんだろうというふうに思っております。同じような中で、それぞれ地域間交流が行えるというふうに思っておりますし、それぞれの町で今まで取り組んできた優良先進事例はたくさんこの中に埋まっているんだと思っていますから、そういうのをしっかりと受けとめて、そしてわが町でやれるものはやっていきたいというふうに思っております。そしてこういう北海道内でもまだ8つしか地域指定が受けられてないわけですから、その中にいち早く入って、なるほどなと、そういう町なんだというふうに全道の人からも認定をもらいたいと思っています。知名度が上がれば、どういう町なんだろう、行ってみようということで来てもらう。そういう展開できればというふうに思っております。なかなかパンフレット持って行って全く知らんところ行って、どうぞどうぞと言っても現実的な対応としては、そんなに世の中甘くないとみています。やはりそういう組織の中に入って、一緒になって行動し活動することによって、認知度が上がって、清里にも来てもらう。そして清里を大きく売り出していくことができれば、それによって移住定住につながり、交流につながり、産業経済につながるという相乗効果も狙っていきたいというふうに考えている次第でございます。以上でございます。
質問 6番 勝又武司
町長の考え方お聞かせいただきました。実は昨年の6月に美瑛で世界大会の総会があったと。海外の加盟国からも30名ほど参加された。うちの町は参加されたんですか。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
残念ですが、これは加盟団体だけの総会でしたので清里には案内も何もなったというのが実態でございます。
質問 6番 勝又武司
案内がなくて残念だったなって気がするんですけど、このマルシェは自由参加できたんでないかなと。是非ともこれはちょっと見てきていただきたかったかなと感じる次第です。ただ全国そして全世界に発信できる機会が与えられるっていう部分で、まだ正式に加盟できるかどうか解りませんけど、将来につなげて夢の持てるようなものであっていただきたいなと感じる次第です。時間もありませんので、次に進みます。観光計画策定の予算計上がされました。計画の概要、町長の考え方について答弁いただきましたが、何点か質問させていただきます。最初に計画の策定スケジュールについてお伺いしたいと思います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
清里町の観光振興計画の策定のスケジュールでございますが、一昨日内部の検討会議が終わったところでございます。具体的なスケジュールがまだこれからということでありますが、大枠としての流れについて申し上げたいというふうに思います。基本的に現状をまずしっかりと認識をするというところから始めていくということで、これらについては予算を計上させていただきましたように、アンケートだとか調査分析をまず進めていきたいというふうに考えておりますが、スタートの時点では、策定委員会を設置していきたいというふうに思ってございます。策定委員会の中でこれらの方向性を全体の確認をいただいた後に、先ほど申し上げました委託業者への調査アンケート分析等の対応を進めていくというようなことで進めてまいります。これが大体6月いっぱいぐらいまでに、この作業を終わらせていきたいというふうに思っております。そして具体的な策定の中身については、策定委員会は全体を網羅する形で進みますが、その中にワーキンググループを置いていきたいということで、それぞれの項目ごとの例えば現状把握、環境、景観、食のPRの手法だとか、それから体制づくりだとか、いろんな分野が分かれてまいりますので、分野ごとの検討をしていくのにワーキンググループの中でひとつずつ整理をさせていただきたいということで考えてございますが、この作業は、年内には終わらせてしまいたい。そして12月の段階で素案に近いものまで進めていきたいというふうに考えているところでございます。大抵そこら辺になって姿がある程度見えて来る段階に、議会の常任委員会の方とも連携をとりながら御意見をいただくという形で進めていければいうふうに思ってございまして、最終的には3月末までには新しい計画として策定を終わらせたい。そして29年の予算につなげていけるものについては、その段階でしっかりとつなげていくというような形で進めていきたいなというふうに思っている次第でございます。いずれにしてもこの策定委員会の段階では、当然行政も入りますが、観光関係の関係機関や団体、そして広く町民の皆さんの意見を聞くというようなことも踏まえて、学識経験者の方々等に入ってもらって大体15名程度の構成でいければなと、このような思いで進めている次第でもございます。以上答弁とさせていただきます。
質問 6番 勝又武司
今年内に作業終了して、12月には素案とそして常任委員会、町長の述べられましたように団体との協議だとかそういう部分っていうのは必要かと思います。この事業の推進にあたっては当然多くの町民が関わっていかなくちゃいけない部分かなと思っています。ただそのベースになるという部分で、もう少し敏速に仕事を進めるべきでないかなと思うんです。言っちゃ悪いけど、観光シーズンもうスタートですよ。そうやって考えたときに、今年の暮れ12月に、来年度に向かっての計画なのかという感じになってしまうわけで、地域全体のまとめ役みたいなそういう組織も必要だと思いますし、当然事業展開に向けては専門的な部分での組織も、先ほど町長の答弁がありましたけどワーキンググループなり策定委員会がそういう形になってくのかなと思ったりもしますけど、当然そういうものも必要かなと思っています。先ほども述べたことに重複するわけですけど、地域をつくっていくっていうことは、よく人づくり物づくりって言われますけど、一番大事なのは、僕は特に人づくりじゃないかなと思っています。人材育成っていうのは、どんな分野でも必要かなと思いますけど、観光のスペシャリストそういうものが必要であるかどうかっていうのは、はかり知れないわけですけど、当然ある程度精通する人材は必要でないかなと思っています。そこらも含めて、僕はスピーディーに事を運ぶべきじゃないかなと。冒頭にも述べましたけど、恐らく、この新年度予算を含めて、一斉によーいドンのスタートを切っているんじゃないかなと思っています。その中で、観光に特化したようなものが無かったという形で計画もなかったわけですけど、やはりこの計画を推進するにあたって骨となる部分がないと僕は困るんじゃないかなと思っていますので、ぜひともそういう部分敏速に進めていただきたいなと思いますけど、町長の考え方をお聞かせ願いたいと思います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
観光計画のスケジュールそれと作業の進捗の関係であります。基本的に今までは、観光計画が何もなくて、行きあたりばったり的に来たのかなというふうな思いはいたしておりますけれども、ただ情勢としては大きく変わってきたよと。従来でいう観光のイメージとまた違う観光と言いますか、そういうようなイメージの中でその重要性というのは、ますます増してくるなということは事実ではないかというふうに思っておりますし、うちの町が活性化をする地域が振興させるということであれば、よそからのいろんな交流事業等通じながら、そういう施策につないでいくというのが最も重要になってきたというふうに思っております。ただ残念なことに清里は観光という取り組みは、今まで本当に遅れておりましたので、観光計画そのものがなくて施設をつくってみたり、そういうのをどんどん進めてきたわけで一定の点ができ、線が出来つつありますから、それをさらに全体的なトータルのものとして、今回観光計画をつくっていくと。そしてその中での展開の位置づけを明確にしていく。そして将来的にできれば観光そのものが産業として複合産業として成り立つような形にまで引き上げていきたいというのが考え方であります。スピード感を持ってというのも事実だというふうに思っていますが、今までの蓄積の部分が極めて脆弱であるというようなこともありまして、ここは時間がかかりますけれども、1年間かけて整理をさせていきながら、新しい方向性を認識をしていきたいというような思いでいるところでございます。我々としてもそういうのが全部整って、そして施設はどうする、これはどうするっていうことできちっと配置付けがされれば最も動きやすいというのも事実なんですけども、ただ時間が迫っている部分がございますんで、進められるものは進めながら、これはこれとして計画を立てて総体的な事業としての認識を高めていくということで、ご理解をいただければいうふうに思うところであります。
質問 6番 勝又武司
今まで観光っていうことに縁遠いっていったらおかしいですけど、うちは特別な大観光地と違って、景勝地も持っていなければという部分がありまして、脆弱である。これは理解するんですけどね。そうであるからこそ、町民から多くの人間が関わった形の中で、うちは観光を含めた地域をづくりしていくんだぞっていうものが無いと僕は長く続けていけることにはならないんじゃないかなと思うんですよね。先ほど言いましたけどおもてなしというときに、町長だけおもてなしの心を持っていても駄目なんですよね。みんながそのことを共有できないと、なかなか人は来てくれることにならないではないかと思うわけですね。そういった意味で町民が主体性とか町民から出てくる内発性っていうか、そういうものをきちっと重視した形での計画づくり。事務方にしてみれば、そんなこと言ったらいつになっても出来ませんよっていう感じの部分かなと思うんですけど、そういうものの積み上げの中で、脆弱であったがゆえにそういうことを整備して進めていくということが僕は大事じゃないかなと思うんですね。そこらへんについて、町長どうお考えですか。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
作成にかかわる町民の皆さんとの関係でありますが、今議員がおっしゃられるとおりだと私も思っております。町民の方々の思いをどういう形で積み上げていくかというのは、本当に大切なことでありますし、将来これを成功させることは、町民の皆さんの理解がない限りは、表面的なものだけで終わってしまう懸念がありますから、そういう中で進めていきたい。逆を言えばきちっと積み上げるためにも、きちっとしたアンケート調査をやったり、意見交換をやったりと少々時間がかかるかなというふうにも思っておりますが、しっかりとやりながら進めていけるようなそんな対応をさせていただければというふうに思っているところでありますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。
質問 6番 勝又武司
観光はかなり刻々と変化を遂げてきているということだけは事実です。今までの時間に追われた景勝地めぐりの格安ツアーがだんだん敬遠され、インバウンドでの爆買いですか。そういうものも全てとは言いませんけど、今までの齷齪した時代から、もう少しゆったりとしたものを望んでいるっていうのは、1つの観光の志向が変わってきている。このことはきちっと捉えて、そのニーズに合うような形の観光のメニューづくりをしていかなくちゃいけない部分かなとそのように思うわけでございます。先ほどの質問で町長の答弁ありましたけど、そこら辺町民ときちっと意識を共有しながら計画の作成について進めていっていただきたいなとそのように感じる次第でございます。時間もそろそろなくなりましたので最後にしたいと思いますけど、来訪者の満足度を上げたからといって必ずしも再び来訪につながらないという観光庁の統計があります。つながる要素としては特別な存在とか大切にしたいとか、今後期待に応えてくれるとこういうことだそうです。来訪者にしてみれば、その来訪者の存在を認めてもらえるのが重要とそういう形で観光庁の報告にありました。観光に従来とは違う価値観の転換が起きていると。先月ですけど、体験交流滞在型の観光モデルっていうグリーンツーリズムのモニターツアーが企画されたわけでございます。明治大学のツアーの参加者、学生たちは感動の中帰っていたわけでございますが、今後の取り組みに課題も残されたことと思います。ゆったりとした時が流れて、地域住民のホスピタリティを感じるような観光。そして当然田舎ですので、そんなに金をじゃぶじゃぶ使って対応してくということではありません。身の丈に合ったような形のおもてなし。そういう中で少なくとも半数以上はそういうことを求めている観光でないかなと、そのように思う次第です。是非ともその観光振興施策となるように議論を進めていただきたいなと思っています。計画というのはいわば戦略の土台になります。トップが誤った意思決定してしまうと最も負担がかかってくるのが現場です。目先のことに捕らわれず、来訪者のニーズを的確に捉えて5年、10年、15年と着実にまちの将来を見通した独自性のある長期ビジョンとしての本計画が策定されるよう要望して、私の質問を終わりたいと思います。最後に町長何かありましたら、よろしくお願いします。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
観光の要素が本当に大きく変わってきているというふうに思っております。昔であれば、清里町がこうした観光施策を論じるということは、ほとんどなかっただろうというふうに思っております。こういう議論が出てくるということは、やはり観光に対する総合的な見方も変わりましたし、観光客自体の従来の観光のあり方が変わってきているというふうに理解をしていくべきだろうというふうに思っております。清里町もだからといって従来型の観光のように、ただ人さえ来てお金さえ落とせば良いというような形では成り立たない。やはり清里は、清里らしいおもてなしだとか、それこそ町民の皆さんの自慢が誇りとするところが、きちっと伝わっていくような自分たちもその中でいつまでも暮らしていきたいと思われるような、そういう町づくり地域づくりがあって初めてよそから来ていただける皆さん方も満足していただけるんではないかなという思いをしております。ただお金をもらって泊まって払ったからいいだろうというようなことでは一過性で過ぎてしまうんだろうというふうに思っておりますから、私としてもそういうような方向性で、そして清里らしさを求めた観光計画になっていけば良いなというふうに思っておりますし、当然先ほど言いましたように、地域をつくるのは人でありますから、人をいかに育てていって、その中にきっちりと役割を担っていただけるかというのが一番、これからの対策の中で大事なことというふうに思ってございます。何よりも地域に人を引きつける魅力を自ら住んでいる人方が実践をしていくという、それが一番大切なことだという認識の中での計画の策定に努めていくように努力したいと思いますし、また事務局にも、そういうような方向性の取りまとめをいただくようにお願いをしていきたいと考える次第でございます。いずれにしてもまた新しい形での門を開いていかなければというふうな思いでございます。
質問 6番 勝又武司
終わります。