みんなの議会

清里町議会 平成25年第2回定例会 2013年3月18日

(1)観光振興対策について/(2)緑ヶ丘公園の整備について

2013年3月18日、清里町議会の一般質問で、村島健二議員が「観光振興対策について」「緑ヶ丘公園の整備について」について質問し、町長 櫛引政明が答弁しました。

質問者
村島健二 議員
答弁者
町長 櫛引政明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 村島健二

事前に通告しております、2点について質問をいたします。まず1点目は、観光振興対策についてであります。男鹿の滝・江鳶山等の未整備の施設について。2点目は、緑ヶ丘公園の整備について、埋立てを行った池の活用はということで、今後どのような整備をなされるのか、伺いたいと思います。まず1点目の、男鹿の滝・江鳶山からの観光スカイラインコースがございます。秀峰斜里岳、阿寒国立公園の神秘の湖・裏摩周、神の子池、さくらの滝、緑ダム、オートキャンプ場、江南パークゴルフ場、道の駅パパスランドなど、たくさん観光の景観を見ることができます。特に男鹿の滝は不思議な滝でございまして、滝の上には川が無いのでございます。奥本流、林道から約400メートルございまして、道も狭く木の枝がぶら下がり、滝まで行くのに大変だと伺っております。この道を整備することが急務と考えます。また、江鳶山からの観光スカイラインコースも現在では小石が転がり、車が通ることも困難な状況であると伺っておりますので、再整備する考えはないのか伺いたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

ただ今ご質問をいただきました、観光振興対策並びに緑ヶ丘公園の整備について、お答えいたしたいと思います。まず1点目の、観光振興対策の、男鹿の滝・江鳶山などの未整備の施設の整備についてでございます。町内には主な観光施設・資源といたしまして、神の子池、さくらの滝、緑ダム、斜里岳、裏摩周展望台、宇宙展望台、コスモスロード、さらには農村景観100選のその中でも特に優れた20選に選定された清里町全体の田園景観等がございます。そうしたことから、多くの観光客や町民の皆さんに利用、鑑賞をいただいているところでもございます。ご案内のように、男鹿の滝及び江鳶山につきましては、国有林内に所属するということでありまして、それぞれ風景林として、網走南部森林管理署が管理を行っております。また、そこに至る道路等につきましても、国有林の林道として管理されているところでございまして、これら以外の国有林内にあるそれぞれの観光資源につきましても、従前より周辺の環境整備や林道等の通路の確保や維持管理につきましては、南部森林管理署において整備を行っていただいているのが実情でございます。ご案内のように、男鹿の滝につきましては、林道からさらに約400メートルぐらい奥の方に滝まで続いているわけでありまして、現在も以前からもそうですが、踏付け道路という形で通っているのが実態でございます。きちっと整備をすればということもありますが、現状といたしましては先ほど申し上げました、管理下にございますので、町がそこを直接的に整備云々ということにはならないわけであります。また併せて、名前としては非常に有名ですし、ご案内いただきましたように、滝の上に川が無いという本当に特異的な滝でもございます。そんなことで愛好家の方が時々訪れているようでありますが、どちらかと言うと知る人ぞ知るというような施設かなと思っているところでございます。こうしたことから、あまり観光地として俗化しないような形での維持・保全に努めていくと。そういう資源としてこれからも大切にしていかなければならないだろうと思っているところでありまして、森林管理署とも十分に安全確保の観点からどのようにやっていけるか、森林管理署とも協議を重ねていきたいと思っております。また、江鳶山の関係でありますが、これにつきましても現在は造林事業としてあまりあの場所は使われていないこともあるようでありますし、また、町有林と隣接の所にシカ柵が設置されておりまして、いちいち車を降りて開けて閉めてというようなことで、出入りが不便なことともありまして、あまり多くの方が訪れていないようでありますが、これらについても今、林道としての活用がないこともありまして、路面も確かに傷んでおりますし、法面から木が道路上まできているという状況もありまして、森林管理署にはそういう支障になる部分についての除去等はお願いをいたしておりますが、最低限の維持管理しかされていないのが実態でございます。このようなこともありまして、あまり人の手を加えていかないで、自然のままで次の世代へ財産として残すことを考えながら、最小限の整備として処理できればと考えているところでございます。次に 2 点目の、緑ヶ丘公園の整備の関係でありますが、埋立てが終わったわけでありまして、ウエンベツ川の改修の残土を流用させていただいているということで、埋立てが24年度で完了いたしました。25年度中に埋立てた所を周辺と擦り付けをしていかなければならないということで、それらの整備をまず進めていきたいと。これが25年度に終わりますと、26年度以降は地盤沈下、残土なものですから下がっていく恐れもありますので、その辺の状況を見ながら緑化をしていきたいという考え方でございまして、そこら辺についても、開発などとも十分に相談をしていきたいと思っておりますし、元々あの池の所に沸いていた水等もありますので、それらの処理がまだ残っておりますので、それらについては、旧土木現業所とも流桝があるようでありますから、そこへの流し込み等を含めながら、整備を検討していければと考えている次第でもございます。以上、申し上げ答弁とさせていただきます。

質問 7番 村島健二

今、町長の答弁を聞いたわけでありますけども、実は町政執行方針の中に、特に神の子池周辺の保全整備を謳っておられました。特に今は斜里岳の登山道、清岳荘までの舗装整備及びさくらの滝の整備ということで謳っておりますが、これは早急に、私は一度、さくらの滝までの砂利道500メートルぐらいあるわけでありますが、これについても一度質問させていただいているわけでありますが、やはり観光地という、人が出入りする場でありますから、そういう所から整備をやっていただかなければいけない。「検討する」と言うことでお答えをいただいていたわけでありますが、その後どうなったのかわかりませんけれども、早急に計画をされてやっていただきたいなと、このように思います。また、斜里岳につきましては、これは観光協会に業務委託でやっていただいていると思いますから、斜里岳については登山者数も年々増えているか減っているか、ちょっと把握はしていませんけども、年間の数、さらには裏摩周につきましても、年間の入場者数がわかれば教えていただきたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

それぞれにおける観光施設の整備等の関係と、入込みの関係でございます。神の子池につきましては、執行方針の中でも記載をさせていただいております。希少動植物の環境調査を入れていきたい。これの前提となりますのは、神の子池周辺が人の入込みが多いものですから、池周辺が草地が無くなって裸地化しておりますので、雨が降ると濁りが池の中に入るという状況に至ってしまったということで、今後整備するにあたっても、どういう手法で環境に大きな負荷をかけないでやることができるか。そのための調査をまず入れて、その後整備の仕方を検討したいと思っております。また、斜里岳の登山道の関係につきましては、新道の方です。どちらかと言うと、下ってくる時に使われている熊見峠からの下りになりますが、随分と下二又までの間が掘れまして、本当に危険な状況になりつつあると。それで斜里岳の管理をお願いしている観光協会、ガイド協会、登山の協会などもいろいろ整備をいただいておりますが、人力でやるにはほぼ限度に近付きつつあるのが実態でございまして、北海道の方にも道立自然公園でありますから要請をしているところでありますが、北海道の方もお金が無いの一点張りでありますので、町として最低限の手法を考えながら、そしてまた、いろんな状況の中で北海道からも力を借りながら、安全管理をまず重点的に考えながら進めていきたいと。また、登山道ではなく、道道の関係でありますが、実際に龍神神社の上と山小屋までの間につきましては、道道に昇格いただきました。既に一部は舗装等も入ってきておりますが、ちょうど国有林の中なものですから、まずは国有林の用地の移管をしなければならないということで、一昨年までは測量を中心に進めておりました。一部そろばんになったりする所を具レーダーをかけていただいたりしながら、とりあえず応急的な措置をしてきたところでありますが、予定では今年一部、排水の部分を手掛けていただけるとお聞きをいたしておりますし、今後計画的に山小屋までの道道については整備がなされていくものと、理解をいたしているところであります。また、以前にもご質問をいただきました、さくらの滝の関係でありますが、さくらの滝そのものが非常に危険な状況になってきておりまして、数年前はあの護岸が崩れたということもございましたので、今はあまりそばに近寄らないように柵を作って、その中に入らないようにしておりますが、それだけでは万が一の時がありますので、非常に危険だということで、滝の展望をどういう形で見る場所を作るかということを含めて、さくらの滝の部分の整備を考えていきたいと思っております。また併せて、そこに至る道路、東横道路と言っておりますが、最終処分場から100メートルか200メートル、南の方まで舗装がされております。そこからさくらの滝までややしばらくありますが、人の入込みが多いとのご指摘をいただいておりますので、これらの関係、今一度きちっと調査をしながら、実際どういう形で整備をしていくのがいいのかを含めて、今後とも検討させていただきたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。それから、斜里岳及び裏摩周等への人の入込みの関係であります。ざっくりと申し上げますと、斜里岳については、平成18年の時は約8千人の入込みがありましたが、ここにきてちょっと落ちているようでありまして、平成22年、これは登山者名簿に記載されている数字でありますが6,210人ということでございます。実際には書かないで登る人も結構おられるとお聞きしておりますので、そんなには大きく変わっていないのかなと。ただ、登載されている名簿上ではそういうことになっております。それから、裏摩周の関係でありますが、裏摩周については、平成18年で69,220人でございます。平成22年で80,300人ということで、大きく伸ばしているところでございます。また、神の子池の関係は、実際にあの場所に管理人が常駐しておりませんので、把握できないのが実態でございますが、3年前にパワースポットでドライブマップで紹介されてから、ものすごい入込みになっていることは事実でありまして、そうしたことから草が踏みつけられて、草がほとんど無い状態に周辺がなっているということでありますので、これらの対応も含めて考えていきたいと思います。

質問 7番 村島健二

登山者数については減少気味ということでございますけれども、裏摩周につきましては18年には6万人を超えて、22年には8万人とのことですから、かなり増えているわけです。私から言うのも何ですが、この裏摩周に来た観光客が神の子池に寄るわけです。ですから、かなりの人数の方が神の子池に寄って見学をされていると、このように私は思っているところであります。そういうことでございますけれども、言うまでもなく、男鹿の滝に戻りますけれども、男鹿の滝につきましては国有林でございますから、先ほど池下議員の話の中に、観光振興のところで答弁しておりましたけれども、国有林だから木を切ることもできないと。これは無断で切るわけにはいかないのは当然の話でありますけれども、そうは言っても、これは私ごときが大変失礼とは思いますけれども、昨年の6月30日に中学校の同窓会がありまして、この時に同級生の1人、清里でしばらく在住していた方で、現在は北見におりますが、清里に何年か振りに来たので見たくて行ってきたと。ところが大変だったと。かなり草も茂って道路も狭くなってひどかったと。何とかしてもらえないだろうかと。こういうことで去年の6月に言われておりましたけれども、今回質問という形を取らせていただいた次第でありまして、今後是非、今は行けませんけれども、雪が解けましたら一度行って把握していただいて、少しでも観光客が見たいと来るわけでありますから、是非やっていただきたいと、このように思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

男鹿の滝は観光資源として本当に貴重な資源だと思っております。しかしながら、今ありましたように、男鹿の滝周辺は全部国有林ということでありまして、早い話、許可なく草を刈ることもできないのが表向きの話でございます。今ございましたように、安全管理の点からどうやっていくかという形の中で、森林管理署の方にも要請をしていきたいと思っております。やっぱり草が両脇に生え過ぎると、どうしても見通しが悪くなって足元が危なくなるというようなこともあるでしょうし、当然、滑るような所には「滑りますよ」という注意の何らかの手法も必要になってくるわけでありますから、そういう部分も含めて安全管理をどうするかという観点で、森林管理署の方にも要請をしながら進めてまいりたいと考えているところであります。

質問 7番 村島健二

今後、NPO法人清里町観光協会との連携を密にしていただいて、清里町の特色ある観光事業と言いましょうか、力を入れていただくように要望しておきたいと思います。何かあれば、この点について。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

清里町における観光資源等の保全管理と利活用の関係から見ても、観光協会は一昨年、しっかりと独立した組織として事務所も構えたわけでございます。そうした中で、町の方も支援をさせていただいておりますが、当然、町全体の観光振興の観点からも、しっかりと連携を取りながら進めさせていただきたいと思っておりますし、また、昨年あたりから新たに観光協会独自で、連携を取りながらということではありますが、グランフォンド北海道と言うサイクリングの事業も始まってきたわけでありますから、こういうような事業との連携と、そしてまた、新しい特産品の開発なども含めて、観光協会と町内の各種産業の方々とも十分な連携を取りながら、一層前向きに進めていけるように、努力をしてまいりたいと考えております。以上、申し上げ答弁とさせていただきます。

質問 7番 村島健二

次に、緑ヶ丘公園の整備についてでございますが、埋立てには国営土地改良施設整備事業ですか、ウエンベツ川改良事業の現場から出た土を埋めたものと思っております。先ほども町長が申しておりましたように、池の埋立てが完了したという状況にあるわけでありますが、見てご覧のとおり、草が茂り、公園とは呼べないような状況にあるものですから、大変みにくい。草刈りでもしているならいいんですが、草刈りもしていない状況に中で見ますと、大変みにくい景観ではないのかなと思っております。ですから、今後この跡地を整備して、どのようなものに利用されるのか。私としてはパーク場にできるならパーク場にして使ってはどうかと考えているところでありますが。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

緑ヶ丘公園の埋立後の整備の関係と利活用の関係でございます。ご案内のように、埋め立てについては平成24年を持って国営のウエンベツ川の改修事業の残土を利用させていただいて終了したという状況にございます。今後、先ほども申し上げました排水の問題もございますし、また、とりあえず埋めただけですので、整地がされていないということです。ご指摘をいただきましたように、草もぼうぼうになっていて、とても管理されている状況でないと。そのとおりでありまして、実際には埋立てだけにそこの区域を使われておりましたので、草刈りなどは一切していないというのが実態でありますが、昨年で終わりましたから、今年は不陸ならしや排水等の整備を最終年としてお願いをするということで、これについてはご理解いただいているところであります。そうした中でまだ25年度は立ち入るところまではいかないだろうと思いますが、一連の整備の中できちっと草刈等も実施していきたいと考えております。それと、利活用の関係でありますが、基本的には芝生にしていきたいという考えでありまして、多分、旧の池の所ですから木が全然ありませんので、今度土を埋めて芝生になっても日射量がありますから、それなりに芝生はきちっと植生されるのかなと思っております。公園としての管理はいかなるものかという部分も含めて、有効に今のパークゴルフ場のコースがそちらの方にうまく活用できれば、そういう部分も含めて全体としてどうあるべきか、検討させていただければと思っております。そしてまた、公園の管理は公園の町の条例に基づきまして、公園全体は建設課で管理をいたしますが、パークゴルフ場のコースになりますとコースの部分は教育委員会との関連がありますので、連携をしっかり取りながら、そごの無いように進めさせていただきたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

質問 7番 村島健二

最後になりますが、執行方針の中にも謳ってございましたけれども、本年のふるさと産業まつりは緑ヶ丘公園を使用しないということになっているようでありますが、言うまでもなく、長年使ってきた経緯がございます。モトエカ広場に場所を変更しなければならない理由があるかと思いますがこれをまず伺いたい。また、この緑ヶ丘公園は野外ステージも完備されておりますから、歌などもその場でやっているわけでありますが、私は問題はないと考えております。その場所が今回モトエカの方に行くというのが、場所の面積が狭いからとかそういう理由であれば、私は埋立てた跡地を整地して使うことも可能ではないのかと考えますが、どのように考えているか伺いたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

今年の産業まつりの予定でありますが、たまたま清里町は開拓の鍬が下ろされて今年で115年、斜里町と小清水町から分村して70周年という節目の年でございます。そういう関係で、今年は節目を町民の皆さんと共に式典を開催していきたいと考えておりまして、その式典に合わせてと言いますか、産業まつりに合わせてと言いますか、その時期に式典をやっていきたいということで、行事として、冠事業として、できればモトエカ広場で実施ができればなと思っております。駐車場についてもモトエカ広場の場合には各所にございますので、そういう部分でも対応がよろしいかなと思っております。実は今までの式典の中で過去に同じように、そういう時に合わせて、モトエカ広場の緑地を使って記念事業をやってきた、産業まつりをその時動かしてきたというようなこともございますので、そこら辺も踏まえながら、できればそういう形に持っていければと考えている次第でございますので、ご理解いただければと思います。

質問 7番 村島健二

終わります。

出典:清里町議会 平成25年第2回定例会 2013年3月18日 議事録 PDF(110ページ) 間違いを知らせる