みんなの議会

清里町議会 令和4年第7回定例会 2022年12月16日

(1)職員の自死事案について/(2)3期目の公約等の実績・評価及び次期町政について

2022年12月16日、清里町議会の一般質問で、村島健二議員が「職員の自死事案について」「3期目の公約等の実績・評価及び次期町政について」について質問し、町長 櫛引政明が答弁しました。

質問者
村島健二 議員
答弁者
町長 櫛引政明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 村島健二

それでは、事前に通告しております項目について質問をいたしたいと存じます。職員の自死についてでありますが、11月29日、町議会臨時議会において、町長一般行政報告の中で職員の自死事案について、遺族側弁護士より災害認定が確定したとの報告を受けたところであります。今後については、遺族弁護士と町側弁護士との間で、速やかに話合いを進めて対処するとの町長の御答弁でありました。しかし、遺族、故人に対しての損害賠償、補償などについては、どのような対応をされるのか、伺いたいと思います。次に、3期目の公約実績について伺います。2期8年は、公約どおり新規事業も継続事業も速やかに進められておりましたが、3期目に入りまして、私個人に数名の方々から何度となく苦情がございました。まずは、観光の目玉として、神の子池の実施設計までやっておきながら、林野庁、環境庁の許可が下りず振出しに戻ってしまったこと、また、さらには認定こども園の事業も同じ結果に、現在終わっております。今後の考え方を伺いたいと存じます。次に、今年度で任期満了となりますが、次期町政担当の考えはあるのかないのかを伺いたいと思います。以上の3点について伺いたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

ただいまの村島議員の御質問にお答えをいたします。まず1点目の職員の自死事案についての、今後の御遺族への補償などの対応についてであります。当時、産業建設課産業振興グループの職員が、令和3年2月26日、庁舎内で自らの命を絶つという辛く悲しい事案が発生をいたしました。亡くなられた状況が庁舎内ということもありまして、早急な原因究明が必要との判断の下に、御遺族様の御同意をいただき、北海道町村会の顧問法律事務所でありました佐々木総合法律事務所に調査を依頼いたしましたところ、同年の7月2日、調査報告が提出されてまいりました。調査報告の内容と結語につきましては、今までも所管の常任委員会、議会の自死事案に関する調査特別委員会、一般質問などの機会に御説明をさせていただいたとおりでございますが、調査報告書では、その起因とする原因は上司による常態的なパワーハラスメントと、故人の能力に見合った業務内容、業務量、業務体制ではなかったことによる大きな心理的負担、精神的抑制力の阻害による結果とされ、結論としては、パワハラを含む過酷な労働環境に起因した精神疾患が原因として起きたものとするものでありまして、故人に対し繰り返し行われていた上司のパワーハラスメントは、職務上の違法行為に当たると同時に、それ自体が安全配慮義務違反に該当し、国家賠償法第1条1項に基づく損害賠償責任を構成すると結語され、町の法的責任も認めざるを得ないとされるものでありました。私は町の最高責任者として、本調査報告の内容を真摯に受け止め、調査結果を全面的に認めるとともに、こうしたことがもう二度と起きない、そして起こさないために、議会特別委員会の報告にあります再発防止に向けた8つの提言、清里町コンプライアンス条例、職員の法令・服務規律遵守のための行動指針を基本に、職員倫理と職場環境の改善に取り組んでいるところであります。改めて、こうした事態を招き、尊い命が奪われたことに対しまして、職場の最高責任者としてその責任を痛感し、心からおわびを申し上げる次第であります。御質問の今後の補償などへの対応についてでありますが、11月29日開催の臨時議会での一般行政報告で申し上げておりますように、本年4月5日に地方公務員災害補償基金北海道支部宛に進達をいたしておりました公務災害認定請求書類の審査が終了いたしまして、この10月28日、受領の通知をもって公務上の災害と認定との結果をいただいておりました。この結果については、御遺族側の法律事務所にも同時に周知がされたところであります。現在、御遺族側の委任法律事務所において、遺族補償年金等に係る請求事務が取り行われているものと考えているところであります。なお、当該事務の請求には、事案発生前3か月の平均給与額を町の附帯書類として添付することになっておりまして、これらを基に補償基金において、遺族補償年金等の金額を積算し支払われることになっております。これらの支払いまでの日程でありますが、通常、請求があって決定までに1か月かかるとされておりまして、支払いまでには約2か月程度の日数を要するとのことであります。これら遺族補償年金とは別に、災害補償の算定に含まれない逸失利益や慰謝料などのいわゆる賠償金でありますが、これの請求が今後、御遺族様より生じてくることもあり得ますので、この場合については、町の委任法律事務所とも十分に協議し、進めてまいる所存でありますが、冒頭申し上げましたように、基本的な考えといたしましては、本調査報告の内容を真摯に受けとめ、調査結果を全面的に認めるとしておりますので、遅滞なく議会とも協議・報告の上、誠心誠意、解決に向けて進めてまいる所存でありますので、御理解を賜りたいというふうに思います。次に、御質問の2点目の3期目の公約などの実績評価及び次期町政についての実績評価についてお答えを申し上げたいと思います。私は平成23年の統一地方選挙で町長に就任以来、3期12年間、町議会をはじめ町民皆さんの温かい御指導、御支援、御協力をいただく中、町政を担わせていただくことができました。私にとりましては、この3期12年間は、東日本大震災をはじめとする相次ぐ自然災害、人口減少や少子高齢化、TPPイレブンやEPA、アメリカとの二国間貿易協定、さらには長引く地方経済の低迷や再生可能エネルギーへの取組、そして単独では維持困難な線区におけるJR釧網本線への対応、さらに新型コロナウイルスの感染症への対応や、ここに来て原油高に伴う燃料・電気代の高騰、さらにはロシアのウクライナ侵攻や円高に伴うありとあらゆる生活・生産物資の高騰などへの対応、全体的な時代の流れとしてのデジタル化、地球温暖化、脱炭素社会への取組など、町の将来を左右しかねない重要な課題の取組につきましても、職員とともに積極的に取り組んできたところでございます。職員の自死事案の案件等もあり、極めて困難で、厳しい中での3期12年間でありました。特に、この3期目の4年間は、まちづくりの集大成との気合いの下に、3期を通じて公約に掲げておりました本当にこの町に住んでいてよかったと幸せを実感することができるまちづくりを実現するために、様々な分野における施策や各種事業を推進するために、全身全霊を傾注してきたところであります。こうした中、新たにこの3年間で取り組んできた産業経済、医療、福祉、子育て、教育などのソフト事業としては、脳神経外科への開設支援や高齢者ハイヤー助成事業、きよポンカードのシステム化、認知症支援推進事業や高齢者等暖房費支援事業、そして、現在進めております地域公共交通実証実験、さらにはハザードマップの作成事業、子育て世代包括支援センターの新規設置、GIGAスクール支援事業などをはじめ、既存の制度や施策の見直しによる充実・強化についても、積極的に進めてまいりました。また、ハード事業につきましても、総合庁舎の非常用電源設備、役場庁舎の冷房設備、小水力発電事業、産地生産パワーアップ事業でのGPS装置、麦乾燥調製貯蔵施設及びコンバインの整備再編、コミュニティセンター改修事業、農業集落排水施設の機能強化事業、道路新設、橋梁補修事業、公営住宅の建設と改修、老健施設の冷房施設、清里小学校の大規模改修事業などを実施させていただき、かつ、規模の小さな事業までも拾い上げると、今申し上げました何十倍もの事業や施策を実施させていただくことができました。また、財政運営におきましても、私が町政を引き継いだ時点と比較し、令和3年度末決算において、一般会計の基金残高で32億2,900万円が46億円となっておりまして、13億7,000万円の積み増しを行ったところであります。また、地方債の残高、いわゆる借金でありますが、借金は85億7,000万円ありましたが、現在59億4,500万円となっておりまして、21億8,000万円減少をいたしております。そうしたことから、収支総額では35億5,000万円の収支が改善をし、財政力指数においても一段と改善、強化が進んでいるところであります。これもひとえに、議員各位並びに町民皆さんの力強い御支援と御指導、御理解のたまものでありまして、衷心より熱く御礼を申し上げる次第であります。ただ、議員からの御指摘をいただきましたように、観光事業でありました神の子池周辺の再編整備につきまして、用地の関係、また設計上の関係から延期をせざるを得ない状況になっておりまして、現在、それらの解決に向けて、鋭意取り組んでいるところであります。また、認定こども園につきましても、幼保一元を掲げて早い段階で整備、運営に入りたいというようなことで、現在まで進めておりますが、全体の計画がやっとまとまりつつある段階まで持ち込んできたわけであります。あとは、粛々と実施に向けた対応を進めていきたいということでありますが、いずれにしろ手順がありますので、その手順に基づいて基本構想、基本計画、実施設計、そして事業への着工ということになってこようかと思いますので、もう少しの時間を頂きたいというふうに考える次第であります。そうした一方、ここへ来て、医療、歯科医院の閉院、また、中央商店街の空洞化、緑・札弦地区での再編整備、認定こども園、先ほど申し上げたとおりでありますが、また、消防庁舎の整備、さらには、デジタル田園国家構想や脱炭素社会の構築など、課題や問題が山積をいたしております。高度成長期やバブル経済期に建設された公共施設の経年老朽化に伴い、施設の再編整備が必要となってきておりますので、2040まちづくり構想と最上位のまちづくり計画であります第6次清里町総合計画、そして各分野計画に基づき、首長をはじめ議会議員、職員、そして町民の皆さんが一丸となって将来展望を切り開いていかなければならないものと考えている次第であります。次に、次期町政に対する考え方についてであります。この3期4年間、コロナ禍での大変な状況でありましたが、令和2年度には第6次清里町総合計画が総合開発審議会委員さんの絶大なるお力添えをいただき、新たな視点と発想の下に、夢と希望にあふれた次の時代のまちづくり計画として策定がされました。ここに「うるおいと温もりで未来を創るまち きよさと」を、理想の将来像とする新しいまちづくりの将来像とその方向性が示されたところでございます。つきましては、先ほども申し上げましたように、新たな課題や問題が山積している中ではありますが、ここから先は次代を担う若い人たちによる新しい感覚と豊かな感性を持ってまちづくりを進めていただくことこそが、清里町の持続的な発展にとって最良の選択肢であるとの判断の下に、町政運営のバトンを次の新しい走者に引き継いでまいりたいと考えている次第であります。以上、申し上げ、答弁とさせていただきます。

再質問 7番 村島健二

再質問いたしたいと思いますが、1点目の職員の自死についてであります。オホーツク振興局の自治体の中でも、似たような事案が起きております。また斜里岳の裏の自治体にも同様の事案が起きていることは、御承知のとおりであります。他の自治体の解決を見ても、時間と年数がかなりかかっております。我が町が町として、我が町の、どのような考えでおられるのか再度伺いたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

公務災害認定の通知があって、それに基づく遺族年金の請求事務に入っていると思います。いずれにしろ、その事務が整理されないうちは次の対応がなされないわけでありまして、その事務後に御遺族側から損害賠償請求がなされるかどうか。その状況に応じて、先ほども申し上げましたように、町としての責任、全面的に感じております。そうした中で誠心誠意、速やかに対応したい。また、その内容について、対応の内容等については、議会とも十分に相談をさせていただきたいというふうに考えている次第であります。

再々質問 7番 村島健二

それでは、再々質問になりますが、この事案について、議会として特別委員会を立ち上げ、自死に対する結果について調査をさせていただきました。調査の結果は、この事案は、二、三年前からパワハラ行為があったとの他の職員の証言でも分かりました。故人は耐え切れず、職員を退職の考えを、名指しで申し訳ありませんが、副町長へ相談をかけたようであります。そのとき、なぜ、率直に受け止め入れなければ、2度とこのような事案はなかったものと、2月26日の出来事は起きなかったかもしれません。返答によりますと、4月の人事異動まで頑張ってくれと言ったのか、辛抱してくれと言ったのかは、私は分かりません。結果論ではありますが、疑問でなりません。この点についての考えはあるのか、お伺いたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

ただいまの御質問でありますが、本人、亡くなる前に副町長のところにおいでになったということで、副町長がその時点でも、間もなく年度替わりになるので、その場で人事異動を必ずするからという話をしたということで、私のところに副町長からも報告をいただいたところであります。ただ、ここで本人の名誉のために申し上げておきたいと思いますが、その時点で副町長が相談を受けた、本人からですよ、本人から直接相談を受けたのは、自分が仕事がなかなかうまくできないと、仕事上の悩みということで、調査報告にありますようにパワハラの悩み相談を直接受けたわけではありません。ただ、その前に、何人かの職員から、副町長にパワハラらしいことが起きているよという話はあったみたいでありますが、本人からは直接相談があったのは仕事上の悩みで、これ以上、この今の、現在の仕事を続けることが難しくなってきたという相談であったと、ですから、それの仕事上の話の中で、次の人事異動のときに、必ず人事をするから、あともう一、二か月の話ですので待っていただきたいと、それまで頑張っていただきたいということで、お話を申し上げたということでありますので、その旨をしっかりと御報告を申し上げておきたいというふうに思います。

再々質問 7番 村島健二

いろいろと理由はあったとは思いますけれども、よく使われる言葉でありますが、死人に口なしということでありまして、そういう副町長との話合いがなされていたのは事実だと私は思っております。このパワハラ行為というものが、私は二、三年と申し上げましたけれども、早くからあったのは事実なんですよ。それを言葉は悪いんですが、黙認したような形であったから、こういう最終的に、結果論になってしまったと言っても過言ではないと私は思うんです。ただ、亡くなった御本人に対して、私は心から御冥福をお祈りしたいなと思います。それではこのことについて、何かありませんか。あったら。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

ただいまの件につきましては、本当に辛くて苦しい事案でありました。何とかそこら辺、早く気づいてしっかりと対応できていればなと、本当に後悔している次第でもございます。今後、御遺族の皆さんに対して、誠心誠意尽くしていきながら、またそういう事案が出た段階においても、議会のほうとも十分に相談し、速やかな対応ができるように、我々としても最大の努力をしていきたいというふうに思っておりますので、御理解を賜りたいというふうに思います。

再々質問 7番 村島健二

自死については、以上で終わりますけれども、今後ともよろしくお願いしたいと思います。次に、2点目でありますが、神の子池の設計、これはさっき町長も答弁なさいましたけれども、結局振出しに戻ったような状況に今ありますけれども、やはりこの清里町は、観光を生かしていかなきゃいけない部分もたくさんあろうかと思うんです。そういう観点からおきまして、やっぱりこの神の子池は、相当早くから、4年前からの計画であったと思うんですね。いろいろと案が4点ほどあった中から絞られて、結果的にまとまったんですけれども、結局、林野庁、観光庁の許可がなかったものですから、もちろん駄目になっちまったということでありますから、残念でなりませんけれども、これもやっぱり縮小するなり、やはり見直して完成のほうに向けてやっていただきたいなとお願いしておきます。次に、認定こども園についても、これも4年かかってこういう結果に終わってしまったわけでありますが、言うまでもなく我が町も人口減少、少子高齢化、これはもう本当に年々厳しくなってきております。そういう観点から、やっぱり予算計上も縮小して、町にあった、子供もいないということになれば、やはりそんな大きなこども園は必要ないと私は考えておりますので、隣町では、小清水町もなんかやるようになったという話もちらっと聞いておりますけれども、やっぱり4年かかりで計画された、公約の中に入っていたわけですから、実現に向けて、やっぱりやっていただきたいなとお願いしたいと思います。以上であります。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

観光振興事業の関係でありますが、神の子池の整備については、観光振興計画の具体的な推進の方策として打ち出していたわけでありまして、中心となる設備については、現在のトイレについて、やはり水洗化した今風のトイレの整備と、併せて園路の確保についての整備を神の子池周辺整備事業として実施すべき調査、そして設計段階に入ったわけであります。その時点でも、御案内のように神の子池のところには電気が通じておりませんので、やはり水洗化ということになれば、電源をいかに確保するかというのが大きな課題になっております。そうしたことから、簡易式なトイレの手法があるということで、それをもって何とか実施できないかということで調査設計に入ったわけですが、人数対応の中では少量の部分であれば対応ができますが、ある程度大規模な形ということになりますと、やはりしっかりとした電源を持ったそういう設備でないと将来的に不安があるというようなこともあります。そして、そういう設備を用意するということになれば、基礎的設備が必要になっていまいりますが、そこで環境省のレクリエーション指定地域になっておりますので、現在の予定している場所がそれから外れないということになりまして、今のままでは認可が下りないというようなことになったわけであります。そういうことから、ただいまも御指摘がありましたように、場合によっては設置場所を変更せざるを得ない状況下にもきているかなというふうに思っておりますので、そこら辺を踏まえて、現在の最終、神の子池のすぐそばにある駐車帯、あそこの場所に、もう設置せざるを得ないことになるかもしれないというようなことも視野に入れながら、次の対応について、環境省はもちろんでありますが、直接、今現在、所管しております南部森林管理所、いわゆる国有林野の関係についても整理をさせていただきたいというふうに思っております。私どもとしても、今回、神の子池が、阿寒国立公園の名所が、阿寒摩周国立公園に変更になった時点で、神の子池まで普通区域でありますが、その国立公園の中に編入されたということもありますし、そうした状況の中で多くの観光客の皆さんもおいでになられておりますので、やはりそうした設備についても、しっかりと対応していかなければならないというふうに感じている次第でありますので、前向きに進めていけれるように、一層の努力をしていきたいというふうに考えている次第であります。また、認定こども園の関係、本当に時間がかかってしまったなというふうに思っておりますが、清里の保育所、札弦の保育所を含めてですが、保育所の体系また幼稚園の体系と、それと将来的な子供さんの推計等をしていくと、やはりそれぞれ独立したという設備よりも、認定こども園として幼保一元化に向けた対応が必要になってくるだろうというふうなことで作業を進めてきたわけで、それらについては、基本の部分については幼稚園側と町側とで合意に達しているところでありますが、具体論としての進め方に少し時間を要してしまったというようなこともあります。今後は、基本構想が間もなくまとまりますので、その構想に基づいて、準備室の立ち上げと併せながら速やかに進めていく、そういう体制にしていきたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいというふうに思います。

再々質問 7番 村島健二

再々質問となりますけれども、実は清里町で今振り返ってみて、30年前以上にちょっと経過するんですけれども、企業誘致という問題があったと思います。このときは、企業名はサンマルコさんという、私の記憶ですからね、あくまでも、あったんですね。私が使用していた土地のところにできるんだと、今言うと、北陽物産の前、真向いにできるんだという話がございました。しかし、この企業誘致も流れてしまった結果に終わりました。しかし、今年に入って喜ばしい言葉ができました。それは、ツルハドラッグ、11月4日に企業誘致が決定されたと報告を受けました。本当に待ちに待ったこの企業誘致であったと、私も大賛成であります。歓迎であります。大変、町民の方々にお話ししましたら、喜んでいる限りでございます。今後、町長、これに対して、スムーズにいけば来年の11月、店が出来上がると、これを、ぜひ、先ほども町長が言われたように勇退の話も出ましたけれども、これはもう、絶対やっていただかなければならない事業であると、私も確信しておりますので、この件について一言お願いいたします。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

ただいま企業誘致についての御質問でありますが、かなり昔になりますけれども、清里町にコロッケ工場、サンマルコ、誘致するということで、誘致の場所も決まり、設備も決まって、さあという段階で頓座をしてしまったと、そういう歴史があったわけでありますが、今般、御案内のように、ツルハドラッグさんが、この11月の上旬に役員会の中で清里町において、店舗展開を行うという決定をされたということでの通知を頂きました。その前段に、やはり町からお店がなくなっていく、そういう状況の中で、やはり町民の皆さん、いろんな面で不便がかかっております。そういう部分を少しでも解消するためにということで、当初の段階では中央商店街を中心としながら考えていたわけですが、やはり今の時代であります。そういう大型店舗ということになりますと、郊外型という形にどうしてもなってまいりますし、そういう状況の中で、今、建設予定というのは清里の情報交流施設きよーるの北側の駐車場、そこに設置をするということで、その場所での運営ということを強く要求されておりまして、その場所以外であれば進出は不可能ということでありましたので、ツルハさん側とも協議をしながら、そこの場所を中心に展開をいただくことといたします。基本的には、いろんな手法があったわけでありますが、いろいろな地域の振興上のことを考えながらも、建物の建設については町によって行う、事業者側ではなくて、町によって行うことによって、町の商工振興につないでいきたいという思いもありましたので、町によって建てて、その建てた建物を賃貸借で数十年の、今の予定では20年間ということの賃貸契約により運営をいただくという内容での、今、交渉、協議がほぼ整ったところでありますので、そういう内容で進めてまいります。また、それにつきましては、実施設計からスタートしなければなりませんので、実施設計につきましても、もともとそういう郊外型店舗としての店舗仕様がありますので、その仕様に基づいて実施をさせていただく、現在、もう既に実施設計を発注をしたところであります。それらが出来上がってきた段階で、議会のほうとも相談をしながら建設工事の予算組みをしていきたいと考えております。なるべく早い時期に、やはり工期にもそれなりの時間を要することになりますので、11月中に店舗を運営スタートさせるということになれば、かなり早いスピードで進めていかなければならないと思っておりますので、それに合うように町としても準備を合わせてやっていきたいというふうに考えております。店舗の中の具体的な部分は、まだまだこれから詰めていかなければなりませんけれども、基本的にはツルハドラッグさんですので、一連の商品、薬品を中心としながらでありますが、そのほかに食品関係についても行っていきたいというお話も伺っておりますから、かなり多様性のある店舗になってくるのかなというふうに思っていますし、また店舗建設に当たっても、町のほうも財源を何とか確保していきたいなと、今の予定ではこれからどうなるか分かりませんけれども、創生事業でのメニューを導入できないかどうか、今検討している最中でもありますので、そういう部分を導入するということになれば、それに合う仕様も考えていかなければならない。そんなことも踏まえながら、現在作業を進めているという状況でありますので、少しでも町民の皆さんの利便にかなうように、我々も最大の努力をしてまいる所存でありますので、御理解をいただきたいというふうに思います。

再々質問 7番 村島健二

大体の内容をお話ししていただきましたけれども、この後3月予算議会がありますので、予算編成の中でこれを新規事業として進めていっていただきたいとお願いしておきます。次に、最後になりますが、今年度で任期もあと4か月余りでありますが、町長のお言葉から勇退をすると、そういう話が出てしまったんでありまして残念でなりませんけれども、この3期目の1年を振り返ってみまして、コロナから始まったといってもおかしくないわけでありますが、不幸にもこの職員の自死という、これが大きなネックになったのではないかなと、私は考えております一人であります。今後、この3期12年、町長は町のために、一生懸命行政を担当されてやって来られたことは、私も分かります。ただ、勇退するに当たっては、私はやはり誰がその後を受けるかは分かりませんけれども、やはり後を受ける方に対しても、町の運営そのものを承継できるようなそういう形の中で、3月の予算編成を、今行っている最中だと思いますけれども、やっていただきたいなと。なかなかやはりこの自死に関することは、町長が辞めたからといって終わってしまう事案じゃないんですね。後を受けた方が、またどうするこうするというような話に相なっていくと私は思いますので、どうかそこらあたりを、今後残された4か月、有意義にやっぱりやっていただきたいと、このようにお願いしておきます。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

次期、町政の担い手の関係であります。その前に、私、この3期12年間、本当に職員の皆さん、そして議会議員の皆さん、町民の皆さんに温かい御支援、御協力をいただきまして、私が掲げておりました、先ほど申し上げました本当にこの町に住んで良かったなとそんなまちづくりが少しでも前に進めばという思いで、共同・共生・共創の考え方を基本にしながら進めてきたところであります。おおむねの事業、まだやり足りないものがたくさんありますけれども、おおむねのところは、ほぼ計画どおりに進められたかなというふうに思っております。こうしたことに対して、心から感謝とお礼を申し上げたいと思います。また、今ありましたように、今任期というのは来年の4月いっぱいまで、私の任期がございます。それまでの期間、引き続き緊張感を持ってまちづくり、さらに取り組んでまいりたいというふうに思いますし、今日を機に、これから後継の方々、新しい感覚でのまちづくりを進めていただける方々、私としては後継指名をするという考え方は毛頭ございませんが、必然的にまちづくりの方向性というのは、やはりいい町をみんなしてつくっていこうという方向性は、誰しも同じかというふうに思っているところであります。そういう人方によるまちづくり、今後しっかりと対応できるように、いろんな面から、側面からバックアップをしながら進めていきたいというふうに考えている次第でありますので、そこら辺についても御理解等よろしくお願いを申し上げたいというふうに思います。

再々質問 7番 村島健二

以上でございます。

出典:清里町議会 令和4年第7回定例会 2022年12月16日 議事録 PDF(9ページ) 間違いを知らせる