みんなの議会

清里町議会 平成23年第5回定例会 2011年6月22日

(1)高齢化対策について/(2)児童生徒の教育環境について

2011年6月22日、清里町議会の一般質問で、田中誠議員が「高齢化対策について」「児童生徒の教育環境について」について質問し、町長 櫛引政明、教育長 村上孝一が答弁しました。

質問者
田中誠 議員
答弁者
町長 櫛引政明、教育長 村上孝一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 田中誠

先に通告しております、高齢化対策について、今回初当選されました櫛引町長の考えを、まずお伺いしたいと思います。少子高齢化と言われている現在、清里町においても人口に占める65歳以上の高齢者の割合、いわゆる高齢化率は町全体では32.5パーセント、各自治会においては20パーセントから40パーセント代と理解をしているところでありますが、特に緑自治会におかれましては、48.8パーセントという、50パーセントになるのも時間の問題ではないかと、このように思う訳でございます。この50パーセントという数字は、これを超えた地域は限界集落と言われている訳でありますが、町長はこの数字の持つ意味をどう理解しているのかについて、ますお伺いをしたいと思います。2点目でありますが、高齢者の方々の健康についてであります。高齢者の死亡原因の割合の多くは肺炎でありまして、この肺炎を予防するワクチンである肺炎球菌ワクチンについては、乳幼児への接種については清里町は昨年度の補正において、他に先駆けて補助を実施してきたところであります。高齢者についても効果があるということでありますが、管内的に補助制度がどの程度なされているのか。また、町内での高齢者による70歳以上の肺炎による死亡の割合はどのようになっておられるのか。その点もお聞きしたいと思います。また、肺炎球菌ワクチン接種の助成を公費で行う考えが町にあるのか、この2点について、お伺いしたいと思います。次に、児童生徒の教育環境について、教育長にお伺いをしたいと思います。今年度から地域保護者との要望との合意により、新栄小学校、また江南小学校の閉校に伴いまして、清里小学校と統合いたした訳でありますが、新入学児童は別といたしまして、両校の在校生にとっては環境が大きく変わったと思われますが、2ヶ月半を経過して、学校に保護者等から、公式、非公式問わず児童の様子について情報があればお聞かせ願いたいと、このように思う訳であります。また、教育行政の責任者として、この統合についてどう捉えているのか、この点もあればお聞きしたいと思います。2点目でありますが、清里高校の今後についてお伺いをしたいと思います。清里高校は、他の高校への通学が難しい小規模校が対象になる、1学年1学級での存続が認められ、地域キャンパス校に指定されまして2年が経過した訳でございます。先の新聞報道によりますと、道内では初のキャンパス校の募集停止が発表された訳であります。少子化で中卒者の減少、これは今後も減少傾向にある訳でございまして、清里高校においては、入学者数はこの先どのように予想されておられるのか。また、地元中学からの清里高校への進学はどのような傾向をたどるのか、どう思われているのか。また、道教委が今月7日に発表した2012年から14年度の公立高校配置計画案によりますと、斜里・小清水・清里の3町の高校の在り方について検討が必要であると報じられている訳でございますが、教育長はこのことに対してどのような認識を持っておられるのか。また、今後の対応としてどのような考えでおられるのか、この2点についてお伺いをしたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

ただいま田中議員よりご質問をいただきました、高齢化対策につきましてお答えを申し上げたいと思います。1点目の清里町の高齢化率について、高齢化率の上昇に伴う課題と方策についての質問でございます。我が国の人口構造は国民の生活水準が向上し、公衆衛生の向上、また医学の進歩も相まっておりまして、平均寿命が著しく延びてきております。世界一と言われる寿命になってきているところでもあります。また、そうしたことから少子化と相まって高齢化が急速に進んでおりまして、介護保険制度が施行されました平成12年度は65歳以上の高齢者は2,200万人、それから65歳以上の高齢者が総人口に占める割合、いわゆる高齢化率は17パーセントと、これが平成12年度の数字でございます。また、国立社会保障人口問題研究所が推計をしたところによりますと、平成32年には高齢者が3,590万人、高齢化率は全国29パーセントに達すると、こういうふうに推計がされておりまして、国民の3.5人に1人が65歳以上の高齢者になると言われているところでございます。高齢化されまして寿命が長くなりますから長寿社会と言うことで、この部分については世界的にも高く評価されるべきものでありますけれども、何分にも類例のないスピードで高齢化が、また少子化が進んでおりまして、こうした影響は社会的に大きく深刻な影響を与えているというふうに捉えているところでございます。また、清里町の高齢化の現状であります。清里町における65歳以上の高齢者人口は、平成12年、先ほど申し上げました介護保険制定の年度でありますが、この時点では1,346人という数字でありまして、高齢化率は24.8パーセントという数字でございます。これが今現在、5月末ということでご理解をいただきたいと思いますが、65歳以上の高齢者が1,467人、高齢化率は32.3パーセントとなったところでございます。ちなみに75歳以上の後期高齢者と言われている年齢層におきましては、平成12年には588人でありましたが、現在では817人に大きく伸びているところでもございます。次に地域ごとの高齢化率の関係でございます。今年5月末の地域別の高齢化率でありますけれども、一番低いのは上斜里中地域の24パーセント、これが清里で一番低い率になっております。そして先ほどもありましたが緑地区が48.6パーセントということでございます。また、それ以外にも先ほども申し上げました札弦第1・第2については45パーセントを超える、そういうような状況になっております。このまま高齢者だけの世帯が増えてまいりますと、地域を支える若い世代の人が減っていきます。こうしたことで、ちょっとした日常的にやらなきゃならないことに支障がある人、また本当に自宅で生活が可能な方でさえ、そうした支えがなければ生活基盤が揺らいでしまうと、そういう恐れも生じているのも現実かというように思います。そうした中にあって、現在の町の仕組みの中では自治会のボランティア、またボランティアセンター、そして社会福祉協議会、民生委員協議会とそうした福祉関連のシステムの中において連携を取りながら協議を進めてまいっておりますし、それ以外にも色んな団体、機関を通じ、見守り、またボランティア活動の中で安否の確認等を行わさせていただいているところでございます。基本的には介護保険制度による在宅の支援というのもございまして、ホームヘルパーがその介護保険の対象となられている方に対しましては、安否の確認、生活相談、訪問サービスというような展開を行っているところでもございますし、また、社会福祉協議会に委託事業としてお願いいたしております送迎サービス、また送迎介護サービス、そして給食ボランティアの方々の協力をいただきながら、一人暮らしや高齢者の方々へのそうした対応をさせていただいているというような状況でもある次第でございます。いずれにいたしましても、高齢者が住み慣れた家庭、そして地域において、そうした豊かな知識経験を活かしながら生きがいを持ってこれからの生活を送っていただける、そうした環境づくり、ネットワークづくりが極めて重要になってくるというふうに考えてございまして、それに向けた町全体としての仕組みづくりとネットワークづくりのもとで地域づくりのそうした役割がこれからも強く求められていくものというふうに考えている次第でございまして、それらについても今後関係の団体機関とも十分に連携をとりながら進めてまいりたいというふうに考えている次第でございますので、ご理解をいただきたいと思います。それから2点目の、高齢者に対する肺炎球菌ワクチンの接種の関係。特に近隣町村の助成の状況とそれらの対応の関係についてのご質問であります。清里町におきましては、平成16年に平成17年から26年までの10カ年計画を期間といたしまして、清里町健康づくり計画を策定いたしまして、健康増進、疾病予防対策、特定健康診査、がん検診などの各種検診事業、そして健康づくり事業の実施などを基本に保健・福祉・医療・教育部門が一体となりまして、地域住民、職場、また事業所、そして健康づくり推進協議会との連携のもとで、それぞれの事業を展開をしてきたところでございます。また、平成21年には人口の減少、高齢化の進展、また出生数の減少などの社会構造の変化に対応した点検・評価・見直しを行った中でこの計画を策定しているところでございまして、その計画に基づいてそれぞれの事業を展開いたしております。高齢者の健康づくりにつきましては、74歳までは本町の国民健康保険の被保険者を対象として、75歳以上の方については後期高齢者医療対策、これらについては広域連合が北海道にありますので、この広域連合の委託を受けて特定健診や特定保健指導を実施してきているところでありますし、また、季節性のインフルエンザと新型インフルエンザへの対応といたしましては、15歳以上の方の予防接種の費用の助成を行い、支援を行ってきたところでもございます。そうした中で、ご質問の肺炎球菌ワクチンの関係でございます。参考までに申し上げますが、日本の死亡者の病因別の割合でいきますと、肺炎につきましては、がん、心疾患、脳血管障害、これに次ぐ第4位ということで、全体のパーセントからいきますと9.9パーセント、約1割と言われております。そして、さらに肺炎の内の肺炎球菌の感染によるもの、これにかかるものが、さらに肺炎の内の4分の1から3分の1というふうに言われているところでございます。そして、この肺炎球菌ワクチンにつきましては、球菌そのものには有効なワクチンとして扱われているところでありますが、その他の肺炎、肺炎球菌以外の肺炎については、それには効果がないということでございまして、すべての肺炎に有効に効くということにはいたっていないところであります。最近では、院内での抗生物質の効かない耐性菌というのが各所に出ておりまして、非常に話題になっているようなところもありますが、このワクチンはその耐性菌に効くということだそうでありまして、現在、こうした対応の中からそれぞれ各町村において対応が進められてきております。参考までに、この網走管内18市町村がございますが、その内今年度は11の市町村において費用の助成が何らかの形で行われております。また、この斜網の関係でいきますと、隣の斜里町、小清水町が助成を行っているというような状況でございます。そうしたことを踏まえながら、これらの耐性菌に対する有効性と、そしてまた一面、それ以外の肺炎については効果がないというようなこと、全体を含めて対応していかなければならないというふうに考えておりますが、全体として今現在、清里町で肺炎になって亡くなられる方の肺炎球菌での率というのは、ちょっとつかめない状況にはありますけれども、先ほど申し上げましたように、一定の効果が期待できるということも事実であり、そうした中でそれぞれの市町村においての対応が始まってまいっておりますので、本町につきましてもそれらの対応について前向きに検討していきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたい。また、このワクチンの接種については、医療機関でなければできない訳ですから、当然、医療機関としての考え方、先生の考え方も実はあります。そういうような部分での調整対応をし、かつ、高齢者の皆さんへの周知、理解をいただく中で進めていくという形になってまいりますので、まだまだもう少しの時間を要しますので、これらについてもご理解をいただきたいというふうに考える次第でございます。続きまして、児童生徒の関係につきましては教育長より申し上げますので、ご理解をいただきたいと思います。

答弁 教育長 村上孝一(教育長は2014年9月まで)

田中議員の質問について、お答えを申し上げたいと存じます。1点目の、小学校の統合における現状と課題についてでございます。ご案内のとおり、江南・新栄両小学校につきましては、本年3月末をもって閉校し、清里小学校へ統合となりました。閉校にあたっては、両校の協賛会・PTA・自治会など関係者のご尽力により、閉校式・思い出を語る会、また記念誌の発行など、心に残る閉校事業を企画、実施していただきました。また、清里小学校への統合後の対応については、一昨年より両地域のPTAをはじめとする地域関係者の方々と数度にわたり話し合いを行い、統合後における子供たちの通学手段や学校での生活面、学習面などについてスムーズな移行ができるよう努めてきたところでございます。通学の対応につきましては、遠距離通学児童生徒の通学費補助要綱に基づき通学費補助を行なうとともに、中学校のスクールバスの利用を可能とし、さらに、可能な範囲で小学校児童家庭の配置に合わせて一部路線変更を行っております。また、バス停留所につきましても学童保育通所児童のため、生涯学習総合センターを経由するとともに、新たに清里小学校前及び江南・新栄両小学校跡地にバス停留所を設置し、子供たちの安全な登下校に配慮いたしております。この他、統合により清里小学校の児童数が増加いたしましたので、特別な支援が必要な児童等への対応として、今年度より特別支援教育支援員を配置いたしております。また、学童保育におきましても児童数が増加しておりますので、指導員を1名増員するなど、統合にあたっての対応を図ってまいりましたなお、学校における日常的な生活面や学習面においては、平成22年度中に清里小学校との交流事業を実施し、子供たちの交流を深めることにより、スムーズな移行に努めてきたところでございます。統合から2ヶ月ほど経過いたしましたが、PTAからの要望については、バス停の降り口だとか、小さなことがございましたし、また、新栄が剣道少年団がありましたので、清里小学校の体育館を使用させていただけないか等、色んなそういった小さな部分はございました。学校の校長からの報告も聞いた訳ですけれども、学習面やそれ以外の活動においては、地域の隔たりもなく、一緒に仲良く過ごしているとのことでございます。このように、現在の状況といたしましては、全般的に順調に推移しているところでございます。今後、2ヶ月半を経過した段階でございますので、色んな課題が生じた場合については、学校、PTAとも十分連携を取りながら、対応してまいりたいと考えております。次に2点目の、清里高校の今後について、地域キャンパス校の関係についてでございます。北海道の高校配置の基本的な考え方は、平成18年3月に策定されました「新たな高校教育に関する指針」に基づき、教育水準の維持向上を図るためには一定の学校の規模が必要との考え方から、1学年2学級以下の高校は、原則、諸条件を勘案しながら順次再編整備の対象となることとなりましたが、特例として、地理的状況等から再編が困難で、かつ地元からの進学率が高い場合は、地域キャンパス校の指定を受け、存続することができます。清里高校につきましては、ご案内のとおり、平成21年度より網走南ヶ丘高校をセンター校とする地域キャンパス校となり、1学年1間口となっております。北海道教育委員会においては、本年6月7日に平成24年度から26年度までの公立高校配置計画案を発表しました。さらに平成27年度から平成30年度までの4年間の見通しを示しております。これによりますと、本町の属するオホーツク東学区、斜里郡3町、網走、大空町ですが、それについては、平成24年度から26年度までの3カ年については再編の対象ではございません。平成27年度から30年度までの4年間の見通しの部分でございますが、学区内において1学級相当の調整が必要であること、また、斜里郡3町による高校配置のあり方について検討が必要、との内容が示されております。地域キャンパス校としての高校存続のためには、1学年の在籍者数が20人を下回らないことと、そして地元からの進学率が高いことが条件となることから、町といたしましては、清里高等学校総合支援対策事業等により清里高校への支援を進めてまいっております。支援対策の内容としては、従来の高体連等出場経費、進路指導、資格取得にかかる経費補助に加え、今年度より新しく「特色ある学校づくり推進事業」を追加し、学力向上やクラブ活動など、魅力ある学校づくりのための経費に対しての支援を行います。また、新たに各小学校・中学校・高校で、連携推進協議会を設置いたしまして、小・中・高、一貫して子どもたちが高校の理解を示していただく、また連携して何かをやりたいということで、そんな取組みを行っております。その中では是非小・中・高校が連携して夏休み・冬休みに学習サポート事業をできないかということで今、検討しているところでございます。そういう中で、中学生が高校をより理解していただいて、高校に一人でも多く入学していただきたいと考えております。しかし、そういう中、児童生徒数の減少や進路希望が多様化している中で、将来にわたって地域キャンパス校として20名以上の生徒を確保していくためには、今まで以上に魅力ある学校づくり、そして地元の高校としての町民の皆さん理解と協力が不可欠というふうに考えております。現状を申し上げますと、本年度の清里高校の入学者数は26名でございます。内訳は地元が24名、町外、これは斜里町からですが2名となってございます。本年の中学生の卒業者数は41名でございました。その内24名が地元に入っておりますので、率にして59パーセントというふうになっております。現在、清里高校については、学校の基本方針の中で、魅力ある学校づくりということで、少人数教育のメリットを生かした色んな学力向上対策や、地元高校のことを町民の皆さんに知っていただくために、学校だよりの全戸配布、また地域イベント等に出ていただいたり、大変努力をしていただいているところでございます。特にご質問にありました、斜里郡3町の高校配置のあり方について、現段階、どんな検討がされているというご質問でしたが、この部分については、先ほど申し上げましたように、平成27年から4年間の見通しということで、道教委が記載をされたものでございます。具体的に申し上げますと、現段階、具体的な検討、また道教委からの相談についてはございません。以前に、高校配置計画の説明会が中学校であった訳ですけれども、その中でもPTAの方からは是非存続をさせていただきたいという話も多数出ておりました。そしてまた、数字的に見ましても27年度以降、何年か多少厳しい卒業生の時期もありますが、その後、若干増える傾向もございますので、できるだけこの高校が地元にあることは、夢は大変大きいものがありますので、今後とも、町議会、関係機関ともご協議申し上げながら、できる限りの支援をしてまいりたいと考えております。以上、申し上げまして答弁とさせていただきます。

質問 8番 田中誠

まず、高齢化対策からお聞きをしていきたいと思います。町長の執行方針の中で、地域の福祉力を高める社会づくりと述べておられますが、少子高齢化社会に対応するには大切なことだと私もそのように感じるところで、すでに高齢者が高齢者を支えていかなければならない状況。先ほど町長の説明の中でも各地区のパーセントをお聞きした訳ですけれども、そういった状況がこれから起きてくる訳です。この点について、今後どのように考えておられるのか、お聞きしたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

高齢者への福祉の対応ということかと思いますけれども、日常的に色んな面で高齢化が進んでくると機能しなくなる部分が多々ございます。そうした中で、今までも自治会の皆さんを中心に、また自治会のボランティアの皆さんを中心に、色んな対応がされてきております。全体の枠としてはそういうような中と、基本的には日常生活におけるお付き合いと言うか、絆というものをしっかり構築しておかなければならないだろうと思っております。いずれにいたしましても、社会福祉協議会、ボランティアセンター、民生委員活動、または自治会のそれぞれの活動、これらのものをきちっと連携を取りながら、不便のないような、日常生活に支障をきたさないような対応をしていけるように、色んな面からこれからも検討・協議を加えていきたいというふうに思っております。

質問 8番 田中誠

細かいことを言わせてもらいますと、緑・札弦にも商店がかろうじてと言うと言い方が悪い訳ですけれども、ある訳でして、そういった商店もなくなってくると、大変な事態が発生するのではないかと思う訳です。買い物、また病院の通院、日常生活においての交通手段をとって見ても、公共交通機関には限度がある訳でありまして、何らかの方法を用いて支援体制を今後整えていかなければならないのではないかと、このようなことも考える訳でありますけれども、この点について、どのような考えを持っておられるのか。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

そうした実情にならなきゃいいなと思っておりますけれども、基本的にそれぞれの日常生活でありますから、先ほど来申し上げておりますように、平素からの近所付き合いをしながら、絆を強めていただいて、そしてお互いがお互いを支え合うという手法でいかざるを得ないのかなと思っておりますが、ただ、ご指摘のありましたように、だんだん人口が少なくなると、お店も撤退していなくなってしまう場合もあるのではないかというようなことでありますから、これらにつきましても、これから商工会の方ともいろいろ相談しながら、商店としての何と言うか、出前と言いますか、そういうような手法での取引のあり方とか、色んな部分の検討できる部分がまだまだあるのかなと思っております。また、今現在、移動販売をやられている方等もありますので、これらの部分を含めながら日常生活に支障のないような手法が、どういうような形でとられていくのが最もいいのか、これらについても関係の方面とも十分相談しながら、今後の対応を考えていきたいというふうに考えております。以上です。

質問 8番 田中誠

そういったことも十分に検討を早急にしていかなきゃならない、このように感じているところであります。次に、一人暮らしだとか高齢者の夫婦の世帯、これらについても町でも社協、ボランティア関係だとかを通じて、そういう見守りがなされている訳でありますけれども、この点についても、今後新たな発想での対策が必要かと、そのように思う訳であります。それともう1点、高齢者の交通事故が全国的にも歩行者事故が多くあると報じられている訳でありますけれども、この点について、高齢者の交通指導、運転免許証の場合には70歳でしたか、75歳から特別講習を受けるということがあるんですけれども、歩行者について、そういった面はどのように指導と言ったらおかしいかもしれませんが、そういうことがなされてきているのか、その点についてお聞きしたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

高齢者の見守り等について、また新しい角度からというようなご意見でもございました。幸いにして清里の場合、光ケーブルが今回全戸に一応入っていくことになりました。そうした中に、従来の緊急通報システムの方式が一つあるのと、元は健康の部分で「うらら」と言う機械が実は入っておりましたが、これが耐用年数が切れて、今はもう使われない、そういうような状況でありますので、光ケーブルを活用したそういう福祉システムについても、今後早急に検討させていただきたい。どういうスタイルがいいのか、これらについても今後の課題ということで捉えているところでございます。それから、高齢者に対する交通安全の関係であります。清里町でも一昨年に高齢者の方が車で死亡事故が起きたというような状況でもございまして、昨年、高齢者の皆さんには、夜光反射材と言う物を付けてくださいということで、反射材の配布をさせていただきましたし、また、自転車等も結構無灯火で走られているご高齢の方もおりますので、そこら辺についてのご指導も申し上げながら進めてきている状況でございます。今後とも町の交通安全、また防犯協会、そうした組織等もございますので、そういう関係の皆さんと、それと老人クラブ等がそれぞれ地域にはございますので、そういうところにもタイミングを見ながら啓蒙啓発をしていきたいというふうに考えております。

質問 8番 田中誠

交通対策について、具体的に清里の中央商店街の五叉路は、車の通りも激しいのでみんなも気をつけるし、信号機も付いている。高齢者に関わらず、最近私が気になるのは、セイコーマートの所の複雑な交差点、また緑の駅前のスーバーにお年寄りの方が買い物に行くあそこの交差点、特に危険だなと感じている所なんですが、そういった所もなかなか信号機を付けると言っても難しい問題もあろうかと思うので、ちょっと私もうまく言えない訳ですけれども、町内の交差点の危険箇所の「危険マップ」みたいな物も、簡単な物でもいいので作って、特にここは特に注意すべき交差点とかといったもの、いい言い方ができないですが、そういったことも考えていただきたいと思う訳であります。次に、肺炎球菌ワクチンについて、先ほど町長から詳しく説明があった訳でありまして、私もいろいろ調べて見ますと、アメリかなどでは60パーセントぐらい、高齢者の方がこのワクチンを接種していると。そういった中で、これを1回することによって5年間は有効ですよと。そして、5年過ぎてもピタッとなくなる訳でもない。今、日本では、私の調べた中では1回しか認可されていないということだったんですけれども、また5年過ぎるとその健康状態によってはできるということらしいんですけれども、そういったことで事前に予防をして、国保会計の方から考えてもやはり肺炎球菌のワクチンは有効かなと。そういったことで来年と言わず、できるものであれば早急に検討してやっていただきたいと、このように思う訳であります。その点について、どのようにお考えかお聞きしたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

まず、前段の道路の危険度の危険箇所の関係でありますが、標識等の関係についてはどうしても公安委員会ですか、そちらの許可をいただかなければならないということで、そこが調査に来て、実質的に危険の度合いを確認した上でないとなりませんので、違う意味において、何かいい方式等があれば検討させていただきたい。ただ、あまり大げさにいろいろ付けてしまうと、いろいろなことも起きますので、これについては時間をいただければというふうに思います。それから、ワクチンの関係でございますが、これもご質問のとおりでございますが、基本的に一定の効果が認められるということで、各所で始まってきておりますので、先ほども申し上げましたように、医療機関の指定だとか、単価のことだとか、先生自体の認識も結構あるものですから、そこら辺の調整をさせていただく中で、年度途中で不公平感が出ても、ちょっとまた色々ありますので、そこら辺じっくりと構えながら、そしてまた迅速に一定の方向性は出していきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 8番 田中誠

是非そういったことで、限界集落と言ったらちょっと言い方が悪い訳ですけれども、そういった状況になりますと、地域の行事、また色んな面で支障が出て、地域産業の停滞にも繋がるということで、できるだけの努力を。これは行政ばかりでなくて、町民挙げて協力できることも色んな面で考えて協力をして、できるだけ地域を守っていく、そういうことで進んでいきたいとこのようにお願いをするところであります。次に、児童生徒の教育環境について、まだ2ヶ月半しか経過していない訳で、先ほど教育長の説明もいただきました中で、学習面においては順調に、また友達同士も仲良く推移しているということをお聞きしまして、大変安心しているところであります。また、こういった教育長も常々学校とも連携を取りながらそういった情報はお聞きすると思う訳ですけれども、学校側、そしてまたPTA・父母側、そういった中での検証と言いますか、そういったことが大変必要ではないかと。情報を聞くと。それともう一つ、そういった検証をやっていくと、もちろん、そういうことは考えられていると思うんですけれども、どの時期にそういうことを考えていくのか、その点をお聞きしたいと思います。また、今後未来永劫にわたりまして、新栄、江南地区の児童は清里小学校に通学する訳でございますけれども、現在の通学手段について、児童保護者・学校などとの意見を参考として、今後また改善をする考えは。今は学童保育、また通学補助金といったことで対応ということなんですが、今後、それらについての検討もしていく考えがあるのか、その2点をお聞きいたします。

答弁 教育長 村上孝一(教育長は2014年9月まで)

1点目の、統合後における色んな課題等の、そういう聞く場だとか、そういう検証の時期と方法等についてのご質問だったかと思います。先ほど課題等小さな問題ということでお話しましたが、ちょっと表現が悪かったかと思います。訂正申し上げたいと思います。具体的な部分で、閉校の前からお話があった部分で、いろいろすでに改善してきたという部分については、学童保育で預かって、学童保育の先生方がバス停まで送るだとか、そういうきめ細かな対応をさせていただいたり、バス停の関係もご要望がありましたので、それぞれ元の学校跡に立てさせていただいたとか、すでにやっている部分もございますけれども、今後の部分でございますけれども、学校とは常に父兄の方からのお話は教育委員会の方に挙げていただくというスタンスは常にとっております。それを中心になろうかと思いますが、場面的には学校評議員という制度も実はございますので、そこら辺の時点からのご意見を伺ったり、またPTAの懇談会という場も昨年実施しておりますので、そういう場からのご意見をいただいて、反映している部分もございますので、色んな部分を含めまして、また直接教育委員会の方にご意見をいただいて、改善できる部分については改善してまいっておりますので、そういうことで全方位でご意見、要望を聞きながら進めさせていただきたいと考えております。また、通学手段の改善の関係でありますが、先ほどご答弁申し上げましたように、通学手段については、中学校のスクールバスを利用していただいているというのが基本でございまして、現在の実際のバスを利用している関係については、ほぼバスを利用しているというような実態、現状がございます、そんなことでバスの関係については、最大限と言いますか、現在の中学校バスの始業時間がございますので、それに合わせる時間で設定しないとならないので、最大限回れる部分でやって、現状精一杯でございます。今後、改善するとすれば、新栄、江南にとどまらず、今現在、実際遠くからそれ以外の部分で清里小学校に通学している、距離が4キロ以上とかたくさんございますので、それらをすべて見直す中で再構築しなければならないという部分はございますので、現在のところご理解をいただいて、お願いをして進めさせていただいておりますので、当面、この形でできればというふうに思っております。今後、また色んなご意見が出れば別かと思います。そんなことでよろしくお願いいたします。

質問 8番 田中誠

今、教育長の答弁がございましたが、江南、新栄地区、それに関わらず向こうの萱野地区と言いますか、あちらの方も遠い訳でありまして、新栄、江南ばかりにこだわらず、そういった通学環境の整備も徐々に保護者との話し合いの中で検討も進めていただきたいということで、お願いをしておきたいと思います。次に、清里高校について、先ほど教育長の方から説明いただきまして、27年から30年かけて3町のあり方についての検討ということで理解した訳で、少し安心している訳ですけれども、今後の中学校の卒業の状況も、一時は厳しい時もあるけれども、またその後上がると。しかしながら、ぎりぎりのところをいっている訳で、なかなか厳しい状況と。もちろん、先ほど教育長が言われたように、地域挙げての高校のバックアップ、そういうようなことが大切なことで、これからも皆さんで努力して頑張っていかなければならないと、このように感じているところであります。それと、やはりいつまでもあればいい訳ですけれども、斜里郡3町との話し合いも募集停止になってから慌ててというのも大変な状況でもあるので、この点についても何らかの機会に、機会を作ってでも話も徐々に必要かなと、そういうことも考えられますので、そういったことについても一つ考えていただきたいと、このように思う訳であります。最後に、今回の高齢者対策、教育問題全体を通じまして、行政を担う最高責任者として町長の考え、そしてまた、教育行政を担う責任者として教育長の考え、それぞれの立場でありましたら、それをお聞きして、私の質問を終わりたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

先ほど来ご質問をいただいております、高齢化率と少子高齢者の関係でございます。清里は過疎地に指定されておりまして、年々人口が減っております。こうした中において、先ほど来お話をいただきましたように、町にはそれ以外の色んな部分での地域資源がございますので、こういうものを使いながら、また今まで先人の皆さんが整備をしてくれた素晴らしい町のそうした設備なども活用しながら、これからの地域づくり、活性化に向けて取り組んでまいりたいというふうに考えております。いずれにしても、これから財源的にも大変に厳しい時代が来るというふうに考えておりますので、あれもこれもという形にはどうしてもなり得なくなってくるというふうに理解をいたしております。あれかこれかの精神で、そして町民の皆さんとともにみんなでこの町をつくっていくんだと、みんなでこの町を良くしていくんだという気持ちの中で取り組んでまいる所存でございますので、今後ともご指導をまたよろしくお願いを申しあげたいと思います。

答弁 教育長 村上孝一(教育長は2014年9月まで)

1点、高校の関係で補足したいと思います。田中議員がおっしゃられましたように、厳しい年度も実はございます。そういう部分で一番大切なのは、やっぱり地元の学生がいかに清里高校に、今6割弱でございます。できれば7割とか、進学していただければ20人をクリアすることができるということがあります。そんな部分で、いろいろ小・中・高も連携しながら一人でも入っていただく、そういう魅力ある学校づくりに教育委員会としても力を支援していきたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。また、最後になりますけれども、清里町の教育につきましては、先輩の各理事者、議員の皆さんのおかげで、教育施設は大変充実した環境の中にございます。これからは、いかにソフトの部分を入れて、学校が工夫をして、子どもたちが少しでものびのびと、また学力が上がるような施策を打てるような、そんな部分で教育委員会としてもご提案申し上げました交付金だとか色んな部分で支援をして、より良い学校づくりをしていきたいと思っておりますので、どうぞご支援をよろしくお願いいたします。

出典:清里町議会 平成23年第5回定例会 2011年6月22日 議事録 PDF(34ページ) 間違いを知らせる