上士幌町議会 令和元年第3回定例会 2019年6月4日
(1)潤いのある緑あふれるまちづくりを目指して/(2)コミュニティが見えるまちづくり/(3)上士幌高校の存続の意味を地域ぐるみで考える
2019年6月4日、上士幌町議会の一般質問で、江波戸明議員が「潤いのある緑あふれるまちづくりを目指して」「コミュニティが見えるまちづくり」「上士幌高校の存続の意味を地域ぐるみで考える」について質問し、町長 竹中貢、教育委員会教育長 小堀雄二が答弁しました。
- 質問者
- 江波戸明 議員
- 答弁者
- 町長 竹中貢、教育委員会教育長 小堀雄二
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 8番 江波戸明
このたび、このような一般質問をできる機会を与えられたこと、大変感謝申し上げたいと思いますが、3点ほど、喫緊の課題も含めて対応していきたいと思います。1点目は、潤いのある緑あふれるまちづくりを目指してであります。秋には、ぬかびら源泉郷に向かうもみじの並木なり、初夏にはナイタイ高原牧場に向かうスモモ並木は、長年の時間をかけて少しずつ見ばえする道路並木道に成長してきています。地域住民や旅行者においては、町なかや道路などに緑あふれる並木などがあれば、この町に心地よさや安らぎを感じるのではないでしょうか。しかし、現状では、安らぎを与える並木や緑が豊かという視界からの緑視率が低く、また、緑被率も計画的に整理されていないところであります。セントラルベルト構想に基づく施設整備構想の中でも、交通ネットワーク拠点施設、バスターミナル、その他の公共施設においても緑地化が少なく、本来憩いの場としての市街地公園などは、パークゴルフの利用が中心になって整備されています。近年、市街地に建設されている賃貸住宅周辺においても緑化率が少なく、閑散とした建物と感じるところであります。また、施設整備優先で公共工事の際に、せっかくの樹木が取り除かれるという状況が各所に見受けられます。町においては、これからの環境豊かなまちづくりの核として、さきの構想の方針にある上士幌セントラルパークを具現化し、市街地区全体の土地利用計画の策定を進め、その中に緑被率や、また緑視率を設定した緑の基本計画を検討すべきと考えます。町内には緑豊かな地域はコンパクトタウン計画の範囲以外に、小学校周辺、旧営林署、旧国鉄線路跡地等に現存されています。アダプトプログラムと連携するなど、これからの取り組みを推進するため、町民緑支援チームなど、緑のまちづくりを意識させ、実践する仕組みやふるさと納税制度を活用したメニューに、これらに係る取り組みを組み入れることを検討できないでしょうか。長い目で町長の令和元年に向けた町政執行方針にある、「自然の豊かさと美しさが実感できるまち」を目指すために、空き家、空き地、未利用地等の町全体の美しさを感じる環境づくりを含め、先の考え方や対策を進めることにより、多くの方々は新たな視点でこの町の魅力を見出すことができると思います。今年度のこの執行方針、「自然の豊かさと美しさが実感できるまち」の実行に向けた具体的な考え方とその方策について伺います。2点目であります。コミュニティが見えるまちづくり。近年、地域の高齢化が進み、町内会の担い手が不足することなどから、活動が低下している町内会も見受けられ始めています。一方、賃貸住宅の急速な建設ラッシュにより若年層の流入が増加していますが、町内会に加入する率は極めて低く、従来から引き継がれてきた地域のことは地域で守るや、隣近所意識が低下している傾向が見受けられます。このような状況は、営々と築き上げてきた地域コミュニティの崩壊につながり、5,000人のまちづくりの基本理念と相反するものと思います。そのためにどのような課題が地域にあり、行政としてどのように取り組むのかなど、自助・共助・公助のあり方を町が主体となり、地域懇談会等で意見交換し、課題の共有を前提に、地域が本気で支え合いを中心に、地域包括ケアシステムの実現に向けた取り組みの進め方を含め、町民全体の意識を高める必要があると思います。その一歩として、町内会によりさまざまな課題が異なるため、地域別課題を的確に把握するシステムとして、町職員による地域担当制度を取り入れることなども必要ではないかと思います。また、このまちづくりのために、さまざまな意見交換の場として、町民会議的な組織のあり方も必要ではないかと思います。地域と連携するシステムとして、コミュニティスクールの推進は本当に開かれた学校として、一方、コミュニティタウンの推進は本当に開かれた町と呼ばれるような、安心して暮らせるまちづくりへの実現に向けた検討が必要ではないかと感じています。コンパクトタウンやセントラルベルト構想を推進するためとして、行政の効率だけを考えたまちづくりがあるとすれば、当然見直しの必要もあるはずです。人口の維持及び増加政策は、地域の機能や経済などを維持していくには必要なことですが、安心して暮らせる5,000人にこだわらないまちづくりへの考え方も必要と思います。これらのことを踏まえ、これからのまちづくりの考え方について伺いたいと思います。3点目になります。3点目については、上士幌高校の存続の意味を地域ぐるみで考えるであります。十勝管内の各高校においては、管内の中学校卒業者の著しい減少は防ぐことができない課題となっており、道教育委員会の高等学校配置計画においても、高校の間口減を示しているところです。中卒者の高校進学先はあくまでも本人と保護者の意向が重視され、最終的に進学先を決定するところですが、職業科高校やスポーツなどに見られる有名校への誘いによる札幌周辺高校への希望が全道的にもふえている傾向と言われています。このような中で、上士幌高校においては、従来の上士幌高校振興会等による生徒支援型の継続や学校の生徒募集の対応を中心とした生徒募集対策では、中卒者の減少や学校の特色を見据えた場合、これからの生徒確保への対応については課題や不安があると考えられます。一方、政府の教育再生実行会議においては、高校の学び「脱画一化」として、高校の普通科改革を柱とする提言をまとめたところであります。このことを受け、文部科学省においては、今後、具体的な制度の検討に当たるとしています。町としても、このような普通科高校の変革が見込まれている現状を厳しく捉え、上士幌高校の存続の意味を町民全体で理解し、迅速に小規模高校が新たな仕組みの中で、一人一人の個性や能力に応じた教育を目指す基本的な考え方のもと、どのように学びの高校に転換できるかを検討するとともに、当面は目の前に置かれている上士幌高校の安定した二間口の維持を目指す行動の必要があります。これらの現状と課題を踏まえ、上士幌高校の存続の意味と高校のあり方について、今後を展望した考え方とその方策について伺います。
答弁 町長 竹中貢
江波戸議員の質問にお答えいたします。まず、1点目の潤いのある緑あふれるまちづくりを目指してということであります。本年度の執行方針の中で、「自然の豊かさと美しさが実感できるまち」におきましては、環境保全・環境美化・公園をカテゴリーとして、公園は安全で安心、楽しく遊べる公園として管理及び整備してまいります。また、生涯学習センター北側のふれあい公園につきましては、北海道と連携して改修し、公園としての機能向上を図ってまいりますとしております。第5期総合計画における公園・緑化・景観の基本的な考え方といたしましては、「子どもの遊び場、町民の健康づくりの場などに利用される公園づくりを進めます。」「うるおいと安らぎのある地域景観の形成に努めます」とし、施策の内容では、公園・緑地は統廃合も含めた既存公園の再整備、行政、町民、ボランティア、企業が一体となった公園・緑地づくり、町民の憩いの場となる緑地の整備としております。また、緑化では、花植えや、緑化、草刈りなどの活動の推進、フラワーマスターの育成、活動の支援としております。議員ご指摘の各公共施設における緑地化が少なく、緑被率、緑視率を設定し、緑の基本計画を策定すべきとのご助言ですが、町の公共施設の再編整備、セントラルベルト構想におきまして、次の整備計画として、役場周辺のセントラルパークの整備がございます。その際には、改めて緑化のあり方を意識しながら進めてまいりたいと思います。また、小学校周辺、旧営林署、旧国鉄線路跡地等に現存されている緑豊かな地域での町民緑支援チームでの整備、ふるさと納税制度のメニュー化で検討できないかとのご助言についてですが、十分に内部検討しながら進めてまいります。今回、改めて町全体の美しさを感じる環境づくりを進めるべきとのご質問、ご指摘をいただきました。大切な視点として取り組んでまいりたいと思います。次に、コミュニティが見えるまちづくりであります。町民のコミュニティ形成において、行政区・町内会活動は最も重要な活動の一つであります。地域住民の福祉向上や住民同士のつながりに大きく寄与し、行政とのパイプ役や地域防災、高齢者や生活に支障を来す弱者の見守り等、重要な役割を果たしていただいております。しかしながら、ご指摘のように、全国的に見ても加入率は、価値観の多様化やライフスタイルの変化により低下している実態にあります。本町でも、世帯数の増加に比較して、加入数は余りふえていない状況にありますが、転入届の際に、窓口での加入要請や賃貸住宅助成事業に基づく建築の際の事業者にも、強く要請を行ってきているところであります。このような中、今後、コミュニティの崩壊をご心配され、それぞれが持つさまざまな課題に対して共有の場を設け、意識を高める必要があるのではないか。その一歩として、課題把握のために、町職員による地域担当制度を取り入れることなども必要でないか、町民会議的な組織のあり方も必要でないかとのご指摘でありますが、町の事業等については、町民への周知や意見要望の吸い上げにつきましては、広報・広聴の充実が重要であり、これまで各団体とは日常的に情報交換を行ってきており、地域とは課題に応じた懇談会等を開催してきているところであります。大型の事業等では、講演会や町民報告説明会、ワークショップのほか、パブリックコメントによる意見募集等、住民への理解や意見を政策に反映してきております。さらに、開かれた行政を目指し、平成15年からは、協働するまちづくりの観点から、出前講座を実施してきております。今年度も各領域に71講座を用意し、メニュー以外の要望にもこたえるよう柔軟に対応してきており、積極的に活用していただきたいと思っています。議員ご指摘のとおり、時代の流れとともに、冠婚葬祭や近隣の交流など、以前に比べて希薄化している現状を踏まえ、全国の自治体では、新たな公共といった考え方のもとで、NPOやボランティアといった住民活動を奨励し活発化してきています。さきに述べたさまざまな町の取り組みは、自主自立を前提に住民のまちづくり、住民主体のまちづくりに沿った対応と考え開催しているところであります。なお、議員がご指摘の地域懇談会の開催とまちづくりの会議の設置については、そのニーズも含めて、今後、区長の皆さんと検討をさせていただきます。町職員の地域担当制度についてですが、以前、行政区の高齢化などで役員のなり手不足の解消として議論した経過があります。その結果、特に冠婚葬祭の葬儀関係では、会計や事務処理に役場の職員の応援体制に配慮しているところでもあります。自治の原点ともいうべき行政区・町内会は、まずは自主的な運営が基本であると考えています。その精神のもとで、地域課題や地域の取り組みを尊重したいと思いますが、そのこともままならないといった状況が行政区にあるとすれば、地域担当者のことも含めて相談させていただきたいと思います。昨年からは、行政区、町内会活動等の事例を学ぶ研修会に参加したところでもあり、改めて行政区、町内会や地域活動のあり方について検討してまいります。以上でございます。
答弁 教育委員会教育長 小堀雄二
江波戸議員のご質問にお答えします。上士幌高校の存続の意味、今後を展望した考え方、そして、その方策の3点に絞って答弁させていただきます。1点目の存続の意味につきましては、教育は地域社会を動かすエンジンであり、学校は子供たちの豊かな学びと成長を保証する場のみならず、地域コミュニティの拠点として、地域の将来の担い手となる人材を育成する場と考えております。地方創生の一翼を担う上士幌高校は、これまでも地域と深いかかわりを持ち、学校設定科目である上士幌学など、地域の課題を解決するための役割を果たしております。また、幼児から高校卒業まで、連続した学びを保証できる教育水準の維持、さらに、学校行事や地域活動を通じた町民との交流など、町の活性化に大きく寄与する高校の存続は、極めて重要と認識しております。2点目の今後の展望につきましては、公立高等学校配置計画地域別検討協議会資料によりますと、平成30年の十勝学区内中学校卒業生は3,065名、また、令和3年の学区内卒業生見込みは2,860名であり、約200名減少すると見込まれております。上士幌高校の入学者は、関係各位のご支援、ご努力により、平成28年度60名、以後、80名、50名、今年度は43名と二間口を維持しております。道立学校全体では、約40%が二間口以下校であり、近年、一間口校が増加し二間口校が減少する小規模化が進んでおります。一間口校となると、教員定数が減少すると同時に、同世代の考え方に触れる機会など、切磋琢磨する機会が減少します。また、設置科目数や部活動の種類が限定されるなどの停滞が懸念されます。教育委員会といたしましては、文部科学省の地方創生に資する高等学校改革の動向等を踏まえながら、地域振興の核となる高校の機能強化を支え、生徒一人一人が新しい時代に挑戦できる環境づくりを、高校や振興会とも十分連携して進めてまいりたいと考えております。3点目の方策につきましては、先般、教育再生実行会議において、高等学校教育に関する提言がございました。現在、生徒の約7割が在籍する普通科について、予測不可能な社会を生き抜くためのキャリアデザインや地域課題の解決等を通じた探求的な学びなど、新時代に対応した8項目を提言しました。上士幌町は、この中で、特別な配慮が必要な生徒への対応として、昨年度から子供発達支援センター職員を定期に派遣するとともに、昨年10月に、北海道教育委員会から指定を受けたコミュニティ・スクールの円滑な運営のため、高校と地域をつなぐコーディネーターを派遣するなど、先進的な取り組みを進めてきております。本町では、高校を含め5つの学校運営協議会を設置し、行政区や保護者など、学校区を代表する委員で地域とともにある学校づくりを進めていることから、こうした存続の考え方や教育の魅力化についても、上士幌町全体で共有化できるよう、機会や場の創出に努めてまいります。
質問 8番 江波戸明
1点目の潤いのある緑あふれるまちづくりに関して、答弁書では公園の整備を中心とした緑化事業について、大切な視点で取り組むという形で述べられていますけれども、今回、公園の緑化を基本に答弁いただいたんですが、平成16年に、公園マスタープランの見直しをしっかりと行っております。基本的に、公園は場当たり的でなくて、やはり町民のニーズ等を含めて、しっかり町民がどういうふうに使ったらいいか、そんなことを含めて、この部分についてはマスタープラン、こんなことも含めて、まずあるんではないかなと思っています。そんな意味で、今、主たる公園については、パークゴルフ中心型になっていますけれども、本当に身近な部分の公園のあり方について、このような取り組みができないかどうか、ちょっと確認したいと思います。
答弁 町長 竹中貢
公園がパークゴルフ場みたいな形になっていて、一般的な公園が少ないというご指摘だと思いますが、確かに全町民が集まって、そこで集い、日常的に子供からお年寄りまで集まるという、そういった公園については、まだ現存といいますか、整備されていないというふうに思います。個別に、それは子供を中心とした公園、遊具等をそろえたところの公園が、各地域ごとで整備されている。設置されて、その管理運営の中で、今日的なニーズ、あるいは危険防止等の対策を含めて、これまで整備をしてきているというところであります。町全体の公園ということになると、かなりマスタープランの本当に大きな計画になってくると、そんなふうに考えております。事業費も含めて、どれだけどのようなことが可能なのか、あるいはこの町に今必要なのかというようなことは、引き続き検討する必要があるというふうに思いますが、特に、今日的には、児童遊園地を中心にして手軽に、気軽に遊べるような、集えるような、そんな場所を整備をしてきたということと、ある意味では、目的別になるけれども、キャンプ場やあるいはイベント等の公園等々、そんなような形になっております。それらを包括するようなことについては、もう少し大がかりなプロジェクトの中で動いていくのが望ましいだろうというふうに思いますが、当面、これまでも課題になっていたのが中央公園ですね。この中央公園をどうするかというのは、一つ以前から問題になっていて、中央公園といいながら、子供たちもなかなかそこに集まってこれないというのがありますので、そこはこれからの一つ大きなターゲットとして、検討の余地が出てくるところだろうというふうに思います。この計画も、今全体を、子供からお年寄りまでが身近に歩いて行ける、誰でもが集い、そしてまた、買い物ができるような、そういったまちづくりに再編しておりまして、それは承知のとおりだと思いますけれども、消防の建築の計画に一部着手しているところでありますが、その後に、このラインがどのように活用されるかという意味では、そこが大きな公園の緑地の問題もそうでありますけれども、中央公園としての役割、機能が果たすべきエリアとして可能性があるんじゃないかなと、こんなふうに考えているところであります。
質問 8番 江波戸明
今、町長からあったように、本当に外から来た人も、また、子供たちも含めて、どこかでゆっくりしたいなという部分、案外、上士幌町には、あるようでなかったのが実態かと思っていますんで、今の言葉を大事にしながら、こういう憩いの場の公園をぜひ整備についての計画をしっかりしていただけると思っております。町全体で緑に関する考え方については、少し町のほうで、改めて視点の持ち方についてもわかってきているのかなと思っています。さて、まちづくりの骨格について、町長が唱えてきた観光・環境・健康の3Kの推進と自然を守りながら、樹木帯や緑地帯、こんな育成をすることについて、連携しているなと、観光については最たるものは三股盆地のあの雄大さ、それからまた、環境については、緑の癒やしのあり方、また健康についてもとれる。それから森林浴と含めて、いろんな意味で樹木と緑が一緒くたになりながら、町外の方々も、今回のナイタイテラスの観光という部分も大きな緑という、一つの大きなカテゴリーがあるのかなというふうに感じております。そんなことで、この豊かさを実感できる総体的な全体像、これについてどのように捉えているのかな、それがちょっと今回の答弁書の中に見えなかったものですから、まずこの辺をちょっとまたお聞きしたいなと思います。
答弁 町長 竹中貢
今のフレーズは、これは第5期の総合計画の中の大項目の中の一つということであります。これをもう少し具体的に、今後個別的に聞くと、1つには、環境保全と自然保護ということ、2つ目に、環境美化、公害問題、そして3点目に、公園緑化・景観という3つの領域に分かれております。改めて今、これらを振り返って、再来年が見直しの、更新のときになると、10カ年の更新のときになると。これを踏まえてもう一つは、今回の地方創生の総合戦略の中に反映をしているということと、それから、執行方針も大もとはこの考え方を踏まえて執行方針の項目にさせていただいております。執行方針は単年度の事業ということになりますので、全体像が見えてこないということがあると思いますけれども、今改めて、この自然の豊かさと美しさが実感できるまち、極めてこれ抽象的な表現になっておりますけれども、今言ったように、いわゆる3Kと言われる健康・環境・観光という、これはベースになって、それを具体的に、こういう表現になっているんだと思います。今、このことを具体的な事業の中に当てはめてみますと、随分とこの自然の豊かさ、美しさだとか、あるいは具体的な成果というのが見えてきているというふうに思います。1番目の、例えば自然保全でいうと、その中には地球環境の保全という項目がありますけれども、これは官民一体となった自然温暖化の取り組みというようなことで、クレジットオフィスだとか、そんなこともありますけれども、特に再生可能エネルギーということなんかになると、これは当初、想定をしていなかった部分での環境エネルギーが構築されていると。バイオマスエネルギー、それから太陽光等々を含めると、もう日本でも有数の再生エネルギーの町になったということがありますし、それから、空き家・空き地の問題も出ていましたけれども、これらについても、今かなりのところでは廃屋も解体をして、町並みがきれいになっているというようなこともございます。公園については、今もこの中央公園まで具体的なところまで行っていませんけれども、当時は遊具がない、公園がない、老朽した公園がありますと、町外からも遊びにきてもらえるような公園がないというふうな、こういう現状認識でありますが、それらに対しては、公園の再編を含めて、緑地のリニューアルを進めますということになっていますので、いわゆるそれを踏襲しながら来ているというふうに抑えていただければなというふうに思っております。特に、公園の問題については、結構この議会の中でも質問が出たりなんかしております。特にその中では、安全の面が中心になっていますけれども、緑地のところまで含めた、実際の問題、そういう声が、そういう環境ではないというか、目的としてはそういうところにいっていないところがあると思いますので、安全なところになっていますけれども、中央公園については、これからの取り組みになってくるだろうと、そんなふうに考えます。あるいは地球温暖化の問題も、これも緑地あるいはそういう指摘もありますが、本町はやっぱり森林の町だという意味では、環境保全に極めて大きな貢献をしているということでもありますし、そういった中では、着実にこの自然の上士幌らしさ、田舎らしさというか、上士幌らしさというのが具体化し、そして、着実に整ってきているのではないのかなと。ただ、お話しされたように、市街地の中の緑地の問題だとか、これはある意味では、緑地の観点での、緑がどれだけあるかだとか、そういう実感が出きるような関係での町なかについては、ちょっといろいろとまだ課題があるなというふうに思いますが、一歩郊外に出ると、緑が相当数あるという環境は、依然として変わっていないということでありますので、自然豊かというのは、多分地元にいるよりも、よその人方がもっともっと実感をしていただいているというふうに思っています。公害のあるような企業もありませんし、あるいは、いろんな地質調査なんかもしているということであります。あるいは、農畜産物についても、安全・安心をベースにした、そういう展開をしているというようなことで、さまざまなところで自然の豊かさだとか、自然の資源を生かしたまちづくりが進められているのではないだろうかなというふうに思います。ただ、個別に全て羅列をしてどうかというところまで出てきませんけれども、大枠としては、大きな流れの中で動いているというふうに考えています。多分これがないと、この町の魅力というのは、後々に伝わっていかないだろうというふうに考えます。
質問 8番 江波戸明
今、基本的に大きな環境問題も取り入れた答弁だったと思いますけれども、うちの町の一つの目玉として、この緑、それから自然をうたったら、人口の定住化、移住化、それから観光、そんなことを含めて、緑の基本計画、このようなことが町全体の中であってもいいのかなと。町長が言うように、郊外へ出たら、結構緑がありますよと言いつつも、まだまだ僕は樹林帯なり、そういうところが結構少ない町ではないかなと、そういうふうに認識しています。ただ、うちの町、5分の4が国立公園内ですから、ここの中でも、やはり林地開発等の施業等についても、やっぱり課題がちょっと残っている部分もあると思いますけれども、やはり、雄大な森林を一つの観光の目玉にもできるんじゃないかなと、そういう町だというふうに認識しております。そんなことを含めて、土地利用計画、緑の計画をつくる前に、やはり、いろんな意味で、市街地を特に中心として、土地利用計画が必要でないかなと思っています。その中には、いろんな公園、樹木帯なり、施設の用地、関連道路等を含めて、どういうふうに土地利用しながら、そこに緑の計画をくみ上げていくか。こんなことによって、我々が認識するとしたら、外から来る人はもっと認識すると、今、町長の答弁も、外からの人の認識と我々の認識がちょっと違うという点もあるかと思いますけれども、そんなまちづくり、息の長い形でする時期にそろそろ来ているのかなと。それが、先ほど言った循環型のエネルギーの活用とか、そういう環境のつくり方とか、そういう部分につながってくると思っています。そんなことで、うちの町としては、大雪山国立公園の活用を含めて、ぬかびら源泉郷では森の中の温泉、今回整備するという形で聞いていますけれども、ネイチャートレイルの整備を含めて、また、ひがし大雪自然歩道こんなことを含めて、いろいろな町うちで、うちの町の緑、それから自然を活用したまちづくり、これもやっぱり大きなまちづくりのポイントになるかというふうに認識していますんで、こんなことも含めて、視点があればありがたいなと思っています。あわせまして、6年前ですかね、ひがし大雪自然館を開設しました。ここにいる学芸員については、僕はすごく年に何回かお邪魔しながら、プログラムをいろいろ体験させてもらっていますけれども、案外町内の人が少ないんですよね、参加者が。僕は、やっぱり自然館の学芸員の力とか、自然館を一つは観光に使えるんじゃないかという部分で観光課で対応していますけれども、僕はこういう学術的な文化という部分も含めて、やはり、我が町の顔になるのかなと。生物の多様性を含めてとか、いろんな昆虫がたくさんいたり、動物がいたり、川に行ったらいろんな虫がいたり、川虫がいたりとか、いろんな意味で、この学芸員をもう一回教育委員会に戻して、やっぱり学芸員の本来の仕事をさせながら、それを文化としてまちづくりに役立てることも、僕は必要でないかなというふうに認識しています。そんなことを含めて、今回、十勝三股、先ほどあった大盆地についても、本当に大樹海になっています。松見大橋から眺めた樹海、それから三股峠から見た大自然は、ほかにもなかなか、最たる位置づけだというふうに認識しています。そんなことを含めて、今回、日本森林学会の林業遺産に選定されました。こんなことを含めて、一度、あそこ、伐採によってかなり貧弱な山林、山容になったんですけれども、今、かなり回復しようと。それを一つの目玉として、三股の、残念ながら集団施設地区から公園地区に変更しちゃって、ワンランク下がってしまったんですけれども、ああいうところを隔離しながら、一つは何人かの、そういう自然を楽しむ場所づくり、そんなことも連携して、いわゆる一つの連携の場所として、また、かなり都会の人は興味を持つと思いますから、宣伝をしながら、そういう活用も僕は森林の大切かさとしてあるんじゃないかなと思っています。そんなことで、観光の目玉として対応していく、これからの必要性というのもちょっと視野に入れてくれればありがたいと思っています。これについて、また後で考え方があれば、よろしくお願いしたいと思います。最後になりますけれども、ふるさと納税の関係等を含めて、ちょっと時間がないのではしょりますけれども、メニューの中に、緑のまちづくりと自然との取り組みを文化活動として何とかメニュー化できないかなと思っています。さっきの新聞にありましたように、きのうですか、かちまい体験型プログラムの一つとして、例えば(仮称)我が町のあなたの木、並木道、こんなメニューができないかなと。一定程度キャンペーンも必要だとは思いますけれども、我が町の、本当に精神的返戻品として、納税者と樹木の植栽、こんなことを通しながら、成長をずっと末永く納税者に見てもらう、そういう意味で、この町とのつながりをより親密に対応してもらえればなと、そういうふうに思っています。その具体的な場所として、きのうプレオープンしましたナイタイ高原テラスばかりでなくて、ナイタイ高原の道路というのは、当時、ふるさと農道で対応しましたけれども、道内でも本当にまれな厳しさ、工事的にも厳しい、そういう部分も含めて、景観づくりとマッチングさせながらできた道路でありますけれども、このナイタイ高原道路の縁の並木道もあってもいいんではないかなと。例えば音更の家畜センターというんですか、あそこの白樺並木なんかは、あれだけでも結構お客さんが来たり、それをもっと末永く見たら、ナイタイのずっと上がっていく道路の中に白樺並木とか、ほかの樹種でもいいんですけれども、あれば、あそこだけでも、少しは長く滞在してもらったり、上へ行って、レストランで食べた食事がよりおいしくなったりとか、そんなこともありますし、旧営林署の、僕のすぐ前の苗畑についても、今からどういう活用をするかという部分で、植栽事業、いろんな樹木の植栽もあってもよろしいでしょう。そんなことを含めて考えていただいて対応していただければ、また、新たな土地利用の考え方がどこかに生まれてくるんじゃないかというふうに思っています。それと、電源開発の黒石平ですか、の跡地、あれを町が購入しました。今、そのままが一番いいのかという部分もありますけれども、ああいう部分についても、町民の森としたり、森づくり、それからまたふるさと納税であの森に植栽してもらうとか、そういう納税者にしてもらうとか、できれば、そういうことも含めて、緑の中の文化村的な部分の発想もあってもいい町じゃないかなと、そういうふうに認識しているところであります。そんなことを含めて、道の駅の問題とか含めて、何とか緑でつながったまちづくりをぜひしてくれることによって、新たな意味での町の、今まで以上に活力が出てくるかと思います。この役場の北側のところにもかなり緑がありましたけれども、この工事の都合とか、そんなことで伐採されました。町長も知っているとおり、あそこにアカゲラが巣をつくったり、改めて「ほろんの森」をつくっていますけれども、あそこのつくり方をもう少し研究してほしいなと思っています。本当に砂地の中で木が育たないような環境ですから、やはり、まちづくりと、そういう技術的な部分も含めて、しっかり魅力あるまちをつくっていくと、息の長い形で町をつくっていくと、僕はいい町になるのかな、そんなふうに思っていますんで、よろしくお願いしたいと思います。
答弁 町長 竹中貢
何点か貴重な提案をいただきまして、ありがとうございます。国道のもみじ、それから、ナイタイに行く途中のスモモだとか植栽を、一時期あれ、集中的に多分やった時期があったんですね。多分道の理解を得て植栽した。それから、国のほうは国のほうでやってくれたというようなことで、多分その時期、いわゆる観光という視点も含めて植栽をしたということでありますが、それ以来、かなり時間がたっております。確かに町なかの樹木についても、道道の延長のときに、そういう視点で緑なり、あるいはヤシも含めて、町なかに誘導するためのという意味合いで植樹をしたという経過があると思いますが、残念ながら、今いろいろと枯れてしまったところだとか、そのようなところもあって、決してよそから来たときに、あれでほっとするという環境じゃないだろうと、そこを見ても、非常につらい思いをするところもございます。そういった課題も抱えつつ、今お話しあったように、地元でもあるいはよその人でも、この縁を深める、それから、ずっとこの町にかかわりを持つという意味では、植樹をするという中で、その成長を一緒に見届けていくというのは、非常に大事なことだろうというふうに思います。今言ったナイタイの道路は、あそこだけでも観光地として非常に魅力的ですが、牧場に邪魔にならないように、施業の邪魔にならないように、あるいは景観を壊さないようにどうしていくかというのは、これは一つのアイデアとして非常に検討する余地があるだろうと、そんなふうに考えます。それから、黒石平の話もされました。これらも、本当にJパワーのほうとしては、町にほとんど無償で譲渡してくれたというような状況であります。自然に戻ってきているような状況でありますけれども、それもやるとすれば大きなプロジェクトになるだろうというふうに思いますから、それがどんな形で可能になるのかというのも、今みたいな戦略の中で、あれが本当に生かされて継続していけるかどうかと、このような議論も必要になってくる。それから、議員の近くの苗畑の跡地であります。これまでもいろんな形で、いろんなところに提供したり、資源の提供を行えるのがあるよと言いながらも、あれが事業としていくときには、なかなかそう簡単にいかないという現実があります。ただ、行政でやるとすれば、そういった視点ではなくて、まちづくり、行政サービスの中でのということになるのかもわかりませんけれども、これまた全体的な合意形成なんかも必要になってくるんじゃないかと。何かプロジェクトがあって、そこに並木が豊富な一角にしていくという、こういった動きでもあれば、それはそれとして非常にやってみたいなというようなことでもあります。植樹の関係でいうと、今、バルーンスタンプの会のほうで、ナイタイの牧場のほうを、あそこを計画的に毎年、もう何年になりますかね、かなり年数をかけてやっているところでもございます。あそこももっと本当は木があったほうがいいんでないだろうかなというふうな話も、なくなってからの話でありますけれども、町を挙げての植樹もしましたけれども、なかなか根づいていないというような状況もございます。いずれにしましても、次期の、これはまた総合計画が近々といいますか、2年後にまた具体化していくということになりますから、こういった中で、大きなプロジェクトとして、10カ年の計画の中でしっかり盛り込むものは盛り込んでいく必要があるだろうというふうに思いますので、ぜひその際、またご意見とさまざまな、考えていることをご提案いただければなと思います。当面、ふるさと納税で使った、緑のまちづくりに参加をしてもらうというようなことでありますが、これは十分具体的に検討する余地があるなと。ただ、どこをどんなふうにするかというところなんかになってくると、余り大きく広げても、それが頓挫しても困る。今の中である程度やったときに、完結するような形なり、あるいはやった手応えが感じ取られるような、そんな見せ方がどこでできるのかというようなこと、さまざまな視点で、今、議員、お話しされていましたから、そういった意味で、今、ふるさと納税を使うとすれば、どこがそれにふさわしいのか。担当も含めて、ぜひまた議会でこういうことでなくても、指導なり、助言もいただければなと、こんなふうに思ったところであります。それから、学芸員の利活用だとか、非常に頑張っていただいていると、そんなふうに思っています。そもそもの町立の博物館から今、自然館に運営方法あるいは博物館法に基づかない施設に転換していったのは、町で開道100年ですね。今は命名150年ということで、そういった意味では、命名100年ということなのかもしれませんが、そのときに道で建設したということであります。さまざまなひがし大雪の学術的な資料を収集をして、非常に高い評価を得て来ていたということも事実であります。時代とともに、一方では相当の運営経費がかかるということと、入館者がどんどん減ってきているという現実から、町で博物館法に基づいて、博物館にこだわった学術だけを中心にした施設を持つということは、ちょっとなかなか大変だというようなことで、環境庁のビジターセンターと一体になった施設、それは三股のあるいは糠平のあるいは上士幌のさまざまな自然を調べたり資源をちゃんとして守る、こういった視点というのは、決して失われているものではないだろうというふうに思っております。所管が教育委員会から観光のほうにかわりましたけれども、教育も観光の一つだと、観光も、そういった意味では十分教育という視点からもできるという話でありますので、糠平地域にとっては、観光をもって生計を立てているということでありますので、観光という視点の中で教育的な価値をお客さんにもしっかり評価をしていただけるように、そしてまた、そこで働いている人方がそういう視点でとって、しっかり仕事ができるような、このような環境を整えつつ、自然館を生かしていく必要がある。今、随分博物館が移転して多くなって、間もなく、運営を開始してから50万人になるかというような状況でございますから、いろんな人から評価されているということでありますので、引き続きその辺については、しっかりとした上で、地域にとっても必要な資源あるいは学術的なことに興味ある方にとっても対応できるような、そのような、運営については、これまでと変わるものではないだろうと、そう考えています。
質問 8番 江波戸明
次に、2点目のコミュニティが見えるまちづくり、これについては、次、中村議員さんのほうも同じような意味合いで質問すると思います。町長は細かく具体的に話してくれたんで、僕もちょっと頭にある時間日程、ちょっと短くなったもので、コミュニティについては2点ほど確認したいと思いますけれども、今、町内活動の中でも、コミュニティの部分で高齢化の問題とか、隣近所の問題、ちょっと落ち込んでいますけれども、ここ数年、近年、世帯数が、僕の頭の中では2,200台だったですが、2,500ぐらいという部分で、世帯数が非常にふえている。その一つの動きは、町内にある賃貸住宅の建設促進の助成等による部分もあったと思うんですけれども、世帯がそういう賃貸住宅がかなりふえていますんで、この課題というのも若干あったり、将来どうなるんだろうとか、そんなことが結構ありますんで、この点についての考え方、手短に、町長、お願いしていきたいと思います。もう一点、それから、広報の充実という部分で、僕は町内会長になってから6年ぐらい、毎月、町内会だよりの中に課題になる部分をずっと町内の方にお知らせしてきました。ただ、やはりそれについては、広報だけではなかなか読み取れないとか、先ほどもちょっとあったと思うんですけれども、僕はそういう部分でフォローアップしながら対応してきたんですけれども、やはりもう一歩進むとしたら、まちづくり懇談会、町長を含めてまちづくり懇談会、ネットで調べてちょっと申しわけないんですけれども、管内にはかなりの町村が何らかの形でやっております。本当、多いところは、行政区長の会議等のも数回やっているところがありますし、そんなことを含めて、もし町長が本当に協働のまちづくり、本当の精神で取り組んできたと思うんですけれども、もう一歩町民に近づく、また理解してもらうとしたら、このまちづくり懇談会、何らかの形で、大きな課題でもよろしいですから、そういうところから対応していってくれたらいいなと思っています。町民はなかなか足を向かないということがありますけれども、何回かやっているうちに、町民はいい意見をたくさん出してくれると思いますから、そこを重点的に捉まえながら、この懇談会をぜひ、年に数回とは言いませんけれども、何らかの形で年に1回は実施してくれたほうが、お互い協働のまちづくりという認識に立つんではないかなと思いますんで、この点についても、簡単に、手短に、次、高校の問題がありますんで、手短によろしくお願いしたいと思います。
答弁 町長 竹中貢
ちょっと手短に話しすると、真意が伝わっていかないところがあるので、非常に困るんですけれども、やっぱり町内会に入らないというのは、若い人が多い。これはよその町、うちだけの特別な事情じゃなくて、よその町でもそういった状況があると。多分一つには、今、若い人方は特に、入っても、何か自分たちにとってメリットだとか、そういうことというのは余り感じられないというところが一つある。そういった意味で、子供が生まれたときだとか、そういう状況になったとき、また一つ変わってくる可能性があるなというふうに思っています。今、町内的にも、いわゆる保険や、車検や、いろんなところと連携をしながら、どんなふうにして地域の人方の主体性だとか、あるいは参加の問題だとか、やってもらうか。これは、やっぱり最終的には、そこに住む人方がそれに関心を持ってもらわないと、幾ら行政がいろんなことをやっても限界があるということも、またありますので、じゃ何がその人方が参加する動機づけになるのかというあたりも、今はいろんなところで検討をしているところでもございます。いずれにしても、うちだけが世帯数もふえていると、今までの中で一番ふえているということが、多分単身だとか、若い人が来ているということで、そういった状況。まだまだこれについては、問題を解決するための、いろんなところを手探りをしていかなきゃならんというふうに思います。それから、懇談会の話が出ました。これについても、さまざまな形で問題を提起しながら、これまでもやっているところでございます。例えばいろんな一つの事業を取り組む過程の中の手続関係にしても、特に大きな箱物というか、施設なんかになると、計画段階の設計やそういったところのプロポーザルから、全て含めて、相当個別に伝えているという話であるというふうに思っています。今、もう少し幅広な話についての、きっとそういう意見交換だろうと思いますが、これはもう一回、せっかくある行政区であります。行政区長さんについては、一応非常勤の特別職ということで、行政とそれから住民のそれぞれの立場をしっかり踏まえて意見反映なんかしてもらう、そういう仕事をお願いしていますから、そんなところで、何を本当に求められているのかというあたりは、これからしっかりと詰めていきたいというふうに思います。いずれにしても、大きな課題なんかについては、それはしっかりやっていかなきゃならんということが出てくると思います。例えば今までもありましたけれども、これからまた、総合計画をつくっていくということになりますから、どうしてもそういったときには、住民からいろんな意見を聞くというのは、当然そういうところも出てきますので、必要に応じてやっていきますけれども、まずは今の意見を踏まえて、行政区長さんの会議の中でもどうあったらいいのかと、もう一回、皆さん方の意見を聞きたいというふうに考えております。以上です。
質問 8番 江波戸明
今あったように、2021年で町の10年間の総合計画、改めてまた見直すということになりますんで、今から準備を含めて、よろしく対応していただければと思います。ちょっと時間がなくなって、はしょって、高校についての概要だけちょっとお話ししたいと思います。今、高校については、かなりの支援をしながら生徒の確保をしていますけれども、ことしあたり43名という形で、一間口にぎりぎりという認識、ちょっと僕もあるんですけれども、今まで十勝管内では、中札内、浦幌、新得等含めて、幕別もそれに近い形で学校再編されたり廃校になったり、そんなことだと思います。今、一番苦戦しているなと思うのが、うちの町はちょっとまだ緩い感じで見つめていますけれども、そんなに変わらないと思いますけれども、本別なんかは3年連続で一間口で、本当に町ぐるみでこの高校問題についてもしっかりやらないと、毎年一間口で先生が3人減りますから、ほとんどもう生徒指導なり、授業、教科の担当とか、非常に苦慮しながら学校を運営しているんだと思います。ですから、今本当に計画的に、財政の支援をメーンにしながら子供を集めていますけれども、新たな形で子供たちに対応できる、特に教育再生実行会議等を含めての提案・提言、僕はこれから大事な視点だと思いますし、小さい学校だから残すということはなくなる可能性も過分にあったり、ネットで今、少しずつ道教委も札幌の高校とやっていると、こんな、何かこう、大事ですけれども、人間臭くない教育というのは本当にいいのかなと思いつつも、何とか上士幌高校を残してほしいなと、そういうふうに思っているところであります。そんなことを含めて、上士幌高校が残るとしたら、時間が4分しかありませんので、簡単にこんなことをしてほしいなと、そんなことを含めて、ちょっとお願いありますけれども、今、北海道も北海道行動特区という形で、きっとまだ残っていると思います。北海道独特の特区制度で、今、道教委において普通科高校に道外の子供たちを受け入れない、受け入れることが原則ない、職業科については、かなり広がってきていますけれども、そういう部分がありますから、ぜひ、海士町の高校等に視察に行ったと、ちょっと風聞で聞いていますけれども、そういうことも含めて、本当に町として、こういう特区を使いながら広く当該、含めて、また子供たちを集めて、この町の魅力をつくった中で3年間、そして、そこでまたしっかり巣立ちできるような体制づくりの考え方もあるんではないかと思っています。もう一点は、今、上士幌高等学校、かなり特別支援的な要素を持ちながら通級、それからまた、そういう支援をしながら学校を経営していますけれども、新たな視点、全くないわけではないと僕は思っていますけれども、義務教育にある特別支援学級的な取り組みを高等学校でも、きっと文科省についてはどことなく考えていると思います。これについては、これからの時代、やはりいろんな意味で特別支援をどうやって強化していくか。その人たちが次の世代をどうやって対応していくか、これは大事なことだと思いますから、上士幌高校のもう一つのいい形では、この特別支援学級を併設しながらとか、また、そこにインクルーシブ教育を取り入れるとか、そんなことで独自の高校の目線をちょっと考えてみる時代に来ていると思いますので、こんなことを提案いたしますけれども、どう残るかというのは、本当に町にとっても、先ほど地域創生の一翼だという認識を含めて、簡単に、時間が厳しい中ですけれども、教育長、何かこのことについてありましたら、答弁よろしくお願いしたいと思います。
答弁 教育委員会教育長 小堀雄二
まず、江波戸議員、いろいろな形で、いろいろな角度から高校の支援という部分でご発言いただいたことに対して、大変感謝申し上げたいなと思っています。普通科のあり方については、文部科学省も、それから教育再生実行会議の中でも議論になっていて、ことしの文科省の要求の中でも、今おっしゃったように、普通科の中でも通級で困り感を持った子供たちへの対応という部分も出ています。それから、普通科の中でも、ただ単に次のステージへ向かうだけの取り組みではなくて、理数とそれから文理、こういったものを混ぜ合わせながらきちっと基礎学力をつけながら次のステージへ向かっていくと。そして、これから先、ソサイティ5.0時代に向かっていくと、スマート社会、人間社会に向かっていくということで、大きな高校改革がうたわれています。上士幌高校は、校長先生とよく私、いろんなお話をします。その中で、やはり、何とかして今の二間口維持を継続していきたいという話があります。その中で、一つ、上士幌学というものを、今高校3年生に選択科目として実施しています。これは、地域とともにある学校というだけの視点ではなくて、地域をともにつくる学校として編成をしています。3単位、年間約90時間の中で上士幌学、今回でいったら、熱気球もプログラムにたしか入っていたと思います。それから、鹿肉の料理の仕方だとか、いろんな地域が持っている教育資源を子供たちに伝え、その魅力を子供たちが体感し、そして巣立っていくと。将来的には、上士幌に戻ってきたいという子供もあるし、北十勝、そして道東、もっと広くいえば北海道と、そんな子供に育ってほしいという願いを持っています。いろんな振興策がある中で、やはり最後は親はこの学校に通わせたいと、そして子供はこの学校に行きたいと、地域はこの学校を活用したいと、この3つの柱をきちっと定義立てて振興策を進めていかなければいけないなと思っています。昨年度から少し振興策も変えました。ただ歩くだけではやっぱりだめだと。子供たちにどんな魅力を伝えていけばいいのかというあたりも、今、高校とも十分協議をしています。議員も振興会の理事という立場でもありますし、それから、同窓会の役員でもありますし、何といっても学校運営協議会の委員という立場でもあります。何とかこの今の思いを町内だけではなくて、近隣にも発信していきたいなと思っています。教育委員も学校訪問をしています。それだけではなくて、最近では、去年、おととしから移動校長会だとか、移動教育委員会なんかもやって、学校を舞台に実施しています。また、校長会も去年、おととしから高校の校長も入れて意見交換会をしています。中学校の校長とも随分意見交換をして、高校の普通科高校の取り組みに理解を示しているところでありますので、いろんな形で、議員さんのほうも総文、それから産経とありますが、高校の訪問なんかも含めて、学校の子供たちの様子、そして先生方の考えも聞きながら、振興策に進めていきたいなと思っていますし、お力を貸していただければ大変ありがたいなと思っております。以上です。