上士幌町議会 平成30年第4回定例会 2018年9月4日
(1)生涯学習センターわっかの施設管理について/(2)免許返納者に対して町独自の施策はあるか
2018年9月4日、上士幌町議会の一般質問で、伊東久子議員が「生涯学習センターわっかの施設管理について」「免許返納者に対して町独自の施策はあるか」について質問し、教育委員会教育長 小堀雄二、町長 竹中貢が答弁しました。
- 質問者
- 伊東久子 議員
- 答弁者
- 教育委員会教育長 小堀雄二、町長 竹中貢
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 1番 伊東久子
私は、2点にわたって質問をいたします。生涯学習センターわっかの施設管理について。これは、教育長のほうに質問をいたします。もう一点につきましては、免許返納者に対して町独自の施策はあるか。これは町長にお聞きしたいと思います。それでは、1点目の生涯学習センターわっかの施設管理についてお聞きをいたします。平成29年、生涯学習センターわっかが改築されました。多くの町民の生涯学習活動や世代間交流、学童保育に利活用されています。改築後、実際に使ってみて利用しにくいところ、改善しなければならないことが出てきたことと思いますが、問題解決に向けて取り組んでいるでしょうか。近年、異常気象により高温多湿、他町では熱中症から子供たちを守る対策をしています。生涯学習センターわっかには、学童保育所が併設されておりますが冷房が設置されておりません。風の通りが悪いと利用者の方々からも聞いております。大型扇風機はありますが、根本的な対策が必要でないかと思います。子供たちの健康管理に気をつけるべきではないでしょうか。学童保育所保護者会より、冷房設置の要望が出されていると思いますが、教育委員会はどのように対応したのでしょうか、今後の取り組みについてお伺いをいたします。次に、町長にお聞きいたします。免許返納者に対して町独自の考えはあるか。現在、上士幌町では福祉の観点から、高齢者、障害者のとじこもりなどをなくすため、買い物、病院等へ出歩けるように巡回バスを走らせて、多くの町民の皆様から喜ばれております。最近の新聞報道でも高齢者の交通事故が多く、運転免許証の返納が推進されていますが、町外の病院等に行かれる方が、返納できずにいるとの声もあります。以前、質問の中で、バスタッチができた段階で考えるとの答弁をいただきました。その後、町としてどのように協議されたのが伺います。
答弁 教育委員会教育長 小堀雄二
生涯学習センターわっかの施設管理について、伊東久子議員のご質問にお答えします。生涯学習センターわっかは、平成29年6月の供用開始以来、多くの町民にご利用いただき、平成29年度の利用状況は、開館日数355日で、延べ利用団体数1,996団体、延べ利用者数3万6,659人となっており、旧児童会館での利用であった平成26年度と比較すると、利用団体数で約2.6倍、利用者数で約3.7倍と大きく増加しております。この間、利用者等の意見を伺いながら、多目的室の陶芸用棚の改修やデジタルサイネージによる利用案内の増設など、施設設備面の改善を行うとともに、学童保育所開所時間内のプレイルームの使用ルールの確立、Wi-Fiを利用する際の有害サイトの閲覧制限実施、子供たちの自習等の場としての空きスペースの積極的な開放など、管理運営面においても改善を行いながら、より使いやすい施設を目指しております。学童保育所におきましては、平成30年度の登録児童数が8月末現在で97人となっており、昨年度に比べ約49%増加しております。このため、登録児童数の大幅な増加に合わせ、下駄箱や収納棚の増設を行いました。生涯学習センターわっかは、窓のない会議室4と発達支援室及び大会議室となる会議室1、2を除く部屋には、学童保育室を含めエアコンが設置されておりません。このため、夏季における学童保育所の室温調整については、窓等の開閉やブラインドの調節、扇風機の使用により高温にならないように努めております。しかしながら、夏の期間は、室温、湿度が高い状態になる場合がございますので、その際は、エアコンのある会議室を一時的に使用したり、おやつの時間にかき氷の提供をふやしたり、屋外での水遊びの機会をふやすなど、良好な環境を保てるよう対応に努めているところです。外気温の高い日には、既に学童保育所に到着するまでの間に、暑さの影響を受けていることがしばしば見られます。このため、日常的に児童の状態に目を配りながら、汗拭きや手洗い、うがい後の水分補給やプログラムの工夫により、子供たちの健康安全に努めております。学童保育所の暑さ対策につきましては、これまでのきめ細かな対応を継続し、家庭との連携も図りながら、保育環境が一層充実されるよう努めてまいります。なお、学童保育所保護者の会からの要望書に対する回答につきましては、先日開催された第9回教育委員会において協議の上、今回ご説明した暑さ対策とほぼ同様の内容で提出させていただいているところです。
答弁 町長 竹中貢
続いて、免許返納者に対する町独自の施策についてお答えいたします。加齢に伴う身体機能や認知機能の低下により誘発されると思われる高齢者ドライバーによる高速道路の逆走や、アクセルとブレーキの踏み間違えによる死亡事故などが多発していることから、平成10年の道路交通法改正により、運転免許証の自主返納が始まりました。しかし、本町のように、公共交通機関がバスのみで、1日の往復便数も少ない地域に居住する住民にとって、自家用車は大変便利であり、外出の際には多くの方が利用されている状況にあります。高齢になり、運転に自信がなくなってきたけれども、自分のあいた時間に好きな場所を複数訪れることができなくなるなど、なかなか免許返納には踏み切れないという声もあります。釧路方面本部管内の各警察署においても、免許返納を促進するため、ドライブレコーダーの貸し出しや、3回以上事故を起こした高齢ドライバー宅への家庭訪問実施などが取り組まれております。民間事業者によっては、運転経歴証明書を提示することでさまざまなサービスを受けられるケースもあり、身近なところでは、十勝バス及び拓殖バスにおいて、バス運賃が半額になるサービスが実施されております。本町においては、上士幌町総合計画及び総合戦略で、公共交通ネットワークの体系化を掲げており、高齢者の免許証自主返納につきましても、主要な課題として担当課を中心に、先進自治体の取り組みの調査等、検討を始めております。現在、本町といたしましては、交通弱者と言われる高齢者の利便性を図るために、今年度は高齢者等福祉バスの運行の増便を図ったところであります。また、通院時の移動手段としては、町独自の三愛サービス事業としての通院サービスにより助成を実施、社会福祉協議会においても、町の補助を受け、在宅生活する重度の障害の方や要介護の方の通院や買い物等をサポートする福祉有償運送サービスを実施しております。免許返納を決断するには、移動手段がしっかりと体系的に整備されていること等が欠かせない要素と考えております。そのためには、高齢者等の福祉バスの運行や通院の際の支援のほかに、タクシーや民間の公共交通等のネットワークが整備され、健康で元気なときからバス等を利用する習慣が必要と考えております。交通の結節点となる交通ターミナルや、今年度も実施する自動運転バスの実証実験についても、免許を返納してもよいと思えるように、交通手段の多様化を図るための事業でもあります。10月に開催のかみしほろ塾では、「人口減少と高齢化時代における公共交通のあり方」と題しての講演を予定しております。講師の先生は、過疎地における公共交通のあり方等の研究では、我が国を代表する識者でありますので、ぜひご参加いただきたいということと、町としましても、本町の現状を伝えながら具体的な指導を受ける予定となっております。JR問題を含め、地方の公共交通のあり方につきましては、極めて重たい課題となっております。交通ネットワークの整備、充実は、町民が安心して上士幌町に住み続けるための条件として必要不可欠であると同時に、環境が整備されることによって、運転免許証の返納が現実化するものと認識しております。人口減少の克服を目指した地方創生の観点からも、交通問題は重要課題の一つとして引き続き精力的に取り組んでまいります。
再質問 1番 伊東久子
それでは、教育長に再質問をしたいと思います。わっかを利用している皆さんから大変好評だと聞いておりますし、私自身もそう感じております。また、Wi-Fiが入っていることによって、多くの学生が利用しているんだなということを気づかされました。学童保育所には冷房がついていないわけですから、つけるための試算というか、そういうことをやったのかどうか。当初から、エアコンというのはつける予定はなかったのか。現在、学童保育の人数は97名と答弁の中にありましたけれども、条例の中には、学童保育所の入所定員は規則で決めて、規則には75人となっておりますが、この点、増員になって、なぜこの規則を変えないのかお伺いいたします。
答弁 教育委員会教育長 小堀雄二
わっかの冷房の設備についての試算ですけれども、先ほど答弁の中で、この部屋とこの部屋とこの部屋はついていますよと。じゃ、それを除いたところ、学童保育所だけということではなくて、いろんな世代の方々が入っているということも想定しながら、学童保育所も含めて、その他の部屋も冷房を入れた場合には、おおむねプレイルームも含めて約1,000万です。そして、そのプレイルームを除けば約700万ということで、昨年、一度調べております。これについては、建設当初からいろいろきっと判断されたと思うんですけれども、上士幌の7月、8月の気温なんかもきっと調べたと思います。参考までに、昨年、わっかができた平成27年については、気象庁のデータでは、25度以上の夏日が上士幌では20日、そして30度以上の真夏日が8日で、平成29年には28日の夏日以上の日があったと。今年度につきましては冷夏だということで、25度以上の夏日が、ことしで12日、30度以上が3日、合わせて15日と。最近、いろんなところで想定を超える暑さということもあって、恐らくそういったことも、当初は企画も考えていたんじゃないかなと思いますけれども、こういったある意味短期的な、2カ月間で約15日、20日前後です、こういったものについては、学童保育所の隣に会議室もございますので、冷房のきく部屋もありますので、そういったところで、さまざまな工夫をしながらということで、当初、組んでいないということでお話をしたいなと思っています。それと、学童保育所の定員です。学童保育所の定員なんですけれども、平成30年4月から7月まで、1日平均当所児童数が63人、国で定められている児童1人当たりの面積要件という部分では、1.65ということでは満たされているということで、ここの部分については基準を満たしているということで、特に規則は変えておりません。以上です。
再質問 1番 伊東久子
近年、本当に異常気象というか、暑いときは物すごく暑くて、寒くなれば本当にストーブをたかなきゃならないような、そんな日がありました。それで、この定員については、75名のところを97名も入っているわけですから、多分すごく蒸し暑いんだなと思うんですけれども、わっかの学童保育所のところの風の回りというんですか、あそこにアリーナがあるために、風が窓をあけてもすっと抜けていかないような状況になっているんでないかなと思っております。今、子供たち、親が働いているのもありますから、普通、子供たちの周りも、自宅にほとんどエアコンがついているんじゃないかと思うんですけれども、その子たちのためにも、やっぱりエアコンは、私、必要でないかと。1,000万円ぐらいだったらつけてあげたらいいんじゃないかなと、そんな気もいたしました。それに、風の回りが悪いというのは、設計的には問題がなかった。今、教育長に聞いても、前の教育長なので、責めているわけではありませんけれども、計画する段階で問題はなかったのかと、そう思いますけれども、どうでしょうか。
答弁 教育委員会教育長 小堀雄二
児童の数がふえて、ちょっと蒸し暑いんじゃないかという話ですね。不快指数だと思います、きっと。よく気温と湿度で不快指数というふうに出てくるんですけれども、ことしの場合、30度超したその3日間、ちょっと調べてみました。30度超えは、7月31日と8月2日と8月3日、この日が30度を超しています。ということは、恐らく想定するに、子供は、いつもどおりの子供の数よりは少ないと思うんですが、子供の数がやっぱり多かったと思います。当然、室温はそれ以上に高いと。室温と湿度の関係で不快指数が出てくるんですが、実は、今、議員ご指摘のとおり、風というのも一つの要素に入っていくということです。それで、昨年よりは涼しい日は確かに続いているんですけれども、ことしについては、昨年のそういった反省も踏まえまして、大型の扇風機を1台入れて、そして、従前どおりの扇風機、大型3台と家庭用2台というので風を回しますと、風を起こすと。それから、午前中の段階、早い段階で窓があけられるところについては窓もあける。ただ、わっかには、子供団体だけではなくて高齢の団体28団体が定期、不定期に利用しているということもありますので、そういった利用者の声も聞きながら、ちょっと暑いから窓あけますよということで了承いただいて、窓をあけて風の流れをよくすると。ただ、お話のとおり、ホールの部分は、ご承知のとおり天井も高くて、なかなかそこから抜けていけないというのもあったと思うんですけれども、設計上のミスとか設計上の誤りではないと。当時そういった考えのもとでわっかを建築しておりますので、あとはもう少し、今わっかができて2年目ということ、それから2カ月の間の60日分の15日から20日間の短期的な子供の健康安全という部分につきましては、先ほど答弁の中で家庭というお話もしたんですけれども、どうも、ここに来るまでの間、夏の間でも、十分に送り出す対応ができていないということもあったようです。ですから今後、学童だよりは月1回発行していますが、保護者が迎えに来ることになっていますので、例えば、暑さに適用する体づくりです。もちろん、今、小学生でいけば早寝・早起き・朝ごはん運動を行っていますし、それから運動、食事、睡眠、要するにぐっすり眠ると、夜更かししてこないと。この夏休み期間についてはそういったお話だとか、あとは、これもよく子供たち、学校等にもお話ししていますけれども、自分の命は自分で守ると。ですから、そういった例えば飲み物だとか、暑さ対策を工夫すると。衣服だとか、通気性のいい衣服、日差しを避ける、それから冷却グッズを持たせる、帽子をかぶせる、こういったものは、学童だとか学校だけではできませんので、家庭への呼びかけも通して、みんなが心を一つにしながら支援していきたいなと思っています。ただ、子供とお年寄りというのは、やっぱりそういった環境になれるのが決して得意ではありませんので、今お話にあったように、できるだけ子供に寄り添いながら、高齢の方々に寄り添いながら、快適な環境をつくっていきたいなと考えております。以上です。
再質問 1番 伊東久子
私も暑い日に、二、三度、中を見させていただきました。利用者の中には、高齢者の刺しゅうクラブだとか陶芸クラブだとかありますが、網戸にしても室温が約30度ありました。ですから、学童保育につきましても、扇風機が回っていますけれども29度ありました。これからも、多分異常気象というのはあるのかと思いますので、エアコン設置については、前向きに検討していただけないかなと思って質問いたします。
答弁 教育委員会教育長 小堀雄二
いろいろ工夫改善をしながら様子を見ていきたいなと思っていますけれども、やはり、健康、安全に関することというのは命にかかわることでもありますので、今の議員の質問にもあったように、今後、エアコンが本当に必要になっていくのかと。これ以上対策をとっても、年々気温が高くなっていって、今お話のあったとおり、室温が実際に見ておられるので、そういうことをお話しするんだと思いますけれども、実際が実際であれば、それは今後検討していかなければならないということでお話ししたいなと思います。
再質問 1番 伊東久子
エアコンの話はわかりました。わっかには授乳室があるんですけれども、とても利用しづらい状況になっていると、私は見学してまいりました。乳幼児のおむつ交換や授乳が安心してできるのには、整備が必要でないかと。現在はあるだけという感じでありました。現在は、長椅子と流しがちょんとついているだけ。本当につくりましたというだけのことに、私は思ってきました。授乳といっても母乳ばかりではありません、粉ミルクをつくるお母さんたちもいますので、これは、どちらも対応ができるような、小さなガス台だとか湯沸しだとか置いておくべき、そして、子供のおむつ交換できるような小さなベッドというか、それは必要でないかと思いますので、教育長の考えがあればお伺いいたします。
答弁 教育委員会教育長 小堀雄二
授乳室なんですけれども、公的な根拠が、まずあるかというと、まず、ないらしいです。先ほどお話になったとおり、上士幌の場合は授乳室となっていて、そこに2人用のチェアーとベビーキープという子供をちょこんと座らせるもの、それからシンク、それと台所と、あとはお湯が出る、水が出る給湯の設備があります。何かいろいろ調べていくと基本的な形らしいです、上士幌の場合は。上士幌の授乳室の形は基本的な形で、それはスペースがあって、授乳用の椅子があって、おむつ交換台がある。恐らく、上士幌の場合は、2人がけ用のチェアーがおむつかえ台用も兼ねているというところです。そういった例も幾つか見てみました。それから、それに少し応用編になると、ベビーカーを置く場所だとか、自動販売機だとか、レンジだとか、給湯だとか、シンクというのがあります。これについては、今の上士幌の授乳室については、授乳イコール赤ちゃんの食事の場所というふうに考えたときに、本当に今あれでいいのかと、基本だけでいいのかという考えも僕も持ちました。それで、基本でよしということにはしないで、利用者の使い勝手、あそこふだんは鍵かけています、安全対策上。どこの公共施設も見てきたんですけれども、鍵をして、内側からあけられるようになっているんです。内側から締めても、外側からちゃんとあけられるようにしています。これは防犯対策と安全に授乳ができる設備ということで安全対策を講じていますけれども、利用者の使い勝手も、やっぱり検証していかなきゃいけないなと思っています。そして、可能な範囲で精度を高めていきたいなと思っています。何人の子育てを終えたお母さん方にも、ちょっと実は見てもらっていました。いいんじゃないという人もいれば、いやいや、もう少しカーテンあったほうがいいよねとか、せめて、お母さん方は、ベビーカーで来ても物が多いんだ。だから、ちょっとした物を置く台があればいいだとかいうお話も聞いています。今、議員がお話しになったとおり、ただあるということではなくて、そこをより利用しやすく快適となるよう、今後いろんな声を聞きながら反映していきたいなと思っております。以上です。
再質問 1番 伊東久子
教育長に最後にお聞きします。やっぱり利用者の声を聞きながら、あればいいという、セットしておけばいいというんじゃなくて、使いやすいような、お母さんたちの声を聞いて改善していただければいいと思います。これで教育長の質問は終わります。
再質問 1番 伊東久子
それでは、町長にお聞きをいたします。町内移動の循環バス、これは増便されたことで、町民の中では大変喜ばれております。ただ、町外の病院に通院されている方もたくさんおりますし、免許を返納した方については、答弁の中には十勝バス、拓殖バス半額免除はあるということでわかりましたけれども、今1人で行くんじゃなくて多分家族を連れていく場合に、帯広までの往復については1,900円かかるんです、1人。音更までも往復1,600円になります。このような状況に上士幌町、今なっておりますので、高齢者の方たちにとっては、病院に通院するために移住をというか、ほかの町村に、病院のある町に移住をしなければならないという状況が、今、出てきていると思うんですけれども、私、この方たちに何かの支援をして、この町に住んでもらうという方法は必要ではないかと思いますが、町長の考え方をお聞きいたします。
答弁 町長 竹中貢
多分、今お話あった事例は、家族、お二人だとすると、両方とも免許証を持っていないか、あるいは返納はしたかどうかわかりませんけれども、自力で運転できないという状況だと思うんですよ、きっと。そこは、いわゆる福祉の視点でどうすれば、今も通院の関係では助成をしたりなんかしておりますけれども、両方とも持っていないということになると、やっぱり足の確保の問題というのは大事なことになりますので、免許証返納というよりも、むしろ福祉サイドでそういった方々がどれだけいるのか、そういう世帯がどれだけあるのか、そういうことも調査した上で、対応は十分検討する余地があるなと、そんなふうに思います。返納ということになってくると、世帯に誰も免許証を持っていないということになると、それはそれでまた、それなりの手当てが必要になってきますので、そういう方々と、それから今みたいな通院だとか、いわゆる病弱であるだとか、それまたそれとして違ったサイド、福祉サイド、医療サイドという視点で検討したいなと、そう思います。
再質問 1番 伊東久子
私が先ほど言ったのは、ご主人のほう、どちらかが免許を持っていて、その人が免許を返納したら、奥さんか配偶者のほうが困るであろうと。一方は半額になるけれども一方は半額にならないと、そういう意味で言いました。それと、私も何件か聞いたんですけれども、やっぱりここの病院でしたらいいんですけれども、帯広、音更に行く人たちの場合には、これからもう免許も返しちゃったので、ここに住むことはできないと、そういうことでほかに移った方が、もう何件かあるので、せっかく今上士幌町、人口がふえてきて、お年寄りの福祉対策も十分にできているんですけれども、そういう人たちもここに残っていただけるような、本当に上士幌独自の思い切った対策が必要ではないかなと思って、今回の一般質問をさせていただきました。
答弁 町長 竹中貢
答弁書にもあるように、どんな施策が考えられるのかという意味では、いろんなところの取り組みについても調査をしております。今お話しあったような件については、例えば、世帯そのものが返納によって足の確保ができなくなったという場合の、多少なりとも財政的な負担をして、それらに対して支援をするだとか、そのようなこともありますので、そういったいわゆるその場面、場面の対症療法的な支援ということと、それからもう一つ、やっぱりバスのもっと利便性の問題だとかそういったことが、これは簡単な話じゃないんですよね。民間もそれぞれ主体的に事業をやっていますから、理解を求めていかなければなりませんけれども、やっぱり交通のネットワークの充実というのは非常に大切で、今みたいに高齢の人方もそうだし、それから、これからいろんな意味での観光だとかといったときに、よそから来るのに足が不便で、1時間半までいかないにしても、とても長い時間かかってここへ来ると、これだけで行く気にならないというようなことになりかねないので、全体的な見直しをどうするかと、そういった中で、今の財政的な負担の問題は、それはそれとして考えていくことも必要だと思います。あとは、返納の際の手数料の問題、減免の問題だとか、そのようなこともいろいろと取り組みはされている事例は、もう把握をしていますので、それをどんなふうにしてもっと積極的に返納を奨励するような施策になるのか、今の話も受けながら、さらに検討をさせていただきたいなと、そう思います。
再質問 1番 伊東久子
町長の答弁書にもありましたけれども、10月開催のかみしほろ塾、その中で、「人口減少と高齢化時代における公共交通のあり方」の講演ということがありますので、そのことも一緒に私も勉強したいと思っておりますので、町独自の考えを考えていただきたいなと、そう思って質問を終わりたいと思います。答弁があればお願いいたします。
答弁 町長 竹中貢
いずれにしても、足の確保の問題というのは、これから極めて大事な社会資本といいますか行政課題の一つだと、そんなふうに考えております。さまざまな取り組みをしていく必要があるだろうと思います。高齢化といいながらも、現実問題、今、農村のほうの高齢者の人口も減りつつある。町なかに来ているということなんか、いろいろあるんだろうと思うんですけれども、そういう実態なんかもしっかり踏まえた上で、一人一人にとって最もいい支援策は何なのかということは、しっかりこれからも検討していきたいと。課長会議を毎月開いておりますけれども、その中のテーマの一つに交通問題というのを取り上げていて、今いろいろ情報収集と、それから相互に情報の共有化を図って、今対策を講じているということで、なかなかそう簡単ではありませんけれども、しかし重要な課題だというふうに認識しております。