みんなの議会

上士幌町議会 令和3年第3回定例会 2021年5月31日

竹中町長第6期目のまちづくり方針について

2021年5月31日、上士幌町議会の一般質問で、伊東久子議員が「竹中町長第6期目のまちづくり方針について」質問し、町長 竹中貢が答弁しました。

質問者
伊東久子 議員
答弁者
町長 竹中貢

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 3番 伊東久子

私は、竹中町長第6期目のまちづくり方針について質問をいたします。竹中町長は、第6期目における今後4年間の上士幌町政のかじ取りを担うことになり、10項目の公約を示されました。町はコンパクトシティのまちづくりとして、西団地の解体、北団地改修、まちなか住宅の建設などを行っており、多くの町民の理解を得て進められてきたと理解はいたしますが、現状では、町の事業(建物)提案から決定までが短期間に進み、町民に対する説明の機会が少なく、決定後、広報などで知る方が多くなっているのではないでしょうか。行政や議会の町民アンケートにもまちづくりに関心のある方が増えており、現在策定中の第6期総合計画、これは令和4年度から10年間について町民の各階層に対しアンケートを取り進めていることには理解をいたしますし評価もいたしますが、多様な意見を取り入れるためには、現在の行政の審議委員に女性が少ないと思います。新型コロナウイルスまん延防止、現在は緊急事態宣言になっておりますが、今後も新しい生活様式への対応へと余儀なくされますが、町長は元気まち上士幌町「つなごう子や孫へ」とするスローガンを掲げており、下記の2点についての課題解決の対応の所見を伺います。1点目、町内には賃貸住宅、新築住宅、公共施設が新たに建てられてきましたが、旧公共施設として現在は普通財産となっている閉校した小学校、また青少年会館、生きがいセンター、西保育所、中部開発等がそのままになっています。今後の活用方法について、上士幌町全体の都市計画または土地利用計画を作成することにより、ゾーンごとのまちづくりができると考えます。提案として、築40年を経過している老人アパートを、今後検討される障害者のグループホームと併設し、お互いに見守りができるような福祉ゾーンの考え方もあるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。2点目といたしまして、町民が安心・安全に生活するため日常的に使用する道路の管理は大切です。団地内外の道路舗装、縁石の上昇が多く見られます。町道に面した車庫等は、段差が生じて苦労している方もおります。特に古い団地にある道路の破損が多く見られます。第Ⅰ期総合戦略、平成27年から令和元年度に施策検証において、町道管理の達成度を100%と評価していますが、今後の計画について伺います。

答弁 町長 竹中貢

竹中町政第6期目のまちづくり方針について、伊東議員のご質問にお答えいたします。1点目のゾーンごとのまちづくりについてであります。旧公共施設の今後の活用方法につきましては、現在策定中であります第6期上士幌町総合計画、そして今年度は上士幌町公共施設等総合管理計画の見直しを行うこととしておりますので、これらの計画と整合性を図りながら土地利用方針を見直ししていく必要があると考えております。議員よりご提案のありましたゾーンごとのまちづくりの視点は、大変重要であると認識しております。平成24年度の上士幌町公共施設再編に向けての計画要点・計画指針では、少子高齢化や人口減少時代を見据えた公共施設の再編の必要性と、全ての人が快適に暮らすことができるゾーン的な視点が明記されております。地域の形として、旧上士幌駅を起点とする商店街かいわい、生涯学習センターかいわい、国道273号線沿道かいわい、役場・保育所・旧高校跡地かいわい、高齢者生きがいセンターかいわいなどゾーン的な考え方が示され、その後の公共施設等配置計画に反映されてきております。高齢者福祉施設に隣接する北団地のバリアフリー化の改修につきましては、将来の見守り事業にも対応できるものであり、また、老朽化している老人アパートや障害者向け住宅の改修も課題となっており、障害者グループホーム(検討中)も一体的に整備されると、実態として議員ご提案の福祉ゾーンとしての意味を持つことになると考えております。なお、グループホームにつきましては、現在検討段階であり、関係団体と協議を行っているところであります。引き続き、具体的に運営主体、規模、場所等について慎重に検討を進めてまいります。2点目の道路に関することについてであります。道路の状態は、整備された年代や整備目的によっても構造自体が異なり、また、周辺の環境やその年の気候、交通量等によっても受ける影響は様々であります。古くからある住宅地における当時の道路整備は、ほこりを抑えることを目的とした砂利道に舗装を敷いたもののみのものもあり、特に老朽化や路盤厚不足による凍上の影響を受けやすく、耐久性の低い構造となっているものが多いと認識しております。点在する不具合など維持補修の範囲内で対応可能な場合を除いて路線全体で改良等が必要と判断される場合におきましては、凍上対策として十分な深さの路盤を造り、これまでのような影響を受けにくい構造としているところであります。第Ⅰ期総合戦略の施策検証におきましては、道路維持の達成度を100%としておりますが、検証期間に予算の範囲の中で優先的に実施された維持作業の達成度として評価しているところであります。町内全体において補修等が必要とされる箇所が多い状況であり、今後も日常的に点検を繰り返し、的確に優先度を判断しながら、継続して改善に努めてまいりたいと考えております。また、日々の点検だけでは気づかない点も多々あるかと思いますので、町民の皆様からのご指摘等をいただきながら、適切な管理を行ってまいります。

質問 3番 伊東久子

今後、第6期総合計画、公共施設等総合管理計画の策定中であると答弁をいただきました。閉校している小学校3校についても、この計画の中に組み込まれているのかどうか、お聞きいたします。また、地域の声をどのように反映させているのかもお聞きいたします。女性委員の数が少ないために、女性の声が届いているのか心配になっています。第6期総合計画でも策定審議委員20名中、女性が2名、また、まちづくり委員会に女性を増やすべきとの声に25名中、6名になりました。令和3年度の町政の現況を調べましたら、各課審議委員には、教育委員会を除いてですが、100名に対して女性が約10名前後、まだまだ女性の活躍の場が少ないと思います。町長の考え方をお聞きいたします。

答弁 町長 竹中貢

まず、閉校した学校の跡地でありますけれども、利活用、特に企業誘致という視点で学校の利活用として、まず第一弾発信しているということであります。これまでも、もう既に3件ですか、使われているということでありまして、広く情報を発信をしていくということになろうかというふうに思います。なかなか現実的に厳しいと。特に企業誘致の関係で言うと、情報網の整備がやっぱりこれは課題になると。インターネットのインフラがないということになるとなかなか難しいということがあって、これが農村地帯のほうにも整備されたということでありますので、少し新たな企業、あるいはそれ以外でもそうなんですけれども、まちづくりに共有するというような視点でこれからも進めていきたいというふうに考えております。それから、町民の声、特に女性のお話がございました。女性の参画については、私としても非常に大切な課題であるというふうに思っておりますが、なかなか就労だとか、あるいは子育てだとか、いろんなところで参画していくのに、あるいはもらうのに苦慮しているところもございます。実際、最近の委員の選考あるいは募集に当たって、なかなか積極的にまちづくりに参加してもらう、その辺が難しいところもあるなというふうに思います。いずれにしても、半分が女性でございますから、女性の声というのは非常に大切だという視点は全く変わるものではございません。本当は実は職場なんかでも相当今活躍されているんだろうというふうに思います。子育て期間中はその余力がないということもあったりして、なかなかまちづくりに積極的にと言いながらも、家庭の事情等々があるのかなと、こんなふうに思っていますが、これからは多様性が特に求められてくるということでもありますし、女性の声というのは非常に必要だという認識は持っておりますから、その辺についても今後、ぜひ多くの方々に参加していただくような、そういう情報の発信に努めてまいりたい、そのように考えているところでございます。

質問 3番 伊東久子

例えば役場なんかにしても、管理職はたくさんいるということですが、課長職が少ないということで、これもぜひ役場のほうからも発信していただきたいと思います。次に、私は、上士幌町というところは基幹産業が農林業でありますから、それを守るという意味でも閉校小学校も例えば新規就農支援だとか酪農研修塾、または今来町している外国の人たちとの交流の場とか、または、上士幌町の歴史を知る資料等が、これは例えば教育委員会なんですけれども、資料等がたくさん物置とかに保管してあると思いますが、これを活用しながら、例えば歴史資料館だとか、そういうものをつくると。例えば空き家になっていると、本当にあっという間に朽ちていくのではないかと思います。その点、町長は公約のスローガンに子供や孫につなげるまちづくりが大切だということで考えているようですから、現在ある建物の活用も私は考えるべきではないかと思います。また、教員住宅で使えるところについては、住みたいと思っている人もいるので、それも利活用すべきだと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 竹中貢

学校の利活用について、とりあえずこれまでは地域経済を活性化、そしてまた人口減少と、大きな地域的な課題というのがございました。それに対して、この町が元気で生き抜いていくというために企業誘致的な、それを行うことによって雇用が生まれ、地域の経済が活性化していくとようなことに主眼を置いての学校の利活用を優先的に、そういう情報の発信をしてきたという背景がございます。そういった意味では、人口のほうについては、一時期からの減少状況が歯止めがかかって、逆に少し上向いている。現状は増減がほとんどないような状況でありますけれども、ただ今、この人口減少の中において、それもかなりいい成果が上がっているというふうに思っております。そういう閉校の後の利活用については、地域経済の活性化にどうつなげていくかということを最優先課題として、これまでやってきたということであります。そういった意味では、2件、3件ほどになっておりますけれども、今後についての利活用について、在り方については、今後また検討すべき課題だろうと、そんなふうに思っております。今ご指摘があった、そういった郷土資料館という、利活用ということでありますけれども、少なくともそういった部分、歴史保存ということと、それから今まで経済的な活力を生み出していくという前提で進めてきたこと、その辺は弾力的に今後考えていく必要があるのかなと、そういった時期であってもいいだろうと。いずれにしても、課題となった情報インフラが農村地帯も含めて光回線が整備されているということですから、多様な使い方が今後あるのではないのかなというふうに思います。ただ、基本的には、この後また財政負担を伴うような形での使い道については、やっぱり後々のことを考えると慎重を要するべきだというようなことでございます。自立した利活用というのがいいのかと言われれば、社会的な非常に意義のあることであれば、それはまたそのときに考える必要があるだろうというふうに思います。その中の一つとして資料館のお話が出ました。これも一つの選択肢なんだろうというふうに思いますけれども、今の段階では特に資料が散逸しないということで、何らかの形で環境が整って、そのようなことがあるとすれば、それも一つの利活用の方法となるのかなと、そんなふうに思うところでもございます。

質問 3番 伊東久子

建物を使わなければ、やっぱりもう本当に早い期間に朽ちていくというのは、私どもの団地を見ていましても同じに、そういうふうに思いますので、ぜひなるべく早い段階で、例えば第6期総合計画の前期5年間の中でもできるような計画を立てていただきたいなと思って質問いたしました。次に、ゾーンごとのまちづくりについて、町長の答弁どおりだと私も同じ考えであり理解はいたします。でも、なかなかその事業が、例えば7区の団地なんかにつきましては、改修し、なかなか進んでいかないというのがちょっと気になります。中にも書きましたが、障害者のグループホーム、これもなかなか一致しないところがあるんだなと思いますけれども、でも、考え方次第では、移住してくる人たちにはお試しの住宅はあるけれども、障害を持った人たち、お試しもできないままだんだん高齢の親は年を取っていくと、そういうことでとても心配している方たちがいます。ですから、まず初めに、グループホームをすぐ造るのではなくて、お試しをして生活ができるようになったらグループホームを造るというような、そういうことに進んでいくことが望ましいのかなと思っています。竹中町長4年間の任期中の中に少し考え方を、4年間で実現するとは思いませんけれども考え方があるかどうか、お聞きいたします。

答弁 町長 竹中貢

グループホームの関係で、これまでも必要性は認めつつも、その運営等に当たってなかなか活路が開けていないというような状況が今であります。実際、運営する主体がどこなのかというようなことで、サポートセンターなんかも非常に意欲的に、これまでも調査をしたり現地視察したりなんかしてやってきました。でも、実際運営するとなるとなかなか現状では難しいという、そのような現段階の状況であります。そういった中で、介護施設を運営している福寿協会のほうとしても、この件について関心を持って今いただいて、行政と一緒に検討をしているということでございます。既に福寿協会のほうも介護経営をしておりますから、その辺の経営としてのノウハウは持っているということと、それに併せて人材なんかも確保できる、そのような可能性もあるということですが、今とにかくコロナで止まっているというような状況でございます。そういったことでありますので、いろんなどこでだとか、あるいは順番としてお試しだとか、お試しするにしても障害者ということでありますから、そこにケアする人が必要になってくるということでございますので、お試し住宅、移住のお試し住宅のようには、そうはいかないだろうというふうに思いますから、そこにお世話する関係がありますので、やっぱりこれについても福寿協会さん、今福祉関係でいうと、そういったところが、そんなことが可能なのかどうなのかということも相談等が必要になってくるんであろうなというふうに思っております。7区の団地ですね、これもかなり老朽化してきているということもありますし、ある意味ではゾーンという意味での全体的な決定といいますか、行政的な意味でのコンプリート化はしているものではありませんけれども、でも承知のとおり、大体福祉ゾーン、あるいは公共施設ゾーン、商店街ゾーンというような地区別といいますか、実態としてそういったことがもう言われてきておりますから、福祉ゾーンとして7区のところのそれについては整備していくということであります。バリアフリー化についても7区のほう、着実に、計画的に進めてきておりますから、これもある程度時間とともに環境が整っていくだろうなと、そういうハードとともにそれを世話をする方々、ケアする方々、これについては近くであれば福寿協会と連携を取るなんていうのが必要になってくる。障害者の住宅も老朽化して、これまた建て替えの必要が出てくるんだろうと思いますけれども、そういう一体的な意味でのあそこがゾーンとしての機能というのは、大体おおよそ認知をされてきているのではないだろうかなと、そんなふうに思っておりますから、そこを軸にしながら、今後さらに計画が熟度を増していければいいのかなというふうに思います。いずれにしても6期総合計画、これもかなりコロナで先、何といいますかね、進捗状況が厳しいというような状況でございます。そういった状況でありますけれども、十分それらも配慮する中で、総合計画の中にも視野に入れていく必要があるのかなと、ご意見を承りましたということにさせていただきたいと思います。

質問 3番 伊東久子

障害者のお試し住宅なんかについては、他町村もやっております。専門の協力隊員を採用しながら続けているところもありますので、ぜひ参考にしていただければと思って質問をいたしました。次に、道路維持管理についてですが、最近縁石の基準が変更になったのかどうか分かりませんけれども、新設道路については余り高くないところが多く見られますが、現状では破損して、直していただいても、二、三年で白くなってぼろぼろに壊れてしまうというところが多く見られますが、コンクリートの品質が悪くなったのか。また、その都度工事費が計上され、手直しをしている状況にあると思います。これ工事契約をするときに、二、三年はもし壊れた場合には無料で直してもらえるというような、そういう契約なんかはできないものかといつも考えておりました。また、側溝の土管、古くなってですけれども、側溝の土管がつぶれちゃって、水の流れが悪くて道路にはみ出しているというか、道路が水浸しになっているところも多く見られます。生活道路はパトロール中にも気づけると思うんですけれども、私ども議員ですから、あちこち回るといつも怒られますけれども、表通りはすごいきれいな道路になっておりますけれども、裏通りもしっかり管理していただきたいなと思いますけれども、いかがでしょうか。

答弁 町長 竹中貢

縁石の問題でありますけれども、私どももそういった課題が数か所あるという押さえはしております。これは、車のボディが低くなってきているのか、いろんな規格が変わってきている。もともと縁石の高さというのは、それで車にとっても別に支障がなかったんだろうと思いますけれども、今はなかなかそれだけでは足りない、あるいは破損しているというような状況がございます。品質というよりも、そういう社会的な乗り物の状況だとか、そういう変化によるものが大きいのかなと思って、今年度も14区のほうの団地だとか、あるいは単身者のほうの縁石だとか、その辺のところも改修をするという予定で予算化をしているところでもございます。これからも、その辺の課題というのは、これは車だけではなくて、いわゆる先ほどお話、質問ありましたけれども、ユニバーサルデザインという視点からも、その辺のところというのは課題になってくるところなのかなと、そんなふうに思っております。表通りだけということではなくて全て配慮していかなければならないと、そんなふうに思っていますが、答弁書でも述べているとおり、その時代時代の規格があって、とりあえずは防塵対策だとか、いわゆるそのために簡易舗装で、そうするとやっぱり痛みも早いというようなことで頻繁に直さなければならないということだとか、そんなようなこともありますけれども、凸凹ですね、特に穴が空いているだとかというようなところについては、これはもう気がついたら直ちに直していく、そういった段取りにしていると。町道だけでも約300キロという、山を含めてでありますけれども、ありますので、大変な延長になります。順次やっていかなければならないというふうに思いますが、新しい新設道路というのはそうそう、これから少なくなるとすれば、従来の使用している道路のそういう痛み状況に合わせて補修をさらに上積みをしていくというようなことは今後の課題になるのかなと、そう思っているところでもございます。

質問 3番 伊東久子

今回質問したことに対して実現していただけるようお願いをいたします。これで終わります。

出典:上士幌町議会 令和3年第3回定例会 2021年5月31日 議事録 PDF(77ページ) 間違いを知らせる