上士幌町議会 平成30年第3回定例会 2018年6月5日
(1)教育費の保護者負担軽減に向けて/(2)町民の健康を守るために
2018年6月5日、上士幌町議会の一般質問で、山本和子議員が「教育費の保護者負担軽減に向けて」「町民の健康を守るために」について質問し、教育委員会教育長 小堀雄二、町長 竹中貢が答弁しました。
- 質問者
- 山本和子 議員
- 答弁者
- 教育委員会教育長 小堀雄二、町長 竹中貢
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 10番 山本和子
私は、大きく2点について一般質問を行います。1点目、教育費の保護者負担軽減に向けて。上士幌町は、保育料や高校生までの医療費の無償化等、全道に先駆けて充実した子育て政策を実施していますが、さらに全ての子どもたちの教育を保障するため、下記について質問いたします。1、学校給食の無料化を。学校給食は教育の一環であり、「子どもたちが豊かな人間性を育み、生きる力を身につけるためには、何よりも「食」が重要である」と、平成17年に制定されました食育基本法に明記されました。また、文部科学省の食に関する指導の手引でも、「各教科等において学校給食を「生きた教材」として取り組む」と書かれております。このことから、給食費は、義務教育は無償の原則に沿って無料にするべきです。管内では、足寄町、陸別町、浦幌町で無料化を実施していますし、全国的にもふえてきています。上士幌町でいえば、認定こども園は料金の無料化に伴い給食も無料ですので、むしろ学校給食こそ無料にすべきではないでしょうか。また、今、貧困問題や居場所づくりの観点から、行政や民間団体による子ども食堂がふえています。食の大切さは何よりも大事な教育です。以前の質問では、消費税が10%になるときに検討するとしていましたが、子どもたちのため、十分検討するべきです。2点目、高校教育の就学援助の充実を。上士幌町は、平成23年度より町独自の施策で、町内居住の上士幌高校生に学用品、給食費等の就学援助を行っています。そのさらなる充実と、さらには町外に通う生活の大変な生徒への就学援助も大切です。国・道では、平成26年度より、生活保護世帯と非課税世帯の生徒に、学用品等を支給する奨学給付金制度を創設しています。申請は各高校を通じてされますが、その状況を把握しているのか、各種制度の紹介等を行い、町内外の高校生の教育も保障するべきです。大きな2点目です。町民の健康を守るために。今年度より、各市町村で実施してきた国民健康保険制度が、北海道を1単位とした広域化になります。かかった医療費を全道1つにまとめて、各自治体に標準保険料を示し、保険税も統一するものです。大きな狙いは、医療費を抑制し、国の負担を削減するものです。今まで、上士幌町は予防等に力を入れて医療費を抑えて、この間、保険税も大幅な引き上げをせずに来ていますが、難しくなることも予想されます。既に、北海道から示された納付金の額も決まり、町の保険税も6月議会に提案される予定です。新制度になっても、町民の健康を守り、安心できる国民健康保険制度にするのは町の責任ですので、下記について質問いたします。1、町民の健康づくりについて。平成22年から40歳健康づくりスタート事業、昨年から18歳から39歳の健康診査の無料化や、40歳から74歳特定審査の無料化を実施しており、受診率向上等の成果が出ていると思います。成果と今後の課題についてお聞きいたします。2、国民健康保険税に引き上げにならない手だてを。道の示す標準保険料は、市町村の医療水準等が考慮されることになっていますので、より一層予防に力を入れるべきです。町独自の施策として、子どもの均等割(1人当たりの税金)に軽減制度を導入することや、低所得者も減免できるように保険税減免制度の充実を図るべきです。これらの町の減免に係る費用は、一般会計からの繰り入れは認められております。また、保険税を払えない世帯への資格証明書の発行をしないようにするべきです。以上、質問いたします。
答弁 教育委員会教育長 小堀雄二
教育費の保護者負担軽減に向けて、山本和子議員のご質問にお答えします。1点目の学校給食の無料化につきましては、これまでもご質問を受けておりますが、平成27年12月議会での一般質問の際は、消費税が10%になるときに、学校給食費改定の取り扱いを検討していくと答弁しております。義務教育における学校給食は、学校給食法第11条に、学校給食の実施に必要な施設及び設備に関する経費並びに学校給食の運営に要する経費は設置者の負担、その他の学校給食に要する経費は保護者負担となっております。このことから、本町においては、賄い材料費分を給食費として保護者に相応の負担をしていただいております。学校給食費は、平成21年度の改定以来、平成26年の消費税率8%への引き上げもありましたが、保護者の経済的な負担軽減を図るため、小学生は217円、中学生は269円と据え置いてきており、消費税3%分の80万円については、町で負担しております。また、学校給食の質の充実と食育の観点を踏まえた食生活の形成を目的に、年間150万円、さらに原材料の高騰に伴う物価調整分として50万を町が負担しております。賄い材料費分に相当する給食費は保護者負担を基本としながらも、子育て支援の観点から、総合的に学校給食のあり方について検討してまいりたいと考えております。2点目の高等学校の就学援助の充実につきましては、上士幌高等学校の支援策の一つとして、北海道上士幌高等学校振興会が、本町に在住し、かつ世帯収入が生活保護法に基づく基準の1.3倍の額を超えない高校に通う生徒の保護者に対して、就学援助を実施しています。また、各種検定料、模試試験料や講習教材費の全額補助、札幌予備校への参加経費の補助を行っており、教育に係る経費の負担軽減をし、教育の保障に努めているところです。国・道では、議員が示されているように、平成26年度より、高校生等奨学給付金制度が創設され、生活保護受給世帯及び住民税非課税世帯が、教科書費、教材費、学用品費等、就学援助と同様の給付を受けることができるようになりました。地元、上士幌高校では、この制度が創設以来、保護者への制度の周知と申請受け付けを行っているところです。また、上士幌中学校では、学校便りで就学援助や補助に関する情報を紹介するとともに、進路説明会において、高校の進路指導担当者から各種奨学金制度の紹介等を行っております。今後も、全ての意志ある高校生が安心して勉学に打ち込める環境を整えていくため、必要な支援に努めるとともに、高等学校等における教育に係る経済的負担の軽減を図り、教育の実質的な機会均等に寄与できるさまざまな情報発信に努めてまいりたいと考えております。
答弁 町長 竹中貢
続いて、町民の健康を守るために、答弁させていただきます。今年度から、国保都道府県単位化による大きな目的は、都道府県が国保の財政運営の責任主体となり、安定的な財政運営や効果的な事業の確保など、国保運営に中心的な役割を担い、制度を安定化することにあります。また、道内の被保険者の負担の平等化も進めるものであります。具体的には、北海道が財政運営の責任主体となり、国保運営方針に基づき、市町村とともに国保事業の運営を行っていくものです。北海道は、道全体の国保医療費などをもとに各市町村の国保事業費納付金を決定し、その納付金額に応じた標準保険料率を示します。各市町村は、国保事業費納付金を納めるために、必要な額の国民健康保険税を賦課することになります1点目の町民の健康づくりについてですが、40歳健康づくりスタート事業は、平成29年度の対象者59人のうち、47人が脳ドック検診を受診しており、平成28年度受診率66.7%から平成29年度79.7%と、大幅に上昇しております。また、18歳から39歳を対象とする基本健診につきましても、平成28年度の24人から平成29年度受診数33人に増加しております。さらに、40歳から74歳の国保被保険者対象の平成29年度特定健診受診率につきましても、推定値で50%を超える見込みであり、平成28年度受診率46.3%に比べ、大幅に受診率が伸びております。健診受診率が伸びた理由としましては、健診費用の無料化に加え、地区担当保健師による健診未受診者への電話や訪問による受診勧奨に力を入れたことが大きな要因と考えております。また、かかりつけ医療機関の検査データを提出いただくことで、特定健診受診と同等の実績とする取り組みも進めたことで、平成29年度は82人の新規受診者が増加となる見込みであります。今後の課題と対応としましては、若い世代の方たちに対して、個別案内や広報周知のみでなく、母子保健事業等を活用した健診の重要性の普及啓発を進めます。また、国保特定健診対象者の方には、地区担当保健師の訪問等による一人一人の健康状態に応じた健診勧奨を継続するとともに、健診も医療機関の受診もしていない未受診、未治療の方の健診勧奨に力を入れてまいります。今年度から第3期健康増進計画がスタートし、健康寿命延伸に向け、スマートライフかみしほろと名づけて、6つのアクションを展開してまいります。その一つ、スマートチェック健診とがん検診「定期的に自分を知る!」で、町全体への健診の重要性を普及啓発してまいります。2点目の国民健康保険税につきましては、標準保険料は、各市町村の医療費水準なども考慮されます。国民健康保険税の引き上げとならないように、特定健診の受診率向上や第2次検診事業の推進などの予防対策を強化することで、町民の健康維持と同時に医療費を抑えてまいります。また、町独自の保険税の軽減につきましては、その財源を町から繰り入れした場合、決算補塡等目的の法定外繰り入れと判断されます。国保事業費納付金の激変緩和を判断する際に、この繰入額を含めて算定されるため、激変緩和の軽減措置にも影響することとなり、結果的に保険税の上昇につながる可能性があります。当面、現状の国の制度に基づいた低所得者の軽減を行ってまいります。北海道では新たな制度における保険税の減免については、現在の市町村における運用に配慮しながら事務の標準化を進めることとしております。次に、資格証明書については、制度の維持や負担の公平を図る観点で実施しており、滞納世帯との接触機会を設けて、滞納理由を把握しながら対応を進めております。また、18歳以下の子どもの保険証については、世帯に届くように配慮しているところであります。資格証明書を交付しなかった場合には、これまで特別調整交付金の減額措置がされ、国保税の増額に影響しておりましたが、新たな保険者努力支援制度においても同様の措置が行われます。国民健康保険制度の運営維持における税負担の公平・公正に向けた制度であることについてご理解をいただきたいと思います。
質問 10番 山本和子
初めに、教育費の保護者負担軽減の問題から質問いたします。初めに、給食費の無料化の問題について再質問したいと思うんですが、最終的な答弁の中では、保護者負担を基本としながらも、給食、総合的に検討したいと。あくまでも保護者負担は入ってくるのかなと、若干そういうふうに想定しながら質問させてもらうんですが、保育所の関係につきましても、例えば施設関係、いろんなものを町が負担をして、賄い費は多分、保護者負担というのは基本は同じだと思います。ですけれども、保育所の関係については、子育て支援という、それから移住対策も含めて無料にしてきたと。当時、そのときに保育所は別な分野でしたので、今、教育委員会に全部行きましたので、一括して質問したいと思うんですが、であれば、小学校、中学校においても、保護者負担の国や指定は同じだと思うんですが、一貫性をとるんであれば、町の施策として保育料も含めた無料化、給食も無料であれば、小・中学校の給食も無料にするというのが町の方針では一貫性があるんではないかと。それは教育委員会に全部今回行っていますので、その点についてどうか、まず質問いたします。
答弁 教育委員会教育長 小堀雄二
認定こども園の無償化、全て無償ということで、今、進めておりますけれども、これについては、子育て、教育を受けやすい環境をつくろうと、こうしたテーマで、少子高齢化や人口減少に歯どめをかけ、上士幌に移住定住者をふやそうという政策として実施というふうに、私の中では認識しております。義務教育におきましては、憲法26条の義務教育はこれを無償とするというところがあります。教育基本法第4条の中では、授業料は、これは徴収しない。一方で、同時に教科書についても措置法が講じられておりますので、義務教育においては、これは徴収しないと。その他の部分については、徴収するということをちょっと基本にしながらも、最近いろんな、先ほども要望の20号でしたか、そこら辺にも出ておりましたけれども、いろんな自治体の考え方がありまして、例えば給食費についても、全道、それから管内でも無償化してきているところもあります。一方、無償化せずに負担分を町が軽減しているところもあります。来年の消費税率アップに向けては、国だとか道だとか管内の状況、そして、子育て支援という大きなくくりの中で、教育に関係する部分、議員おっしゃっていますように食育という観点、それから福祉という観点で言う、その食事という部分は、ここはやっぱり議論を重ねていかなければいけないのかなという感じは持っています。
質問 10番 山本和子
保育所の関係についてと学校教育、学校教育は義務教育ですので、それも全部合わせれば、憲法に照らし合わせれば無償というのが基本だと思うんです。ですから、学校教育基本法がどうのこうの、ああだこうだいっても、やっぱり無償というところに観点を合わせれば、各自治体が、それぞれの町の施策で無償にしているんだと思うんですが、その点について、食育の観点からも無償にすべきと私は思っていますが、例えば、保育所と学校のどう違うのか、私は同じだと思っているんですけれども、むしろ保育所のほうは、保護者負担は、結構前、厳しかったんです。副食しかだめ、弁当持ちで、それを町は給食センターにご飯釜も設置して、ご飯もつくるようにというふうに変えて、それも含めて無料にしたと。それは町の本当の、私はいい方策だなと思うんですが、それを伸ばして、もし、少子化対策で保育所を無料にしたんであれば、その方々、学校に上がったときに一貫性を持てば、その方が小・中、高は無理、まだいきません。そこまでいくんであれば、そこまでやって一貫した無償化ができるんではないか。そして、定住にもつながるんじゃないかと思いますが、その点について、分けないで考えるべきだと私は思っています、それについて質問。
答弁 教育委員会教育長 小堀雄二
給食の無償化については、いろいろいろんな自治体で議論があるのは私も承知して、今回ちょっと調べてみました。道内においては、恐らく三笠市あたりが平成18年、小学生のみを対象に無償化を始めたと。その後、上川の美瑛、檜山の上ノ国、福島町、木古内町、赤井川村と、今、全道で19市町村、11%がこの無償化に取り組んでおります。また、管内においては、議員も提示しておりましたけれども、足寄、浦幌、陸別。更別村につきましては、第2子が半額相当、第3子は全額補助ということで、その町独自に政策を進めております。私、給食の無償化という部分につきましては、まだ、ここ上士幌町については、直接的な補助という部分では、給食費は今、据え置きにして進めている一方で、直接的には、例えば、補助教材費だとか高校生までの医療費だとか、あとはかみしほろ学園におけるiBノートというのがあるんですが、これは家庭学習ノートになります。これを年間大体5冊から10冊、大体金額にすると3,000円相当、そして、付加価値をつけた修学旅行の経費等で、今、義務教育の部分の支援を行っていますし、また、間接的には、子どもたちの学力、体力、体験活動を育む活動ということで、ひがしガイドセンターの環境学習だとか、特別支援教諭の配置だとか、社会教育においてはかみっ子ふるさとだとか、そういった周りの部分で、子どもたちの育ちを支援しているというふうに今、認識をしております。ですから、給食費の問題については、いろいろ議論はあるんですけれども、町の中の福祉の考え方と、ここは個々の市でいく部分もあるんじゃないかなと。例えば、生活が困窮している場合については就学援助制度もあります、そういった部分を活用していく。一方で、そういった部分がきちっと周知されるようにしていかなければいけないんですけれども、そういったことで、個々の部分を整理ができればなと考えております。以上です。
質問 10番 山本和子
給食の無料化が、すぐに解決できる問題ではないかなという気もしますので、いつかは無料化に近づくということを信じまして、保護者負担を原則としながらも、いろんな方法を考えていくというときに、いろんな方法があると思うんですが、例えば引き上げをしないとか、2人目を半額にするとか、いろんな方法で、ぜひ検討してほしいなと思っています。いずれは無料に、どこもなるんだろうと、私はそう信じていますが、その点について質問いたします。
答弁 教育委員会教育長 小堀雄二
今、議員お話があったように、今後、特に来年、一応予定としては来年10月を目途に消費税が上がるんじゃないかと想定されています。そこまでにはしっかり、今お話があったように、増額をするのか、減額をするのか、そして維持をするのか、はたまた、最後におっしゃったように、無料化の方向に向けて総合的に判断していくのかといったようなところは、精査していきたいなと思っています。子どもにかかわる部分なので、極力負担にならないということは原則としながら、間接的、直接的な助成制度のあり方を検討していきたいなと思っております。以上です。
質問 10番 山本和子
今、財政的な問題も言うのかなと思って用意したんですが、幼保の無料化が大分姿が見えてきまして、来年の10月から全面実施をしたいというようなことがあります。そうすると、町としては、そのお金がこっちにというわけじゃないんですが、無料化の関係でいえば、財政的なことも含め総合的に考えたら、財政面も多分、賄うだけのお金もできるんじゃないかと私は想像しています。それは答弁要りませんので、よろしくお願いします。次、就学援助の関係なんですが、私も勉強不足で、26年から高校の授業料の無償化が所得制限できたときに、所得制限された漏れた分のお金で給付金が、奨学金が、平成26年から実質なったと。それで、私、聞きたいのは、上士幌高校の就学援助の制度と国・道の制度は別なものですので、多分、該当する方は両方該当するのか。それと、例えば就学援助、中学で受けている方が高校に行って、上士幌高校に行って、必ずしも全員行っているわけではないと思うんです。多分何人かはよそに行っている方もいるんではないかと。その子について、たとえ1人でも2人でも該当する方がいれば、多分高校のほうに申請行くと思うんですが、高校のほうに行ったら、町のほうに、町民課かどこかに行って、非課税なのか何かという問い合わせはあると思うんです。その辺は教育委員会が把握しているのかどうか質問いたします。
答弁 教育委員会教育長 小堀雄二
高校生等の就学給付金制度については、今、お話がありました上士幌高校のほうでは、今のまず状況をお知らせします。今の2年生、すなわち去年の1年生なんですが、19名の生徒、それから去年の2年生、今の現3年生については16名と、そして卒業生、去年の3年生については20名、この制度を活用しているというふうに伺っています。26年、27年の数字は、ちょっと聞いてはいなかったんですけれども、高校のほうも、上士幌高等学校に通う生徒は、経済的な困窮者というのが実際多いということで、学校側は入学、実はそれ、中学校の段階で、いろいろ子どもたちの情報を持っているらしいんですけれども、高校に入ってからでも、高校の教員のほうからいろいろ話を出して、こういった給付金の活用があるよ、これは返済しなくてもいいものだよというものをチラシに出して、生徒を介して保護者に渡しているという話を聞いています。以上です。
質問 10番 山本和子
今回の十勝市庁、教育長、十勝で議員団で交渉した際にも、なかなか学校の先生を通じて、該当する方に配られているらしいというのは聞いているんですが、やっぱり周知が本当なのかというのも、なかなか多分教育委員会も、私自身が知らなかったものですから、それがあるのと、それから多分町民課のほうは、非課税世帯かどうか、該当するかどうかは、多分、問い合わせがあれば書類を出すんだと思うんですが、今、聞きましたら、意外と該当する方が多いのかなと。町の就学援助よりも、こっちのほうが該当する方が多いのかなというふうに判断いたしました。それについては把握して、それで上士幌の就学援助を広げるかどうか、また別問題として、その把握だけで今回終わりにしたいと思います。その点について特に質問ありませんが、よろしくお願いします。
答弁 教育委員会教育長 小堀雄二
今、山本議員おっしゃったように、いろんな制度があって、先ほど答弁でも申し上げたとおり、意志ある子どもたちが、等しく何かそういった教育を受けられるようにということを考えています。教育委員会に、いろんなところから給付制度の案内が来ます。その都度、担当の者が選別をしながら、学校に情報提供をしていきます。今回も、きのう、一昨日でしょうか、十勝総合振興局のほうからもこういうのが来ていました。生活困窮者世帯等の子どもの学習支援事業のご案内というのが来ていました。これを見れば、学習教室別だとか、通信制、すなわちファクスだとかを通して、自分のわからないところを添削しますよと。恐らくこれは、振興局と民間の塾と連携しているところだと思うんですが、こういった新しい形のものも今、出てきています。そういったもの、私たち、道の中でもいろいろ、返済しなくてもいいよという給付がありますので、いろんな情報を学校を通して、学校から確実に保護者のほうに、また、その子どもに情報が伝わるように、今後も努めていきたいなと思っております。以上です。
質問 10番 山本和子
これを質問したらまた長くなっちゃうので、いろんな例えば不登校の問題だとか、学校やめた子の問題とか、今、いろんな形の制度がありますので、そういうことは教育委員会のほうで把握をしながら、該当者に対してきちんと説明するとか、何かそういう方法はこれからも続けてほしいと思っています。次に、健康の関係について、町民の健康づくりの問題について質問いたします。初めに、健康づくりの問題について質問いたします。私、すごくよかったなと思うのは、28年、9年にかけて受診率がぐっと伸びたと。答弁書にもありましたが、無料化の問題から、受診の、保健師さんたちが一生懸命勧めて歩いた問題、それからかかりつけ医とのデータをちょこっとふやしてもらえれば、該当するので提供しながらやったと。そういう点ですごく伸びたというのは、いずれ国は、特定健診60%目的にしています。それについてちょっと日が差したなというふうに思っています。それも含めて、今後の課題として、私も何点か考えてみました。まず、40歳の健康診査なんですが、これは平成22年から始まりまして60%台を行ったり来たりしたんですが、平成29年は79、約80まで伸びました。私は、まだまだ伸びると思うんですが、そのためには、ことしの広報の4月末に配られた5月広報では、締め切りが5月7日と、それから広報自体が遅いので、多分もっと早くしておかないといけないのではないかと。私、ある方から、会社の健診があるけれども、高いからどうしようか。私が知っている検査もあるので、そっちを紹介しようと思ったら、40歳と聞いたから、40歳だったら町の特定診査で無料でありますよという話。それは多分、町に問い合わせがあったかはわかりませんが、もうちょっと早く事業の健診が始まる前に、会社の健診が始まる前の、4月末では遅いような。届くのは、個別の案内は多分5月に入ってからなので、その辺が、まず40歳健康づくりについてのスタートの案内をもっと早目にすべきだという点と、それから、18歳、39歳、40歳以上74歳未満の方なんですが、すごく無料化が、まだ一、二年ですので、まだまだ周知はされていないんではないかというのが私の考え。その方に周知したら、ぐっと伸びるんではないかと。受けていない方というのは、健診にどちらかといえば無関心で、私もいろんな大腸がん検診のグッズ、無料の配って歩いているんですが、私の会として。なかなか広報は余り見ていないとか、新聞もとっていないとか、そういう無関心な方をどういうふうに、無料も含めて健診に行ってもらうかと。その方こそ、病気したときに意外と手おくれだったり、大きい病気になったりします。その辺のところ、どんなふうにしていくのか。十分今までも頑張ってここまで成果を上げたんですが、その点について質問いたします。
答弁 町長 竹中貢
健診の勧奨については、できるだけ、とにかく町民の方々に受診していただいて自分の健康の確認、場合によっては、早期の疾病を発見するかもわかりませんので、できるだけそういった機会には参加してもらいたいというのは、健康づくりの上で、非常に予防には力をこれまで入れさせていただいております。40歳の無料化のスタートなんかも、いち早く独自の施策でやって、ようやく具体的に大きく成果が見え始めたし、それから、もう年齢だけの、40歳だけはなくて、若いときから健康に関心を持ってもらうということで新たな年齢拡大をしたり、単に40から74歳までの特定健診という枠組みでなくて、あらゆる手だて、あらゆる世代に対して健診の勧めを推し進めてきたということで、きのうの十勝毎日新聞にも、健診受診率が50%ということで大きく取り上げていただきましたけれども、地元に直営の病院がないというのも、これまで大きなハンディキャップの一つになっていて、保健師さんもいろいろと苦労をされてきたと思いますが、いろんな病院との連携のもとで今お話あったように健診の部分、特定検診の部分についても、入れてもらえるようになったということであります。非常に日々の努力の成果が着実に出てきているなと、そんなふうに思っておりますので、まだまだ足りないことについては徹底してやる必要があると思いますけれども、その一つに、できるだけ早く周知をすべきだということでありますけれども、これはスケジュールの問題でありますので、できるだけそのように、早目に広報等で案内できるように進めていきたいというふうに考えております。それから、意外と病院にかかっている人が重篤にならなくて長生きしているというケースがあって、元気もりもりのようだけれども、ある日突然、重篤な疾病が見つかるわけで、そんなような事例がたくさんあります。今お話あったように、未受診の人方が、どんなふうにして受診に関心を持ってもらうかということは非常に大切なことだということは、保健師のほうも十分認識しております。そういう方々というのは、意外と病院に行くのがおっくうであったり、何となくその辺の距離感を持っている方が多いのではないだろうということを思います。ですから、一度受診をしたり、病院へ行くということが、日常生活の中で大事なことであるということを粘り強く進めていく必要があるのではないだろうかなと、こんなふうに考えております。今お話あった件については、今までの受診率を向上させるために、大事な要素の一つというふうに捉えさせていただきたいなと、そんなふうに思います。
質問 10番 山本和子
ここまで、現時点が到達という意味じゃなくて、まだまだ伸びる可能性ありますけれども、これはずっと保健師さんたちが、本当に足を運んでいろいろ苦労しながらやってきた取り組みの成果と、それから、竹中町長が無料化に踏み込んで、いきなり18歳というので私も驚いて、すごいと思ってすごい評価したんですが、それも大きな成果だと思うんです。それで、あとは私自身思うのは、やっぱり関心を持ってもらうこと。私も勝毎の記事持って、すごいなと思って見ているんですが、ここで私が一般質問するのは、関心を持ってもらいたいと。健診をまず受けて、自分の病気をわかったら治すと、それは自分のためだと。よく私も大腸がん検診を持っていくんですが、その方は結構40過ぎ、70過ぎの方は、俺、もういいと。もう病気になってもいいと言っても、がんですぐに死なないので、やっぱり受けたほうがいいですよと説得するんです。それでもなかなか受けなかったりするんで、そういうお互いに声がけし合ったりとか、話題にしていくと。保健師さんの話題、それからいろいろサポートする方々のサークルの話題、そういうことがどんどん話題広がっていくと、ああ、自分も受けなきゃいけないと。もしかしたら、この間もPET検診どうのこうのという話もあったんですが、受けてみようかと、そういうふうに話題づくりになっていくと、これからぐっと伸びるのかなと私、思っています。これについては、多分再質問というか、答弁もらっていますので、結構です。それと、次の問題は、ちょっと頭の痛い問題なんですが、国民健康保険税の問題について質問に入りたいと思います。保険税の広域化の問題は、多分、一般会計からの、いわゆる法定外繰り入れをできるだけ減らしたいと。うちの町は法定外繰り入れは余りないんですが、例えば、保険料を下げるために結構繰り入れているところがありますが、そういうところは軒並みだめだとクレームついて、意外と苦労していると思うんですが、それで今回、私が質問したいと思っているのは、子どもの均等割の軽減、これは新たな軽減なので、これをすると法定外繰り入れになってしまうので、多分クレームつくんだろうなという判断で、今質問しています。例えば、社会保険でしたら、家族単位で保険料幾らと決まりますが、国民健康保険者は1人何ぼと均等割がつきますので、上士幌町はしばらく上げてはいないんですが、均等割1人当たり2万7,000円なので、子どもが1人、2人、3人、4人、結構、上士幌は5人もいる方もいると思うんですが、そうすると、掛ける2、3、4、5とつくんです。その辺について、子どもの均等割を軽減できないかというのが、今、国も道も、国や道はなかなかすぐに、はいと言わないんですが、今すごく知事会でも問題になって、話題になっております。その辺について、これを取り入れ、すぐにことしからというのは無理だと思うんですが、そういうふうに子どもの均等割について軽減することについて、法定外繰り入れになってちょっとクレームつきそうなんですが、それははね返すことにして、どうでしょうか、そういうことについて質問いたします。
答弁 町長 竹中貢
現状では難しいだろうというふうに思います。ペナルティの対象になるということになりますから、むしろ、また、そういうことによって保険料が上がって、全体に大きな影響を与えるということだというふうに考えております。したがって、大きいのは、やっぱり国としての流れとしては、保険料、いわゆる医療費を削減したいというのが背景にあるというふうに思っております。私どもも、できるだけ医療費はかからないほうがよくて、健康で長生きしてもらうというのが一番いいわけでありますから、ですから、そのためにさまざまな検診や、これからもう一つ今、健康ポイント等々もやりますけれども、元気に長生きするような、そういう施策を講じるということで、結果的に医療費の負担の軽減、保険料の軽減につながっていくというような形で、負担はできるだけかけないようにしていきたいと、こういったところに、今、力点を置いて、この保険関係については取り進めていきたいというふうに考えております。
質問 10番 山本和子
医療費を上げない方法に、前段、私、先ほどの健康増進のことで質問させてもらったんですが、まず健康であること。そうすると、医療費かからなければ、道から示す保険料が多分高く設定されないで済むのかなと。それはそれとして大事なんですが、現在、今払っている方の、先ほどの子どもの均等割の問題や、それから前も質問したんですが、減免規定の中には、例えば災害だとか火事とか何かあるんですが、基本的には、ずっと生活保護並みの生活の大変な方についての減免というのは、あるところもあるんですけれども、うちの町はないので、それも入れることができないだろうかということもあります。それも先ほど言った法定外繰り入れで、それをやってしまうと、自分たちの保険料が上がるという、そう言われるとなかなか質問しづらいんだけれども、そういうこともあって、所得の少ない方、それから大変な方に対する救う制度は、町としてやることはできると思うんです。そのことについて、減免制度も含めて同じ質問になりますが、再度質問いたします。
答弁 町長 竹中貢
同じような答弁になりますけれども、結果的にペナルティになって、保険料の値上げや、あるいは一人一人の経済的負担の増額につながるというのは、これは避けるべきだなと、そんなふうに思います。むしろ、そういった意味では、保険料以外にいろんな生活費がかかるわけでありますので、今回は年金の関係の所得の少ない、低い方々に対する、いわゆる冬の燃料、福祉灯油と言っていますけれども、冬の厳しい中での生活費の一部を面倒見たいというようなことも、結果的には福祉支援、医療費はかかりますけれども、そちらのほうは軽減しませんけれども、違った形の支援という、そのように理解をいただければなと、そんなふうに思います。いずれにしても、本町にとっては、やっぱりいろんな健診だとか、それからさまざまな取り組みが、相当、国からの交付の対象になっているということで、全体的な保険料の削減につながっているという、その辺がうちの町のすばらしいところだというふうに思いますから、そこをあえてペナルティをかけて交付をもらわないという、そんなわけにいかないだろうなと、そう思っています。
質問 10番 山本和子
質問しづらくなってきたんですが、介護保険もそうですし、医療費もそうですけれども、うちの町は本当に予防、予防に力を入れて、介護保険料も大幅な、ほかの町村に比べたら据え置きできたと、それはそれとして評価します。それで、これは町独自で、市町村独自やっているところがあるかといったら、実際にあります。旭川市では、2016年には一般繰り入れ、法定外繰り入れをしながらやったんですけれども、やっぱりちょっとクレームついてしまったので、2017年からは、別な形で保険の中の準備基金を使って、18歳未満の均等割を3割減免しているということもあります。これは多分、クレームつかない方法を探したのかなと思うんですが、そういう方法で、多分これからどんどんふえてきますので、いずれはうちの町としても、子どもの均等割の軽減はいずれなりますので、そのことを伝えておきたいと思うんですが、いずれなりますというのは、私が大臣じゃないので、それは無理なんですけれども、全国知事会の中で、昨年7月の全国知事会が要望した中に4つあるんですが、まず1つ目は、国保への定率国庫負担引き上げです。これはずっと減らされてきますので、国の負担をふやしなさいと。それから、子どもの医療費の無料化については、従来どおりです。それから、子どもの均等割の軽減というのが、3番目に新しく入りました。それから、障害者・児、ひとり親家庭などを含む医療費の無料化のペナルティです。これは3歳未満のペナルティは、ことしからなくなりました。ただ、うちは18歳までやっていますので、ペナルティはまだつくというふうに言っていました。これについても、ペナルティを全面中止しなさいというふうに、4項目上げました。その中で、子どもの均等割の軽減というのが知事会で入れましたので、多分これから市町村の関係でも、こういう要望が上がっていくんだろうと。そうすると、国の制度になればペナルティは絶対につきませんので、多分これからそういうふうに進むのかなというふうに私、思っています。国保が都道府県化になって、広域化になって、かなりやりづらい面もあるんですが、その中でも、できることを探りながら、できるだけペナルティつかない方法がいいと思うんですが、ある程度ペナルティついても、町がペナルティつくのはいいんですが、保険払っているほうについて保険料が上がるのは困るので、その辺も含めながら、ぜひ子どもの医療費の子どもの均等割の軽減と、それから保険税払えない方の、生活保護世帯並みの方の減免について、ぜひ検討してほしいと。機会があれば、市町村6団体等の要望の中にも、これはぜひ多分これから入ると思うんで、それについて質問いたします。
答弁 町長 竹中貢
知事会でそういった動きがあるとすれば、その辺の推移も見守りながら、それが制度化されることを望みたいと思いますし、その際には、当然市町村に対しても、上士幌町においても、それに準じたような形で速やかに対応していきたいというふうに思います。
質問 10番 山本和子
これは、一概に、ことしから始まる制度ですので、広域化の問題は、これからいろいろ町の中でできることを、これからも機会があれば質問していきたいと思います。最後に、資格者証明書の問題ですが、資格者証明書に限らず、従来は、うちの町は単記証明書も資格者証明書も発行していなかったんですが、ちょっと忘れましたが、短期証明書を発行し、平成24年ぐらいから資格者証明書を発行するようになりました。差し押さえもずっとあります。平成28年は11件です、そういうふうに金額とすれば38万ぐらいなんですが、差し押さえもあると。そういう方についての状況については、委員会でもよく説明があるんですが、払えるのに払っていないということで、そうなんだということで説明を受けているんですが、その状況について、たとえ1人でも2人でも、やっぱり本当に払えなくて払っていないと。そういう方が、短期ならある程度、病院へ行っても3割負担、1割負担といくんですが、高齢者については保険証発行していないと思うんですが、その点について、やはりきちんと把握をしながら、できるだけ短期保険証や資格者証明書を発行しないように。それから差し押さえについても、ここはないと思うんですが、通帳ごと押さえてしまって生活費が生活保護以下になったとか、そういう例もありますので、その点について、そういうことのないようにすべきと思いますが、それについて質問いたします。
答弁 町長 竹中貢
多分、保健福祉担当のほうについては、丁寧に、そういう該当の可能性のある人だとかそういう人方には接して、機械的にそういった短期証明書だとか資格者証明書だとか出すようなことはないだろうと、そんなふうに思っています。ですから、そういう状況にあるという場合には、相当問題あるなというときではないかなというふうに私のほうは思っております。その前の段階で、多分理解をしていただいたりしながら、適切に対応をしていただいているというふうに思っておりますので、これはできるだけ出すことが目的でありませんので、やむなく出さざるを得ないというふうに思っています。そのようにならないように、住民との距離も近い町でありますので、しっかり対応はしているというふうに考えております。
質問 10番 山本和子
短期証明書もそうなんですが、答弁の中に、これを発行しないとペナルティがつくとかなんとかということもありますが、どちらかと言えば、やっぱり税金は払え、払え、料金は払え、払えというふうに、ぐうっと責めていくと思うんです。そのときに、本当に町の職員も大変だと思うんですが、本当に払えるのかどうか。たとえ1人であっても、それによって生活が大変だとか、結構大きい町になればなるほど、結構無雑作に水道とめたりとか、通帳を押さえたりしてしまうと思うんですが、小さい町で四、五千人の中だったら、本当に一人一人を把握しながら、本当に悪質な方はそれはやむを得ないこともあると思うんですが、1人でも2人でもきちんと医療を受けられるように、税金を払えるようにすべきと思って、私はこれで最後の質問といたします。その点について町長の考えをお聞きいたします。
答弁 町長 竹中貢
そのような基本的な姿勢を持って住民に接しているというふうに信じております。多分、どうしても払えない人は、それなりにまた福祉のいろいろ、さまざま制度がありますから、そういったことをしっかり知らせるということもありますでしょうし、支払い能力がありながら支払っていないということについては、これはやっぱり税の公平性から見て、決していいことではありませんので、その辺についてはそれなりの対応をしているということでありますけれども、いずれにしても、町民の一人一人に沿って対応していただいているというふうに思っております。