上士幌町議会 平成29年第1回定例会 2017年2月14日
(1)ふるさと納税について/(2)かみしほろ学園構想について
2017年2月14日、上士幌町議会の一般質問で、山本和子議員が「ふるさと納税について」「かみしほろ学園構想について」について質問し、町長 竹中貢、教育委員会教育長 馬場久男が答弁しました。
- 質問者
- 山本和子 議員
- 答弁者
- 町長 竹中貢、教育委員会教育長 馬場久男
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 10番 山本和子
私は大きく2点にわたり一般質問を行います。1点目、ふるさと納税について。ふるさと納税は、ふるさとを応援し貢献するとのふれ込みで平成20 年に導入されましたが、総務省は、自分の生まれ育ったふるさとだけでなく、お世話になった自治体や応援したい自治体も対象になるとしています。このことにより、今、全国で特典の返礼品も含め、いかに納税金を集めるか加熱しているのではないか、ふるさと納税への評価は賛否分かれているように思います。上士幌町は、平成23 年度より感謝特典制度を導入し、担当職員の努力もあり、年々納税額がふえ、平成28 年度は 20 億円を超える予定です。また、平成26 年から指定寄附以外はふるさと納税・子育て少子化対策夢基金に積み、少子化対策の施策に活用し成果も出ています。しかし、町民の中には、自分たちに恩恵があるのだろうかとの声もあり、また、上士幌としては、納税金が入り一定潤っていますがこのまま突き進んでいいのかとの疑問も残ります。本来なら、日本全国どこに住んでも十分なサービスが受けられる。そのためには、地方交付税や国の施策の充実が求められているところです。以下、質問いたします。1、ふるさと納税制度に対する考えは。また、過度な競争にならないようにするべきと思うが、その考えについて質問いたします。2点目、納税金の活用について。平成 27 年度までの夢基金で、今後10 年間の主な施策の財源は確保できていると思いますが、夢基金を見直し、高齢者福祉等にも活用できるようにするべきです。3、本来なら一般財源で扱うべき教育予算も夢基金で予算化しており、予算全体に余裕ができていると思うが、その分を福祉施策の充実に活用するべきである。大きな2点目、質問いたします。かみしほろ学園構想について。私たちは、上士幌町の全ての子供たちが大事にされ、豊かにたくましく育ってほしいと願っています。平成26 年に上士幌町子ども教育ビジョンが策定され、その中で、目指す子供像として5つ示されています。1、確かな学力と応用力を身につけ夢に向かって人生を歩むことができる子。2、郷土の歴史を学び、伝統・文化を大切にし郷土を誇れる子。3、厳しい環境に負けないたくましい心と体を持つ子。4、豊かな発想力を持ち自分の考えが表現できる子。5、お互いの個性を認め合い思いやりと感謝の気持ちを大切にできる子。かみしほろ学園構想は、この教育ビジョンを実現するために、平成27 年に4つの部会に分かれて議論をされてまとめられ、今年度から実施されています。議会にも数回説明されていますが、具体的な取り組みについては、このビジョンと照らし合わせて指摘もしてきたところです。以下、質問いたします。1、構想では毎年評価を行い検証するとなっていますが、その検証は目指す子供像の実現と照らし合わせて行うべきですがどのように検証するのか。特にコミュニティ・スクール、学力をつける教育施策、共通教材、検定試験による実感化への評価はどうなのか検証すべきです。2、人口ビジョン総合戦略では、しきりに学力・体力・体験の北海道トップレベルの実現、そのために教育ビジョン、学園構想があるようにとれます。目指すはトップではなく個々の力を伸ばすことです。その考えについて質問いたします。3点目、全ての子供が大事にされ生きる力を育むことが、教育ビジョン、学園構想の狙いだと思うが、この視点で、今後どう取り組むのか質問をいたします。
答弁 町長 竹中貢
ふるさと納税について山本和子議員のご質問にお答えいたします。地方で子育てや教育などの行政サービスを受けた子供たちが、学問などに志を持って都市に向かい、やがてそのまま現地に就職し税金を納める。その結果として大都市に人口が集中する、一方で地方は過疎になる。同様に、税についても大都市に集中し、地方が疲弊している現実を踏まえ、税の一部を地方に環流させることを目的に、平成20 年ふるさと納税制度が導入されたと理解しております。ふるさと納税については、生まれ故郷や勤務した町、知友人や観光などでゆかりのある町、ふるさと納税の使途に共感して応援するなど、寄附の対象者や動機は多様であります。1つ目のご質問についてお答えいたします。議員ご指摘のとおり、ふるさと納税制度が普及するとともに、一部に行き過ぎた返礼品や過度な競争など憂慮すべき点もあることから、所管の総務省から、各自治体が節度を持ってふるさと納税に取り組むよう通達が出されております。そのため、本町の返礼品は半返しの精神をもって寄附者に感謝の気持ちを伝えているところであります。ふるさと納税制度は、地方創生の観点から、ふるさと納税によって人口減少の克服、地方経済の活性化に寄与することへの期待が込められていると理解しており、そのことをしっかりと踏まえた上でまちづくりに生かしていくことが肝要と考えております。ふるさと納税制度により税が減る都市の寛容さに思いを寄せ、地方では感謝の気持ちを忘れることなく、その結果として、日本列島の北から南まで等しく発展する地方創生の一助になることが制度の持続化につながるものと考えふるさと納税に向き合っていくべきと考えております。2つ目のご質問の活用についてお答えいたします。寄附者の意思を尊重し、指定寄附についてはその用途に充てております。一般寄附については、平成26 年3月議会において、ふるさと納税・子育て少子化対策夢基金の条例を制定し運用しているところであります。その後に人口減少を克服すること、地方経済を活性化させることを主な目的とした地方創生が、国及び全国自治体の重点施策となって今日に至っております。ふるさと納税を活用したこども園の無料化など先駆的な子育て少子化対策は、マスコミなどを通して全国の注目を集めるところとなり、ふるさと納税額がふえている一つの要因となっているものと理解しております。また、保育料の無料化等によって、幼児を持つお母さんが働き始め、雇用にもプラス効果が生まれ、その結果、こども園の入園者が、開設当初の100 人ほどから140 人ほどにふえ、町の人口も昨年31 人ふえるという好循環に入っていると考えています。さて、議員ご指摘の夢基金について、高齢者福祉等にも活用すべきということですが、現段階でも指定寄附のほか一般寄附についても、子育て・教育に係る一般財源の減少により、福祉、農林業、商工業のほか全ての分野に波及していることをご理解ください。本町のふるさと納税は毎年ふえ続け、今年度は20 億円に達し、想定を超える額になっております。しかし、他自治体の事例から、納税がふえた自治体、減少した自治体とまちまちであり、今年度の納税額が来年度も担保されているものではありません。また、少子化対策も緒についたばかりで、出生率の向上や人口の先行きは不透明であります。このことを認識した上で、地域住民の福祉の向上はもとより、都市と地方の交流が深まり、人口減少の克服や地域経済の活性化に貢献し、地方創生に寄与することなどに十分配慮すべきと思います。また、その具体的な使途等については、新しい執行体制に委ねるべきと考えておりますのでご理解願いたいと思います。
答弁 教育委員会教育長 馬場久男(教育委員会教育長は2017年2月まで)
続きまして、かみしほろ学園構想についてお答えを申し上げます。1点目のかみしほろ学園構想の検証評価についてお答えいたします。かみしほろ学園構想は、平成26 年 12 月に策定した上士幌町子ども教育ビジョンで掲げた5つの目指す子供像を具現化するため平成28 年3月に策定し、今年度から本構想に基づいた具体的な取り組みを行ってきているところであります。本構想を推進する組織として、平成28 年4月にかみしほろ学園推進本部を立ち上げ、その中に連携教育部会、研修・教育研究部会、特別支援複式教育部会の3つの部会を設置し、それぞれの部会が役割分担をして、ユネスコスクール、漢字、英語などの各種検定、自己管理手帳「iBノート」、子育てサポートブック「アーチ」等に関する取り組みを進めております。今年度の検証評価につきましては、3月までにそれぞれの部会で行った上でかみしほろ学園推進本部が集約し、改善に向けた検討を行い、次年度の取り組みに反映することとしております。また、コミュニティ・スクールの推進につきましては、各小・中学校運営協議会の総合的な連絡調整及び各学校運営協議会の資質向上のための機関としてコミュニティ・スクール委員会を設置し、広報紙「CSレターきずな」の発行やコミュニティ・スクール研修会の開催等を行っております。特に、上士幌小学校に配置されているCSコーディネーターを中心に、学校支援のボランティア組織である「ゆめ育応援団」への加入促進、学校とのニーズの調整等を進めており、実際に「ゆめ育応援団」の方々が協力することにより、授業内容や放課後活動などの充実が図られてきております。今後、各学校運営協議会、コミュニティ・スクール委員会において、コミュニティ・スクールの取り組みに関する検証評価を行うこととしております。2点目の個々の力を伸ばすことについてお答えいたします。上士幌町人口ビジョン総合戦略を策定する以前の平成27 年4月に、上士幌町教育に関する大綱を制定しておりますが、この中で重点的に取り組む目標として、生きる力を育み、厳しい社会の中でもたくましく夢を持って生き抜いていく子供を育むため、学力・体力・体験の3つの分野で北海道トップレベルを目指す取り組みを進めます、としております。現在取り組んでいるさまざまな教育環境の整備、例えば、各学校への人員配置、授業力向上のための研修会の充実、家庭学習の定着、地域総ぐるみで子供の育ちにかかわっていく仕組みづくりなどを通して、子供たち一人一人の個性を尊重しその能力を伸ばし、これからの人生を力強く生き抜いていくための力を育んでいくことが重要であると考えております。このことが、結果として北海道トップレベルの実現につながるものと考えております。3点目の今後の取り組み方についてお答えいたします。学習指導要領の理念は、変化の激しい社会を担う子供たちに必要な力は、確かな学力、豊かな人間性、健康体力の生きる力であり、知・徳・体をバランスよく育むことです。学校・家庭・地域が連携・協働して取り組むコミュニティ・スクールやかみしほろ学園の取り組みを推進することにより、子供たちの生きる力を育んでまいりたいと考えております。平成 28 年度につきましては、開かれた信頼される学校づくりを進めるとともに、町民に情報を発信して、各学校、認定こども園及び教育委員会の取り組みを周知し、地域とともに歩む学校づくりというコミュニティ・スクールを理解してもらうことから始めました。2年目からは、これと並行して、学校を支援する「ゆめ育応援団」をさらにふやし、学校の授業・行事等の支援、放課後活動、少年団活動・部活動の支援、登下校等の見守りなどの活動を拡大していきたいと考えております。地域は学校を支援し、学校は地域を支える人づくりをするという取り組みを通して、全ての子供たちが、社会に出て自立して生活し活躍していただきたい。そして、町のすばらしさを知り、郷土に誇りを持ち、未来の上士幌町を支えていただきたいと考えております。また、かみしほろ学園の取り組みとしては、共通教材である自己管理手帳「iBノート」や子育てサポートブック「アーチ」の活用、授業交流・部活動交流の促進、家庭学習の手引きの発行など、幼保小中高の連携による、幼児期から高校生まで一貫性のある教育づくりを進めてまいります。教育委員会の取り組みとしては、少人数学級によるきめ細やかな学習サポート、幼児期からの外国語活動、土曜学習・放課後活動の充実、地域の協力によるキャリア教育、町全体をフィールドにした自然体験、産業体験、家族ぐるみの読書推進など、引き続き教育環境の整備を進めてまいります。
質問 10番 山本和子
初めにふるさと納税の関係から質問したいと思います。町が、納税金が入ったことにより、全体的に、予算的にも余裕もできる中で子育てに関する施策も十分生かされて、それは高く評価したいと思っています。ただ、いろんな新聞の記事やらマスコミ等の中でもいろんな意見が分かれているところで、これは昨年の3月19 日に発行されました朝日新聞で、竹中町長も載って、多分これはもう十分ごらんになっている記事だと思うんですが、その中で、推進派と、ちょっと待てよという意見の両方が出ておりました。竹中町長の推進派の意見の中で、竹中町長が今回述べましたように、返礼品は町の産業を明らかに活性化し、これが最終的な目標ではなくて、新しい寄附の形は、田舎のよさを気づいてもらう手段にすぎませんと。本当の目的は、都市と交流で町を活性化させることですというふうに、いっぱい書いていますから部分的にちょこっと述べただけで、町の活性化につながり移住を呼び込み、施策としてはすばらしいという竹中町長の評価が載っていました。片や、まちづくり専門家の木下斉さんという、これは臨時収入であり特需、地方をむしばむのではないかという意見も出ていました。その中では、所得が高い人ほど優遇される上に、物やサービスまで受け取るお得な仕組みだと。最後に、これは記者がまとめた記事ですので要点していると思うんですが、地方振興の本筋は、地域産業を伸ばし自治体経営を見直し地方分権を進めることですと。ふるさと納税などではなく本筋に戻り、国と地方は政策と、民間は事業と向き合ってほしいと思っていますと、これも両方、そうだなと思いながら、私もこれ参考にさせてもらいました。つい最近では、片山善博さんの、これは昨年の暮れですが、かなり厳しい、即廃止すべきだと、国に対する提言がありまして、かなり厳しいことを言っていました。こんなふうにいろんな意見がありますし、私はこれが、町村自治体がどうのこうの言うことではありませんので、国全体の問題ですので、ただ、こういう意見もありながら、町ならどういうふうに政策を持つかと。そういう視点も持ちながら、きちんと町独自の視点といいますか、いろんな評価を見ながら行っていくべきと思いますが、その点についてどのように考えるか質問いたします。
答弁 町長 竹中貢
これまで地方自治体の財政というのは、ある意味では国の、いわゆる税の都市部あるいは所得税の中央のほうに集中されて、その配分で地方のほうが何とか経営をしているということであります。基準財政需用額というのがあって、これは町の最低限のレベルではないかと思いますけれども、運営するために必要な経費。その足りない分が地方交付税というそういう制度でやってきているということでありますから、いずれにしても長い間、税の分配ということになると国のほうに集中する。あるいは大都市のほうに税が集中しているという、私どもから見るとそういう思いが強いものがあります。したがって、今までの地方交付税制度の中では、自由なその町の課題に向き合って施策を講じるというのは、それほどの余裕というのはなかなか難しいと。不交付団体であればそれはできるということでありますけれども、地方交付税に頼っているところではそういった状況だということであります。もう一つには、今日の人口問題というのは、歴史的にさかのぼって思うのは、江戸時代には地方分権制度だったわけですね。それが明治になって中央集権になって、いわゆる国威発揚になって、世界に拮抗した国をつくっていこうというふうなことで、全てが、人も物も価値も全部中央に行ってしまった。その弊害が今起きているという、そんなふうに思っております。それを是正しようとしているのが今回の地方創生の大きな考え方であるというふうに思います。この地方創生はこれまでも、各、その政権によって地方を元気にしなければ日本元気にならないのだと言っていましたけれども、結果的に、この地方、大都市一極集中は変わってこない。むしろ、ますますその傾向があって地方のほうが疲弊していっている。したがって、今回の民間有識者会議で出されました、このままで行くと地方の半分は消滅してしまうということでありますから、いわゆる、地方にとっては非常に厳しい危機的な状況がある。その中での施策の一つがふるさと納税だというふうに思っております。いずれにしても、よそからだとか人口の問題いろいろありますけれども、この町に住んでいる人方が豊かさを実感したりいい町だと、産業についても、あるいは子育てについても老後についてもすばらしい、住むに値ある町だと。それがなければ、人はこの町に来てもらえないだろうというふうに思います。そこのところは、結果的には地域住民が豊かになることがこの町の活力につながっていく、人口増につながっていくということでありますので、そこを今集中して施策を講じさせていただいている。その財源が、ふるさと納税が、今までの違った形での、いわゆる本町の政策課題について向き合う上での財源として確保されているということで、非常に町としてはこの財源を使いながらこの町の元気をつくっていきたいと、その過程にあるというふうに思っております。
質問 10番 山本和子
そもそも論はここでどうのこうのではありませんので、国全体の問題としてやはり考えていかなければ問題ですので。それでは、先ほど町長が言いましたように、この町に町民の方々が豊かさを実感できる町にしたいと、本当にそのとおりです。そして、先ほど言いましたように、なかなか夢基金として使うと。ほかの調べた中では、ほかの中で実際に平成27 年は4,519 万円が指定寄附で使われておりますし、そのときに夢基金は5,151 万円と。ただ、28 年は夢基金の活用が2億2,901 万円で、指定寄附についてはちょっと資料がないんですが、その差がどんどん開く中で、納税金が入って豊かさを実感できるというのが全町民になかなかまだ行き渡っていないのではないかと私は思っています。納税金どうのこうの、せっかく職員の方々が苦労されて得たお金は、きちんと町民全体に還元できるような方法を考えたらどうかと私は思っています。それで、この間の当初の予算の中でも、説明があった中でも示されているんですが、平成 30 年以降、大体、平成36 年、7年までの事業を見込んだお金は、例えば子ども医療費の問題、学びの森、保育料無料化、それから異文化、外国の講師の分ですね、それと、私立保育園遠距離通園補助等を含めて約6億1,059 万円あれば町独自の施策ができると、 10 年間保障できると。それをずっと計算しまして、来年度使う見込みを引きまして、約1億3,152 万円が 29 年度以降について、まだ使い方が決まっていないお金ではないかと。それと、29 年度以降も、そう簡単に納税金、がたっと減るわけではありませんので、かなり入るとして、そのときの指定寄附と夢基金がどれぐらい残るかわかりませんが、そうすると、かなり、今後の使い方について検討すべきお金があるのではないかと。その点について、私は、できれば1回、夢基金については10 年間分の保障はできたと。それをストックしておいて、それは使わないできちんと残さなければいけないのですから、そのほかの1億数千万プラスアルファ分を、もう一回条例をちょっといじって福祉関係に使えるようにしてはどうかと。そうすると、幾ら夢基金使った分で一般財源がかなり裕福といいますか浮きますので、福祉関係、農業関係も使っているといっても、町民の方についてはなかなかそれが見えてこないんですよ。ですから、1回条例をちょっと変えるなりして使い方を見える形にしたらどうかと、そういう点について質問いたします。
答弁 町長 竹中貢
まずは見える形でというのは、まさに、いわゆる今回の、私としてはふるさと納税の目的、主な目的というのは地方創生にあるということで、その実現のためにどんなふうにして使うかという、いろんな使い方があるわけでありますけれども、まずは子育て、教育によって地域の経済や雇用にも波及していくという想定のもとで、まずは進めてまいりました。それについては一定の成果が出てきているというふうに思っております。ただ、これをもって、今までの施策をもって、それですべて完結したかというと、まだまだやるべきことはたくさんあるというふうに思います。ただ、一方でふるさと納税の使い方については、今回だけではなくて前にもほかの委員さんからありました。そのときには、1つには、子育てあるいは少子化、出生率の問題、子育て、安心して住めるような、これらが、1つはしっかりと解決をする、それから形が見えるという状況と、それからもう一つは、ふるさと納税がもっと違った状況まで来ているという状況になったときに、それはそれとして考えるべきではないのかと、こんなような答弁をしたのでありますが、そういった意味では、この後、子育て、教育は、それはそれとして、まだ僕はすべきことがたくさんあるだろうというふうに思っておりますが、しかし、納税額についてはかなりふえているということも事実でありますので、その使い方については、これから検討するのは十分あり得る話ではないだろうかなと、そう思います。
質問 10番 山本和子
夢基金の活用が多分4,000 万円から始まりまして、26 年、7年と、今年度8年度分なんですがかなり金額ふえてきまして、最初のときには、いろんな少子化対策に使いたいというので、各団体に希望をとって、目玉となる新たな事業を起こしたはずです。昨年もたしかいろいろあって、これは一般財源にすべき、これはだめというふうに洗い出しをしてやったと思うんですが、来年度に向けた資料を見させてもらいました。昨年度からそうなんですが、今まで一般財源でずっとやってきたものをこの中にどんどん入っています。例えば、自然環境推進教育事業、これ多分一般財源だったと思うんですが、違ったら違ったで訂正したいと思いますが、それから小学校補助教材も、これずっと前は1,350 円1人当たり、平成26 年に何か2,000 円になりました。これは一般財源で見てきました。これも入っています。図書館事業もそうです。これも若干ふえたんですが144 万円、中学校51 万円、これもずっと一般財源で見てきたものを来年度ここに入れました。それから私立運営補助もそうですね。私立保育所の運営補助もずっと町の一般財源で見てきたものもここに入れました。少年会活動助成もそうです。それも一般財源で見てきたんですが、今回は、かなり一般財源で見るべきお金がここに入っていると。多分、昨年はチェックしていませんが、だと思う。そうすると、一般財源が浮くんですよ。浮くのに、先ほど町長は、一般財源、浮くといいますか余裕ができた分は農・林・商・工に回っているとお話ししました。しかし、ずっと予算の関係、基金の関係も見込みで見たんですが、27 年度からさらに28 年度見込み見たときに、今年度の、これから補正予算出ますが、その中では、たしか1億何ぼ、財政調整基金積んでいると思うんですよ。それは、私が思うのは、多分いろんな要素があると思うんですが、夢基金活用した分も含めて、29 年度、 28 年度含めて、一般財源がかなり浮いた分が、本来ならもっともっと使うべきだけれども残ったのではないかと。それは、私の分析ですので違うは違うでいいのですが、それぐらい財政的にどんと基金はふえていくと。28 年度は減るかなと思ったら、私の見込みでは、かなり2億円ぐらい、これ、全体では約 75 億円になるんではないかと私予想しています。そんなこと含めて、見える形で、よく私、今まで質問してきたのは、一般財源浮くから農業関係、いろんな形で使ったらどうかということを質問してきました。それは使えると言って使ってきたと今答弁がありました。だったら一回条例をちょっといじって、今回言いましたように、一般財源でやるものまでどんどん入れてくると。というのは、裏を返せば、夢基金で、例えば医療費の無料化とか保育園の無料化、目玉でいいんですよ。それはいいんですが、ほかの部分、どんどん入れるためにこのお金を使っていていいのだろうかと。私は一回ちょっと整理をして、ストックして、だったら10 年以降でもいいです。10 年以降の保育料無料化までストックしてもいいと思うんですよ。そうやってきちんと整理をして、ほかの皆さんにもわかるような形でこの基金を使ったらどうかというふうに、私は思う、その点について質問いたします。
答弁 町長 竹中貢
政策については必要なことをやっていかなければならないという前提でおります。今、お話しされたように、子育て、子供たちをどうするかというこのことについて、いわゆる、うちのとても大切な宝でありますが、しかし、いわゆる国レベルでも貴重な人材であります。そういった意味で、子供たちを育てるあるいは教育をするという意味でこの財源を充てさせていただいて、それは一般、今までやっていたのをそちらに充てるという、これまた事実であります。そのかわり、片方のほうについては小さい、そのふるさと納税、農林でもあるいは福祉でも1,000 万、2,000 万あるやつを、より細かく分けて、足りない分を一般財源のほうで充てていると。これは単に、いわゆるふるさと納税の使い方としての見せ方なんですね。ですから、やっていないということではなくて、そういう見せ方として僕は納税者のほうに発信をさせていただいているということであります。したがって、これからも必要なことを、基本的にはふるさと納税の趣旨をしっかり踏まえた上で、この町はどう元気になっていくのか。なっていったとすれば、来て喜んでもらえるだろという前提のもとで使っていくのが望ましいというふうに思います。そのときに、今までのふるさと納税の額と、ふえてきたという事実ありますから、それらをどんなふうにして納税者のほうに、方々に見えるような形で出していくかということをしていかなければ、あるいは、現金支給だとかそんなようなことばかりやっていたのではとんでもないことになってしまうということを十分気をつけていかないと、この町の品位も含めて問われかねないということになります。したがって、決してほかのほうに、どうでもいいということではない。それと同時に、一定の子育て教育が、成果が出てきたということも事実だし、このことは納税者の方々のたくさんのメッセージをいただいて、すばらしいことだよというふうにいただいておりますが、それ以外にもそれぞれの思いの中から産業遺産にだとか、あるいは農業だとか福祉だとかという、そういうこともあります。いずれにしても、そのようなことを通しながら、この町が本当に豊かになっていくという姿をふるさと納税の中でも、使い方も含めて出していくというのは、これはもうとても大切なことだというふうに思います。このどう使うかについては、来年、もう間もなく任期の問題も出てきますので、来年度の話を今するというのはちょっと僣越なことだろうなと、そんなふうに思っております。
質問 10番 山本和子
当初、夢基金ができたときには4,000 万最初積んだんですよ。そのときに使ったのが二千何百万で、それもいいなと私も思いました。ですけれども、これがいいのか悪いのかいろんな方の、職員の方、いろいろな努力もあってここまで来た成果もあると思うんですよ。それはやはり一旦ここで、26 、7、8と、9も含めてかなり子育てに関するお金は結構使われます。でしたら、流れというのは集結するものではなくていろんな過程が見えてくると思うんです。私も当時4,000 万でいいと思ったけれども、あれ待てよと首傾げたら、これでいいのだろうかと疑問を持ちながらここまで来ました。だったら、町民に向かって、どう使ったらいいんだろうかと、納税金がいい悪い別としても、得たお金をどうしたら町民が、全体が実感できる使い方できるんだろうというふうにやはり一回仕切り直してきちんと議論したらいいと思っています。町長選がありますので、町長、多分ここまで言いたいんだろうと思うんですが、竹中さん、すみません。次期町長ですね。次期町長の方にぜひ検討してもらいたいと思っています。次期町長に対してもし言うことがあれば答弁お願いいたします。
答弁 町長 竹中貢
言うことありません。答弁に窮しますのでご理解いただきたいと思います。
質問 10番 山本和子
すみません。ちょっと質問が間違っていました。次、教育ビジョンの学園構想について質問したいと思います。教育長はずっと同じですので、ぜひ検討してください。学園構想について、27 年にいろいろ議論をされていまして、28 年から実際に行事が、いろんな事業行われています。私も、思うことにつきましては、全ての子供たちがやはり大事にされて生きる力を育むこと、それが子供、親、教員、学校、それから地域の方々、ここで大きく言えば自然も含めて、地域で子供をどう育てるがということが学園構想の狙いだと、私は思っています。その中で、委員会のほうにもビジョンはどうだろうかとか、あと策定委員会を開かれている途中はどうだろうかということが示されました。その中で、私自身はちょっとかなりきつい言い方で、ちょっと違うんではないかという意見も述べさせてもらいました。でも、それはあくまで策定委員会が決めたことですので、策定委員会で決めたことを尊重しながら質問したいと思っています。1点目の問題ですが、検証の問題ですね。検証につきましては、大きく2カ所で検証するんだと思うんです。1つ目は、実際事業を進める学校推進本部ですね。それは教育長が本部長ですので、本部長が仕切って各部会が検証すると。その中で、私が指摘した2点は、目玉ですね。学園構想の目玉として、幼・小・中・高の共通した教材として取り組んでいるものについてどういうふうに評価するのかと。部会はいろんなことを評価すると思うんです。私が視点として、そのことについてどうなのかという、幼・小・中・高含めた「iBノート」、それからいろんな、シールを張るだとか何かやりました、そういうことはどうなのかと。それからもう一つ、教育部会では、学力をつけるために可視化の問題で、検定試験を英語、国語、算数を含めて、数学を含めて検定試験を受けて無料にすると。当初は全員分といったけれども、全員分は多分つけていないと思うんですが、そういうことについて、目玉について、教育長の考えではなくて、どういう視点を持って、この部会について検証されていくのか。教育長がいいとか悪いとかいうことではありません。それについて質問いたします。とりあえず、その点で質問いたします。
答弁 教育委員会教育長 馬場久男(教育委員会教育長は2017年2月まで)
今回の平成28 年度のかみしほろ学園構想に基づく取り組みの検証の関係なんですが、かみしほろ学園構想に基づいて大きく2つに分けて、今お話のありましたとおり、1つはコミュニティ・スクールという、これは地域とともに歩む学校づくりということで、学校、家庭、地域が、さらに行政も一緒になって連携協働して、子供たちを育んでいこうと、そういった取り組み、それともう一つが、幼・保・小・中・高の連携を中心としたかみしほろ学園という取り組みということで、それぞれこの後、3月に向けてしっかりと検証・評価をして、来年度の取り組みに生かしていきたいというふうに考えています。1つ目のコミュニティ・スクールの関係につきましては……
質問 10番 山本和子
違うほうですね。コミュニティ・スクールは次に質問しますので。
答弁 教育委員会教育長 馬場久男(教育委員会教育長は2017年2月まで)
次ですか。かみしほろ学園のほうの、1つは今お話しありました自己管理手帳「iBノート」の関係ですが、これは昨年の4月から認定こども園から高校生まで、内容はそれぞれ変えています。先ほどお話しあったとおり、子供への場合はシールを張ったりとか、小学生、中学生、高校生といろいろ、自分のスケジュールをしっかり自分で管理していくと、そういったものを中心として「iBノート」、インスパイア・ユア・ベストということで、一人一人の力を引き出していこうと、あるいは一人一人の子供たちを激励しようと、そんな考え方でこの「iBノート」を取り組んでいます。ただ、現状で、活用状況等については、まだ教育委員会でも状況を把握しておりませんので、各学校、認定こども園でしっかりとこの間の活用状況等を検証、そして評価をして、教育委員会としてもかかわって、しっかり取りまとめていきたいというふうに考えています。また、各種検定の可視化ですが、検定の受検者数はかなりふえてきておりますけれども、その効果がどの程度あったとか、その辺につきましても、今後しっかりと検証・評価していきたいというふうに考えています。
質問 10番 山本和子
教育施策ですので、誰かが1番、2番になるとか、誰かができるんではなくて、全ての子供たちが全ての立場で学力をつけるという点でどういう評価・検証をするのかと。検定試験を受けたら学力が上がるわけではなくて、検定試験を受けるための勉強だと思うんですが、必ずしも検定試験を受けることがいいのかというのは、それは委員会で私が言った意見ですので、そういうことも含めて、全ての子供に対して学びを保障し、学力をつけることになったかどうかという視点で検証すべきだと私は思います。時間がちょっとなくなってきましたので、次に、コミュニティ・スクールの関係で質問したいと思います。コミュニティ・スクールの関係で、議事録もずっと見させてもらったんですが、なかなかよく見えてこないと。私も研修会にも講演会にも参加しましたが、なかなかよく見えてこないと。行く行くは地域ぐるみで子供の教育にかかわっていくということが、コミュニティ・スクールの狙いだろうと思うんですが、その点について、コミュニティ・スクールというのは、何をするのか、何を目指すのか、まず説明してほしいと思います。
答弁 教育委員会教育長 馬場久男(教育委員会教育長は2017年2月まで)
コミュニティ・スクールにつきましては、先ほどもお話ししましたとおり、学校、家庭、地域の連携・協働で学校を支えていこうということなんですが、当然、これにかかわって、子供たちだけではなくて、保護者も地域もみんながやはりこういった取り組みで成長していくと、そういったものが行く行くは子供たちの学力、体力、体験と、こういった活動の充実につながるというふうに思っていますし、先ほどの、本当に全ての子供たちが大事ということで、全ての子供たちが生きる力を育んでほしいということで、このコミュニティ・スクールの取り組みを進めています。実際に、今年度は、ゆめ育応援団の皆さんの活動が非常に活発化をしてきています。例えば業者の皆さんがいろんな働く作業機械ですとかを持ってきていただいて、学校で授業に活用したりとか、あるいはゆめ育応援団の皆さんが、実際に学校に来て、例えば戦争を体験された方に、戦争体験とか戦争のときの本当にどんな生活だったとか、どんな食べ物を食べたとか、本当に細かく子供たちに教えていただいたり、あるいはこの後、また町内で実際に企業を経営されている方とか、活躍されている方に学校に来ていただいて、本当にその活躍されている方の今までの体験ですとか、子供たちにこんなことを教えてあげたいということを、学校の授業の中で取り組んでいきたいと。いろんな活動が今進められていますので、そういったことで、子供たちに少しでも、上士幌ならではの取り組みをいろいろ体験していったり、授業にも活用していってほしいというふうに考えています。
質問 10番 山本和子
これは、おととしですね。講演会でもらった資料なんですが、コミュニティ・スクールとは、これは文科省の資料の中にもありますし、実際、上士幌町の構想の中にも一部、全部ではありませんが、それらしいことを書いてありました。先ほど馬場教育長が言ったように進めるのは、本当に大賛成です。ただ、実際、文科省が進めているコミュニティ・スクール、いわゆる学校運営協議会制度というのは、ちょっと厳しい言い方が書いてあるので、このとおり進められたら困るなというのは、委員会のときにも私、お話ししました。例えば学校運営協議会、コミュニティ・スクールですね、の役割として3点あります。校長が作成する学校運営の基本方針を承認すること、学校運営に関して、教育委員会または校長に意見を述べることができる。教職員の任用に関して、教育委員会に意見を出すことができるというのが、これが学校評議会の文科省が言うコミュニティ・スクールの役割だと書いています。それで、いろんな新聞にも、勝毎等の新聞にもちょこっと見出しの中にそういうのもありました。だから、私自身は、地域で支える学校づくりとか、地域でいろんな方が協力して学校づくりをするのは物すごい大賛成なんですが、そういう狙いが裏にはあるんではないかというので委員会で指摘して、それはそこまでは考えていないということをちらっとあったと思うんですが、そういうことは、やはり何といいますか、そういうのが文科省の狙いがあるところに、それがコミュニティ・スクールをやるとなると、文科省は補助金をつけるというふうになっていくんではないかと、そういう意味で確認したいと思って質問させてもらいました。その点について、よろしくお願いいたします。
答弁 教育委員会教育長 馬場久男(教育委員会教育長は2017年2月まで)
学校運営協議会の主な役割につきましては、今、3点お話がありました。1点目の校長が作成する学校運営の基本方針の承認と、これにつきましては、以前の学校評議員制度の中でも、実際に各学校長から評議員の皆さんに1年間の経営方針を説明して、ご理解をいただいて進めてきております。その延長上で、この学校運営協議会につきましても、具体的に、やはり校長が自分の思いを、保護者ですとか、地域の皆さんに伝えるというのはすごく大切なことですので、それに対して、保護者、地域の皆さんもしっかりと意見を言ってもらうと、それを学校の経営に生かしていくと、そういった制度では、非常に学校運営協議会の中でも大切な役割だというふうに考えています。それから、学校運営について、教育委員会または校長に意見を述べると、これは当然、いろんな課題について意見をいただくというのは当然のことだというふうに考えていますし、3点目の教職員の任用に関して、教育委員会に意見を出すことができるということで、これにつきましても、具体的に、例えば道教委から加配で、学校統廃合の加配ですとか、指導方法工夫改善の加配とか、そういった加配がありますけれども、そういったものを、加配を道教委に意見をちゃんと出してほしいとか、いろんなそういった要望は実際に出されてきています。ただ、今いる教職員に対して、意見とか、そういうのは一切ありませんので、それはほかのコミュニティ・スクールが導入されている市町村でも、そういった意見というのは、ほとんど出されていないというふうに聞いていますので、それと、この取り組みを通して、教職員の皆さんの業務量がふえないようにと、この辺が教職員の皆さんの大きな課題というか、ちょっと心配されている部分もありますので、その辺は、例えば先ほど言いましたコミュニティ・スクールのコーディネーターを実際に地域おこし協力隊の方に担っていただいているとか、各学校の負担をなるべくかけないようにということで、しっかりと配慮しながら現在進めているところです。以上です。
質問 10番 山本和子
かつての評議員制度がなくなって、学校協議会になって、昔、評議員というのは、結構PTAの役員の方がなったりしていたことが多かったと思うんですよ。今回も学校の役員の方が多いと思うんですが、結構いろんな、実際に子供がもう大人になった後、企業でいろんな方が入っていますので、かなり幅広くなっていますので、そういう意味で、私は前の評議員制度から即移行ではなくて、さらに、輪が広がって、それがいいのか悪いのか、ちょっと心配もするところもあります。私は、これは前に一般質問したときにもお話しして質問したんですが、やはり子供中心に、その親御さん中心、どんどん子供中心、PTA、親御さんから学校職員、学校長を含めて、どんどん広がった中で地域が支えると、協力するというふうにいかないと、何かちょっと、文科省の先ほどのあれがちょっと頭にあるものですから、周りが取り巻いちゃって、学校の子供たちがちょっと置き去りにしてしまうんではないかとちょっと危惧したりするものですから、そのことも含めてきちんと今のとおりコミュニティ・スクールで私はいいと思うんですが、この「きずな」もいつも楽しみに読ませてもらいまして、ゆめ育団で本を読みに行ったとか、いろんな方が協力すると。それは多分相談をしながら、学校の先生方も相談しながらやっているんだろうと、そういうふうに輪を広げていって応援すると、周りごちゃごちゃあれするな、これするなというのはまずないと思うんですが、そんなふうに進めてほしいなと思って確認させてもらいました。答弁お願いいたします。
答弁 教育委員会教育長 馬場久男(教育委員会教育長は2017年2月まで)
先ほどの学校運営協議会の主な役割、3点お話しありましたけれども、そのうちの、絶対やらなきゃならないのは1点だけです。というのは、学校運営の基本方針を承認すること、これは必須条項になっています。ただ、ほかの2つについては、努力義務というか、できることということで、各市町村のコミュニティ・スクールの中で、その辺については、するかしないかは、できるようになっているということでなっています。それと、このコミュニティ・スクールの進め方については、それぞれの市町村の教育委員会なり、各学校の皆さんの意見を反映するということで、例えば小・中連携教育を本当にメーンに据えてやっているコミュニティ・スクールもありますけれども、上士幌の場合は、もちろん幼・保・小・中・高連携は進めていますけれども、本当に地域や保護者の皆さんの協力をいただいて子供たちを育んでいこうと、そういったものをメーンに据えて進めています。これは、本当に昔、学校ができた100 年前は、みんな自分の子供がいなくても、地域の人がみんなで地域のことを考えて、学校をつくっていこうとか、先生方を探してきたりとか、いろんな学校の運営にも地域の人がみんなかかわったと、そういったことからスタートしていますので、現在でも小規模校は、そういったことがやられているというふうに思っていますけれども、それを少し規模の大きな学校でも、しっかりと同じように進めていきたいということで進めていますので、何とか子供たち一人一人が本当にたくましく成長していってほしいという、そういった願いを込めて進めているところです。
質問 10番 山本和子
その学校の運営を承認するというのは必須条件なのは、それはそれとして認めるわけではありませんが、それはそれとして仕方ないのかなと思っています。ほかについては、やはりきちんと学校を中心にできるところを協力するという形でしてほしいと思います。私、学校の運営を地域が承認することもどうかなと首をかしげているんですが、それは文科相の方針だったら、それはそれとして、仕方ない面があるのかなと私は思っています。それと、次に最後の質問になると思うんですが、一番でなければいけないのかという問題で、先ほどビジョンではなくて、教育委員会の制度が変わりましたので、教育長と町長がきちんと教育方針を持つと。それで町総合教育会議を開かれて、その中で方針を決めたと。5つの目的を決めて、その中で学力道内トップを目指すというふうに多分項目を書かれたのか、書いたと馬場教育長言っています、なったと思います。その点を踏まえて、学力トップレベルではなくて、オンリーワンといいますか、それでいいんではないかと私は思っています。それで、最後の質問になりますね。上士幌町を私は本当に、先ほどの学園構想はどうのこうのは置いておきまして、環境整備からいったら、管内でもトップだと思う、トップといったらオンリーワンのトップですね、いいと思うんです。それは、35 人学級の問題を含めて、26 年から1年生を2クラスにしました。それから、28 年から全学年を 35 人にすると。29 年は1年生、2年生も35 人いなくても2クラスにすると。全学年を通じて2クラスになると。それから、体育と音楽の専科をつけたと。昔は私も教員をやっていましたから、でっかい学校ではないと、専科はつかなかったんですよ。音楽、理科、図工もつきました。でも、ちっちゃい学校は専科がないんですよ。でも、これを、専科を町のお金でつけたと。さらに、特別支援の指導員も、教員免許ではなくて、支援員ですか、それも置いて、さらに中学校では特別支援の教諭まで配置すると。これは全部町の予算で組んでいるんです。そういう点で、私は教育条件からいったら、本当に上士幌町の教育はすばらしいというふうに、よくほかの方にも言っているんですが、それはトップを目指すんではなくて、一人一人豊かな教育を保障するのはどうしたらいいかと教育委員会がやっているということだと思うんですよ。そのことを含めて、そういうレベルでいろんな、先ほどの学園構想を含めて取り組んでほしいなと思っています。ちょっと時間があればと思って、これはつい最近見た映画なんですが、「校庭に東風吹いて」という、緘黙症、学校に行ったらしゃべれない子供が不登校になっちゃって、お母さんは必死で学校に行けとか、学力つけるのにいろんな問題集をやったりするんですが、この沢口靖子さん主演の先生が、本当に熱心に足を運んで、子供たちも一緒に、最後には学校に自分の足で歩いてくるところのシーンで終わるんですが、その沢口靖子さんが言った言葉で、本当に1人の子を、緘黙症で学校に行けない1人の子供を行かせる、そのことがみんなを大事にする教育なんだということで、学校長からかなりいろいろ言われながらも頑張り抜いたという映画でした。そういうふうに、教育委員会ですばらしい教育条件整備に力を入れていますが、その点を含めて、全ての子供に対する教育を保障するという観点で進めてほしいと思いますが、最後に質問いたします。
答弁 教育委員会教育長 馬場久男(教育委員会教育長は2017年2月まで)
1、2年生は人数にかかわらず2クラスと。4年生、5年生につきましては35 人を超えるということで35 人学級ということです。3年生と6年生については、TTを配置して2人体制で進めようということで、各学年、全学年ともに上士幌小学校については、教員が2人ずつ、そのほかに特別支援教育の支援員とか、音楽、体育のTTですとか、いろいろついてきますけれども、本当に北海道トップレベルというのは、どの程度のものを指すのかというのは、余りはっきりしたものはありませんので、とにかく子供たちが学力、体力、体験活動の充実ということでしっかり北海道の中でも、そういった取り組みも、しっかり北海道トップレベルの取り組みをしていこうということで、今、議員さんが言われたとおり、これからもしっかりと進めていきたいというふうに考えていますので、よろしくお願いいたします。