上士幌町議会 平成25年第5回定例会 2013年9月3日
地域医療の現状と課題
2013年9月3日、上士幌町議会の一般質問で、伊東久子議員が「地域医療の現状と課題」について質問し、町長 竹中貢が答弁しました。
- 質問者
- 伊東久子 議員
- 答弁者
- 町長 竹中貢
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 1番 伊東久子
私は、地域医療の現状と課題ということで質問をさせていただきます。竹中町長は平成13年より町政を担ってきました。政策的には、医療について、不妊治療、それから妊婦健診、中学生までの医療費の無料化等、道内でも先進的な取り組みには評価をいたします。上士幌町で生活するため一番重要である病院存続については、民間法人病院であるために十分議論がされなかったような気がいたします。今、町民の大きな関心は、病院がどう継続するか不安でいっぱいです。うわさ話がひとり歩きをしている状況です。7月12日、地域包括ケア講演会で、町長ほか2名の講演を聞きました。地域医療については現状の話はしませんでした。民間病院が11月1日より入院施設が2年間なくなること、病院から診療所になり、老健施設に変わること、町民には周知されていません。民間法人病院とはいえ、町民にとっては命にかかわる大変な問題です。時間がない中で、現状はどうなっているのでしょうか。町民が安心して上士幌町に住み続けられるように、早急に住民周知をしなければならないと思います。町長の地域医療に対する考え方をお聞きいたします。
答弁 町長 竹中貢
地域医療の現状と課題について、伊東久子議員のご質問にお答えいたします。1点目の、病院存続について民間法人であるため十分議論がなされていなかったのではということについてでございますが、病院については、民間の主体性をもって進められてきており、町は地域医療を守るという立場として、これまで側面的な支援をしてきたところでございます。今後は、地域包括ケアを推進していく観点からも、十分連携をとりながら進めてまいりたいと考えております。2点目の現状についてでありますが、今、国では、社会保障・税の一体改革大綱において、高齢化社会に対応すべく2025年を見据えた医療・介護のサービス提供体制について、療養病床全体の再編、介護療養病床の廃止、できる限り住みなれた地域で在宅を基本とした生活の継続を目指す地域包括ケアシステムの構築を掲げています。国の方針の流れの中で、今後の地域医療のあるべき姿とあわせ、本町における社会医療法人北斗十勝恵愛会病院施設の老朽化に伴う建てかえに関する要望が出されており、昨年、委員会にもご報告させていただいたところであります。町といたしましては、町民が身近なところで安心して医療が受けられる1次救急医療機能の役割は大変重要と認識しており、これまでの医療・介護事業の継続を大前提に、地域のニーズに合った本町の地域医療の方向性について、十勝恵愛会病院との協議を進めてまいりました。ことしに入り、十勝恵愛会病院より、施設設備の老朽化に伴い、施設故障時のリスクを最小化すべく、年内の療養病床の一時移転及び今後の施設整備に関する方向性について示され、協議をしてきたところであります。施設設備の老朽化による病床の一時移転につきましては、これまでの外来及び1次救急などの医療機能の継続維持を前提に、町としても理解を示してきたところであります。今後の十勝恵愛会病院のあり方につきましては、国の介護療養病床廃止の流れを受け、本町の地域ニーズに合った急性期、回復期の医療から介護へつなぐ中間施設として、長期療養に対応した老人保健施設への転換について方向性が示され、その方向性につきましては町も共有してきたところであります。いずれにしましても、医療・介護事業の継続を大前提に、これまでの外来機能、1次救急医療の継続はもとより、一時的入院可能な病床の確保、24時間訪問看護、医師の訪問診療、機能回復リハビリや認知症に対応したリハビリなどの、在宅でも安心して医療が受けられる在宅医療機能など具体的な機能のあり方につきましては、今後も継続して協議をしてまいりたいと考えております。3点目について、病院がどう継続するのか、早期に周知すべきとのご指摘がありました。施設設備の老朽化に伴う病床の一時移転及び今後の病院の方向性についての町民への周知につきましては、まず入院患者さん及びご家族などへの説明に最大限配慮しなければならなかったこと、また、保健所を初めとする関係機関への調整も必要となることから今日に至ったということで伺っており、ご理解をいただきたいと思います。今後、町民へのご説明につきましては、社会福祉法人による地域密着型福祉施設の整備内容とあわせ、町民説明会を開催させていただきたいと考えております。4点目の地域医療に対する考え方についてですが、最も身近な医療機関として第1次医療圏機能の役割は大変重要と考えておりますし、公益性が求められる社会医療法人としての役割は大きいものと考えております。町民の皆さんが、身近なところで安心して医療を受けられ、また安心して在宅復帰でき、安心して医療から介護へつながるサービス提供ができるよう、今後も積極的な支援をしてまいりたいと考えております。さらに、医療、福祉、介護との機能分担・連携により、切れ目ないサービス提供ができるよう、医療機関、社会福祉法人、事業者、地域住民が連携した地域包括ケアシステムの構築に向け、取り組んでまいりたいと考えております。以上、伊東議員のご質問にお答えさせていただきます。
再質問 1番 伊東久子
再質問させていただきます。昨年委員会に報告されましたが、具体的には協議中でありますということで、そんなことから詳しい説明は受けておりませんでした。ことし11月から入院施設がなくなること、これについても知らされておりませんでした。議員として、もっともっと詰めて聞かなかったことに私も反省をしているところです。町民はつい最近まで知らない人が多いし、まだ病院がこういう状況になるということも知らない人が大方です。特に現在入院している本人、家族は、困惑して私のところにも相談に来られますが、返事に困ってしまうという状況です。8月12日に、入院している本人、家族に説明されたようですが、病院から説明されると、北斗は遠いな、仕方ないな、わかりましたとしか、これは多分言えないと思います。本当はもっともっと不満があるんだと思います。遠くに入所すると面会に家族の方がなかなか行けない、車もない、そういう不満がたくさんあるようです。改築の話が出てきたころ、担当課内部で何度も打ち合わせ、協議をしてきたと言いますが、民間病院であるために、町民には知らされないまま、町民の要望も聞かないままに進めてこられたのではないでしょうか。私は、町民の要望を聞くことなく、担当課と病院だけで、国の方針に従って進めてきたのではないかと思います。2017年には療養型施設を廃止し、在宅療養に切りかえようとしています。そのためにも地域包括ケア、これは大事なことであるということは私もわかりますが、日本中同じでなくても、上士幌に合った医療、福祉でなければならないと思いますが、町長はどのようにお考えでしょうか。
答弁 町長 竹中貢
まずは、上士幌に合った医療、福祉制度体制があるべきだと、全くそのとおりでございます。それを目指して、これからそれぞれの役割、医療機関あるいは福祉法人、行政、お互いに連携をとりながら、この地域に合った最善の医療福祉がどうなのかというのは、今議論をさせていただいているところでございます。全くおっしゃるとおりでございます。それと、今、恵愛会病院の改築のことについて、住民と合意形成というお話もありました。病院としては、老朽化した施設を最善の方策で建てかえをし、新たな医療体制を組みたいというのが基本的な考えとして持っておられます。もう一つは、この改築によって、さまざまな今入院されている方々、いろいろな人方にさまざまな影響を与えるということも重々承知をしていることであります。そういった中で、最も有効に、初めから動揺を与えることなく、この改築、さらなる新たな医療体制を組むためにどんなスケジュールでいったらいいのか、あるいは将来的に、本町における地域医療に合った医療体制というのは、どういう形が一番いいのかというのは、これは真剣に考えていただいたことであります。まずは、このことについてはご理解を賜りたいなと、そんなふうに思います。その上でありますけれども、この改築の問題については昨年4月、5月、内々に、あと二、三年後に老朽化に伴って改築をしたいという打診がございました。しかし、それは具体的にどのような形で改築をするのか、どういう医療をこれから進めていくのか、まだその段階では具体的に詰まっていなかったということであります。それ以上に、その段階では老朽化、特に設備関係が非常に危機的な状況にあったということであります。まだその段階でも、ぎりぎりまでもつのではないだろうかなと、このような判断をしていたんだろうと思いますけれども、ことしに入って、いよいよことしの冬を越すことができないという、多分いわゆる業者からの専門的な指摘を受けたことも含めて、その対応が急がれたということであります。そのときに、患者さんにとって最もリスクの少ない方法は何なのかということを重々検討し考えた上で、この10月に、冬を迎える前に新たな受け入れ先のことも含めて準備をしていただいて、そしてまた、ご家族、もちろん当事者も含めてご理解を得てきたということであります。もう一つは、これから医療体制については、従来に増してしっかりした医療制度体制を組んでいきたいということでありますし、その状況が、この6月の段階でも、内々に議員の皆さん方に説明があった6月の段階で、まだ具体的にどうするかというのは決まっていなかったというふうに思っております。どういう病床を残すかというところまでも決まっていなかったというふうに思いますが、さらに短い間の中で最終的な判断と、そしてその間に家族や入院患者さんの皆さん方にご理解いただいた、あるいはそこにいる職員の方々にもご理解をいただいて、新たに生まれ変わるために、今は申しわけないですけれども、しばらくの間ご辛抱いただきたいと。これは非常に病院側としても忍びない思いをしながら、その施設の緊急な状況に対応するために、スケジュールとしてはぎりぎりのように思われるかと思いますけれども、そのタイミングが最も適切だという判断の上でなされたというふうに伺っておりますし、私どもとしても、常々患者さんや、あるいは家族の方に心配のないように、十分配慮するよう申し上げてきたところでもございます。
再質問 1番 伊東久子
町として考えなければならないのは、私は医療と介護のすみ分けだと考えております。今現在、福祉の核につきましては、現在福寿協会、あとは社会福祉協議会が担ってくれていますが、医療については北斗恵愛会だと思っております。病院の方針を伺ったところですが、入院5床、老健が50床を考えているということの説明を受けました。本当にそれでいいでしょうか。福祉サービスの中には、福寿協会と重複しているようなものもあるように思います。5,000人の町、最低診療所並みの19床は必要ではないでしょうか。今後、27年に完成の地域密着型特別養護老人ホーム20床が完成するはずです。町の特別養護老人ホームの待機者は、町民が約40名、グループホームでは15名だそうです。国の推計では2025年超高齢化になると言われていますが、上士幌ではそれより少し早目になるのではないかと思います。その後は減少するのではないかと思っておりますが、老健が50床になると、すずらん荘との重複で双方の赤字財政が心配されませんか。老健というのは、本来、自宅介護になるまでの6カ月間しか入れない施設のはずですが、現状は長期に入っているようです。どうしてだと思いますか。在宅介護が無理だからだと私は思います。また、第5期介護保険の見直しの算定時については、老健施設がないために算定基準に入っておりません。計画もありませんでした。第6期には、サービスの内容によりますが、当然老健施設も加算され介護保険料が高額になるのではないかと危惧されますが、その点についていかがでしょうか。
答弁 町長 竹中貢
まずは、社会福祉法人の経営する介護施設と、それから医療法人が経営する十勝恵愛病院、老健によってそれが重複して、お互いにマイナスになるのではないだろうかというご心配だと思いますけれども、現実の問題、今、恵愛会病院のほうも療養型の病床と介護の病床であります。介護度のある方々がほとんど入所をされ、入院されているということでありますから、同じような延長でこの老健のほうも受け入れしていくという、そういう形になるだろうというふうに考えます。したがって、今までの形と大きな変化はないということでありますから、重度化されていった方々については、いわゆる施設のほうで受け入れてもらえるという、その関係については従来と全く変わらないと。むしろ、今までは長期入院をしているというその役割からもう少し前に踏み込んで、リハビリの問題が今真剣に考えられてきていただいております。そのリハビリは、単に整体、体の骨折をしたのでそれをリハビリするということではなくて、新たに認知症等のリハビリ対策、これは生活習慣の云々だけの問題でなくて、極めて科学的に治療する、リハビリすると、認知症をおくらせることができる、あるいは進度をとめることができる、そのようなお話もされておりました。さらには、今まで患者さんを病院だけで受け入れるということから、在宅医療、それからさらには在宅の看護、これらについてもさらにサービスが向上し、24時間の医療システムはしっかりと守っていきたい、むしろそれらを充実・発展させていきたいというのが、十勝恵愛会病院、北斗病院の考え方でございます。そう考えますと、今までの病院の経営のあり方から、さらに地域のニーズに合った、高齢化が進む本町でありますから、そういったところに対応する医療サービスが充実されるものと、そんなふうに思っております。介護の関係では、議員も肉親の介護に大変苦労なされたという話を聞いております。問題なのは、やがて誰もが介護を受けるか、あるいは同じように加齢とともになり得るということは予測されるわけであります。それを家庭の中でできる範囲、あるいは社会的なところでやれるところだとか、さまざまな役割を担って、できるだけ在宅で元気に過ごしてもらうというのが、本来望ましい姿であろうというふうに思っております。現状では、なかなかそういうシステムもできておりませんから、勢い病院がその全ての受け皿になっておりますけれども、これから高齢化がどんどん進んでいくということになると、さらに在宅での終末の迎え方、これらについても積極的に支援をしていきたいということは、理事長じきじきにお話をされていることでございます。特に、終末になったときに2つの不安があるというお話をされておりました。1つは死に対する苦痛であります。精神的な苦痛、それから痛みに対する苦痛、これはこれからの医療のメンタル面でのケアだとか、あるいは看護、それからお医者さんのケアを含めて、そういったことについても、十分そのような体制をこの町の中でつくり上げていきたいなという話をしております。できれば、入院したら、そして回復をして、もう一回自宅に帰ってもらうと。どうしても、だんだん病気が進んでくると、それは施設のほうにお願いしようというふうに、病院から施設へしっかりキャッチボールができて、それぞれの役割が十分果たせるような環境を整えることが、この町にとっての医療福祉のあり方として大事なことであるということでもありますし、私どもとしてもその方向として、地域包括ケアについて、これを何とか実現をしたいなという思いで、今、緒に取りかかっているということでございます。
再質問 1番 伊東久子
先日、恵愛会の事務長のほうから示されたこの計画書ですか、この配置図を見せていただいてちょっと疑問に思ったのは、やはり老健、それに通所、大浴場、事務部分という、この通所の部分なんですけれども、先ほど町長が言われましたけれども、リハビリあるいは認知症に対する通所だと思うんですけれども、これと同じようなことは、リハビリはやっておりませんが、デイサービスへ行っている方が、今、特老のほうで25人ですか、それから新しくできるデイサービスにつきましては多分12名予定していると思うんですけれども、この人たちがここに通所されると、多分すずらん荘のほうではこの人数がいなくなる、病院のほうに来てしまうからいなくなるのではないかと、そういう点でちょっと心配はあることはあります。この点もしっかり介護は介護、医療は医療という形で守っていただければいいのかなと思っております。また、先ほども話しましたけれども、介護はこれでいいとしても、一般の病棟が5床であるということについては、5,000人の町で5床で本当にいいのかどうかというのは、十分論議しなければならないと思います。私は診療所として19床は、これは今の5,000人の町では仕方がないなとは思っておりますけれども、この点も十分検討しながら数字を出していただきたいなと思います。また、町としても、民間病院だからではなくて、上士幌町には町立病院がないのだから、地域医療を守るという点では、当然金銭的な支援というのは、これは必要でないかと思います。先日の病院の方針説明でも、入院ベッドを多く置くと赤字になる、赤字になるという話を言われていました。地域医療は、町民が安心して生活するために、医療サービス、また一般病棟の19床、もうこれは数がふえても仕方がないと思いますので、町長の考え方をお聞きいたします。
答弁 町長 竹中貢
まず、医療と介護がいわゆるリハビリ等で競合して大変でないかという不安があるということであります。そういったことをなくすることを含めて、この6月に法人、それから医療機関等々を含めたいわゆる代表者による連携会議を設立させていただいております。そこのすみ分けもしっかりしなければならないということは、医療法人のほうも十分認識していることであります。この中でお客さんを奪い合って経営がマイナスになるような、そのようなことがあるとすれば、ある意味ではどこか無駄なことというか、多分新しい仕事なり、それぞれの役割というのは、きっとあるはずだというふうに思います。もし、ここに同じように福寿協会等、いわゆる法人と同じような社会法人がもう一つ来たとすれば、多分そこでは奪い合って大変なことになるのかなというふうに思いますけれども、医療機関と介護機関では、これはそこのすみ分けは十分できて、なおかつ今より非常に住民にすばらしい医療介護のサービスができるということであります。何たって、やはりそれは住民にとって本当にすばらしい、いい医療なり、あるいはその中での医療におけるリハビリ、それから法人におけるリハビリ、それぞれの役割があるものということで、そのことについては十分これからも議論していくことでありますし、私どもとしても必要に応じて調整させていただくこともあるのではないだろうかなと考えております。それから、病床でありますけれども、これもいろいろな過去の実態を踏まえて、今のところはそういうふうに出してきたのだろうというふうに思っております。しかし、今、議員からあったように、心配されているところもありますから、そういった意味で、住民にしっかり理解してもらえるような、そういう説明も必要でありますし、必要に応じて病床についてもこれから議論させていただくということであります。今、とりあえず過渡的な、いわゆる次に新設するまでの間の関係で5床ということでありますけれども、新たに生まれたときにはこれからの議論になっていくということと、それからもう一つは、北斗恵愛会病院については、別な病院ということではなくて、同じ経営の傘下にありますから、一心同体であるということであります。したがって、必要に応じて、入院が必要であれば、十分それについては配慮していただけるものだと、そんなふうに思っておりますし、そこでの医療における不自由だとか、あるいは後退はないものと考えております。この間の説明の中でもお話ありました、いろいろなことはありますけれども、いわゆる医療法人が考えている中で、上士幌町の基本政策である、地域包括ケアの推進の一翼を担うという視点で、上士幌町における医療介護の継続、そして拡充と言っております。拡充が本検討の一貫したゴールということを、私たちはその重みをしっかり受けとめさせていただきたいというふうに思います。それから、これまでも理事長も、連携会議の際あるいは4月12日の講演会の際にお話をしていただきました。これからの北斗病院の医療のあり方、そしてまたその傘下であります上士幌町の北斗恵愛会病院のあり方についても、非常に明解なメッセージを発信していただいたと、そんなふうに思っております。それを具体的にするのが、今これからの事務レベルの作業としてなされているというふうに考えておりますので、これからも9月、10月と矢継ぎ早にそのような機会も出てくると思います。今、包括ケアの関係では、町民500人に対して高齢者の500人、65歳以上ですけれども独居老人、あるいは介護認定者だとか、いろいろな階層、階層というか、立場の方々に今聞いております。どんなことが不自由なのか、これから求められる福祉だとか、あるいは老後のあり方なんかについて聞いております。今の時点でも七十数%の回収率があるということで、これらは非常に参考になることだと思います。その中で、本町の医療はどうあったらいいのか、あるいは介護だとか、在宅の問題だとか、地域の中におけるお互いの見守りの問題だとかさまざまなことが、これから課題が明確になってくると思います。それを包括ケアの中で、どれが、どこが、どのような役割を担うか、これを十分議論をして、それを政策の中に反映をさせていきたいなと、そう考えております。
再質問 1番 伊東久子
もう一度、先ほど十勝恵愛会からの出された方針の中に、救急医療患者の受け入れの実績と必要病棟数というのが出ておりました。これは25年1月からなんですけれども、24年4月からお医者さんが4名から2名に少なくなりました。そのときから患者数は多分すごく減っているんだと思うんです。それで、それから計算して多分5床となったんだと思うんですけれども、やはりお医者さんも少ないのもありますけれども、外来へ行って見ていると本当に待ち時間が長いんですね、2時間から2時間半、下手をしたら3時間という、1人の先生の中では。ですから医者の確保も十分、これから町のほうからも要請していただきたいと思いますし、19床残していただくように、これから、そして町民の意見も十分聞いてほしいと思って質問いたしました。以上で終わりたいと思います。答弁があればお願いします。
答弁 町長 竹中貢
お医者さんが減った、退職等によって、退院されたということであります。これは病院のほうからもその旨を聞いておりまして、できるだけ町民の方々に迷惑をかけないようにということで、定期的に専門医が診療に来ていただいたということであります。理事長みずから来ていただいているという事実もございます。そのことによって、4人が2人になったので患者数が減ったかどうかというのは、その調査はこれからする必要があるだろうというふうに思いますが、ここで出ていますこのデータはデータとしてわかりました。しかし、今お話しあった、その前の4人いたときの状況が、もしそのことによって、随分今とデータが違うということであれば、これからの病院との協議の中で、十分そういったことも含めて申し入れをさせていただきたいなというふうに思います。そしてまたこの地域医療、僻地の医療でございますから、採算の関係でも非常に厳しいということでございます。しかし、私どもとしては地域医療を守るという視点から、先ほど財政的な支援のお話もありましたけれども、この町にとって、町民にとって必要な医療ニーズの確保をどうするかということについては、それらのことも含めて十分検討し、そしてまた皆さん方のご意見も伺いながら、さらに従来に増した医療福祉、あるいは在宅も全て含めて、今よりもよくなるということに私どもとしては力を注いでいきたいと。今、いろいろな意味での不安と、それから申しわけないですけれども、入所されている方々については、このような事情で一時転院してもらわなければならないという事情がありますけれども、新しく今これからの医療制度が、地域医療が変わるということで、ぜひご理解をいただいて、そしてさらにいい上士幌町の医療福祉体制をつくるために、皆さん方のお力添えもいただきたいなと、そんなふうに思います。