上富良野町議会 令和7年第3回定例会 2025年9月18日
ヒグマ対策について
2025年9月18日、上富良野町議会の一般質問で、中瀬実議員が「ヒグマ対策について」質問し、町長 斉藤繁、農業振興課長 山内智晴、副町長 佐藤雅喜が答弁しました。
- 質問者
- 中瀬実 議員
- 答弁者
- 町長 斉藤繁、農業振興課長 山内智晴、副町長 佐藤雅喜
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 8番 中瀬実
私は、さきに通告しております1項目4点について、町長の見解を求めたいと思います。ヒグマ対策についてであります。様々な環境の変化でしょうか、人里へのヒグマ出没が増えております。8月には、知床連山の羅臼岳で若い登山者がヒグマに襲われ、命を奪われております。7月には、道南福島町で新聞配達員が市街地でヒグマに襲われ死亡しております。全国 各 地 で 人 間 の 生 活 圏 に 侵 入 し 、 家 庭 菜 園 の 野菜、生ごみ、スイカ、メロン等が食い荒らされております。連日のように全道各地で、熊出没報道がされております。今日も朝、テレビを見ていましたら、木古内町で、熊が家の中に侵入したという報道がありました。なぜ家の中に入ったのかということでありますが、たまたまベランダのガラスに自分の姿が映って、熊が自分の同僚がいると思って窓― 17 ―に寄りかかったら、窓ガラスが割れて、家の中に入ってしまったという事例でありました。9 月 1 日 か ら 、 改 正 鳥 獣 保 護 管 理 法 が 施 行 され、市街地に出没した熊に発砲を市町村長の判断で可能とする緊急銃猟は定めておりますが、町でのこれらの改正鳥獣保護管理法に対する対応について、町長の考えを伺いたいと思っております。1点目については、令和6年、令和7年のヒグマの地域別出没件数、捕獲頭数はということであります。2点目は、有害鳥獣対策費が令和7年は210万9,000円と増額になりました。その対策費の中身と取組状況について伺います。3点目は、出没対策に向け、官民連携の訓練を実施する考えはあるかを伺います。4 点 目 は 、 ヒ グ マ 駆 除 に 対 す る 町 へ の 苦 情 はあったかをお伺いいたします。以上、よろしくお願いいたします。
答弁 町長 斉藤繁
8番中瀬議員のヒグマ対策についての4点の御質問にお答えいたします。本年に入り、道内のヒグマによる人身事故をはじめ、生活圏への熊の出没の報道等は、連日、目にするところであります。国有林や山林に囲まれた本町は、当然のことながら熊が生息しており、一昨年には人身事故はなかったものの市街地に親子熊が出没したことがありました。特に野外で業務を行う農業者をはじめとする町民の皆様には、ふだんでも気が抜けない状況にあることは理解しているところであり、出現に対する周知や必要に応じた駆除対策を進めてきているところであります。まず、1点目の令和6年、令和7年のヒグマの地 域 別 出 没 件 数 、 捕 獲 頭 数 に つ い て で あ り ま すが、出没件数は、同じ個体が目撃されている可能性 も あ り 、 あ く ま で 目 撃 等 の 件 数 で は あ り ま すが、令和6年は、清富地区3件、日新地区3件、草分地区3件、里仁地区1件、江幌地区5件、静修地区2件、日の出地区1件、旭野地区3件、東中地区3件、国有林内2件の合計26件、捕獲件数については、清富地区2頭、江幌地区1頭、東中地区3頭の合計6頭となっております。令和7年は8月末現在で、清富地区1件、日新地区2件、草分地区2件、里仁地区1件、江幌地区3件、静修地区4件、日の出地区7件、旭野地区3件、富原地区1件の合計24件、捕獲件数については、静修地区2頭、日の出地区1頭、旭野地区1頭の合計4頭となっております。次に、2点目の令和7年度の一般会計予算の有害鳥獣対策費の内容と取組状況についてでありますが、まず内訳としましては、保険料としまして従前からの有害鳥獣駆除従事者損害賠償責任保険を当初予定のハンター22名分の保険料14万4,000円と、本年度より環境省の「特定外来生物防除等対策事業」を活用することとしました。これは、特定外来生物や特定外来生物への指定検討されている生物による「生態系」及び「人の生命・身体に係る被害防止」に向け、地方公共団体が行う事業について、要綱に基づいた交付金及び特別交付税措置が受けられるもので、本町といたしましては、アライグマ駆除の報酬及び捕獲用箱わなの購入分を特定外来生物防除等対策事業とし、環境省に申請するとともに「上富良野町有害鳥獣対策協議会」に対策費として交付を行うものとなります。取組につきましては、損害保険については、昨年の保険の継続契約につきましては既に終了し、交付金につきましては本年度の捕獲頭数が確定後に交付を行うものとしております。なお、アライグマの駆除につきましては、継続して行っており、箱わなの保有数を増やすなどの取組を行っております。次に、3点目の出没対策に向け官民連携の訓練についてでありますが、今後、関係機関を含めた机上訓練や実動訓練は必要となると考えております。緊急銃猟を行うための条件設定のために改正法が施行されましたが、環境省のガイドラインがあるものの避難指示や交通規制、立入規制といった警察との連携も不可欠であり、それらを反映した訓練のプログラムも作成する必要があります。しかしながら、本町の職員はもとより、ほとんどの自治体職員は経験がなく、また、緊急銃猟実施のための実動経験者や関係機関及び訓練のための講師なども少ないことから、現在、管轄である富良野警察署や沿線市町村とも協議しているところです。今後は、関係機関や猟友会、沿線自治体等とも連携し、定期的な訓練の実施について計画的に取り組んでまいりたいと存じております。次に、4点目のヒグマ駆除に対する町への苦情についてでありますが、これまでに有害鳥獣駆除に対しましての苦情を町では承っておりません。有害鳥獣駆除として行っていますヒグマの駆除につきましては、農作物の被害防止と安全確保の観点から、引き続き行ってまいりますので、御理解をお願いしたいと思います。
質問 8番 中瀬実
ただいま、出没件数について答弁をいただきました。令和6年は26件、令和7年は8月末現在で24件ということの答弁がありましたが、今年に関しましては、これから9月、10月、11月にかけてまだ日にちがありますから、当然のことながら、このままいけば令和6年よりも出没件数は増えるものと思われます。そこでお伺いしたいのは、令和7年、令和6年の時点で、今現在、7年は現時点ですが、市街地に熊が出た案件はあったのでしょうか。それをまずお伺いします。
答弁 農業振興課長 山内智晴
8番中瀬議員の御質問にお答えします。ライン引きというのは特にしていませんが、俗に言う市街地に熊が目撃されたという話は聞いておりません。以上です。
質問 8番 中瀬実
町民から役場のほうに、熊が出たよ、見たよという通報が多分あるはずです。そのときに、町の対応マニュアルというか、熊が出たことに対して、通報者に対するマニュアル的なものはあるのでしょうか。それをお伺いします。
答弁 農業振興課長 山内智晴
8番中瀬議員の御質問にお答えします。マニュアル自体は今作成しているのですが、緊急銃猟に関わりまして、今改正中でございます。通報に関しましては、必ず役場ということにはならずに、警察が大体7割ぐらい、みんな110番をする人が多いので、警察から役場にということで、そちらの連携の連絡網等は警察等で調整しております。連絡いただきましたら、警察とともにパトロールをしながら、猟友会のハンターの方と協力しながら、そこを巡回するという形で対応させていただいております。以上です。
質問 8番 中瀬実
警察から連絡が役場に入るケースが多いということでありますが、熊が出たよということに対して、本当に熊が出たという通報ばかりだったらいいけれども、たまたま熊が出ていないのに出たよというガセネタみたいなものが出る可能性もないわけではないですね。だから、そのときに、熊出没に対して受ける電話窓口としては、確認作業として、どこどこの誰がどこど こ の 場 所 で 熊 を 見 ま し た と い う こ と を 確 認 して、それで熊出没ということで一応最終的には出没したということにするのだと思いますが、その考えでよろしいでしょうか。
答弁 農業振興課長 山内智晴
8番中瀬議員の御質問にお答えします。ガセネタというのは特にないですけれども、熊の足跡がありました、最近は足跡がありましたよという通報は大分少ないのですが、ここでちょっと表現が悪いのですけれども、熊の何かがあったとか、そういう通報は最近はなくなってきていますが、特に情報が得られましたら、ガセネタかなと思わずに必ず確認して、通報者に関しては警察と協議の上で、通報者に事情聴取をしないとならない場合もあるということで、電話番号や名前は確認しているところでございます。以上です。
質問 8番 中瀬実
そのように熊が出ましたということで対応するときに、熊が出たことは、出た時点というか通報があって確認したら、防災無線で熊がどこどこで出ましたよという放送をかけますよね。それは必ず毎回出没したという通報があれば、防災無線で放送しているのですよね。その防災無線で放送されない場合もあるのではないかと思うのですが、そういったことはないですか。
答弁 農業振興課長 山内智晴
8番中瀬議員の御質問にお答えします。防災無線に関しましては、大変申し訳ありません、全町の方が聞かれるという部分もありますので、リアルタイムの熊の目撃、見てから10分、20分の発見状況であれば緊急的にすぐ流すと。ただ、おととい見たんだよねという通報があった場合は、防災無線はせずに、ホームページのマップ上に出現情報ということで確認をさせていただいているところであります。防災無線の流すタイミングにつきましては、私のほうで判断させていた だ き ま し て 、 タ イ ム ラ グ が あ る も の に 関 し ては、そちらはしないという判断をさせていただいております。以上です。
質問 8番 中瀬実
記憶に新しいと思いますが、我々、4日に農業委員会の作況をしました。そのときに、あそこは美瑛町と上富良野町の郡界― 19 ―です。そこで熊が出ました。皆さん、それを見ましたよね。そのときには放送を入れていますか。かなり多くの方が出没したのを見ています。見たのは間違いないわけですから、そのことについては、その日の防災無線か、その次の日か分かりませんが、放送は入れていますか。
答弁 農業振興課長 山内智晴
8番中瀬議員の御質問にお答えします。そ ち ら に 関 し ま し て は 、 美 瑛 町 の ほ う に ま た行ったということで、地元の方も一緒にいましたので、見て確認したということで判断させていただきまして、防災無線は流さなかったということです。以上です。
質問 8番 中瀬実
本来であれば、美瑛と上富良野の郡界ですから、上富良野の畑に一回入ったわけです。それから美瑛に行ったわけです。けれども、美瑛の管轄とかそういうことは関係なしに、あの地域の人たちにしてみたら農作業をするわけですよね。農作業をするのに、美瑛、上富良野、関係なく熊は出てくるわけですよ。あの辺の地域の畑の人が作業に行くときに、ここに熊が出たのだよということをある程度周知しておかなければ、熊は1日に何キロも歩きます。だから、その辺のところから、例えば江幌のほうに来る可能性もあるわけです。だから、そういったことは手抜かりなく、やはり出没した時点では放送をすべきだと私は思います。今後については、そのようにしていただきたいと思っております。次にお伺いしたいのは、有害鳥獣対策費、こちらについては、昨年度は136万円でした。今年は210万9,000円です。この対策費については、国からの特定外来生物防御等事業交付金という形で196万5,000円が予算化されているわけ で す が 、 こ の お 金 の 使 い 道 、 今 ま で に 、 ど ういったものに幾らかけているのか、お伺いいたします。
質問 8番 中瀬実
特定外来生物駆除のお金が予算化されていますよね。それを、今までに、例えば箱わなを三つ作ったから幾らかかったよ、それから、スプレーみたいなものもあるみたいですね。そういったものを何本買ったからこれだけだよという金額が、今の時点でどれくらい使っているのかを教えてください。
答弁 農業振興課長 山内智晴
8番中瀬議員の御質問にお答えします。一般会計予算における現在の110万9,000円の分におきましては、現在のところ、まだ支出は、先ほど町長が御説明いたしましたハンターの保険料のみの支払いとなっております。もともと上富良野町有害鳥獣対策協議会がございますので、そちらのほうで箱わなを作っております。ただ、捕獲頭数等の兼ね合いもございますので、こちらの兼ね合いを見ながら必要な部分の箱わなの設置を考えております。会計の話をするのはあれですけれども、一般会計で、こちら環境省のお金を使う部分と集落協議会で有害鳥獣対策という部分を区別しながら対応さ せ て い た だ き ま し て 、 現 在 、 こ の 会 計 と は 別に、箱わなのほうは随時20個程度は増やしている状況でございます。以上です。
質問 8番 中瀬実
私が聞いているのは、結局使ってもいいお金ですよね、特定外来生物の駆除に対して。それを、今までの熊の対策費とは別扱いして計上していると。計上というか、箱わなも別枠で行っているのだと。それは、そのお金を使って作っても問題はないですよね。先ほど20個でしたか、その20個で、熊出没がありましたよというところに箱わなを移動する、持っていくわけですよね。熊の出ていないところには置かないわけですから、それを持っていくわけですが、20個というのはかなり地区別に分かれて置かれているのですか。
答弁 農業振興課長 山内智晴
8番中瀬議員の御質問にお答えします。先ほど町長が説明したとおりに、この有害鳥獣対 策 費 に つ き ま し て は ア ラ イ グ マ の も の で す ので、箱わなもアライグマのものですので、熊のものとは別となっております。
質問 8番 中瀬実
私は今回、アライグマではなくてヒグマのことに対して質問させてもらっています。アライグマの箱わなをどうのこうのということは、私は聞きたくありません。熊に対しての箱わな、そのことを聞いているのです。それが現在何個ぐらい用意されていますか。
質問 8番 中瀬実
大変失礼いたしました。駆除に対するお金の使い道については、間違いなく去年から見れば多くなっている。だから、その使い道は有効に使ってもらいたい。当然、そうだと思います。先ほど22名のハンターに保険をかけていると言いましたね。現在、上富良野町の猟友会のハンターの数と22名と合わないのではないかと思います。ハンターの資格はあるけれども、熊とか特定外来生物を撃たない人は保険をかけていないということで理解していいですか。
答弁 農業振興課長 山内智晴
8番中瀬議員の御質問にお答えします。当初予算ベースで22名とお話ししましたが、6月補正で1名増えて23名、現在、保険をかけております。こちらの保険をかける方は、町で有害鳥獣の対策に当たっていただける方ということで、猟友会の方もわなの免許のみの方、銃も返した方というの も 当 然 会 員 と し て 入 っ て お り ま す の で 、 今 現在、ハンター活動、有害鳥獣対策活動をしていただける方、23名ということでかけさせていただいております。以上です。
質問 8番 中瀬実
当然、危険が伴うわけですから、保険に入っていなければ大変なことになるわけですから、当然、保険はかけていただかなければならないと思っていますし、それに、今回は 特 に 改 正 鳥 獣 保 護 管 理 法 が 施 行 さ れ た こ と によって、上富良野町が町長の判断で銃猟ができる可能性がある。それは、基本的には先ほどの答弁からいけば、町としては、そういった対策に対する 計 画 と か 、 そ う い う も の は ま だ 行 っ て い な いと。ただし、計画的に取り組んでまいりたいという答弁をいただきました。でも、今年の9月から改正鳥獣保護管理法があるのは分かっていたわけですよね、当然のことながら。今年の9月にはこういった法改正が行われるということが、もう事前に分かっていたわけです。私も3月に同じ熊のことで聞いています。そのときに、町長はこう答えています。「当然我々も準備を進めております。ガイドラインに沿ってマニュアル整備、実施訓練なども、これから警察、猟友会と連携して行っていかなければならないと考えています」と答弁しています。それなりに検討しますということを言っているわけです。今日の時点までに、どのような検討とか、警察とか何かと連携しようとしていることがあったのか、なかったのか、それをお聞きしたいと思います。
答弁 農業振興課長 山内智晴
8番中瀬議員の御質問にお答えします。議員おっしゃるとおり、法改正の日付はもう既に決まっていたというのは、私ども当然考えております。緊急銃猟に関しましては、市街地において、警察官職務執行法によらず発砲ができるというところでございます。ただ、市街地の中では、熊を撃つということは、ストップヤードが少ないと い う 部 分 と か 、 い ろ い ろ 問 題 点 が ご ざ い ま して 、 そ ち ら の 協 議 も 併 せ て 警 察 と し て お り ま した。ただ、私たちもそうですが、沿線自治体でも、市街地で発砲する可能性というのを認めるというのもなかなか判断が厳しいということで、マニュアルはあまりにも煩雑になりすぎていまして、実際本当に撃てるのかという問題点等も協議を今までされていたところでございます。マニュアルどおりのマニュアルを作ることは大変簡単ですが、実際使えるものになるかどうかというところの検討も進めておりまして、警察とも訓 練 も し な い と な ら な い と い う 協 議 も 進 め な がら、現在に至っているという状況でございます。大変申し訳ありませんが、町長の答弁でも、お答えしましたとおり、経験者が少ないとか、訓練に関してのファシリテーターが少ない、いないというところで、今少し苦慮しているところでございます。今後は、緊急銃猟に対応できるような体制づくりをしっかりとつくっていきたいと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。
質問 8番 中瀬実
上富良野町の場合はまだ熊出没の情報等々があるだけで、上富良野町においては人身被害は今のところはありません。この対策とか訓練とかいろいろなことが遅れたことによって人身事故が発生した場合、基本的には、なぜそういう対策をきちんと行っていなかったか、対応できるようなことを行っていなかったのだと批判されませんか。だから、一刻も早く、隣町のことはどうでもいいのです。上富良野町が率先して取り組むべきです。当然、警察とか役場も含めて、農協も含めて、そういったところと連携して― 21 ―行 っ て お か な け れ ば な ら な い と 思 っ て い る の です。訓練を日頃から行っておかなければ、そのときには右往左往してなかなかうまく行動できないの が 現 実 だ と 思 い ま す 。 だ か ら 、 少 し で も 早 めに、対応策を考えて訓練を行うべきだと思っていますが、その辺のところの考えをもう一度お伺いします。
答弁 農業振興課長 山内智晴
8番中瀬議員の御質問にお答えします。訓練に関しましては、緊急銃猟に対応した訓練ということで、市街地に発生した部分のことに関して、先ほど町長も御説明しました対策を含めた通行止めや危険区域の設定等の訓練となります。通常の警察官職務執行法に基づかない場所での熊の駆除に関しましては、猟友会と引き続き協力しながら、現在の体制を整えながら、引き続き熊の対策に努めたいと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。
質問 8番 中瀬実
私は、先ほどから言っていますが、市街地で熊出没があったときに、警察とか何かと連携を取っておかないと、交通規制とかいろいろなことがありますよね。それは役場の職員も含めて、例えば農協にもお願いする場合もあるかもしれませんが、こういう事例に対して、こういうふうに動くということを、きちんと想定して考えておかなければ困るでしょうということを言っているので、市街地以外で、例えば熊が出没したことに対して私は聞いているのではありません。だから、市街地でそういうことがないのが望ましいのですが、もし万が一、町場のどこかは分かりませんが、そこに出たときに、ここに出たときはこういう対応をしようね、警察も交通規制をかけるのはこうしようねということがある程度相談できて、訓練できていれば、それなりの効果が上げられるのだと思っているのです。だから、一日も早くそういう訓練、対策をするべきだと私は言っているわけですが、それに対して、時期はい つ ご ろ を め ど に こ う い う ふ う に や り た い な と思っているとか、そういうことがある程度あるのであれば教えてください。
答弁 農業振興課長 山内智晴
8番中瀬議員の御質問にお答えします。当 然 、 法 改 正 も 既 に 行 っ て お り ま す の で 、 まず、机上訓練に関しましては、役場の職員というか、私たちでできるので、まずは、連絡体制というのが一番難しいところですので、これに関しては警察は関与しないという部分ですので、そこもやはり警察に協力していただきたいと、逆にこちら が 訴 え か け る 部 分 だ と 僕 は 考 え て お り ま す ので、成功するために訓練はせずに、訓練は失敗を探すためのものですので、それを行っていきたいと思っています。時期については調整中ということで、今ここで明言できませんので、早い段階でやりたいと思っていますので、御理解いただきたいと思います。
答弁 町長 斉藤繁
8番中瀬議員の御質問にお答えしたいと思います。市街地における猟銃の発砲については、先ほど私の答弁、課長の答弁にもありましたとおり、なかなか沿線でも苦慮しているという状況ですが、中 瀬 議 員 お っ し ゃ る と お り 、 そ れ 以 外 に つ い ては、もし市街地に出没した場合は、道路の封鎖ですとか、監視カメラをつけるとか、いろいろなそれ以外のことは訓練すべきだと思っておりますので 、 発 砲 に つ い て は 、 マ ニ ュ ア ル が 非 常 に 煩 雑で、実効性があるのかどうかなかなか難しいのですが、それ以外のことについては、従来どおりのことも含めてできるところはありますので、しっかりと警察、農協等との連携は今までどおり、そして、これからも含めて、最終的には首長の判断による発砲ですが、それを除いた部分についても訓練すべきところは多々あると思いますので、それらはしっかりと進めていきたいと思っております。以上です。
質問 8番 中瀬実
私がこのようなことを何回 も 聞 く の は な ぜ か と い っ た ら 、 こ れ か ら 1 0月、11月にかけては、熊がこれから冬眠をする準備に入る。そのときに、餌を求めて人里に来る可能性が十分考えられる。当然、熊は食べ物があるところを目指して人里に来るわけです。生ごみだとか、例えば家庭の野菜の何かを求めながら来る可能性がある。それは、いわゆる郡部でなくても、まちの中に来る可能性が十分考えられる。そのときになって慌てふためいても遅いのです。だから、くどくど私は言うのだけれども、そう思われるかもしれませんが、そういう対策費とすべきだということで伺っているわけです。ですから、一日も早くそういう対策と訓練をしていただければ と 思 っ て お り ま す 。 そ の 件 に つ い て は い い です。次に最後の件ですが、こちらは有害鳥獣、熊等を例えば駆除しましたと。上富良野町ではありま― 22 ―せんが、ほかのまちで駆除をした熊に対して、熊がかわいそうだと、小熊まで撃つことはなかっただろうというような報道があります。それはどちらかといえば北海道の人ではなくて本州のほうから、そういう苦情を北海道の道庁とかに長々と電話をかけて、仕事の邪魔になるぐらいそういう苦情が来ているという話を聞いております。上富良野においては、そういうことは今のところはないという話です。それはなぜか。それは公表していないからです。どこどこで、誰々のところで熊を駆除しました。そういう報道がもし新聞に載ったとすれば、それはきっと絶対来ないとは言えないと思います。そのときにどういう対応をするか、その苦情に対して。そういったものも考えておかなければならないと思うのですが、その辺のところはどうでしょうか。
答弁 副町長 佐藤雅喜
8番中瀬議員の御質問にお答えしたいと思います。他の自治体の事例ですけれども、議員おっしゃるような通常の公務に支障を来すほどのお電話なりメールで、いわゆるハラスメントに近いような行動を取られる方もいるということは伺っているところであって、まだ、議員おっしゃるとおり、熊の駆除した実態をリアルタイムで報道するような事例がありませんから、ないですけれども、そういったことがあった場合には、起こるかもしれないという御心配はごもっともだと思います。しかし、我々はそれに対しては、町長の答弁にもありましたように、一旦人慣れしてしまう、それから餌の味を覚えてしまう、そういったものを山に返しても、議員おっしゃるとおり、一日何十キロも歩ける相手ですから、現在のところ、再教育をするというような手段を我々は持ち得ていませんので、そういった対応というのは仕方ないということで、今後も引き続き続けていきますという答弁を町長はしたところです。一番困るのは地域に住んでいる方ですから、そういった方の生命、財産を守るためには毅然とした態度で臨んでいきたいと覚悟しているところでございますので、御理解を賜りたいと思います。
質問 8番 中瀬実
そういうことがないのが一番理想的ですが、道庁にああいう苦情が来た、延々と1時間も1時間半もそういう苦情を述べたということは、私は分かりませんが、これは威力業務妨害になるのではないですか。これは、毅然とした態度で、いわゆる苦情というよりは仕事を邪魔する、そういうことになると思うのですよ、ああいった長々と電話をした場合。だから、上富良野町の場合もそういうことがあった場合は、きちんとした対応を取ってもらって、そして、業務に差し支えないように、もしそういうことがあった場合ですよ、なければいいのですが、そういうことを対応していただければと思っています。それで、先ほどから熊の関係でいろいろと質問させていただきましたが、くどくなりますが、一日 も 早 く マ ニ ュ ア ル 的 な も の を 作 っ て い た だ いて、そして、町民が安心して生活できるようにしていただきたいと思います。これで、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。