上富良野町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月5日
斉藤町政2期目の行政課題の進め方について
2025年3月5日、上富良野町議会の一般質問で、中瀬実議員が「斉藤町政2期目の行政課題の進め方について」質問し、町長 斉藤繁、農業振興課長 安川伸治が答弁しました。
- 質問者
- 中瀬実 議員
- 答弁者
- 町長 斉藤繁、農業振興課長 安川伸治
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 中瀬実
私はさきに通告しております1項目6点について、町長の見解を求めます。斉藤町長の町政の2期目の行政課題の進め方についてであります。斉藤町長の2期目に向けての行政課題の進め方は、次の6項目について、町長の見解を求めるものであります。一つ目は、町立病院の医師確保対策と経営強化プランの見直しについて。新しい町立病院が今年5月にオープンします。病院は新しくなるが、医師不足は解消されず、電子カルテも導入されず、相変わらず長時間の受診待ち、会計待ちの状態が続き、新病院オープン時には解消されないものと考えております。医師確保等ができないことにより、令和5年度から9年度を計画期間とする上富良野町立病院経営強化プランも見直しが必要になると思われるが、その対応について伺います。2項目め、ラベンダーハイツの今後の維持管理について。施設も経年劣化により、維持管理も小規模修理は可能だが、大規模な修理は限界があると考えております。今後、この施設を町として継続して使用していくのであれば、年次計画を持って規模や予算を立てるべきと思うが、その考えについて伺います。三つ目、道の駅構想について斉藤町政の1期目は、道の駅構想については、ほぼ手がつけられませんでした。2期目において、本当に実現する考えがあるのか、またどこまで進めようとしているのかを伺います。町長が思い描いている道の駅についても伺います。4点目、ジェットコースターの路の迷惑駐車対策について。第3次上富良野町観光振興計画では、重点課題に位置づけし、その対策例が示されております。その取組の進捗状況等はいかがなものか、また、いつまでにどのように解消する考えがあるのか、明確な回答を求めます。5番目、ヒグマ対策について。道内のヒグマ出没件数が年々増加傾向にあります。各地で分布数が拡大しており、人身被害や車との衝突などの事例も報告され、死亡事故も発生しています。最近は越冬しない熊も見られることから、1年中警戒しなければならない状況にあります。本来であれば、野生動物の保護と共存が理想でありますが、地域住民の生命と安全を守ることが第一であります。人命に関わることから、その対策が急務と思われますが、町の対応状況について伺います。6点目、町民住民会組織再編について。2021年6月にこの件で一般質問を行っております。その中で町長は、住民会連合会と協議したいと答弁をされています。これまでいろいろな経過があったことと思いますが、協議された回数、協議の内容、またそれに対する町長の考えを伺います。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 斉藤繁
8番中瀬議員の行政課題に― 87 ―ついての6点の御質問にお答えいたします。まず1点目の町立病院の医師確保対策と経営強化プランの見直しについてでありますが、医師の確保につきましては、これまで旭川医大医局、その他医局関連の関係者への派遣要請を行ってきておりますが、現在のところ常勤医師確保には至っていない状況です。常勤医師の充足は、病院運営を行う上で最重要課題と考え、早期に医師確保ができるよう、引き続き旭川医大はもとより関係各所への派遣要請を行ってまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。また、経営強化プランの見直しにつきましては、国のガイドラインにてプランに掲げた数値目標の達成が困難な場合や地域医療構想との齟齬が生じた場合などに見直すよう明記されていることから、医師の確保や業務の改善・効率化といった現状の課題を踏まえつつ、新病院移転後の経営状況を評価・検証した上で計画の見直しが必要と考えております。次に2点目のラベンダーハイツの今後の維持管理についてでありますが、ラベンダーハイツ特別養護老人ホームは昭和59年設置後40年経過、ショートステイは平成12年設置後24年経過、デイサービスセンターは平成4年設置後32年を経過するため、それぞれの施設においては経年劣化による修繕費が年々増加している状況であり、どういった形でこの複合施設であるラベンダーハイツを継続していくかは大きな課題と認識しております。一昨年第4回定例会での一般質問で答弁しましたとおり、町内に特別養護老人ホームと同様な事業所がないことから、その任務を果たすため公設公営を維持して今後おおむね10年は現在の施設で継続していきたいと考えていることに変更はありませんし、現総合計画期間中に検討を行って次期計画で方向性を位置づけたいと考えていることに変わりはありません。このたび、新年度予算において、町内の今後の高齢者人口、高齢化率、介護保険認定度などの推移と、特別養護老人ホームのみならず、グループホームや小規模多機能型居宅介護事業所、介護医療院を含め、町内の介護資源全体を多角的に分析し、町のこれからの将来にどういった介護サービスと介護施設が必要かを把握するため、高齢者施設経営コンサル事業として専門業者に委託するよう取り進めたいと考えております。この結果を踏まえ、ラベンダーハイツの将来像を見極めたいと考えておりますが、町といたしましては役場庁舎やクリーンセンターなど既に老朽化し多額の経費を要する町有施設を有しますので、町有施設全体において、施設の劣化度はもとより、町民ニーズやその利用実態及び財政計画を勘案しながら、総合的に更新計画を検討してまいりますことを御理解願います。次に3点目の道の駅についてでありますが、これまで一般質問等でもお答えさせていただいているとおり、今年度は機運醸成に向けた取組として、ワークショップの開催、令和7年度においては、町民と各地の道の駅を巡る見学会などを検討しているところでありますが、令和8年度以降につきましては、旭川十勝道路の進捗状況などを踏まえた上で、取組内容を検討してまいりたいと考えております。また、道の駅につきましては、いままで道路利用者のサービス提供の場、道の駅自体が目的地という状況でありましたが、最近では地方創生や観光を加速する拠点として道の駅を設置する事例が増えてきていることから、様々な機能について今後町民の皆さんとともに検討していきたいと考えておりますので、御理解願います。次に4点目のジェットコースターの路についてでありますが、町道西11線道路、いわゆるジェットコースターの路の迷惑駐車対策につきましては、現在、スマートフォンなどの携帯端末の位置情報を用いた人流データについて収集、分析を進めているところであります。迷惑駐車問題の緩和には第3次上富良野町観光振興計画にも一例としてお示ししております駐車場整備や視点誘導などの手法が考えられますが、この分析結果を基に、観光インフラとしての方向性や整備した場合の投資対効果についても十分に検討し、計画期間内に一定の成果を出せるよう取り組んでまいります。次に5点目のヒグマ対策についてでありますが、議員御質問のとおり、道内においては有害鳥獣として扱われるヒグマの出没が多発し、各地で事故、被害の報告や報道がなされております。本町におきましても、令和4年度の目撃情報が15件から、令和5年度は、木の実類の凶作などからの食料不足により、生息地である森林地帯から農地、市街地までに行動範囲が広がり、出没数は31件と急増したことから警戒体制を強化し、人とヒグマの軋轢の抑制、防止と町民の安全確保等の対策に努めてきたところであります。今年は、木の実類の食料も平年並みに回復したことから、出没数も20件と減少しているものの、これまでと同様に行動範囲を拡大している個体や異常な行動を取る個体も発生していることから予断を許さない状況と考えており、現在も警戒体制を継続し、ヒグマの出没に対応しているところであります。― 88 ―ヒグマ出没の対応については、出没の通報を受けた場合は、鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律に基づく管理の下、北海道ヒグマ対応指針により、出没の場所、個体の行動状況から人身、農業被害の発生とその可能性や社会的影響の有無などの有害性があるものを問題個体、人間を警戒し避けるものは、非問題個体に区分し、個体の行動内容に応じた対策をしているところであります。出没場所が人家周辺など住民の生命、財産、日常生活に支障が生じるときや可能性が高い場合には、問題個体として緊急の対応となり、町、警察、猟友会が共同して個体確認のため探索や追い払い、捕獲による排除を行い対応します。同時に町では、安全が確保されるまでの期間は、危険区域に対して臨戸訪問、防災行政無線による周辺住民への情報提供と注意喚起などを行い、警戒監視の安全対策を継続することとしています。郊外地区においては、目撃場所の周辺の探索や近辺の目撃情報と農作物等の被害状況の調査を行い、頻繁な出没がある場合には、捕獲用箱わなを設置しています。出没後は速やかに防災行政無線とホームページによる出没情報を周知し、出没場所には注意看板を設置し、注意喚起を行うとともに付近の巡回パトロールを実施し、併せて地域住民の方には、新たな情報の提供を依頼し対応しています。また、昨年度の出没数増加に伴い、監視カメラの新設や捕獲用箱わなの増設を行い、安全対策を進めているところでありますが、さらなる対策強化を図るため、機材類の追加配備の検討を進めているところであります。ヒグマの捕獲等につきましては、今年度4月に指定管理鳥獣の指定を受け、12月に北海道ヒグマ管理計画が改定されたことに伴い、町の鳥獣被害防止計画にも対策強化する内容で改定作業を進めているところであります。なお、以前から懸念されている行政が依頼する猟友会によるヒグマ捕獲の協力については、市街地等の銃使用規制を緩和する関係法令の改正が進められており、人の日常生活圏にヒグマ等の危険鳥獣が出没した場合に、地域住民等の安全の確保の下、市町村長の判断により緊急銃猟が可能となります。今後の捕獲作業における銃使用に対しては、関係法令の遵守はもとより、国から示されている対応方針並びにガイドライン等に基づき、関係する警察、猟友会と充分に協議し、出没対応マニュアルの整備と訓練実施などによる連携体制の構築を図りながら、住民生活の安全確保を最優先とすることを念頭に適正に対応してまいりたいと考えております。今後におきましても、引き続き農林業及び人的被害防止の対策強化に努めてまいりますので、御理解をお願いいたします。次に6点目の住民会組織の再編についてでありますが、幾つかの住民会との懇談や連合会での懇談の中では、今すぐに再編を望む声がなかったことから、具体的な協議を必要とする住民会はない現状にあります。しかしながら、平成8年に再編されてから30年近くが経過し、人口減少、少子高齢化が進み、構成数の減少や住民会内の町内会や班の合併等についても数か所進んでいることや、役員のなり手が不足していることも認識しております。住民会の中からは、今すぐ必要ではないが、10年後、15年後は地域自体の存続を考えなければならないとの声もいただいていることから、引き続き各住民会や連合会とも情報・課題の共有を図ってまいりますので、御理解をお願いいたします。
質問 8番 中瀬実
それでは、病院関係の件については、医師の関係については、先ほど同僚議員ががっちり聞いておりますので、それは避けます。私がこの病院関係でお伺いしたいのは、本年度5月にオープンをいたします。それは、いわゆる町民もすごく期待をして、開院を待ち望んでいるのだと思っています。あらゆる手段を使って、この病院経営がうまくいって、経営が1年でも早く黒字化できるようなことがあれば幸いだと私は思っておりますが、いわゆる上富良野町立病院の経営強化プランというのは、令和5年から令和9年までを指して、経営強化プランが作られております。それで、5年、6年と2年を経過しております。基本的に、この計画では、令和9年度には黒字化になっています。このプランではです。この9年度には黒字化になる要素があったプランだったはずなのです。ところが、現実は医師を確保できない、いろいろな理由があってこのとおりには行かないということは、町長も認めていますよね。これは医師が3人いればこの計画どおりに行くかもしれないけれども、2人体制になったから、この計画どおりには行かないということを多分認めて、私も聞いておりますから認めているはずです。だとすれば、この経営強化プランは2年経過した時点で、新しい病院になったからといってこの赤字を解消できるようなことは、まず考えられないと私は思っています。ですから、この強化プランは見直しが必要ではないかという質問をさせていただいているわけですが、その辺はどういうふうに、基本的には様子を見ながら考えるとは言っていますが、確― 89 ―実にこの状態で黒字化にするのは9年は無理だというのは、はっきりしていると思います。その点、町長の考えを伺います。
答弁 町長 斉藤繁
8番中瀬議員の御質問にお答えさせていただきます。見直しが必要と述べさせていただいたとおりです。計画の見直しが必要と考えております。ただ、その時期については、新病院も開院、オープンすることですから、その状況を見てから課題を踏まえつつ、見直しが必要と考えております。以上です。
質問 8番 中瀬実
いわゆる見直しは、町長の判断で見直していけばいいと思いますけれども、基本的には、今の現在では、一般会計から繰入れをしております。これは一応基準があって、この繰入れについては、総務省が定める基準を基本として、さらに一般会計の財政部局との協議により独自の基準を設け、町立病院を担う役割の継続をしていくということがこの中で書かれておりますが、この基準というのは、基本的には何を指すのか。これを教えてください。
答弁 町長 斉藤繁
8番中瀬議員の御質問にお答えしたいと思います。繰出しの基準、国が示している繰出し基準というのがございます。それが負担金として支出させていただいております。それ以外の、町独自の繰出し基準以外の項目については、経営安定に係る繰入れなのですが、その二つを国が示している基準と、それ以外の基準以外の繰出しという基準があります。それをもって繰り出しております。
質問 8番 中瀬実
基準に従ってその赤字を補塡していくということでありますが、基本的にはできるだけ一般財源は繰り入れないでやっていけるのが理想なので、その辺のところはいろいろ努力をしていただければと思っております。次に2点目のラベンダーハイツの関係で少しお伺いをしたいと思います。ラベンダーハイツについては、基本的にはもう築年数が古くなったということで、当然普通であれば建て替えをしなければならない、そういう時期に達しているのは間違いないと思っております。ただ残念ながら、いろいろな町の状況もあって、今すぐこの建物を更新するということは非常に難しいということは分かっております。まして、小規模改修はまずできるかもしれませんが、大規模改修となれば当然入所されている方がいるわけで、それらの人に迷惑をかけながら大規模改修はできないと思っております。ですから、基本的に維持するための小規模は仕方ない、やらなければならない。そして、これが基本的には、建物を建てるということになればまだ先になるということは先ほど聞いておりますが、これがおおむね10年、これを10年もたせることでできますか、町長。
答弁 町長 斉藤繁
8番中瀬議員の御質問にお答えしたいと思います。10年と、おおむね10年をめどにということで発言したのが一昨年だったと思いますので、今から10年というわけではなくて、当時言ったおおむね10年をめどに次の総合計画に入れたいという、そういう思いといいますか、それは変わっていないところです。議員おっしゃるとおり、ハイツの建て替えにつきましては、大規模修繕が非常に困難で、不可能かどうか、それは専門家でないので分かりませんが、非常に困難であるということは想像つきます。それらも含めて、それまでは小規模な修繕を繰り返して施設の延命を図っていかなければならないと思っております。そういうこともあって、今回コンサルを入れさせてもらいますが、10年間は使うことをめどに頑張っていきたいと思いますが、もう10年たったら、今から準備しておかないと、どういうものを建てるかというのをまず決めて、その後に実施設計など入っていきます。実際に建築期間が2年とかかかると、そう考えると、やはり令和7年である程度の町の考えを固めておかなければ間に合わないと考えております。以上です。
質問 8番 中瀬実
今後、いろいろな検討をしながら、10年めどに今後の計画を立てていきたいということで理解をいたしました。ただ、私が思うのは、ラベンダーハイツは基本的にお金を払って入居をしていただいたり、ショートステイとかデイサービスを受けているわけであります。無料であそこを利用しているわけではありません。お金を払っているということは、それなりのサービスがある程度満たされていることが条件だと私は思っています。ですから、我々の、例えばほかの近くの人たちが入所するときに、ラベンダーハイツ、あそこはいいところだから入ってください、― 90 ―入ってもいいよ、そういうふうに自信を持って推薦できるような施設、そういった施設が私は理想だと思っています。けれども、そのとおりにはいかないのは現実です。それに少しでも近づけられるような、やはりその施設の管理はしていかなければならない、していくべきだと思っています。ですから、そういった肝に銘じた、今後ある9年、10年ですけれども1年経過しているから9年でもいいですけれども、その期間の間をきちんと利用者に対して満足できるような、そういう施設の維持を管理していく、そういうことの予算づけはきちんとしていただきたいと思いますが、町長の考えをお伺いします。
答弁 町長 斉藤繁
8番中瀬議員の御質問にお答えしたいと思います。議員おっしゃるとおり、将来的に建て替えありきで、そこに日々の修繕を惜しむということは全く考えておりませんので、それを含めてきっちり延命といいますか、利用者、またその御家族に不快な思いとか不便なな思いをさせないように、修繕にはきっちりと、使われている間は、それはしっかりしていきたいと考えております。以上です。
質問 8番 中瀬実
次に、道の駅の関係をお伺いします。道の駅の関係につきまして、いわゆる斉藤町長が1期目の公約的なもので、道の駅を造りたいということでありました。ですが、この4年間では道の駅の「み」の字も出ませんでした。先ほどラベンダーハイツのことでもあったように、計画を立ててからものを実現するまでには、ある程度の時間がかかります。1年で計画立てて2年目に建つような、そんな仕組みのものではないと思っています。だとすれば、道の駅の基本的な考え方、いわゆる町長が1期目に道の駅を造りたいと言った、そのときどういった道の駅を想像されて道の駅を造ろうとされていたのか。基本的には今年の計画からいくと、いわゆる見学ツアーみたいなものをやって、それから町民の意見を聞きながら道の駅を造っていきたいという考えは分かりますが、基本的には町長がこういった道の駅を造りたい、だからこういった駅を見に行こう、そして実現しよう、そういう考えがあって、それで見学ツアーを予定するのであればいいと思いますが、そういう考えがはっきりしない中で、適当に例えば道の駅を見て歩くということは私は無駄になると思います。ですから、町長が描いている道の駅はこういったものを想定しているということが多分あると思いますから、その辺のところ、町長の考えを伺います。
答弁 町長 斉藤繁
8番中瀬議員の御質問にお答えさせていただきたいと思います。道の駅については、町はまだ何も決めていませんので、私の思いといいますか、どういう機能があったらいいかという私の希望を言わせてもらうと、町として最低限、私が思う道の駅に必要なのは、地場産品を売るところ、今はございませんので、そういう場所が必要だろうと。あと、もちろん観光のインフォーメーション機能と地場産品の提供、販売、そういうところ。あと防災機能が加われば、防災機能は駐車場のことなのですが、災害が起こったときにいろいろ関係機関が集まれるような場所、ヘリポートも含めて、ヘリポートがなければ救援物資がトラックで多分いっぱい来ると思いますので、そういう防災機能、倉庫なんかも含めてが必要だと思っております。ただ場所については、いろいろ町民の方にもどこがいいのかというのは、それぞれ考えがあると思います。国道沿いになると少し町から離れてしまいますし、士別はたまたま国道が町の中を通ってますから町の中に道の駅ができてますけれども、そういう場所によっても、できるもの、土地の問題でもできること、できないこと、いろいろあると思います。そういうこともあります。プ ラ ス 、 た だ 単 に 地 場 産 品 と 防 災 機 能 と イ ンフォーメーション機能をそろえたからといって、人はなかなか来ないので、プラスアルファ何か人を呼び込む、昨今、南富良野町の道の駅、子供用の遊具ができて、ああいう何か、それはそういうことをやはり町民と皆さんと一緒に話していかなければならないと思っております。場所を決めるには、高規格道路の、今、計画段階評価で間もなくルートが確定すると思います。ルートプラスインターチェンジの位置、それらも含めて、ちょうど今、町民の皆さんに建設部のほうからアンケートを回ってきておりますので、すごくいいタイミングだと思います。令和7年からですね。残念ながら1期目はいろいろほかの事業の関係もあって、道の駅の私の1期目からの公約ではあったのですけれども、1期目はおっしゃるとおりなかなか手をつけられなかったのですが、このタイミングで町民の皆さんと機運醸成していくのには、この7年、ちょうどいいタイミングだろうと思っております。そのうち近々、今、計画段階評価ですので、国のほうでルートが決まります。ルートが決まっても、供用開始するまでは、多分10年、そのぐらいの単位でかかってくると思います。まだまだ供用開― 91 ―始までには時間はかかると思いますが、一旦ルート、インタージェンジも含めて、ルートが決まれば、ほぼそこを通りますので、あとは道の駅を先に、どっちが先にできるかではありませんけれども、道の駅が先にできてもそれは全然問題ないと思っておりますので、令和7年から、私の思う道の駅、場所も含めて町民の皆さんが思う道の駅というのを、スタートさせていくのにはちょうどいい機会だと考えております。以上です。
質問 8番 中瀬実
町長のやはりきちっとした構想を町民の皆さんに伝えなければ、道の駅構想もうまくいかないと思います。ですから、町長が先ほど答弁していただいたような形で、こういう構想の下に道の駅をつくりたい。だから町民の皆さんも協力してほしいとか、そういう形でいろいろな人の意見を聞きながら、いい方向で道の駅を造ることを考えていただきたいと思っております。先日の議会懇談会の中でも、懇談の中で道の駅を造るときには、町民を巻き込んででも、いろいろな意見を取り入れながらやってほしいという意見も伺っております。ですから、このいわゆる見学ツアーの中でも、当然いろいろな意見が出ると思いますが、そういった中でよりよい形での道の駅構想を考えていただきたいと思っています。次、4点目のジェットコースターの路の関係でありますが、こちらは観光振興計画の中でも、これは重要課題、迷惑駐車とか、畑に無断で入るとか、そういったことが非常に問題になっているということは指摘をされております。ですから、これは一日も早く解決をしてもらわなければ、いわゆる地元の人が非常に迷惑しています。観光客は、これはこの町に来たときに、ジェットコースターの景色が非常にいいということで、いろいろな形で写真を撮ったりする姿は、私も全く理解できないわけではありませんが、けれども迷惑はかなりあります。車が両脇に止まったり、変な形で止められると、地元の人は非常に大変です。ですから、前回も私も質問させてもらっていますが、対応策は一日も早くやってもらわないと、一番困るのが、先ほども言いましたけれども、地元の人たち。地元の人たちからは、絶えず会うたびに私にも言われます。何とかならないのか、何とか方法を考えてくれなくては困るぞというふうに言われております。ですから、町長は、まずは今の時点では、特に対策は今のところはない、検討していないような感じのことを聞いておりますが、これは一日も早く進めてもらいたい、そう思っていますが、今、現在の町長の考えを伺います。
答弁 町長 斉藤繁
8番中瀬議員の御質問にお答えしたいと思います。ジェットコースターの路で、以前から議員から御指摘を受けております。住民の方の農作業等の迷惑になることプラス交通事故等を含めて非常に危険であるということは認識しております。今考えているのは、根本的な例えば何か駐車場とか、そういうことは一日も早くといっても年単位でしか進んでいきませんので、それは今現在、根本的な対策は考えている最中ではありますが、すぐできること、看板の設置とかそういうことは、日々といいますか、やって対応していきたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと考えております。以上です。
質問 8番 中瀬実
今、町長が言われた対策の看板というのは、もう既に立っていますよね。これは、観光協会がやっていられるのかどうか分かりませんが、迷惑駐車、駐車禁止、写真を道路の真ん中で撮ってはいけませんというような看板は、もう既に立っていますよね。それにさらに看板を立てるということですか。
答弁 町長 斉藤繁
8番中瀬議員の御質問にお答えしたいと思います。看板とかただの例示でして、現在看板が立っておりますので、もっと目立つ看板がいいのかですとか、看板等ですので、看板は例示でして、例えば美瑛のように警備員を配置したほうがいいのか、そういう例示ですので、別に看板だけにこだわったことは な く て 、 日 々 大 き な ハ ー ド 整 備 で は な く て 、ちょっとしたことでできることは問題が起きたらすぐ苦情に対して応えて、できる範囲でですけれども、その効果があるか、ないかというのも十分見極めながら、日々すぐできることはしていきたいと考えております。以上です。
質問 8番 中瀬実
一日も早くそういった対応をしていただきたいと思っております。よろしくお願いします。次にヒグマの関係でありますけれども、ヒグマは非常に最近、特に西山地域というのは出没が多いということで、非常にみんな心配しております。基本的には、熊に出くわしたことのない人は分からないと思いますが、非常に餌が足りないときは、凶暴です。だから、人命に関わることであります。― 92 ―熊も悪いことしなければ、動物ですから非常にめんこいのですが、私どものところにはキツネもいます。タヌキもいるし、ハトもいるし、カラスもいるし、シカもいるし、たくさんいます。ただ見ているだけでは、めんこいです。ところがどっこい、一旦餌を求めてくる動物は、凶暴になります。凶暴で、餌を探したときにたまたま出くわしたら、命が危ないのです。ですから、いろいろと対応は町もしてくれてはおります。ですが、昨年から基本的に鳥獣保護管理法改正案というのが閣議決定しています。そんな中で、町の中でいわゆる猟師が鉄砲を撃つことが許可になりますということですよね。これは捕獲をするのには、非常に早めに見つけて早めに捕獲できることでいいことなのですが、それをそういった想定、町の中でそういう事案が出たときに町として、警察として、猟友会として、それらの対応マニュアル、その辺は今現在どういう対応をされていくのか。そして、もう一つは、いわゆる上富良野町、それから中富良野町、これは猟友会で多分連携を取ってはいるのかもしれませんが、町を境界にしたら、隣町では撃てないというのが今の現状なのでしょうか。その辺のところを教えてください。
答弁 町長 斉藤繁
8番中瀬議員の御質問にお答えしたいと思います。議員御指摘のとおり、今、法律が変わって、市街地に出没した場合、銃の使用規制を緩和して、関係法令の改正が進められているところで、市町村長の判断により撃てるというふうに、今、準備が進められております。まだ準備段階ですので何とも言えないのですが、当然、我々も準備を進めております。ガイドラインに沿って、マニュアル整備、実施訓練などもこれから警察、猟友会と連携してやっていかなければならないと考えております。それと町の経界ですね、それはちょっと。
答弁 農業振興課長 安川伸治(農業振興課長は2025年3月まで)
8番中瀬議員の再質問にお答えさせていただきます。町の経界に出没した場合の対応についてでございますが、今現在、本町と隣接しています中富良野町、美瑛町に対しましては、ヒグマの出没情報は情報交換をしておりまして、対応している状況でございます。その際に、先ほどの答弁にもございましたとおり、問題個体ということで、人や財産に影響が発生するというような状況の場合につきましては、特に人家の近くであった場合については、猟友会に対応してもらうことになっております。その辺の連携につきましても、中富良野町の分会、それから美瑛町も猟友会の分会がございますので、そちらと連携を図っていくというような対応になるかと思います。以上でございます。
質問 8番 中瀬実
熊は結局、経界がどこにあるかなんて分かりませんよね。だから、結局、こちらが、例えば上富良野町から美瑛町のほうに猟友会の人が行って、そして上富良野町から美瑛町に入りました。そうしたら、入った時点では、上富良野猟友会の人は撃てないのですよね。それを先ほど聞いたのですが、そういったことが可能なのかどうかということです。
答弁 農業振興課長 安川伸治(農業振興課長は2025年3月まで)
8番中瀬議員の再質問にお答えします。先ほどの経界を移動した場合なのですけれども、この捕獲に対する許可がございまして、それは市町村ごとに出しておりますので、上富良野町で許可を得ている方は美瑛町に経界を越えた場合には捕獲ができません。ですので、その辺も含めて、位置確認も含めてそういった場合も想定しながら、今後対応していかなければならないとは考えているところであります。
質問 8番 中瀬実
それでは、最後6点目の関係ですが、こちらは住民会組織の再編の関係についてお伺いをしております。これは前回も私も質問させていただいておりますが、そのときには、いわゆる基本的には住民会連合会とか、そういったことに協議をしたいということの町長の答弁でありました。たまたまコロナ禍ということで、そういった会合もなかなかできなかったのかなとは理解はしております。ですが、これは先ほど町長の答弁でもありましたけれども、過疎化というのは町もそうですし、郡部も全てそうですよね。もう、どこの住民会も減っています。増えているところは、恐らくないと思います。ですから、私も地元のことしか言えませんが、私の地元で13戸、軒数はあります。その中で、いわゆる農家をやっているのは、そのうちの半分しかありません。そんな中で、基本的にこういう組織をつくっている以上は、町からの依頼を受けて役職をやらなければならない、そういうのがあります。ということは、一般的に町から一番先に下がってくるのは、住民会長。こういった形が、必ず2年ごととか3年、1年とかもあるみたいですが、そういった形で必ず出していかなければならない。そうする― 93 ―と、行き詰まります。私どもの地元では、28の人が一番下で、今やっている人が68かな、それぐらいの人です。あと3年しか持たない、あと2期しか持たないのです、役員。もうだんだん皆さん、年取ってきますからね。改めて、またもう1回戻って役をやるということは、まず不可能になってきます。だとしたら、その最後に受けた人は、永遠にやらなければならないような、そんな形になるのが現状なのです。だとすれば、確かに住民会の会合の中では、今すぐ必要とはしていないとか、もう少し先だよなという意見だったというのは答弁で伺いました。けれども、1年、2年はすぐたってしまいます。もう事前にある程度の策は打って、そして住民会組織はこうあるべきだ、こうしたほうがいいのではないかという、そういう対応策というのは、当然立てていくべきだと思っています。ですから、今は必要ないけれども、もうあと2年、3年たったらそういう状態になる地域もあるかもしれません。ですから、もう一歩踏み込んで、町がある程度、こういう状態になる前にこうしたほうがいいのではないかという、そういう町主導の形での再編の在り方を見出していくのが私は必要だと思っていますが、町長はどうお考えでしょうか。
答弁 町長 斉藤繁
8番中瀬議員の御質問にお答えしたいと思います。少し誤解があると思います。住民会長含めて、役員の方は、町から会長を決めてくれとか、そういうことはございません。あくまでも知縁といいますか、自主組織ですので、これは住民会ができれば自然と役員、会長、これは全く町からのお願いというのはないはずです。それと付随して、例えば農協とかもあると思いますが、町が何々委員をこの地区からお願いを出してください、それは地区割りみたいな感じで、そういう事実はあると思いますが、住民会長自体をどうのこうのというのはないと思っております。過疎化が進んでいく中で、何らかの対応は必要なのかということですが、なかなか任意の自治組織、自主的な組織ですので、もちろんもう少ないので、どこかと、こことくっつきたい、あそことくっつきたい、一緒になれないか、そういう相談があれば我々相談に乗りますが、こちらから勝手に線を、地元の住民会の方の意向を先取りしてでも、無視するのはもちろんそうですけれども、先取りして線を引くのもちょっとどうかと思っております。ただ、対応策としては、住民会がどうなるかというのは、やはり地元の人の声を見守りながら声を待つというのが、それも重要だと思っております。ただ、先ほど申し上げた、この地区から何々委員というのは、それを固定したら、先ほど中瀬議員がおっしゃったとおり、少ない地域もありますので、委員をお願いする地区を選ぶ、その枠組みというのは行政で柔軟に対応してやっていると思っております。以上です。
質問 8番 中瀬実
今の町長の答弁からいけば、住民会組織は自主組織だから、町が押しつけるものではないと。だから、住民会長を出そうが出さまいが関係のないということに私は聞こえました。それで、例えば、地元のことしか私は言えませんから、ほかのことは言えませんけれども、例えば江幌の住民会がもう住民会長も何もいらないよ、自主組織だから出さなくてもいいのだということで出さなかったときに、町としては、この組織がなくなったことによって何も問題はないということで理解していいですね。
答弁 町長 斉藤繁
8番中瀬議員の御質問にお答えしたいと思います。かなり極論で私も困ってしまいますけれども、むしろ住民会がなくなったら、困るのは住んでいる方だと思っております。例えば住民会がなくなれば、会館とかも必要なくなって全部なくなってしまいますので、いろいろな自主活動の交付金とかもなくなりますので、それは役場がどうのこうのというより、皆さんのために、ぜひ自主組織ですので、住民会を守ってもらいたいですし、継続してもらいたいですし、本当に戸数が減ってなかなか運営が難しいのであればぜひ声を、合併ちょっと難しいのだと声を上げてもらわないと、我々も強制的にそれはできないと申しているだけで、江幌住民会が、一つの住民会がなくなっても問題ないと、そういうことは言ってはいないのです。
質問 8番 中瀬実
基本的に、今、町の中にも町内会に入られていない人もたくさんいますよね。江幌にもいます。住民会に入っていない人がいます。だからといって、その人たちがものすごく不利益を得ているかといったら、特別不利益は受けてはいないと思います。けれども、そういう組織というのは、住民会という組織は、やはり町のいろいろな橋渡し役とかなんかの関係で、私は絶対必要な部分だと思っています。だから、なくすのではなくて、確かに地域とどこかの地域とかである程度もう一回再編する、そういうふうなことがあることが大事だと思っています。ですから、再編については、やはり町の町長― 94 ―が、こういう地域があるから、こういうことについては町もある程度相談にきちんと乗るという、そういう態度を住民会の会長会議等々できちんと言っていただければと思っています。それで最後にしたいと思います。
答弁 町長 斉藤繁
8番中瀬議員の御質問にお答えしたいと思います。住民会は、住民、住んでいる方にとっても、町にとっても重要です。ですので、やはり活動を後押しするために、交付金を交付してやってもらっています。回覧板から始まって自主防災組織まで、福祉に関わることも、全てはやはり住民会なしには、幾ら自主組織とはいえ、住民会なしにはなかなか行政もうまくいきませんので、これは重要なことだと私ども行政からしても思っておりますし、再編が必要だ、そういう声が住民会の希望であれば、それには町としては、今まで町としても重要だということを言ってきましたとおり、その相談といいますか、対処方法については、言ってきたときには初めてこちらの主導でできると考えております。以上です。