みんなの議会

上富良野町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月13日

(1)人口減少対策について/(2)上富良野町自治基本条例について

2024年6月13日、上富良野町議会の一般質問で、林敬永議員が「人口減少対策について」「上富良野町自治基本条例について」について質問し、町長 斉藤繁、町民生活課長 山内智晴が答弁しました。

質問者
林敬永 議員
答弁者
町長 斉藤繁、町民生活課長 山内智晴

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 林敬永

さきに通告させていただきました大項目二つについて質問させていただきます。まず1項目めです。人口減少対策についてということで、3点について質問させていただきますが、5年ごとの国勢調査を基に国立社会保障・人口問題研究所が推計し発表されている数字で、2008年(平成20年)をピークに、それ以降年々人口が減少しているのが実態となっております。本町の人口の推移は、住民基本台帳に見る総人口が平成31年3月末現在1万639人、令和2年3月末現在1万518人、令和3年3月末現在9,990人、令和6年3月31日現在9,814人と1万人を下回った現状にあります。こうした現状は、町の様々な政策に影響を与えるものであり、今年度から第6次総合計画の後期基本計画期間に入り、今後の政策推進に当たっては、人口減少に耐え持続可能なまちづくりを政策の中心に捉え、新たな発想、新たな戦略による展開が強く求められるものと考えます。人口減少に対応したまちづくりをどう進めていくのか、町長にお伺いいたします。1点目、人口減少によるまちづくりへの影響について、どのように捉えていますか。2点目、令和2年2月に策定された「まち・ひと・しごと創生総合戦略」では、将来の長期的目標として令和27年までに7,300人程度と推計していますが、後期基本計画で取り組む具体的な事業をお伺いしたいと思います。3点目、人口減少に伴う取組の町民との合意形成をどのように進められていくのかをお伺いいたします。2項目めであります。上富良野町自治基本条例についてお伺いいたします。平成13年ニセコ町で施行され、平成10年代後半に全国に広がり、当町においても平成16年から取組を進め、約4年にわたる審議を経まして、平成21年4月1日に施行されました。自治基本条例の制定については、一般財団法人地方自治研究機構によれば、全国の1,788自治体のうち409団体において施行されていると言われています。自治基本条例は大きく四つのタイプに分かれ、当町においては住民自治型条例として、住民主体のまちづくりの原則を明確にするとともに、住民参加の機会を拡充・保障することを目的としております。制定から15年余りを迎え、上富良野町自治基本条例を基に進められているまちづくりについてお伺いいたします。― 14 ―まず1点目、上富良野町自治基本条例を基本とした本町のまちづくりについて、現在までどのように進めてきたのかお伺いいたします。2点目、同条例第24条には、町民に対する町の情報の公開と共有について定められています。町は、まちづくりに関する情報を大量に保有していることから、まちづくりの基本原則に示した「情報共有の原則」(第4条)に従うとともに、「町民の権利」(第7条第1項)を保障し、公正で開かれた町政運営を進めるため、情報の積極的な公開と共有に努めなければならないとされていますが、この情報公開について、現在どのように進められているのかお伺いいたします。3点目、同条例第26条には、説明責任が規定されております。町は、町民からの信託を受け仕事をしていることから、「町民にその仕事の内容を具体的に説明する義務がある」と書かれていますが、上富良野町葬斎場について、昨年9月、中富良野町と火葬場の共同利用に関する基本合意書を交わされていますが、これは中富良野町と必ずしも共同利用する前提ではなく、あくまでも可能性があるかどうかの検討であると議会に対しての説明でありました。この事務事業について、今後の私たち町民に対してどのように説明されていくのかお伺いいたします。4点目、同条例第40条におきましては、条例の見直しについて規定しております。「5年を超えない期間ごとにこの条例が所期の目的を達成しているかどうかを総合的に検討する」とされております。平成21年4月1日に条例が施行されてから今日までに行われました見直しの内容についてお伺いしたいとともに、今年度、成立から15年目を迎えますが、見直しの検討を行うために今後どのように進められるのかをお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

6番林議員の2項目の質問にお答えいたします。まず、1項目めの人口減少対策についての3点の御質問にお答えしたいと思います。日本の総人口は、戦後の昭和、平成と増加してまいりましたが、その時期の人口減少は、地方から都市への人口移動による地方での過疎化でした。しかし、平成20年の1億2,808万人をピークに、平成23年以降は、毎年20万人前後の減少が続いており、国全体が本格的な人口減少社会に入っています。当町の人口につきましては、昭和35年の1万7,101人をピークに年々減少し、昨年3月末現在の住民基本台帳人口では、1万人を下回ったところです。また、令和3年度からは、それまで該当とされていなかった過疎指定市町村として指定されました。この間、町においては、平成28年2月に人口ビジョン、令和2年2月に第2期人口ビジョンを策定し、その中で、長期的目標として令和27年において7,300人程度を確保することを掲げているところです。さらには、本年4月に民間有識者でつくる人口戦略会議が公表した令和6年・地方自治体「持続可能性」分析レポートにおいて、当町も消滅可能性自治体とされたところですが、レポートは若年女性の減少率に着目した分類において消滅可能性を用いたもので、レポートの内容は今後における施策の方向性が示されているものとなっております。それらを踏まえまして、まず1点目の人口減少によるまちづくりへの影響についてどのように捉えているのかについてでありますが、当町のまちづくりの施策については、6次総合計画基本構想において、「協働のまちづくり」、「穏やかに安心して暮らせるまちづくり」、「人が行き交うまちづくり」の三つの視点において事業を進め、全ての町民がずっと住み続けたくなるまち、町外から多くの人が訪れ、移り住みたくなるまちをみんなでつくり上げ、未来へ引き継いでいくという思いを込め、町の将来像を「暮らし輝き 交流あふれる 四季彩のまち・かみふらの」として定めています。また、人口の目標につきましては、第2期人口ビジョンに基づき、令和10年度の予測値を8,650人、目標値を9,380人とし、既に人口が減少することを前提に計画しており、特に消防・防災、商工業、保健・医療、上水道など全ての分野において課題として捉えていますが、現時点において計画の見直し等の影響はないと考えております。次に、2点目の後期基本計画で取り組む具体的な事業に関する質問でありますが、商工業分野では、雇用対策、新規開業支援、企業誘致の取組、観光・交流分野では、交流人口や関係人口の拡大、移住促進、住環境整備分野では、空き家・空き地の有効活用などを予定しています。次に、3点目の人口減少に伴う取組の町民との合意形成をどのように進めていくのかについてでありますが、さきにお答えしたとおり、現在のまちづくりの基本である総合計画につきましては、人口減少を前提に策定されていることから、策定までの取組や議会での議決を踏まえ、合意形成はされているものと受け止めております。また、大きな見直しや新たな課題に対応する場合は、これまで同様、まちづくりトークや広報広聴活動、住民アンケートの実施などを行っていくことを― 15 ―想定しておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2項目めの上富良野町自治基本条例についての4点の御質問にお答えいたします。まず、1点目の上富良野町自治基本条例を基本としたまちづくりについてでありますが、平成21年4月施行以降、まちづくりとしましては自治基本条例を規範とし、まちづくりの基本原則である情報共有の原則、自助・共助・公助の原則、参画と協働の原則を基本とし、まちづくりを進めております。また、町の役割と責務をはじめとする行政が担う役割を遵守し、それに沿った形で行政運営を進めてまいりました。御承知のとおり、自治基本条例は、町の最高規範としての役割を担うものであり、主なものとしましては、住民会町内会活動、公園緑地等維持管理、自主防災組織による防災訓練・防犯防火活動、除雪や各種ボランティア活動などがあり、また情報提供・情報交換の場として住民会長懇談会、町政の参画と政策提案としては、パブリックコメントやまちづくりトークなどを実施してまいりました。これらにつきましては一例でありますが、引き続き協働のまちづくりを取り進めてまいりますので、御理解をお願いしたいと思います。次に、2点目の町民に対する町の情報公開と共有についてでありますが、町の情報公開に関しましては、広報紙やホームページで周知や公表を主なものとして、「町長と語ろう」や住民会長懇談会などの広聴活動、各種会議などで情報の共有を図っております。近年ではSNSなどのネットワーク技術も利用し、適切な情報の公表を行い、求めに応じて情報公開条例により行政資料を公開しているところであります。次に、3点目の上富良野町葬斎場の共同利用についてでありますが、議員御質問のとおり、昨年9月に中富良野町との共同利用に関する基本合意を行いましたが、令和4年度から、共同利用を行うことに関する可能性の検討を様々な方向性から両町で検討を行い、その可能性につきましては、住民会長懇談会、町長と語ろうなどの機会に町民の皆様の御意見を伺ってまいりました。また、昨年の12月には、町民の皆様を対象として、共同利用に関する町民説明会も実施させていただきました。共同利用に関しましては、施設の老朽化や今後の人口減少による町の将来についても検討を行い、今後の自治体としての在り方について、葬斎場だけではなく様々な行政運営の在り方について、共に協力して自治体の枠を超えた取組も必要と考えています。また、本年3月29日に、利用開始と改修に係る費用負担についての中富良野町との共同利用に関する協定書を締結しております。引き続き今事業の取組につきましては、町民の皆様に御説明を行ってまいりますので、御理解をお願いいたします。次に、4点目の条例の見直しについてでありますが、自治基本条例に基づき上富良野町協働のまちづくり推進委員会を、まちづくりを推進するための基本指針、推進方針等を検討するために設置しており、その委員会において条例の見直しに関することもお願いしているところであります。御質問のとおり、第40条に基づき、過去に平成24年度、平成29年度、令和4年度に委員会により、条文ごとの精査確認や達成度の検証を行っております。また、法律等の改正や社会情勢の変化により、見直しが必要な項目につきましては、委員会の中で検討を行っております。なお、過去には、民法改正による成人年齢の引下げにより、条例の改正を平成30年度に行い、直近の令和4年度におきましては、条文の改正の必要はないものの3項目の提言をいただいております。今後におきましては、令和8年度までに再点検を行うよう委員会にお願いするとともに、必要に応じた検討も引き続きお願いいたしますので、御理解を賜りたいと存じます。

再質問 6番 林敬永

それでは、再質問をさせていただきます。まず、1点目の人口減少対策であります。私、3点質問させていただきました。私ども議員は、町長に対して事前通告ということで質問内容をお渡しし、町長におきましては、その間、本日までの間、答弁を考えていただいて、その答弁書ということで紙を頂いております。本日、傍聴の方がたくさんいらっしゃいます。その中で、確認という意味でもさせていただきますが、私、人口減少対策について、一つ目は、まちづくりの影響をどのように捉えているのかということで御質問させていただきました。いろいろな枕言葉もございましたが、結果的には既に人口が減少する― 16 ―ことを前提とした計画をつくっており、全ての分野において課題として捉えていると。現時点においては、計画の見直し等の影響はないと考えておりますというのが町長のお答えでよかったかと思いますが、この点、確認をさせていただきたいと思います。

答弁 町長 斉藤繁

6番林議員の御質問にお答えしたいと思います。人口減少のまちづくりに対する影響というのは、さきに答弁させていただいたとおり、あるということは認識しております。総合計画においては、減少をするということは前提として計画をつくっておりますので、それを計画を変更するようなことは、現時点ではないというふうな認識でおります。以上です。

再質問 6番 林敬永

今、町長のほうから、総合計画のお言葉がございました。総合計画は、基本構想と基本計画と実施計画の三つからなるものでございます。その中で、当町については、基本計画の部分の前期計画を5年間、令和5年度で終了して、現在、令和6年度から後期の基本計画ということで入ってございます。1点目の計画の見直しの影響はないというふうに町長、お話をしております。御説明をしておりますけれども、町長自身の行政の進め方の中で、例えばですが、中学生までの医療費無料化とか、あるいは自治基本条例でちょっと質問を入れましたけれども、葬斎場のこととか、人口減少に対する計画が修正されていっているのではないかなというふうに思います。この点、町長はどのようにお考えでしょうか。

答弁 町長 斉藤繁

6番林議員の御質問にお答えしたいと思います。計画に沿ってといいますか、人口減少に対応するために対応しておりますので、特に修正したような、意図的に修正したような認識はございません。高校生までの医療費の無償化につきましても、やはり人口、子どもの数を増やしていかなければならないということもありますし、一方葬斎場については、人口減少が進む中でこの経費をどういうふうに削減といいますか、合理化といいますか、今ある予算の中でどう町を運営していくか、どこをどういうふうにするか、そういう一端でありますので、特に大きくこの人口減少に対応する政策を変えたという認識は、私は持っていないところです。以上です。

再質問 6番 林敬永

特に大きな計画の見直しをされていないということでよかったかと思うのですけれども、町長自身は人口減少に対して危機感を持っているから、そういう子育てとか、そういうものに対して取り組んでいらっしゃると思っております。ですから、計画の見直しについては、されているというふうに私は理解しておりますが、もう一度、すみません、簡潔にお答えいただければと思います。

答弁 町長 斉藤繁

6番林議員の御質問にお答えしたいと思います。計画では、人口減少に対応するための施策をするということになっておりますので、それに対する具体的な施策というのは、それに基づいてやっておりますので、具体的に何をやるかというのは、いろいろありますが、大きな計画について大きく変更したことはないと認識しております。

再質問 6番 林敬永

分かりました。町長の考え方、分かりました。私は人口減少の計画の見直しはされているというふうに私自身は解釈しております。そうしたことをしないと、人口減少に対する危機感、そういう対応ができないのかなというふうに思っています。町長も御存じのとおり、町内においては宴会場がお店を閉じたり、今年の3月にはスタンドがなくなったり、あるいはコンビニが1店閉店したりと、町内における経済が縮小しているというふうに私は思っております。そうしたことを考えて町長が取り組んでいるものが、先ほど来私が言う、葬斎場とか、そういう子育て、高校生までの無償化ではないかなというふうに思っておりますので、ちょっと町長との認識は、私、その点ではなかなか相違しないものかなというふうに考えておりますけれども、1点目については分かりました。次に2点目の後期基本計画ということで、取り組む具体的な事業についてお聞きしました。町長の答弁は、商工分野、観光交流分野、環境整備分野ではそれぞれの事業を予定しているということで御回答いただきました。残念なのが一つございますけれども、まず後期基本計画が町民の皆さんの意見を取るというパブリックコメントがされていないという点が、私、3月にもちょっと質問させていただきましたが、すごく残念な点。大して大きな変更はないというお話はされておりましたが、先ほど来言っております葬斎場の見直しとか、よく見ると後期の基本計画には往々に― 17 ―して見直しの軸が躍っております。そうしたことを考えるとすれば、この分野についての具体的な事業については、もっと町長からの御返事がいただけるものというふうに思っておりました。もう一度、町長の後期基本計画で取り組む具体的な事業をお考えであれば、御発言をいただきたいと思います。

答弁 町長 斉藤繁

6番林議員の御質問にお答えしたいと思います。葬斎場とか、もう既に始まっているものとして高校生までの医療費無償化とか、もう既に始まっているものもありますが、今後、後期に具体的に、一般的に言えばさきに答弁させてもらったとおり、雇用対 策 、 新 規 事 業 開 業 、 そ の 他 観 光 分 野 、 住 環 境等々、このような空き家対策等をするということになってしまうのですが、具体的にはどういうことをやるかというのはまだまだ未確定な部分というのはありますが、大きな方向としてはこういう回答になってしまいますが、具体的に何をやるかというときは当然、それによって町民の皆様の生活等に影響がある場合はもちろん、町長と語ろう、広報広聴活動を続いて皆さんの御意見を充分賜っていきたいなというふうに考えておりますので、後期計画が基本構想と大きく変わってはいませんし、人口減少対策にどういうふうに対応していくかということで、後期計画も雇用対策等々やっていくわけですが、具体的な話になると、またその手法としてはいろいろ町民の方に御相談等々とさせてもらう場面もあるのかなと、そういうふうにしていかなければならないのかなというふうに考えております。以上です。

再質問 6番 林敬永

なかなか私自身が分かりづらいなと思うのですけれども、商工分野で例えば新規開業支援とか、観光交流分野では移住促進ですか、そういうものを既に町長は行われていると私は思っているのです。行われているのですけれども、町長の1回目の答弁はこれから予定しているというふうに言われていると。予定しているのだったらどんなことをされるのかなというのも思いますけれども、言葉尻を決して取るわけではないのですけれども、具体的な取り組んでいる事業についてもう一度答弁をいただきたいと思います。

答弁 町長 斉藤繁

6番林議員の御質問にお答えしたいと思います。議員おっしゃるとおり、例えば移住・定住の対策についてはもう既にしておりますが、後期にかけて、今のやり方がいいのか悪いのかも含めてもちろんやっていくのですが、新たな手法があるのであればもちろんそれに取り組まなければなりませんし、その新たな手法が何かというのは、現時点では具体的なものは持ち合わせていませんが、取りあえず移住・定住の対策はしっかり残り5年間も進めていくよという意味でありまして、その新しい何かを始めるときには、当然、先ほど言ったとおり、町民の皆様とは十分影響がある場合は、まちづくり等々、広報広聴を含めて、しっかりと皆さんの意見を聞いて進めていきたいなと思っております。以上です。

再質問 6番 林敬永

そういう御答弁ということで分かりましたというか、取り組んでいらっしゃるということで、その点は私と同じ気持ちになっているのかなと思いますので、分かりました。次に、人口減少の3点目の部分であります。人口減少に伴う取組みの部分について、住民との、町民との合意形成をどのように進めていくかということで、合意形成はされているというふうに御答弁いただいたかと思います。この総合計画の進め方の中で、今、人口減少の取組みというのは、国が総力を挙げてやっております。日々、報道の中でも取り組まれているのが伝わってきております。当町の総合計画、5年前につくったもの、それが今、社会の急激な変化についていっているのかどうかというと、私はそういうふうにはちょっと見れない部分があります。町長も同じ思いかもしれません。そうしたことを考えたときに、これからの人口減少、決して他人ごととは町長も思ってはないと思いますが、その人口減少に対する取組み、町民との理解を得ながらまちづくりを進んでいくための手法を、町長、何か先ほど言われた広報紙とかまちづくりトークとかというお話をされましたけれども、私だったらこうやるというのはございます。ただそれは町長ではありませんので、そんなことを町長に提言するのも失礼かと思いますので、ぜひ町長としてこの急激に変わっている社会情勢を、町のこれからの対応についてどのように進めていくのか、お考えがあればお伺いさせていただきたいと思います。

答弁 町長 斉藤繁

6番林議員の御質問にお答えしたいと思います。町民の人口減少については、それに伴い人口減少するので10年間の基本計画を人口減少を前提としてつくったということは、議会の皆様を含めて合意されていると認識しておりますが、やはり急激に進んだり、今まで継続してやってきた事業がうまくいかなかったり、新たな手法があったりする場合、具― 18 ―体的に施策を推進する場合においては、先ほどの繰り返しになりますが、町民の皆様に十分情報等を公開して、新たなまちづくり等、広報広聴を含めて合意形成を、個別の施策に対する合意は形成していかなければならないのかな、そういう場面も必要になるかと考えております。以上です。

再質問 6番 林敬永

町長のお考えをお聞きさせていただきました。すみません。私自身なかなか理解ができない部分が多々ありますけれども、本日お越しの傍聴の皆様とか同僚議員はよく理解できたのかなと思いますけれども、私自身はちょっと理解に苦しむ面がございます。人口減少については、町長のお考えにつきましては終わらせていただいて、次に自治基本条例の御質問に移らさせていただきます。自治基本条例についても、ペーパーで私ども議員には、質問者にはいただいております。その中で4点御質問させていただいております。1点目ですが、自治基本条例を基本としたまちづくりについてどのように進めてきたのかというふうに御質問させていただきました。町長は、自治基本条例に沿った形で行政運営を進めてきたというふうに御回答をいただいたと私自身は思ってございますが、それでよろしかったでしょうか。

答弁 町長 斉藤繁

6番林議員の御質問にお答えしたいと思います。まちづくり自治基本条例に沿って、この間、行政運営を進めてきたと認識しております。以上です。

再質問 6番 林敬永

自治基本条例、毎日毎日私どもも見ているわけではございません。こうした形のときなのですけれども、すごくあっさりした答弁で、ちょっと残念なのですが、自治基本条例に基づいた行政の進め方というのは、実は自治基本条例の15条に掲載されているのです。どのように町政運営を進めるか。そうしたものをお答えいただけるというふうに私は思っておりましたが、そんな形ではなく、単純に沿った形で行政運営を進めてきたという、すごく端的なお答えかと思いますが、15条、ぜひ町長、御覧いただいて、御覧になっているのかもしれませんが、そうしたものを念頭にこれからも行政を進めていただきたいと思っております。次に質問の2項目めの部分については、町民に対する情報の公開ということで御質問をさせていただいております。住民会長との町政懇談会などを通じて、情報公開などを適切に行っているというふうに先ほど来言われておりますけれども、町のホームページを見れば、各会議の審議会とか会議録が見えますが、そうした中の情報の提案の仕方としては、私、不備があるというふうに思っています。どういうところかなということで言えば、細かく質問に対する、案件に対する質問とか回答とか、どうしようかとかそういうのがあるのですけれども、そういうものがホームページ上では分からない、会議録を見ても分からないということがありますので、ぜひそういう町長と語ろう、あるいは住民会長との町政懇談会など、そうした場合はホームページに、今より詳しいものの提供をお願いしたいなと思いますが、この点は町長、お考えはどうでしょうか。

答弁 町長 斉藤繁

6番林議員の御質問にお答えしたいと思います。なかなかホームページに載せる作業量等もありますので、なかなか折り合いをつけるのは難しいところですが、なるべく分かりやすいように論点等、問題点等、町民の方が見て分かりやすいように、ホームページの情報の載せ方については、これでいいということはなく、常に研究しながらやっていっていると思いますし、これからもいきたいと思っております。

再質問 6番 林敬永

ぜひ情報公開は、隣町のいい例ですけれども、富良野市が庁舎を建て替えたときに、ホームページに事細かく載せておりました。情報公開条例の制限もあるかと思いますけれども、そうしたことは町長の中で今言われたとおり、これからも勉強していただいて、手続等について、町民に対して、我々に対して、公表を行っていただきたいということをお願いしたいと思います。自治基本条例の3点目の部分でございます。葬斎場の関係でございます。説明責任を私はお聞きしているだけですので、葬斎場が云々ということは、この質問ではメインではありません。一つの例えとして、葬斎場の進め方が私は足りないというふうに思っております。御答弁いただきました説明責任についてなのですが、令和4年から共同利用を行うことを中富良野町と上富良野町で検討を行い始めたと書いてございました。昨年9月、私、町議員就任後、8月26日ですので、9月の初めての定例会の前の所管委員会で初めてお聞きいたしました。広報に載っていたかどうか確認しようと思ったのですが、なかなかホームページを開くにも、ピンポイントで行けなかったも― 19 ―ので確認していないので、もし間違いがあったらお許しいただきたいのですが、令和4年度からということであれば、当然ながら町の執行の中では、政策調整会議になりに乗って、その中で課題を整理して、その対応を審議して、次に課長会議で審議されて進められているものと思いますけれども、令和4年度の中で、この葬斎場の部分について、どのようなことが語られていたかというのは、ちょっと質問外になりますのでやめますけれども、どのような説明をこれから私たち町民に向けてされるのかを、再度確認をさせていただきたいと思います。

答弁 町長 斉藤繁

6番林議員の御質問にお答えしたいと思います。令和4年から共同利用を行うことについて、その可能性について検討を始めたと。それは事実なのですが、これは令和4年の段階ではすることを前提ではなくて、そもそも今の施設で共同利用できるのかとか、そこから技術的なことといいますか、そこから始めまして、できる可能性があるといった段階でそこから政策になりまして、住民会長の懇談会とかで発信したり、議会の皆さん、執行方針等を含めて皆さんにお話ししたという順番になっております。

答弁 町長 斉藤繁

答弁漏れがありました。これからは、令和8年の供用に向けて、さらに具体的な費用負担等の協議を中富良野町と詰めていかなければなりません。まだ白紙の状態ですが、それについても皆さんと情報は常に共有しながら、令和8年の共同利用に向けて進めていきたいなというふうに考えております。以上です。

再質問 6番 林敬永

中富良野町との共同利用で、私一番危惧しているのは行政の進め方で、我が町が葬斎場を持っております。葬斎場を持っているとしたら、何が悪くて、どのようにすれば一番いいのかという議論を行って、予算を決めて、また町民合意を進めるというふうに思っているのですけれども、そもそも葬斎場の部分で、ちょっと例で出しましたのでもし駄目でしたら議長お止めいただきたいのですが、葬斎場のどこが悪くてとかという住民周知、住民説明はされてないのかなと。ただ単に15億円かかりますよとか、だけれどもその15億円も昨年の9月の委員会のときには副町長が言いましたけれども、15億円かかるというのは、類似団体に聞いたところで別にそれがかかるということ、数字が一人歩きされては困るということでお話があったので、私もそういう数字については、決して話してはいなかったのですが、住民会長会議とか報道や何かに大きく載ってしまったということで、もう15億円ありきの進め方になってしまったのではないかなと思います。そういう葬斎場について、事業について、住民に対する説明責任をより時系列化して詳細に細かく説明をしていただくことが自治基本条例に基づく行政の進め方ではないのかなと思いますが、この点、町長はいかが思いますか。

答弁 町長 斉藤繁

6番林議員の御質問にお答えしたいと思います。15億円、建設費の話はもちろん付随してありましたが、当然それだけではなくて、もともとの老朽化、炉が小さい、今後、人口減少社会に入っていくという、そういう前段の説明は、もちろん議会の場でも委員会等でも説明いたしましたし、住民会長会議の席でも十分しましたので、印象に残っているのは15億円かもしれませんが、決してそのようなこと、それだけが強調したわけではなく、時系列を追って、そもそも古いから始まって、建てるのにある程度のお金がかかる。一方、中富良野町の葬斎場は、比較的新しいのがどうだろうか、そういう全てを検討した上で現在に至っていると考えておりますし、説明もそれをそういうふうに順番を追って、建設費だけを特に強調した意識もございませんし、全ての事実を皆さんに話せたかなと考えております。以上です。

再質問 6番 林敬永

全てのことを説明されているということでございました。その全てのことは、どこに掲載されているのでしょうか。我々、町民が見るとすれば、事細かにというふうに今言われましたけれども、ホームページのどこを見れば、広報紙の何月号を見れば、何月号というのは町長が今、答えられるものでもございませんけれども、少なくても町のホームページを見ても分かりません。どこか、何回目かの令和4年のときの政策調整会議に書いてあるのかなと思って見ましたけれども、ありません。課長会議で書いてあるのかなと思いましたけれども、ありません。私たちが気軽というか、個人情報ではないです、行政委員の進め方でそういうものを見るときに、ホームページを見れば全て分かるという解釈でよろしいか。

答弁 町長 斉藤繁

6番林議員の御質問にお答えしたいと思います。ホームページを見れば全てを分かるというのは、ちょっと無理があるのかなというふうに、何を載せるか載せないかというのを当然参酌といいますか、― 20 ―考えなければなりません。細かな打合せから全部、膨大な資料もちろん行政持ってますので、それを全部ホームページというのはなかなか難しくて、政策を進める上でどれを住民の皆さんに周知して、合意形成をというのは、やはり考えて載せる必要があるというか、現実的にそういうふうになっていると思います。

再質問 6番 林敬永

確かに何でも載せるという、審議過程の中ですから、だろうという審議の中を載せるというのは非常に難しいと思います。それは自分も否定しませんが、先ほどの例を出しました富良野市のような庁舎、何十億円の手をかける、何十億円でもなくてもいいのですけれども、そういうものについては、今後、情報公開をホームページなり、町の広報紙でも結構です。ぜひオープンに出してほしいと思いますが、その点はどうでしょうか。

答弁 町長 斉藤繁

6番林議員の御質問にお答えしたいと思います。林議員は、葬斎場のことは一例として挙げていただきましたが、全ての施策に関してできる限り分かりやすいように町民の皆様にお知らせしていくように努めているつもりですが、なかなか至らないところもありますので、おっしゃられるとおり、いろいろな近隣市町村等の方法等も研究しながら進めてまいりたいと考えております。以上です。

再質問 6番 林敬永

ぜひ絶えず検討していただきたいと思います。自治基本条例の最後の4点目の質問であります。見直しということで、5年という一つの目安で当時つくられたということでありました。21年度に制定して、24年度、3年後にやっているという、すみません。私もちょっとこの点が調査不足でしたけれども、いずれにしても上富良野町の協働のまちづくり推進委員会の皆さん、それぞれの各団体から出て、委員として2年間活動して、年間5回ないし6回の2か月に1回にわたる会議を開催しているということが町のホームページの会議録でしっかり出されているのは思いましたので、ぜひ引き続きこうしたことも続けていただくとともに、この中でちょっと質問なのですが、今回令和6年の3月で一つ任期切れて、今また、新しいメンバーなのか継続なのかちょっと私分かりませんが、前回の3月のときの会議録、その前の会議録もそうだったのですけれども、自治基本条例を広報紙を使って周知してはどうですか。また、要約の解釈について説明書を改めて皆さんにお示ししたらどうですかということで、委員各位からの御質問が入っておりました。そうしたことはぜひやるべきではないかなと思うのですけれども、もしやっていたならすみません、訂正させていただきますが、この点はどのようにされているのかお伺いしたいと思います。

答弁 町民生活課長 山内智晴(町民生活課長は2025年3月まで)

6番林議員の御質問にお答えします。先ほど町長の答弁でもお答えしましたように、平成4年度の協働のまちづくり委員会の中で御提言いただきました3番目の条項の中に、14年が経過していまだちょっと十分理解されていないことは推測されるという御意見をいただいております。解説本のほうは作っておりますが、もっと分かりやすい解説本を作るということで今取り組んでおりますので、御理解いただきたいと思います。

再質問 6番 林敬永

今、担当課長の説明でいけば、新しい解釈を作っている経過中ということでしょうか。広報に自治基本条例の改めて御案内とかする予定はないということでよろしいでしょうか。

答弁 町民生活課長 山内智晴(町民生活課長は2025年3月まで)

6番林議員の御質問にお答えします。自治基本条例自体は変わっておりませんので、やり方としての手法に関しましては今後も検討させていただきたいと思います。自治基本条例を全部を広報に載せるというのはなかなか難しいものなので、冊子にしたりというやり方については今後検討させていただきたいと思います。以上です。

再質問 6番 林敬永

担当課長、今説明されて町長もお聞きになりましたとおりですけれども、ぜひ、町民向けに改めて周知をしていただきたい。せっかく推進員の皆さんが発言した部分です。ぜひ酌み取ってそういう取組を進めていただきたいと思います。最後ということで言いましたけれども、先ほど、私、今回の二つ、人口減少と自治基本条例の取組について二つ御質問させていただきました。いずれもこれからのまちづくりに大切なものであって、これをぜひ町長、念頭において町政運営を進めていただきたいという期待から質問させていただきましたが、係る答弁の中身については同じ十人十色でもありません。5人5色です。そうしたことでいろいろ考え方は違うかもしれませんが、ぜひ町民のために自治基本条例を基とした町政運営を進めていくよう― 21 ―お願いしたいと思いますが、この点、町長、どうでしょうか。

答弁 町長 斉藤繁

6番林議員の御質問にお答えしたいと思います。自治基本条例は、町の最高規範となっておりますので、行政の進め方は条例に沿って、住民の、町民の皆様と、自助・公助・共助、それらを含めて皆さんと一緒に町政を進めていきたいと考えております。よろしくお願いします。

出典:上富良野町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月13日 議事録 PDF(20ページ) 間違いを知らせる