みんなの議会

上富良野町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月25日

(1)国民健康保険税等について/(2)町立病院建設について/(3)PCR検査体制について/(4)新型コロナ対策の支援について

2020年6月25日、上富良野町議会の一般質問で、米沢義英議員が「国民健康保険税等について」「町立病院建設について」「PCR検査体制について」「新型コロナ対策の支援について」について質問し、町長 向山富夫、町民生活課長 星野耕司、保健福祉課長 鈴木真弓、副町長 石田昭彦が答弁しました。

質問者
米沢義英 議員
答弁者
町長 向山富夫、町民生活課長 星野耕司、保健福祉課長 鈴木真弓、副町長 石田昭彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 4 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 7番 米沢義英

私は、さきに通告してありました点について、町長に質問いたします。まず、質問に入る前に、この間、新型コロナ感染で命を亡くされた方々、また遺族の方々に哀悼の意を申し上げますとともに、また闘病中の皆様へのお見舞いを申し上げ、最前線で危機と隣合わせで奮闘されている医療スタッフ等の皆様初め、様々な部署において仕事に専念される方々について、改めて敬意と感謝の気持ちを表明するものであります。今、新型コロナ感染対策の中で、多くの国民や町民が日常の生活を取り戻したい、こういう思いで毎日新たな生活のために奮闘していると感じています。そういう意味で、私は、町民の皆さんとともに、この困難を乗り切るための連帯の力を合わせながら、新たな道に進むための決意を皆さんとともに表明するものであります。それでは、質問に入ります。― 56 ―1点目は、国民健康保険税等についてお伺いいたします。厚生労働省は、4月8日、新型コロナウイルス感染症の影響で収入が減少した国民健康保険、後期高齢者介護保健加入者の税の減免をする自治体に対し、国が財政支援をするとした事務連絡が出されました。その事務連絡では、災害など特別な理由がある場合の減免を定めた国民健康保険法第77条に基づく、減免に対し支援を実施するもので、また、条例や規則などが整っていない場合においては、必要な整備をするよう求められています。これらに対して、町として、どのように対応されるのかお伺いいたします。次に、町立病院の建設について伺いいたします。新型コロナウイルスの感染拡大の中で、住民の命と暮らしを守ることの重要性が、今ほど感じたことはありません。また、指摘もされています。当町においても、普段から災害時における要支援者の安全の確保や感染防止対策を減らす対策の在り方が求められていると考えます。それに対応した数々の政策も展開されていると思います。次の項目についてお伺いいたします。一つ目は、乳幼児の予防接種の問題です。乳幼児の予防接種は、細菌などの感染対策から旧看護宿舎で、感染予防に配慮した下で実施されていますが、施設の中は非常に狭く、乳幼児の予防接種場所としてはよい環境状態ではないと感じています。今、社会問題になっている3密を避けるための対策がどうしても必要だと感じていますが、今後の対応についてお伺いいたします。次に、災害時における在宅酸素利用者の支援についてお伺いいたします。災害時における在宅酸素利用者支援の避難場所の確保について伺います。病床の、この間、胆振東部地震において、全停電が起きました。そのときに、在宅酸素利用者はかみんに行って対応されようとしましたが、電源の確保が十分でないという状況の中から、町立病院で対処せざるを得ないという状況になりました。当然、町立病院においても、対処するということは当然でありますが、しかし、今後あらゆる状況を考えた場合に、町立病院の改築と合わせながら、これらの二つの問題に対処する対策等が一層求められていると考えていますが、この点について町長の見解を求めるものであります。次に、PCR検査体制についてお伺いいたします。新型コロナウイルスの感染拡大に対する緊急事態宣言等が解除されましたが、解除に対する歓迎の声や、また再び感染が広がるのではないかという心配する人とたちもいます。今、求められているのは、地域で安心して暮らせるような社会をどうつくるかということであります。これは、皆さんとともに考えなければならない大事な問題だと考えております。しかし、いまだに感染の収束していない状況感があり、日常の社会活動ができるようにするためにも、検査体制の充実が一層必要になってきていると感じます。PCR検査の体制が整備されていないために、この間でも受けたくても受けることができない、必要な人が受けられる状況にはないという環境がありました。新型コロナウイルスの感染が収束した状況ではないという現況を考えれば、国や各自治体あるいは富良野圏域などで、今後に備えた対策が求められている状況にあると考えますが、いかがでしょうか。町民や医療や介護、福祉施設などで働く人たちの命を守るためにも、経済活動が前へ進むようにするためにも、PCR検査体制の整備・充実が一層必要だと考えますが、どのようにお考えなのか答弁を求めます。次に、新型コロナ対策の支援についてお伺いいたします。町においては、この間、新型コロナ対策における各種の対策を取ってきました。十分、町民の暮らしを守るために諸対策を取られてきました。まだまだ十分とは言えませんが、この点について、次の3点についてお伺いいたします。1番目には、新型コロナ対策で介護施設、福祉施設への支援がいまだにされておりません。この間の答弁でも、今後検討するということでありましたが、いまだにそれが実施されておりません。各事業所などを回って聞きましたところ、受け入れ体制の人数の制約などがあったり、あるいは収入が減るなどの状況が見受けられました。また、何よりも大変だったと語っていたのは、利用される方々に感染症がうつるのではないか、あるいは自らも保菌者ではないかという日常の不安の中で、多くの方に接しざるを得ないという、そういう状況だったという声があり、大変な状況があったと聞いております。また、独自の安全対策として、利用者を受け入れ、間仕切りあるいはマスク等、あるいは消毒液等が購入できない状況の中で、必死になってこの状況を変えるためにつてを使って、このマスクや感染予防のコロナ対策に奮闘していたというのが実態であります。― 57 ―どの施設においても、地域社会を支える重要な役割を担っていることを考えれば、給付の早急な支援が必要だと考えますが、この点について、どのようにお考えなのかお伺いいたします。二つ目に、緊急事態宣言が解除されたものの、飲食店などにおいては、利用客などがまだまだ戻ってきていないという状況にあります。他の自治体においても、地域創生のこの交付金を使いながら、上下水道料金の免除などを行なう自治体が出てきております。今後の状況によっては、地域経済や暮らしを支える対策が、どうしても引き続き必要だと考えますが、これらについての対応をお伺いいたします。三つ目には、独り親家庭や生活困窮者に対する支援について、お伺いいたします。ある独り親家庭の方にお聞きしました。収入がパートで行っていたけれども、減ったと。確かにいろいろな支援はあるけれども、以前と比べてなかなか苦しい状況にある。自らの生活を切り詰めながら、生活し、子供たちを学校や保育所に通わせている。このような切実な声が寄せられています。そういう意味では、国であるいは新聞等で行なったアンケートの中でも、独り親家庭や生活困窮者、そういった家庭が大変なしわ寄せが今、こういう状況の中で受けている。これを何とかしなければならないという、そういう報道も見られるように、上富良野町においても生活困窮者や独り親家庭に対する支援がどうしても必要だと考えますが、以上、これらの点について、町長の明確な答弁を求めるものであります。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

7番米沢議員の4項目の御質問にお答えさせていただきます。まず1項目めの国民健康保険税についての御質問について、お答えいたします。国の新型コロナウイルス感染症緊急経済対策におきまして、生活に困っている方への支援として、新型コロナウイルス感染の影響により、保険税において一定の要件のもとに国民健康保険税、後期高齢者医療保険料及び介護保険料の減免を行なった場合には、保険者に対する財政支援が行なわれることになり、町におきましては、国民健康保険税及び介護保険料の免除につきましては、令和2年5月29日にそれぞれ新たに減免取扱要綱を策定して、対応を図っているところであります。また、後期高齢者医療保険につきましては、保険者である北海道後期高齢者医療保険広域連合におきまして、5月25日、新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した被保険者等に係る北海道後期高齢者医療保険保険料減免取扱要綱が制定されましたことから、町におきましては、加入されている方からの減免申請について相談を頂いた際には、それらの手続につきまして、適切に対応してまいりたいと考えております。また、これらの減免の取扱いにつきましては、広報誌や防災行政無線で周知するとともに、該当を思われる方に対しましては、申請を促すために保険証の更新時などと合わせて、個別にお知らせをさせて頂くこととしておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2項目めの町立病院建設についての御質問について、お答えいたします。まず、乳幼児の予防接種に関する御質問でありますが、現在毎週1回、旧看護宿舎におきまして実施しているところでありますが、感染予防対策としたしまして、会場入室時のマスクの着用及び手指消毒、会場内の定期的な換気等に加え、3密を避けるために1日の接種定員を抑えるとともに、受付時間を分散し、会場に入る人数を5名程度に制限するなど、予防対策の徹底を図りながら実施しているところであります。また、災害時における在宅酸素利用者の町立病院への受入体制についてでありますが、現病院におきましても、全停電時であっても全ての病室に酸素が供給できる機能となっておりまして、当然にして、新病院建設におきましても、同様の機能を満たす施設となるよう対応してまいります。なお、町内全域が停電となった場合など、その時点で町立病院の空きベットにおいて、在宅酸素利用者を受け入れることは可能でありますが、それを超えるような場合には、自家発電装置を備えた避難所がその役割を担うと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、3項目めのPCR検査体制に関する御質問にお答えいたします。新型コロナウイルス感染症に対しましては、感染症法に基づき、類似する症状の患者を把握し、医師が診断上必要と認める場合について、PCR検査を実施しているところであります。また、PCR検査の医療保険適用につきましても、令和2年3月6日から開始され、医療機関が民間検査機関等に検査を依頼することも可能となったところであります。国におきましては、国民の健康を守るために、新型コロナウイルス感染症検査として、PCR検査のほかにも抗原抗体検査も検討されており、北海道においても、現在1日1,400人分のPCR検査に対応するよう取り進めていると聞き及んでおります。また、安心して検査が受けらるよう一部自治体で― 58 ―は、PCR検査センターを設置する動きもありますが、本町規模の自治体単位での設置は困難なことから、国・道に対しまして、身近に検査が受けられるよう検査体制の整備を要望してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、4項目めの新型コロナウイルス感染症対策の支援に関する3点の御質問にお答えいたします。まず、1点目の新型コロナウイルス感染症の影響に伴う介護・福祉施設における支援対応についてでありますが、この間において、入所施設及び訪問サービスは、通常どおりのサービスが継続されており、経営上の影響を大きく受けていないと思われますが、通所サービスは、密や飛沫感染防止対策として、送迎車による輸送人員の見直しや昼食提供の中止、また利用施設内の3密を防ぐため、利用時間の短縮など、サービス内容を変更して実施しているところであり、また、短期入所生活介護、いわゆるショートステイにつきましては、緊急事態宣言発令に伴い、利用を中止するなど、その影響はあったものと思われます。国からは、6月に新型コロナウイルス感染症に係る介護サービス事業所の人員基準等の臨時的な取扱いについて通知があり、介護報酬の取扱いについて示されましたことから、今後の介護報酬算定に反映されるものと理解をしております。町による直接の支援につきましては、想定はしていないところでありますが、今後さらなる支援が必要と思われる状況と判断するに至った場合には、改めて検討してまいりたいと考えております。次に、2点目の今後の状況におけるさらなる地域経済等への支援についてでありますが、昨日の荒生議員の御質問でもお答えさせていただいたところでありますが、感染症拡大の状況によっては、さらなる追加対策や支援策が必要となることも想定されますので、上下水道料金等の対応も含め、支援が必要な方にしっかり支援ができるよう対応していくことが重要だと受け止めております。次に、3点目の独り親世帯に対する支援策についてでありますが、新型コロナウイルス感染症の影響により、子育てと仕事を独りで担う低所得者の独り親世帯に対し、特に大きな困難が生じていることを踏まえ、こうした世帯の子育てに対する負担増や収入の減少に対する支援は、極めて重要な課題と受け止めております。そのようなことから、先般可決された国の第2次補正予算に低所職者の独り親世帯への臨時特別給付金が盛り込まれたところでありまして、町といたしましても、その手続を着実に進めてまいりたいと考えております。この給付金は、児童扶養手当受給世帯等への1世帯5万円、第2子以降は1人につき3万円の基本給付と、加えて収入が減少した児童扶養手当受給世帯への5万円の追加給付に分かれており、本年6月分の児童扶養手当の支給を受けている方の基本給付につきましては、当該手当を支給している口座へ直接振込まれることから、申請は不要ですが、追加給付につきましては、申請手続が必要となりますことから、広報紙等を通じて丁寧な周知に努めてまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。

質問 7番 米沢義英

国民健康保険税のところで伺いいたします。減免取扱要綱が厚生労働省等から、国から示されたかと思いますが、この点について対象となる、いわゆる減収の区分等があるかというふうに思いますが、例えば、国保税、後期高齢者の場合は、300万円以下の場合は、3割が減った場合が対象になるかというふうに思いますが、全部、その400万円以下については、300万円から400万円については、8割減免という形というのを、基準が介護保険と同じように後期高齢者もあるというふうに思いますが、この点について、どういう基準の下でこれを減免対象にされるのか、確認しておきたいと思います。

答弁 町民生活課長 星野耕司(町民生活課長は2022年3月まで)

7番米沢議員の御質問にお答えいたします。まず、対象となる所得につきましては、事業収入、不動産所得、山林所得、給与所得の四つの所得が対象となりまして、その所得のいずれかが3割減収すれば、減免の対象となることとなっております。また、所得の金額によりまして減免の割合が算定されまして、まず、所得の合計が1,000万円以下の方が対象となりまして、1,000万円以下であれば10分の2,750万円以下であれば10分の4,550万円以下であれば10分の6,400万円以下であれば10分の8,300万円以下であれば全額減免になるということでなっております。そのほかに、事業の廃止、失業等の場合におきましては前年の所得に関係なく全額免除とすることとなっております。以上であります。

質問 7番 米沢義英

その対象は、収入はどうですか。判定基準では、国が3か月期間のという形で示しましたが、しかし、国のほうでは1か月でもその減収3割になれば、対象にするというような、そ― 59 ―ういった指示が出されておりますが、これも同一で上富良野町においても、こういった横並び基準で実施するということで確認してよろしいのか伺いいたします。

答弁 町民生活課長 星野耕司(町民生活課長は2022年3月まで)

米沢議員の御質問にお答えいたします。収入の対象といたしましては、国の通知どおり減収がこの間、一月該当するものが10分の3以下であれば対象となるということで予定しております。以上です。

質問 7番 米沢義英

非常にこの制度が適用になれば、今、経済的に大変苦しんでいる方々、該当する方々にとっては、非常に本当に新たな企業の活動にもつながりますし、大変力になるというふうに考えております。そういう意味では、ここにも書いてありますが、広報誌や防災無線等の取扱い等にもついても、説明、周知するということが書かれておりますが、この点にきちんと対処していただきたいというふうに考えております。もう既に、こういった広報誌、防災行政無線等については、これからなのかなというふうに思いますが、この点、確認しておきたいと思います。

答弁 町民生活課長 星野耕司(町民生活課長は2022年3月まで)

7番米沢議員の御質問にお答えいたします。これらの減免に取扱いの周知につきましては、7月10日頃、広報誌に掲載する予定と、その後、防災行政無線で周知する予定となっておりまして、また、7月の中、納税通知書等発送がありますので、その中に制度の周知のパンフレット等を個別に送付してお知らせする予定となっております。以上であります。

質問 7番 米沢義英

ぜひ、早急な対策を実施していただきたいというふうに考えております。次に、町立病院の建設等についてお伺いいたします。この間、最終的には、この町立病院の中で在宅酸素についても、乳幼児の予防接種に関しても対応したいというような話でありますが、現状についてお伺いいたします。私も現場を見て来ましたが、確かにいろいろな対策も取られておりました。しかし、どうしても過密になるという状況というのは、一定程度避けられない部分があります。こういった部分において、やはりきっちりとした、今後こういった平時からの感染症、コロナに関わることなく、平時からにおける感染症にも対応するためにも、こういった密を避ける対策というのが必要だというふうに思いますが、これらを踏まえて、現状どのようにお考えになっているのか、お伺いしておきたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

米沢議員の御質問にお答えさせていただきます。乳幼児の予防接種に関しましては、先ほどお答えさせていただきましたように極力感染予防の徹底を図れるような体制をもって、現在実施しております。さらに、そういったことから、予定されている期間内に接種ができなくなることもありまして、接種日数を延長したりというようなことで、極力、コロナの感染に関わらず感染症予防は大変基本的なことでございますので、これからもしっかりとそれなりに対応できるように現場に指示をしてまいりたいと考えております。以上でございます。

質問 7番 米沢義英

ぜひ、今後設置されるであろう町立病院における建設において、十分な検討が必要かと思います。この在宅酸素についてお伺いいたしますが、かみんもその避難施設の一つの場所でありましたが、ただ、条件として電源の確保ができなかったということもありましたし、また同時に、必要なスタッフも一定程度そろえなければならないというような、こういう部分もあるのかなと思います。当然、町立病院が空きベットがなければ、これに対応することもできないわけであります。非常時の場合は、緊急度が優先されるという状況もありますが、それに含めた避難場所における、また町立病院も含めたこの在宅酸素の要支援者に対する支援策というのがどうしても必要だというふうに思いますので、この点、確認いたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

7番米沢議員の在宅酸素利用者に対します対応についてお答えをさせていただきますが、病院での受入体制につきましては、先ほど申し上げたとおりでございますが、後段御質問にありました福祉施設等、かみん等でのそういうときの対応につきましては、御案内のようにこのたび、特にかみんを利用されるようなことも想定されますので、今回町では、かみんの電源の確保について予算措置を講じておりまして、今、電源が24時間しっかりと全館確保できるような整備を進めてまいりますので、より一層充実するものと考えていると― 60 ―ころでございます。以上でございます。

質問 7番 米沢義英

その上で、やはりこの感染症におけるそれぞれの要支援者等の場所の確保というのも、非常に重要な要素となってきておりますので、そういうものも含めて、ぜひ、全般的なやはり検討を加えながら、要支援者等や乳幼児の予防接種等に対する対策を、ぜひ強めていただきたいというふうに思います。次に、PCR検査体制についてお伺いいたします。専門家からも言われて、新聞等でも報道されておりますが、やはり日本はこのPCR検査体制、ほかの検査体制もあるわけですが、非常に遅れているという状況になっております。上富良野町でも、この検査をする場所がどこなのかと、非常に分からないという方もいます。自ら電話で聞いて、対応している方もたくさんおりますが、それだけに非常にこの全てがはっきりしない状況の中で、進んでいるということが見受けられます。確かに今後、平時からこういった感染予防に対する対策というのは、今までも求められてきましたが、さらに今回、こういう問題が発生してから、新たに、さらに新たな展開で前へ進めなければならないというような状況になってきております。ここでお伺いしたいのですが、確かに国、道に対して要望をすることでありますが、今、確認いたしますが、富良野圏域でこの検査を実施している機関というのは1日どのような状況になっているのか、分かる範囲で、分からなければよろしいですが、お伺いいたします。

答弁 保健福祉課長 鈴木真弓(保健福祉課長は2022年3月まで)

7番米沢議員の御質問にお答えいたします。PCR検査の状況でございますが、今、私どもの自治体に示されている数値で、富良野圏域での検査数という上限は公表されておりません。北海道においては、1日1,400人分を検査をするということで、既に北海道知事のほうからも拡充をしていくということで公表されておりますが、今現在、富良野圏域で検査をする実施機関は、富良野協会病院、そこに感染症病棟を持っていることから、そこが検査機関ということで、公表頂いているということでございます。以上です。

質問 7番 米沢義英

そこでは、何人ぐらい検査できるのかということなのですが。恐らく、必要な方、医師が判断して受けなければならないですよという方を対象にしているのかなというふうに思いますが、そこの点についてお伺いいたします。

答弁 保健福祉課長 鈴木真弓(保健福祉課長は2022年3月まで)

7番米沢議員の御質問にお答えいたします。対象となる方は、町民自らが検査をしてほしいということで、検査をするものではございません。あくまでも、症状をまず電話等で病院のほうにお伝えしていただき、そこで主治医が必要と判断されますと、そこで病院のほうに御案内されます。これは、一般の通院の入り口とは異なるということで情報を得ています。まず、予約された時間に御本人が行きますと、きちんとテレビ等でもマスコミ等でも報道されておりますが、きちんと防護服を着た形で医療従事者の方から鼻、のどによる粘膜の検査を実施しますので、検査時間は大変短いというふうに聞いてございます。その後、検査結果につきましては、富良野保健所から各受診者の方には連絡が行くようなスタイルになっておりますので、まず、富良野圏域の中では富良野保健所、富良野協会病院のこの連携の下、このPCR検査が行なわれいるというふうに伺いしておりますので、町としましても、そのような症状をお伝えしていただく住民の方の相談に対しましては、まず富良野保健所、そこから富良野協会病院のほうにつなげていただきまして、PCR検査のほうを実施していただいている状況でございます。以上です。

質問 7番 米沢義英

今、担当の課長の答弁でしたら、本当に対象になる方、そういう感染しているのではないかというような思われる方が検査対象になっているということだと思います。ただ、今、上富良野町の医療現場や介護現場で聞きましたが、やはりいつ私たちはこういった患者と接したり、利用者を接しているという状況の中で、保菌者なのか、あるいはそういう症状が出てきたときに、本当に大変な状況の中で接しているということであります。そうすると、あらかじめある程度、全てそれで問題が解決すると思いませんが、やはり受けたい人と思われるような、受けたいと思われるようなそういう人たちをやはり対象にした検査体制が、やはり充実して、少なくともこの富良野圏域においてもしっかりとした体制がない限り、新たな第2波、第3波という形で起こった場合に、さらに地域の資源である経済活動がさらにストップし、医療や介護、福祉、こういった現場の人たちが大変な状況に陥っ― 61 ―て、町の経済、地域のつながりも寸断されてしまうという、そういった恐れがやはり考えられるわけです。そういった場合、やはりきちんとした検査体制というものが、どうしても必要になるというふうに思いますが、この点について課題等などをどのようにお考えなのか含めて、見解について答弁を求めたいと思います。

答弁 副町長 石田昭彦(副町長は2021年9月まで)

7番米沢議員の御質問にお答えさせていただきます。PCR検査につきましては、多くの国民もいろいろな考え方や思いを持っておられる方がたくさんいらっしゃるというふうに思っています。北海道においては、先ほど担当課長が答えたように1日1,400人の検査ができる、そういう状況にありますけれども、ここ最近の検査の実数を見ますとおおむね大体150件ぐらいが毎日の検査数になっているのではないかなと、新聞等の報道を見ますとそういう形になっているのかなというふうに思います。そのような中で、一定程度検査をする余力もあるのではないかなというふうに思われますので、議員おっしゃるように、特に私どもも町立病院、それからラベンダーハイツを抱えておりまして、医療従事者、それから介護従事者については、私たち以上に緊張感を持って、この間ずっと生活をしてきたということで、ストレスも大変多くなっているのだろうなと。そういう中で、私たち自身が、そういう従事者自身が保菌者になっているというようなことであれば、非常にそういうことに対する不安も大変大きいということもありますので、北海道、国においても町からもしっかりとそういうような地域のそういう医療従事者、介護従事者の思いもそういうところにありますよということもしっかりと届けていかなければなりませんし、もし、そういう検査体制に余力があれば、そういう医療従事者、介護・福祉のそういう施設の従事者を優先的に症状がなくても検査をできるような、そういう思いもあることを、そういう声を地方からしっかりと声を伝えていくことが大切なのかなというふうに考えているところであります。

質問 7番 米沢義英

ぜひ、国や道にも働きかけていただきたいと同時に、この圏域においても、どういう在り方がやはりいいのかということも含めて、必要な方が受けられるような体制整備がどうしても必要になってきているという状況にありますので、もう一度この点、確認しておきたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

米沢議員のPCR検査の今後の体制についての御質問にお答えさせていただきますが、私も議員御質問のとおり、望まれる方がいつでも自由に検査を受けられるということは、当然そういう方向に向かってほしいものと思うところでございます。しかしながら、現実的にそういった体制が一地方自治体で整えられるような状況でございませんので、当然、圏域としては不可能ではないかなというふうに思いますので、そういった検査が日常的に行なわれるような仕組み作り、体制作り、自ら圏域でももちろん発言してまいりますが、北海道や国に対してもそういう実態があるのですよということを訴える機会もございますので、引き続き努力してまいりたいと考えております。

質問 7番 米沢義英

私たち共産党議員団も、国会議員団や道議などとも連携しながら、さらにこういった問題に対して住民に寄り添うような医療体制の充実のために今後とも力を尽くしていきたいというふうに考えております。次に、新型コロナ対策の支援についてお伺いいたします。この間、現場を歩いてみても、何度も申し上げますが、3密を防ぐための独自の利用者制限を行なったり、いわゆるパーテーションなど間仕切りを行なって感染予防を行なっている、そういったような状況が非常に見受けられていました。消毒液も手に入らない中で、いろいろ個人も含めて工夫しながら入手しているという実態も伺いました。そういう意味では、私たちは、こういった施設は地域のやはり暮らしを守る大切な社会資源ということの位置付けになれば、やはり当然こういった施設に対しても緊急の支援策があってしかるべきだというふうに思います。この間の答弁の中でも、検討するというような答弁もされていたかと思いますが、いまだにこういった部分に対して出てきてないというのは、非常に残念で仕方がありません。確かに国の今後に対する医療や介護従事者に対する支援制度が出てくるのかもしれませんが、それとは別に、素早くやはり町を支える一つの大事な施設でありますから、こういったところに率先した支援を先にすべきでありますし、今回の補正等にもなかなか出てきていないというのは残念だと思いますが、この点についてどのようにお考えなのかお伺いいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

米沢議員の介護施設等に関― 62 ―します支援についての御質問にお答えさせていただきますが、まず、大きく国等が制度をもって支援をする分野。一方、これまでも対応させてきていただいておりますが、町においても介護現場の皆さん方にいろいろお話しをさせていただく中で、消毒液の不足感だったり、あるいはマスクの在庫状況等を勘案いたしまして、それらにもし不足感を感じておられるような事業所に対しましては、提供を図ってきたところであります。一方、その運営上、課題を抱えておられるかどうかについては、日頃、福祉担当と事業所とで情報交換をさせていただいておりまして、それらについての課題は人員確保等については、私、今、正確な情報を持っておりませんが、いずれにいたしましても、介護現場の事業所と町とは常に密なコンタクトを重ねておりますので、状況に応じてはそれらに対して、町として果たしていくべきようなことが感じられる場合については、それは対応を検討することも必要であろうというふうに理解をしているところでございます。

質問 7番 米沢義英

こういった問題というのは、適時にやはり行なうということが、実施が大事だと思いますが、やはりこういったところに対する支援を早急に私は行なうべきでありますし、独自の努力も考えれば、やはりそういった部分の支援策というのはどうしても必要だというふうに思いますので、さらに十分検討していただきたいというふうに考えております。次に、地域の経済支援についてお伺いいたします。この点について、下水道料金等の対応なのですが、地域創生の交付金等でも十分対応できるというような説明の文章があったのかなというふうに思いますが、やはりこれまだまだ現状で言えば、これにとどまることなく客数が伸び悩んでいるという状況も踏まえれば、今後こういった部分も含めた対策を早急にするということが必要だというふうに思っておりますが。これは、重く受け止めておりますという形になっておりますが、受け止めて今後具体的な方向へ、検討へ、前へ進めるということの判断の解釈なのか、この部分についてお伺いいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

米沢議員の御質問にお答えさせていただきますが、ただいま御質問にありましたような上下水道等の料金等を指しておられるのかなと思いますが、これらについては、もう既に広報でそういった減免等の相談に応じますということでお知らせしておりますので、これは、もうそういう方向で進むというふうに理解していただいて結構かと思います。

質問 7番 米沢義英

それと合わせて、具体的な支援策ということで、減免もさることながら、免除するだとか、そういった必要性も出てきているのではないかなと思うのですが、そういったものも含めて、どのようになっているのかお伺いいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

減免あるいは免除というような段階に進むかどうかにつきましては、まだ判断が必要かと思いますが、まずは、その使用料の納付の延期だとか、そういうところをまずもう既にお知らせしておりますので、そういうところから実態を少し見極めた中で、これは上下水道については基本的には企業的な事業でございますので、すぐ免除とか減免とか、町単独で決断する部分については、一定程度検討が必要かと思いますので、それについては少し推移を見極めさせていただきたいと存じます。

質問 7番 米沢義英

ぜひ、こういった部分についても猶予はやっているのですが、減免だとかそういったところはやっていないわけなので、ぜひ検討していただきたいと思います。最後になりますが、独り親家庭についてのことでありますが、この部分については、確かに国の制度で給付金が来るという状況になっております。この間、町においても食事券等のその枠の中で対策を取ったという形になっておりますが、これに上乗せして、やはり独自の支援策というのもあっていいのではないかというふうに、国の給付に対して上乗せする、こういったところもやはり必要になってきているのではないかなというふうに思います。独り親家庭の実態というのは、様々ありますけれども、決して裕福な状況ではないという家庭もたくさんあるわけであります。子供を育てながら、自らも当然仕事しながら、子育てに専念しているという家庭が非常に多いわけであります。そういうことを考えた場合に、こういった状況の中で収入がなくなるだとか減額されるという状況になれば、それだけ生活にしわ寄せがくるわけでありますが。自ら町や国に頼ることなく、一生懸命頑張って、今、生活していますという、そういう言葉も聞きました、実際。非常に涙が出そうになって、本当にどうしたらいいのか分からない、そういう状況もありましたが、ぜひそういうことも含めて、町の早急な対策も求めたいと思いますが、答弁を求めます。― 63 ―

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

米沢議員の独り親家庭等についての支援、町独自の支援についての御質問にお答えさせていただきますが、議員がお述べになったような状況にあろうと私も理解をしているところでございまして。今後、国の2次補正等の動向の中で、町独自ででも子育て、独り親家庭のみならず、子育てに奮闘されている御家庭の皆さん方に何としても不安感を与えないような生活支援というのは、町独自で構築することも大変重要かと思いますので、皆さん方のまたお知恵をお借りしながら、町民の皆さん方が安心して暮らしていけるような仕組み作りに引き続き努力をしてまいりたいと考えておりますので、御理解賜りたいと存じます。

出典:上富良野町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月25日 議事録 PDF(63ページ) 間違いを知らせる