みんなの議会

上富良野町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月24日

(1)新型コロナウイルスによる今後の影響対策について/(2)町立病院建て替えについて

2020年6月24日、上富良野町議会の一般質問で、金子益三議員が「新型コロナウイルスによる今後の影響対策について」「町立病院建て替えについて」について質問し、町長 向山富夫、教育長 服部久和が答弁しました。

質問者
金子益三 議員
答弁者
町長 向山富夫、教育長 服部久和

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 金子益三

私は、さきに通告してあります2項目4点について、町長及び教育長にお伺いをいたします。この間、全世界を巻き込みまして、いまだ終息が見られない新型コロナウイルスは、国内においても罹患者や、減ったとはいえ、ゼロにはなっておらず、都市部においては、いまだクラスターも発生し、全国では1万7,980名、そして北海道でも1,183名の患者を数えております。この疾病により、お亡くなりになられた方への御冥福をお祈りするとともに、いまだ療養中の方々には1日も早い回復を、そして退院され、お元気になられることを心からお祈り申し上げるところでございます。またこの間、町内の経済におきましても、多大な被害を受け、緊急事態宣言に伴います休業、さらには、今月末日で大変残念ながら廃業をやむなく迎える老舗の貸席など、その影響においては計り知れないものがあります。しかし一方では、新型コロナウイルスの罹患にも負けず、長期の休業をしていたタクシー会社も、そのコロナ対策をしっかりと図りながら業務の再開が行われ、町内の小中学校においても6月1日から授業が始まり、児童生徒の元気な笑い声が町内において登下校時に見られるなど、明るい話題も少しずつではありますが見えてきている現在であります。いずれにいたしましても、1日も早く新型コロナウイルスのワクチンが開発され、元の生活に戻れる日を心から願っているところでございます。さて、そのような中で、新型コロナウイルスに関わります今後の様々な影響について、町長及び教育長にお伺いをさせていただきます。1点目は、新型コロナウイルスの蔓延防止による緊急事態宣言が発令されて以来、上富良野町のみならず、全国的に経済活動が大幅に減少されました。飲食店、宿泊業はもとより、物販に至るまで、その影響は甚大なるものでありましたが、町としては、いち早く飲食店や宿泊業者に持続化の奨励金を給付するなどの対応を図り、さらに5月に入っては、そのほかの業種にも同様の奨励補助を給付するなどの手だてがなされ、加えて、飲食店で利用可能なクーポン、また18歳以下の子どもたちへの食事券などの事業も行われており、今まさに、商工会を通じ、プレミアム商品券には30%の上乗せをし、かつ1世帯10万円までの購入限度の引上げなど、様々な方策が取られていることには大変評価をさせていただきます。そこで、改めてお伺いいたしますが、この間、いわゆるこれらの奨励金に関しましては、前年度の売上げに対し、この影響において奨励金を出しておりましたが、その前年度の売上げ等に比較的影響を受けてこなかった業態の職種というものがあります。例えばでありますが、農業であったり、医療もそうですが、そして農業者を対象に業務を営む工業系の方についても、春というものについてはあまり影響を受けず、秋以降にそれらの影響が出るというふうに言われておりますが、それらの影響が出てきた― 34 ―場合に、町としてどのような対応策を講じる考えがあるのか、町長にお伺いをいたします。2点目は、新型コロナウイルスにより学校が、土・日も含めましてですが、45日程度休校になりました。授業の遅れも大きく、その遅れを取り戻すために、北海道教育委員会といたしましても、私の質問した時点ですのでちょっと情報がずれてはおりますが、夏休み、冬休みの短縮、また、土曜の登校などという案が様々示されました。学校現場におきましても、それらの対応に非常に苦慮していると現場の話を伺っているところでございます。また、このことにより、既に中高においても各種のスポーツ大会、また、文化の中文連、高文連などの中止はもとより、様々な学校授業も短縮や中止、または短い期間での詰め込みなどの懸念が考えられています。児童生徒におきましても、心の余裕が持てずに、ストレスを持ちながら学校生活を送ることのないように、今まで以上に心のケアを行える対応が必要と考えますが、それらの措置はどのように行っていくのかを伺い、併せて、私も今しておりますが、これから夏期に向けて気温の上昇に伴い、マスク着用による熱中症の心配が懸念されますが、これらの対応について、現場でどのように行っていくのか、教育長にお伺いをいたします。2項目めでございます。現在、町で進めている町立病院の建て替えについて町長にお伺いをいたします。町で進める町立病院の建て替えについて、現在その立地場所、また規模、運営状態について、現在分かっている範囲で構いませんが、スケジュールなど詳細が分かれば、お伺いをさせていただきます。一部につきましては、所管である厚生文教にデータが示されておりますが、改めてお伺いをさせていただきます。2025年までに建て替えを完了し、運営していくための基本計画については、その準備を図られているとのことでございますが、建て替えの候補地について、数か所の候補地があるように思いますが、やはりこの間、町民に愛され利用されてきていた町立病院の背景や、また現在、入院されている患者のことを考えると、病院の建て替えというのはやはり敷地内の隣接した場所がふさわしいのではないかなというふうに考えますが、町長はいかがお考えをされているのか。併せまして、建て替えの病院につきまして、この間、北海道の医療構想におきましても、入院ベッド数について様々な考え方が示されておりますが、この上富良野の状況を鑑みたときに、やはり入院機能を持つ病院として、また救急も引き続き継続できる病院としての形態を維持することが大変望ましいと考えておりますが、このことにつきまして、今後も積極的に町立病院を病院としての維持に臨まれる考えがあるのかを町長にお伺いいたします。それと、2点目につきましては、昨今、医療の在り方についても非常に多様性が求められているところであります。施設の入院と、それと在宅、居宅をうまく取り込みながら、医療スタッフの確保や、また業務軽減などをはじめ、医療費の抑制等に国もシフトしている状況にあります。このような中で、新しく建て替える病院の中に、仮称ではございますが「在宅支援室」のような、そういったポストを配置して、施設での入院と併せた在宅医療への支援をしていくお考えはないのかをお伺いさせていただきます。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

5番金子議員の2項目の御質問にお答えさせていただきます。まず、1項目めの新型コロナウイルス感染症による影響対策に関する2点の御質問にお答えいたします。まず、1点目の今後、新型コロナウイルス感染症により、減収等の影響を受ける業態が拡大した場合の対応に関する御質問でありますが、現在まで、町独自の緊急経済対策の中では、御質問にありました農業関係等については、直接支援の対象としては想定をしてこなかったところでありますが、個人事業者の持続化給付金など、国の制度利用においては情報提供等の対応を図ってきており、JAにおきましても、組合員に対し情報が提供されております。今後につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化するなど、追加、あるいは新たな支援等が必要となった場合には、農業に限らず、これまで対象としてきた業種も含め、影響のある全ての業種を対象として、真に必要な支援の在り方について検討が必要になってくるものと考えております。いずれにいたしましても、経済対策のみならず、安定した住民生活が取り戻せるよう、国や道の動向も見極め、状況に応じて必要な対応を図ってまいります。2点目につきましては、後ほど教育長よりお答えさせていただきます。次に、2項目めの町立病院建て替えについての御意見にお答えいたします。まず、町立病院の建て替えスケジュールにつきましては、令和7年度の竣工に向けまして、本年度は基本構想及び基本計画、令和3年度に基本設計、令和4年度に実施設計並びに建設着工、令和5・6年度において建設の予定を持って計画的に進めてまい― 35 ―りたいと考えております。御質問の病床規模、病床機能及び立地場所等につきましては、本年度、既に着手しております「町立病院 基本構想、基本計画」の中で検討している過程にあり、おおむね7月末を目途にまとめる予定の基本構想においてお示ししてまいりたいと考えております。既に御説明してきております「町立病院整備に伴う基本的な考え方」で述べさせていただいておりますように「現在の診療科目(内科・外科)と救急科は継続し、一次医療病院としての役割をしっかりと担えるよう機能的な病院とし、一般病床30床程度、併設する介護保険施設40床程度とする」ことを基本として検討してまいりたいと考えております。また、立地場所につきましては、現病院を運営した中で建設しなければならないことから、ある程度、建設用地については限られてくるものと考えておりますが、施設規模、利用者等の利便性、将来の福祉施設との連携も視野に入れた中で、事業費等を総合的に検討した上で、現病院施設敷地及び隣接する公共用地も含め、決定してまいりたいと考えているところであります。また、新病院において「在宅支援室」を設置してはとの御質問でありますが、超高齢化社会において求められる機能であることは理解するところでありますが、町立病院単独事業としては、医療資源の確保をはじめ、課題も大きく、新病院の構想に加えることは困難と考えており、地域医療全体での課題として捉えていくべきものと理解しておりますことを、御理解を賜りたいと存じます。

答弁 教育長 服部久和(教育長は2022年3月まで)

5番金子議員の新型コロナウイルスによる今後の影響対策における2点目、児童生徒に対する心のケアや夏季授業における感染予防対策についての御質問にお答えいたします。児童生徒の心のケアにつきましては、子どもたちが長期休校を余儀なくされたことにより、様々な不安を抱えていると考えられることから、北海道教育委員会より通知された「小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校などの再開に当たっての留意事項について」などを踏まえ、私どものスクールカウンセラーを中心に、学校や関係機関と連携するなど、教育相談体制の充実を図っているところであります。子どもを取り巻く環境が大きく変化していることや、進級や進学など児童生徒が不安なども感じやすいことを踏まえ、学校現場においては、これまで以上にきめ細かく児童生徒を見守り、小さなサインを見逃すことなく、早期発見・早期対応に万全を期してまいります。次に、夏場の体調管理についてでありますが、文部科学省より「新型コロナウイルス感染症に対応した持続的な学校運営のためのガイドライン」が示されておりますので、これを基本に対応を進めているところであります。ガイドラインでは、児童生徒の学習を補うため、夏季休業期間中に登校日を設ける自治体においては、その際の児童生徒などの健康確保に向けた取組に留意し、気候などの状況等により、熱中症などの健康被害が発生する可能性が高いと判断した場合は、換気や児童生徒間に十分な距離を保つなどの配慮をした上で、マスクを外すよう対応することなどが示されておりますので、その時々の状況に応じて創意工夫を凝らしながら適切に対応してまいります。また、引き続き、子どもたちが新型コロナウイルス感染症について正しく理解するよう指導するとともに、学校管理においては、感染及びその拡大のリスクを可能な限り低減しつつ、教育活動を継続し、子どもたちの健やかな学びを保障していくよう努めてまいりますので、御理解を賜りたいと存ます。

質問 5番 金子益三

朝からずっとコロナの質問で、私で最後ですのでよろしくお願いします。町長の御答弁の中にありました、今まで行ってきた町の対応に加えて、これから起こるべきところであろうというものに対するある程度の備えというものについて、一定程度私も理解できたところでございます。それで、本当に私は、農業についてはそんなに深く町長ほど知り得ていないので、間違ったこともあるのかもしれませんけれども、やはり特に奨励作物であったりするようなものというのは、比較的収益性が高かったものが、このコロナ禍の影響で、例えばメロンのようなものであれば、行き先の不安というものを個々の農家の方も持っていらっしゃる中で、今までであれば、継続的にお中元であったり、デパート、百貨店、そしてホテル等々に流れていったものが、なかなかその先が読めないということで、しかしながら、春には作付をしていかなくてはいけない。そのような中で、我々商業者に対して、町の取っていただいたものであったり、経産省が取っていただいたものは、本当にいいねという話を聞いております。これから基幹産業である農業も、Uターンしてき― 36 ―た若い人たちが根づいて耕作地を放棄しないためにも、しっかりと町としての独自なケアというものも必要というふうに考えますが、その点はいかがでございましょうか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

5番金子議員の御質問にお答えさせていただきます。実は、農業分野等におきましても、北海道は、冬に栽培できないという状況でございますので、なかなか体感として感じることはできませんけれども、実は本州におきましては、まずお花を栽培している人だとか、学校給食向けに野菜を小規模ながら継続して提供しているとか、そういうような業種はもう既に大きな影響を受けております。さらに言えば、高級和牛を出荷するような畜産農家も、ホテルだとかレストランだとかがもうほとんど営業しておりませんので、非常に大きなダメージを受けております。そういったことに対しまして、経産省、あるいは農水省を通じて持続化給付のようなものが既に大いにPRもされておりますし、活用が進んでいるかと思います。今度は、北海道のような農業形態のところに徐々に影響が及んでくると思います。農協等も、今、持続化給付金等は申請できるような状況ができておりますが、なかなかまだ情報が行き渡っていないところもありますし、むしろ、これから想定される、特に米については、外出自粛等が言われた当初は、子どもたちが家にいる時間が長くなったものですから、それっということで、米をどんどん食べていただきまして、農協あたりに聞きますと、精米が追いつかないというぐらいが一月あったかないか。また元の木阿弥に戻ってしまったというふうに聞いています。これから、そういうことが想定されますので、そういうことに対して、国としてしっかりと保障、所得を支えれるような仕組みと併せて、町独自でも、事業の継続に資するような対応策とか、生活を安定させるための仕組みとかというものは想定しておかなければならないと考えておりますので、いろいろこれから研究をしながら、遅きに失しないように対応してまいりたいと考えております。

質問 5番 金子益三

農家の方についても持続化給付金のようなものが用意されていて、それが隅々までいくということで、やはり一段落できる、また、安心した耕作ができるということは、やっぱり何よりだと思います。それに付随する町内の工業系の人についても、ヒアリングを行った結果、当然、春というのはあの業種はそんなに忙しくないらしいのですよね。ただ、夏から秋に向けて農業者が忙しくなる、そして農業者のところにお金が入ってくるとともに併せて、やはり農機具をちょっと直したりですとか、新しくしたりとかというところがあるのが、やはり懸念されるのは、コロナ禍によって農作物の出荷が滞るなり、また予定していたお金が入らないことによって、やはり我慢しようであったりとか、そういうところも併せた経済の負のスパイラルになるのではないかなというふうになっております。6月14日ですか、第2次の国の補正予算が32兆円規模でなりまして、またいろいろな中での地域創生に関することでの支援というのがありましたけれども、1次のときのような直接的な商業者、工業者に対する持続化がなかなか見えてこない中で、やはり町としても、それらの今回の第1次で取りこぼした業種というところも出てくると思いますが、それらのケアということについては、どのようにお考えでしょうか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

金子議員の御質問にお答えさせていただきます。まさしく、そういう懸念はこれから生じてくるものと理解をしております。とりわけ、農産物を利用してなりわいを立てている業種の方々、小売であったり、あるいは仲介業であったりというところは、これからもろに、そういう影響を受ける懸念がございますので、そういったところの状況をまずしっかりと私ども捉えていくことが必要でございますので、先ほどの答弁と重複いたしますけれども、国、北海道で全体として支えていただけるような分野、あるいは上富良野特有のそういう業種形態もありますので、そういった方々に対する支え、これはしっかりと中身を分析して、町が独自に取り組めるものが想定される場合には、それに対応できるような仕組みをどうつくるかということを検討してまいりたういと考えております。

質問 5番 金子益三

この間の町の取組についても、コロナの対策をコロナの蔓延するのを防止すると同時に経済を止めない、本当に疲弊した経済を何とかてこ入れしていこうという町長の考えが非常に表れた政策が出ているのですね。今回の御答弁いただいた中においても、経済対策のみならず、町民の安定した生活が取り戻せるようにということでありました。もう一つ、通告外であれば御答弁は要らないのですけれども、いわゆる第2次の補正予算の中において組み込まれた、いわゆる今でいう経済対策プラス― 37 ―医療従事者に対するケアというのもカリキュラムの中では1次から入っている中で、2次ではっきりと数字が出されておりますが、併せて、この後の病院のこともあるので聞きたかったのですが、医療従事者の中に薬剤師の危険手当ということではないですが、そういったものというのは町の病院でもしっかりとケアができる、コロナの今後の第2次の対策で盛り込まれていくものなのでしょうか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

5番金子議員の御質問でございますが、医療分野については、今回の2次補正の中では、とりわけ、国といたしましては手厚くフォローしようというような思いが込められているようでございます。今、御質問にありましたような個々の役割についてどのようなサポートがなされるのかということは、ちょっと私、情報としては持ち得ておりませんが、いずれにいたしましても、介護現場等については、もう既に介護保険の支給の増額等がもう織り込まれておりまして、近々御提案もさせていただくようなことになろうかと思います。そういうようなことが今回盛り込まれておりますので、そちらのほうにも目が向いていくものと思っております。

質問 5番 金子益三

ありがとうございます。上富良野はどうか分かりませんが、コロナの影響で受診が減って、病院の経営が非常に厳しくなっているというニュース等も流れているので、何とかそういったケアも併せて、経済とは別な部分でもしていっていただければと思います。2点目の学校のほうの質問について再質問させていただきます。大変丁寧な御答弁をいただきましてありがとうございます。一生懸命現場でも取り組んでいるのだなというのが伝わってまいりました。もちろん、タブレット等々を駆使してネットでの授業を進めていくというのも私は否定しませんし、大変すばらしいことだなと思う一方で、やはり学校というのは、特に義務教育というのは、教育長が一番御存じだと思いますけれども、勉強だけするところではなく、やはり友達と触れ合って、痛みを知って、笑って、様々な達成感を持つようなカリキュラムをやっていくことというのが一番大事だというふうに私も考えております。そんな中で、ちょっと懸念されるのが、用意ドンで始まって、すぐ学校が休みに長期間なってしまったというところで、学校に行かないくせがついているという懸念が、親御さんが持たれているというところもちょっと伺ったりしております。国においても、子どものSOSホットラインのようなものも用意はしておりますけれども、やはりそこに電話して解決できることばかりではないと思うのですけれども、現場での対応はやっぱり人的なものであったり、そういうところを若干手厚くすることが安心した登校につながるのではないかなというふうに考えますが、この点いかがでしょうか。

答弁 教育長 服部久和(教育長は2022年3月まで)

5番金子議員の御質問にお答えをしたいと思います。子どもだけではなく、大人も長期間休んだら仕事行きたくないなというふうになるのが普通だと思います。子どもですから、余計そういうふうになるなというふうに思っています。さて、それで学校の現場においてそのような状況が頻発しているかといいますと、何とか学校に来ている子が大半であるというふうに聞いていますし、今までも不登校だった子の数、そして学校が再開しての不登校の数、これについては増えておりませんというのが一つ安心しているのですけれども、ただ、子どもたちはやっぱりストレスで非常に体力的な部分も含めて、授業を6時間あると、最初のほうは午前中は何とかなっているけれども、午後からは疲れが伝わってくるなと。そして睡魔と闘っている子どももいるというようなことが、家庭向けの学年だよりに書いてあったりしています。それが大人も子どももそういう長期間の中では出てくる現象だなというふうに思っています。それをどういうふうにしていくかと。最近、学校が始まって3週間たちました。その中でかなり落ち着いてきているという状況もあります。かといって安心はできませんけれども、しっかりと担任、また養護の先生と連携した取組の中で、教室でしっかり変化を、今マスクしていますから、変化をしっかりと押さえるのも非常に難しい部分もあるというようなことも聞いていますけれども、みんな教育のプロですから、頑張ってくれということを私のほうからも伝えていまして、先日、参観日がありました。上小の参観日でしたけれども、全ての学級を見てみましたけれども、みんな子どもたちは元気に先生方のほうをしっかり見て勉強しているので、ちょっと安心して帰ってきたという部分も含めて、結局は、しっかりと変化を見逃さないようなことで先生方も取り組んでいますので、それもしっかり教育委員会としても応援していきたいし、しっかりとフォローアップしていきたいなというふうに思っていますので、御理解をいただければと思います。

質問 5番 金子益三

不登校の問題について、そ― 38 ―の後増えていないというところでは一安心するところでございます。質問の中でもさせていただいたのですが、高校生は別としまして、中体連や中文連などの中止というところも、多感な時期の子どもたちにとっては、一つの積み重ねてきた目標を失ってしまうということで、ちょっと挫折感というか、目標を見失ってしまうようなところもございました。この間、高野連において選抜の学校を甲子園に呼んで試合を1試合ずつさせるとかという計らいもありましたが、受験に関わるカリキュラムの25日間以上も学校の授業がなくなったというのも本当に大きいところではございますが、一方で、スポーツであったり文化の発表の場というのもやはり子どもの時期の大事な大事なことだと思います。これらの部分というのは、やはり教育委員会独自で上富良野町内でできるものもあれば、上川管内の中で校長会及び北海道の教育委員会の上川の中で話合いをした中で、何か発表の場のようなものがあることによって、またそれが子どもの心の励みになり、一生懸命また勉強も頑張ろうということにつながっていくのではないかなというふうに考えますが、こういった対応というのはどのようにお考えでしょうか。

答弁 教育長 服部久和(教育長は2022年3月まで)

5番金子議員の御質問にお答えをしたいと思います。本当に、金子議員からお話しいただいたとおり、子どもたちのモチベーション、そして3年生であれば最後の中体連だったり、文化だったり吹奏楽、それぞれクラブ活動の最後の年に当たるということで、非常にショックも大きかっただろうし、やる気、けじめがつかないというような状況であることは、もう間違いのない話です。そういう動きが、学校の中体連だとか中文連だとか、そういうところでも、それらの思いを何とかしてあげたいというような動きがあります。競技によるのですけれども、やっぱり感染症を極力避けながらということで、今、私の持っている情報の中では、卓球の関係が富良野地区の卓球大会を上富でやろうといういうことで、今計画が近々されているところです。ほかの競技も、コロナ対策をしっかり取りながらという部分がクリアできれば、そういう方向でこれから動いていくというふうに思っておりますので、ともかく、皆さんと一緒に上川管内、全道でコロナ対策をしっかりして感染を最小限にしていくとことを我々もしていかなければならないのかなと、ちょっと余分な話ですけれども、そうしないと学校は守られないということで、お願いをしたいなと思います。

質問 5番 金子益三

いろいろな取組に対して敬意を表するところでございます。熱中症の件について、ちょっとお伺いしますが、コロナの初期症状と熱中症の症状というのが、用意ドンが似ているということで、コロナも大変危険ですが、一方で熱中症も大変危険だというふうに医療関係者から言われております。それで、同僚議員の質問の中にも熱中症対策についてどうするのだみたいなことがありました。御答弁の中で、エアコンはちょっと難しいよと。それも私も理解できています。それで、現場からの声もありまして、私も児童生徒の父兄からも言われているのですけれども、できれば、今までは、必要以上に換気をするとかというのはそんなになかったのだけれども、これからは義務的に換気は必要で、常時、窓はやっぱり開けましょう。もちろん熱中症もそうですけれども。それで、学校に網戸がないのですよね。上中においてはガムテープでちょっと簡易的につけてやって努力をされているというふうに思いますが、ぜひこれを機会に、ロール式がいいのか、横からしゅっとやつのがいいのか、完全にサッシを作ったものまでではないにしても、やはり各教室には網戸を設置した中で今後の換気対策について対応できるようなもの、学校に対する工作物がいろいろな補助の関係で難しいというのも、もしかしたらあるのかもしれませんけれども、せめて網戸を各教室に配置して、換気と暑さ対策ということを取るようなことはできないのかお伺いいたします。

答弁 教育長 服部久和(教育長は2022年3月まで)

5番金子議員の御質問にお答えをしたいと思います。基本的に、網戸の話は、検討の中には当然入っているところです。ただ、網戸による換気というのは、網戸がない換気より劣るのですね。暑さ対策についても、網戸のないほうが風がしっかり入ってくると。逆に塞ぐのですね、網戸があると。目が小さければ小さいほど塞ぐということもあります。本当にそういう部分では、つけるつけないを簡単には言えない部分があります。ただ、防衛の補助をもらっている建物だというのも一つありますけれども、それより何より自分たちの命を守ることのほうが大切だというのも感じてはいるのですけれども、そういう意味でどれが一番効果があるかというのは、ちょっと検討をもっとしていかなければならない。上富良野小学校であれば、ちょっと具体的な話に― 39 ―なりますけれども、放課後クラブで使っている教室、1階の多目的教室はエアコンが入っています。子どもたちの授業が終わってから使っていましたけれども、そこを午前中だけ開放しようと。午前中で授業が終わると、次の低学年の子どもたちが入ってきますから、取りあえず4時間だけはそこを開放しようと。学校のほうで使ってもらおうということでエアコンの入ったところがあると。あと、3階のコンピュータールームにエアコンが入っていますから、そこも何とか使ったらいいのではないかと。いろいろ考えていないわけではないです。考えて、子どもたちが熱中症にならなように、少しでも暑さの中でしっかりと学習に集中できるようにしていきたいなということで考えておりますので、網戸に限定した話ではなく、対応させていただければなというふうに思っているところです。

質問 5番 金子益三

現場の中から網戸というのもあれば非常に虫等も入ってこないで授業に集中できるなというお声もありましたので、一応お伝えをしておきます。続きまして、病院の建て替えについてお伺いをさせていただきます。まず、町長のお答えの中で、しっかりと今の機能を維持していきたいという強いお考えがあることに対して、一住民として大変安堵感を持つところでございますし、また、この間、私も多くの住民の皆さんにヒアリングをしたところ、やはり入院病床は必要だ。そして介護病床というのも、これはやはり町立病院で最後まで、最後という言い方は失礼ですが、しっかりと診ていただきたいという声が非常に多いものですから、何としてでも、まず病院の機能を持っていただきたい。そして駐屯地を抱え、また観光地でもある以上、近年ほど救急業務も増えておりますし、隣の協会病院のゲートキーパーとしても非常に大きな役割を持っている。当然、医療従事者には負担は大きいですけれども、24時間365日の町民の生命と健康を守っていく上でも、救急業務というのもしっかりと守っていっていただけるということに非常に強い安心感を抱いているところでございます。建て替えについてでございますが、この間、いろいろな病院関係の人のお話を伺ったところでも、やはりできる限り患者は長距離を移動させるというリスクが少なければ少ないほど助かるし、併せて、今ある病院のところからできる限り近いところで建て替えられると、様々なメリットというものが生じてくるのではないかという声も聞いております。プロポーザルの中で、町長が建て替え用地というものをいろいろ提案があるというふうに伺っていますが、これはあくまでも私見かもしれませんが、同一の敷地内に上がってくることというのが最も現実的になるのではないかなというふうに考えるのでございますが、その点はいかがでございましょうか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

金子議員の病院の改築に関します御質問にお答えさせていただきます。議員から御発言ございましたように、私も基本的には、建て替え予定の場所の考え方でございますが、やはり現在の敷地の中で収めたいというのが一番望むところでございます。物理的に可能かどうかということは、これから検討してまいりますが、多層化を図るなり、そういった工夫をしながら、何とか収まればいいなという期待も持っております。若いドクターの方々、実際に出張医としてこられる医大の先生方と情報交換しますと、現実のお話としては、出張でこられる先生方も一定程度の希望感のある病院でないとなかなか足が重いというようなこぼしも教授の先生方からも伺っておりまして、それと加えて、ゲートキーパーとしての役割も、やっぱり一次医療施設としての機能は満たしてまいりたいというふうに考えているところでございます。

質問 5番 金子益三

ごめんなさい、私の説明がちょっと悪かったので、もちろん同一敷地というのは、例えば大町2丁目にあるのが宮町の3丁目に建てようかとかということではなくて、やはりあの一角の中でできるというのが一番現実的だなというふうに考えております。医療従事者の方のお話をいろいろ伺っていきますと、やはり今、町長がおっしゃる話とまさに共通するなというところで、ある程度の医療の提供ができるものがやはりこの上富良野町には必要だというふうになっております。それで、あまりだらだらと質問しても駄目なので終わらせたいと思いますけれども、在宅支援室というのをいきなりつくるのはやはり難しいと思うのですね。これは、町民の声の中で、大都市の中の病院に行くと、病院として経営する訪問看護を持っていたりとか、また、退院した後の不安をしっかりとケアするための在宅支援室というものが一定病院の施設の中にあることによって、入院から退院、通院というところのケアをみとれますよというところのお話であります。もちろん、これらの技術には当然ドクターであったり医療従事者に関わるところの関与が大きくなりますので、そこいらのことで、今の現在のドクターの付加を大きくすることはちょっと難しいとは思い― 40 ―ますけれども、もしもそういう声が大きくなってきて、マンパワーが充足されるようなときというのは、行く行くはそういったものというのも、例えばその中にあってもいいのかなと思いますが、その辺はどうでしょうか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

金子議員の病院改築に関します新たな考え方と申しましょうか、在宅を支える資源につきましては、議員から今お話がありましたように、まず前提に考えなければならないのは、そういったマンパワーがまず確保できなければ機能しません。しかし一方では、これだけ超高齢化社会を迎える中で、その必要性というものを求められるのも事実でございます。私の現在の思いの中では、新たな町立病院の中にそういった在宅支援を補い、支えるものを設置するのは非常にハードルがあるというふうに考えておりますが、また一方では、地域として外せないものだなという位置づけもしておりますので、これはやはり地域として、地域の医療資源全てを総動員して、お互いに輪番制にするとか、あるいは共同でそういった部門を持つとかということは想定されていくでしょうけれども、今、上富良野町立病院の中に専門のそういうサービス部門を持つということは大変ハードルが高いということで御理解いただきたいと思います。

質問 5番 金子益三

まさに町長おっしゃるとおりの分は大きいと思います。今後の建て替えの中のスケジュールの中において、ぜひ、当然進めていると思いますが、病院の先生のお話、それから大事なのはスタッフの、いわゆるコメディカルと言われる部分のその方たちの意見というのも、これからのずっと町立病院を運営していく上においては非常に大事だということでドクターからも伺っておりますし、併せて、医療、介護、福祉というのは、これも包括で一括になっているものでありますので、ぜひそこらの連携をしっかりと図りながらよりよい病院の建て替えを進めていただきたいと思いますが、その点最後にお伺いをいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

5番金子議員の御質問にお答えさせていただきます。今さら申し上げるまでもなく、やはり町民の安心感を提供できる最たるものが医療の充実でございますので、それに向けての準備に着手したところでございますので、こういったことを起爆剤に上富良野というものに思いを寄せていただける方がどんどん増えることを期待してもおりますし、さらに、これから超高齢化社会の中で、私として、究極は生涯現役でいていただきたいということで医療の充実というのは欠かせないものでございますので、併せて、健康づくりとセットで町民の健康づくりに努力してまいりたいと考えておりますので、引き続きご支援賜りたいと存じます。

出典:上富良野町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月24日 議事録 PDF(41ページ) 間違いを知らせる