上富良野町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月10日
(1)給食センターの改修および給食費助成について/(2)公園等の立木の伐採について
2020年3月10日、上富良野町議会の一般質問で、金子益三議員が「給食センターの改修および給食費助成について」「公園等の立木の伐採について」について質問し、町長 向山富夫、教育長 服部久和が答弁しました。
- 質問者
- 金子益三 議員
- 答弁者
- 町長 向山富夫、教育長 服部久和
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 金子益三
私は、さきに通告しております2点3項目につきまして、町長及び教育長に所信を伺いたいと思います。その前に、まず初めに、同僚議員も申しておりましたが、世界中で大変猛威を振るっております新型コロナウイルスですが、昨日までに北海道におきま― 82 ―しても108名の罹患者、また、ここ上川管内におきましても17名の感染者が報告を受けております。WHOにおきましても、世界的にパンデミックが懸念されている状況にありまして、各高校におきましては行事の取りやめ、さらには、最大のイベントでもあります卒業式も、保護者や在校生が出席できない中、行われまして、大切な思い出にも影響を及ぼし、いまだ休校が続き、生徒児童の心のケアも心配されるところであります。さらには、経済も混乱し、株価も一時1万9,000円台になり、ニューヨークダウ平均株価も1万8,000円を割り込み、一時取引が停止した状況に陥り、日本国内、また、北海道内はもとより、町内の経済も大変不安要素が蔓延し、適切な経済対策が早急に望まれ、また、一刻も早くこの新型コロナウイルスが終息を迎え、もとの穏やかな生活に戻ることを切に望んでいるところでございます。さて、それでは質問に入らせていただきます。初めに、給食センターの改修及び給食費助成について、学校給食にかかわりまして、2点について町長及び教育長にお伺いをいたします。1点目は、我が町にある学校給食センターは、昭和54年12月建設、翌昭和55年1月から運用がなされてから現在に至るまで40年近く経過をいたしております。これまでに大きな事故もなく、児童生徒たちへ安心・安全の食の提供のみならず、保護者に対する労力及び経済的にも大きく寄与して現在に至っているところでございます。この間、富良野広域連合が平成21年に発足して、富良野給食センター、南富良野給食センターなどとの合併協議もなされた経緯にありますが、他市町村で起きました大規模な学校給食での食中毒事件をきっかけに、分散型の施設が見直され、上富良野給食センターも引き続き現在まで運営を行っている状況にあります。しかしながら、現在の給食センターの施設のほとんどは、ドライシステムの施設になっておりますが、我が町の施設は、いまだ施設はウエットシステムが導入されたままとなっております。そこで、今後の安定した給食の供給のために、施設の全面改修を行わないのか。本来でありますれば、運営に関することは、富良野広域連合の所管として、連合長に問うところであることは存じておりますが、この学校給食においても自賄いを行っているところから、施設といたしましては、上富良野町に帰属し、大規模な投資に関してもそれぞれの自治体にかかわることということでございますので、この件につきまして、町長にお伺いをいたします。2点目は、来年度から上富良野高等学校の生徒に対し、希望者に給食のあっせんを行うと伺いました。上富良野高校に通学する生徒や、さらには保護者にとっても大きな魅力の一つであり、大変すばらしい取り組みと高く評価をいたします。さまざまな支援によりまして、次年度は募集生徒も大幅にふえたというふうにも伺っております。その給食にかかわりまして、上富良野高校の生徒全員に給食のあっせんを行うほうが、現場であります給食センターといたしましては、混乱が生じるリスクが減少され、さまざまな想定される事故も減ると考えられます。さらに、給食費の助成を行うことで、より上富良野高等学校の魅力も大きくなると考えます。そこで、上富良野高等学校の高校生給食費の助成を行い、さらには、町内にあります小中学校の児童生徒に対しても、保護者の給食費補助を行う考えはお持ちでないか、お伺いをいたします。給食費の助成というのは、医療費助成とは異なり、初めから既定の予算の見通しがつく事業であります。これからの町の定住・移住の促進にも寄与できると考えますので、このことについて、町長及び教育長にお伺いをいたします。続きまして、2項目めでございますが、公園の立ち木の伐採についてお伺いをいたします。現在、町の緑地公園等にあります立木については、その植栽から数年の経過がたちました。樹齢も進み、場所よっては相当な大きな巨木になっている箇所も見受けられます。もちろんこの間、住民会などにより剪定や管理が行われているところもありますが、実際には、大きく育ち過ぎた立ち木の管理については、住民会では管理が行えていないというのが現状にあります。数年前、過去においては、低気圧のダウンバーストによりまして、上富良野小学校グラウンドに植えてありました立ち木も折れて倒木するなど、また、ある程度樹齢が経過した大木は、風等による倒木のおそれもあることから、また、落葉によります周囲の環境への迷惑、さらには景観の悪化などにもつながっております。特に、セントラルプラザ横の広場にある松の木に関しましては、現在、町民憩いのテントも設営されているところでありますが、残念ながらこの立ち木によりましてテントが隠れている、見えにくくなっている状況にもありますし、また、不用意な物陰をつくる結果にもなっており、大変治安上もよくない状況であります。せっかくの十勝岳の景色も道路からの景観を妨げ― 83 ―ている要因にもなっておりますし、日の出公園山頂付近の古木に関しましても、あそこからせっかく見える雄大な十勝岳連峰の景観の妨げになっている状況にあります。ぜひこの機会に一度地域住民と協議をしっかりと図りまして、公共公園、緑地等にあります立ち木の伐採等の管理をしてみてはいかがでしょうか、町長にお伺いをいたします。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
5番金子議員の2項目の御質問にお答えさせていただきます。まず、1項目めの給食センターの改修及び給食費助成に関する2点の御質問にお答えいたします。まず、1点目の施設の全面改修につきまして、学校給食は、平成21年4月、広域連合発足に当たり、センターの集約を将来目標に掲げたところでありますが、これまで児童生徒の減少や施設の老朽化が進んでいるものの、安全性、利便性、地域経済への影響などを考慮する中、現在は富良野、上富良野、南富良野の3施設センター方式を継続運営し、安全・安心の学校給食の安定提供に努めているところであります。第3次広域連合計画において分散した3施設の集約は、効率的で健全な運営につながることは理解するものの、集約化については、それぞれの地域に及ぼす影響が大きいことや、集団食中毒の回避を図ることから、当面は3施設センター方式を継続して運営することとしております。今後の給食センターの将来像につきましては、広域連合の中で検討してまいりますが、前段申し上げましたように、食中毒のリスク分散、さらには各センターの課題や処理能力について総合的に検討を行い、しかるべき時期までには具体的な方向性を示していくことになると思いますので、それら等を見きわめた上で、町としての対応を決定してまいります。2点目の給食費助成の御質問については、教育長よりお答えさせていただきます。次に、2項目めの公園等の立木の伐採についての御質問にお答えいたします。現在、町内には、公園やコミニュティ広場、緑地は34カ所あり、その管理方法は、指定管理者によるものが2カ所、委託契約によるものが6カ所、住民会によるものが26カ所となっており、そのうち18カ所に樹木が植栽されております。日常の施設の維持管理は、これらの管理者のほか、町の公共施設環境整備員が各公園等を巡回し、遊具やトイレ、草木の繁茂の状態等を点検しており、立木については、病虫害、腐れ、枯れなどが確認されたものや樹高の高いものについては、随時剪定、伐採などの実施並びに指定管理者等への指示を行っております。また、強風による倒木や枝折れが懸念される場合には、巡回点検を強化し、必要に応じて公園を閉鎖するなど、安全対策を講じているところであります。御指摘にあります中央コミュニティ広場のセントラルプラザ横の大型テント周辺の立木につきましても、風雪による電線への影響や巣づくり中のカラスによる通行人への被害も考慮し、随時先端部の剪定、伐採を行っており、また、日の出公園展望台周辺におきましては、以前にも剪定、伐採を行ったところでありますが、その後、一定年数が経過しており、一部で剪定、伐採が必要になったものも見受けられる状況であります。公園等における立木については、その樹高や枝張りにより、箇所によりましては景観を阻害している場合もある反面、樹木自体が公園と一体化し、景観を形成しているという一面や、憩いの場として木陰づくり、生態系の維持、温暖化の軽減等の機能もあることから、今後、これら立木が持つ役割と、安全性や景観上の影響との兼ね合いを考慮し、地域の声もお聞きしながら、適正な管理に努めてまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。
答弁 教育長 服部久和(教育長は2022年3月まで)
5番金子議員の学校給食費に関する御質問にお答えさせていただきます。まず、上富良野高校生徒への給食のあっせんと給食費の助成についてでありますが、上富良野高校生徒への給食の提供につきましては、高校の魅力化の一つとして、生徒や保護者の多様な選択肢を設けた中で、希望者に対して給食の提供を行うことで考えております。また、給食センターの現場としては、事前に食数の申し込みにより対応をいたしますので、混乱が生じることはないものと考えております。また、上富良野高校に対する支援策につきましては、通学費や就学支援金、入学準備金の助成のほか、介護職員初任者研修を初めとする各種資格取得や地域に根差した支援をこれまでと同様、上富良野高校教育振興会と連携を図り、地元高校存続に向けて全力で取り組んでまいりたいと考えております。次に、給食費の助成についてでありますが、学校給食費については、学校給食法において、食材の購入に要する費用は保護者の負担とすると規定されており、給食費の全額を食材の購入費用に充てているところであり、そのほか、施設及び設備に要する経費並びに人件費など、学校給食の運営に要する経費― 84 ―については設置者負担となっており、町教育委員会が負担しているところであります。また、町教育委員会では、給食費の軽減を図るため、定額の助成を実施するとともに、要保護、準要保護世帯に対しましては、全額支援を実施しているところであります。今後におきましても、これまで同様、法に基づき、保護者に給食費の負担をいただきながら、町からの定額助成を引き続き実施してまいりたいと考えており、現在、定住促進策を含め、新たに給食費助成を検討する状況とは捉えておりませんことを御理解賜りたいと存じます。
質問 5番 金子益三
それでは、給食センターの改修にかかわることで、町長にお伺いをいたします。もちろん広域連合に携わるところであり、当然その中の3次計画において議論されるところではございますが、町長御承知のとおり、これらの施設等々については、町に帰属する部分が非常に大きいということで、改めてこの場で、突っ込みました質問をさせていただきますが、町長御承知のとおり、今の上富良野の給食センターについては、施設自体はドライ方式にはなっておりませんが、この間、職員の努力によりまして、ウエットの環境のもとではありますが、ドライと同様の作業をしながら、安全・安心の食中毒防止にかかわる、非常に努力がなされていると聞いております。しかしながら、町長も御承知のとおり、軀体が相当、今の現状に合っておりません。特に断熱等におきましても、工法が非常に古い中におきまして、冬期間の結露などで、温度差によりまして生じた水滴が下に落ちないように手製のといをつくって、それらが床に落ちて、黒カビの蔓延の防止するなど、非常に努力が見られているところでございますが、しかし、現場の声を聞くと、相当限界が来ていると。むしろこの間、事故がなかったのが、本当に偶然が続いているぐらい、また、もちろん職員の努力によるものではございますが、それも限界が生じているということにもなっております。そこで、これは本当に待ったなしの状況で、これら建て直しというのは必要な時期に来ていると思いますが、この点、改めてお伺いいたしますが、いかがでございましょうか。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
5番金子議員の学校給食センターに対します御質問にお答えさせていただきます。現在の上富良野町のセンターの状況につきましては、私、就任させていただいてから幾度か改修、補修、あるいはウエット方式であるがために、改修をしなければならない食材の移動ルートだとか分離だとかということに、一定程度の改善を図ってきているところでございます。しかしながら、議員御質問にありますように、軀体そのものの劣化度がやはり相当進んでいるというのは私も実感しているところでございまして、このまま放置しておくことはままならないというような、現在そういう状況にあるということの認識は共有しているところでございます。
質問 5番 金子益三
町長と本当に共有しているところでございますが、おっしゃるように、床がウエット方式というのは、勾配がついたりですとか、もちろん水はねの、ドライ方式で運用しながらも、やはり水はね等々によりますカビの増殖、発生というリスクが高いところにありますし、そもそも平成21年に学校給食衛生に関する、調書をとってしっかりと基準が定められたところでございますが、それ以前というのは、うちのセンターはウエット方式をとっておりました。ウエット方式の何が悪いかというと、やはりカビの発生なのです。黒カビというのは、一度発生したら根がずっと残ります。表面的にしっかりと除菌をしたとしても、潜在的に根というのは深く入り込んでおりますので、いつ何どきそれらが発生して毒素をばらまくかという懸念もあります。さらには、平成21年の基準ができるまでの間、ウエットで使っていたということで、そもそもの軀体を傷めるという、こういったリスクが生じております。ですから、町長もいろいろ考えの中で、これは放っておくわけにはいかないという御答弁もありますとおり、これはまさに現場の声であり、保護者等の、PTA等の声でもあります。いま一度、これらしっかりとした計画年次に基づきまして、早急に生徒児童の安心・安全のための確保というものが必要と考えますので、具体的なスケジューリングみたいなものをもしお持ちでありましたら、お聞かせ願いたいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
5番金子議員の学校給食センターに対します御質問にお答えさせていただきます。現状認識、さらにはここ近年、施設の構造に対します、ウエットからドライに移行してきている。それらも含めて、安全対策がさらにレベルが上がって― 85 ―きているということは承知はしております。ただ、気持ちとしましては、まず、第一義的には、私個人的な思いはどうであれ、この上富良野町も町民も含めて、オール富良野エリアが共同学校給食センターを広域計画の中に事業として位置づけたという経過は、私の思いはどうであれ、これをやはり私は、自分の気持ちがこうだから、こうだということで申し上げるというのはフェアではないというふうに思っておりまして、やはり広域計画の中で議論されていかなければならないという前提に立って今お話ししておりますが、ただ、上富良野の施設しか私は詳しくはわかりませんが、他の2センターについては、どういう状況かわかりませんが、ただ、尋常でないと、このまま放置しておけば、うちの施設が尋常ではないということは捉えておりますが、それを広域連合の中で、どういうふうに将来位置づけていくか、また、私の個人の思いを、上富良野町の代表者としての思いを前のめりに発言するということについては、これはやはり慎重でなければならないと考えておりますこと、ぜひ御理解賜りたいと思います。
質問 5番 金子益三
定住自立圏があり、また、21年から発足いたしました広域連合、いろいろある中において、町長もその間で御苦労されているというのは、私も現場で存じ上げているところでございます。しかし一方で、広域計画の中におきましても、21年の大きな道内外に起きました1カ所集中のセンターによります運営で、そこが残念ながら食中毒が起きてしまったがために、非常に各小中学校、給食が停止するなど、また、さらには米飯、パンなど、いろいろなところに混乱が生じたということを踏まえて、現在は、やはり分散化したほうが、よりリスクの配分を散らすことができるということで、この間、さらには3次計画においても、当面の間は、やはり一極に集中するのではなく、今ある体制というものをとっていくことが望ましいということも一方で報告されております。ですから、やはりこれを機に、しっかりとうちの町、町だけで抱え込むとか、そういうことではございません。今後において、例えばいろいろなことも考えられると思います。あえてそれは言及いたしませんが、それらの食の分散化についても、新たな施設でも十分、今以上の機能が発揮できることも、また、期待もされますし、何よりも、今現在起きている段階の中で、安心・安全の食の提供というものがなされるためには、やはり軀体のしっかりとした改修というのがいち早く望まれるところです。現に、働いている方がおっしゃっておりますのは、夏は暖房、冬は冷房ではないかというぐらいの非常に厳しい環境の中でやっておりますし、もっと言いますと、平成21年にできました安全基準前の建物というのは、一部それぞれに改修を行い、基準に合ったものにしておりますが、手洗い施設であったり、それにかかわります職員のお手洗い等々にかかわるところといったものも、しっかりとした新基準の中の建物にはなっていないという現実になっております。私は、上富良野町の児童生徒、いっときに比べると大変減少はしておりますが、やはりそれでも子どもたちの輝かしい未来のためにも、こういった施設にしっかりと町が手当てをし、安心できる暮らしの源になることこそが、やはりこの町に住み続けることの第一歩であるというふうに捉えます。今、町といたしましても、いろいろな公共施設の改修と、また、それから経年劣化に関する検討がなされているところでございますが、私はこの建物というのは、夏休み期間中、冬休み期間中を除いて、土日、祝日を除いて、ほぼ稼働率の非常に高いものだというふうに考えております。特定多数の児童生徒が使う給食センターこそ、最優先的に町が取り組む事業と考えますが、町長はいかがでございましょうか。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
5番金子議員の学校給食に対します御質問にお答えさせていただきます。先ほども少し触れさせていただきましたが、何はともあれ、まず、富良野圏域が広域連合として1カ所に集約して、効率的な学校給食業務を行おうということを御旗に立ててスタートした事実は事実でございますので、それが広域計画の中で今も生きております。そういった状況の中で、今、議員から御発言にありますような、上富良野町が町としての意思を何かの形で表現するということは、広域連合自体の運営に私は非常にさわることになろうかなというふうな理解をしておりまして、広域連合の中での町村間の議論の中で、今度、第4次の計画年次を迎えてまいりますが、そういった中で、現在のこの方式を将来どうするかと、あるいは基本計画を見直すことになるかどうかということについて議論になった段階には、率直に私の思いも伝えてまいりたいと思いますが、今現在、そういう状況下にはないというふうに考えております。しかし一方で、現場の労働環境だとか衛生環境、さらには安心・安全の確保ということは、これは何― 86 ―をさておいても優先しなければならないことでございますので、その辺は十分配慮した運営を行ってまいりたいと考えているところでございます。
質問 5番 金子益三
平成21年に、発足当時の御旗というのは、これはもう10年以上経過しているところで、2期、3期の計画の中において、いろいろ現況というのは変わった中において、広域連合の中においても、それらの議論というのは刻々と変化しているところでございます。これは給食に限ったことではなく、自賄いの部分が多いものに関しては、そういったものもあるのは町長もお悩みの多いところだと思いますし、私も存じているところでございます。ですから、やはりここは、そこを余り、もちろん運営をしているのは広域連合ですから、そこが母体となることもわかりますけれども、広域連合の中においても、実際自賄い部分というのは、非常に監査の部分においても指摘しづらいという御指示が監査からもあったように、自賄いの部分については、自治体自治体での個々の考え方というものが優先されていくというふうにも聞いております。いずれにしましても、私は、何といっても町民が健康であり、そういった安心・安全の食の提供というのは、第一線で優先されるべきというふうに考えますし、もちろん、余り引き合いに立てるものではございませんが、いわゆる食材を確保できる建物があるのであれば、つくりたいのであれば、こういったものを、今の既存の建物をしっかりと活用しながら、そちらにも回していく。子どもたちが安心・安全に食べられる給食センターというのは、今の方式であるものであるように、しっかりと建て直すということが、やはりPTAを含めました町民のニーズであるというふうに捉えておりますが、繰り返しになりますけれども、本来優先されるべきは、我が町の児童生徒のことであるというふうに考えますが、この点はいかがでございましょうか。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
5番金子議員の御質問にお答えさせていただきますが、議員が懸念をお持ちのような、子どもたちに安心・安全な給食を提供すること、あるいは衛生管理がしっかりと守られること等については、これは個々に取り組んでいることは差し支えないことでございますので、それは自賄いの範疇の中で対応がかなうものについては、これまでもそうですけれども、取り組んできておりますので、その辺はきちっと区分をして取り組んでまいりたいと考えております。以上でございます。
質問 5番 金子益三
しっかりと広域連合の中においても議論を深めた上で、やはり分散型というもののメリットをしっかりと生かした議論を深めていただきまして、一日も早い、安心・安全の食を提供できるためのハードの整備というものが望まれるというふうに考えております。そこで、給食費の上富良野高校の部分についてお伺いさせていただきます。この上富良野高校への給食のあっせん、大変すばらしい、先進的なことだと思いますし、この部分は非常に私、共感できますし、すばらしいということをまずお話しさせていただいた上で。現場で伺いました。できることならば、現段階で小中学校へ給食を提供し、さらには、アレルギーをお持ちの児童生徒に対しても、しっかりとそれを対応したということで、年次的に計画を組んでいるというふうに聞いております。そこで、今、児童生徒数が少ない中において、上富良野高校の全生徒数分を賄うということは容易に可能だというふうにも現場で聞きました。逆に、例えば1年生は何人だとか、2年生は何人だという、今、現段階で見えていないところが、非常に現場としても混乱しているというふうにも聞いておりますので、これは、皆給食にしなかった要因というのは、どういうことでなのか、まずお伺いをさせていただきます。
答弁 教育長 服部久和(教育長は2022年3月まで)
5番金子議員の高校に対する給食の提供についての御質問にお答えをしたいと思います。まず、給食を全ての子どもたちにしなかったのは、要するに希望する子もいれば希望しない子もいる、多様性に対する対応です。給食を必要としないお母さん方もいる。絶対に必要だというお母さん方もいる。そのためには、高校の校長ともよく協議して決定したことは、全員ではなく希望制にすることだということで、私もそれに対して、そうだなと。多様な選択肢の中から、二つしかありませんけれども、選択することが一番だなと。現場において、数の関係というのは、一月前にまとめてやりますので、ちょっと言い忘れていました。なおかつ、一月ごとに、希望する、希望しないということを選択できることになっています。それによって、より多様な考え方、今月は食べたい、来月はお母さんがつくるから要らないなと。そういう部分で、より多様に対応できると、このことのほう― 87 ―がベターだなという私の判断でございます。
質問 5番 金子益三
学校側と保護者側との中で十分な協議がなされたというふうに、今の御答弁でお聞きいたしました。できれば、1カ月ごとがいいのか、3カ月負担がいいのか、児童生徒との給食の契約については、それらも現場とも綿密な打ち合わせをしていきながら、私が一番懸念するのは、月ごとの単位の中で、食材の調達等々が、手間が若干ふえたことによりまして、本来の小中校のほうに何か影響が出るということについて若干の懸念を持ったところでございますので、これらについては、事故の起きないような、リスク管理を十分にしていただきながら運営をしていただければいいなというふうに考えています。せっかくですので、給食を提供することによって、ことしの受験生がふえたという、それだけではないということも十分理解をしておりますが、本当に魅力ある高校の一つとして、保護者への負担が少ないといううたい文句の一環として、これは本当に幅出しの部分ではございますが、まず高校の部分から、これら学校給食に対する補助というのは、考えはないのか、教育長にお伺いいたします。
答弁 教育長 服部久和(教育長は2022年3月まで)
5番金子議員の給食の助成に対する御質問にお答えしたいと思います。先ほどもお話ししたとおり、現在のところ持ち合わせていないところでございます。
質問 5番 金子益三
高校に関しては、ある程度、今回初めて取り組むということですので、ぜひ今後のいろいろな問題点等々が出てきた段階で、一つ一つ検証していただきたいというふうに思います。小中学校の給食費の助成でございます。私、2016年にも同様の質問をさせていただきました。極論から申しますと、全額無償化すれというふうには私は申してはおりません。現段階で、ちょっと古い資料になりますが、平成29年度統計におきまして、道内において、学校給食の小中、無料化しているのは4.4%というデータが出ております。件数にしても非常に少ないです。15自治体ということでございます。しかし一方で、一部無償化もしくは一部補助といった形で、法的な部分ではないです。幅出しの部分でやっているところ、それだけでも24%ということで、合計しますと33%の自治体が何らかの学校給食に対する助成というものを行いながら、保護者への経済的な負担のみならず、この間にあります滞納等の職員の回収のストレス等の軽減にも努めているというふうに伺っております。それらを踏まえまして、上富良野町においても、例えば多子世帯、子どもがたくさんいらっしゃる、例えば第3子は無料にするとか、第2子からは、今現在安くなっているのもありますけれども、そういった中において、少しずつ段階的な補助というのは出せないのか、また、そういった検討はなされないのか、お伺いいたします。
答弁 教育長 服部久和(教育長は2022年3月まで)
5番金子議員の給食の無料化、あるいは助成に対する御質問にお答えをさせていただきたいと思います。先ほども申し上げましたけれども、町において、給食費の軽減を図るために定額の補助金を、まず1点出しております。もう1点は、要保護、準要保護世帯に対して全額の支援、いわゆる無料化を図っております。その中で一定程度の助成策というものは講じているつもりでおりますので、それ以上の補助施策については、現段階、考えていないところであります。以上です。
質問 5番 金子益三
町におきましても一定程度の、法的に基づいた補助というのはなされているということも存じております。また、今、教育長がおっしゃった、いわゆる準要保護等の家庭につきましての全額支援というのもありますが、実はこれ国においても、また、こういった関係の方においても、水面下で議論になっているのは、いわゆる就学援助という形で、これら準要保護世帯等にさまざまな、給食費のみならず補助というのを町では出すシステムになっておりますが、これが実は、保護者がなかなか出しづらいという声というのもちまたでは聞いております。というのは、貧困というものが明らかになりたくない。また、そういったものに対して若干の後ろめたさを持っているという声が全国的にも蔓延しておりますし、また、町においても1人、2人、そういったお声を私ところにも聞いております。ですから、先ほど私が申したとおり、無償化というわけではないですが、ある程度、一定程度の助成をすると、自治体に対する感謝の気持ちというものも児童生徒も持ちますし、先ほど申したとおり、保護者は当然経済的な軽減になりますし、納入等に係る手間も省けます。また、学校といたしましても、職員としましても、滞納等の督促等のこともしっかりと軽減になり― 88 ―ますし、また、自治体といたしましても、子育て支援のしっかりとした柱にもつながるというふうに考えております。それらを踏まえまして、お金にかかわりますことなので、町長に対して、先ほどの定住・移住にもかかわることでございますし、町の子どもの貧困にかかわる対策等にも裏づけることにもなりますので、町長に対して、これらの支援策等についての考え方を伺いたいと思いますけれども、教育長お願いいたします。
答弁 教育長 服部久和(教育長は2022年3月まで)
5番金子議員の御質問にお答えしたいと思います。まず、申請される方に御安心いただきたいのは、プライバシーに関することは一切漏れないということをお伝えしていただきたいなと思います。その上で、恥ずかしがることなく、しっかり自分の与えられた権利をしっかりと申請していただきたいなというふうに考えているところであります。また、他町村において、いろいろな施策をやっている実態も知っております。うちの隣の町でも給食費を無料でやっております。それは、施策決定の中で、給食費をただにするとどこか削らなければなりません。そういうことをする必要があるのかどうなのか。隣の町では、うわさで聞きますけれども、過疎指定を受けた過疎の町として、そこに充てる財源があるからやったというようなお話も聞いております。うちは、残念ながら、残念と言っていいかどうかわかりませんけれども、過疎ではないところが、財政的にも違うという部分も御理解いただかなければならないなと。その中でどこを選択していくのか、子育てについても、当然どこに充てるのかという部分で、うちの町でやっている定額補助、あるいは要保護、準要保護に対する部分で、パーフェクトとは言いません。住民負担は、住民の側として安いほうがいいのは当然であります。ですけれども、パイが決まっているとしたら、片方に厚くすれば片方は薄くしなければならない。それらのことを考えたときには、現段階では、するようなことを考えていないということで、御理解をいただきたいなと思っております。以上です。
質問 5番 金子益三
よりよい環境のために、また、さまざまな方策を練っていただきたいというふうに思います。続きまして、公園等の立ち木について質問をさせていただきます。いろいろな中で管理されているというふうに聞いておりますが、やはり今回、若干場所等々も絞って私もさせていただきました。本当に緑地公園の中において、管理されている、非常にきれいになっている公園等を含め、多々見受けられます。公園等を含め。その中で、やはり町民からのニーズが高いのは、幹線道路に面している商工会、セントラルプラザ横の立木については、当初の目的というのはある程度達成されて、また、今あそこににぎわいのテントがあります。あれらの支障にもなっておりますし、何よりあそこは通学路、いわゆる汽車通の生徒の、夜の遅い時間、子どもたちも歩く経路にもなっております。非常に不審者等々の情報もいっとき出たこともありますので、あそこは、上の剪定というのも必要かもしれませんが、一刻も早くもう少しすっきりとさせることが、環境整備にも望ましいなというふうな声も聞いておりますので、この点いかがでしょうか。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
5番金子議員の立木等に対します環境整備についての御質問にお答えさせていただきます。具体的に御質問いただきました、にぎわいテントの近辺についてでございますが、実は、あの施設を設置するときに、商工会の皆さん方とか周辺の方々に御意見なり御希望を伺った中で、実は、あのとき相当ばっさり整備したはずです。それから以降、枝が伸びたりして、少し見苦しさが出てきているとすれば、それは整理しなければならないかなと思いますけれども、伐採した時点で、相当伐採していますので、あの当時の環境に戻すということは、これは、当時、あの姿がよかろうということで整備したわけですから、そこから少し外れてきている現況は回復しなければならないということは理解できるところでございます。
質問 5番 金子益三
ちょっと今、私もセントラルプラザ横ということで限定してしまいましたけれども、この間、宮町公園においても、過度の大木を切った影響で非常に環境がよくなり、従前は、あそこで若干未成年の粗悪な行為も見られたというふうに聞いておりますが、やはり見通しがよくなるということで、そういった犯罪のゲートウエイが取り除かれ、非常に地域環境もよくなるというふうに聞いております。ぜひもう一度点検をした中で、また、日の出公園の山頂においては、木は当然生長しますので、剪定というのをしっかりして、あそこに訪れた観光客が― 89 ―美しい景観をしっかりと眺めることの阻害のないように管理をしていただきたいと思いますが、この点、最後にお伺いいたします。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
5番金子議員の立木等に関します御質問にお答えさせていただきます。まず、各集会施設等、あるいは街路等にあります立木等の環境整備につきましては、やはり周辺の方々に迷惑を及ぼさないこと、あるいはそういった公衆衛生上望ましくない状況はつくらないことということは、これは変わらない基本だと思います。一方、そういった立木に対します価値観と申しましょうか、少しうるさいぐらい生えているほうがいいのだという、実はそういうお考えの方もおりますし、さっぱりしたほうがいいのだということで、それぞれ個人のお宅も、じいちゃんの時代まで木がいっぱい茂っていたものが、息子の代になったら何もなくしてしまったとかということ、それぐらい幅のあるものだということだなと思っております。特に日の出公園の頂上付近につきましては、忘れもしないのですが、私、当時議員として参加しておりましたが、あそこの景観をよくしようということで行ったときに、眺めというか、非常に茂っておりまして、環境がいいなと感じたのですが、一方の専門家の方は、前が見えづらいから切るべきだということで、ばっさり切られて、私、個人的にはがっかりした思いがありまして、非常にそこら辺も整合性をとっていかなければならないということですが、まずは、地域で管理してくれております住民の方々の意向を十分にお聞きして、そして必要な剪定なり整備をしていくということが、私は第一義であろうというふうに考えております。それをしっかりと念頭に置いて管理してまいります。