上富良野町議会 令和1年第4回定例会 2019年12月12日
(1)病院の再編統合と整備計画について/(2)道路整備について/(3)防災対策について
2019年12月12日、上富良野町議会の一般質問で、米沢義英議員が「病院の再編統合と整備計画について」「道路整備について」「防災対策について」について質問し、町長 向山富夫が答弁しました。
- 質問者
- 米沢義英 議員
- 答弁者
- 町長 向山富夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 米沢義英
さきに通告してありました項目について質問いたします。第1点目については、病院の再編、統合についてであります。厚生労働省は、9月26日、病院の再編、統合の必要性のある公立・公的病院名を公表いたしました。北海道では54施設となり、上富良野町立病院もその対象となりました。その背景には一体何があるでしょうか。今、国が進める社会保障費の削減であります。そのもとで、病院の統合や病床の削減の議論を一層進めろというものであります。無謀な内容であります。町民の健康と暮らしを守り続けてきた町立病院の存続にかかわる大きな問題と考えます。次の項目について、町長の見解を求めます。一つ目には、町立病院は一般病床と老人保健施設を併設し、緊急指定病院としての役割を担いながら、町民の健康と命を守り続けてきた、地域に欠かせない医療機関であります。地域の実情を無視して全国一律の基準で病床の削減を迫るには、余りにも無謀と言わなければなりません。また、病院名の公表に私は断固抗議し、撤回を求める必要があると考えますが、この点について、町長の見解を求めます。2番目には、町立病院の整備に向け、計画を進めておりますが、病院の再編、統合の影響で整備計画が中止に追い込まれることがあってはならないと考えます。この点についても町長はどのようにお考えでしょうか。また、整備計画の進捗状況についても伺います。次に、道路の整備についてお伺いいたします。道道上富良野旭中富良野線と、町道南6条通の交差する路線は大曲がりのカーブがある道路で、冬期間等においては特に路面が滑り、車両がガードレールに衝突するなど、事故が発生している危険な路線であります。地域からも路線の整備を求める声も出ていますが、今後どのように対応されるのか、現状を踏まえて答弁を求めます。次に、防災対策についてお伺いいたします。胆振東部地震では、全停電する事態となりました。まちにおいては、同時に避難所開設のなどの対応がとられました。停電も短期間で復旧しましたが、町民の多くは、停電がいつまで続くのかと不安の中で過ごしたという状況にあります。また、子育てをしている方にとっては、特に乳幼児を見ながらの生活は大変だったと聞きました。例えば、避難所、ミルクや食事、水の確保などの情報が少ない中での生活に不安を感じたと話していました。行政などの情報が少ない中で、頼りになったのが子育てサークルのつながりでの情報交換に助けられたと語っていました。そこで、次の項目について伺います。一つ目は、転入者が多いまちで、子育て世帯に対する災害時における情報は、防災無線やメール、総合相談窓口などによる情報提供などの工夫が一層必要だと考えますが、どのようにお考えでしょうか。2点目には、子どもと一緒に避難をした場合、子どもが走り出し、大声を出すなど、ほかの避難者に迷惑をかけないか、心配したという話も聞きまし― 39 ―た。また、そのとき、行政の配慮もあったようであります。子育て世帯が避難したときの避難所の確保も当然必要と考えますが、この点についても町長の見解を伺います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
7番米沢議員の3項目の御質問にお答えさせていただきます。まず、1項目めの病院の再編、統合と整備計画に関する2点の御質問でありますが、関連がございますので、一括してお答えさせていただきます。昨日の荒生議員の御質問にもお答えさせていただきましたが、国においては、再検証に向けた基本的な考えといたしまして、今回の公表については、地域医療構想の実現に向けて、客観的なデータを国から提供することにより、それぞれの医療機関等に対し、再検証を促すことが目的となっており、今回の公表が必ずしも医療機関そのものの統廃合を求めるものではなく、さらに、病院が将来担うべき役割や、それに必要なダウンサイジング、機能分化等の方向性を機械的に決めるものではないとの見解が示されていることから、私といたしましては、今回の公表によりまして、町立病院整備計画に影響を与えるものではないものと判断をしております。御質問の、国による病院名の公表に対しましては、既に厚生労働省、総務省に対しまして、北海道町村会として地域医療構想に関する緊急要望書を提出し、国が強制的に再編、統合を押しつけることなく、将来の地域医療のあり方について、地域の実情を十分踏まえた柔軟な対応を行うよう、強く要望してきているところであります。また、本町といたしましても、北海道を通じまして、今回の公表につきまして、遺憾の意を述べたところであります。次に、整備計画の進捗状況につきましては、昨年5月にプロジェクトチームを設置し、本年4月には病院内に病院施設整備室を開設し、協議、検討を重ね、町立病院整備に向けた方向性をまとめ、新病院建設に向けての作業を現在進めているところであります。今後につきましては、北海道と協議を進めるとともに、令和7年度の整備完了を目指し、順次、基本構想、基本計画、実施計画の策定と、計画的に進めてまいります。次に、2項目めの道路整備に関する御質問にお答えいたします。御質問の道道上富良野旭中富良野線と町道南町2条通との交差点付近の道道側のカーブについてでありますが、特に冬期間においては、路面が滑り、車両が民家に突っ込んでしまう事故が過去にもあり、危険な路線として認識をしております。まちにおきましては、社会資本整備要望として、毎年、北海道に対し、線形曲部改良の要望を行っているところであり、北海道からは、現況状況や交通量の推移などを勘案し、検討すると回答をいただいているところであります。また、現地におきましては、カーブを示す矢印、砂袋の入った砂箱や、ガードレールの設置など、安全対策は講じられておりますが、現実に事故が発生しておりますので、特に冬期間の適正な管理について、スリップ防止としての砂まきの徹底などを要望している状況にあり、今後におきましても、線形改良と安全対策を継続して行うよう、要望活動や協議に努めてまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、3項目めの防災対策に関する2点の御質問にお答えいたします。まず、1点目の子育て世代に対する災害時における情報提供に関する御質問にお答えします。昨年9月6日未明に発生しました北海道胆振東部地震では、全道域が停電するという、これまでに経験のないブラックアウトの状況となり、本町におきましても、全域停電を受け、災害対策本部を設置するとともに、災害等の各種情報を防災行政無線等により提供し、避難所の開設、運営を進めてきたところであります。子育て世代への情報提供に関しましては、災害対策本部が収集する情報に基づき、諸対応や公共施設等の状況を防災行政無線により情報提供するとともに、各部署においては、住民の方からの相談等に対応するよう努めてきたところであります。この中におきまして、子育て世代に限らず、それぞれのニーズに応じた情報がさまざまな手法で逐次提供できたとは言えず、後の課題に上げられた点でもありますことから、今後の防災対策の中で改善が図られるよう努めてまいりたいと考えております。最後に、2点目の子育て世帯の避難場所に関してでありますが、昨年の全停電時に、保健福祉総合センターかみんに開設しました避難所につきましては、延べ26名の方が避難されたところであり、その中には、お子様連れで一時的に避難した方もおられましたが、就寝前に帰宅されておりました。当時の避難所開設は、停電時に生活不安を感じる高齢者の方々の避難を想定したところであり、かみんの1階多目的ホールを主として、支援が必要な方はデイサービスセンターかみんを使用、また、多目的ホールにおきましては、食事と就寝、性別への配慮から、区分したつくりとしたところでありますが、避難期間が短期間で終結したことから、大きな― 40 ―問題の発生はありませんでした。避難行動が必要となる災害発生直後における初動段階での避難所開設は、人命を優先した緊急的なものとなり、開設当初から個別ニーズに対応したものとすることは難しいものと認識しておりますが、近年の大規模自然災害では、多くの方が長期的な避難生活を送らざるを得ない状況にあり、そのような中で、子育て世帯を初め女性や高齢者、支援の必要な方々など、それぞれのニーズに応じた避難所運営については、さまざまな課題が上げられておりますことから、それらを参考としながら、町内の避難所に指定している施設ごとの利用において、個別ニーズへの対応の可否や、機能を判断した中で、避難所の配置や、施設内での個別ニーズに対応したエリアの確保など、実際の運営を想定した対策、訓練などを検討してまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。
質問 7番 米沢義英
病院の再編成について伺います。町長はこの間、北海道町村会などを通じて、医療構想に関する緊急要望書を提出し、早急な再編、統合は地域にかかわる重大問題だということで、要望したということであります。ここで、病院の再編だとか、病院の将来的な構想については、町立病院の建設計画等については影響は出ないというような話もされました。今回の医療の再編というのは、それにとどまることなく、将来的には、今目指しているのは、社会保障の削減でありますから、今回の第16回社会保障の審議会医療部会というところが出した資料を見ますと、引き続き医療の、病院の統合、再編成については、地域医療構想会議で協議し、改めて合意を得るように要請するという形でなっております。また同時に、これからの地域医療の提供体制の現状を踏まえながら、機能の、言われたとおりに、分化や連携、集約、こういったものを念頭に置きながら、再編、統合を進めるということをこの部会の中で言っているわけです。この部会というのは強制力があって、国の厚生労働省が一定程度意見は言うものの、この部会の最終的な決定というのが非常に大きな影響を及ぼすという状況になっていることを考えれば、やはり今、何となくはっきりしない中で、この再編、統合というのはとまっているかのように見えますが、私の認識としては、最終的には再編、統合へ進むという形になるのだろうというふうに思います。このことを考えたら、町長が遺憾だと述べていると同時に、私はもう一歩踏み込んで、やっぱり撤回抗議をするというぐらいの、こういった思い、町長も持っておられるというふうに思いますので、こういう認識に立てば、撤回するということも踏まえて、関係機関に要請すべきではないかというふうに思いますが、もう一度、町長の見解等についてお伺いいたします。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
7番米沢議員の地域医療に関します御質問にお答えさせていただきます。まず、大きなくくりで申し上げますと、国全体として社会保障費の増大傾向というものに課題意識を持っているということは、これは事実だろうというふうに思います。そういった中で、医療費問題をどのように捉えていくかということでございますけれども、これは審議会等が、学問的に見解を述べておられるものかと思いますが、しかし、冒頭、お答えさせていただきましたように、私ども、暮らすそれぞれの全国津々浦々で平等に医療を受けるという権利は、これは侵されるものであってはならないということが私も基本でございます。どういう形で国に対してものを申していくかということについては、反対行動を起こすことも一つの方法でしょうが、個々の自治体がそういった行動をすることもときには必要でしょうが、やはり第一義的には、私どもの所属しております町村会、そういったものを通じて私どもの声を届けていくと。現にそういったことがこれまでも多岐にわたって行われておりましたが、私の認識といたしましては、一見、ソフトなような印象は与えておりますが、現実的には、国はかなりの部分で耳を傾けてくれているという実感もございますので、そういった手法等を講じて、とにかく地域の実情を無視したような方向づけは断固として声を出していくということには変わりはございませんので、御理解賜りたいと存じます。
質問 7番 米沢義英
もう一つ、訴えるという状況の中で、町長も御存じのように、地域、上富良野を見ただけでも、急性期の方、慢性期の方、回復期の方という形で、いろいろな方がこの病院を、ベッドを利用したり、通院されたりだとかしているというのが現状なのですね。そういうことを考えたら、やっぱり地域医療というのは、本当に多岐の治療、あるいは要望に応える、そういった病院だというふうに考えております。だから、国が指摘するような2次医療圏から20分以内だとか、そういう条件の中で一律にくくって病院を再編するということにな― 41 ―れば、上富良野町が将来、やはりこの上富良野町で多くの方が安心して、健康な中で暮らしていこうとすれば、やはり病院も必要でしょう、スーパーも必要でしょうし、学校も必要でしょうし、そういうやっぱりまちづくりが今求められている中で、結局、国が目指すものというのは、そういった地域の実情を無視していると思います。もう一つ、何よりも不採算部門を抱えている部分がたくさんあるかというふうに思います。緊急指定病院もそのとおりであります。この間、国が行ってきたのは、地域の病院が成り立たなくなってきている背景はもう一つあるような気がするのです。それは、診療報酬の削減、ベッド数の稼働率が悪いから特別交付税を削減するなどなど、さまざまな医療報酬等、そういった関係に対するやはり削減を行ってきて、やっぱり不採算部門を抱えながら地域の住民の健康、暮らしを守る病院であるにもかかわらず、それをやはり国のほうで制限をどんどんかけてきているという実情があると思うのです。やはり町長、ぜひ今後いろいろな形の中で、やはり陳情、要望に出かけられるというふうに思いますが、私以上に、町長は町立病院の設置責任者でありますから、実情についてはよく知っていらっしゃるかというふうに思いますので、こういう実情もしっかりと再三繰り返し訴える必要があるというふうに思います。そういう意味で、やはりこの町立病院の存続というのは何が何でもしていかなければならないというふうに思いますが、この点について、もう一度回答をお願いいたします。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
7番米沢議員の医療に関します御質問にお答えさせていただきます。国は確かに、前段申し上げましたように、社会保障費の削減という大命題のもとに、あらゆる分野に切り込もうとしているということはおっしゃるとおりだというふうに思います。とりわけ地域医療に関しましては、私といたしましては、今回、整理、統合を求める病院としての公表の中に、リストには入っておりますけれども、その前後の事情についてはお話ししたとおりでございますし、これからもそういったことが実際に反映されることのないように、私としては運動を続けてまいりますけれども、さらに、やはり赤字、要するに不採算をどのように捉えるかということに対しましては、確かに経済行為として行うという観点からだけ判断すれば、それは不採算ということになりましょうが、町民全体の安心・安全を支えるという価値観から言えば、住民合意がそこになされていれば、必ずしも不採算だから云々という判断はなじまないものと私も理解をしておりますし、特に議員から御発言がありましたように、本当に幅広な診療を、末端の医療は、病院は担うわけでございまして、今回の公表は、今、国は病院から上がりますレセプトを全部自動的に点検できるようになっているものですから、上富良野は御案内のように救急指定もしておりますし、急性期医療も標榜している関係で、急性期に見合った治療を実際やっているかというふうに、数値を持って見られておりますが、だけど実際には、議員から御意見ありましたように、本当に幅広い診療を行っておりますので、どういった病院の診療体制を上富良野、私どものまちとしてこれからも存続していくかということは、これは皆さんと相談しながら進めてまいりますが、そういう本当に機械的に判断するような内容ではなくて、幅広な役割を担っているのだということも、今後、機会を通じて発信してまいりたいと考えております。以上でございます。
質問 7番 米沢義英
ぜひそういったことで進めていただきたいというふうに思います。次に、病院の整備計画についてお伺いいたします。昨日の同僚の議員に対しても、今後、特別養護老人ホーム等については、現在のところ、中長期的には必要だというふうに考えているけれども、当面は、財政的な問題も含めて、その計画には入っていないというような状況だというような説明がされました。もう一度確認したいのが、この基本構想、計画、実施という段階になった場合に、ベッド数等はどういうふうな確保、老人保健施設だとか、一般病床を削減するだとかというのがあるかというふうに思いますが、その点、ちょっと医療構想の計画の中でどのようになっているのか、ちょっと確認しておきたいというふうに思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
7番米沢議員の御質問にお答えさせていただきます。今後の病院の整備計画に向けた、少し具体的な中身のお話でございますけれども、それぞれ一般病床、あるいは老健等を含めたベッド数のあり方等については、内部的には一定程度の方向性は共有しておりますが、その前段に、富良野圏域の地域医療構想の中で、そういった私どもが想定したいなと思っている形が、まずそこは何としてもクリアしなければならないことがございまして、そういった中でお示しさせていただいて、皆さんの合意が得られた段階では、ざっくり申し上げまして、一般病床につい― 42 ―ては少し実態に見合ったように減らしていくこともありかなと。逆に、老健機能については、社会情勢を考えると、増強していくことが皆さんが望まれている形かなというふうに判断しているところでございます。
質問 7番 米沢義英
今後、地域医療構想という形で、富良野圏域とも相談しながら、いろいろな対策になるかというふうに思います。あわせて、やはり将来、ラベンダーハイツ等、特養等が老朽化するという状況はもう既に明らかになってきておりますので、そういった点で、昨日の答弁の中では、用地の確保については明確な答弁が必ずしもされていなかったのかなと。将来的には必要だというふうに言われておりましたけれども、そういった意味で、将来的な構想も含めて、ある程度こういった構想、計画の中に、そういった将来建設するであろうと思われる要素があるとすれば、事前に用地の確保もしながら進めることも一つの案かなというふうに思いますが、この点についてお伺いいたします。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
7番米沢議員の、ハイツも含めました総合的な計画についてのお考えについての御質問でございましたけれども、昨日、荒生議員のほうにお答えさせていただきましたような方向を基本的な考えとしておりますが、本当に将来を考えたときの医療施設と介護施設の拠点化というのは望ましい姿ということには変わりはございません。ただ、用地的に、用地を求めて新たにということは、姿としては私も全く異論はございませんが、現実の課題といたしましては、さまざまな、実は漠然とした構想の中では、今、議員からお話ありましたようなこともイメージはした経過はございます。しかし、小さいことを申し上げますと、ドクターと病院とが道路を隔てないで一つの敷地内で居住していないと、あるべき医療の診療報酬等の関係、オンコールの対象にならないとか、非常に私も今回、びっくりするぐらい、厳しいルールの中で仕組みができているのだなということを感じたりしますと、なかなかそれと、見たとおり、あの敷地の中でやりくりしようとすれば、子どもセンターとか、あるいは医師住宅とか、本当に悩ましい問題はいっぱい抱えておりますが、何とかその中で知恵を出して、最小の経費で、負担で、最善のものを計画していきたいというのが偽らざる心境でございます。以上でございます。
質問 7番 米沢義英
今後、議論する機会もあるかというふうに思いますが、ぜひいろいろなことが想定される、なかなか厳しい財政状況の中でやらざるを得ないという部分もあるかというふうに思いますが、いろいろ将来的なラベンダーハイツのあり方も含めながら、同一敷地内でするのかどうなのか含めて、十分検討の余地があるなというふうに考えておりますので、今後また協議する機会の中で、話を進めていきたいというふうに考えております。次に、道路整備についてお伺いいたします。この地域については、非常に地域の皆さんに聞いたら、いつ車が飛び込んでくるかちょっとわからないというような、非常に不安の声が非常に出ているという状況になっております。まちのほうも道だとかに要望して、今後、交通量等の推移も勘案しながら、要望の対応に向けた話し合いも進められているというような回答でありました。そこでお伺いしたいのですが、現状では、まだどういう方向、わかれば何年度ぐらいまでに調査するだとか、それに向けて今度は道路整備に入るだとかというような、そういった計画というのは、実際、まちのほうに伝えられているのかどうなのか。もしくは、まだそこまで話が前進していないという現状があるのかどうなのか、この点について確認したいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
7番米沢議員の道路の安全確保についての御質問にお答えさせていただきます。議員から御質問にありました場所についての危険性については、私も毎日通る道路でございますので、本当に慎重に通行しているというのが実態でございます。そういう中で、北海道との協議と申しましょうか、やりとりの中では、実はもう皆さん御案内のように、現在、吹上道路が北海道では工事に着手していただいております。北海道も、現場の状況はもう十分理解はしていただいておりますけれども、同時進行という形で2路線を手がけるということは、北海道もなかなか大変な事情らしいですから、これは非常に難しいと。まちの判断として、片方を一時お休みしてこちらのほうをということであればまた話は違うのかもしれませんけれども、そういう北海道としても一つ一つなし遂げていきたいというような意向上から、同時進行は大変難しいという現況を聞かされているところでございます。
質問 7番 米沢義英
そうすると、まだ現在のところは明確な回答というか、そういったものというのは得られていないという状況の話かというふうに― 43 ―思います。いずれにいたしましても、地域の住んでいらっしゃる方が、やはり不安を感じて生活するということは、本当に普通な話ではありませんし、ぜひ早急、今後なるべく早く、この改良に着手できるように、引き続き要望、改良をぜひまちとしても関係機関に働きかけていただきたいというふうに思っております。次に、防災対策についてお伺いいたします。今回の、昨年の胆振東部地震で、全停電が起きるという状況になりました。ここにも書いてあるように、子育て世代だけではなくて、いろいろなやっぱりまちに住んでおられる方がいろいろな情報を入手するということで、防災無線などを通じていろいろ情報も入手されていたという状況がありますし、また、まちのほうも、緊急事態という状況の中で、対応も素早く、いろいろ多方面にわたり対応されていたということも見受けられて、私自身も感じております。そこでお伺いしたいのは、特に上富良野町というのは、やはり特に子育て世代で言えば、転入者がやはり多いという状況にあります。いろいろ聞きましたら、自衛隊官舎に住んでいらっしゃる方なのかなというふうに思いますが、給水車だかが来たという話も聞きますし、子どもさんを抱えて、4階までですかね、一番最上階まで水をくんで上がるということになると、相当大変だったというような話も聞かれます。また同時に、やっぱり食べ物等が、やはりなかなか確保できない不安があったというような話も聞かれております。そういう意味で、こういう人たち、どうやって、どのようにして情報を得たかというと、LINEを通じて、すごいLINEで、やっぱり食事を確保するだとか、いろいろなミルクを確保するだとかというのをやったというのですね。それも、当然、みずからの力で、やっぱりそういう災害時における対策をとるという点で、非常に頼りになったということが言われました。もう一つ不安だったのは、同時に、みずからもやらなければならないけれども、情報を確保しなければならないけれども、やはり行政の情報がちょっと不足気味ではなかったのかということの話が聞かれました。そういう意味で、今後、子育て世代という形で私は特記しておりますけれども、そういう意味で、もっと情報のあり方、メール、あるいはどこへ来たら総合的な相談窓口でそういった情報を得られるというような、情報提供のあり方の工夫というのがもっと必要ではなかったのかというふうに感じておりますが、この点、確認しておきたいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
7番米沢議員の防災対策上の、特に情報伝達の点についての御質問にお答えさせていただきますが、昨年の胆振東部のブラックアウトを受けての対策については、先ほど御説明させていただいたとおりでございます。ただ、その中で、やはり多くの課題を学習したというのは事実でございまして、とりわけ最近は、情報をどのようにお伝えするかということは、非常にツールはたくさんございまして、悩ましいところでございまして、私も全く本当に、旧態依然という言い方は適切ではないかもしれませんけれども、従来の伝達方式が果たして住民ニーズに応えているかというと、むしろ不足していると言ったほうが適切かと思います。まちといたしましては、近い将来、防災行政無線を更新する計画を持っております。そういった中で、指示もしておりますけれども、さまざまな、今、議員から御発言にありましたような、もう戸別受信機は要らないと。それぞれ各自の携帯、スマホというのかな、スマホにメールで届けてもらえるような仕組みのほうがいいとか、さまざまなリクエストがあります。今後、整備をする段階において、まちといたしましては、どこまでお応えできるかわかりませんけれども、それぞれ情報を受ける媒体として何がいいのかということも、少し個々人にその希望を聞いて整備できるようなことも検討しようということで、具体的に専門の方々と少し勉強させていただいておりますので、今、議員から御質問にありましたような点にさらに応えていけるように努力をしてまいりたいと考えております。以上でございます。
質問 7番 米沢義英
防災無線は絶対必要だというふうに思っておりますので、そういった点では、やはりこういうものを含めた中で、この情報伝達のあり方、相談窓口のあり方などをもっと工夫する必要があるというふうに感じておりますので、今後、ぜひ協議していただきたいというふうに思っております。次に、2番目なのですが、避難先での子どもたちの避難場所の問題です。ここにも、答弁書にも書かれておりますように、緊急時ですから、画一的にここは子どもたちの部屋だということにはならないのかもしれませんが、一定程度落ちついてきた段階の中で、区分けするということも必要になってくるのかなというふうに思いますし、また同時に、あらかじめある程度想定した中での対応というのも必要に― 44 ―なってきているかというふうに思っております。聞きましたら、やはり気兼ねして、やはり子どもたちが回って大声を出すということで、心配だったという話であります。その時点でも配慮がありまして、隣の部屋という形で、別室でちょっとという形の話もあって、そこはタイルだったそうですが、ちょっと敷物もいただいたそうなのですが、ちょっと細かい話をさせていただきますが、タイルで、ちょっと敷物が薄くて、非常に冷たくてかたかったというような話も出ております。こういう話も出ております。そういった話もありますので、やはりこういった点での対応というのも、今後、十分検討する課題という形に回答書の中ではありますので、この点の今後の対応について確認しておきたいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
7番米沢議員の避難の仕方、場所の確保についての御質問にお答えさせていただきますが、昨年の、お子様連れで避難された方もいらっしゃったということでお答えさせていただきましたが、避難を少しためらわれたりというようなことというのは、相当切迫しているかというと、少し余裕があるなという状況が推定されます。まず私どもとしては、とにかくそういったことを超越して、まず命を守るのだという行動が第一だと。それについては、場所、ところを構わず避難をしていただきたいと。そのときには区分はなかなか難しい。次に、少し落ちつかれた状況の中で、少し時間をかけた避難になることが想定される場合には、次の段階として、それぞれ実態に合わせた避難場所の確保という段階に進むべきだというふうに考えておりまして、その中で、どういうふうなまちとして場所の確保や対応ができるかということは、私どももさらに検証が必要であろうというふうに思いますので、まず第一義的には、そういう余裕がない状況でございますので、その後の対応については、少し私どもも検証させていただきたいと考えております。以上でございます。
質問 7番 米沢義英
ぜひ検討していただきたい部分であります。緊急時ですから、回らないところも実際にあります、やっぱりね。やはりかみんの避難場所の問題点として、やっぱり非常電源がありますが、1階部分しか恐らく利用できないという形になっております。そうしますと、やはりいざというときに、やはり2階、部屋があるにもかかわらず、そういった対応も、設置した時点でちょっとわからなかった部分もあるのかもしれませんが、やはり2階も使えるような工夫というのも当然必要なのかなというふうに思っておりますが、そういうものも含めて、今回、改めて調べた結果、いろいろな課題、また、まちのほうも十分そういった部分については熟知しておりまして、今後の課題だということの話が聞かれましたので、こういうものも含めて、今後の対応等についてどうなのか、避難場所としてのやはり確保という点でどうなのか、答弁を求めます。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
7番米沢議員の災害発生時の避難場所の確保についての御質問にお答えさせていただきます。さまざまな、今、災害が全国的に多発している中で、避難場所をどういうふうに安心して過ごせるような環境づくりが必要かということは、常に議論がされております。まちといたしまして、限定された公共施設の中で、当然、避難場所を確保していかなければなりませんし、さまざま、今、避難をするときのツールと申しましょうか、簡易ベッドであったりトイレであったり、そういったものを、また一方で大変新たなものが出てきたりということで、当初私どもが想定していた以上に、快適という言い方はどうかわかりませんが、少し安心して過ごしていただけるような環境整備のできるようなものも出てきておりますので、それらと組み合わせて、旧態依然とした考えではなくて、時代に合った避難者の環境整備ということを、これからずっと永遠のテーマだと思いますが、私どもとしても検討してまいりますので、御理解賜りたいと存じます。