上富良野町議会 令和1年第4回定例会 2019年12月12日
(1)道の駅上富良野を設置してはどうか/(2)富原運動公園のテニスコートの改修を
2019年12月12日、上富良野町議会の一般質問で、金子益三議員が「道の駅上富良野を設置してはどうか」「富原運動公園のテニスコートの改修を」について質問し、町長 向山富夫、教育長 服部久和が答弁しました。
- 質問者
- 金子益三 議員
- 答弁者
- 町長 向山富夫、教育長 服部久和
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 5番 金子益三
私は、さきに通告してあります2点につきまして、町長並びに教育長に所信をお伺いいたします。初めに、町長にお伺いをいたします。道の駅上富良野を設置してはいかがでしょうか。昨今、北海道のみならず、全国的にも道の駅が各地でさまざまなイベントなどを通じて、その地域のまちの活性化に寄与しております。北海道内におきましても、過去においては、国道に面した郊外にあり、通行の一般のドライバーのトイレの利用や、また、食事などといったもの、いわゆる通過型の観光に寄与する要素が多い施設でありました。しかしながら、近年の道の駅というのは、道の駅自体を活用して、その地域の独自性をPRしながら、観光客を集めることや、さらに加えて、地域に生活されている住民もその施設自体を活用するなど、非常に汎用性の高いものがあるのが現状であります。現在、まちにおいては、防災や産業の活性化に向けた複合型の拠点施設整備の構想があると伺っております。せっかくの機会ですので、この複合型の拠点施設をあわせて道の駅上富良野として町内外の皆さんに活用していただける施設とすることが望ましいと考えますが、町長のお考えをお伺いいたします。2点目は、教育長にお伺いをいたします。富原運動公園内にありますテニスコートの改修をされてはいかがでしょうか。現在、富原運動公園にありますテニスコートは、ハード1面、クレーコート3面、ラバーコート2面が設置されている現状にあります。しかし、その全てのコートのサーフェスは老朽化が進んでおりまして、夏期の間、基本的には上富良野中学生の利用がメインとなっているところではございますが、大変水はけも悪く、多少の小雨でもすぐに水たまりができてしまい、部活を中断してしまう現状にあります。また、アクリル塗装のハードコートは傷みも劣化も激しく、小雨でも非常に足元が滑り、大変危険な状態になります。そこで、現在、上富良野町の富原運動公園にあるテニスコートを全天候型のオムニコートに改修してはいかがでしょうか。ここ富良野沿線においても、オムニコートの設置はないのが現状であります。オムニコートを我がまちに設置することで、生徒などの大会も開催することが可能になります。上川代表戦や北海道の全道大会においては、コートはオムニコートを使用されているので、そういったコートになじむためにも、早急の改修が望まれているのが現状でありますが、この改修の考えについて、教育長に所信をお伺いいたします。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
5番金子議員の2項目の御質問にお答えさせていただきます。まず、1項目めの道の駅を設置してはどうかとの御質問にお答えさせていただきます。複合拠点施設の整備計画に当たりましては、まちの産業を初めとした魅力の発信拠点として、また、町民が気軽に集える居場所としての機能をいかんなく発揮できるよう検討を進めているところであります。道の駅としての整備に関しましては、さきの荒生議員の御質問でもお答えさせていただきましたように、道の駅整備を前提とせず、複合する機能、主な利用者、利用対象者、立地条件などの制約を受けない中で、より有効に利用される施設整備を進めるこ― 52 ―とが重要と考えているところでございます。その検討過程の中で、道の駅が持つ一部機能も備え、かつ、事業目的や効果が十分に期待できる場合には、制度の活用は検討対象になるものと考えているところでございますので、御理解を賜りたいと存じます。
答弁 教育長 服部久和(教育長は2022年3月まで)
5番金子議員の2項目めの富原運動公園にあるテニスコートについての御質問にお答えいたします。富原運動公園テニスコートは、昭和52年度に3面のコートを、また、平成2年度に3面のコートが追加造成され、現在、6面のコートが設置されているところであります。使用状況は、主に日中は上富良野中学校のソフトテニス部が使用し、夜間はテニス協会、愛好会が使用しているところです。議員御指摘の課題につきましては、十分認識をしておりますが、全天候型へのオムニコートへの改修につきましては、多額な経費を必要とすることから、課題解決に向けまして引き続き検討を進めてまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。
質問 5番 金子益三
それでは、1点目の道の駅について、若干、お伺いいたします。町長、この間、同僚議員、それから、恐らく平成29年の執行方針の中においても、道の駅ありきではないという一貫した答弁をされていらっしゃったのですが、近年のいろいろな中で、可能性もめぐっていくということも、この間の中であるのかなというふうに捉えております。それは念頭に置いた上で、ちょっとお伺いしたいのですが、まず、道の駅というものが、町長の中でどのようなイメージを持っていらっしゃるのかなということで、突っ込んで話すと、一般的に国道に面した大きな駐車場と、24時間のトイレがあって云々かんぬんという、そういうものをもしかしたら強く意識されていらっしゃるのかどうか、ちょっとまずその点からお伺いさせていただきます。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
5番金子議員の道の駅に関します御質問にお答えさせていただきます。ただいま議員から御質問いただきましたようなイメージも持っております。加えて、それのみならず、きのうの荒生議員の御質問にもお答えさせていただきましたが、それプラス、やはり道の駅として具備しなければならない機能、それらについて、非常にハードルが高いというような認識をあわせて持っているところでございます。
質問 5番 金子益三
実は私も、実は当初、町長と同じ発想で、一般的な道の駅何々というところのイメージというのは、そういうのは非常に強いのがあったのですけれども、私も、昨今、見て回りまして、全道、また全国を回ったときに、ちょっと道の駅に寄ることがありました。さらには、観光雑誌等々で見ました。そんな中で、非常に最近、近年、まさに近年、道の駅のあり方というのが、例えば国道に面していなくても構わない、例えば、もちろん24時間のトイレであったりとか、情報機能というのは、これは必須事項ではありますが、それら以外の部分というのが、実は非常に近年、見直されているというところにあります。道内はもとより、特に本州あたりもそうなのですけれども、高齢者の施設をメインとされる、また、診療所と併設するといった、そのような道の駅というのが、今、モデル事業化されているということについて、町長、お知りおきがあるのか、ちょっとお伺いをいたします。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
5番金子議員の御質問にお答えさせていただきます。道の駅を標榜しながら、そういった従来にはなかったような機能が具備されているという事例も見てもおりますし、聞き及んでもおりますが、非常に多様性がある形に変わってきているということは承知しているところでございます。
質問 5番 金子益三
今まさに上富良野に求められているもの、いろいろ山積している事案等々、もちろんこれは町長がいろいろ頭を悩まされて、さらには、その解決策としていろいろ行っているのですが、実は道の駅をつくるというか設置することで、非常に解決の糸口になるきっかけになるのではないかなというふうに捉えているところでございます。現に、この複合施設におきまして、10月には町民アンケートをとられております。この中で、町民の声というものの中で聞くと、産業振興や情報発信が必要だというのは実に54.5%、過半数を超えておりますし、その理由としても、特産品であったり、観光を充実してほしい、また、もちろん情報であったり、飲食というものが、これで53%なのですよね。ですから、大半の町民の皆さんというのは、今、上富良野町に必要なものの中には、こういったものが欲しい。さらにもっと突っ込むと、19%の人が道の駅が欲しい。その中の道の駅の機能として必要なものとしては、実に49%が、単純な道の駅としての機能の部分でも必要だというふうに町民の方も答えていらっしゃいますが、この件に関― 53 ―して、町長はどのように捉えていらっしゃいますでしょうか。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
5番金子議員の御質問にお答えさせていただきます。今般行いましたアンケートについても、結果を見させていただいているところでございます。私、ずっと就任させていただいてから、それ以前からも、町民から非常に根強い産業振興や情報発信、あるいは、とりわけ観光施設的な、あるいは交流施設的なものの設置をずっと強く望む声が本当に根強く実は寄せられておりました。そういったものをお聞きする中で、私が捉えてまいりました捉え方としては、上富良野のまちそのものをPRする、あるいは、観光的に知名度を高めるような機能を求めるということより、むしろそういった拠点を中心に、まちの活性化に結びつく、あるいは、とりわけ商店街の活性化が非常に待ったなしの状況でございまして、そういったところへ人が流れる、一つのハブ的な機能を求める声が私としては圧倒的に強いというふうに理解をしておりました。私も全く同感でございまして、さらにそれに加えて申し上げますと、6次化というものが非常に声高に、ちょうどタイミング的にクローズアップされてきたこともあわせ、さらに防災ということに対しましての意識も非常に高まってきている、あるいは個々にいろいろな、うちで現在運営しております農産加工場の実態等もさまざまなありますけれども、そういうことを総合的に考えることと、プラス、冒頭の御質問にありました、外部から訪れる方々を想定したときの交通を中心とした利便性、そういったことを総合的に判断いたしますと、やはり道の駅ということにこだわりを持って構築してしまうと、根強く町民の皆さん方から寄せられておりました思いに応えることと、むしろ離れていってしまうのではないかということから脱皮しきれておりません、今。ですから、道の駅として持っている機能そのものを否定するわけでもありませんので、財源確保上、道の駅という制度を利用していくことも検討対象にするようにということで指示もしておりますし、ただ、最初から道の駅云々を整備するということになってしまうと、非常にまた町民の皆さん方が根強く持っておられる思いと、私の思いと共有する部分が、どうもちょっと離れてしまうような、そういう心配がございまして、現在の考えに至っているところでございます。
質問 5番 金子益三
確かに数年前というか、恐らく10年前でしたら、道の駅のあり方も、このような今の多様性にはなっていなかったと、私も同感でございます。今、全国に1,160、きのう、同僚議員も言っておりましたし、北海道内、最後に、たしか遠軽ができたのかな、それで125の道の駅があります。ちょっとその1,160の中で、非常に今、おもしろい事例がございまして、今、町長がおっしゃっていただいた、地域の防災であったりとか、それから、地域の交通のハブになったりとかということで、過去の道の駅のスタイルとは全く違う、私、冒頭に申しました、診療所を併設していたりとか、認定こども園が同じ敷地内にあったりとか、また、もしくは行政機能を持って、住民票の発行だったりとか、そういうものもあわせて行っているのがあるのです。埼玉県の両神温泉、薬師の道の駅というのは、温泉施設を一緒に併設しておりまして、ここはふれあいサロン等、高齢者の日常の健康増進に寄与する、どちらかというと町民のための施設になって、それがたまたま道の駅としての機能を果たしているということなのです。このような施設は、岐阜の高山市にもございますし、また、京都の南丹市など、また、岡山県などにもそういった有名な施設が非常にあります。また一方、防災は、東日本の大震災の関係でしょうか、東北に非常に多くて、岩手県の遠野市ですとか、それから、陸前高田にも、ふだんの防災の拠点としている、それがたまたま道の駅としてなっているというふうな事例もございます。さらに、今、町長がおっしゃっていただきました産業振興というところでは、群馬県の川場村という、人口3,400人のまちなので すけれども、実はここが、余り何もない場所だったのですけれども、いわゆる農業を中心とした産業を起こす道の駅をつくりましたところ、年間120万人の観光客が来て、その7割がリピーターなのです。そういった事例というのが、道の駅としてつくって、それにまちの思いというものを乗せることによって、情報発信力、それから、道の駅が持つ連携力等々がありました。町長おっしゃるように、まず複合拠点ありきの中で、その中に道の駅の機能を取り込むという考えも一つ、私は間違ってはいないと思いますけれども、多くの地域の住民の方などは、逆転の発想で、まず道の駅が持つネットワーク力だったりドミナント力だったり、そういった情報の非常に発信力のある大きなものがあって、それに町長がつくるグランドデザインの拠点のものがあるべきだという御意見を私も多々聞いております。そのような町民の意見等々が聞こえてくる。当初のときから大きく時間もたっておりますので、そのような時間軸の流れの中で、動きが、町民の中の皆さんの思いも、若干、そう― 54 ―いった動きがあるように聞いておりますが、その辺、町長、いかがお考えでしょうか。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
5番金子議員の道の駅に関します御質問にお答えさせていただきます。議員からただいま御発言ありましたような、さまざまな事例等についても、私なりのいろいろいただく情報の中でも共有できるところはたくさんございます。しかし、非常に私、こだわりから脱しきれないのは、仕事を通じて、さまざまな、とりわけ道内のさまざまな道の駅を設置しておられる自治体の首長さん方と意見交換する機会を通じて、ほぼ共通して非常に苦悩されているのは、この積雪寒冷地において、冬の閑散期に対するコストが非常に重荷だということで、本当に道の駅としたことが正解だったかどうかということを非常に多くの方が疑問を持たれております。これは後世にずっと残す負の部分になりますので、それを考えますと、プラス要素も、金子議員がおっしゃいますように、それは否定もしません。雪が降らない地域のところですと、年間通じて一定程度来ていただくような期待も持てますけれども、積雪寒冷地においては、そういうどうしても超えがたいものが非常にまちの運営上、大きく頭を悩ませているという実態も一方で、生の声としてお聞きできますので、そういったことを考えますと、なかなか将来のまちを担っていただく方々に、そういったことをある程度目をつぶって進めることは、私としてはなかなか踏み切れないというのが実際の心境でございます。
質問 5番 金子益三
この間、本当に同僚議員の答弁にも、町長はそういった、いわゆる生産性のない時期のランニングということも考慮しなければならない。全国で、逆に道の駅を選ばなかった自治体もありますよね。まちでも視察されたと思いますし、岩手県の紫波町のオガールさんなどは、全く道の駅といういき方ではなく、たまたま駅前に10ヘクタールを超える土地があり、それらの整備を、さまざまな体育館をつくっていくという、ああいった事例、また、この近郊でいうと、富良野マルシェさんのように、ただ、あれは道の駅ではございませんが、富良野市独自のいわゆるまちなか拠点、保育所、それからサービスつき高齢者住宅、そして医療、さらには特産品、情報発信、そしてまちなか居住ですか、というさまざまなメニューを組み合わせて、あそこ、たまたまそれも富良野協会病院の跡地利用ということについて、市民の皆様が立ち上がってやったという、そういった成功事例ももちろんあるのですが、我がまちにおいては、非常に夏場、また、冬場においても、農産物だけとか、農業だけとかということではなくて、観光資源というのも非常に今多くあります。現に、十勝岳を中心とした温泉観光などというのは、噴火から立ち直るために、もともと我々の先祖であります三重の団体の皆様が切り開いていただき、さらには大正15年の大泥流の後、二度の開拓の歴史をもって成し遂げていただいたという、このすばらしい財産を我々は生かしてやっていくということができます。ですから、とらぬ狸の皮算用をするわけではございませんが、しっかりとした経営コンセプトを持つことによって、町長が考えていらっしゃるいろいろなまちでつくらなくてはいけない防災や子育てやら交流するべく、そういった拠点をするのであれば、今、何度も繰り返しになりますけれども、まちなかにそういった機能を持つ道の駅というのも可能でございます。近くには東川町さんがアウトドアのブランドを、あそこは山が売りですから、そういったゲートウェイとして、まちの中心に大きな店舗を置き、さらにはその中にまちでとれる食材を使った加工品を置き、おみやげを置き、そしてそこがバスステーションになり、そして全てのまちの中心の部分がそこに集約されているというような、近郊にも非常に上手に道の駅を活用している事例もございます。いずれにしても、町長の思いの中で、複合型の拠点施設を整備したいという思い、私もやはり産業振興、観光振興、さらには、人々の集い、高齢者の安心・安全、子どもたちの健やかなる成長のためには、これはやはりあるにこしたことはない施設だと思っております。それを効率よく運営するために、私と町長の考えはもしかしたら逆なのかもしれませんけれども、多くの町民の皆様も、道の駅があって、そういったものがあったほうがいいという声を、私、多く聞いておりますので、その辺、町長はどのように捉えていらっしゃるか、いま一度お聞かせください。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
5番金子議員の御質問に再度お答えさせていただきます。同じ答弁の繰り返しになる部分もあろうかと思いますが、やはり町民の思いを具現化するための手法ということは、私は絶対ぶれないでいかなければならないと考えております。そういうことから発想いたしますと、やはりお住まいになっておられる町民の皆さん方が、多くの機能を持ち合わせた拠点を構えることによって、それぞれの新たな活性化に結びつけていただける、あるいは交流拠点として活用し― 55 ―ていただけるのではないかということがあくまでも大前提というふうに捉えておりまして、そもそもの思いの原点の中に、議員が御発言にありましたような、道の駅をまずありきという発想からスタートしておりませんので、やはりそれは町民の思いであろうというふうに、共有できているものというふうに理解しておりますので、それは何とか道の駅というような表面の形づくりはしないにしても、そういった魅力を発信する場所、あるいは機能として持ち合わすことはやぶさかでございませんので、さらに議論をする中で、最終的な決断をしてまいりますけれども、なるべく私の考えておりました、本当に町民の皆さんのための、後世に禍根とならない施設にしたいということは変わりないことでございます。加えて、非常に私、負に捉えてしまいがちになっておりますが、町内にも大きな道路に面している観光施設もございますが、実態を見ますと、どういう事情かはわかりませんが、冬期間、お休みしているようなところも残念ながらあるようでございますので、こういった事実からも、実態からも、目をそらすことはやっぱりあってはならないということも若干は思いの中にあるわけでございます。以上でございます。
質問 5番 金子益三
北国の特性と申しましょうか、町長は非常に懸念を置かれることもわかります。一方で、この拠点施設、アンケートをとるとき、私もアンケートが来た人から、これはどういう趣旨があるのでしょうかみたいなことを多々、何名の人にも聞かれたのですけれども、これはかくかくしかじかこういうことですよという説明をしたら、非常にわかりづらいと。やっぱり皆さん異口同音におっしゃるのは、上富に道の駅がないよねと。道内、某有名な観光雑誌では、そういった特集も組んでいるけれども、どうしても上富は何かそういうのは置いていかれてしまうねと。道の駅があって、それに付随して、こういった施設がいろいろあるというイメージだったら非常にわかりやすいよねと。そういったものだったら、私たちもどんどん意見を言って、それにはこういうのが必要だね、ああいうのが必要だねと。現況では、今、先ほどから私も言っていますけれども、子育て施設が併設しているのもありますよ、もしくはもっともっと文化施設が併設しているのもありますよ、体育館が併設しているのもありますよ、極端なことを言うと、病院が核となっているところもありますよなどと、いろいろお話をさせていただいたのですけれども、やはり町民の皆さんとしても、この複合型拠点施設のあり方について、どこかでやはり、そういう産業振興、情報発信、また、人々が集うものがあるという、イコール道の駅的なものが根深く持っていて、笑い話みたいなことにはなりますけれども、うちのまちは自衛隊があると。自衛隊に特化した、そんなものがあったら、これは全国からそういったマニアの人が集まって非常にいいのではないのなどという自由意見等々も出たものがあります。いずれにしても、こういったもの、急いでつくるのがいいかどうかはわかりませんが、いずれにしても、つくるのであれば、上富らしさ、そして上富独自のものを生かして、さらには、ドミナント効果が高い、国土交通省の事業でもあります、道の駅という全国区のものの情報発信であったりとか、それから、さまざまな制度のものを利用しない手はないというふうに私は考えますけれども、町長はいかがでしょうか。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
金子議員の御質問にお答えさせていただきますが、さまざまな価値観というものは個々人に多様性があるものだというふうに考えております。そういう観点から、アンケートの内容等についても私なりに理解をしておりますが、そういったものを総合的に判断いたしましても、やはり住民中心の施設、一くくりといいますか、短い言葉で申し上げますと、やはり観光施設をつくるのではないということは譲れないところでございまして、そういう点から考えますと、長く町民の皆さん方のよりどころとして、拠点として利用していただけるものを残しておくことが大切であろうということでございまして、集客のツールとして道の駅というものを標榜するということに特に強いこだわりは持っていないということを御理解いただければと存じます。
質問 5番 金子益三
恐らくこれ、ずっと多分水かけ論みたいになってしまってどうしようもないので。多くの町民がそういったことを望んでいるということと、何も観光施設だけではなく、拠点施設の中に、道の駅が中心となって、もちろん町長がつくるグランドデザインがあって、それが町民のためになるというものが多くの町民が望んでいるということもぜひ御承知をいただきたいというふうに考えて、2点目の質問に移らせていただきます。お答えいただきました、テニスコート、オムニコートにするには非常に多額の財政がかかるということ、私も承知しております。しかしながら、これは生徒児童のスポーツの振興、また、さらには、上富良野中学校のソフトテニス以外の方も多く使う場所でございます。町民の健康増進のために、教育長― 56 ―もいろいろ御答弁聞きますと、常にそういったことは考えられて、いろいろと検討されているということも重々伝わりましたが、いま一度、ぜひこういったもの、子どもたちのため、さらには町民のために、振興していただきたいなというふうに考えますが、さらに強いお考えをお伺いしたいのですが、お聞かせください。
答弁 教育長 服部久和(教育長は2022年3月まで)
5番金子議員の御質問にお答えをしたいと思います。基本的には、前向きに検討を進めていきたいなというふうに思っております。現在、ハードコートが3面、そしてクレーコートが3面という構成になっております。これを6面全ていわゆる人工芝にするかどうかということは、今後、検討を深めていかなければならないなというふうに思っております。取り急ぎ、財源の問題などが片づけば、3面については人工芝にしたいなというのがあります。残り3面についてはクレーコートのままで、クレーコートの2面については四十数年使っています。暗渠だとか、そういう部分も十分でなくなっているのかなという部分もありますので、実態をもう一度検証し直して、競技人口も含めて、本当に必要なのは何面なのかという部分も検討の中に入れて、整備計画を新たにつくっていきたいなというふうに考えておりますので、ともかく前々から実施したいということで、古い、52年度のハードコートのほうを何とかしようと、向こうの面からやっていこうという考え方は持っていましたけれども、何となく10年近くたってしまいました、やりたいと。その10年の間に、ハードコートの2面のほうも、毎日使っていると、ボールが同じところにつくと、そこが減ってくるという状態で、非常に活動的に動く動線のところはすり減った状態になっています。これはその当時は予測していなかったことであります。それらも含めて再検証しながら、できる限り早期に整備できるように進めていきたいなというふうに考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。
質問 5番 金子益三
まさにおっしゃるとおりだと思います。教育長、非常に現場を、さまざまなスポーツ施設、テニスコートのみならず、いろいろなところを見回りをされていらっしゃるので、非常に現況をわかっていらっしゃると思います。私、思うのは、一般的に、普通、中学校には、学校の中にコートがあるのですね。東神楽町さんあたりは学校の中にオムニコートも持っていらっしゃいますし、旭川市内でも何校かは持っているところもあります。やはりそういうところは強いのですね。練習時間も一緒にとれますし。上富良野は、中学校内につくるよりは、運動公園内にというコンセプトの中でつくったことは、私は間違いだとは思っておりませんし、それによって多くの町民も使えるということで、非常にプラスの面もあります。競技人口の話が出たので、あわせて言いますけれども、もちろん教育長、御承知だとは思いますけれども、近年的には、富良野地区と中央地区が合わさった大会を開かなくてはいけないぐらいの人口が減ってきております。サッカーなどは東川町さんの人工芝コートを使って、いわゆる上川代表戦の戦いや、地区大会を行っております。いち早く上富良野町にそういったものがありますと、遠くは比布、当麻あたりから、東川、鷹栖、そして上富良野、富良野、南富良野、占冠と、この沿線でこの大会を開くことも可能になりますので、それがいいということではございませんが、上富良野町は歴史的にも非常にスポーツ、全道大会、全国大会に臨む子どもたちが多い環境がありました。そういった環境の整備をなるべく早い時期にしていただくことが、そういった強い伝統を築きながら、また、町民の健康増進にも寄与することと考えますが、改めてその点、お伺いいたします。
答弁 教育長 服部久和(教育長は2022年3月まで)
5番金子議員の御質問にお答えしたいと思います。気持ちは一緒です。ただ、やはり行政、幅広、教育行政だけではなく、全般を見渡した中で、優先順位を付しながら判断していくものだと思っております。気持ちはすぐやってあげたいなという気持ちですけれども、そういうふうにはならないということの部分も御理解をいただきたいなというふうに考えております。以上です。