みんなの議会

上富良野町議会 令和1年第2回定例会 2019年6月20日

(1)観光振興策について/(2)キャッシュレス化と地域カード導入について

2019年6月20日、上富良野町議会の一般質問で、荒生博一議員が「観光振興策について」「キャッシュレス化と地域カード導入について」について質問し、町長 向山富夫、企画商工観光課長 辻剛が答弁しました。

質問者
荒生博一 議員
答弁者
町長 向山富夫、企画商工観光課長 辻剛

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 9番 荒生博一

おはようございます。私は、さきに通告しております2項目について、町長にお伺いいたします。まず、1項目め、観光振興策についてお伺いいたします。上富良野町における近年の観光入込客数は、富良野・美瑛広域エリア内の他市町村と比較すると、残念ながら満足のいくものではなく、横ばいの傾向にあります。この間、まちでは、平成25年度から6カ年の第1次上富良野町観光振興計画を策定し、ソフト面では、観光資源の発掘や観光人材の育成、ニューツーリズムのプログラム化や、特産品の開発、また、ツイッターやフェイスブックなど、SNSによる情報発信などを行っております。そして、ハード面では、日の出公園ラベンダー園、そして十勝岳ラベンダーロードの再生や、かみふらの八景、深山峠ラベンダーテラスの設置、まちなかにぎわいテントの設置、観光拠点である日の出公園の整備については、山頂までのアクセス道路の拡充、駐車場の整備、トイレの洋式化、案内看板設置など、さまざまな取り組みを行ってきております。本年度より第2次観光振興計画がスタートし、当町の観光、交流活動をより一層加速させ、地域の活性化につながることを期待し、下記3点について、町長にお伺いいたします。まず1点目、長い間、活用されていなかったかみふらの八景の誘客を近年進めてきた中で、観光客の方々が、町内観光スポットを周遊するようになってきたが、農地に隣接する景観スポットには駐車場がなく、路肩にとめざるを得なく、地権者の方々への迷惑と、交通事故対策が心配されます。早急に整備の必要があると考えますが、町長の見解をお伺いいたします。2点目、平成27年以降、当町においても訪日外国人客の数が多く伸びてきておりますが、中国、韓国、台湾、香港を合わせた東アジアからの宿泊客が全体の7割を占めており、大半が公共交通機関の利用となっております。そのような中、JR、路線バスのアクセスは必ずしもよいとは言えず、レンタカーを使用しなければ、効率よく景観スポットやその他の観光施設などを回る手段がありません。近隣市町村では、JR駅を発着ポイントとし、2次交通の確保をすることで不便さを解消し、複数の観光スポットをめぐることができ、少しでも長くお客様に滞在していただけるような仕組みづくりに努めております。当町の観光振興においても、2次交通の確保をすることで、さらなる集客につながると考えますが、町長の見解をお伺いいたします。3点目、十勝岳線のバスの運行に関しては、6月から9月の登山シーズンには、決して利用しやすい運行がなされておりません。近年、増加傾向にある登山客の利便性を考慮し、朝1便の増便対応が必要と考えますが、町長の見解をお伺いいたします。続きまして、2項目め、キャッシュレス化と地域カード導入について。商品購入の支払いをクレジットカードや電子マネーなど、現金以外で行う、いわゆるキャッシュレス決済は、海外で急速に進展しております。日 本 で は 、 現 在 、 2 割 ほ ど に と ど ま っ て い るキャッシュレス決済比率を、経済産業省では、将来的な目標を80%とした中で、2025年の大阪万博に向けて、キャッシュレス決済率を40%まで引き上げることを中間目標的な位置づけとしております。現在、国では、本年10月の消費税増税に伴う消費喚起の政策として、キャッシュレス決済による買い物に対して、消費税増税後9カ月間、購入額の2%から5%を還元することとしております。このような中、まちでは、今年度からスタートした第2次上富良野町商工業振興計画の施策展開において、消費者の利便性の向上、再来店の促進、顧客の囲い込みなどの効果をもたらす地域カードの導入を初め、決済の効率性を高めるキャッシュレス化普及推進への取り組みについて、現在、関係団体と事業化に向けた検討、協議を行っていると聞き及んでおります。観光振興の観点からも、近年の訪日外国人観光客の増加を考えると、キャッシュレス化の推進はイン― 46 ―バウンドによる消費拡大など、地域活性化への効果が大いに期待されます。また、地域カードの導入は、単なる町内消費拡大だけではなく、行政と連携することで、高齢化社会における見守り機能(一定期間カードの使用がない場合、家族に安否確認のメールが届く)を加えるなど、さまざまな活用法が考えられます。10月からの消費税増税のタイミングで、社会は確実に早いスピードでキャッシュレス化に進んでいくと予想されるため、当町でも事業展開もスピード感を持って着手が必要と考えるが、町長はキャッシュレス化の推進と地域カード導入についてどのようにお考えなのか、お伺いさせていただきます。以上でございます。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

9番荒生議員の2項目についての御質問にお答えさせていただきます。まず、1項目めの観光振興策に関する3点の御質問にお答えします。本年は、第2次上富良野町観光振興計画のスタートの年であり、本計画の策定に当たっては、前計画を統括する中から、課題の解決や新たな取り組みによって、交流あふれ、活力のある観光地づくりを目指すものとして策定し、計画に基づき、着実な実践に努めてまいりたいと考えているところであります。まず、1点目の観光スポットの整備についてでありますが、八景スタンプラリー等の取り組みや、多様な媒体による情報発信により、かみふらの八景など、町内景勝ポイントへの観光客がふえている一方で、周辺での路上駐車による交通障害や交通事故、農地への侵入など、懸念される状況が発生していることも承知しているところであります。農地等への侵入につきましては、既にパンフレットでの啓蒙やマナー看板を設置して対応しているところでありますが、景勝ポイント付近への駐車場設置など、多額の費用を要する整備につきましては、進んでいないのが現状であります。八景など、景勝ポイント周辺の安全性の確保や周辺環境整備は、観光ポイントとしての魅力向上につながりますことから、必要な改善について総合的に検討してまいります。また、本年度におきましては、ジェットコースターの路において、ライブカメラによる現況調査も行っており、これらも活用し、今後の対応につないでまいります。次に、2点目の2次交通の確保についてでありますが、本町を訪れる観光客の移動手段として、多くは自家用車やレンタカーが大半を占めておりますが、外国人観光客につきましては、まだまだ公共交通機関を利用されている実態にあります。また、地域内の観光施設を周遊する巡回バスや周遊バスのような取り組みが誘客促進の一助となる可能性も理解するところであります。昨今の観光ニーズの傾向につきましては、個人旅行者の目的地化や広域エリアでの周遊化が増加傾向にあり、範囲の限られた町村単位での2次交通事業につきましては、その効果や採算性を考えると、大変難しいものと考えられますが、2次交通による誘客効果も期待できることから、今後、これらの課題について、観光事業者や交通事業者等、関係機関の皆様とともに検討、協議をさせていただきたいと考えております。次に、3点目の十勝岳線バスの増便についてでありますが、年々、登山愛好者の数は増加傾向にあり、本町を登山口とした十勝岳本峰や富良野岳への登山ルートにつきましては、所要時間に六、七時間を要しますことから、早い時間帯より入山される方が多いと承知をしており、議員御発言にあります、朝1便の増便につきましては、現在は車両数に限りがあることや、運行委託事業者の事情等から、現状においては難しい状況にありますが、十勝岳観光を目玉とするまちとして、登山愛好者等に応えることも大切なことから、季節ごとの入山状況等を把握した上で、改善策について、関係者も交え、検討を行ってまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2項目めのキャッシュレス化と地域カード導入についての御質問にお答えします。国においては、少子高齢化や人口減少が進展する中、生産性の維持、向上につなげるため、キャッシュレス化を推し進めており、さらには、本年10月からの消費税増税に伴う経済対策として、端末機の無償貸与や決済手数料の低額化など、普及に向けた取り組みが進められているところであります。まちにおきましても、キャッシュレス化が消費者、事業者それぞれに利便性やサービス向上につながるものと理解をしているところであります。また、地域カードによるポイントの付加によって、域内消費の増加、商業振興、発展についても期待できることから、第2次商工業振興計画において、導入について検討することといたしております。既に商工会よりキャッシュレスカード導入にあわせた地域カード導入についての支援の要望をいただいており、今後、本事業で期待される経済的効果や、事業者の皆様の取り組みの広がりなどを商工会とともに総合的に研究、検討を行った上、具体的な― 47 ―支援策を探ってまいります。また、福祉分野など、副次的効果につきましても、情報収集等を行ってまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

質問 9番 荒生博一

まず、観光振興策の1点目め、こちら、景観地の駐車場等々の整備に関しての再質問させていただきます。ただいまの御答弁におかれましては、やはりそういった農地侵入を防ぐ啓蒙の看板設置等々、近年、スピード感を持って対処していただいているのは大変感謝しているところでございます。そのような中、第2次観光振興計画の中で、こういった景勝地の駐車場整備ということにおかれましては、本年度を検討期間と位置づけ、次年度、令和2年度以降から実施ということで書かれておりますが、先ほどの答弁の中にありました、ジェットコースターの路のライブカメラ等々による実態把握というところの中身なのですけれども、どのような形で行われるのか、確認させていただきます。

答弁 企画商工観光課長 辻剛(企画商工観光課長は2020年6月まで)

9番荒生議員からのジェットコースターの路で行います実態調査の内容につきます御質問にお答えさせていただきます。あちらのほう、ライブカメラを設置してございますので、その中で、来訪者数はもちろんなのですけれども、そこに訪れるお客さんがどういう行動をするか、例えば駐車して山を眺めるのか、道路自体も結構景観ポイントになっていますので、道路の写真を撮るのか、そういうような来訪者の方々の行動パターンもそこで把握をして、後々、例えば整備するときには、その行動パターンによった整備の仕方というのもございますので、そういう観点で実態調査を行いたいというふうに思っております。以上です。

質問 9番 荒生博一

それでは、観光客の方々の、例えばジェットコースターの路でしたら、道路の真ん中から下りにかけての写真を撮るとか、また、車はどのあたりにとめてごらんになられるのかというような、そういう交通的なものの配慮とかということを含めて調査、研究を行い、次年度以降の整備につなげるという考えでよろしかったでしょうか。もう一度確認させていただきます。

答弁 企画商工観光課長 辻剛(企画商工観光課長は2020年6月まで)

9番荒生議員からのただいまの御質問でございますが、そういうことで、今後のそういう施策に生かすために行うということの御理解で結構かと思います。以上でございます。

質問 9番 荒生博一

それでは、この1点目、御答弁の中で、やはりこういった受け入れ環境の整備等々については、多額な費用を要するということで、現在、未着手であるということでの御答弁でございました。ここ数カ月、いろいろなこのような観光客受け入れに際して、北海道及び沿線自治体等々でも、環境整備の財源の確保策として、今いろいろと宿泊税の導入等々が新聞紙面の報道で確認されます。もちろん財源確保という意味では、このような形で、少しでも受け入れ体制の整備の一助となればすばらしい施策であると思うのですけれども、町長がこの施策に関する必要性、どのようにお考えかというのは確認できますでしょうか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

9番荒生議員の御質問にお答えさせていただきますが、ただいま御質問にあります観光スポットにつきましての訪れていただく方々に対するサービス向上につながるような施策の必要性というのは非常に重要なこととまず認識していることを、冒頭、お伝えさせていただきたいと思いますが、これまでも議員の皆さん方から、そういった景観ポイントに対するさらなる整備の必要性というものを御質問いただいているところでございますが、いかんせん、ものによっては非常に投資額が多額になることが想定される部分もございまして、なかなか実施に踏み切れていないのが現実でございます。しかし、放置しておけないというのも一方で現実でございますので、先ほど課長からお答えさせていただきましたように、どういう術を持って解決していく方法があるかという一助に、今取り組んでいるところでございますが、その財源について今お尋ねでございますが、財源をどこに求めるかということは、一般的にはまちの限られた財源の中でどういうふうに分配するかということから始まるかと思いますが、他方に財源を求めて事業を行うということも― 48 ―今では一般化してきております。特に今、御質問に出ておりました宿泊税等については、非常に今、話題になっておりますが、これらについて北海道も取り組むということが示されておりますが、具体的には非常に定義づけするのが、何によらず、宿泊税に限らず、まず上富良野町にとって、私の今お聞きした印象で申し上げますと、宿泊税ということになりますと、宿泊のパイも小さい、あるいは宿泊者も仕事で来られているのか観光で来られているのか、これもまたなかなか選別が難しいような、交通にしても、お土産品の購買にしても、さまざまな客体が想定されますけれども、非常に制度上、まだまだ難しいものがあると思いますけれども、まずそういったものにエネルギーを費やすことも大事ですけれども、第一義的には、まちの予算の中で対応できるところはどこまでかなというような検討を優先的に進めることが必要だと考えております。

質問 9番 荒生博一

ただいまの町長のお考えは十分理解した上で、現在、当町の国内の観光宿泊の延べ数が9万3,000人、海外、訪日外国人の宿泊者延べ数が約1万7,000人。これらを合わせ、仮に1泊につき100円の宿泊税をいただいたような計算に基づきますと、1年間で約1,600万円強の財源確保ということが試算されます。また、今後におかれましても、オリンピック等々で観光のお客様の伸びを期待する中で、一定程度、5年、6年という長いスパンで考えましたら、億になるのか、8,000万円になるのかわからないですけれども、そういった形での観光整備の一助になるような施策でもとらえられますので、この件に関しましては、現段階での町長の御答弁では、まずは一般的な財源をもってできる範囲からやるということでいただきましたので、これに関しては検討いただくということで閉じさせていただきまして、続きまして、2点目の2次交通確保に関しての再質問に移ります。現在、近隣の市町村では、富良野市ではくるるバス、それから、美瑛町では美しいに遊ぶで美遊バス、そういったバスをJRの駅を発着ポイントとし、以前は1時間に1本のダイヤでぐるぐるぐるぐると回るような試みをしていたのですけれども、最近は、長い時間、いろいろな観光スポットをめぐるということを重きに置き、10時半ぐらいから、ターミネート、終着を5時前後ぐらいにあわせた1日がかりのそういったツアーというのが2次交通の確保策として近隣の市町村では試みております。また、うちの観光の入込数を近隣市町村の美瑛広域エリア内で比較しますと、平成29年度は63万人、当町の63万人に対して、富良野市では189万人、美瑛町では167万人と、潜在的にこのエリアを訪れる方のパイというのはこれぐらいいらっしゃるのです。そのような中、宿泊ということにおきましては、それぞれの観光ポイントを見た後にお泊まりいただくということで、うちのまちに来る以前に、いろいろな景観、観光ポイントをごらんいただいて、宿泊ということにはつながっているのですけれども、もしこのようなプログラムを構築することによって、やはり夕方5時まで当町にお客様がじっくりとお時間をかけて観光していただくことによって、では、このような遅い時間なので、あとは夕食を食べて、ここに泊まりましょうという、もしかしたらもう1泊という宿泊につながる可能性も十分踏まえております。そのような中、現在、御答弁では、十分また関係機関と協力をして、調査を行うということでの御答弁でしたけれども、この2次交通の重要性というのを、もう一度町長の考えを確認させていただきます。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

9番荒生議員の2次交通についての御質問にお答えさせていただきます。2次交通が観光の誘客、あるいは観光のサービス向上につながるという、そういう効果については私も認識を共有できるところでございますが、これを実際、運行に結びつけたというような中で、それがどの程度実効性を発揮できるかということについては、これは私の思いといたしましては、ほかの自治体の取り組みもお話しされておりましたが、上富良野町という限られた地域の中で、最近の観光客の動向等を勘案しますと、非常に効果が限定的になるというようなことで、将来、もしそういうことに取り組むという前提で組み立てるとすれば、やはりこれは広域的な運行というものが、利用される方も望ましい姿と思いますし、今後、広域観光圏の中で、そういったことも検討テーマにすることはやぶさかでございませんので、ぜひそういう意味での、一方ではやはり効果、そして採算、そういったものを両立することが望ましい形でございますので、過去にまち単独で試みたことがありましたけれども、なかなか実現にはほど遠い状況であったということも踏まえて、研究させていただきたいと思います。

質問 9番 荒生博一

ぜひここはやはり、月末ぐらいからインバウンドのお客様もJR上富良野駅から日の出公園まで、ゆっくりと、大きな荷物を持っ― 49 ―て、やはり観光拠点である日の出公園を目指して歩かれている方も結構多いです。そんな中、実際、今は情報発信が優れていますので、日の出公園にもライブカメラを設置して、現、花の状況というのは、今、スマホで見ることができますけれども、そういったアクセスができない方も含めて、せっかく20分、30分かけて足を運んだのに、残念ながらということで、折り返している方々も結構見受けられます。そのような方に対しても、やはり10時半ですとか11時ぐらいから、当町の景観の八景である、そういったビューポイントを、ただ景色を見てバスをおりるということだけはなく、現在、ジオパーク等々でも進めております観光ガイドの育成を行っている中、そういったガイドさんという生の言葉を添えることによって、そういったデイツアーも十分今後検討いただけるのではないかと思いますけれども、もう一度その可能性に関してお伺いいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

9番荒生議員の2次交通についての御質問にお答えさせていただきますが、今、議員からお話ありましたような、もし潜在的なニーズがあると仮定すれば、第一義的には、これはやっぱり民間事業者の皆さん方がビジネスチャンスとしてとらえていただくということがまず前提にあるべきだというふうに思います。そういった中で、行政として補完的に支援をする術があるとすれば、それは大いに検討してまいりますが、まずそういった状況が潜在しているとすれば、それは民間事業者もビジネスチャンスとしてとらえられると思いますので、そういった方々との協議も必要となってまいりますので、少し広い意味で検討が必要かというふうに考えております。

質問 9番 荒生博一

一つ前の答弁では、当町単独ではなく、広域的な考えをもとに、そういったプログラミングの可能性もあるということでしたので、ぜひ今後、富良野・美瑛の広域エリア等々でも、当町の有数の観光スポット等をその中に踏まえていただき、また、そういった将来的にバスが運行されることを期待し、次の質問にいかせていただきます。3点目、登山客のシーズンの1便の増便に関してのお話でございます。先般、16日に、第41回十勝岳山開きが開催されまして、残念ながら悪天候のため、8時からの記念登山は中止と相なりましたが、多くの登山客が、臨時便である6時半発の朝便で、十勝岳温泉凌雲閣前に7時10分に到着しまして、今回、悪天候のため、安全祈願祭をとり行いまして、これから山のシーズンに向けた安全を皆で祈願したのですが、遠くは福岡県から、この山開きを楽しみに訪れていただいたお客様がいらっしゃいました。現在、十勝岳は日本百名山に、御存じのとおり位置づけられている中で、ここ近年、非常に登山ツアーというのもふえております。そのような中、一度十勝岳に登った方は、今度は個人で、もしくはお友達同士ということで、そんなにレベル的に、中級ぐらいのクラスであるということで、後に訪れるときには、インディビデュアルと申しますか、個人で十分登っていただけるというような山でございますので、やはり利用に際しては、レンタカーであったり、公共交通機関であったりという方々が半分半分ぐらいなのか、多いことは十分察知できます。そのような中、現在はバスの車両の問題であるとか、非常に人の問題であるとか、厳しいことは十分承知の上で、この6月、もう山が開いていまして、登山シーズンが始まっていますので、来年に向けて、例えば本便を運行するのではなく、1便を増便した場合、これぐらい登山客、利用がいるよというような実績を調べていただくためにも、試行的にぜひこういった1便をふやすというような試験をしていただくような御検討はできないのか、お伺いいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

9番荒生議員の十勝岳線のバスの増便についての御質問にお答えさせていただきます。冒頭お答えさせていただきましたように、私も非常に十勝岳を大きな観光の目玉としているまちでございまして、それらを考えますと、特に本峰を目指したり富良野岳を目指したりする方々は、やっぱり一定程度の時間が必要でございますので、やはり早朝の入山ということを考えますと、今のダイヤの中では非常に困難でございます。そういうことから考えると、これはやはり改善の必要性は十分検討しなければならないという認識に立っておりますので、まちが直営でということは、なかなかこれは今の仕組み上、難しいかと思いますが、事業者の皆さん方、あるいは車両の運行のローテーション等々あわせて、今、議員から御発言にありましたように、季節的に、今、どういうような入山の動向かということを押さえた中で、季節運行ということも方法としては想定できますので、いろいろ多元的に、多角的に検討させていただきまして、どうやったら実現できるかというようなことをまず目標に掲げて検討させていただきたいと思いますの― 50 ―で、少しの間、時間をいただいて、検討させていただきたいと思います。

質問 9番 荒生博一

それでは、ただいまの答弁、やはりうちのまちは十勝岳を核とした観光の推進ということで、今の御答弁では、しっかりと調査、研究を重ね、答えを出していただくということで理解させていただき、続きまして、2項目めの再質問に移らせていただきます。キャッシュレス化については、スマホ決済であるとか、いろいろな多岐にわたり、カードの形態も変わり、どんどんどんどん国の施策というのが我々末端にも日々伝わってきております。きょうも、朝、ラジオを聞きましたら、毎月ゼロのつく日、現金を使わない、現金ゼロ化、いわゆるキャッシュレス化ということで、ゼロがつく日はキャッシュレスの日などというのも、朝、ラジオで耳にするぐらい、潜在的に国民をキャッシュレス化に向けて、国が主導となり、牽引しているのが報道等々でも、自身、感じることができます。現在、御答弁いただいた商工会、それからまちが中心となり、どのような事業形態ができるかということで、地域カードの導入は現在進行形であり、検討をしております。また、その中には、福祉的要素も踏まえた上で、行政ポイントの付与であるとか、そういった研究も、御答弁の中ではしっかりとこれから協議し、検討し、行ってまいりますといった答弁をいただきましたので、これからの未来の事業ですので、一つだけ、大きく、総じて町長の見解を伺いますが、まずこの事業、開始の目途は大体いつぐらいをめどに、関係事業者との協議が進められる予定なのか。そして、その中には、行政として、やはり新規事業でありますので、この地域カードが導入なされた場合、やはり町民の8割、9割、本当は10割、皆さんが持っていただければそれにこしたことはないのですけれども、多くの町民の方に、カード導入時にカードをお持ちいただくためには、やはり通常の消費のポイント以外に、行政からいろいろな付与ポイントを行うことで、所持率というのが必ず高まると信じております。そのような中、町長、今の大まかな二つに関してですけれども、どのような思いでこの事業に臨んでいらっしゃいるのかお伺いし、質問を終了させていただきます。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

9番荒生議員のキャッシュレス化に対応する考え方についてお答えさせていただきます。私も出張機会が大変多ございますけれども、首都圏等への出張の際には、交通系のカードでございますけれども、ほとんど現金は使わなくて行って帰ってこれます。それぐらい、今、利便性が高まっていることは体感をしております。そういったことが、消費税増税に伴います国の事業と連動いたしまして、本町においてもキャッシュレス化が進むことは、これは大変望ましいことでございます。現在、商工会の皆さん方と、商工会におきましては10月1日の制度以降、即座に導入できることを目指して取り組んでおります。それらに対します行政としての支援も当然私どもは積極的にさせていただきます。加えて、さらにその効果を高めるための地域カードの導入、あるいは副次的な効果にまでどうやって及ぼすか、あるいは行政の中でのポイント付与をどうしていくかということは、まず商工会の皆さん方と共有しておりますのは、導入する事業者を拡大することがまず前提であろうと。また、我々行政といたしましても、そういったことに伴う生活のしやすさ、そういったことも一方では私どもPRもしていかなければならない。そういったものをあわせて、この地域、キャッシュレス化が進むはずみにしたいというふうに考えておりますので、一つ一つ段階を経て、商工会の皆さん方としっかりと連携をとって、実現することを目指してまいりますので、御理解賜りたいと存じます。

出典:上富良野町議会 令和1年第2回定例会 2019年6月20日 議事録 PDF(52ページ) 間違いを知らせる