みんなの議会

上富良野町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月19日

(1)人口減少社会下でのまちづくりについて/(2)児童の健康と心の負担を軽減するための解決策について

2025年6月19日、上富良野町議会の一般質問で、荒生博一議員が「人口減少社会下でのまちづくりについて」「児童の健康と心の負担を軽減するための解決策について」について質問し、町長 斉藤繁、教育長 鈴木真弓が答弁しました。

質問者
荒生博一 議員
答弁者
町長 斉藤繁、教育長 鈴木真弓

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 荒生博一

まず、昨日より念願の議会中継が開始されまして、この間、町長部局の御尽力いただいた皆様、そして議会議員の皆様に感謝 申 し 上 げ 、 一 般 質 問 を 開 始 さ せ て い た だ き ます。また、昨日、定例会1日目が終了した際に、町長とたまたますれ違うことがありまして、昨日のYouTubeのアカウントは、参考までに268。本日、定例会2日目、11時20分現在のアカウントは、93まで伸びております。本日、夜を迎えるに当たり、300、400と増えますこ と を 期 待 し 、 一 般 質 問 に 入 ら せ て い た だ き ます。私は、さきに通告しております2項目、9点について、1項目めを斉藤町長に、2項目めを鈴木教育長にお伺いします。まず1項目め、1、人口減少社会化でのまちづくりについてお伺いします。総務省の最新の統計によると、2024年10月1日現在の日本の人口は、14年連続減少で1億2,380万人となり、前年から89万人減少。また、2023年の出生率は、過去最低の1.20で、人口維持に必要な2.10を大きく下回りました。我が町の人口においても、本年4月30日現― 69 ―在、9,563人となっており、2年前に1万人を割って以来、確実に減少し続けております。国立社会保障人口問題研究所の統計によると、15年後の2040年には、予測値は7,200人となっています。しかしながら、適切な対策を講じることで、その影響を最小限に抑えることができると考えます。また、最小限に抑える対策を講じなければならないと考えます。そこで、以下5点について、町長の具体策についての見解をお伺いいたします。1点目、持続可能なまちづくりの基本は、高齢者ができる限り元気で住み慣れた地域で、その人らしく暮らし続け、若い世代が移り住んでくることが理想であります。高齢者が、この先も安心して暮らし続けていくために、町長が特に重要施策として、取り組もうとしている施策についてお伺いいたします。2点目、高齢者の方々が安心して暮らし続けていくためには、移動のための足の確保策が非常に重要と考えます。現在は、唯一、予約型乗合タクシー事業が行われておりますが、将来、予約型乗合タクシーに代わるAIを活用した乗合型オンデマンドバスなどの運行の検討などはなされているのかお伺いさせていただきます。3点目、人口減少は地域コミュニティの機能低下にもつながり、町内会や住民会など、これまで住民同士で協助してきたコミュニティの機能が低下 す る と 地 域 活 動 の 維 持 ・ 存 続 が 難 し く な り ます。将来に向け、地域コミュニティを守るための町長の具体的施策をお伺いいたします。4点目、地域に活気がなくなると、住民の地域への愛着も失われ、人口流出が加速するリスクが生 じ ま す 。 そ の た め に も 、 住 民 と も っ と 一 体 となったお祭りやイベントなどのにぎわいの創出のための町長の考えている施策についてお伺いいたします。5点目、2014年に地方創生を掲げ、政府が取り組んできた「地方創生1.0」は、この10年間、十分な成果を上げることができず、首都圏への 人 口 の 一 極 集 中 を 止 め る に は 至 り ま せ ん で した。そこで、政府は2034年度末までの10年間で取り組む施策や目標を盛り込む「地方創生2.0基本構想」を策定すべく、新基本構想の答申案が、先般示されました。その中には、首都圏から地方への若者の転出率といった10年後に目指す数値目標を設ける方針を打ち出しております。そこで我が町も、この先10年間を見据え、若者を積極的に受け入れるような新たな定住・移住促進策の策定が必要と考えますが、町長の見解をお伺いいたします。次に2項目め、児童の健康と心の負担を軽減するための解決策についてお伺いいたします。小学生が背負うランドセルの重さ、特に教科書や副教材、そして近年ではデジタル端末の増加が子どもの心身に様々な影響を及ぼす問題として注目されております。教科書のページ数増加、副教材の増量、そしてタブレット端末の導入などがランドセルの重量化を加速させています。児童の体に合わない大きさや重さのランドセルを背負った通学で心と体の不調を表す症状、「ランドセル症候群」も全国で問題となっております。文部科学省は2018年9月に、宿題など家庭学習で使わない教科書やプリントなどを机の中に置いて帰る、いわゆる「置き勉」を認める通知を全国に発出し、児童の健康を守るために、登下校時の荷物軽減を促しておりますが、全国的には、現場の学校では、様々な理由で「置き勉」を禁止している場合が多く、これまでの間、抜本的な課題解決には至っておりません。そこで、上富良野町の小学校の現状について、以下4点、教育長にお伺いいたします。1点目、教科書のボリュームは増加を続けており、2006年から15年間で75%もページ数が増加し、カラー化、大型化が進むとともに、紙質も非常に重くなってきております。また、授業で使用する副教材が増加し、ランドセルの内容もさらに重くしております。さらには、1人1台のタブレット端末が導入され、これもランドセルの重量に大きく影響しています。当町の教育現場では、児童や保護者からランドセルが重いという生の声を聞いているのかお伺いいたします。2点目、1年生から3年生が背負うランドセルの重さは平均で約4キログラム、小学生全体では約5.4キログラムにもなります。小さな体で3キログラム以上の荷物を背負い通学すると、筋肉痛や腰痛など身体的影響に加え、通学自体が憂鬱に感じるなど、心にも影響を及ぼす「ランドセル症候群」になってしまうという指摘がございます。当町の教育現場では、どのように認識し、どのような対策を講じているのかお伺いいたします。3点目、成長過程の体への影響を考慮すると、子どもが背負う荷物の適正重量は、体重に対して10%程度、重くとも15%以下に留めることが望ましいと言われており、ランドセルの平均重量4.13キログラムは、6歳の平均体重に対して約19%、9歳では約13%に相当。ランドセル以外に水筒や体操着などの荷物も持った場合、割合がさらに増加するため、前傾姿勢になり、猫背に― 70 ―なるなど、成長期の体への悪影響が非常に懸念され ま す 。 こ れ ま で の 間 、 教 育 現 場 に お い て 腰 や肩、また身体の痛みを訴えた児童はいなかったのか、現状についてお伺いいたします。4点目、ランドセルの重さ問題は、教科書の重量 化 、 副 教 材 の 増 加 、 タ ブ レ ッ ト 端 末 の 導 入 など、様々な要因が重なって発生しております。子どもたちの健康と心の負担を軽減するために、学校、保護者、子どもたち、そして社会全体で協力し、解決策を生み出していくことが重要と考えます。教育現場を預かる責任者として、課題解決の重 要 性 に つ い て 教 育 長 の 見 解 を お 伺 い い た し ます。以上であります。

答弁 町長 斉藤繁

2番荒生議員の1項目めの人口減少社会化でのまちづくりについての4点の御質問にお答えしたいと思います。まず、1点目の高齢者が安心して暮らし続けていくための施策についてでありますが、町では、第9期介護保険事業計画の中で、地域包括ケアシステムの基本理念を考慮し、「住み慣れた地域で支え合い、自分らしく安心して暮らし続けられる地域社会の実現」を計画の基本理念に掲げ、高齢者 施 策 及 び 介 護 保 険 事 業 を 進 め て い る と こ ろ です。町では、これまでも介護保険サービスでは補いきれない生活上の支援として、在宅福祉サービスの提供を行ってまいりましたが、高齢化率の上昇や 独 居 高 齢 者 、 高 齢 者 の み の 世 帯 の 増 加 な ど から、近年その需要はますます高くなっているところであり、今後も安定的なサービスの提供を行ってまいります。また、平成30年度より生活支援体制整備事業を実施し、高齢者のニーズや生活上の困りごとの把握に努め、地域ぐるみで取り組む支援体制を整備しており、生活支援コーディネーターによる利用者とサポーターのマッチングにより、日常的な生活の困り事への支援を行っており、今後も継続して実施してまいります。次に、2点目のオンデマンドバスなどの検討についてでありますが、現在、地域公共交通の一つとして高齢者や障がい者の方などを対象とした、予約型乗合タクシー事業を行っているところであります。今後、高齢化社会の振興による交通弱者の増加、交通分野の労働不足などが予想されているところであり、議員御質問のAIを活用した乗合型オンデマンドバスなどの自動運転技術を活用した新たなモビリティサービスにつきまして、現在、具体的な検討はしておりませんが、一つの手段として地域の移動手段確保のため、引き続き研究を進めてまいりますので、御理解をお願いいたします。次に、3点目の地域コミュニティを守る施策についてでありますが、地域コミュニティ機能低下の主な要因は、人口減少が上げられますが、その他に少子高齢化や生活スタイル、働き方の変化など様々な要因が考えられます。そのような状況から、今後において地域活動を維持、発展させていくためには、地域住民が地域の活動に参加しやすい環境の整備はもとより、住民同士のつながりをつくり、広げていくことが重要な要素と考えており、他住民会や近隣の町内会との情報交換や交流などを行う活動も有効な手段と考えています。具体的な施策としては、現在進めている協働のまちづくり推進事業による支援を継続的に行うとと も に 、 そ れ ぞ れ の 地 域 に あ っ た 活 動 を 地 域 の方々が主体的に取り組んでいただけるよう、制度等の見直しも含め、積極的な制度の活用が図られるよう努めてまいりたいと考えております。次に、4点目の住民と一体となったにぎわい創出についてでありますが、町のにぎわいづくりに寄 与 す る イ ベ ン ト と し て は 、 現 在 、 ラ ベ ン ダ ーフェスタ、北の大文字、雪まつりといった式祭イベントなど、町や実行委員会が中心となって開催しているもののほか、町内企業、団体あるいは個人事業者が行う小規模から中規模の飲食、物販、音楽などのイベントが随時開催されています。まちのにぎわいのさらなる創出のために、そうした既 存 の イ ベ ン ト の 規 模 を 拡 大 や 定 着 化 、 さ ら には、にぎわい創出につながる新たなイベント等について、企画・参入を活発化させるため、商工会や、かみふらの産業賑わい協議会などと連携し、イベント等開催に対し支援・推進したいと考えています。次に、5点目の若者を積極的に受け入れるような 新 た な 定 住 ・ 移 住 促 進 策 に つ い て で あ り ま すが、現在、国はこれまで進めてきた「地方創生1.0基本構想」の成果や反省を踏まえ、次の10年を見据えた新たな「地方創生2.0基本構想」の策定 を 進 め て お り ま す 。 公 表 さ れ て い る 構 想 案 では、10年後に目指す姿として、若者・女性にも選ばれる地方をつくることが明記されており、地方の魅力を高め、転入規模を増やす環境整備や多様な選択・生き方が尊重される地域社会の変革により、若い世代の働きがい・働き易さの向上や、女性のМ字カーブ、L字カーブの解消等が示され― 71 ―ています。議員の御質問にもありましたが、若者の地方からの転出は、本町においても同様の課題を抱えており、高校や大学卒業とともに、道内外問わず多くの若者が転出している状況であります。また、陸上自衛隊駐屯地や企業への就職・異動な ど に よ り 、 毎 年 多 く の 方 が 転 入 し て お り ま すが、自然増減・社会増減を踏まえますと、町の人口は減少の一途をたどっております。町においても、若者が上富良野町に転入していただけるよう、町内に定住し、町内企業に新卒で就職される方を対象とした奨学金返還支援や東京23区などの関東都市圏から転入し、町内で企業や登録事業者へ就職される方を対象とした支援金制度によるUIJターンの促進、商工業や農業において産業後継者の育成や確保を図るための、担い手サポート奨励金や地域おこし協力隊の活用など、直接、間接問わず、転入者増加に向けた取組を進めております。若者が上富良野町に残りたい、戻りたい、また行きたいと思ってもらうことができる地域づくりが重要であることから、引き続き、まちづくりの様々な施策を着実に推進することで、町の魅力向上を図るとともに、国や北海道の動向も踏まえ、転入者増加に向けた施策について研究・検討を進めてまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。

答弁 教育長 鈴木真弓

2番荒生議員の2項目めの児童の健康と心の負担を軽減するための解決策についての4点の御質問にお答えいたします。まず、1点目及び3点目の当町における児童等からの声についてお答えいたします。正確な実態把握のための調査は行ってはおりませんが、各小学校で認識している児童等からの声としては、低学年の一部では熱中症対策で持参している水等が重い、また、高学年では特定の教科がある際に重いと感じることもあると伺っておりますが、肩や腰などの痛みについては、現在のところお伺いしていないところであります。次に、2点目の「ランドセル症候群」への当町での認識及び対策についてお答えいたします。小学生の通学時において、体に合わない大きさや重さによる負担から起こる肩などへの痛み、また気持ちの落ち込みなどの「ランドセル症候群」については全国的に課題となっており、約9割の子どもたちがランドセルを重いと感じているという調査結果もあるなど、その有効な対策が望まれていることは認識しております。そのため、町内の小学校におきましても、児童の体の負担軽減を図るため、家庭学習で使用する最低限の教科書等のみの持ち帰り、また、それ以外は学校へ置いておく置き勉を推奨し、またタブレット端末を持ち帰って家庭学習を行うことにより、持ち帰る教科書を減らす取組を実施するとともに、通学距離2キロ以上の対象児童に対しましては、スクールバス乗車による通学を確保するなどの対策を講じております。次に、4点目のこれらランドセルと子どもたちの健康に関する教育長としての見解についてお答えいたします。子どもたちの体と心の健康を守ることは、教育研場を預かる者として重要な責務であり、あらゆる方策をもって対処していくべきものと認識しております。このランドセルの問題につきましても、教科書そのものによる要因など、教育委員会単独では解決が難しいこともありますが、子どもたちの体と心への負担が少しでも軽減できるよう、これまでの取組の継続に加え、学校現場においても、保護者等と常に情報を共有していただき、より効果的な対応策について検討してまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。

質問 2番 荒生博一

まず、今回一般質問を作成しました際に用いた数値は、最新のものということで記載させていただきましたが、今月頭、厚生労働省より、昨年1年間に生まれた日本人の子どもの数は68万6,000人余りと、前年より4万 1 ,00 0人 余り 減少 し、 統 計を 取り 始め て以降、初めて70万人を下回ったことが調査結果で分かっております。また、1人の女性が産む子どもの数の指標となる、合計特殊出生率は、昨年は1.15まで下がっております。これは、国立社会保障人口問題研究所が、おととし公表した将来予測 で は 、 日 本 人 の 出 生 数 が 6 8 万 人 台 に な る のは、当初2039年と推計しており、想定より15 年 早 く 少 子 化 が 進 ん で お り ま す 現 状 が あ り ます 。 ま た 、 当 町 で は 2 0 1 6 年 2 月 に 策 定 し た「上富良野町人口ビジョン」において、将来の人口の推移に関しましては、2028年度に人口予測値を9,540人と設定をしておりまして、やはり現在4月時点の当町の人口が9,563人ということは、これも当町においても約3年間前倒ししているのが現状でございます。まず、こういった数値を受け止め、町長はどのように認識されるのかお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

2番荒生議員の御質問に― 72 ―お答えしたいと思います。人口減少の現状ということで、当町においての現状はおっしゃるとおり、2028年当初予想していたものより3年早く来てしまった、日本全体がそうであったということで、なかなか少子化を解決するというのは、非常に難しいことなのかもしれませんが、将来を考えると由々しき事であろうと思っております。以上です。

質問 2番 荒生博一

お っ し ゃ る と お り 、 今後、例えば2040年に、その推計値が示されていますが、このままこのような推移で加速度を上げると、もう本当に近々に何か対策を講じなければ、そのスピードを抑えることができないと感じます。その上で、質問の具体的中身に入りますが、まず申し上げたとおり、お年寄りの方が安心して暮らし続けた中で若者が流入してくるというのが、本来理想的な姿であります。また、御答弁を読ませていただきますと、平成30年度より生活支援体制整備事業を実施し、高齢者のニーズや生活上の困り事の把握に努め、地域ぐるみで取り組む支援 体 制 を 整 備 し て お り 、 生 活 支 援 コ ー デ ィ ネ ーターによる利用者等のサポーターのマッチングにより、日常的な生活の困り事への支援を行っておりということで、現在、いかに生活支援コーディネーターの重要性があるということを御答弁されて お り ま す 。 こ れ ま で の 間 の 生 活 支 援 コ ー デ ィネーターの成果、また、今後の方向性について、町長はどのように認識されていますでしょうか。

答弁 町長 斉藤繁

2番荒生議員の御質問にお答えしたいと思います。今までの成果、このコーディネーター、地域ぐるみで取り組む支援体制のコーディネーターの役割というのは非常に重要でありますし、重要である と い う こ と は 今 後 も 変 わ ら な い と 思 う の で すが、いわゆるこれは協働の部分だと思っております、町と行政と住民会の地域の方の、協働とはいえ、地域の方の人材ということも非常に、結局そこ が 、 人 材 が 枯 渇 し な い よ う な こ と が 重 要 で すが、高齢者福祉のサービスも含めて、この地域における見守りと支援体制も含めて、人材の確保というのは町がやるべきものもありますし、地域で盛 り 上 げ て い く こ と も い ろ い ろ あ る と 思 い ま すが、協働のまちづくりをするにしても、結局、地域の人材というのが重要なのかなと考えております。

質問 2番 荒生博一

既存の、要は、施策の展開 の 中 で 、 今 回 、 町 長 が 重 要 で あ る と い う こ とは、十分この生活支援コーディネーターに関しては伺わせていただきましたが、そのほか取り組もうとしている新たな施策というのは、今回ないということでよろしかったでしょうか。

答弁 町長 斉藤繁

2番荒生議員の御質問にお答えしたいと思います。新 た に と い う の は 、 高 齢 者 の と い う こ と で すね 。 高 齢 者 の 新 た に と い う の は 、 具 体 的 に は 今年、令和7年度始まって、その事業が新規も含めて始まったばかりですので、来年度に向けてどうするかというのはいろいろ計画もございますし、現状もありますので、その中で、日々といいますか、年々、毎年毎年、それは予算編成の段階までには、しっかり方針を固めて、次年度、さらに次年度と繋げて、継続して事業を行えるようにしてまいりたいと思っております。以上であります。

質問 2番 荒生博一

今後も、年度、年度で新たな施策も含め、高齢者の方々の支援は継続して行っていただけるということで確認させていただきました。続きまして、(2)の再質問に入らせていただきます。安心して暮らし続けていくための移動手段の確保ということで、質問をさせていただいておりますが、御答弁では、「現在、具体的な検討はしていないが、引き続き研究を進めてまいります。」とありますが、受け止めとして、これは実現に向かうための具体的な研究はしていないということなのか、それとも、取り組むという意思がこの文書に表れているのか、やるのかやらないのかということで、この件を確認させていただきます。

答弁 町長 斉藤繁

2番荒生議員の御質問にお答えしたいと思います。調査・研究というのは、今現在、乗合タクシー事業を実施しておりまして、答弁させてもらったとおり、将来ドライバー不足等が予想される中、次、ドライバーが不足したらすぐやめるのか、そういうわけにはいきませんので、これらAIを活用したオンデマンドのバスなんかを特定して、調査・研究しているわけではありませんが、もし、今の乗合タクシーが労働者、ドライバー不足で、もしそういうふうになった場合のことは、想定し― 73 ―て我々は動かなければならない、調査・研究しなければならないと、そういうふうに考えております。以上です。

質問 2番 荒生博一

やはり高齢者の移動手段確保というのは、自立した生活を送るための重要な課題であると考えます。この先、免許返納後も安 心 し て 暮 ら せ る よ う 、 現 行 の 予 約 型 乗 合 タ クシーだけでなく、町長がおっしゃるとおり、様々な角度から、どのようなものが当町に適しているのか、また、町民の方により快適に安心して、誰もが利用できるような移動手段の検討を、ぜひ今後も続けていただき、また、不測の事態に備え、すぐにレスポンスが取れるように施策を展開いただければと思います。 次に、(3)にまいります 。 現 在 、 言 う ま で も な く 、 こ の 人 口 減 少 に 伴い、地域コミュニティは崩壊しつつあると認識しております。過日、同僚議員もそのコミュニティの維持について、町長にどのような取組をということで質問をさせていただいておりますが、この件、非常にやはり重要でありまして、できれば、他 住 民 会 と の 連 携 な ど を 行 う に 際 し て も 、 や はり、知らんぷりではなく、行政の積極的な介入、手伝いなくしては、この問題は前に進まないと考えます。その件、見解をお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

2番荒生議員の御質問にお答えしたいと思います。地域コミュニティの将来、非常に少子高齢化の影響もあると思います。人口減少で、非常に将来的に、このままいけば非常に、今、維持されておりますが、このままいくには、ちょっと不安が残るというのが共通した認識だと思っております。地 域 コ ミ ュ ニ テ ィ を 維 持 す る に は 、 人 口 減 少 に伴って、隣の町内会や住民会と一緒にとか、合併な り を し て も 、 い わ ゆ る 密 度 が 薄 い ま ま で で すと、なかなか面積が広まった中ではうまくいかないという面もあると思います。ただ、成り手がいなければ、そういうのも視野に入れますが、それで根本的に解決するのかといえば、面積が広がって、密度は、やはり密度が近くないと、なかなかコミュニティなのでうまくいかないのかなと思っておりますし、それは決して農村部だけではなくて、町の中でも起きていることだと思っております。特に、旧市街地や旧住宅街は、やはり高齢化が相当進んでおりますので、私が住んでいる地域でも、相当高齢化の、地域コミュニティの担い手が不足しているという状況であります。それなので、隣の住民会と一緒になればいいのか、単純にやはりそうにいかないというなかなか問題があって、これをどう解決していくのかというのは、もちろん地域の皆さんの人材を育てていく、確保していくということも一つ重要なことですし、行政が、いろいろ防災ですとか、高齢者の介護なども含めて、行政が地域コミュニティに頼る部分は相当ありますので、地域コミュニティを維持するために行政がどういうふうに関わっていくべきなのかということも、皆さんと一緒に考えていかなければ、常日頃、今から考えていかなければならないことだと認識しております。

質問 2番 荒生博一

地域コミュニティ維持存続に関して、町長自身もこの問題に関しては重要であるということで、認識を共有させていただきました。続きまして、(4)に入りますが、活気がなくなるとということで、もっと住民と一体となったお祭り事ということで、質問させていただきました。町長御答弁でもありましたが、これまでのお祭り、ここ10年間振り返っても、名称が一部変わったとかということで、祭りそのものの形態が変わったということはありましたが、新しい何かと い う こ と に お い て は 、 大 き な イ ベ ン ト で は なく、例えば昨年、童謡フェスティバル、そういったものがあったり、小さな音楽イベントとはポツポ ツ と 出 て は 消 え と い う こ と は 認 識 し て お り ます。コロナ禍も挟みましたが、新たに、例えばこの人口を減少化の中、いきいきとした町が維持できるように、新たな祭り事というのは検討されたことはございますか。

答弁 町長 斉藤繁

2番荒生議員の御質問にお答えしたいと思います。答弁にも書かせていただきましたが、町で担っている大きなイベントは、現状、ライトアップです と か 、 北 の 大 文 字 等 々 、 町 で 担 っ て い る 部 分と、あと、民間の団体が主催してやっている、これは小さなミニイベントと言っていいのかもしれませんけれども、これが結構好評を博しておりまして、クラフトビールのお祭りですとか、豚肉、それから神社祭なんかも入れても、郷土の伝統なんかも含めていいと思いますし、そういうのが増えていってくれれば、町のにぎわい、そこをボトムアップと言いますか、底上げしてくれるのでは― 74 ―ないかなと思っておりますし、町としても、今までの式祭イベントのほかにも何か、雪まつりも含めて、春がないのではないかとか、いろいろな声がありまして、検討はしておりますが、今、検討というか実現には至っておりませんが、常にそういう目線は感じておりますし、民間のイベントがもっと増えてくれれば、もっとにぎわうなと、そういう思いもあります。

質問 2番 荒生博一

ぜひ、新しいにぎわいづくりの創出ということで、先ほど、ちらっとクラフトビールの話をされていましたが、もっと大きなビールメーカーとも当町、長きにわたり良好な関係を構築しております。そのような中で、春や秋ということで、秋口で言うと、収穫祭や、例えばドイツのオクトーバーフェストまで、飛躍的なことは申し上げられませんが、本当に企画、またつくり上げていくいくということは非常に大切だと思いますので、ぜひ積極的に、にぎわいづくり協議会の皆さんもはじめ、町の方々の独自の発想で新たなにぎわいづくりを創出いただければと思います。続きまして、5点目に入ります。この間、国の今後の10年間で、このようなことを目標にということで、改めて、要は、うちの町の定住移住促進策の新たな角度での策定が必要であるということで、質問をさせていただきました。1点確認ですが、当町、平成31年度から令和6年度まで、現在、役目を終えた、第2次上富良野 町 定 住 移 住 促 進 計 画 、 本 来 は 令 和 7 年 で す ので、今年度が更新時期ではあるとは思いますが、今現在、一生懸命、鋭意裏でつくられているのかどうか分かりませんが、総合計画の後期とかと合わせたり、また、人口ビジョンとか、相対的にその先を見越した中で、つくらないというわけではな い の か 、 や は り 、 そ れ か 、 も し く は も う 2 次で、定住移住の施策は完結したというふうに受け止めたらいいのか、そこを確認させていただきます。

答弁 町長 斉藤繁

2番荒生議員の御質問にお答えしたいと思います。次の計画、定住移住については、現在、令和7年度中、今年度中に策定いたしますので、決して甘んじて終わったということではなく、今後も引き続き、移住・定住については推進してまいりたいと考えております。以上。

質問 2番 荒生博一

ちょっと私も所管外ですの で 、 こ の 間 、 例 え ば 計 画 設 定 が 遅 れ て い る とか、現状の説明があったかというのは、ちょっと定かではありませんが、今の言葉ですと、しっかりと、第3次、令和7年度から実施する計画は、現在、鋭意策定中であるという認識でよろしかったでしょうか、再度確認いたします。

答弁 町長 斉藤繁

2番荒生議員の御質問にお答えしたいと思います。2次の次、3次、策定中でございます。以上です。

質問 2番 荒生博一

策定いただけるということで、ぜひ数値目標、いわゆるKPI、「KeyPerfomance Indicator」にな り ま す け れ ど も 、 現 状 に 即 し た 数 字 と い う のを、しっかりと示した中で、また、今、国の「地方創生2.0」では、若者の流出の数値化とかということもうたわれております。当町においても、そういったKPI、年度ごとでも結構です、お示しいただければ、現場でも、より目標に到達する指針として、重要な役割を示すと考えますが、その辺の見解をお伺いします。

答弁 町長 斉藤繁

2番荒生議員の御質問にお答えしたいと思います。そのような数値目標、設定は、しっかりと現状を踏まえながらさせていただきたいと思っております。以上です。

質問 2番 荒生博一

総じて、やはり、人口減少化でのまちづくりについてということで、様々な 角 度 か ら 、 5 点 の 質 問 を さ せ て い た だ き ま した。やはり、定住・移住促進策は非常に肝であり、また、第3次計画も現在、策定中ということで、完成を期待しておりますが、その中でも、何か他町と変わった特色のある、町独自の施策展開ということを期待したいのですが、その定住・移住促進策に盛り込むものでもないかと思いますが、例えば、今、町の普通財産であります旭町の旧教員住宅、今、入居者1名いるというのは確認していますけれども、この方はどうにかなるということを考えれば、今、うちの町の定住・移住促進計画の 中 で 、 う た わ れ て お り ま す 、 い わ ゆ る 、 そ のターゲットというのは現役世代とだけしかうたっていなく、この解釈は取りようですけれども、一般的には15歳から64歳までが現役と言われて― 75 ―いますけれども、私の先輩たち、「何を言っているんだ、俺だって現役だ。」と言われると、その範囲というのは、まだ伸びるのかなということで思いますが、やはり、こういった定住・移住促進策 策 定 に お い て は 、 例 え ば 、 も う ち ょ っ と フ ァジーな数字、また、くくりではなく、例えば30歳から45歳ぐらいをターゲットにとかというような、ターゲットの明確化も非常に重要であると考えます。旧教員住宅のお話は一例として挙げましたが、普通財産である町有地を宅地分譲地に整備して、例えば、若い方々に移住をいただくような、積極的な町のアピールなんかも必要なのかなということで、その土地代は、後に固定資産税で回収できる の で あ れ ば 、 た だ で も い い と 思 い ま す 。 そ れは、ちょっと飛躍的かもしれませんが、そのような他町には類を見ない、大胆な施策展開が必要と考えますが、町長の見解をお伺いさせていただきたいと思います。

答弁 町長 斉藤繁

2番荒生議員の御質問にお答えしたいと思います。他町と、ちょっと一線を画したような、オリジナリティのあるような施策、何がそうなのか、いきなり定住というのは、なかなかハードルが高いで す の で 、 知 っ て も ら う 、 い わ ゆ る 交 流 人 口 、知ってもらう、旅行で来てもらったり、ふるさと納 税 の 返 礼 品 で も 構 わ な い の で す が 、 そ う い うきっかけづくりを、この土地を生かしたきっかけづ く り か ら 入 っ て い き た い な と 思 っ て お り ま して、一度来てもらえれば、魅力を分かっていただけるかなと。あとは、職の問題、職業、起業も含め て で す が 、 あ と 就 職 先 な ん か も 含 め て 、 こ れは 、 大 き な 問 題 だ と 思 っ て お り ま す し 、 職 業 があっても、きっかけがなければ、どちらが先か、それはさておいて、両方とも大切なのかなと思っております。それと、移住・定住、いきなり首都圏から来てもらうというのみならず、この定住してもらうということは、やはり職場の異動で、たまたま駐屯地等、あと教員の方、異動・転勤ありまして、それ で た ま た ま 上 富 良 野 の 勤 務 に な っ た 方 に 、 ぜひ、ここで住宅、住んでもらいたいという、そういう思いもありますので、現役世代がターゲットと書いてありますが、そういう方も含めて、ぜひ上富良野に定住できるように施策、魅力づくりといいますか、きっかけづくりも含めて、進めていきたいなと考えております。以上です。

質問 2番 荒生博一

今、市街地を見渡すと、一軒家が、ぽつぽつぽつと建ってはいますが、現状、庭なんかのスペースも確保できないような、確かに金額的には2,300万円台ということで、魅力的ではありますが、また一方で、フルファーニッシュドと言われる、家具とかすべて備えているということで、即入居には適していますが、長くうちの町に住んでいただくためには、やはりある程度の、要は、敷地を有した中で、長期住み続けていただくということにおいて、先ほど提案でもありますけれども、宅地分譲なんかというのも提案させていただきましたが、ぜひ、今後におきましても、魅力あるまちづくりに即するよう、町長の積極的な施策展開を期待し、次の質問に移らせていただきます。教育長、私も小学生2人抱えている親として、今回の切実な子どもの声を反映し、また、うちの家 庭 以 外 に も 、 子 を 持 つ 保 護 者 か ら 、 「 や は りちょっとランドセル重くない?」という声をそのまま出していただきましたが、この問題自体は、もう2018年、いわゆる7年前から言われていることで、7年たった今も全く解決しません。うちの子どもに関しては、なかなか細かいことは 言 い ま せ ん が 、 今 、 現 在 持 ち 帰 っ て い る タ ブレット端末は、重さが約1.5キログラム、1.46キログラムあります。また、勉強道具、今、御答弁でも「置き勉」ということでありましたが、「置き勉」をもってしても、うちの子どものランドセルは、一昨日時点で5.2キログラムでした。1年生、2年生、3年生、低学年の平均体重から見ますと、やはり10%、また15%以内でというような、その範囲も超えてしまっています。ま た 、 コ ロ ナ 禍 と い う の も あ り 、 衛 生 上 の 問題、また、昨今の高温のこの気象条件に伴って、どうしても夏、熱中症対策で水筒を持って通学しています。その水筒も、重いステンレス製のものであれば、600ccの麦茶を入れると、やはり1キログラム超えてしますのですよね。そうなると、もうあっという間に5キログラム、6キログラム、7キログラム、これはやはり身体的に、非常に子どもたちに、今は、うちの子どもたち、非常に優秀で、家の子ではないですよ、町の子どもです、我慢強い子たちが多いので、重いとか苦しい、辛い、そういった声はなかなか上げにくいですし、上げるような子どもは、うちの町は優秀な子どもばかりなので、いないと思います。だからこそ積極的に、保護者、我々も含めて、教育現場の皆さんが現状というのをしっかりと見た中で、― 76 ―教育長も、やはり子どもたちの健康を守ることは非常に重要であるということで申されていますので、やはり解決策、どのように見出せますか、お伺いします。

答弁 教育長 鈴木真弓

2番荒生議員の御質問にお答えいたします。私も、議員からの一般質問を受けまして、改めて現場の子どもたちのランドセル及び教科書を入れて、どれぐらいの持ち帰りをしているのかを、うちの職員とともに、すみません、実測させていただきました。本当に議員の皆さま、今、社教センターに教科書展示を、ここ2週間展示していますので、ぜひ今の現場の教科書、私も町民の皆さまに見てもらっていただこうということで、今、企画させていただいています。議員から御質問いただいたとおり、ランドセルで大体1キログラム前後の重さ、それにプラス、教 科 書 で 大 体 二 、 三 キ ロ グ ラ ム 、 そ し て な お かつ、タブレットを持ち帰るときには、私どもでいうと1.44キログラムなのです。それがあり、置き勉をしたとしても、では、実際にタブレットを持ち帰ったら、タブレットの中に何が入っているかというと、実は教科書が全部入っているわけではございません。やはり、そこには先生のほうで作られた宿題とか、学習の振り返りができるようなシステムも入っている学年もあれば、そうでもない学年もあることから、保護者にすると、「このタブレットは一体何のために持ち帰っているのだろうね。」という声もあるというのも、私もお伺いしております。この辺については、今回のこのタブレットの持ち帰りも含め、きちんと週末に持ち帰ったら、週末に何をこのタブレットを使って、きちんと子どもたちに学習をさせるのかも含め、あと、持ち帰りによっては、国語、算数、ときには社会、これは持ち帰ってほしいけれども、あとは全部置いていってくださいというようなものも、今は各学校によって、実は強制ではございません。私も答弁に書いたように推奨ということで、なるべく重たい も の を 持 ち 帰 ら な い よ う に 、 先 生 方 の 配 慮 によって推奨を進めてくださいとお願いをしていますことから、やはりこの時期、これから暑くなります。本当に子どもたち、2キロメートル以上の子はスクールバスがありますけれども、上富良野小学校校区の子は、ほとんどが通っておりますので、この暑い盛りにあの重たいものを背負って帰るときに、やはり、ほかの県でも起きましたとおり、登下校中に子どもが倒れるというようなことがないよう、ここは十分、各学校を通じて、子どもたちの体の負担にならないように、また心の負担にもならないようにして、保護者の御心配にもきちんと対応できるような形での情報共有をさせていただき、教育委員会としても推奨していきたいと考えております。ただ、決して強制ということでは、できないこともありますので、そこは保護者の皆様にも十分御理解をいただきながら、進めていきたいと考えております。以上です。

質問 2番 荒生博一

なかなか、教育委員会としての見解、一歩先を行くようなことは非常に難しいのは理解しますが、例えば、上富良野小学校に限って言えば、昨年の年末ぐらいから、一旦お試し期間ということで、タブレットの持ち帰りを推奨し、今年の4月から、要は、いわゆる筆記用具と同じ、毎日持ち帰るような位置づけに変わりましたことから、さきに申し上げた、要は1.5キログラムの端末を意味なく持ち帰っているというよ う な 現 状 が 今 あ り ま す 。 学 年 が 上 が る に つ れて、児童たちの自主学習というのが、宿題以外にも課せられていく中で、タブレットには教育長がおっしゃるとおり、何も教科書的な要素が入っていないのです。それなので、おのずと置き勉を推奨している学校ですが、要は自主学習のために持ち帰らなくてもいい教材を自宅に持ち帰り、タブレットはただ充電をするために家に持ち帰り、教科 書 と ノ ー ト で 一 生 懸 命 、 自 主 学 習 を し て い ます。そういった現状も踏まえて、やはりおかしいと思いませんか。もう一度確認します。

答弁 教育長 鈴木真弓

2番荒生議員の御質問にお答えします。昨年度より、本当にタブレット、今年、実は更新をするので、今年更新するタブレットは若干軽く な る と 聞 い て お り ま す け れ ど も 、 た だ 、 タ ブレットをやはり家庭でも使っていただくために、国からも指導がありまして、うちの町でも何とか各学校を通じて、タブレットを持ち帰って、家庭で子どもがそのタブレットを使った学習をどのようにしているのかを保護者の方にも御理解いただきたく、実は持ち帰りを推奨したところでございますが、実際、その保護者の方からは、持ち帰って き て い る け れ ど も 、 そ れ で 学 ん で い る と こ ろは、なかなか確認することができていないという実 態 も 聞 い て お り ま す が 、 そ れ は 全 て で は な くて、きちんとそれを振り返り学習として使ってい― 77 ―る学校、学年もありますので、それについては、き ち ん と 学 校 を 通 じ て 、 持 ち 帰 っ て い る と き には、その持ち帰って今日は何をするのか、また、今週末何をするのか、あと長期休養期間中で何をすべきか、その辺はきちんと明確にし、タブレットの利用については、効率化ではなくて向上、システム向上を図るように努めていくよう情報共有してまいりたいと考えております。

質問 2番 荒生博一

現在、小学校5年生から中学生は、デジタル教科書ということで、今、英語の教材から徐々にですけれども、これはあくまで も 教 科 書 レ ベ ル で い う と 、 1 % に も 満 ち ま せん。この後、国は積極的に国語、また算数、段階的にデジタル化を図るというけれども、こんなのを待っていたら5年も10年も、まだまだ時間がかかると思います。一方で、先ほど教育長おっしゃられた、今の教科書がどれくらいのものかということで、ぜひ皆さ ん 御 覧 く だ さ い 。 さ き に 申 し 上 げ た と お り 、ペ ー ジ 数 も 厚 く な り 、 紙 質 も よ く な り 、 ど ん どん、どんどん重くなって、大きくなって、この教科書自体は、多分この1年や2年で、決して消えるものではないと思います。それなので、現場でできること、また、教育長として、また、保護者の方々、また、教育に携わる関係者の方々と、ぜひ、もう一度この問題に積極的に介入いただき、どうしたらより子どもたちに負担をかけず、また、先ほどスクールバスは2キロメートル以上ということで、一生懸命歩いている子たち、上富良野小学校学区は、歩けば18分とかざらです。おっしゃるとおり、全国で問題になっているのは、この前傾姿勢で、つまずいて転んで、5針縫ったとかという、細かな事象はたくさんあります。上富良野には、どのような現状が あ る か と い う の は 認 識 し て お り ま せ ん が 、 将来、そういったことも非常に懸念されます。子どもたちの安全、また、心と体のケア、大事というこ と で お っ し ゃ っ て い ま す の で 、 も う 一 度 こ ういった内容を総じて受け止めた中で、どのような見解を持つか確認し、質問を終わらせていただきます。

答弁 教育長 鈴木真弓

2番荒生議員の子どもたちの教科書等における負担等につきましての御質問にお答えします。本当に皆さん、多分、教科書を最近御覧になっていない方は、びっくりすると思います。カラー化し、大きさもA4版化し、そして、中は本当にフルセットカラーですので、その分、文字も大きくなり、私が受けていた頃の教科書から見たら、かなり本当に見やすく、分かりやすく作っていることから、そのページ数は約倍近くになっているとに認識しております。その重さを背負って帰るということは、実は、本当にA4の500枚の紙で い く と 2 キ ロ グ ラ ム な の で す が 、 そ れ を 二 締め、毎日持って帰っていると、そして学年が上がると、大きくなると、5キログラム、6キログラム と 持 っ て 帰 る と 、 こ れ 自 分 も 背 負 っ て み ま して、いや、本当にその重さは私も痛切しました。これは、大人だから持てる、子どもだから持てないということではなくて、やはり人が、毎日の学びに対して持っていく重量というのは、これはきちんと確認していかなければならないと思っていま す の で 、 我 が 町 に お い て も 、 実 際 、 小 学 校 へ通っている子どもたちが、本当に、450名ぐらいいますので、その子どもたちに対して、きちんと健康管理も含めて、どのような形で毎日の通学を保障をしていくか、それについては、校長会等とも連携し、その辺の今後の対応については十分検討し、保護者へも御理解いただくように、その辺については、十分情報を連携していきたいと思います。以上です。

出典:上富良野町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月19日 議事録 PDF(77ページ) 間違いを知らせる