みんなの議会

上富良野町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月12日

(1)町道の維持管理について/(2)ゴミ処理場等の水質検査について/(3)TPP対策について町の基本的考えは

2017年12月12日、上富良野町議会の一般質問で、中瀬実議員が「町道の維持管理について」「ゴミ処理場等の水質検査について」「TPP対策について町の基本的考えは」について質問し、町長 向山富夫、建設水道課長 佐藤清、農業振興課長 狩野寿志、町民生活課長 鈴木真弓が答弁しました。

質問者
中瀬実 議員
答弁者
町長 向山富夫、建設水道課長 佐藤清、農業振興課長 狩野寿志、町民生活課長 鈴木真弓

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 12番 中瀬実

私は、さきに通告してあります以下の点について町長の考えを伺います。― 19 ―町道の維持管理についてということで、町道は、1級、2級路線合わせて58路線、総延長415キロと承知していますが、町道の維持管理についての3点についてお伺いをいたします。1番目、デリネーターの取り扱いについて。現在、町道に設置されているデリネーターは、本来の役目を果たしていないものが多く目立つが、撤去とか修理についての考えを伺います。2番目、町道1級路線の草刈りについて、町で行うことができないのか。3番目、町道の各所に見られる段差解消について。橋とか工事跡の段差が町内各地で見られるが、修繕の目安というものはあるのかということをお伺いします。2番目、ごみ処理場等の水質検査について伺います。1番目、現在、町で行っている水質検査は、東中地区とクリーンセンター内の2カ所と承知していますが、その目的について伺います。2番目、今後、過去にごみ処理場であったところの水質を、毎年でなくても検査をする考えはあるのか。3番目、水質検査の結果報告はどのような方法で周知されているのか。3項目め、TPP対策について、町の基本的な考えを伺います。米国抜きの11カ国によるTPPの大筋合意がなされました。このことにより、食糧基地北海道各町村、現場に不安が広がっています。我が町においても影響は多大であると思われます。1番、これらの影響を最小限にするため、農家の不安を解消するために町としてできる対策を想定しているのか。2番目、国際競争に対処し、機械の作業効率を高めるためにも農地の基盤整備がより強く求められると思います。今後どのような形で取り組むか、暗渠、区画整理、層圧調整について、町長の考えを伺います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

12番中瀬議員の3項目についての御質問にお答えをさせていただきます。まず、1項目めの町道の維持管理に関する3点の御質問にお答えをさせていただきます。1点目のデリネーターの取り扱いについてでありますが、議員御質問のとおり、設置からかなりの年数を経過している路線も多く、除雪作業や事故等により、反射体の破損やポールが傾くなど、本来の機能を満たしていない箇所もあると認識をしております。デリネーターは、夜間、霧や降雨、降雪などの視界不良時に、運転者に対しまして路側や道路線形の視認性を高め、交通の安全を確保する意味におきましても必要な施設と理解をしております。本年度においても一部更新をしたところでありますが、今後においても現状を把握し、重要度等も考慮して、損傷箇所の修繕及び更新を図ってまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2点目の町道の草刈りについてでありますが、現在、町道の草刈りは、基本的に年1回、町において実施しておりますが、観光上必要な路線につきましては複数回行っている実態であります。また、郊外路線においても、町において刈り取りを行っておりますが、それぞれの地先の方々が草刈りをしていただいている箇所も相当数あり、道路環境や美観上も大変ありがたいと感じているところであります。一方、国道及び道道におきましても、町と同時期に行われるよう北海道開発局及び北海道に依頼をしているところでありますので、御理解を賜りたいと思います。次に、3点目の町道の段差解消についてでありますが、段差の起きる原因といたしまして、過去に行われた工事における舗装切断復旧をした箇所に大型車両等の走行による舗装面の沈下、橋の前後における段差や舗装面の亀裂、陥没などが全町的に発生しており、その都度補修対応をしているところであります。また、住民の皆様からの情報提供や道路パトロールにより、現地を確認し、緊急性の高い箇所から早急に補修を行い、さらに、注意喚起の必要な箇所には注意看板設置などを行っており、今後におきましても引き続き安全確保に努めてまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2項目めのごみ処分場等の水質検査に関する3点の御質問にお答えさせていただきます。まず、1点目の水質検査の目的と、3点目の結果報告につきましては関連がございますので、あわせてお答えさせていただきます。町のごみ処分場における水質検査につきましては、対象となる施設はクリーンセンター最終処分場と旧東中ごみ埋立地の2カ所であり、この2カ所について実施しているところであります。まず、クリーンセンター最終処分場の水質検査は、一般廃棄物の最終処分場及び産業廃棄物の最終処分場に係る技術上の基準を定める省令に基づき、設置者である町が実施することとなっておりますので、検査委託管理事業所による検査を実施し、放流水及び周辺地下水、周辺井水について、随時報告を― 20 ―いただいております。また、結果につきましては、日新地区の一般廃棄物処理施設設置地区連絡協議会研修会において報告しておりますが、周辺井水につきましては、個人情報にかかわるため、個人に情報提供をさせていただいております。次に、旧東中ごみ埋立地の水質検査につきましては、平成11年3月末にごみ埋立地を閉鎖するに当たり、地域住民から、保有水等集排水設備が整備されていない処分場であること、閉鎖後に覆土として、地区河川改修に係る土砂等の搬入を継続するに当たり、引き続き水質検査の実施について要望がありましたことから、地域との協議により、基準省令に基づく水質検査項目を参考とし、地下水等の検査を実施し、検査結果につきましては、地域代表者に報告をさせていただいております。なお、クリーンセンター最終処分場における周辺井水の検査項目以外の水質検査結果につきましては、町の情報提供コーナー及びホームページにおいても公開させていただいております。次に、2点目の過去のごみ処分場の水質検査についてでありますが、それぞれごみ処分場の閉鎖に伴い、法令に基づき、既に対処し終えていることから、今後において新たな水質検査を行う必要性はないものと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、3項目めのTPP対策に関する3点の御質問にお答えさせていただきます。国では、これまでアメリカを含む12カ国でのTPP協定を想定しておりましたが、アメリカが離脱したことにより、11カ国での推進を図ることとなり、本年11月、大筋合意となったものであります。しかし、アメリカの離脱により、協定内容の見直しも必要となり、加えて、日欧EPA協議も進められ、このたび妥結いたしましたが、いまだ具体的な協定については不透明なものとなっており、日本農業、とりわけ北海道農業にとりまして、畜産を初め、その不安感は依然として払拭されるものではありません。このような状況にありますので、1点目にあります町としての対策につきましては、議員の御質問にありますように、TPP協定そのものが本町の農畜産物へも大きな影響を与えることが懸念されますことから、町といたしましては、国や北海道の動向を注視するとともに、第7次農業振興計画の確実な実現を図るため、農業・農村振興実践プランを策定し、これに基づき、各事業を実施しているところであります。その中におきまして、土地改良などの農業基盤整備事業や生産者の競争力強化に向けた施策として、次世代を担うすぐれた担い手の育成、支援、高収益作物に対する補助事業など、農業の体質強化の取り組みを通じ、足腰の強い経営体の育成を積極的に進めてまいります。また、地域農業に対する影響が見込まれる場合におきましては、情報収集に努めまして、関係機関と連携しながら適切に対応を図ってまいります。次に、2点目の農地基盤整備の今後の取り組みについてでありますが、議員御質問のとおり、今後の農業形態は大規模化、効率化を高めるためにも農業機械の効率利用が重要になるものと考えております。現在、道営事業として、東中地区においては、区画整理による圃場の大区画等を初め農道整備、用排水路の整備、また、島津地区においては用排水路整備を実施しているところであり、進捗状況は各地区により差はありますが、全体計画の約70%の整備が完了しており、まずはこの事業を早期に完了することを当面の課題として、北海道にも要望を進めているところであります。なお、現在までの町内における国営、道営による農業基盤整備事業につきましては、計画・実施済みを含め、総面積の約42%に当たる2,200ヘクタールとなっており、耕地面積の50%も満たさず、今後も引き続き整備を進めてまいりたいと考えております。一方、小規模な暗渠整備、石礫破砕などの土地改良事業につきましては、中山間地等直接支払事業を活用した中で、引き続き実施するとともに、現在、JAふらので行っております基盤整備促進事業の暗渠整備につきましては、設計費の補助を行ってまいります。今後も集落協議会、JAふらのと協力し、農業者が効率よく農業生産ができるよう土地改良事業を推進してまいります。よろしくお願いいたします。

再質問 12番 中瀬実

再質問させていただきます。町内にデリネーター、いわゆる視線誘導標というものが町道に設置されていると思いますけれども、これらの本数的なものを、いわゆる町のほうで把握をきちっとされているかということと。それから、役目を果たしていないようなデリネーターはどれくらいあるかという調査はしたことありますか、まず、この点についてお伺いします。

答弁 建設水道課長 佐藤清(建設水道課長は2020年3月まで)

12番中瀬議員の― 21 ―視線誘導標、デリネーターの本数、役目についての部分の御質問にお答えさせていただきます。まず、本数につきましては、全体の把握はしておりません。過日、主要幹線道路の1級町道の28路線ございますが、そのうちの10路線を調査しております。約44キロございましたが、その中で設置箇所をちょっと把握しましたところ1,200カ所ございました。それに対しまして、反射板の破損や極端な傾きで機能を発揮していないものが280カ所ございました。約23%ぐらい、そういう破損等があったところでございます。こういう部分については、今後、計画的な修繕を行っていきたいというふうに考えております。以上でございます。

再質問 12番 中瀬実

まだ全体的な、デリネーターの役目を果たしていない部分、それから総体の本数そのものがきちっと把握されていないということは、ただいま答弁でわかりましたけれども、今後において、いわゆる役目を果たしていないデリネーターをきちっと把握する必要があると思うのです。それらの調査をする考えが、当面、来年度に向けて調査をする考えがあるかどうかを、まず伺いたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

12番中瀬議員のデリネーターの管理状況に対します御質問にお答えさせていただきます。全体の設置数についての確認についての認識でございますが、これについては、主要幹線を中心に、今回サンプル調査をさせていただきました。全体調査を早急に必要かどうかという認識につきましては、そういった緊急度を考えますと、毎年ある程度、一定数の取りかえ、あるいは補修等を行っておりますので、そういったことを通じて把握していくことで、今、対応については、そういうことで進めることでいいのではないかというような認識でございます。

再質問 12番 中瀬実

いわゆる更新をしていくということなのですが、伺っているところによりますと、本年度も何本かの更新をされたという話を聞いておりますけれども、ことし更新されたデリネーターというのは何本ぐらいあるのかということと。それから、1本のデリネーターの価格というのはどういうふうになっているかということをちょっとお伺いします。

答弁 建設水道課長 佐藤清(建設水道課長は2020年3月まで)

12番中瀬議員の御質問にお答えさせていただきます。本年度におきましては、更新を35本行っております。1本当たり1万5,261円かかっております。以上でございます。

再質問 12番 中瀬実

ただいま単価を教えていただきましたけれども、これは消費税込みなのですよね。そうすると、デリネーターの1本の価格は、この値段、お聞きしました。取りかえるに当たりましては、そのデリネーターを、だめなものを撤去して、そこに取りつける、その費用というのはこの金額には入っていませんよね、これを教えていただきます。

答弁 建設水道課長 佐藤清(建設水道課長は2020年3月まで)

12番中瀬議員の御質問にお答えさせていただきます。ちょっと説明不足で申しわけございません。1本当たり1万5,261円の中には、経費、諸経費、手間代も全部含まれております。ですから、既存のものを抜いて、そして設置する値段でございます。以上でございます。

再質問 12番 中瀬実

デリネーターについては、道路をつくるときに、補助事業とかいろいろなことがあって、これらを設置しなければならないというような基準があって、これらをつけていると思いますけれども、このデリネーターの設置基準というのがあるのであれば、何メートル間隔でつけなければならないとか、例えば、もし設置したものを、先ほど町長から答弁ありましたけれども、長年経過しますと、当然だめになってくるものが出てくるわけですけれども、それらを絶対維持していかなければならないものなのか、そこら辺をお聞きしたいと思います。

答弁 建設水道課長 佐藤清(建設水道課長は2020年3月まで)

12番中瀬議員の御質問にお答えさせていただきます。まず、基準でございますが、40メートル千鳥でございます。ですから、片側につきましては、80メートル間隔ということでなっております。それと、壊れたものについては、重要度のある部分から逐次修繕を行っていきたいというふうに考えております。交通量の多いところから常の復旧していきたいと思っておりますけれども、交通量の少ないところについては、全部が全部直していかなければいけないという考えはございません。義務化されているかといいますと、義務化はされておりません。つけたほ― 22 ―うがいいというような形になっております。以上でございます。

再質問 12番 中瀬実

ということであれば、いわゆる目的を果たしていないデリネーターの中でも、本当にこれは全く目的を果たしていないというものと、それから左右に変形している、そういったいろいろなタイプのものがあるのです。ですから、それらのものについては、傾いているものであれば、それらを直すということが第一前提になると思いますし、そして、本当に役に立たないデリネーターは撤去すべきではないかと私は思っているのですが、そこら辺のところも含めて、今後、早急対応するかどうかについてお伺いします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

12番中瀬議員の御質問にお答えさせていただきます。まず、必要性があって設置するものでございますので、基本的には、損傷して倒れていたりする姿も実際に私も見ておりますけれども、しっかりと、例えば反射鏡がとれていても、しっかりと真っすぐ立て直すということは私はするべきだというふうに思っております。あるものを、美観上もよくありません、倒れているのは。それを撤去してということは、選択肢としては持つべきではないのではないかなというふうに考えております。また一方、本来、反射鏡も含めて、視認性を高める役割を持つのが一番の目的でございますが、現実に道路を走行される皆様方が、夜間だとか暗いときにカーブの存在だとか、大きく線形が変わるようなところを、視認性を高める上において重要度の高いところは、本来の機能を満たしてまいりたいと考えているところでございまして、多分一般的な箇所につきましては、冬の除雪なんかのときには、反射鏡が抜けたところへポールを刺したりして、除雪事業者がしっかりと安全確保できるようなことを、みずからやっていただいておりますので、そういう対応を引き続きしていくことが町としてできることかなと、そんなふうに理解しているところでございます。

再質問 12番 中瀬実

町長が答弁されているように、いわゆるデリネーターというのは、通行上重要な役割を果たしているという部分では、当然だと、私もそう思っていますから、これらについては、町の管理の責任上において、適切に管理をしていただくというのが基本だと思っています。いわゆる今後において、費用とかいろいろな面があるのでしょうから、一遍にそれらを解決するということは難しいことだと思いますけれども、どれぐらいの年度をめどに、ある程度これらを改修していくというめどがあれば教えていただければと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

中瀬議員の御質問にお答えさせていただきますが、これが少しずつでも補修、改修をして、本来の形に復旧していくということは、残念ながらエンドレスだと思っていますので、直す一方で破損していくところが出てきますので、これはエンドレスなものであろうと。そういう中で一定程度の予算、あるいは箇所数、重要度、そういったものを総合的に勘案いたしまして、必要な部分を可能な予算の範囲内で維持していくというのが基本であろうかと、そんなふうに理解をしているところでございます。

再質問 12番 中瀬実

必要な部分ということでありますので、きちっと予算づけをして、適切に管理をしていただきたいと思います。2番目ですが、町道の草刈りについてでありますけれども、私はこの質問書を出させていただいたときには、1級路線について、草刈りをどうするかということでの質問であったと私は思っていますけれども、その辺のところの答弁がちょっと抜けているのかなという気もしますけれども、そこら辺ちょっと補足していただけませんでしょうか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

12番中瀬議員の道路の草刈りについての御質問にお答えさせていただきますが、1級路線、2級路線、それらも含めまして、町道全て、415キロ全て、100%ではないのは事実でございますが、1、2級道路含めて町が草刈りをさせていただいているということで、1級も当然含まれております。

再質問 12番 中瀬実

この草刈りについては、町でやっていただいている部分というのは、当然私も理解はしております。たまたま町道の草刈りを、中山間事業の関係で、地域で草刈り機を購入して、そしてトラクターにより草刈りを実施しているところがあります。そのことによって、時期については地域の判断で草刈りをしているわけですけれども、町道というのはある程度、一定のときに一斉に草刈りをしたほうが、通行する、車を運転する側にとっても、非常に交通安全上も好ましいことだと私は思っております。そんな中で、今行われている中の一部の例としては、地域によっては草刈りが終わっている、地域によっては草刈りが終わっていない。そういうアンバ― 23 ―ランス、バランスがとれていないような草刈り状況になっているということは、非常に景観上もよくないことだと思っております。ですから、一斉に草刈りをしていただいたほうがいいのかなというふうに思っておりますので、そこら辺のところをもう1回確認をさせていただきたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

中瀬議員の草刈り等への対応についての御質問にお答えさせていただきますが、議員がお話しいただきましたように、美観上も含めて、一斉に草刈りができることは、これは理想でございます。しかし、現実的に、やはり限られた草刈り機の台数の中で実施する上におきましては、やはりその中で、道路状況あるいは美観、あるいは観光上といったことを勘案いたしまして、やはり優先順位というものを設けて作業を行わざるを得ないというのが実態でございまして、いっときに一遍に済むことは理想でございますが、現実といたしましては、優先順位等を考慮しながら草刈りをさせていただいているのが実態でございまして、今後もそういう形でいくのかなというふうに理解しているところでございます。

再質問 12番 中瀬実

草刈りの関係は、地域によって地域で草刈りをしていただいている。それが、交通量の多いところ、いわゆる1級路線も特にそうなのですが、そういったところで、トラクターによる草刈りが交通障害になってみたり、あるいは最近では、外国人観光客がレンタカー等を利用して道路を通過するときに、低速走行の車だとわからない状態で来て、事故に遭う寸前の例を何件か私も聞いております。そういったことから考えたときに、私が1級路線をなぜ町で草刈りをできないのかと言った背景には、そういった部分があるからこのことを聞いているわけです。ですから、でき得れば1級路線については町のほうでやっていただいて、そしてそれから、2級路線とかほかの、交通量のある程度少ないところについては、地域の方々に協力してもらって、草刈りをしてもらうのがいいのかなというふうに思っていますけれども、その辺はどうでしょうか。

答弁 農業振興課長 狩野寿志(農業振興課長は2020年3月まで)

ただいまの12番中瀬議員の御質問にお答えさせていただきます。農業の中で、中山間事業、また、多面的事業ということで、活動団体の中で圃場の防疫、それから用排水路の管理という面で草刈りを実施しているところでございます。草刈りにつきましては、活動団体の中で計画をして、その中で草刈りを実施しているところでございますので、町で要望しているとか、そういうことではございませんので、御理解賜りたいと思います。

再質問 12番 中瀬実

私が聞いているのはそのことではないのです。中山間事業とか、地域に任せて刈ってもらっているということは、それは当然、たまたま私は江幌ですけれども、江幌の地域にもそういった組織があります。それをやっています。それが交通上、いわゆる危険を伴う作業だということで、でき得れば余りやらないほうがいいのではないかという指摘を受けまして、ことしはやっていません。それで、町のほうにお願いをして草刈りをしてもらっています。これは、地域がばらばらに草刈りをすることがいいのかどうか、先ほどのことにもう1回戻ることになりますけれども、片方は1週間前に草刈りをしました、片方は2週間後に草刈りしました。例えばうちらのほうは全然刈っていません。役場のほうにお願いしたら、もうそろそろ刈ってもらわなければ、これだけ草が伸びたら大変だよと言って初めて刈ってくれた。そういう実態の中を踏まえたときに、本当にそういう状況の中で草刈りをして本当にいいのかどうかということでのお話をしているのであって、中山間事業だとか、そういったことでお任せしているからどうのこうのという話は聞こうとしているわけではありません。そこをもう一度確認させてください。

答弁 建設水道課長 佐藤清(建設水道課長は2020年3月まで)

12番中瀬議員の御質問にお答えさせていただきます。町は、毎年6月の第2週から7月10日ぐらいまで、全町全域を草刈りするように指導しているところでございます。これはなぜかというと、観光シーズンの前ということで、時期は統一して、これも北海道、開発も同じような時期に草刈りをお願いしているところでございます。これは第1回目の部分です。第2回目については、観光道路、それから広域農免とか観光道路、そういう部分について第2回目を行っているところでございます。以上でございます。

再質問 12番 中瀬実

後でまた触れることになると思いますけれども、道路パトロールという、道路を監視している車があります。道路パトロールが道路をいろいろと見て回って、草刈りのこともそうでしょうし、後から出てくる道路の段差の問題だと― 24 ―か、そういったことも含めて、道路パトロールが見た段階で、ここの状況は、例えば草刈りの件について言えば、ここはきれいに草刈っているけれども、ここは刈っていないなと、ここはこれから刈るのかなと、見た目ですぐわかるような状況であれば、ここは刈っているから、もう町では刈らなければならないという、そういうふうな報告というのは、道路パトロールの中で、そういう報告は逐次受けて、段差の問題も後から出てきますけれども、そういうことをやっているのですよね。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

中瀬議員の御質問にお答えさせていただきます。まず、草刈りについてのお尋ねについてにお答えさせていただきますが、私も大体イメージはできますが、それぞれ地先の皆さん方が自発的に草刈り等を行っていただいた時期と、先ほど佐藤担当課長がお答えさせていただきましたように、あらかじめ時期を定めて刈り取る予定の時期、その前に地元の方々が自発的に刈っていただくことによって、残った部分が非常に、何でここがぽつんと残っているのだというような状況を想定されているのかと思いますが、それにつきましては、残っているのではなくて、あらかじめ予定した時期にそこは刈ることになっておりますので、そういった現象が起こることは避けざるを得ません。そこの区間が刈り取りがなされていなくて、残っているからと、そこだけ刈りに行くといくは、むしろ統一した草刈りのルールが乱れることになりますので、そういうふうに見受けられる部分が起きているということは想定できます。以上でございます。

再質問 12番 中瀬実

今の町長の答弁に私は非常に不信感を持っています。というのは、時期をある程度、確かに観光シーズンがどうのこうのという話もありましたけれども、時期をある程度、例えば地元の人たちが刈っている状況にきちっと合わせて、町も合わせて刈ってくれるのであれば、それはいいかもしれませんけれども、残っている部分はいずれ刈るのだから、決してそれを無視しているわけではないとか、そういった考えで、町の方針として考えるのは私はちょっとおかしいなと思っております。地域の人たちは、自分たちが通る道路でもあるし、きちっと視界をよくするためにも草刈りをしてくれているわけですから、道路パトロール等が道路を見たときに、この地域はもう草刈りが始まったということであれば、それらの日にちにある程度合わせて、2回なら、同じ2回でも、地域の人たちに、例えば何月ごろまでに刈って、町もそれに合わせますとか、そういった方向をとれないのかということでの私の気持ちを言っているので、その辺のところはどうなのでしょうか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

中瀬議員の御質問にお答えさせていただきます。ぜひ御理解いただきたいと思いますのは、それぞれ地域の皆さん方に自発的に草刈りを町がお願いしているケースはございません。基本的には、町が計画的に刈り取りを行うということをもって現在も行っております。そういう中で、地域の方々が自発的に、例えば虫が湧かないように早く刈りたいと思う人もいるでしょうし、たまたま仕事がその時期に少し手がすいて、草刈りをしておこうかということでされる方もいるでしょうし、それぞれさまざまに取り組んでおられる実態かと思います。そういうことで、町といたしましては、何度も申し上げておりますが、計画した、予定した時期に刈り取りを進めるということを現在も行っておりますし、刈り取りに行ったときに、地域で皆さんが刈り取りを行ってくれている時期もさまざまでございますので、そのときに既に刈られているところもありますし、既に刈って何日もたっているところもありますが、そういう中で、町が基本的に刈ることを大前提としておりますので、地域の皆様方と刈り取り時期を協議しながら刈るというような方針は持っておりませんので、そこはぜひ御理解いただきたいと思います。

再質問 12番 中瀬実

基本的に住民からの要望があって、草刈りはいつするのだと、いろいろな要望があって初めて、たまたま町のほうにお願いするという結果が今回の事例であります。ですから、道を通行する方にとっては、そういった事情というのはわかっていないわけです。だから、何でここは刈らないのだ、何で刈ってくれないのだというふうなことを思っているわけです。だから、いろいろな町長の言われるような事情はわかりますけれども、これは、やはりある程度考えの中に入れて、草刈りを計画的にやっていただきたいなと思っています。その辺のところをよろしくお願いしたいと思います。次に、水質検査の関係についてお聞きをしたいと思います。ごみ処分場であったところの水質検査の関係についてでありますけれども、この水質検査というの― 25 ―は、東中地域とクリーンセンター、これらについては、東中地域は毎年1回、クリーンセンターは毎月、検査項目は、東中は26項目のクリーンセンターは41項目ということで、金額については、東中は21万6,000円、クリーンセンターは134万円ということで、これは間違いないか、確認させていただきます。

答弁 町民生活課長 鈴木真弓(町民生活課長は2018年3月まで)

12番中瀬議員の御質問にお答えいたします。旧東中ごみ埋立地につきましては、29年度、10月19日に検査を実施し、議員質問のとおり、有害項目21項目、一般5項目の合計26項目、地下水等における上流・下流、2カ所におきまして実施しておりまして、29年度につきましては21万6,000円となってございます。クリーンセンターにつきましては、放流水、周辺地下水、周辺井水と三つの分野に検査項目は分かれて実施しておりまして、放流水につきましては、最終処分場から放流される水質につきまして、有害項目、一般項目合わせまして44項目、あと、ダイオキシン1検体も実施させていただいております。周辺地下水につきましては31項目を、上流、下流ということで実施しておりまして、ことしは5月9日、年1回の部分については実施し、毎月実施している内容については、別途毎月実施させていただいております。予算に対しましては、これにつきましては、クリーンセンターの管理業務業者のほうに、年間委託費の中に算出させていただいておりまして、29年度算定におきましては125万7,000円ということで算出させていただいております。以上です。

再質問 12番 中瀬実

これらの水質検査については、放流水、地下水、それらの水の採取、検体をとる場所というのは毎回同じ場所なのかということと。これらの検査をする業者というのは、先ほど説明もありましたけれども、業者は全く同じ業者が、毎回同じことを同じ業者がやっているということで理解していいのかということと。金額については、ほかの業者と比較をしたことはあるのか、ないのかについてお伺いします。

答弁 町民生活課長 鈴木真弓(町民生活課長は2018年3月まで)

12番中瀬議員の御質問にお答えさせていただきます。1点目の水の検査の採取場所につきましては、クリーンセンター、旧東中ごみ埋立地につきましても、同一の箇所を限定させていただいております。次に、2点目の業者における、選定につきましては、まず、クリーンセンターにつきましては、管理業務を委託している会社から選定をし、そちらのほうで検査を受注しているというふうに報告をいただいております。なお、旧東中ごみ埋立地につきましては、毎年度3カ所から見積書を徴収し、一番価格の安いところに検査委託をお願いさせていただいております。以上です。

再質問 12番 中瀬実

金額について他者と比較したことがあるかということですが、安い業者ということの今、答弁だったのですが、これは、比較は当然されているのですよね、確認します。

答弁 町民生活課長 鈴木真弓(町民生活課長は2018年3月まで)

12番中瀬議員の御質問にお答えします。まず、検査項目につきましては、実施する項目を決めてございますので、この項目の検査につきましての見積もりを徴収させていただいておりますので、全て同検査項目、東中でしたら26項目についての見積もりを徴収したところ、その検査の見積額の安価な金額のところに検査をお願いしているものでございます。決して検査項目が違うとか、水質検査のやり方が違うということの比較ではございません。以上です。

再質問 12番 中瀬実

東中地域の集排水設備の整備されていない処分場であるから、いわゆる水質検査をしなければならないというふうなことですけれども、ここで言う集排水設備が整備というのは、どういう部分を指して、このことを言っているのかちょっと確認させてください。

答弁 町民生活課長 鈴木真弓(町民生活課長は2018年3月まで)

12番中瀬議員の御質問にお答えします。旧東中ごみ埋立地につきましては、遮水シートなどを施さない安定型最終処分場ということで町が整備しておりますので、そこから水質にまじる水につきましては、先ほど申し上げましたように、湧水と集排水設備が整備されていないという処分場の施設となってございます。なお、クリーンセンターにつきましては、管理型最終処分場ということで、遮水シートについては施した処分場であることから、検査項目が、そのような設備であるということで、町のほうでは整備していることを御報告させていただきます。― 26 ―

再質問 12番 中瀬実

これらの検査結果というのが地域の協議会、日新の場合であれば協議会、それから東中であれば代表者に報告をしているということですけれども、検査の結果からいけば、特に問題はないというふうな水質検査の中身だと思っています。だとすれば、地域の人たちだけでなく、例えば広報とかに、こういうふうになっていますということを町民の皆さんに知らせても問題はないのかなという気がしていますけれども、そこら辺のところは、そういうふうにする考えはないのか、あるのかを確認させてください。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

12番中瀬議員の御質問にお答えさせていただきますが、さきの答弁でもお答えさせていただいておりますように、ホームページで公開させていただいております。

再質問 12番 中瀬実

よく聞く言葉で、ホームページに掲載してあるからそれを見れということでしょうけれども、ホームページとか町の開示コーナー等について、関心のある人は見に行くのでしょうけれども、それも確かに必要な部分だと思いますけれども、特に問題がなければ、そんなにページ数もとるわけでもありませんので、安心・安全、情報開示する、いろいろな今の状況の中では、やっても問題はないと思いますけれども、全くそういうことは考えないということですか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

中瀬議員の御質問にお答えさせていただきます。町民の皆さん方にどういった形でどういう情報を提供させていただくかということは、制限された中で、例えば広報紙にとりましても、限られたページ数の中で、何をもって優先的に町民の皆さん方にお知らせをしていくかということは常に検討しながらさせていただいているところでございます。そういう中で、今、御質問にありますような水質検査等につきましては、関係受益地区の皆さん方がやはり最優先であろうということで、あるいは公益性も考えまして、ホームページで掲載させていただく、あるいは情報提供コーナーでお知らせさせていただくことで、その公共的役割は果たされているというふうに理解をしているところでございます。

再質問 12番 中瀬実

ごみ処理場の関係について、2項目めの件でお伺いをします。上富良野町には、過去にごみ処分場であったところが何カ所かあると思われますけれども、そういったところの水質検査というのはやることを考えていないという答弁をいただきましたけれども、一つお聞きしたいことがありますけれども、里仁地区にありました、産業廃棄物だと思いますけれども、そのところの、富良野の業者、リ・ステーションがそのごみ処理場を使っていたわけですけれども、そこが閉鎖をされております。なぜ私がここでこのようなことを聞くかということは、私どもの西部水道の水源地が、そこから2キロ先にリ・ステーションのごみ捨て場があります。水の流れとか地下水の流れは私たちはわかりません。だけれども、そういう水質がもし万が一、私どもの西部地区の水道のところに影響を与えるようなことがあってはならないと思っていますし、そういったところを想定しながら水質検査をする予定があるかないか、まずお伺いいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

12番中瀬議員の御質問にお答えさせていただきます。ただいま御質問いただきました、過去に処分場として設置されておりました箇所が存在することは私どもも理解をしておりますが、その閉鎖に当たりまして、それは北海道が所管いたします処分場でございまして、法令に基づいた処理がなされて、現在既に役割を終えているということでございまして、私どもその箇所に対しましてのその後の動きと、あるいは懸念要素については把握していないと申しましょうか、特に感じを持っているわけではございません。

再質問 12番 中瀬実

この場所についても、以前にあった処分場についても、今後については、水質検査をする考えはないということで理解していいということですね。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

中瀬議員の御質問にお答えさせていただきますが、町が水質検査の対象地域と― 27 ―して想定はしておりません。

再質問 12番 中瀬実

先のことを心配したってどうしょうもならないことだとは思いますけれども、水源地とかいろいろなことを考えたときに、やっぱりこれは大事な部門だと思っていますけれども、今後において何らかの形で、そういうことができるような対策を考えていただければと思っております。次に、TPPの絡みですけれども、これは私ども農業者にとりましては、TPPがこれで締結をされて、日欧のEPA、これらも当然今後の課題になってくると思いますけれども、農業者にとっては非常に脅威というか、今までにない経験をするようなことになると思いますけれども、向山町長は、農業者出身の町長として、一番農業に関しては理解をしてくれている人だと私は思っていますし、そういった中で、当面、上富良野町の農業がこのTPPによって影響を受ける部分についての、最大限、これだけは上富良野で何とかしなければならない部分というのを、もしお持ちでしたらお聞かせいただきたい。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

中瀬議員のTPP等に関連いたします御質問にお答えさせていただきます。上富良野町を預かる者といたしまして、やはり上富良野町の農業者がこういった国際競争の中にさらされつつも、やはり再生産がしっかりとできる所得を得ること、そして国民の皆さん方から、非常に重要な産業であると認知をしていただく、そういった国の世論喚起、そういったことを最優先にやはり求めていくべきだし、それを目指していきたいというふうに考えております。

再質問 12番 中瀬実

今、町長にお聞きしたのは、いわゆるほかの首長さんと違って、いろいろな農業経験をされている町長ですから、いろいろなところから農業関係の情報は仕入れていると思いますし、今後の対策についても考えておられるのだと思っています。だけれども、具体的に上富良野町はこういうことで生きていかなければならないよなという方針というか、そういったものをある程度持っているのだと私は思っています。だから、その部分について、こういうふうにしたらいいのではないかということがあればということでお伺いをしているのです。その辺もう一度お願いいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

中瀬議員の御質問にお答えさせていただきます。まず、それが最優先かどうかということは、前提ではございませんが、やはり先ほどのお答えでも申し上げましたように、まず、農業者が、一番のバロメーターは、やはり後継者が、担い手がしっかりとつながっていくというような、職業としての魅力度、そういったものが備わっていることが、全てをはかるバロメーターだというふうに考えておりますので、そのためには、冒頭のお答えでも申し上げましたように、生産基盤をしっかりと確立していくと。そして、特に上富良野町の持つ特質、やはり上富良野の主産品であります水田、あるいは畑作産品、そういったものがしっかりと、特に畑作物につきましては、輪作体系がしっかりと行われるような、安定した生産ができるような圃場条件整備だとか、あるいはそういったことを盤石にしておくと。そして、まずは、国際競争力の前に、国内の他の産地としっかりと伍していけるような、そういう体制を整えていくことに、当面、力を注いでいるところでございます。以上でございます。

出典:上富良野町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月12日 議事録 PDF(25ページ) 間違いを知らせる