みんなの議会

上富良野町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月8日

(1)開基120周年に向けてのまちづくりについて/(2)子育て支援について

2016年3月8日、上富良野町議会の一般質問で、荒生博一議員が「開基120周年に向けてのまちづくりについて」「子育て支援について」について質問し、町長 向山富夫が答弁しました。

質問者
荒生博一 議員
答弁者
町長 向山富夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 9番 荒生博一

さきに通告しております2点の質問に関しまして、町長に所信をお伺いいたします。まず、開基120周年に向けてのまちづくりについてお伺いします。来年は、上富良野町開基120周年を迎えます。また同時に、三重県津市との友好都市提携から20年目の年でもあり、そのほかジオパークの認定が決まるかどうかなど、我が町にとっては節目の年と考えます。そこで、町長は、開基120周年の位置づけをどのように考えているのか、お伺いいたします。次に、子育て支援に関して、お伺いします。現在、東児童館と西児童館は、子育て支援の一環として重要な役割を担っております。平成26年度には、東、西合わせて、述べ1万4,233人の児童生徒が利用しております。このことは、児童福祉法第40条に基づく児童に健全な遊びを与え、その健康を増進し、または情操を豊かにすることを目的とした事業と考え、今後、児童館を利用する子どもたちのために、施設をどのように運営していくのか、お伺いします。以上です。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

9番荒生議員の御質問にお答えさせていただきます。まず、1項目めの開基120周年に関する御質問にお答えさせていただきます。議員御発言のとおり、来年は1897年三重県から入植した田中常次郎一行により本町に開拓のくわがおろされてから120年を迎える年に当たるとともに、津市との友好都市提携から20年目となるなど、本町にとりましては将来に向けた節目の年となります。さらに、第6次総合計画の策定作業や総合戦略への対応、ジオパーク認定申請など、極めて重要で意義深い年と受けとめております。開基120周年に当たり、記念式典等の開催は予定はしていないところでありますが、ことしから来年にかけて、開基120周年へ向けて、町民意識が盛り上がっていくようなアプローチは必要と捉えており、その中でも、まず120年の幕あけとなる平成29年の北の大文字事業が30周年を迎えることから、多くの町民の皆様と輝かしい120周年の幕あけを喜び合える事業内容となるように、増額予算化したところであります。また、平成29年につきましては、町が主催いたします事業や町内の各団体等において実施されます諸行事におきましても、120周年と連携した事業として位置づけをして開催していただくことなどをお願いしてまいりたいと考えております。さらに、現在、美瑛町とともに取り組んでおります十勝岳山麓ジオパーク構想につきましても、来年の申請に向けて準備を進めているところでありまして、認定と120周年が重なれば、大変喜ばしいこととなりますので、その実現に向けてしっかりと対応を図ってまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、まちづくりは一朝一夕でなし得るものではありませんが、開基120周年を契機とし、これまで多くの苦難を乗り越え、今日の上富良野の繁栄を築いてくれた歴史の重さをかみしめ、新たなまちづくりの大きな出発点となるよう、地域の皆様の声をしっかりと受けとめ、一歩一歩着実に政策の実現に当たってまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2項目めの子育て支援に関する御質問にお答えいたします。町では、児童福祉法に基づく児童厚生施設である東児童館と、これに準じた事業所として西児童館を運営しているところであります。西児童館につきましては、泉栄防災センターを活用しており、設備基準を満たしていないため、児童厚生施設として法的な届け出はしておりませんが、児童館に準じた事業を運営しているところであります。また、東児童館につきましては、昭和57年に建設した児童厚生施設で、児童館のほか、地域の集会施設としても利用をしております。児童館の年間の利用人数は、東児童館が述べ8,000人から9,000人程度、西児童館が述べ5,000人から6,000人程度でありまして、子どもたちの放課後の居場所として、その役割を担っております。開館時間は、平日は午後1時から午後5時まで、学校が休みの日は午前10時から午後5時までとなっており、指導員を各施設に配置し、子どもたちがさまざまな体験ができる場所として、また年齢差がある子ども同士の交流の場としても機能しているところであります。今後の児童館の運営につきましては、施設の維持管理、指導員の人材確保、利用児童の減少などが課題となってくることが想定され、さらに特別支援児童への対応や不登校児の居場所づくりなども、新たな課題として捉えております。上富良野町の子ども・子育て支援事業計画におきましては、放課後の居場所づくりとして、児童館のほか、放課後クラブや放課後スクール、図書館や社教センターの施設開放、少年団活動など、多様な選― 66 ―択肢の中で、自主的に活動できる環境づくりに取り組んでいるところでありまして、今後の児童館のあり方につきましては、さきに申し上げました諸課題への対応も踏まえ、子育て支援の重要な施策として位置づけしており、これからも子どもたちの居場所づくりも含め、安心して楽しく過ごせる環境づくりに取り組んでまいります。特に、老朽化してきました施設につきましては、地域の状況や課題への対応などを考慮した中で、今後の方向づけを見きわめてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

質問 9番 荒生博一

120周年に向けての答弁、まず、記念式典等の開催は予定していないという答弁でしたが、町民意識が盛り上がっていくようなアプローチは必要と捉えており、その中でも幕あけとなる北の大文字事業が30周年を迎えることから、多くの町民の皆様と輝かしい120周年の幕あけを喜び合える事業内容となるよう、増額予算化したところでありますとのお考えをお伺いできました。金額的にも150万円計上いただきまして、来年度幕あけの花火などが今から楽しみで待ち遠しいところです。その中で、1点確認したいのですが、本年度予算の中で、こちら商工費の中に産業連携協議会負担の中の収穫祭事業負担に30万円の予算計上をしております。これは、私の勝手な判断ですが、来年の記念イヤーに向けた事前準備、もしくはプレイベントとして、今後継続的に行う事業かどうか、まず、そこを確認したいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

9番荒生議員の御質問にお答えさせていただきます。ただいま御質問いただきました産業連携におきます予算計上につきましては、以前は、本町にも一年の収穫をみんなでお祝いする、あるいはそれと一緒にあわせて、商工業者の方々も、当時の呼び方は「はだか市」と言ったのかな、要するに、産業を超えて皆さんで集ってお祝いする、一年に感謝をするというイベントが、かつてはありました。私といたしましては、特に農産物についての収穫を感謝するイベントは、他の地域では常態化しているところがいっぱいありますので、やはりそういった上富良野のにぎわいを取り戻すそういうイベントがまた復活することは大いにいいことであろうというふうに捉えておりまして、できましたら、ことしそういったきっかけをつくりまして、願わくば、これから毎年そういう、形はどういうふうになるか、これから検討してまいりますけれども、毎年行われるイベントになることを期待して、ことし施行しようというところでございます。以上でございます。

質問 9番 荒生博一

ぜひ来年度以降も継続を目指し、また来年の記念イヤーに向けて、少しでも大きく予算がつくように御期待しております。2点目に、120周年に向けて、津市との姉妹都市提携が20周年を迎えるということで、今、私がお聞きしたところによると、町内における三重県人会、こちらが開店休業状態であるということをお聞きしました。これは、理由は事務局不在であるということでお聞きしておりますが、20周年を節目に三重県人会の復活などというのは、どのようにお考えか、お聞かせください。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

9番荒生議員の県人会についてお尋ねがございました。私も、津市と、あるいは三重県との交流を深めていく中で、県人会が担われる、果たしていただく重みというのは非常に重いというふうに理解しておりまして、関係者の皆さん方に機会あるごとに、ぜひ県人会の皆さん方が大きな役割を果たしていただきたいということで申し上げておりました。おかげさまで、大きく動きが出まして、多分ことしの早いうちには、しっかりとした自分で歩くことができるような組織になるというふうに聞いておりますので、現在そういった作業が進んでいるというふうに聞いておりますから、多分大丈夫でしょう。以上でございます。

質問 9番 荒生博一

ありがとうございます。大変期待しておりますので、ぜひ今年度中、もしくは来年早期には復活、御支援、よろしくお願いします。また、1点目の120周年に向けてのまちづくりについて、最後の御質問をさせていただきます。こちらジオパークに関しましては、私も議員になって以来、9月、12月、3月の今回で3回目となる質問なのですが、現在、美瑛町と連携し、推進協議会等で一生懸命1年後の認定に向けて取り組んでいることと思います。その中でも、まだ私自身も町民の皆様が盛り上がっていないというふうに感じておりまして、町民の皆様が本当に立ち上がっていないという現状を認識しております。その中、本年度より、町としては地域おこし協力隊事業を始められ、ジオパークに関しての専門員を確保することと、努力されているのはわかるのです― 67 ―が、例えばこれに関しまして、専門員を迎えた以後、庁舎内において特別なジオパーク推進室みたいなそういった部署を設けたりとか、こういったスペースに関して何かお考えがあるか、お聞かせください。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

9番荒生議員のとりわけジオパークについての御質問にお答えさせていただきますが、私も荒生議員と全く同じでございます。なかなか町民の皆さん方に浸透するような環境ができていないということを、私も反省を込めて自覚しているところでございます。地域おこし協力隊等の活用も考えながら、それらも含めて、いかに町民の皆さん方の意識を盛り上げていくか。また、それにはどういうような仕掛けをしておかなければならないのかということを、今部内で日々検討させていただいているところでございます。あわせて、担当の持ち方、組織としてどういうふうに位置づけていくかということも、できれば4月1日からの新年度入りを前に、何とか、そういうジオパークも含めた部門を少しウエートをかけて取り組めるような組織づくりも、実は検討に着手しております。今、議員から御質問にありましたようなことを総体的に、重層的に重ねて、何としても29年の認定に向けてしっかりとした足固めをしたいというふうに考えております。それと、実は指揮者の方からアドバイス、御指導を受けておりますのは、先ほど佐川議員からも御質問いただきましたように、やはり首長としての向かい方、取り組み方というのも非常に重要だということで私も聞いておりますので、佐川議員にもお答えいたしましたように、そういった部門にも、これから町内も含めて、対外的にも大いにアピールできるように取り組んでまいりたいと考えております。以上でございます。

質問 9番 荒生博一

ボトムアップ型で、町民の皆様と一緒に、この活動を盛り上げるというポスターを見てから、私も常々念頭に、この思いは町民の皆様と共有し、毎年予算を計上して、この事業に美瑛町と取り組んでおりますので、ぜひ確実な認定を目指して、来年度に向けてしっかりとタイムスケジュール等を作成し、なし遂げていただきたいと思います中で、1点ちょっと確認をさせていただきたいのですが、既存の団体様等を町民活動と奨励し、その後押しをしていきながら歴史などを検証し、活動の推移を行っていくという、前回の答弁でいただきました内容の中に、いろいろと町内においては主になる、いわゆる民間活動、民活の主体というものは、町長のお考えではどのような団体を主体と捉えているのか。また、お聞きするところによりますと、先日3月2日に岡田弘教授を招き、十勝岳ジオパーク推進協議会協賛で、いろいろと火山活動、また十勝岳の歴史等を社教センターで講演を賜りました。そのジオ活動においても、我が町の歴史等、既存団体としては一生懸命取り組んでおられる「郷土をさぐる会」のメンバーが推進協議会の委員に入っていないということを聞いております。今後、推進に向けては、なくてはならない核になる団体と私も考えておりますが、その件に関して御確認させてください。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

9番荒生議員のジオパークの推進についての御質問にお答えさせていただきます。民間の組織だとか、団体の皆さん方との協調ですね。これは大変重要な部分でございます。実は、昨年、両町で協議会を発足させたときには、それぞれの町で、どちらかというと、公的な性格を持っている組織だとか団体等をお互いに出し合って、それらで協議会をスタートした経緯がございまして、今まさに荒生議員からお尋ねありましたような、民間力をどのようにこの中に組み込んでいくかということは、まさしく今、それを美瑛町と、どういうふうに組み込んでいくかということで協議がされております。おっしゃるとおり、そういった方々がやはり一番根強い底力になりますので、そういった方々、当町で申し上げますと、今1例をお話しされておりましたけれども、「郷土をさぐる会」のような、そういうような組織、団体の方々に、これから協力を求めながらしっかりと活動が根づくようにしてまいりますので、御協力を賜りたいと存じます。

質問 9番 荒生博一

では、ジオパークに関しては、とにかく一生懸命認定に向けてぜひ頑張って取り組んでいただければと思います。2点目に、確認させていただきたい点は、子育て支援の質問に関して、一つお伺いいたします。現在、児童館運営に関しましては、答弁にもありましたとおり、子どもたちの放課後の居場所としての役割を担い、子どもたちがさまざまな体験や遊びができ、年齢差がある子どもたち同士の交流の場としても機能しているとのことでしたが、子育て支援の観点からも、とても現在は上手に機能していると― 68 ―思います。その中で、近年の課題ということで、特別支援児童への対応や不登校児の居場所づくりなど、新しい課題をどのように、そういったものを踏まえた上で今後運営していくか、確認させてください。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

9番荒生議員の子育て支援についての御質問にお答えさせていただきます。児童館の運営等については、荒生議員も現況を御理解いただいているようでございますので、新たな課題として私ども捉えております特別支援を求めておられるようなお子様、あるいは不登校児、そういった方々、本町にとりまして、特別支援等については、どちらかといいますと、最近少し増加してきているのかなというような傾向で捉えております。不登校児については、上富良野はとりわけて大きく現在は課題とはなりませんけれども、いずれにしても、ゼロではございませんので、今子どもセンター等通じて、特別支援児等に対しましては、対応を学校現場もしておりますけれども、やはりそういった方々も皆さんと一緒に放課後なり、多くの仲間と行動する、多くの仲間と過ごす時間を設けていく必要もあろうかと思いますので、そういったことに現有施設で対応できるのかどうか、そういったことをまだ少し検討加えないと、なかなか方向づけできておりませんので、そういう意味で、そういったことにも配慮した体制をどういうふうに構築していくか、現在検討しているところでございます。以上でございます。

質問 9番 荒生博一

近年は、少子化に伴い、殺伐とした世の中になり、子どもたちは携帯電話の普及やゲーム機などを個々に持ち、人と人の結びつきというのが薄くなっているように思います。その中では、児童法に基づき、ゼロ歳から18歳までという年齢差の中で、子どもたちに健全な遊びを提供するという児童館は、町においても重要な拠点施設と認識しております。再度、この件に関して確認ですが、拠点施設という認識で間違いはないですね。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

児童館の存在については、子どもたちが年齢を超えて、あるいは多くの仲間とともに、いい意味で多くの仲間が群れるというようなことは非常に今苦手としておりますので、そういったことに児童館の果たす役割は大きいと考えておりますので、しっかりとそれらの役割を果たせるように意を用いてまいりたいと考えております。

質問 9番 荒生博一

今後におきましても、やはり上富良野町の子どもたちのためにも、雨の当たらない公園である児童館は、必ず必要な施設として認識しておりますので、今後とも児童館の運営に御尽力するようお願いします。

出典:上富良野町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月8日 議事録 PDF(74ページ) 間違いを知らせる